JP3455609B2 - 記録媒体カセットシャッター用アルミニウム合金塗装板および該アルミニウム合金塗装板からなる記録媒体カセットシャッター - Google Patents

記録媒体カセットシャッター用アルミニウム合金塗装板および該アルミニウム合金塗装板からなる記録媒体カセットシャッター

Info

Publication number
JP3455609B2
JP3455609B2 JP12982495A JP12982495A JP3455609B2 JP 3455609 B2 JP3455609 B2 JP 3455609B2 JP 12982495 A JP12982495 A JP 12982495A JP 12982495 A JP12982495 A JP 12982495A JP 3455609 B2 JP3455609 B2 JP 3455609B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum alloy
recording medium
coating film
medium cassette
coated plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12982495A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08306155A (ja
Inventor
明男 吉田
英之 小磯
大介 小柴
和宏 花木
司 春日
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd, Sumitomo Light Metal Industries Ltd filed Critical Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Priority to JP12982495A priority Critical patent/JP3455609B2/ja
Publication of JPH08306155A publication Critical patent/JPH08306155A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3455609B2 publication Critical patent/JP3455609B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体カセットシャ
ッター用アルミニウム合金塗装板、詳しくは、マイクロ
フロッピーディスクをケース内に収めたカセット、ある
いはデジタル録音・再生可能な光磁気ディスク、光ディ
スク用カセットなどの記録媒体カセットのヘッドアクセ
ス用開口部の開閉を行うシャッター用アルミニウム合金
塗装板の改良、とくにポリエチレンフィルムに対する不
粘着性に優れた記録媒体カセットシャッター用アルミニ
ウム合金塗装板、および該アルミニウム合金塗装板から
なる記録媒体カセットシャッターに関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロフロッピーディスクなどのコン
ピュータ用磁気ディスク、あるいは磁気式、静電式、光
学式などの作動方式により作動する記録媒体を樹脂など
のケース内に収めた記録媒体カセットには、磁気ヘッド
などのヘッドで記録をアクセスするために、ケース内の
一部を貫通する開口部が設けられ、この開口部を左右に
摺動するシャッターで開閉するようになっている。この
シャッターは、ディスクのカセットを使用機器から取り
外した際に前記開口部を塞いで記録媒体を保護するもの
である。
【0003】従来、記録媒体カセットのシャッター用材
料としては、主としてステンレス鋼板、高分子系合成樹
脂板が使用され、一部に、陽極酸化処理したアルミニウ
ム合金板や塗装したアルミニウム合金板も使用されてい
る。ステンレス鋼板は表面に文字などの印刷を施す場
合、インクとの密着性が十分でなく、塗装などにより着
色を施すことも困難で色彩性も劣るが、この点アルミニ
ウム合金の塗装板は、塗膜との密着性や色彩性もよく、
シャッター用材料として優れた特性をそなえている。
【0004】しかしながら、アルミニウム合金塗装板
は、塗装により板材表面の粗さが低減するため、ポリエ
チレンフィルムなどの合成樹脂フィルムからなる記録媒
体カセットの収納ケース内に一定圧力下で長期間保管す
ると、塗装面がフィルムと密着して、カセットがケース
から取り出し難くなる。密着力が強い場合は、カセット
からシャッター部分が外れたりシャッターが変形すると
いう問題も生じる。
【0005】塗装による表面粗さの低減を防止するため
に、塗装前のアルミニウム合金板の表面を十分に粗くし
ておく方法、塗装焼付け後の塗膜表面が粗面となる塗料
を使用する方法が提案されている。塗装前のアルミニウ
ム合金板の表面を粗面とするには、サンドブラストによ
り処理する方法、粗面化した圧延ロールにより圧延する
方法などがあるが、前者の方法は板表面を均一に粗面化
するのが困難であるとともにコスト高となる難点があ
る。
【0006】後者の方法では、圧延ロールがアルミニウ
ムの摩耗粉で埋まり易いため、一定の粗さを維持しなが
ら生産するにはロールの入替えを頻繁に行わなければな
らないという問題点がある。一方、塗膜表面を粗面化で
きる塗料は、塗装後の焼付け処理を、例えば200 ℃で30
分程度行わなければならないため、コイルコート法によ
り高速で短時間の焼付けを行い、安価にアルミニウム合
金塗装板を提供しようとする目的には採用し難い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、記録媒体カ
セットのシャッター用アルミニウム合金塗装板に対する
粗面化塗膜の形成における上記従来の問題点を解消する
ために、合成樹脂フィルム、とくにポリエチレンフィル
ムに対する粘着現象を詳細に観察し、とくにポリエチレ
ンフィルムに対する粘着性を低下させることが可能な塗
料構成について実験、検討を重ねた結果としてなされた
ものであり、その目的は、連続塗装処理によりコスト的
にも有利に、全面に特定粗さの均一な粗面化塗膜が形成
され、ポリエチレンフィルムなどからなるカセットの収
納ケース内に圧力下で長期に保管しても塗装面がフィル
ムと密着することがなく、ポリエチレンフィルムなどと
の不粘着性に優れた記録媒体カセットシャッター用アル
ミニウム合金塗装板および該アルミニウム合金塗装板か
らなる記録媒体カセットシャッターを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1による記録媒体カセットシャッター用アル
ミニウム合金塗装板は、塗膜を形成したアルミニウム合
金板で、該塗膜中には固体粒子が分散しており、固体粒
子の分散により粗面化された塗膜の表面粗さがRa:
0.2μm以上、Rp:1.0μm以上であることを特
徴とし、請求項2による記録媒体カセットシャッター用
アルミニウム合金塗装板は、請求項1において、塗膜の
表面粗さがRa:0.2〜1.0μm、Rp:1.0〜
10.0μmであることを特徴とし、請求項3による記
録媒体カセットシャッター用アルミニウム合金塗装板
は、請求項1または2において、アルミニウム合金板が
主要合金成分としてMg:3.0〜6.0wt%を含有
するものであることを特徴とする。
【0009】また、請求項4による記録媒体カセットシ
ャッターは、表面に塗膜を形成したアルミニウム合金板
からなり、該塗膜中には固体粒子が分散しており、固体
粒子の分散により粗面化された塗膜の表面粗さがRa:
0.2μm以上、Rp:1.0μm以上であることを特
徴とする。
【0010】本発明において、アルミニウム合金板への
塗膜形成は、アクリル系、アルキッド系、アクリル−ア
ルキッド系、メラミン系、ウレタン系など焼付硬化型の
種々の合成樹脂系塗料を使用して行うことができ、必要
に応じてこれら塗料に着色材を添加して使用することも
できる。また、塗装に先立って、アルミニウム合金板の
表面にリン酸クロメート処理などの化成皮膜処理を行う
のが好ましい。
【0011】本発明は、アルミニウム合金板の表面に形
成される塗膜中に固体粒子が分散していることを特徴と
し、固体粒子の分散によって塗膜に特定の粗面構造が与
えられる。固体粒子としては、有機化合物、無機化合物
のいずれをも使用することができ、有機化合物しては、
塗膜の焼付温度相当(200℃)以上の耐熱性が必要
で、4フッ化エチレン樹脂粉末、架橋アクリル樹脂粉
末、メラミン樹脂粉末などの樹脂粉末が好適に使用され
る。また、無機化合物としては、酸化アルミニウム粉
末、シリカ粉末、酸化チタン粉末などが好ましい。
【0012】塗料中に固体粒子を添加することにより、
アルミニウム合金板の表面に形成される塗膜は粗面とな
り、実験の結果、表面の粗度が大きいほどポリエチレン
フィルムとの粘着性が小さいことが見出された。本発明
においては、塗膜の表面粗さが中心線平均粗さ(Ra)
で0.2μm以上、且つ中心線高さ(Rp)で1.0μ
m以上であることが必須の要件であり、Ra0.2〜
1.0μm、Rp1.0〜10.0μmの範囲とするの
がより好ましい。
【0013】中心線平均粗さ(Ra)は、触針電気式の
直読式中心線平均粗さ測定器を用いて求めるもので、工
業的測定法として簡便なものであり、図1に示すように
指定されたカットオフ値をもつ高域フィルタを用いた断
面曲線から求めた粗さ曲線f(x)において、f(x)
の中心線の方向に測定長さLの部分を抜き取り、この抜
き取り部分の中心線の下側に現れるf(x)の部分を中
心線で折り返す。この折り返すことによって得られる斜
線の部分の面積を、測定長さLで割った値Raをμm単
位で表したものである。また、中心線高さ(Rp)(ラ
フネス ピーク)は、図1に示すように、粗さ曲線f
(x)において中心線より最も高い山頂部分の中心線か
らの標高をμm単位で表したものである。
【0014】Ra0.1μm未満、Rp1.0μm未満
の塗膜粗度ではポリエチレンフィルムに対する不粘着性
が得難く、Raが1.0μmを越えると粘着性を低下さ
せる効果が飽和する。Rpが10.0μmを越える粗度
を得るためには、固体粒子の添加量を多くしなければな
らず、コスト上不利となる。さらに好ましい塗膜粗度
は、Raが0.24〜0.50μmで且つRpが2.0
〜5.0μmの範囲である。
【0015】アルミニウム合金板の表面に形成される塗
膜厚さは、8μm以下、好ましくは1.5〜8μmの範
囲とする。8μmを越える塗膜を形成しても粘着性低下
の効果が変わらず、固体粒子の使用量が多くなるためコ
スト高となる。1.5μm未満の塗膜厚さでは、塗膜中
に分散する固体粒子が脱落し易くなる。塗料中に添加す
る固体粒子の添加量は、得べき表面粗さに応じて調整さ
れる。
【0016】本発明におけるアルミニウム合金板として
は、記録媒体カセットのシャッターに要求される強度お
よび耐食性をそなえた種々のアルミニウム合金板を適用
することが可能であるが、強度、耐食性の他、シャッタ
ー材に必要な、曲げ成形性にも優れ、合成樹脂系塗膜を
形成して塗膜密着性、色彩性、耐指紋性、摺動性が良好
なAl−Mg系合金板、とくにMg3.0 〜6.0 %(重量
%、以下同じ)を主要合金成分として含有し、必要に応
じてMn1.5 %以下、Cr0.3 %以下、Cu0.5 %以
下、Ti0.1 %以下のうちの1種以上を含むアルミニウ
ム合金の板材が好適に使用できる。
【0017】
【作用】本発明においては、アルミニウム合金板の表面
に塗膜を形成し、塗膜中に固体粒子を分散させて塗膜表
面を粗面とし、塗膜の表面粗さを特定粗さに限定するこ
とによってシャッター材を構成したので、固体粒子によ
る塗膜表面の微小な凹凸構造が、接触するポリエチレン
フィルムとの間にミクロ的な空間を形成し、実質的にポ
リエチレンフィルムと密着することがなく簡単に剥離す
ることを可能とする。塗膜表面に分散している固体粒子
の微粉末はすべて塗膜で覆われていても、一部が塗膜表
面に顕出していても同一の効果を達成することができ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例と対比して説
明する。 実施例1 アルミニウム合金板(JIS A 5182合金、組成:Mg4.5
%、Mn0.35%、Cu0.07%、Cr0.05%、Zn0.06
%、Ti0.08%、残Al、調質:H36、板厚:0.185m
m)の表面をリン酸クロメート処理( T−Cr 20mg/m2)
したのち、下記塗料をバーコーターで塗装し、250 ℃の
温度で60s 焼付け処理することにより塗膜を形成して、
試験材とした。
【0019】塗料:大日精化工業株式会社製ダイメタロ
ンコートWAL-4526-A(5ウレタン樹脂) に、固体粒子とし
て、株式会社喜多村製のフッ素樹脂粉A(粒径1 〜8 μ
m 、以下、フッ素ビーズ大という) 、フッ素樹脂粉B
(粒径0.3 〜0.7 μm 、以下、フッ素ビーズ小という)
、綜研化学株式会社製の架橋アクリル樹脂粉A(粒径3
〜10μm 、以下、樹脂ビーズ大という) 、架橋アクリル
樹脂粉B(粒径0.5 〜2.0 μm 、以下、樹脂ビーズ小と
いう) を所定量添加したものを使用した。各試験材にお
ける塗料中の固体粒子の添加量および塗膜厚さを表1に
示す。
【0020】
【表1】
【0021】塗膜の表面粗さは、接触式表面粗さ測定器
を使用して、測定長2.5mm 、カットオフ0.8mm 、縦軸倍
率5000倍、横軸倍率100 倍の条件で、アルミニウム合金
板の圧延方向と直角方向( 板幅方向) に10点測定した。
ついで、固体粒子が分散した塗膜を有する試験材( 寸
法:50mm×50mm) にコクヨ( 株) 製フロッピーディスク
ホルダーEDH-213NB のホルダー部分のポリエチレンフィ
ルムを重ね、500gの荷重を負荷し、温度60℃、相対湿度
(RH)80%の雰囲気中に72h 保持、さらに室温で24h 放置
したのち、荷重を除去して水平方向に引張り、塗膜とポ
リエチレンフィルムとの付着状況を評価した。簡単に剥
離できないものについては、ポリエチレンフィルムの端
部に分銅による荷重をかけ、剥離が進行する荷重を測定
することによって粘着の程度を評価した。
【0022】各試験材の塗膜の表面粗さの10点測定にお
ける最大値と最小値、塗膜とポリエチレンフィルムとの
付着性の評価結果を表2に示す。表2に示されるよう
に、本発明に従い、Ra0.2 μm 以上で且つRp1.0 μ
m 以上の塗膜の表面粗さをそなえた試験材No.1〜7 はい
ずれも、ポリエチレンフィルムと付着することがなく、
付着しても簡単に剥離し得る程度の優れた不粘着性を示
した。とくに、表面粗さがRa0.24μm 以上、Rp2.0
μm 以上の塗膜が形成されている試験材No.2、No.4〜7
はポリエチレンフィルムが全く付着することがない。
【0023】
【表2】 《表注》ポリエチレンフィルムとの不粘着性 ◎: 付着せず ○: 簡単に剥離
【0024】比較例1 実施例1と同一組成、調質および板厚を有するアルミニ
ウム合金板の表面に対し、実施例1と同様の前処理およ
び塗装を行い、試験材とした。各試験材の塗膜の表面粗
さを実施例1と同じ方法で測定し、塗膜とポリエチレン
フィルムとの不粘着性を実施例1と同一の方法で評価し
た。各試験材の塗膜形成に使用した塗料中の固体粒子の
含有量および塗膜厚さを表3に示す。また、各試験材に
形成された塗膜の表面粗さおよびポリエチレンフィルム
との不粘着性を表4に示す。
【0025】
【表3】
【0026】
【表4】 《表注》ポリエチレンフィルムとの不粘着性 × :付着、分銅負荷1 〜5g ××:付着、分銅負荷6 〜10g
【0027】表4に示されるように、試験材No.8〜11
は、塗膜表面粗さRaが0.2 μm 未満の個所が存在し、
試験材No.9〜10にはRp1.0 μm 未満の個所も存在する
ため、いずれもポリエチレンフィルムとの不粘着性が劣
る。試験材No.12 はRpが1.0μm未満の個所が存在す
るとともに、塗膜厚さも小さいため固体粒子の保持力も
十分でなく、ポリエチレンフィルムとの付着性が高い。
試験材No.13 は塗膜中に固体粒子が分散していない従来
材であり、ポリエチレンフィルムとの付着力がきわめて
大きい。
【0028】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、ポリエ
チレンフィルムなど、合成樹脂フィルムからなる記録媒
体カセットの収納ケース内に圧力下で長期間保管して
も、シャッターの塗装面がフィルムと粘着することがな
い、合成樹脂フィルムとの不粘着性に優れた記録媒体カ
セットのシャッター用アルミニウム合金塗装板および該
アルミニウム合金塗装板からなるシャッターが提供され
る。塗膜の形成は連続塗装処理により行うことができる
から、当該シャッター用アルミニウム合金塗装板を安価
に提供することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表面粗さ測定の説明図である。
フロントページの続き (72)発明者 花木 和宏 東京都港区新橋5丁目11番3号 住友軽 金属工業株式会社内 (72)発明者 春日 司 東京都港区新橋5丁目11番3号 住友軽 金属工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−346178(JP,A) 特開 平4−268038(JP,A) 特開 平4−330683(JP,A) 特開 平2−92536(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/03 605 C22C 21/06 C23C 22/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗膜を形成したアルミニウム合金板で、
    該塗膜中には固体粒子が分散しており、固体粒子の分散
    により粗面化された塗膜の表面粗さがRa:0.2μm
    以上、Rp:1.0μm以上であることを特徴とする記
    録媒体カセットシャッター用アルミニウム合金塗装板。
  2. 【請求項2】 塗膜の表面粗さがRa:0.2〜1.0
    μm、Rp:1.0〜10.0μmであることを特徴と
    する請求項1記載の記録媒体カセットシャッター用アル
    ミニウム合金塗装板。
  3. 【請求項3】 アルミニウム合金板が主要合金成分とし
    てMg:3.0〜6.0wt%を含有するものであるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の記録媒体カセッ
    トシャッター用アルミニウム合金塗装板。
  4. 【請求項4】 表面に塗膜を形成したアルミニウム合金
    板からなり、該塗膜中には固体粒子が分散しており、
    体粒子の分散により粗面化された塗膜の表面粗さがR
    a:0.2μm以上、Rp:1.0μm以上であること
    を特徴とする記録媒体カセットシャッター。
JP12982495A 1995-04-28 1995-04-28 記録媒体カセットシャッター用アルミニウム合金塗装板および該アルミニウム合金塗装板からなる記録媒体カセットシャッター Expired - Fee Related JP3455609B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12982495A JP3455609B2 (ja) 1995-04-28 1995-04-28 記録媒体カセットシャッター用アルミニウム合金塗装板および該アルミニウム合金塗装板からなる記録媒体カセットシャッター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12982495A JP3455609B2 (ja) 1995-04-28 1995-04-28 記録媒体カセットシャッター用アルミニウム合金塗装板および該アルミニウム合金塗装板からなる記録媒体カセットシャッター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08306155A JPH08306155A (ja) 1996-11-22
JP3455609B2 true JP3455609B2 (ja) 2003-10-14

Family

ID=15019135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12982495A Expired - Fee Related JP3455609B2 (ja) 1995-04-28 1995-04-28 記録媒体カセットシャッター用アルミニウム合金塗装板および該アルミニウム合金塗装板からなる記録媒体カセットシャッター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3455609B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3133719B2 (ja) * 1997-02-03 2001-02-13 古河電気工業株式会社 樹脂被覆アルミニウム合金板材
US6542459B2 (en) 1998-05-28 2003-04-01 Tdk Corporation Cartridge and manufacturing method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08306155A (ja) 1996-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3455609B2 (ja) 記録媒体カセットシャッター用アルミニウム合金塗装板および該アルミニウム合金塗装板からなる記録媒体カセットシャッター
US5512111A (en) Aluminum alloy material for shutter of recording medium cassette, process for producing the same, and aluminum alloy shutter made of the same
JP2003166079A (ja) プレス成形性に優れるプレコート金属板及びその製造方法
JP3298608B2 (ja) 摺動性に優れた記録媒体カセットシャッター用アルミニウム合金塗装板および該アルミニウム合金塗装板からなる記録媒体カセットシャッター
JP2011037083A (ja) 塗装金属材およびこれを用いてなる筐体ならびに塗料組成物
JP3133719B2 (ja) 樹脂被覆アルミニウム合金板材
JP4090031B2 (ja) 加工性および耐傷付き性に優れた塗装金属板
JP2925954B2 (ja) 記録媒体カセットのシャッター用Al合金材料並びにその製造方法及びそれを使用したAl合金製シャッター
JP3123380B2 (ja) 耐摩耗性に優れた塗料組成物および塗装金属板
JPH09122579A (ja) 耐スクラッチ性に優れた樹脂被覆ステンレス鋼板
JPS63132728A (ja) 加工性に優れた高鮮映性を有する鋼板
JP6132078B1 (ja) 黒色塗装鋼板
JP3476115B2 (ja) ディスクシャッタ用アルミニウム又はアルミニウム合金板
JP3476364B2 (ja) ディスクシャッタ用アルミニウム材
JP3499733B2 (ja) ディスクシャッタ用アルミニウム材
JP2001184845A (ja) 記録媒体ドライブケース用塗膜被覆アルミニウム合金材
JP3305905B2 (ja) 加熱無臭性潤滑鋼板
JP3469104B2 (ja) 指向性のない高光輝性塗装鋼板
JP2001018322A (ja) 耐疵付き性及び耐指紋性に優れた導電性黒色表面処理金属板
JP4108284B2 (ja) 記録媒体ケースのシャッタ用アルミニウム合金板
JP2002260361A (ja) 記録媒体ケースのシャッタ用アルミニウム合金板
JPH10151409A (ja) 塗装ステンレス鋼板およびその製造方法
JP3092231B2 (ja) 金属製加工物外面トップコート用塗料組成物
JPH0559194B2 (ja)
JP3199981B2 (ja) 自動車排ガス、塩化物、石跳ね環境での耐食性に優れた塗装ステンレス鋼板

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees