JP3455843B2 - 搬送波周波数の検出回路、検出方法及び記録媒体 - Google Patents

搬送波周波数の検出回路、検出方法及び記録媒体

Info

Publication number
JP3455843B2
JP3455843B2 JP03620899A JP3620899A JP3455843B2 JP 3455843 B2 JP3455843 B2 JP 3455843B2 JP 03620899 A JP03620899 A JP 03620899A JP 3620899 A JP3620899 A JP 3620899A JP 3455843 B2 JP3455843 B2 JP 3455843B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
carrier
predicted
wave
separation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03620899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000236362A (ja
Inventor
昌志 松本
Original Assignee
日本電気エンジニアリング株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気エンジニアリング株式会社 filed Critical 日本電気エンジニアリング株式会社
Priority to JP03620899A priority Critical patent/JP3455843B2/ja
Publication of JP2000236362A publication Critical patent/JP2000236362A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3455843B2 publication Critical patent/JP3455843B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、変調波に含まれ
る搬送波の周波数を検出する検出回路、検出方法及び記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無線通信等の通信技術において、
変調波から搬送波を取り除くこと等によってデータ(信
号)を取り出す方法が採用されており、取り除くべき搬
送波の周波数を検出することが重要な課題となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法で
は、検出しようとする搬送波の最大レベル(振幅値)が
データや雑音のレベル(振幅値)よりも低い場合、搬送
波を高い精度で検出することが困難である場合があっ
た。
【0004】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、変調波に含まれる搬送波の周波数を容易、且つ、
高い精度で検出することが可能な検出回路、検出方法及
び記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる搬送波周波数の検出回
路は、変調された変調波を時間成分の信号から周波数成
分の信号に変換し、変換した周波数成分の変調波から搬
送波の周波数を検出する搬送波周波数の検出回路におい
て、検出すべき搬送波の周波数を含むと予測される周波
数成分の中から、搬送波の周波数であると予測される予
測周波数を複数設定する予測周波数設定手段と、前記予
測周波数設定手段により設定された予測周波数より大き
な方向と小さな方向のそれぞれに同じ値だけ離間した2
つの離間周波数の組を複数設定する離間周波数設定手段
と、前記離間周波数設定手段により設定された各組の2
つの離間周波数の変調波の振幅値が、実質的に等しくな
るような予測周波数を検出する予測周波数検出手段と、
を備え、前記予測周波数検出手段により検出された予測
周波数を検出すべき搬送波の周波数とすることを特徴と
する。
【0006】この構成によれば、周波数成分の変調波の
特徴、即ち、搬送波の周波数を中心として大きな方向と
小さな方向にそれぞれ同じ値だけ離間した2つの周波数
の変調波の振幅値が実質的に等しくなること、を利用し
て、搬送波の周波数を求める。このため、データ、雑音
等のレベルより搬送波のレベルが小さい場合でも、搬送
波の周波数を容易に、且つ、高い精度で求めることがで
きる。
【0007】前記予測周波数検出手段は、前記離間周波
数設定手段により設定された各組毎に、2つの離間周波
数の変調波の振幅値を互いに乗算する乗算手段と、前記
予測周波数設定手段により設定された予測周波数毎に、
前記離間周波数設定手段により設定された各組の2つの
離間周波数の変調波の振幅値の乗算結果を加算する加算
手段と、前記加算手段により加算された加算結果を比較
し、加算結果が最大となった予測周波数を搬送波の周波
数として出力する搬送波周波数決定手段と、を備えてい
てもよい。
【0008】なお、前記予測周波数設定手段は、周波数
成分の変調波の上側第1測波及び下側第1測波の実質的
に最大の振幅値となる周波数を含む範囲で、予測周波数
を設定することが望ましい。
【0009】また、前記離間周波数設定手段によって設
定される2つの離間周波数の差分の最大値は、変調波の
単位時間当たりに伝送される最小単位のデータの数の約
4倍の大きさに設定されていることが望ましい。
【0010】また、変調波を受信する受信手段と、前記
受信手段により受信された変調波を検波し、ベースバン
ドの同相成分と直交成分とを求める手段と、ベースバン
ドの同相成分と直交成分の信号を時間領域の信号から周
波数領域の同相成分と直交成分の信号に変換する手段
と、周波数領域の同相成分の信号の2乗と周波数領域の
直交成分の信号の2乗との和の平方根を求め、これを周
波数成分の変調波とする手段と、を備えていてもよい。
【0011】この発明の第2の観点にかかる搬送波周波
数の検出回路は、搬送波を含む信号の搬送波の周波数を
検出する搬送波周波数の検出回路において、搬送波の周
波数であると予測される予測周波数を複数設定し、設定
された各予測周波数について、その予測周波数より大き
な方向と小さな方向のそれぞれに同じ値だけ離間した2
つの離間周波数の組を設定する離間周波数設定手段と、
前記離間周波数設定手段により設定された離間周波数で
の、前記信号の振幅を求め、設定された離間周波数で
の、前記信号の振幅が実質的に等しくなるような予測周
波数を搬送波の周波数とする搬送波周波数検出手段と、
を備える、ことを特徴とする。
【0012】この構成によれば、変調波の搬送波周波数
を中心として大きな方向と小さな方向にそれぞれ同じ値
だけ離間した2つの周波数の変調波の振幅値が実質的に
等しくなる、という変調波の特徴を利用して、搬送波の
周波数を求める。このため、データ、雑音等のレベルよ
り搬送波のレベルが小さい場合でも、搬送波の周波数を
容易に、且つ、高い精度で求めることができる。
【0013】この発明の第3の観点にかかる搬送波周波
数の検出方法は、変調波を時間成分の信号から周波数成
分の信号に変換し、変換した周波数成分の変調波から搬
送波の周波数を検出する方法であって、検出すべき搬送
波の周波数を含むと予測される周波数成分の中から、搬
送波の周波数であると予測される予測周波数を複数設定
する予測周波数設定ステップと、前記予測周波数設定ス
テップにおいて設定された予測周波数より大きな方向と
小さな方向のそれぞれに同じ値だけ離間した2つの離間
周波数の組を複数設定する離間周波数設定ステップと、
前記離間周波数設定ステップにおいて設定された各組の
2つの離間周波数の変調波の振幅値が実質的に等しくな
るような予測周波数を検出する予測周波数検出ステップ
と、を備え、前記予測周波数検出ステップにおいて検出
された予測周波数を検出すべき搬送波の周波数とするこ
とを特徴とする。
【0014】この構成によれば、周波数成分の変調波の
特徴、即ち、搬送波の周波数を中心として大きな方向と
小さな方向にそれぞれ同じ値だけ離間した2つの周波数
の変調波の振幅値が実質的に等しくなること、を利用し
て、搬送波の周波数を求める。このため、データ、雑音
等のレベルより搬送波のレベルが小さい場合でも、搬送
波の周波数を容易に、且つ、高い精度で求めることがで
きる。
【0015】前記予測周波数検出ステップは、前記離間
周波数設定ステップにおいて設定した各組毎に、2つの
離間周波数の変調波の振幅値を互いに乗算する乗算ステ
ップと、前記予測周波数設定ステップにおいて設定した
予測周波数毎に、前記離間周波数設定ステップにおいて
設定した各組の2つの離間周波数の変調波の振幅値の乗
算結果を加算する加算ステップと、前記加算ステップに
おいて加算された加算結果を比較し、加算結果が最大と
なった予測周波数を搬送波周波数として出力する搬送波
周波数決定ステップと、を備えることが望ましい。
【0016】前記予測周波数設定ステップにおいて設定
される予測周波数は、周波数成分の変調波の上側第1測
波及び下側第1測波の実質的に最大の振幅値となる周波
数を含む範囲で設定されることが望ましい。
【0017】前記離間周波数設定ステップにおいて設定
される2つの離間周波数の差分の最大値は、変調波の単
位時間当たりに伝送される最小単位のデータの数の約4
倍の大きさに設定されることが望ましい。
【0018】この発明の第4の観点にかかるコンピュー
タ読取可能な記録媒体は、コンピュータを、変調波を時
間成分の信号から周波数成分の信号に変換し、変換した
周波数成分の変調波から搬送波の周波数を検出する手
段、として機能させるプログラムを記録したコンピュー
タ読取可能な記録媒体であって、コンピュータを、検出
すべき搬送波の周波数を含むと予測される周波数成分の
中から、搬送波の周波数であると予測される予測周波数
を複数設定する手段、設定された予測周波数より大きな
方向と小さな方向のそれぞれに同じ値だけ離間した2つ
の離間周波数の組を複数設定する手段、設定された各組
の2つの離間周波数の変調波の振幅値が実質的に等しく
なるような予測周波数を検出する手段、検出された予測
周波数を搬送波周波数として出力する手段、として機能
させるプログラムを記録していることを特徴とする。
【0019】この構成によれば、周波数成分の変調波の
特徴、即ち、搬送波の周波数を中心として大きな方向と
小さな方向にそれぞれ同じ値だけ離間した2つの周波数
の変調波の振幅値が実質的に等しくなること、を利用し
て、搬送波の周波数を求める。このため、データ、雑音
等のレベルより搬送波のレベルが小さい場合でも、搬送
波の周波数を容易に、且つ、高い精度で求めることがで
きる。
【0020】前記設定された各組の2つの離間周波数の
変調波の振幅値が実質的に等しくなるような予測周波数
を検出する手段は、設定された各組毎に、2つの離間周
波数の変調波の振幅値を互いに乗算する手段と、設定さ
れた予測周波数毎に、各組の2つの離間周波数の変調波
の振幅値の乗算結果を加算する手段と、予測周波数毎に
加算結果を比較し、加算結果が最大となった予測周波数
を搬送波周波数として出力する手段と、を備えているこ
とが望ましい。
【0021】予測周波数は、周波数成分の変調波の上側
第1測波及び下側第1測波の実質的に最大の振幅値とな
る周波数を含む範囲で設定されることが望ましい。
【0022】2つの離間周波数の差分の最大値は、変調
波の単位時間当たりに伝送される最小単位のデータの数
の約4倍の大きさに設定されていることが望ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しつつ説明する。本発明の実施の形態
にかかる搬送波周波数の検出方法は、周波数スペクトラ
ムの波形が搬送波に対して左右対称となる変調方式(例
えば、周波数変調方式、位相変調方式等)で変調された
変調波を時間成分の信号から周波数成分の信号に変換す
ることによって得られる周波数成分の変調波を用い、周
波数成分の変調波に含まれる搬送波の周波数より大きな
方向と小さな方向にそれぞれ同じ値だけ偏倚した2つの
周波数の振幅値が実質的に等しい、という周波数成分の
変調波の特徴を利用して、搬送波周波数を検出する方法
である。即ち、周波数成分の変調波は、横軸を周波数と
して縦軸を振幅値とすると、搬送波周波数を中心として
実質的に横軸方向に対称の波形となる。本発明の実施の
形態にかかる搬送波周波数の検出方法は、上記特徴を利
用して、周波数成分の変調波の波形が横軸方向に対称と
なるような周波数を検出し、検出した周波数を搬送波の
周波数とする方法である。
【0024】以下、周波数成分の変調波から搬送波の周
波数を検出する方法について、詳細に説明する。
【0025】まず、検出する搬送波周波数が含まれてい
ると予測される周波数の範囲f1〜f2(以下、捕捉範
囲f1〜f2とする)の周波数の中から、周波数成分の
変調波の対称性を計測する周波数(以降、中心周波数f
0)を設定し、設定した中心周波数f0について変調波
の対称性を計測する。なお、変調波の対称性の計測は、
設定した中心周波数f0に対して-2Fsym〜+2Fsym(Fs
ym:シンボルレート(単位時間当たりに伝送される最小
単位のデータの数))の範囲(以降、サンプル範囲)内
について行う。
【0026】次に、周波数成分の変調波の対称性の計測
方法について説明する。最初に、設定した中心周波数f
0を中心として、周波数fdだけ大きな周波数fpに対応す
る変調波の振幅値Apと、周波数fdだけ小さな周波数fmに
対応する変調波の振幅値Amとを乗算する。次に、周波数
fdを変化させることにより周波数fpとfmを変化させ、変
化後の周波数fpとfmの変調波の振幅値ApとAmを乗算す
る、という処理を、周波数fdの値が2Fsymを超えない範
囲で複数回行い、各処理毎に得られた変調波の振幅値Ap
とAmの乗算結果を加算する。
【0027】次に、中心周波数f0を捕捉範囲内で変化
させ、中心周波数F0毎に上述の処理を繰り返し、変調
波の振幅値ApとAmの乗算結果の加算結果を取得する。取
得した中心周波数f0に対応する加算結果を比較して、
加算結果が最大となった中心周波数f0を求め、求めた
中心周波数を検出すべき搬送波周波数とする。なお、変
調波の波形は加算結果が最大となった中心周波数F0を
中心として実質的に対称となるため、加算結果の最大値
に対応する中心周波数f0を求めることによって搬送波
周波数を検出することができる。
【0028】上記方法によれば、搬送波の振幅が副搬送
波、データ、雑音等のレベルより小さい場合において
も、搬送波周波数を検出することができる。
【0029】なお、上記方法によって搬送波周波数を検
出するためには、周波数成分の変調波の上側第1測波の
振幅が最大となる周波数と、下側第1測波の振幅が最大
となる周波数と、がともに捕捉範囲内であることが必要
である。
【0030】次に、上記搬送波周波数の検出方法を実現
するための搬送波周波数検出装置について、図面を参照
しつつ説明する。搬送波検出装置は、図1に示すよう
に、A/D変換部1と、直交検波部2と、バッファ3
と、搬送波周波数検出部4と、から構成され、外部から
供給される変調波から搬送波周波数を検出するための装
置である。
【0031】A/D変換部1は、外部から供給される時
間成分の変調波を一定時間間隔で複数サンプリングし、
サンプリングした時間成分の変調波を順次アナログ−デ
ジタル変換し、変換したデジタル信号を直交検波部2に
順次出力する。直交検波部2は、A/D変換部1から順
次供給されるデジタル信号を順次直交検波することによ
って、変調波のベースバンドの同相成分(I相信号I
(t))及び直交成分(Q相信号Q(t))を算出し、
算出したI相信号I(t)及びQ相信号Q(t)を一組
のデータとしてバッファ3に出力する。バッファ3は、
直交検波部2から供給されたデータを蓄積し、蓄積した
データの数が所定数に達すると蓄積したデータを搬送波
周波数検出部4に転送する。
【0032】搬送波周波数検出部4は、図2に示すよう
に、FFT処理部401と、振幅算出回路402と、振
幅値メモリ403と、中心周波数設定回路404と、サ
ンプル周波数設定回路405と、乗算回路406と、加
算回路407と、加算結果メモリ408と、搬送波周波
数決定回路409と、制御回路410と、から構成され
る。
【0033】FFT処理部401は、制御回路410に
制御され、バッファから供給された時間成分のデータ
(I相信号I(t)及びQ相信号Q(t)の組)を高速
フーリエ変換して周波数成分の信号(同相成分I(f)
及び直交成分Q(f))の組に変換し、変換結果を振幅
算出部402出力する。
【0034】振幅算出部402は、FFT処理部401
から供給された周波数成分の信号(I(f)及びQ
(f))の組に対して、数1に示す処理を行い、各周波
数に対応する振幅値A(f)を算出し、算出結果を振幅
値メモリ403に供給する。
【0035】
【数1】A(f)=(I(f)+Q(f)1/2
【0036】振幅値メモリ403は、振幅算出部402
から供給された振幅値A(f)を周波数に対応づけて記
憶する。
【0037】中心周波数設定回路404は、制御部41
0に制御され、搬送波周波数であると予想される周波数
(中心周波数f0(m))を順次設定する。即ち、中心
周波数設定回路404は、図3(a)に示すように、捕
捉範囲(搬送波周波数を含んでいると予想される範囲
内)の周波数f1〜f2(f1<f2)の範囲内におい
て、数2に従って、数2の変数mを1〜rまで順次更新
することにより、中心周波数f0(m)を順次設定す
る。なお、捕捉範囲は、図3(a)に示すように、周波
数成分の変調波の下側第1測波のピークに対応する周波
数及び上側第1測波のピークに対応する周波数を含むよ
うに設定されている。
【0038】
【数2】f0(m)=f1+Δf*(m−1) 但し、r:設定する中心周波数の数(1以上の自然数) Δf:設定する中心周波数の間隔
【0039】サンプル周波数設定回路405は、制御回
路410に制御され、中心周波数設定回路404によっ
て設定された中心周波数f0(m)毎に、中心周波数f
0(m)から大きな方向と小さな方向のそれぞれに同じ
値だけ離間したサンプル周波数fm(k)、fp(k)(fm(k)<f
p(k))を設定する。サンプル周波数設定回路405は、
サンプル周波数fm(k)、fp(k)の設定を、中心周波数f0
(m)を中心として±2Fsym(Fsym:サンプルレート
(単位時間当たりに伝送される最小単位のデータの
数))の範囲において、数3に従って、数3の変数kを
1〜nまで更新することにより順次設定する。
【0040】
【数3】fp(k)=f0(m)+k*2Fsym/n(=f0
(m)+fs*k) fm(k)=f0(m)−k*2Fsym/n(=f0(m)−f
s*k) 但し、fs:サンプル周波数の間隔 n:サンプル数/2
【0041】例えば、中心周波数f0(1)に対するサ
ンプル周波数fp(k)、fm(k)を設定する場合に、図3
(b)に示すように、まず、数3に示す値k=1に設定
することによって、中心周波数f0(1)より周波数fs
大きな周波数fp(1)と周波数fs小さな周波数fm(1)
との組を設定する。次に、数3の値k=2に設定するこ
とによって、中心周波数f0(1)より周波数2*fs大
きな周波数fp(2)と周波数2*fs小さな周波数fm
(2)との組を設定する。以降も同様に、値kをnまで
更新し、n個のサンプル周波数fp、fmの組を設定する。
【0042】乗算回路406は、中心周波数設定回路4
04によって設定された中心周波数f0(m)毎に、サ
ンプル周波数設定回路405によって設定されたサンプ
ル周波数fp、fmの変調波の振幅値Ap、Amを振幅値メモリ
403から読み出す。そして、読み出した振幅値Apと振
幅値Amとを乗算し、乗算結果を加算回路407に供給す
る。即ち、乗算回路406は、設定された中心周波数f
0(m)について、変数k毎に(各組毎に)、振幅値Ap
(k)と振幅値Am(k)とを乗算する。
【0043】加算回路407は、数4に従って、中心周
波数設定回路404によって設定された中心周波数f0
(m)において、乗算回路406から供給された乗算結
果を順次加算し、加算結果Nをメモリ408に供給す
る。
【0044】
【数4】N=Ap(1)*Am(1)+Ap(2)*Am(2)
+・・・+Ap(n)*Am(n)
【0045】加算結果メモリ408は、中心周波数f0
(m)に対応づけて加算結果Nを記憶する。
【0046】搬送波周波数検出回路409は、制御回路
410に制御され、中心周波数f0(m)に対応づけら
れて加算結果メモリ307に記憶されている加算結果N
を順次読み出し、加算結果が最大であるときの中心周波
数f0(m)(図3(a)に示す波形図の場合、fx)を
搬送波周波数として出力する。
【0047】制御回路410は、後述するように、搬送
波周波数検出部4の動作全体を制御する。
【0048】次に、上記構成の搬送波検出装置の動作に
ついて説明する。
【0049】まず、外部より、変調波がA/D変換部1
に入力される。A/D変換部1は、外部から供給される
時間成分の変調波をサンプリングし、サンプリングした
時間成分の変調波をアナログ−デジタル変換し、変換し
たデジタル信号を直交検波部2に出力する。直交検波部
2は、A/D変換部101から出力されたデジタル信号
を直交検波し、デジタル化された変調波のベースバンド
の同相成分(I相信号I(t))及び直交成分(Q相信
号Q(t))を生成し、生成したI相信号I(t)及び
Q相信号Q(t)を一組のデータとして順次バッファ3
に供給する。バッファ3は、供給されたI相信号I
(t)及びQ相信号Q(t)を一組とするデータを順次
蓄積し、蓄積したデータが所定数に達すると、該データ
を搬送波周波数検出部4に供給する。
【0050】次に、搬送波周波数検出部4の動作につい
て図4のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0051】搬送波周波数検出部4の制御部410は、
FFT処理回路401を制御して、入力された時間成分
のI相信号I(t)及びQ相信号Q(t)を一組とする
データを高速フーリエ変換することにより、周波数成分
における同相成分(I(f))及び直交成分(Q
(f))を算出する(ステップS1)。
【0052】制御部410は、振幅値算出部402を制
御し、周波数成分の信号I(f)及びQ(f)に対し
て、前述の数1と同様の数5に示す処理を行い、各周波
数の変調波の振幅値A(f)を算出し、周波数に対応づ
けて算出結果を記憶する(ステップS2)。
【0053】
【数5】A(f)=(I(f)+Q(f)1/2
【0054】制御回路410は、中心周波数設定回路4
04を制御し、前述の数2と同様の数6に従って、搬送
波周波数が含まれると予測される捕捉範囲f1〜f2
(f1<f2)内で、対称性を測定する周波数(中心周
波数f0(m))を設定する。まず、制御回路410
は、数6に示す変数mを1(m=1)に設定し、図3
(a)に示す捕捉範囲の最小の周波数f0(1)(=f
1)を設定する(ステップS3)。
【0055】
【数6】f0(m)=f1+Δf*(m−1) 但し、r:設定する中心周波数の数(1以上の自然数) Δf:設定する中心周波数の間隔
【0056】続いて、制御部410は、サンプル周波数
設定回路405を制御し、中心周波数f0(1)に対応
するサンプル周波数fp(1)、fm(1)を設定する。即
ち、前述の数3と同様の数7に示す処理において、数7
の変数kを1(k=1)に設定する(ステップS4)。
【0057】
【数7】fp(k)=f0(m)+k*2Fsym/n(=f0
(m)+fs*k) fm(k)=f0(m)−k*2Fsym/n(=f0(m)−f
s*k) 但し、fs:サンプル周波数の間隔 n:サンプル数/2
【0058】制御回路410は、振幅値算出部402か
ら、サンプル周波数fp(1)の変調波の振幅値Ap(1)と
サンプル周波数fm(1)の変調波の振幅値Am(1)とを読
み出し、読み出した振幅値Ap(1)と振幅値Am(1)を
互いに乗算する(ステップS5)。制御回路410は、
乗算結果を前の乗算結果(k=1の場合、0とする)に
加算し(ステップS6)、加算結果を中心周波数に対応
づけて記憶する。
【0059】制御回路410は、数7の変数kの値がn
(サンプル数/2)に達成したか否かを判別し(ステッ
プS7)、変数kの値がnに達成していないと判別した
場合、変数kを更新し(ステップS10)、更新した変
数kについて上述のステップS5及びステップS6の処
理を行う。
【0060】制御回路410は、ステップS7において
変数kの値がnに達成したと判別した場合、続いて、数
6の変数mがr(中心周波数の設定数)に達したか否か
を判別する(ステップS8)。
【0061】制御回路410は、変数mの値がrに達し
ていないと判別した場合、変数mを更新し(ステップS
11)、更新した新たな変数mに対応する中心周波数f
0(m)について、上述のステップS4〜ステップ7ま
での処理を行う。一方、変数mの値がrに達したと判別
した場合、中心周波数f0(m)に対応づけて記憶して
いる加算結果の値を比較し、加算結果の値が最大の値と
なった中心周波数を求め、求めた中心周波数を搬送波周
波数として出力し(ステップS9)、搬送波周波数検出
処理を終了する。
【0062】以上説明したように、本発明の実施の形態
にかかる搬送波周波数の検出方法によれば、周波数成分
の変調波の特徴(変調波の波形が搬送波の周波数を中心
として左右対称であること)を利用して、搬送波の周波
数を検出する。このため、検出しようとする搬送波の最
大レベル(振幅値)がデータや雑音のレベル(振幅値)
よりも低い場合であっても、容易に、且つ、高い精度で
搬送波を検出することができる。
【0063】なお、本発明は、周波数成分の変調波の波
形が搬送波の周波数を中心として対象になる、という周
波数成分の変調波の特徴を利用して搬送波を検出するの
であれば、上記実施の形態に限定されず、任意に変更・
応用することが可能である。例えば、図4に示す搬送波
検出部4の動作をソフトウエアにより実現してもよい。
この場合、図4に示す搬送波検出部4の動作全体をソフ
トウエアにより実現してもよく、搬送波検出部4の動作
の一部のみをソフトウエアで実現してもよい。また、図
2に示す搬送波周波数検出部4の構成も任意に変更する
ことが可能である。
【0064】なお、本発明は、供給された変調波(周波
数成分の信号)の波形が搬送波の周波数を中心として大
きな方向及び小さな方向に実質的に対称であるならば、
任意の変調波の搬送波周波数の検出に適用することがで
きる。
【0065】なお、変調波を測定する周波数の範囲を広
くすることによって帯域電力値の含む割合が増す。この
ため、変調波の測定周波数範囲を広くすることにより搬
送波周波数の検出精度を高めることができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の搬送波周
波数の検出回路、検出方法及び記録媒体によれば、時間
成分の信号から周波数成分の信号に変換された周波数成
分の変調波において、搬送波の周波数より大きな方向と
小さな方向のそれぞれに同じ値だけ離間した2つの離間
周波数の変調波の振幅値はほぼ等しい、という周波数成
分の変調波の特徴を利用して、搬送波の周波数を検出す
る。このため、検出する対象の搬送波の最大レベル(振
幅値)がデータや雑音のレベル(振幅値)よりも低い場
合であっても、容易に、且つ、高い精度で搬送波を検出
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる搬送波周波数検出
装置の構成図である。
【図2】図1に示す搬送波周波数検出部の構成図であ
る。
【図3】中心周波数設定回路が設定する中心周波数の設
定方法と、サンプル周波数設定回路が設定するサンプル
周波数の設定方法を説明するための図である。
【図4】図1の搬送波周波数検出部の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
1 A/D変換部 2 直交検波部 3 バッファ 4 搬送波周波数検出部 401 FFT処理部 402 振幅値算出部 403 振幅値メモリ 404 中心周波数設定回路 405 サンプル周波数設定回路 406 乗算回路 407 加算回路 408 加算結果メモリ 409 搬送波周波数決定回路 410 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/22 H04L 27/14

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変調波を時間成分の信号から周波数成分の
    信号に変換し、変換した周波数成分の変調波から搬送波
    の周波数を検出する搬送波周波数の検出回路において、 検出すべき搬送波の周波数を含むと予測される周波数成
    分の中から、搬送波の周波数であると予測される予測周
    波数を複数設定する予測周波数設定手段と、 前記予測周波数設定手段により設定された予測周波数よ
    り大きな方向と小さな方向のそれぞれに同じ値だけ離間
    した2つの離間周波数の組を複数設定する離間周波数設
    定手段と、 前記離間周波数設定手段により設定された各組の2つの
    離間周波数の変調波の振幅値が、実質的に等しくなるよ
    うな予測周波数を検出する予測周波数検出手段と、 を備え、 前記予測周波数検出手段により検出された予測周波数を
    検出すべき搬送波の周波数とする、ことを特徴とする搬
    送波周波数の検出回路。
  2. 【請求項2】前記予測周波数検出手段は、 前記離間周波数設定手段により設定された各組毎に、2
    つの離間周波数の変調波の振幅値を互いに乗算する乗算
    手段と、 前記予測周波数設定手段により設定された予測周波数毎
    に、前記離間周波数設定手段により設定された各組の2
    つの離間周波数の変調波の振幅値の乗算結果を加算する
    加算手段と、 前記加算手段により加算された加算結果を比較し、加算
    結果が最大となった予測周波数を搬送波の周波数として
    出力する搬送波周波数決定手段と、 を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の搬送波周
    波数の検出回路。
  3. 【請求項3】前記予測周波数設定手段は、周波数成分の
    変調波の上側第1測波及び下側第1測波の実質的に最大
    の振幅値となる周波数を含む範囲で、予測周波数を設定
    する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の搬送波
    周波数の検出回路。
  4. 【請求項4】前記離間周波数設定手段によって設定され
    る2つの離間周波数の差分の最大値は、変調波の単位時
    間当たりに伝送される最小単位のデータの数の約4倍の
    大きさに設定されている、ことを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれか1項に記載の搬送波周波数の検出回路。
  5. 【請求項5】変調波を受信する受信手段と、前記受信手
    段により受信された変調波を検波し、ベースバンドの同
    相成分と直交成分とを求める手段と、ベースバンドの同
    相成分と直交成分の信号を時間領域の信号から周波数領
    域の同相成分と直交成分の信号に変換する手段と、周波
    数領域の同相成分の信号の2乗と周波数領域の直交成分
    の信号の2乗との和の平方根を求め、これを周波数成分
    の変調波とする手段と、をさらに備えることを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれか1項に記載の搬送波周波数
    の検出回路。
  6. 【請求項6】搬送波を含む信号の搬送波の周波数を検出
    する搬送波周波数の検出回路において、 搬送波の周波数であると予測される予測周波数を複数設
    定し、設定された各予測周波数について、その予測周波
    数より大きな方向と小さな方向のそれぞれに同じ値だけ
    離間した2つの離間周波数の組を設定する離間周波数設
    定手段と、 前記離間周波数設定手段により設定された離間周波数で
    の、前記信号の振幅を求め、設定された離間周波数で
    の、前記信号の振幅が実質的に等しくなるような予測周
    波数を搬送波の周波数とする搬送波周波数検出手段と、 を備える、ことを特徴とする搬送波周波数の検出回路。
  7. 【請求項7】変調波を時間成分の信号から周波数成分の
    信号に変換し、変換した周波数成分の変調波から搬送波
    の周波数を検出する方法であって、 検出すべき搬送波の周波数を含むと予測される周波数成
    分の中から、搬送波の周波数であると予測される予測周
    波数を複数設定する予測周波数設定ステップと、 前記予測周波数設定ステップにおいて設定された予測周
    波数より大きな方向と小さな方向のそれぞれに同じ値だ
    け離間した2つの離間周波数の組を複数設定する離間周
    波数設定ステップと、 前記離間周波数設定ステップにおいて設定された各組の
    2つの離間周波数の変調波の振幅値が実質的に等しくな
    るような予測周波数を検出する予測周波数検出ステップ
    と、 を備え、 前記予測周波数検出ステップにおいて検出された予測周
    波数を検出すべき搬送波の周波数とする、ことを特徴と
    する搬送波周波数の検出方法。
  8. 【請求項8】前記予測周波数検出ステップは、 前記離間周波数設定ステップにおいて設定した各組毎
    に、2つの離間周波数の変調波の振幅値を互いに乗算す
    る乗算ステップと、 前記予測周波数設定ステップにおいて設定した予測周波
    数毎に、前記離間周波数設定ステップにおいて設定した
    各組の2つの離間周波数の変調波の振幅値の乗算結果を
    加算する加算ステップと、 前記加算ステップにおいて加算された加算結果を比較
    し、加算結果が最大となった予測周波数を搬送波周波数
    として出力する搬送波周波数決定ステップと、 を備える、ことを特徴とする請求項7に記載の搬送波周
    波数の検出方法。
  9. 【請求項9】前記予測周波数設定ステップにおいて設定
    される予測周波数は、周波数成分の変調波の上側第1測
    波及び下側第1測波の実質的に最大の振幅値となる周波
    数を含む範囲で設定される、ことを特徴とする請求項7
    又は8に記載の搬送波周波数の検出方法。
  10. 【請求項10】前記離間周波数設定ステップにおいて設
    定される2つの離間周波数の差分の最大値は、変調波の
    単位時間当たりに伝送される最小単位のデータの数の約
    4倍の大きさに設定される、ことを特徴とする請求項7
    乃至9のいずれか1項に記載の搬送波周波数の検出方
    法。
  11. 【請求項11】コンピュータを、変調波を時間成分の信
    号から周波数成分の信号に変換し、変換した周波数成分
    の変調波から搬送波の周波数を検出する手段、として機
    能させるプログラムを記録したコンピュータ読取可能な
    記録媒体であって、 コンピュータを、 検出すべき搬送波の周波数を含むと予測される周波数成
    分の中から、搬送波の周波数であると予測される予測周
    波数を複数設定する手段、 設定された予測周波数より大きな方向と小さな方向のそ
    れぞれに同じ値だけ離間した2つの離間周波数の組を複
    数設定する手段、 設定された各組の2つの離間周波数の変調波の振幅値が
    実質的に等しくなるような予測周波数を検出する手段、 検出された予測周波数を搬送波周波数として出力する手
    段、 として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読
    取可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】前記設定された各組の2つの離間周波数
    の変調波の振幅値が実質的に等しくなるような予測周波
    数を検出する手段は、 設定された各組毎に、2つの離間周波数の変調波の振幅
    値を互いに乗算する手段と、 設定された予測周波数毎に、各組の2つの離間周波数の
    変調波の振幅値の乗算結果を加算する手段と、 予測周波数毎に加算結果を比較し、加算結果が最大とな
    った予測周波数を搬送波周波数として出力する手段と、 を備える、ことを特徴とする請求項11に記載のコンピ
    ュータ読取可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】予測周波数は、周波数成分の変調波の上
    側第1測波及び下側第1測波の実質的に最大の振幅値と
    なる周波数を含む範囲で設定される、ことを特徴とする
    請求項11又は12に記載のコンピュータ読取可能な記
    録媒体。
  14. 【請求項14】2つの離間周波数の差分の最大値は、変
    調波の単位時間当たりに伝送される最小単位のデータの
    数の約4倍の大きさに設定されている、ことを特徴とす
    る請求項11乃至13のいずれか1項に記載のコンピュ
    ータ読取可能な記録媒体。
JP03620899A 1999-02-15 1999-02-15 搬送波周波数の検出回路、検出方法及び記録媒体 Expired - Fee Related JP3455843B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03620899A JP3455843B2 (ja) 1999-02-15 1999-02-15 搬送波周波数の検出回路、検出方法及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03620899A JP3455843B2 (ja) 1999-02-15 1999-02-15 搬送波周波数の検出回路、検出方法及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000236362A JP2000236362A (ja) 2000-08-29
JP3455843B2 true JP3455843B2 (ja) 2003-10-14

Family

ID=12463340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03620899A Expired - Fee Related JP3455843B2 (ja) 1999-02-15 1999-02-15 搬送波周波数の検出回路、検出方法及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3455843B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4520388B2 (ja) * 2005-08-30 2010-08-04 日本無線株式会社 復調装置および受信システム
JP5590623B2 (ja) * 2012-03-28 2014-09-17 Necエンジニアリング株式会社 受信周波数検出回路及び受信周波数検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000236362A (ja) 2000-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101376556B1 (ko) 사이클로스테이션너리 툴박스를 이용하여 잡음에 삽입된텔레비전 신호의 존재 검출
US5576978A (en) High resolution frequency analyzer and vector spectrum analyzer
US5519402A (en) Doppler shift compensation apparatus
JP2000151546A (ja) Ofdm通信装置及び方法
JPH07321867A (ja) 符号クロックの位相を定めるための装置と方法
JP2004361170A (ja) 網特性解析装置、網特性解析方法および網特性解析プログラム
JP3455843B2 (ja) 搬送波周波数の検出回路、検出方法及び記録媒体
JP5035815B2 (ja) 周波数測定装置
WO2003046586A1 (en) Method and apparatus for spectrom analysis
JP4030667B2 (ja) 変調識別装置および変調識別方法、並びに記録媒体
JP3116813B2 (ja) 周波数偏差測定装置
JP3163573B2 (ja) 高分解能周波数分析装置及びこの装置を用いたホログラム観測装置、ベクトルスペクトル解析装置
JP2531118B2 (ja) 自動周波数制御装置
JP2001516544A (ja) 離散フーリエ変換技術を用いたトーン検出
JP2001296360A (ja) アクティブ信号検出装置
JP3798596B2 (ja) 信号検出装置
US6630820B2 (en) Method and apparatus for measuring the instantaneous frequency of FM signals
JP5432335B2 (ja) ドップラー周波数推定回路
JP3846531B2 (ja) 周波数偏差測定方法及び周波数偏差測定装置
US7038605B2 (en) Apparatus and method for measuring noise, and recording medium
JP2513333B2 (ja) 搬送波周波数誤差検出器
JP2001313616A (ja) 信号アナライザ
JPH08184488A (ja) 音響特性測定装置
JP2504243B2 (ja) 復調方式
JP3886797B2 (ja) トーン検出器

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030617

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070801

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100801

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130801

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees