JP3455755B2 - 音楽情報入力方法及び音楽情報入力装置 - Google Patents

音楽情報入力方法及び音楽情報入力装置

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JP3455755B2 JP18915393A JP18915393A JP3455755B2 JP 3455755 B2 JP3455755 B2 JP 3455755B2 JP 18915393 A JP18915393 A JP 18915393A JP 18915393 A JP18915393 A JP 18915393A JP 3455755 B2 JP3455755 B2 JP 3455755B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペン操作により音楽情
報を入力する音楽情報入力方法及び音楽情報入力装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、楽譜を表示する装置としては、例
えば特開平4−161990号公報に開示されたものが
提案されている。この装置にあっては、表示パネルに五
線譜を表示し、五線譜上にて音符を手書き入力すると、
入力された音符の音高及び音長が認識され、この認識さ
れた音高及び音長に対応する音符が前記五線譜上に表示
されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置にあっては、単に手書き入力された音符
を認識して表示するものであることから、手書き入力さ
れた音符が認識されて表示されると、この表示された音
符を変更する等の、表示された音符で構成される楽譜を
改編することは不可能なものであった。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、予め表示されている楽譜をペン操
作により改編できるようにした音楽情報入力方法及び音
楽情報入力装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にかかる音楽情報入力方法にあっては、制御手
段が、入力された楽譜を表示手段に表示しこの表示し
た楽譜上の音符に対する手書き操作子の追加操作を検知
し、この検知した追加操作の態様に応じて、前記音符を
表示変更するとともに、該音符が属する小節内の音符
が、当該小節に対して予め設定されている拍子と対応し
ているか否かを判別し、対応していないときには、当該
小節を他の小節と異なる表示状態にて表示するように構
成されている。また、本発明にかかる音楽情報入力装置
にあっては、表示手段と、該表示手段に入力された楽譜
を表示させる楽譜表示手段と、前記表示手段に表示され
ている楽譜上の音符に対する手書き操作子の追加操作を
検知する検知手段と、該検知手段により検知された前記
追加操作の態様に応じて、前記音符を表示変更する音符
変更処理手段と、前記音符が属する小節内の音符が、当
該小節に対して予め設定されている拍子と対応している
か否かを判別する判別手段と、該判別手段により、対応
していないと判別されたとき、当該小節を他の小節と異
なる表示状態にて表示する小節表示変更処理手段とを有
している
【0006】
【作用】前記音楽情報入力方法において、表示した楽譜
上にて手書き操作子を操作して、表示されている音符に
例えば旗や棒を加える追加操作を行うと、かかる追加操
作の態様が検知される。そして、この検知された追加操
作の態様に応じて、予め表示されている前記音符が4分
音符から8分音符に、あるいは全音符から4分音符等に
表示変更される。このとき、表示変更された音符が属す
る小節の音符が、その小節に対して予め設定されている
拍子と対応していない場合には、当該小節が他の小節と
異なる表示色等の異なる表示状態にて表示される。
【0007】また、前記音楽情報入力装置において、表
示手段に表示されている楽譜上にて手書き操作子を操作
して、表示されている音符に同様の追加操作を行うと、
検知手段により追加操作の態様が検知される。すると、
表示変更処理手段は検知された手書き操作子の操作態様
に応じて、追加操作が行われた音符を異なる音符に変更
して表示する。このとき、表示変更された音符が属する
小節の音符が、その小節に対して予め設定されている
子と対応していないと判別手段が判別した場合には、
節表示変更処理手段が当該小節他の小節と異なる表示
色等の異なる表示状態にて表示る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図にしたがって説
明する。すなわち、図1は、本実施例の全体構成を示す
ブロック図であり、CPU1は、ROM2に予め記憶さ
れているプログラム等及びRAM3に一時記憶されるデ
ータ等に基づき、この音楽情報入力装置において必要と
なる全ての制御を実行する。ROM2には、前記プログ
ラムとともに、各種音符、五線譜、音部記号、調号、拍
子等の楽譜に必要となる各種記号の画像データが全て記
憶されている。
【0009】また、LCDコントローラ4は、CPU1
の指示に従ってLCD表示部5を駆動し、五線譜や音符
等を表示させるとともに、これら五線譜及び音符等で構
成される楽譜の変更表示処理を実行する。このLCD表
示部5の上面側には、タッチパネル6が積層されてお
り、該タッチパネル6のタッチ情報はパネルI/Oポー
ト7を介してCPU1に入力される。音源8は、CPU
1の指示に従って楽音波形を生成し、この楽音波形はア
ンプ9により増幅されてスピーカ10より放音される。
【0010】図2は、本実施例にかかる音楽情報入力装
置の外観構造を示すものであり、装置本体11には、前
記LCD表示部5上にタッチパネル6を積層して構成さ
れた画面12が設けられている。この画面12の下部に
は、装置のオン・オフやLCD表示部5の明暗調整等に
使用されるスイッチ13,14が配置されているととも
に、各スイッチ13,14に対応してLED15,16
が配置されている。スイッチ14の側方には、前記スピ
ーカ10が内蔵され、また、この装置本体11とは別設
のペン17が用意されている。
【0011】次に、以上の構成にかかる本実施例の動作
を説明する。すなわち、CPU1はスイッチ13のオン
に伴って図3に示したメインフローに従って動作を開始
する。そして、先ずROM2から読み出した五線譜の画
像データに基づき、LCDコントローラ4を制御し、L
CD表示部5に五線譜を表示させる(SA1)。このS
A1の処理により、画面12には複数段の五線譜が表示
される。
【0012】次に、音部入力操作の有無を判別するが
(SA2)、ここで音部入力操作とは、例えば前記ペン
17を用いて五線譜上に“〇”を描く操作である。そし
て、入力者がペン17を用いて五線譜上に“〇”を描く
と、描いた際のペン17のタッチがタッチパネル6によ
り検出されパネルI/Oポート7を介して、CPU1に
入力される。するとCPU1は、音部入力操作が有った
ものと判別し、ト音記号の画像データをROM2から読
み出して、LCDコントローラ4を制御し音部記号表示
を実行する(SA3)。このSA3の処理に応じて、L
CDコントローラ4が動作することにより、“〇”を描
いた五線譜の端部にト音記号が表示される。
【0013】次に、拍子記号入力操作の有無を判別する
(SA4)。この拍子記号入力操作は、例えば前記ペン
17を用いて五線譜上に拍子の分子と分母の数字を書き
込む操作である。つまり、例えば3/4拍子であれば、
“3”を上部に記し、かつその下部に“4”を記す。こ
れにより、数値がタッチがタッチパネル6により検出さ
れパネルI/Oポート7を介して、CPU1に入力され
る。すると、CPU1は、ROM2に記憶されている数
字データに基づき、上下に記された2個の数字を認識し
て、調子記号入力操作があったものと判別し、拍子記号
表示を実行する(SA5)。すなわち、対応する数字の
画像データをROM2から読み出し、LCDコントロー
ラ4がこの読み出した画像データに従って動作すること
により、調子記号“3/4”が表示される(図6参
照)。
【0014】このようにして、SA1〜SA5までの判
別処理を実行した後、次のペン操作処理(SA6)を行
う。このペン操作処理は、図4に示したフローチャート
に従って実行され、先ずペン操作判断を行う(SB
1)。このペン操作判断においては、ペン17により前
記画面12上で行われた操作が、「音符入力操作」「追
加操作」「編集操作」「終了操作」のいずれであるかを
判断する。ここで、「音符入力操作」とは、表示されて
いる五線譜上にペン17により音符を手書き入力する操
作、あるいは五線譜上にて音高を指定した後、数値によ
り音長を指定することにより音符を入力する操作等であ
る。
【0015】そして、かかる音符入力操作があった場合
には、タッチパネル6からパネルI/Oポート7を介し
て入力されるペン17のタッチ信号に基づき、音符入力
操作を検出して、入力された音符を表示する(SB
2)。引き続き、当該拍子における1小節分の音符入力
があったか否かを判別し(SB3)、1小節分の音符入
力があるまでSB2→SB3のループを繰り返す。した
がって、この間五線譜上で音符入力操作を行うことによ
り、SB2の処理が実行される都度、入力された音符が
表示されて行く。そして、1小節分の音符入力がなされ
ると、小節線の自動引きを実行し(SB4)、このSB
4の処理により、1小節分の最後の音符の次に小節線が
表示される。
【0016】引き続き、1段分の音符入力があったか否
かを判別し(SB5)、1段分の音符入力があるまで、
SB2〜SB5のループを繰り返す。よって、このSB
2〜SB5のループが繰り返されることにより、この間
に入力された音符が順次表示されるとともに、1小節の
音符入力が有った時点で小節線が表示される。そして、
1段分の音符入力があると、SB5からSB6に進み、
楽譜の完成操作の有無を判別する。
【0017】この楽譜の完成操作は、ペン17の操作に
よって、最後に自動引きされた小節線の手前にこれと平
行に線を書き込む操作である。そして、かかるペン17
による操作がなかった場合には、次の段の冒頭に音部記
号、調号を自動表示した後(SB8)、SB2からの処
理を繰り返す。よって、前記完成操作がなされるまで、
SB2〜SB8のループが繰り返され、この間に入力さ
れた音符が順次表示され、1小節の音符入力が有った時
点で小節線が表示され、かつ、1段分の音符入力があっ
た時点で改段されて、音部記号等の自動表示がなされ
る。そして、前記完成操作がなされると、SB6からS
B7に進んで、終止線引きを実行し、このSB7の処理
により、最終段の最後部に終止線が表示される。
【0018】一方、SB1でペン操作判断を行った際
に、「編集操作」があったものと判断された場合には、
SB1からSB9に進む。ここで、「編集操作」とは、
ペン17の操作により画面12上に数値を記する操作、
括弧により範囲を指定する操作、記号を記する操作、文
字を記する操作のいずれかである。そして、このいずれ
かの操作態様があった場合には、SB9でその内容を判
断し、その判断結果に応じて処理1〜4のいずれかを実
行する(SB10〜SB13)。
【0019】すなわち、編集操作の内容が“数値”であ
った場合の処理1(SB10)では、先ず表示されてい
る楽譜上において数値が記された位置を認識する。さら
に、この認識した数値前に記入された記号を認識すると
ともに、数値を認識する。次に、これら数値の位置、記
号、数値の認識結果に応じた処理を実行した後、この処
理により生成された表示データに基づき表示切換を行
う。
【0020】この処理1の内容をより具体的に説明する
と、例えば音高F1の4分音符が表示されている状態に
おいて、ペン17の操作により当該音符の後に「÷2」
を記したとすると、先ず数値“4”の位置、つまり数値
“4”が音高F1の4分音符の後であることが認識され
る。次に、数値“4”の前の記号である“÷”が認識さ
れるとともに、数値“4”が認識される。そして、これ
らの認識した結果に基づいて、音高F1の4分音符の音
長を“4”で除することにより、音高F1の16分音符
を得る。次に、変更対象である音高F1の4分音符を消
去して、音高F1の16分音符を表示する表示切換を実
行することにより、今まで表示されていた音高F1の4
分音符が、同一音高の16分音符に変更表示される。
【0021】また、編集操作の内容が“括弧”であった
場合の処理2(SB11)では、表示されている楽譜上
において括弧により括られた範囲を認識する。しかる後
に、次に描かれた図形を認識し、この認識した図形が
“×”であるか否かを判別する。そして、認識した図形
が“×”であった場合には、SD1で認識した範囲内を
消去する。しかし、認識した図形が“×”でない場合に
は、それが“「」”であるか否かを判別し、“「」”で
ある場合には前括弧内値を後括弧内にコピーする。
【0022】この処理2の内容をより具体的に説明する
と、例えば音高E1の4分音符が表示されている状態に
おいて、この音符を括弧で括ると、括弧内の範囲が認識
される。また、括弧内に×印を記入すると、これが認識
されて、括弧の範囲内が消去され、表示されていた音高
E1の4分音符が消える。また、小節を括弧で括ると、
括弧内の1小節分の範囲が認識され、括弧内に×印を記
入すると、これが認識されて1小節分の音符が消える。
さらに、複数段及び複数小節に亙って音符が表示されて
いる状態において、先ず上段のある小節を括弧で括って
範囲を指定すると、括弧内の1小節分の範囲が認識さ
れ、次に下段の五線譜上に“「」”を記して範囲を指定
すると、上段の括弧内の全ての音符が下段の括弧内にコ
ピーされる。
【0023】また、編集操作の内容が“記号”であった
場合の処理3(SB12)では、先ず記号の図形を認識
し、記号が上開きであるか否かを判別する。そして、上
開き(∨)である場合には、その間を1音符分、あるい
は1小節分開き、これにより記号に対応する五線譜上に
空白領域を形成する。しかし、記号が下開き(∧)であ
った場合には、その間を詰める処理を実行して表示す
る。
【0024】また、編集操作の内容が“文字”であった
場合の処理4(SB13)では、入力文字を認識して、
認識結果に応じたデータを表示する。すなわち、ペン1
7の操作により所望の小節の上部に例えば“Mode”
と文字を入力すると、この入力された文字が認識され、
この認識した“Mode”に応じたデータ“Moder
ate”が表示される。また、小節の上部に“All
e”と文字を入力した場合のように、“Alle”に対
して複数の候補が存在すると、全ての候補“Alleg
retto Allegro Allegrissim
o”が表示される。そして、ペン17の操作によりいず
れかの候補を選択すると、選択された候補が文字入力し
た位置に表示される。
【0025】他方、SB1でペン操作判断を行った際
に、「追加操作」があったものと判断された場合には、
SB1からSB14に進む。ここで、「追加操作」と
は、既に画面12に表示されている音符に対して、ペン
17の操作により棒(符幹)、旗(符尾)、符点(付
点)、黒丸(符頭)のいずれかを追加する操作である。
そして、このいずれかの操作態様があった場合には、図
5に示したフローチャートにしたがって動作を開始し、
先ず追加内容が、前記棒、旗、符点、黒丸のいずれであ
るかを判別する(SC1)。引き続き、この判別結果に
応じて、追加操作された元の音符のデータを変更する
(SC2〜SC5)。
【0026】すなわち、例えば表示されている全音符に
棒が追加された場合には全音符のデータを2分音符のデ
ータに変更し、4分音符に旗が追加された場合には4分
音符のデータを8分音符のデータに変更し、4分音符に
符点が追加された場合には4分音符のデータを符点4分
音符のデータに変更し、2分音符の白丸に塗り潰しが追
加されて黒丸となった場合には2分音符のデータを4分
音符に変更する等である。さらに、この変更したデータ
に基づいて、表示変更を行い(SC6)、このSC6の
処理により追加対象となった音符が、SC2〜SC5の
各ステップにおいて変更されたデータに対応する音高の
音符に変化する。
【0027】次に、小節線が引かれているか否か、つま
り小節線が既に引かれて1小節として成立している小節
内の音符が表示変更されたか否かを判別する(SC
7)。この判別の結果、未だ小節線が引かれていない箇
所の音符が表示変更された場合には、音符が変更されて
も小節内の拍数が拍子に対応しない場合は発生しないこ
とから、後述する判別処理が不要となってエンドに進
む。しかし、既に小節線が引かれて1小節として成立し
ている小節内の音符が変更された場合には、小節内の拍
数が拍子と対応しない場合が発生し得る。
【0028】よって、このように1小節として成立して
いる小節内の音符が変更された場合には、当該小節内の
音符が拍子に対応しているか否かを判別する(SC
8)。この判別の結果、当該小節内の音符が拍子に対応
していない場合には、当該小節の表示色を他と異なる色
に変更する(SC9)。しかる後に、新たな追加もしく
は音符の入力があるまで待機し(SC10)、新たな追
加もしくは音符入力があった時点でSC6からの判別処
理を実行する。そして、この新たな追加もしくは音符入
力により小節内の音符が拍子に対応したものとなれば、
SC6からの判別処理を再度実行した際に、SC8の判
別がYESとなる。よって、SC8からSC11に進ん
で当該小節の表示色を元に戻した後、エンドに進みこの
追加操作検出・表示処理を終了する。
【0029】この追加操作検出・表示処理について具体
的に説明する。すなわち、図6の(A)に示した楽譜が
画面12に表示されている状態において、同図の(B)
に点線で示したように、ペン17の操作により音高F1
の4分音符に“旗”を追加したとする。すると、SC1
でこの追加内容が旗であることが判別され、4分音符に
旗を追加すると8分音符であることから、SC3で4分
音符のデータが8分音符のデータに変更される。さら
に、SC6でこの変更されたデータに基づいて、表示変
更がなされることにより、同図の(C)に示したよう
に、音高F1の4分音符は同一音高の8分音符に表示変
化する。また、この表示変化した音高F1の8分音符
は、小節線が既に引かれて1小節として成立している小
節内の音符であることから、SC7の判別はYESとな
る。よって、SC8に進んで当該小節内の音符が拍子に
対応しているか否かを判別する。
【0030】このとき、表示されている楽譜3/4拍
子であって、当該小節は3拍子に対し半拍足りないこと
から、SC8の判別はNOとなり、SC9の処理により
同図の(C)に斜線で示したように、当該小節の表示色
が他と異なる色に変更される。そして、この状態で同図
の(D)に示したように、音高G1の4分音符に符点P
を追加すると、SC10の判別がYESとなって、SC
6からの判別結果が実行され、SC4で音高G1の4分
音符から同一音高の符点4分音符に変更される。また、
この変更も既に小節線が引かれている小節内であること
から、SC7からSC8に進んで小節内の音符が拍子に
対応しているか否かを判別する。この時点では、既に当
該小節の音符は3拍分あり拍子に対応していることか
ら、SC8の判別はYESとなって、SC11で小節の
表示色を元に戻し、その結果同図の(E)に示したよう
に、当該小節は他の小節と同一の表示色となる。なお、
前記符点Pを追加することなく、8分音符を入力した場
合には、SC6の表示変更処理で、新たに入力された音
符が表示される。そして、このように8分音符が入力さ
れると、当該小節の音符が拍子に対応していることか
ら、この場合にもSC8の判別はYESとなって、SC
11で小節の表示色を元に戻し、当該小節は他の小節と
同一の表示色となる。
【0031】以上のようにして、音符入力操作、編集操
作あるいは追加操作を行うことにより、楽譜の作成を終
了した後、所定の終了操作を行うと、図4のSB1から
SB15に進み、完成した楽譜を構成する全データがR
AM3にセーブされる。また、このセーブされたデータ
に基づき、音源8を制御することにより、スピーカ10
からはセーブした楽譜で構成される楽音が発生する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、表示した
楽譜上の音符に対する手書き操作子の追加操作の態様に
応じて、楽譜上の音符を表示変更するようにした。よっ
て、手書き操作子の操作により入力されて表示された楽
譜の音符や、他の操作により入力されて表示された楽譜
の音符を、自在に改編することが可能となる。また、音
符の表示変更により、該音符が属する小節の拍数が拍子
と不一致状態となったときには、当該小節を他の小節と
異なる表示状態にて表示するようにした。よって、変更
により拍数が不一致となった小節を明瞭に認識すること
ができ、これにより誤りなく楽譜を作成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる音楽情報入力装置の
全体構成を示すブロック図である。
【図2】同音楽情報入力装置の外観構成を示す斜視図で
ある。
【図3】本実施例のメインフローチャートである。
【図4】ペン操作処理の内容を示すフローチャートであ
る。
【図5】追加操作検出・表示処理の内容を示すフローチ
ャートである。
【図6】同処理の表示過程の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 LCDコントローラ 5 LCD表示部 6 タッチパネル 12 画面 17 ペン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10G 1/00 - 3/04 G10H 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御手段が、 入力された楽譜を表示手段に表示し この表示した楽譜上の音符に対する手書き操作子の追加
    操作を検知し、 この検知した追加操作の態様に応じて、前記音符を表示
    変更するとともに、該音符が属する小節内の音符が、当
    該小節に対して予め設定されている拍子と対応している
    か否かを判別し、対応していないときには、当該小節を
    他の小節と異なる表示状態にて表示することを特徴とす
    る音楽情報入力方法。
  2. 【請求項2】 表示手段と、 該表示手段に入力された楽譜を表示させる楽譜表示手段
    と、 前記表示手段に表示されている楽譜上の音符に対する手
    書き操作子の追加操作を検知する検知手段と、 該検知手段により検知された前記追加操作の態様に応じ
    て、前記音符を表示変更する音符変更処理手段と、前記音符が属する小節内の音符が、当該小節に対して予
    め設定されている拍子と対応しているか否かを判別する
    判別手段と、 該判別手段により、対応していないと判別されたとき、
    当該小節を他の小節と異なる表示状態にて表示する小節
    表示変更処理手段と、 を有することを特徴とする音楽情報入力装置。
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