JPH08184488A - 音響特性測定装置 - Google Patents

音響特性測定装置

Info

Publication number
JPH08184488A
JPH08184488A JP34058194A JP34058194A JPH08184488A JP H08184488 A JPH08184488 A JP H08184488A JP 34058194 A JP34058194 A JP 34058194A JP 34058194 A JP34058194 A JP 34058194A JP H08184488 A JPH08184488 A JP H08184488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spectrum
average value
input
signal
input signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34058194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3277440B2 (ja
Inventor
Michiaki Yoneda
道昭 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP34058194A priority Critical patent/JP3277440B2/ja
Publication of JPH08184488A publication Critical patent/JPH08184488A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3277440B2 publication Critical patent/JP3277440B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 測定用マイクMC1 〜MC5 にそれぞれ接続
されたマイクアンプ471 〜475 からの出力を、音響
特性測定器45からの制御信号で信号切換器46で切換
選択して、各測定用マイク毎に、入力端子41からの入
力信号とマイクアンプの出力とを用いて各周波数ポイン
ト毎の伝達関数の平均値を求め、各測定用マイクの周波
数ポイント毎の伝達関数の平均値を平均化して、1つの
音響特性を得る。 【効果】 再生する音声信号の調整を容易に行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被測定物に供給する音
声信号と被測定物から出力される音声信号とから被測定
物の伝達関数を測定して音響特性を得る音響特性測定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の測定用マイク及びマイクア
ンプを用いて音響特性の測定を行う音響特性測定装置に
おいては、パワーアンプ及びスピーカ等から成る音声再
生装置に供給される入力信号及び各マイクアンプからの
出力信号に高速フーリエ変換(FFT)処理を施して入
力信号及び出力信号のパワースペクトル及びクロススペ
クトルを求め、このクロススペクトルの平均値を入力信
号のパワースペクトルの平均値で除算することにより、
マイクの位置の音響特性を測定している。
【0003】具体的には、図5に示す音響特性の測定手
順のフローチャートを用いて説明する。
【0004】ここで、図6は音響特性測定装置に用いる
信号を示すものであり、例えば音声データである入力信
号x(t)が被測定物1に供給されると共に、入力IN
1 の信号として入力端子2に出力される。また、上記被
測定物1から出力される、上記入力信号x(t)に対応
する出力信号y(t)は、入力IN2 の信号として入力
端子3に出力される。音響特性測定装置では、上記入力
端子2、3に出力される入力信号x(t)及び出力信号
y(t)を用いて、被測定物の伝達関数を測定して音響
特性を求める。
【0005】先ず、図5のステップS1で、入力I
1 、IN2 の音声データを取り込み、ステップS2
で、入力IN1 の音声データに対して入力IN2 の音声
データが高速フーリエ変換のポイント数の範囲を越えて
遅延している場合を考慮して、入力IN2 の音声データ
としてはそのまま先頭から取り出し、入力IN1 の音声
データとしては補正分の音声データの先頭から遅延させ
て取り出す。
【0006】次に、ステップS3で入力IN1 の元の波
形に時間窓を乗算した後にFFT処理を行い、また、ス
テップS4で入力IN2 の元の波形に時間窓を乗算した
後にFFT処理を行うことにより、入力IN1 、IN2
の周波数スペクトルを求める。
【0007】これにより、ステップS5で入力IN1
周波数ポイント毎のパワースペクトルを算出し、ステッ
プS6で入力IN2 の周波数ポイント毎のパワースペク
トルを算出する。さらに、ステップS7で上記入力IN
1 、IN2 のパワースペクトルを用いてクロススペクト
ルを算出する。
【0008】この後、ステップS8で、上記ステップS
3〜S7までの処理動作を、各周波数ポイント毎に平均
する回数N回分行ったか否かを判別し、N回行っていな
いならばステップS3に戻り、ステップS3〜S7まで
の処理動作を行う。また、N回行ったならばステップS
9に進んで、各周波数ポイント毎に入力IN1 、IN2
のパワースペクトルの平均値、及びクロススペクトルの
平均値を求める。
【0009】さらに、ステップS10で、入力IN1
IN2 のパワースペクトルの平均値及びクロススペクト
ルの平均値を用いて、互いに干渉する光波の性質である
干渉性いわゆるコヒーレンスを計算し、ステップS11
で伝達関数を計算する。
【0010】この後、ステップS12で、コヒーレンス
の値が一定値以上であるか否かを判別する信頼性判別処
理を各周波数ポイント毎に行い、コヒーレンスの値が一
定値以上である伝達関数のみを測定結果とする。
【0011】さらに、ステップS13で、各周波数ポイ
ント毎の伝達関数の平均化いわゆるアベレージングが設
定されているか否かを判別する。アベレージングの設定
がされていないならば音響特性の測定処理を終了する。
しかし、アベレージングの設定がされているならば、そ
の周波数ポイントの伝達関数を音響特性として表示す
る。
【0012】また、ステップS14に進んで、全ての測
定が終了したか否かを判別する。これにより、全ての測
定動作が終了していると判別されるならば、音響特性の
測定処理を終了する。また、全ての測定が終了していな
いと判別されるならば、ステップS1に戻り、入力IN
1 、IN2 の信号を取り込んで、ステップS2〜S13
までの音響特性の測定処理を繰り返して行う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の音響
特性測定装置においては、複数の測定用マイクを用い、
これらの測定用マイクの位置でそれぞれ音響特性の測定
を行い、各々の測定用マイクの伝達関数を別々の音響特
性として測定を行っている。即ち、上記音響特性測定装
置では、各々の測定用マイクの音響特性を測定するのみ
であり、結果的に複数の異なる音響特性を得ることにな
る。
【0014】しかし、複数の測定用マイクに対して音声
再生装置が1系統しかない場合に、複数の音響特性、即
ち測定結果を元にして1系統のイコライザを動作させ、
音響特性を調整することは容易ではない。
【0015】そこで、本発明は上述の実情に鑑み、複数
の測定用マイクのそれぞれの音響特性を用いて音声の再
生を容易に調整することができる音響特性測定装置を提
供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る音響特性測
定装置は、入力信号及び出力信号に直交変換処理を施す
直交変換手段と、上記直交変換手段からの入力信号及び
該入力信号に対応する出力信号のスペクトルを用いて入
力信号及び出力信号の各パワースペクトルを算出し、ま
た、上記入力信号及び出力信号の各スペクトルからクロ
ススペクトルを算出し、上記入力信号及び出力信号の各
パワースペクトル及びクロススペクトルを用いて入力信
号及び出力信号のパワースペクトルの平均値及びクロス
スペクトルの平均値を求めるスペクトル算出手段と、上
記スペクトル算出手段からの入力信号及び出力信号のパ
ワースペクトルの平均値、及びクロススペクトルの平均
値を用いて各周波数成分の伝達特性を算出する伝達特性
算出手段と、上記伝達特性算出手段からの各周波数成分
の伝達特性が一定値以上であるか否かを判別し、一定値
以上の周波数成分の伝達特性のみを平均化する平均化手
段と、上記平均化手段からの複数の測定用マイク毎の伝
達特性の平均値を平均化して音響特性を得る音響特性算
出手段とを有して成ることにより上述した課題を解決す
る。
【0017】ここで、上記入力信号及び出力信号のパワ
ースペクトルの平均値、及びクロススペクトルの平均値
を用いてコヒーレンスの値を計算するコヒーレンス算出
手段を有し、上記平均化手段では上記入力信号のパワー
スペクトルの平均値のレベルと上記コヒーレンス算出手
段からのコヒーレンスの値とが一定値以上である周波数
成分の伝達特性のみを平均化することを特徴とする。
【0018】また、本発明に係る音響特性測定装置は、
入力信号及び出力信号に直交変換処理を施す直交変換手
段と、上記直交変換手段からの入力信号及び該入力信号
に対応する出力信号のスペクトルを用いて入力信号及び
出力信号の各パワースペクトルを算出し、また、上記入
力信号及び出力信号の各スペクトルからクロススペクト
ルを算出し、上記入力信号及び出力信号の各パワースペ
クトル及びクロススペクトルを用いて入力信号及び出力
信号のパワースペクトルの平均値及びクロススペクトル
の平均値を求めるスペクトル算出手段と、上記スペクト
ル算出手段からの入力信号及び出力信号のパワースペク
トルの平均値、及びクロススペクトルの平均値を用いて
各周波数成分の伝達特性を算出する伝達特性算出手段
と、上記伝達特性算出手段からの各周波数成分の伝達特
性が一定値以上であるか否かを判別し、一定値以上の周
波数成分の伝達特性のみを平均化する平均化手段と、上
記平均化手段からの複数の測定用マイク毎の伝達特性の
平均値から少なくとも1つの測定用マイクの伝達特性の
平均値を独立に取り出す音響特性算出手段とを有して成
ることを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明においては、入力信号及びこの入力信号
が音響信号に変換され、複数の測定用マイクにより収音
されて得られた出力信号を用いて、入力信号及び出力信
号のスペクトルから周波数成分毎の伝達特性を算出し、
一定値以上の周波数成分の伝達特性のみを平均化して1
つの測定用マイクの各周波数成分の伝達特性の平均値を
得、さらに、複数の測定用マイクの各周波数成分の伝達
特性の平均値を平均化して音響特性を得ることにより、
測定用マイクの位置による音響特性のばらつきを抑える
ことができる。
【0020】また、入力信号及び出力信号のパワースペ
クトルの平均値、及びクロススペクトルの平均値を用い
てコヒーレンスの値を計算し、上記入力信号のパワース
ペクトルの平均値のレベルとコヒーレンスの値とが一定
値以上である周波数成分の伝達特性のみを平均化するこ
とにより、求める伝達関数の信頼性を高めることができ
る。
【0021】また、複数の測定用マイクの伝達特性の平
均値から少なくとも1つの測定用マイクの伝達特性の平
均値を独立に取り出すことにより、任意の測定用マイク
の測定結果を音響特性として得ることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1には、本発明に係る音
響特性測定装置を用いたシステムの概略的な構成を示
す。
【0023】この図1のシステムの入力端子41からの
音声データは、イコライザ41に入力されると共に、音
響特性測定器45に入力される。
【0024】上記イコライザ41で調整された音声デー
タは、パワーアンプ43を介してスピーカ44から出力
される。
【0025】また、このシステムは5本の測定用マイク
を装備している。これらの測定用マイクMC1 〜MC5
はそれぞれマイクアンプ471 〜475 に接続されてお
り、さらに、マイクアンプ471 〜475 は信号切換器
46内の端子b〜fにそれぞれ接続されている。この信
号切換器46内の端子b〜fのいずれかの端子が切換接
続されることにより、上記測定用マイクMC1 〜MC5
から入力されるいずれかの音声データが、対応するマイ
クアンプで増幅され、信号切換器46を介して音響特性
測定器45に入力される。
【0026】これにより、上記入力端子41からの音声
データ及び測定用マイクMC1 〜MC5 の内のいずれか
の音声データの2チャンネルのアナログ音声信号を用い
て伝達関数を計算し、振幅及び位相等の伝達特性を得
て、それらの伝達特性を各周波数成分毎に加算して平均
化いわゆるアベレージングを行う。さらに、測定用マイ
クMC1 〜MC5 毎の伝達特性のアベレージングを行う
ことによって1つの音響特性を得て、パワーアンプ43
及びスピーカ44から成る1系統の音響再生装置から出
力される信号を調整する。
【0027】また、信号切換器46が端子aに切り換え
られたときには、入力端子41からの音声データとイコ
ライザ42により調整された音声データとの間の音響特
性も測定することができる。
【0028】次に、音響特性測定器の概略的な構成を図
2に示し、音響特性の測定について以下に説明する。
【0029】ここで、伝達関数の測定に必要な音声信号
のサンプル数は、後述する高速フーリエ変換(FFT)
のポイント数、及び後述するパワースペクトル及びクロ
ススペクトルの平均する回数を用いて算出される。例え
ば、上記伝達関数の測定に必要なサンプル数をS、高速
フーリエ変換のポイント数をP、平均する回数をNとす
る場合には、上記伝達関数の測定に必要なサンプル数S
は以下の(1)式で表される。
【0030】S=P×N ・・・(1) 具体的には、高速フーリエ変換のポイント数Pが204
8、平均する回数Nが10のときには、サンプル数S
は、 2048×10=20480 の値となる。
【0031】例えば、図2の入力端子11に入力される
入力IN1 の信号は、図1のマイクMC1 〜MC5 の内
で信号切換器46によって切換選択された1つのマイク
に接続されるマイクアンプ47からの入力信号がディジ
タル変換された信号であり、図2の入力端子21に入力
される入力IN2 の信号は、図1のパワーアンプ43に
出力される信号がディジタル変換された信号であるとす
る。
【0032】ここで、入力IN1 の信号に対して入力I
2 の信号が高速フーリエ変換のポイント数の範囲を越
えて遅延している場合を考慮して、入力IN2 の信号と
してはそのまま信号データの先頭から取り出し、入力I
1 の信号としては補正分の信号データの先頭から遅延
させて取り出す。
【0033】上記入力IN1 の信号は入力端子11から
乗算器13に出力されると共に、この入力IN1 の信号
に対応する入力IN2 の信号が入力端子21から乗算器
23に出力される。
【0034】ここで、所定のサンプル数の音声波形の切
り出しの際には、切り出し区間の両端に急激な変化が起
こらないようにすると共に、スペクトル領域では信号の
スペクトルに窓関数のフーリエ変換の畳み込み、即ち重
みつき移動平均を行うために、元の波形に時間窓を乗算
する処理が必要である。よって、窓関数発生器12、2
2からは、上記乗算器13、23に送られる信号の帯域
に対応する窓関数が発生されて乗算器13、23に供給
される。これにより、上記乗算器13、23では帯域の
信号と窓関数とが乗算され、この乗算された信号は、そ
れぞれFFT解析器14、24に送られる。
【0035】上記FFT解析器14、24では、送られ
た信号データに高速フーリエ変換処理を施すことによ
り、入力IN1 の信号の周波数スペクトル及び入力IN
2 の信号の周波数スペクトルが求められる。
【0036】上記入力IN1 のスペクトルの複素データ
をX(k)とするとき、この複素データX(k)は乗算
器16に送られると共に、複素共役変換器15にも送ら
れる。この複素共役変換器15では送られた複素データ
X(k)が複素共役データX* ( k)に変換されて乗算
器16に送られる。この乗算器16では上記FFT解析
器14からの複素データX(k)と上記複素共役データ
* ( k)とが乗算されて入力IN1 のパワースペクト
ルX* ( k)X(k)が求められる。このパワースペク
トルX* ( k)X(k)はレジスタ31aに記憶され
る。
【0037】同様にして、上記入力IN2 のスペクトル
の複素データをY(k)とすると、この複素データY
(k)は乗算器26に送られると共に、複素共役変換器
25に送られる。この複素共役変換器25では送られた
複素データY(k)が複素共役データY* ( k)に変換
されて、この複素共役データY* ( k)は乗算器26に
送られる。この乗算器26では上記FFT解析器24か
らの複素データY(k)と上記複素共役データY* (
k)とが乗算されて入力IN2 のパワースペクトルY*
( k)Y(k)が求められる。このパワースペクトルY
* ( k)Y(k)はレジスタ31cに記憶される。
【0038】また、上記複素共役変換器15から出力さ
れる入力IN1 のスペクトルの複素共役データX* (
k)と上記FFT解析器24から出力される入力IN2
のスペクトルの複素データY(k)とは乗算器17で乗
算されて、クロススペクトルX* ( k)Y(k)が求め
られ、このクロススペクトルX* ( k)Y(k)はレジ
スタ31bに記憶される。
【0039】ここで、上記レジスタ31a、31b、3
1cは、上記平均する回数Nに対応してN個から成るも
のであり、N個の入力IN1 のパワースペクトルX* (
k)X(k)、入力IN2 のパワースペクトルY* (
k)Y(k)、及びクロススペクトルX* ( k)Y
(k)をそれぞれ記憶するものである。
【0040】この後、上記レジスタ31a、31b、3
1cにそれぞれ記憶されたN個の入力IN1 のパワース
ペクトルX* ( k)X(k)、クロススペクトルX* (
k)Y(k)、及び入力IN2 のパワースペクトルY*
( k)Y(k)は、それぞれ対応する平均値化回路32
a、32b、32cに送られて、入力IN1 のパワース
ペクトルの平均値P1 (k)、クロススペクトルの平均
値C(k)、及び入力IN2 のパワースペクトルの平均
値P2 (k)が計算される。
【0041】ここで、上記入力IN1 のパワースペクト
ルの平均値P1 (k)は(2)式で表され、入力IN2
のパワースペクトルの平均値P2 (k)は(3)式で表
され、クロススペクトルの平均値C(k)は(4)式で
表される。
【0042】
【数1】
【0043】
【数2】
【0044】
【数3】
【0045】上記入力IN1 のパワースペクトルの平均
値P1 (k)及びクロススペクトルの平均値C(k)は
伝達関数演算器35に送られ、この伝達関数演算器35
において被測定物の伝達関数H(k)が計算される。具
体的には、振幅及び位相が伝達関数として計算される。
この伝達関数の値は出力端子39から出力される。
【0046】振幅及び位相を含めた伝達関数H(k)は
以下の(5)式で表され、振幅のみの伝達関数H(k)
は以下の(6)式で表される。
【0047】
【数4】
【0048】
【数5】
【0049】また、上記入力IN1 のパワースペクトル
の平均値P1 (k)、入力IN2 のパワースペクトルの
平均値P2 (k)、及びクロススペクトルの平均値C
(k)は、コヒーレンス演算器34に送られる。
【0050】尚、上記平均値化回路32bで求められた
クロススペクトルの平均値C(k)は、複素共役変換器
33に送られてクロススペクトルの平均値C(k)の複
素共役データC* ( k)が求められており、このクロス
スペクトルの平均値C(k)の複素共役データC* (
k)もコヒーレンス演算器34に送られる。
【0051】上記コヒーレンス演算器34では、上記入
力IN1 のパワースペクトルの平均値P1 (k)、入力
IN2 のパワースペクトルの平均値P2 (k)、クロス
スペクトルの平均値C(k)、及びクロススペクトルの
平均値C(k)の複素共役データC* ( k)を用いて、
互いに干渉する光波の性質である干渉性いわゆるコヒー
レンスが求められる。このコヒーレンスをrとすると、
コヒーレンスrは以下の(7)式で表される。
【0052】
【数6】
【0053】ここで、各データの周波数ポイントにおい
て、入力IN1 の信号のパワースペクトルの平均値のレ
ベルとコヒーレンスの値とが一定値以上である場合の周
波数成分の伝達特性のみを測定結果としてデータを更新
する。
【0054】また、さらに次の音響特性の測定が継続さ
れるならば、再び入力IN1 及び入力IN2 の信号を取
り込んで、上述の処理を繰り返す。
【0055】図1では、上記音響特性測定器45からの
コントロール信号によって信号切換器46の切換を制御
することにより、先ず、マイクアンプ471 からの出力
を音響特性測定器45に入力し、測定用マイクMC1
伝達特性を測定する。この後、信号切換器46を切換制
御することにより、マイクアンプ472 、473 、47
4 、475 からの出力を順次選択して、測定用マイクM
2 、MC3 、MC4、MC5 の伝達特性をそれぞれ測
定する。
【0056】また、この音響特性測定器45では、1つ
の測定用マイクにおける各周波数ポイント毎の測定結果
の値を加算してアベレージングを行い、さらに、全ての
測定用マイクの測定結果を加算してアベレージングを行
い、1つの測定結果を音響特性として表示する。
【0057】次に、図3に示す音響特性測定装置の測定
手順のフローチャートを用いて、音響特性の測定手順を
以下に説明する。
【0058】先ず、ステップS21でマイクアンプから
の出力の切換選択を行い、ステップS22で、入力IN
1 の信号に対して入力IN2 の信号が高速フーリエ変換
のポイント数の範囲を越えて遅延している場合を考慮し
て、入力IN1 の信号は補正分の信号データの先頭から
遅延させて取り出すように遅延時間を設定する。
【0059】この後、ステップS23で、入力IN1
び入力IN2 からのアナログ音声信号を取り込んでディ
ジタル変換し、このディジタル信号から音響特性の測定
に必要なサンプル数を取り出す。
【0060】そして、ステップS24で、入力IN1
信号に窓関数を乗算し、この出力にFFT処理を施して
入力IN1 の信号の周波数スペクトルを求め、また、入
力IN2 の信号に窓関数を乗算し、この出力にFFT処
理を施して入力IN2 の信号の周波数スペクトルを求め
る。さらに、入力IN1 の信号及び入力IN2 の信号の
周波数スペクトルを用いてそれぞれのパワースペクトル
を算出し、上記算出された入力IN1 のパワースペクト
ルと入力IN2 のパワースペクトルとを用いてクロスス
ペクトルを算出する。
【0061】また、入力IN1 のパワースペクトル、入
力IN2 のパワースペクトル、及びクロススペクトルを
平均する回数N個分だけ求めるために、ステップS25
において、ステップS24の処理操作をN回行ったか否
かを判別する。これにより、入力IN1 及び入力IN2
のパワースペクトル、及びクロススペクトルのそれぞれ
の値を平均する回数分だけ求める。
【0062】この後、ステップS26において、上記求
められた平均する回数分の入力IN1 のパワースペクト
ル、入力IN2 のパワースペクトル、及びクロススペク
トルの値を用いて、入力IN1 のパワースペクトル、入
力IN2 のパワースペクトル、及びクロススペクトルの
平均値をそれぞれ算出する。
【0063】そして、ステップS27で、入力IN1
パワースペクトル、入力IN2 のパワースペクトル、及
びクロススペクトルの平均値を用いてコヒーレンスの値
を求める。また、入力IN1 のパワースペクトル及びク
ロススペクトルの平均値を用いて伝達関数を算出する。
【0064】さらに、ステップS28で、各周波数ポイ
ント毎に求めたコヒーレンス値及び伝達関数を用いて、
後述する信頼性判別処理により、各周波数ポイント毎に
伝達関数のアベレージングを行って平均値を求め、1つ
の測定用マイクの音響特性を外部の表示装置上に表示す
る。
【0065】この後、ステップS21に戻り、マイクア
ンプの出力を切り換えて上記ステップS22〜S28ま
での操作を行うことにより、図1の測定用マイクMC1
〜MC5 の各伝達関数を求めて表示する。
【0066】そして、ステップS29に進んで、測定用
マイクMC1 〜MC5 の各周波数ポイント毎の伝達関数
の平均値を用いてアベレージングを行い、各周波数ポイ
ント毎に1つの伝達関数の平均値を求め、音響特性とし
て表示する。
【0067】この後、ステップS30で、アベレージン
グ動作をOFFするならば、音響特性の測定動作を終了
するが、さらに音響特性を測定するならば、ステップS
21に戻って測定用マイクを切換選択してステップS2
2〜S28までの動作を行い、ステップS29で各測定
用マイクの伝達関数の平均値のアベレージングを行う。
【0068】次に、各周波数ポイント毎の信頼性判別処
理の手順のフローチャートを図4に示し、以下に説明す
る。
【0069】先ず、ステップS41で、得られたコヒー
レンスの値が一定値以上であるか否かを判別し、一定値
以上であるならば 'OK’とし、一定値未満であるなら
ば 'NG’とする。この判別により、 'OK’とされた
ならば、ステップS42に進んで、アベレージングを行
うことが設定されているか否かを判別し、また、 'N
G’とされたならば、ステップS46に進んで、アベレ
ージングを行うことが設定されているか否かを判別す
る。
【0070】上記ステップS46において、アベレージ
ングを行うことが設定されていないと判別されるなら
ば、何も行わずにこの処理を終了する。
【0071】また、上記ステップS42において、アベ
レージングを行うことが設定されていないならば、ステ
ップS50に進んで、現在得られている周波数ポイント
の伝達関数を音響特性として外部の表示装置上に表示す
る。
【0072】また、上記ステップS42において、アベ
レージングを行うことが設定されているならば、得られ
ている伝達関数を記憶しておき、ステップS43に進ん
で、'OK’とされた伝達関数のデータ数とアベレージ
ングを行うために設定されたデータ数とを比較する。こ
の比較により、 'OK’とされたデータ数がアベレージ
ングを行うために設定されたデータ数に満たないときに
は、ステップS44に進んでデータを追加し、ステップ
S45でデータの値の合計を求め、データ数によるアベ
レージングを行う。そして、このアベレージングにより
得られた伝達関数データの平均値は、ステップS50で
音響特性として表示される。
【0073】また、ステップS43で、 'OK’とされ
たデータ数がアベレージングを行うために設定されたデ
ータ数と同じであるときには、ステップS48に進ん
で、一番古いデータを捨てて最後に測定した新しいデー
タを記憶し、ステップS49でデータの値の合計を求
め、アベレージング回数によるアベレージングを行う。
そして、このアベレージングにより得られた伝達関数デ
ータの平均値は、ステップS50で音響特性として表示
される。
【0074】尚、上記ステップS46で、アベレージン
グを行うことが設定されていると判別されるならば、ス
テップS47に進んで、今まで 'OK’とされたデータ
があるか否かを判別し、 'OK’とされたデータがない
と判別されるときには、何も行わずにこの処理を終了す
る。また、 'OK’とされたデータがあると判別される
ときには、ステップS45に進んでデータの値の合計を
求め、データ数によるアベレージングを行う。そして、
このアベレージングにより得られたデータの平均値は、
ステップS50で音響特性として表示される。
【0075】上述の信頼性判別処理は、各周波数ポイン
ト毎に行う。
【0076】尚、上記音響特性測定装置においては、複
数の測定用マイクの音響特性のアベレージングを行うこ
とにより1つの音響特性を得ているが、任意の測定用マ
イクの測定結果を音響特性測定装置における音響特性と
して選択することも可能である。
【0077】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る音響特性測定装置は、入力信号及び出力信号に
直交変換処理を施す直交変換手段と、上記直交変換手段
からの入力信号及び該入力信号に対応する出力信号のス
ペクトルを用いて入力信号及び出力信号の各パワースペ
クトルを算出し、また、上記入力信号及び出力信号の各
スペクトルからクロススペクトルを算出し、上記入力信
号及び出力信号の各パワースペクトル及びクロススペク
トルを用いて入力信号及び出力信号のパワースペクトル
の平均値及びクロススペクトルの平均値を求めるスペク
トル算出手段と、上記スペクトル算出手段からの入力信
号及び出力信号のパワースペクトルの平均値、及びクロ
ススペクトルの平均値を用いて各周波数成分の伝達特性
を算出する伝達特性算出手段と、上記伝達特性算出手段
からの各周波数成分の伝達特性が一定値以上であるか否
かを判別し、一定値以上の周波数成分の伝達特性のみを
平均化する平均化手段と、上記平均化手段からの複数の
測定用マイク毎の伝達特性の平均値を平均化して音響特
性を得る音響特性算出手段とを有して成ることにより、
1系統の音声再生装置の調整を容易に行うことができ
る。
【0078】ここで、上記入力信号及び出力信号のパワ
ースペクトルの平均値、及びクロススペクトルの平均値
を用いてコヒーレンスの値を計算するコヒーレンス算出
手段を有し、上記平均化手段では上記入力信号のパワー
スペクトルの平均値のレベルと上記コヒーレンス算出手
段からのコヒーレンスの値とが一定値以上である周波数
成分の伝達特性のみを平均化することにより、求める伝
達関数の信頼性を高めることができる。
【0079】また、本発明に係る音響特性測定装置は、
入力信号及び出力信号に直交変換処理を施す直交変換手
段と、上記直交変換手段からの入力信号及び該入力信号
に対応する出力信号のスペクトルを用いて入力信号及び
出力信号の各パワースペクトルを算出し、また、上記入
力信号及び出力信号の各スペクトルからクロススペクト
ルを算出し、上記入力信号及び出力信号の各パワースペ
クトル及びクロススペクトルを用いて入力信号及び出力
信号のパワースペクトルの平均値及びクロススペクトル
の平均値を求めるスペクトル算出手段と、上記スペクト
ル算出手段からの入力信号及び出力信号のパワースペク
トルの平均値、及びクロススペクトルの平均値を用いて
各周波数成分の伝達特性を算出する伝達特性算出手段
と、上記伝達特性算出手段からの各周波数成分の伝達特
性が一定値以上であるか否かを判別し、一定値以上の周
波数成分の伝達特性のみを平均化する平均化手段と、上
記平均化手段からの複数の測定用マイク毎の伝達特性の
平均値から少なくとも1つの測定用マイクの伝達特性の
平均値を独立に取り出す音響特性算出手段とを有して成
ることにより、任意の測定用マイクの測定結果を音響特
性として得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る音響特性測定装置の概略的な構成
を示す図である。
【図2】音響特性測定器の概略的な構成を示す図であ
る。
【図3】音響特性測定の手順のフローチャートである。
【図4】信頼性判別処理手順のフローチャートである。
【図5】従来の音響特性測定の手順のフローチャートで
ある。
【図6】音響特性測定用信号を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
12、22 窓関数発生器 14、24 FFT解析器 15、25、33 複素共役変換器 31a、31b、31c レジスタ 32a、32b、32c 平均値化回路 34 コヒーレンス演算器 35 伝達関数演算器 42 イコライザ 43 パワーアンプ 44 スピーカ 45 音響特性測定器 46 信号切換器 47 マイクアンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号及び上記入力信号が音響信号に
    変換され、複数の測定用マイクにより収音されて得られ
    た出力信号を用いて音響特性を算出する音響特性測定装
    置において、 上記入力信号及び出力信号に直交変換処理を施す直交変
    換手段と、 上記直交変換手段からの入力信号及び該入力信号に対応
    する出力信号のスペクトルを用いて入力信号及び出力信
    号の各パワースペクトルを算出し、また、上記入力信号
    及び出力信号の各スペクトルからクロススペクトルを算
    出し、上記入力信号及び出力信号の各パワースペクトル
    及びクロススペクトルを用いて入力信号及び出力信号の
    パワースペクトルの平均値及びクロススペクトルの平均
    値を求めるスペクトル算出手段と、 上記スペクトル算出手段からの入力信号及び出力信号の
    パワースペクトルの平均値、及びクロススペクトルの平
    均値を用いて各周波数成分の伝達特性を算出する伝達特
    性算出手段と、 上記伝達特性算出手段からの各周波数成分の伝達特性が
    一定値以上であるか否かを判別し、一定値以上の周波数
    成分の伝達特性のみを平均化する平均化手段と、 上記平均化手段からの複数の測定用マイク毎の伝達特性
    の平均値を平均化して音響特性を得る音響特性算出手段
    とを有して成ることを特徴とする音響特性測定装置。
  2. 【請求項2】 上記入力信号及び出力信号のパワースペ
    クトルの平均値、及びクロススペクトルの平均値を用い
    てコヒーレンスの値を計算するコヒーレンス算出手段を
    有し、上記平均化手段では上記入力信号のパワースペク
    トルの平均値のレベルと上記コヒーレンス算出手段から
    のコヒーレンスの値とが一定値以上である周波数成分の
    伝達特性のみを平均化することを特徴とする請求項1記
    載の音響特性測定装置。
  3. 【請求項3】 入力信号及び上記入力信号が音響信号に
    変換され、複数の測定用マイクにより収音されて得られ
    た出力信号を用いて音響特性を算出する音響特性測定装
    置において、 上記入力信号及び出力信号に直交変換処理を施す直交変
    換手段と、 上記直交変換手段からの入力信号及び該入力信号に対応
    する出力信号のスペクトルを用いて入力信号及び出力信
    号の各パワースペクトルを算出し、また、上記入力信号
    及び出力信号の各スペクトルからクロススペクトルを算
    出し、上記入力信号及び出力信号の各パワースペクトル
    及びクロススペクトルを用いて入力信号及び出力信号の
    パワースペクトルの平均値及びクロススペクトルの平均
    値を求めるスペクトル算出手段と、 上記スペクトル算出手段からの入力信号及び出力信号の
    パワースペクトルの平均値、及びクロススペクトルの平
    均値を用いて各周波数成分の伝達特性を算出する伝達特
    性算出手段と、 上記伝達特性算出手段からの各周波数成分の伝達特性が
    一定値以上であるか否かを判別し、一定値以上の周波数
    成分の伝達特性のみを平均化する平均化手段と、 上記平均化手段からの複数の測定用マイク毎の伝達特性
    の平均値から少なくとも1つの測定用マイクの伝達特性
    の平均値を独立に取り出す音響特性算出手段とを有して
    成ることを特徴とする音響特性測定装置。
JP34058194A 1994-12-29 1994-12-29 音響特性測定装置 Expired - Fee Related JP3277440B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34058194A JP3277440B2 (ja) 1994-12-29 1994-12-29 音響特性測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34058194A JP3277440B2 (ja) 1994-12-29 1994-12-29 音響特性測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08184488A true JPH08184488A (ja) 1996-07-16
JP3277440B2 JP3277440B2 (ja) 2002-04-22

Family

ID=18338373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34058194A Expired - Fee Related JP3277440B2 (ja) 1994-12-29 1994-12-29 音響特性測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3277440B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09258749A (ja) * 1996-03-21 1997-10-03 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 音場におけるインパルス応答測定装置
WO2003094576A1 (fr) * 2002-04-30 2003-11-13 Sony Corporation Dispositif et procede de mesure de caracteristique d'emission, et amplificateur
US20110150230A1 (en) * 2009-12-17 2011-06-23 Canon Kabushiki Kaisha Sound processing apparatus and method
JP2012141214A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 音量誤差測定装置及び音量誤差測定方法
JP2016197030A (ja) * 2015-04-02 2016-11-24 川崎重工業株式会社 音信号の信号処理装置及び方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09258749A (ja) * 1996-03-21 1997-10-03 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 音場におけるインパルス応答測定装置
WO2003094576A1 (fr) * 2002-04-30 2003-11-13 Sony Corporation Dispositif et procede de mesure de caracteristique d'emission, et amplificateur
US7286946B2 (en) 2002-04-30 2007-10-23 Sony Corporation Transmission characteristic measuring device transmission characteristic measuring method, and amplifier
US20110150230A1 (en) * 2009-12-17 2011-06-23 Canon Kabushiki Kaisha Sound processing apparatus and method
US8401201B2 (en) * 2009-12-17 2013-03-19 Canon Kabushiki Kaisha Sound processing apparatus and method
JP2012141214A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 音量誤差測定装置及び音量誤差測定方法
JP2016197030A (ja) * 2015-04-02 2016-11-24 川崎重工業株式会社 音信号の信号処理装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3277440B2 (ja) 2002-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1954096B1 (en) Apparatus and method for measuring loudspeaker transfer function with enhanced frequency resolution
EP0159546B1 (en) Digital graphic equalizer
JPH07143034A (ja) ハウリング抑制装置
WO2003094576A1 (fr) Dispositif et procede de mesure de caracteristique d&#39;emission, et amplificateur
JP4440865B2 (ja) 計測装置
JPH0795684A (ja) 音響特性補正装置
US6453253B1 (en) Impulse response measuring method
JP3277440B2 (ja) 音響特性測定装置
JP3381109B2 (ja) 伝達関数測定装置
JPS63234699A (ja) 音場補正装置
JP2867769B2 (ja) 音響測定方法およびその装置
JP3139803B2 (ja) インパルス応答測定装置
CN114545078A (zh) 中频信号处理系统及处理方法
JPH055760Y2 (ja)
US5420934A (en) Electronic sound processing system
JP2589864B2 (ja) 信号比較装置
JPH09215085A (ja) 音響再生装置および受聴周波数特性補正方法
JP3612764B2 (ja) 遅延時間測定方法及び装置
JP4132693B2 (ja) イコライザ
JP3455843B2 (ja) 搬送波周波数の検出回路、検出方法及び記録媒体
JPH08294195A (ja) 信号処理方法
KR900008161B1 (ko) 음질조정장치
JPH0526921A (ja) スペクトラム・アナライザ
JPH0894690A (ja) サーボアナライザ
JPH09258749A (ja) 音場におけるインパルス応答測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080215

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090215

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100215

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees