JP3455343B2 - ピンホール検査装置 - Google Patents

ピンホール検査装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば内容物を封
入する前の金属チューブ容器や缶等のような、一端が閉
塞端、他端が開放端となった筒状の非透光性の容器を被
検査物として、内容物封入後の漏れの原因となるピンホ
ールを自動的に検出するピンホール検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、缶を被検査物としたピンホール検
査装置としては、フック状の受座を有するスターホイー
ルと、このスターホイールの一側に設けられていて、受
け座に対応してスライドプッシャーを有するプッシャー
ホルダーホイールと、スターホイールの他側に設けられ
ていて、受け座に対応して環状の溝を有する光シール環
盤とを備えており、スターホイールの受座間に架け渡し
て受け取った被検査物の閉塞端側からスライドプッシャ
ーを突き出して、被検査物の閉塞端をバキュームしてス
ライドプッシャー先端に吸着すると共に、被検査物を押
圧してその開放端を光シール環盤の溝内に係合させて保
持し、この状態でスターホイール、プッシャーホルダー
ホイール及び光シール環盤を回転させて、被検査物の上
下からライトを照射する光検査ステイションに被検査物
を移動させ、この光検査ステイションにおいて、光シー
ル環盤の環状の溝の中央部に設けられた孔を介して被検
査物内への光の漏れを光検知器で調べるものが知られて
いる(特公昭62−55096号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のピンホール検査装置は、スターホイールの各受座に
対応する数のスライドプッシャーが必要で、しかもこの
各スライドプッシャーは吸引機構をも備えたものであ
り、各スライドプッシャーの突出及び後退制御、各スラ
イドプッシャー毎の吸引並びにその解除制御が必要で、
構造及び作動制御が複雑で、コスト的にも高くつく問題
がある。
【0004】また、開放端が光シール環盤の溝に係合さ
れる前の被検査物は、スターホイールの受座間に架け渡
されただけの不安定な状態にあるので、位置ずれを生じ
やすく、スライドプッシャーによる押圧時に軸線が一致
せず、正常な動作が妨げられやすい問題がある。
【0005】更には、従来のピンホール検査装置のライ
トとしては、蛍光灯や白熱灯が使用されており、稼働中
常時点灯させておくため発熱量が大きく、付近の部品の
損耗を早めたり、場合によっては被検査物を損傷する問
題がある。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、ピンホール検査装置の構造及びその作動制
御を簡略化してコストダウンを図ると共に、作動精度の
向上とライトの発熱抑制を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために本発明では、
一端が閉塞端、他端が開放端となった非透光性の筒状の
被検査物についてのピンホールの有無を検査するピンホ
ール検査装置において、吸引孔を有する透光性の座部が
周壁部に所定間隔で埋設されていると共に、一側に受け
壁が突設されていて、この受け壁には座部に対応して検
査孔が貫通しており、しかも間欠回転駆動されること
で、被検査物受入位置で開放端を受け壁側に向けて座部
に吸着した被検査物を、被検査物検査位置、被検査物送
出位置に順次移動させ、被検査物送出位置で被検査物の
吸引を解除する吸引ドラムと、被検査物検査位置に被検
査物が一時停止する毎に、被検査物をその閉塞端側から
押圧し、被検査物の開放端を受け壁の内壁面側から検査
孔の周囲に押し付けて遮光する検査用押圧手段と、被検
査物検査位置の吸引ドラムの外側と内側に夫々設けられ
ており、被検査物の開放端が検査孔の周囲に押し付けら
れた状態で発光するフラッシュライトと、被検査物検査
位置に被検査物が一時停止する毎に、受け壁の外壁面側
から検査孔の周囲に押し付けられて遮光した状態で、フ
ラッシュライトの発光によって被検査物内に漏れる光の
有無を検出する漏れ光検出手段とを有するピンホール検
査装置としているものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図4に基づいて、本発明に
係るピンホール検査装置の一実施の形態を説明する。
【0009】図1及び図2において、1は間欠回転駆動
される吸引ドラムで、被検査物2を、被検査物受入位置
A、被検査物確認位置B、被検査物検査位置C、被検査
物送出位置Dの順に順次移動させるためのものである。
尚、被検査物受入位置とは、検査に供する被検査物2を
後述する座部4に吸着させる位置、被検査物確認位置B
は必須のものではないが、被検査物2が座部4に吸着さ
れているか否かを確認する位置、被検査物検査位置Cと
は被検査物2にピンホールがあるか否かを検査する位
置、被検査物送出位置Dとは検査の終了した被検査物2
を次段へと送り出す位置である。
【0010】吸引ドラム1の周壁面には、吸引孔3を有
する透光性の座部4が所定間隔で埋設されている。座部
4は、図3に示されるように、一端側に一段高いV字面
5が形成されており、上下に貫通する吸引孔3がこのV
字面5の底部に開口している。また、座部4を形成する
材料は、透光性の材料、特に透明な材料であれば広く用
いることができ、透明な合成樹脂、例えばポリカーボネ
イト、ポリエステル、ポリメチルメタクリレート等で形
成することもできるが、長期間高い透光性を維持できる
点から透明なガラスが好ましい。
【0011】吸引ドラム1は、図2に明示されているよ
うに、吸引ポンプ6に接続されており、被検査物受入位
置Aで吸引孔3が吸引ドラム1内の負圧に接続され、供
給される被検査物1は吸引孔3の吸引力によって座部4
上に保持されるもので、安定した保持状態が得られる。
尚、本例における被検査物2はキャップ付の金属チュー
ブ容器で、搬送手段7によって運ばれて来た被検査物2
は供給シュート8上を転がって座部4に吸着されるもの
である。この時、吸引孔3がV字面5の底部に設けられ
ており、吸引孔3が直に被検査物2に密着せず、吸引孔
3と被検査物2の間に吸引力を逃がす隙間が確保される
ので、被検査物2の外径変化にも対応でき、なおかつこ
の吸着保持構造のため、後述する位置合わせ用押圧手段
9や検査用押圧手段10によって、座部4に吸着された
被検査物2をその軸方向にずらすことが可能となってい
る。
【0012】吸引ドラム1の一側には受け壁11が突設
されている。上記座部4はV字面5側をこの受け壁11
側にして設けられている。被検査物2はその開放端側を
受け壁11側に向けて供給され、その状態で座部4に吸
着されるものである。
【0013】被検査物受入位置Aで座部4に吸着された
被検査物2は、吸引ドラム1が所定ピッチ(本例では1
ピッチ)回転されると、被検査物確認位置Bに移動され
て一時停止する。この被検査物確認位置Bには、受け壁
11とは反対側に位置合わせ用押圧手段9が設けられて
いる。この位置合わせ用押圧手段9は、例えばエアシリ
ンダー等の往復駆動手段12aによってスライド駆動さ
れるものである。また、被検査物確認位置Bには被検査
物を検出する被検査物検出センサー13が設けられてい
る。
【0014】上記被検査物確認位置Bにおける作動を説
明すると、吸引ドラム1が所定ピッチ回転すると、往復
駆動手段12aが作動し、位置合わせ用押圧手段9を一
定量突出させる。位置合わせ用押圧手段9は、前進し
て、座部4に吸着された被検査物2の閉塞端側を押圧
し、被検査物2を受け壁11側にずらせて、被検査物2
の長さ方向のずれを修正して、被検査物2を一定位置に
位置させた後、元の位置に戻る。また、やはり吸引ドラ
ム1が1ピッチ回転した時に被検査物検出センサー13
が作動し、被検査物確認位置Bに被検査物2が送られて
来たか否かを確認する。即ち、被検査物確認位置Bにお
ける座部4上に被検査物2が確認された時にはそのまま
動作を進め、座部4上に被検査物2が確認されない時に
は、当該座部4の位置における以後の検査動作を中止
し、誤動作を防止するものである。
【0015】尚、この被検査物確認位置Bにおける被検
査物検出センサー13は省略することもできるが、座部
4に被検査物2が供給されないことによる誤動作の確実
な防止を図る上では設けることが好ましい。
【0016】被検査物確認位置Bでその存在が確認され
た被検査物2は、吸引ドラム1の次の所定ピッチ(本例
では1ピッチ)の回転により、座部4に吸着されたまま
被検査物検査位置Cへと移動し、再び一時停止する。被
検査物検査位置Cには、受け壁11とは反対側に検査用
押圧手段10が設けられている。この検査用押圧手段1
0は、例えばカム機構及びエアシリンダー等の往復駆動
手段12bによってスライド駆動されるものである。
【0017】被検査物2が被検査物検査位置へ移動して
くると、往復駆動手段12bが作動して検査用押圧手段
10を被検査物2に向けて突出させる。検査用押圧手段
10は、被検査物2の閉塞端側を押圧し、開放端を受け
壁11へと押し付ける。この状態が図4に示される状態
である。
【0018】更に図4に基づいて説明すると、本例にお
ける被検査物2であるキャップ付の金属チューブ容器の
キャップ側を検査用押圧手段10が押圧し、チューブ本
体の開放端を受け壁11へと押し付ける。この時、被検
査物2を吸着する座部4のV字面5が一段高く形成され
ていることで、被検査物2の閉塞端側が座部4から浮き
上がった状態にあるので、検査用押圧手段10の押圧面
の形状及び大きさの選択範囲が広がり、多くの形状及び
大きさの被検査物2に対応することができる。前述した
被検査物確認位置Bにおける位置合わせ用押圧手段9に
よる押圧時にも同様のことがいえる。
【0019】座部4の位置に対応して、受け壁11には
これを貫通して検査孔14が形成されている。本例にお
いては、受け壁11の内壁面側(座部4側の側面)に、
検査孔14を囲んで遮光パッド15aが設けられてお
り、被検査物2の開放端はこの検査孔14周囲の遮光パ
ッド15aに押し付けられ、被検査物2の開放端と検査
孔14間が遮光される。この遮光は、従来と同様に、検
査孔14の周囲に環状の溝を形成しておき、この環状の
溝に被検査物2の開放端を係合させることで行うことも
できる。しかし、環状の溝内に入り込んだ部分について
はピンホールの検査ができないのに対し、本例のような
遮光パッド15aによる遮光の場合、弾性を利用した圧
接のみで、環状の溝のような深い係合ではないので、こ
のような検査のできない領域がほとんど発生しない利点
がある。この遮光パッド15aの材質としては、非透光
性で適当な弾力性のある材料、例えばカーボンを練り込
んだゴム等が用いられる。
【0020】上記遮光パッド15aの反対側、即ち受け
壁11の外壁面側(座部4とは反対側の側面)にも検査
孔14を囲んで遮光パッド15bが設けられている。上
記検査用押圧手段10による被検査物2の押圧と同時
に、被検査物2とは受け壁11を挟んで反対側に位置す
る漏れ光検出手段16が検査孔14に向かって前進し、
検査孔14周囲の遮光パッド15bと圧接してその周囲
を遮光する。この漏れ光検出手段16と検査孔14間の
遮光も、環状の溝と突出片の係合等によって行うことも
できるが、本例のような遮光パッド15bを介在させた
圧接による方が簡便である。また、漏れ光検出手段16
としては、後述するフラッシュライト17a〜17cの
光に対して感度のよいカメラ様のものを用いることがで
きる。
【0021】図1及び図2に明示されているように、被
検査物検査位置Cには、吸引ドラム1の外側と内側とに
夫々フラッシュライト17a〜17cが設けられてい
る。検査用押圧手段10の前進によって被検査物2の開
放端が遮光パッド15aに密着し、かつ漏れ光検出手段
16が前進して遮光パッド15bに密着した状態で、こ
れらのフラッシュライト17a〜17cが発光する。漏
れ光検出手段16は検査孔14を介して被検査物2の内
側を観察している。一方、前述のように座部4は透光性
材料で構成されているので、被検査物2は四方からフラ
ッシュライト17a〜17cの光を浴び、ピンホールが
存在する場合、フラッシュライト17a〜17cの光が
被検査物2の内部に漏れ、これが漏れ光検出手段16に
よって検出されることでピンホールの存在が検出され
る。
【0022】フラッシュライト17a〜17cは、蛍光
灯や白熱灯のように常時点灯させておく必要がなく、こ
れらに比して極めて発熱量が小さいことから、本発明の
ように吸引ドラム1の内側に設けても、発熱による悪影
響がない。また、フラッシュライト17a〜17cは、
瞬時の発光ではあるが強い光を発生するので、確実にピ
ンホールの存在を検出することができるものである。
【0023】また、本例における被検査物2であるキャ
ップ付の金属チューブ容器の場合、通常キャップは合成
樹脂製であり、フラッシュライト17a〜17cの光が
透過してしまうおそれがある。従って、図4に示される
ように、検査用押圧手段10を遮光性の材料で構成する
と共に、キャップを覆った状態で被検査物2を押圧でき
る形状とし、キャップを光が透過するのを防止できるよ
うにしておくことが好ましい。
【0024】このようにして被検査物検査位置Cにおけ
る被検査物2の検査が終了すると、検査用押圧手段10
及び漏れ孔検出手段16が元の位置に後退し、吸引ドラ
ム1が所定ピッチ(本例では2ピッチ)回転すると、検
査が終了した被検査物1は、座部4に吸着されたまま被
検査物送出位置Dに至り、そこで座部4の吸引孔3と吸
引ドラム1内の負圧が遮断されて吸引が解除され、搬出
シュート18上に送り出される。この被検査物送出位置
Dには、漏れ光検出手段16で漏れ光が検出され、ピン
ホールの存在が確認されたものを別ラインへ振り分ける
振り分け手段(図示されていない)を設けておくことが
好ましい。この振り分け手段としては、漏れ光検出手段
16からの信号に基づき、漏れ光が検出された被検査物
2が被検査物送出位置Dへ移動してきた時に開放され
て、当該被検査物2を別ラインへ落下させるダンパー状
の手段を挙げることができる。また、被検査物検査位置
Cに、前述したフラッシュライト17a〜17cがミス
ファイヤーを生じた時にこれを検出するミスファイヤー
検出手段(図示されていない)を設けておき、ミスファ
イヤーが検知されたときに、該当する被検査物2を上記
と同様にして別ラインへ振り分けることで、検査未了の
被検査物が検査の完了した被検査物2と混ざり合うのを
防止することができる。このミスファイヤー検出手段と
しては、フラッシュライト17a〜17cの発光時に所
定の強さの光が発生しているか否かを検知する光センサ
ー等を用いることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りのものであ
り、次の効果を奏するものである。
【0026】(1)検査物検査位置に検査用押圧手段1
0を設けるだけでよく、各座部4毎にこのような押圧手
段を設ける必要がないので、構造を簡略化でき、しかも
作動制御も容易である。従って、装置のコストを下げる
ことができ、また被検査物2の直径や長さの変更への対
応も容易である。
【0027】(2)被検査物2を座部4に対して吸着し
て保持するので、被検査物2の保持状態が安定してお
り、吸引ドラム1の回転に伴うずれを防止でき、正確な
作動を確保することができる。
【0028】(3)フラッシュライト17a〜17cを
用いているので、発熱量が少なく、光源の発熱による周
囲の部品の損傷、熱膨張による動作不良、更には被検査
物2の損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るピンホール検査装置の要部を示す
斜視図である。
【図2】図1に示されるピンホール検査装置の要部の側
面図である。
【図3】座部の斜視図である。
【図4】被検査物検査位置におけるフラッシュライト発
光時の被検査物の保持状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 吸引ドラム 2 被検査物 3 吸引孔 4 座部 5 V字面 6 吸引ポンプ 7 搬送手段 8 供給シュート 9 位置合わせ用押圧手段 10 検査用押圧手段 11 受け壁 12a,12b 往復駆動手段 13 被検査物検出センサー 14 検査孔 15a,15b 遮光パッド 16 漏れ光検出手段 17a〜17c フラッシュライト 18 搬出シュート A 被検査物受入位置 B 被検査物確認位置 C 被検査物検査位置 D 被検査物送出位置
フロントページの続き (72)発明者 発地 憲 東京都港区高輪2丁目15番16号 山久チ ヱイン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−14026(JP,A) 特開 昭62−91279(JP,A) 特開 昭53−143384(JP,A) 特公 昭62−55096(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/84 - 21/958 B65G 47/86

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が閉塞端、他端が開放端となった非
    透光性の筒状の被検査物についてのピンホールの有無を
    検査するピンホール検査装置において、 吸引孔を有する透光性の座部が周壁部に所定間隔で埋設
    されていると共に、一側に受け壁が突設されていて、こ
    の受け壁には座部に対応して検査孔が貫通しており、し
    かも間欠回転駆動されることで、被検査物受入位置で開
    放端を受け壁側に向けて座部に吸着した被検査物を、被
    検査物検査位置、被検査物送出位置に順次移動させ、被
    検査物送出位置で被検査物の吸引を解除する吸引ドラム
    と、 被検査物検査位置に被検査物が一時停止する毎に、被検
    査物をその閉塞端側から押圧し、被検査物の開放端を受
    け壁の内壁面側から検査孔の周囲に押し付けて遮光する
    検査用押圧手段と、 被検査物検査位置の吸引ドラムの外側と内側に夫々設け
    られており、被検査物の開放端が検査孔の周囲に押し付
    けられた状態で発光するフラッシュライトと、 被検査物検査位置に被検査物が一時停止する毎に、受け
    壁の外壁面側から検査孔の周囲に押し付けられて遮光し
    た状態で、フラッシュライトの発光によって被検査物内
    に漏れる光の有無を検出する漏れ光検出手段とを有する
    ことを特徴とするピンホール検査装置。
  2. 【請求項2】 被検査物の開放端が押し付けられる受け
    壁の内壁面部分と、漏れ孔検出手段が押し付けられる受
    け壁の外壁部分とに、非透光性で弾力性のある遮光パッ
    ドが夫々取り付けられていることを特徴とする請求項1
    のピンホール検出装置。
  3. 【請求項3】 被検査物が、一端に合成樹脂製キャップ
    が嵌め込まれ、他端が開放された金属チューブ容器であ
    り、検査用押圧手段が、キャップ部分を覆って遮光した
    状態で金属チューブ容器を押圧するものであることを特
    徴とする請求項1のピンホール検査装置。
  4. 【請求項4】 被検査物受入位置と被検査物検査位置の
    間に被検査物確認位置が設定されており、この被検査物
    確認位置における座部に被検査物が吸着されているか否
    かを検出する被検査物検出手段が設けられていることを
    特徴とする請求項1のピンホール検査装置。
  5. 【請求項5】 被検査物確認位置に被検査物が一時停止
    する毎に、被検査物を、被検査物の閉塞端側から押圧し
    て、被検査物の吸着位置を一定に揃える位置合わせ用押
    圧手段が設けられていることを特徴とする請求項4のピ
    ンホール検査装置。
  6. 【請求項6】 被検査物送出位置で吸引が解除されて吸
    引ドラムから送り出される被検査物について、漏れ光検
    出手段で漏れ光が検出されたものを別ラインへ振り分け
    る振り分け手段が設けられていることを特徴とする請求
    項1のピンホール検査装置。
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