JP3454690B2 - Ccd用駆動回路 - Google Patents

Ccd用駆動回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モニター部の画質
の改良を施したCCD用駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電荷転送デバイスとしてCCD
(Charge Coupled Dvice)が知られ、CCDは入射され
てきた光線を電圧変換し、画像を撮るためのデバイスと
して良く知られている。このCCDを用いた撮像装置に
は、主にフレームトランスファー方式とインターライン
方式があり、フレームトランスファー方式について説明
する。CCDに入射された光線は、主に次の5つの過程
を経て電圧に変換される。まず、CCDの撮像部に入射
された被写体の光線は、CCDを構成するフォトダイオ
ードにおいて入射光が電荷に変換される(光電変換過
程)。過程1で光電変換された電荷は、第1の所定レー
トのタイミング(例えば、NTSC規格では60Hzご
と:Vレート)でCCDの蓄積部に蓄積される(蓄積過
程)。蓄積部に蓄積された電荷は、第2の所定レートの
タイミング(例えば、15.75KHzごと:Hレー
ト)で水平転送路に転送される(転送過程)。さらに、
水平転送路に転送された電荷は、水平転送パルスに基づ
きFDA(Floatingdufusion Amp)部で電圧変換され、
電気信号として後段回路に出力される(電圧変換過
程)。一方、電圧変換され不要になった電荷は、第1の
所定レートのタイミングで高電圧のリセット信号によっ
てFDA部から電源へ掃き出す(過程5)。図4は、上
記過程のうち、CCDを動作可能な状態とし、電荷を電
源に掃き出させるためにCCDを駆動する駆動回路であ
る。
【0003】図4において、電源1から発生した電源電
圧は、DC−DCコンバータ2に印加され、−10Vの
直流電圧に変換される。−10Vの直流電圧は交流パル
ス発生回路3に印加され、システムクロック発振器5の
クロック周波数に基づいて、例えば数百KHzの周波数
で、−10〜+5Vの振幅のパルス信号が発生する。こ
のパルス信号は、直流電圧発生回路4で平滑され、この
回路内でレベルシフトされ昇圧されることにより、20
Vの直流出力電圧が発生する。
【0004】また、DC−DCコンバータ2の出力直流
電圧は、駆動信号発生回路6に印加され、−10Vの直
流電圧と5Vの電源電圧に基づき、Vレートつまり60
Hzの周波数で、振幅が−10〜+5Vの駆動信号が発
生する。これらの+20Vの直流電圧及び駆動信号は、
CCDカメラシステム7に伝送され、重畳の結果得られ
た+35Vの期間にCCDの電荷の掃き出しが行われ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4の従来回路では、
常にシステムクロックがパルス信号発生回路3に供給さ
れているため、システムクロックの立ち上がりまた立ち
下がりに起因する高調波ノイズが直流電圧発生回路4の
出力直流電圧に重畳される。パルス信号発生回路3の出
力パルスはシステムクロックに同期し、また、システム
クロックが例えば数百KHzの周波数を有しているの
で、前記高調波ノイズはモニターの固定の位置に縦縞模
様が発生し、画質の低下を招くという問題が発生してい
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、システムクロ
ックに基づいてCCDを駆動する駆動回路において、映
像信号中のブランキング信号に同期して、前記システム
クロックに基づいたCCDの駆動を停止することを特徴
とする。特に、非ブランキング期間にCCDの駆動を停
止することを特徴とする。
【0007】また、前記システムクロックを発生するシ
ステム発振器と、前記映像信号のブランキング信号に同
期して禁止信号を発生する禁止信号発止回路と、該禁止
信号に応じてシステムクロックの印加を禁止する禁止回
路とを備えることを特徴とする。さらに、非ブランキン
グ期間中に前記禁止信号を発生することを特徴とする。
【0008】また、前記映像信号のブランキング信号に
同期して停止信号を発生する停止信号発生回路とを備
え、該停止信号に応じてシステム発振器が停止させるこ
とを特徴とする。さらにまた、前記停止回路は、非ブラ
ンキング期間中に前記停止信号を発生することを特徴と
する。
【0009】本発明によれば、映像信号の非ブランキン
グ期間にシステムクロックの供給を停止し、ブランキン
グ期間のみシステムクロックの供給を行わせる。従っ
て、ブランキング期間にのみ高調波ノイズが発生するた
め、CCDの画質に悪影響を及ぼさない。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す
図であり、8は例えばNTSC規格の映像信号からブラ
ンキング信号を検出し、非ブランキング期間に禁止信号
を発生するブランキング期間検出回路、9は前記禁止信
号に応じてシステムクロックのパルス信号発生回路3へ
の供給を遮断するスイッチである。尚、図1において、
図4と同一の回路については図1と同一の符号を付し説
明を省略する。
【0011】図1において、電源1から発生した+5V
の電源電圧は、DC−DCコンバータ2で、−10Vの
直流電圧に変換される。−10Vの直流電圧は交流パル
ス発生回路3に印加される。ここで、交流パルス発生回
路3に印加されるシステムクロックはスイッチ9の開閉
により供給または非供給される。システムクロックが供
給された場合、システムクロックの周波数に基づいて、
周波数が例えば数百KHzオーダーで、−10〜+5V
の振幅のパルス信号aが発生する。このパルス信号a
は、直流電圧発生回路4で平滑され、さらにレベルシフ
トされことにより、20Vの直流出力電圧bが発生す
る。また、システムクロックが供給されない場合、パル
ス信号発生回路3からはパルス信号は発生せず、0Vの
一定レベルの信号aが発生する。この場合、直流電圧発
生回路4内のコンデンサーCに充電された電荷が放電さ
れるが、パルス信号aを直流レベルに平滑するためにコ
ンデンサーCは十分に大きく設定されているので、直流
出力電圧bは緩やかに低下し、直流電圧発生回路4は略
20Vの出力電圧を発生する。
【0012】一方、DC−DCコンバータ2の出力直流
電圧は、駆動信号発生回路6に印加され、−10Vの直
流電圧と5Vの電源電圧とに基づき、さらにVレートの
周期に応じて駆動信号発生回路6は周波数が60Hz
で、振幅が−10〜+5Vの駆動信号を発生する。次
に、スイッチが開閉したときの各々の信号変化について
説明する。
【0013】ブランキング期間検出回路8は、映像信号
から図3に示される水平ブランキング期間を検出し、禁
止信号cを発生する。禁止信号cは、図3cのようにブ
ランキング期間に「H」レベルとなり、非ブランキング
期間に「L」になる。禁止信号cはスイッチ9に印加さ
れ、禁止信号cのレベルに応じてスイッチ9は開閉す
る。禁止信号cが「H」レベルの場合スイッチ9は閉じ
られ、システムクロックがパルス信号発生回路3に印加
される。よって、図3の期間Aに示されるように、パル
ス信号aが発生し、これを平滑することによって図3b
の出力直流電圧bを発生する。また、禁止信号cが
「L」レベルの場合、スイッチが開けられ、システムク
ロックの供給が遮断され、その結果図3の期間Bの如く
パルスは発生せず、一定レベルの信号が発生する。これ
により、直流電圧発生回路4のコンデンサーCは放電を
開始する。図3期間Bの直流電圧bは図3bのように緩
やかに低下するが、コンデンサーCの放電時定数は十分
に大きいので図3期間Bの直流電圧bは略+20Vを保
つ。
【0014】また、図3期間Aでは直流電圧発生回路4
にパルス信号aが再び供給され、上記の如く期間Aの直
流電圧bは放電状態のコンデンサーCの平滑により得ら
れるようになる。ここで、コンデンサーCの充電時定数
が放電時定数より小さく設定されるので、コンデンサー
Cはすぐに充電され、パルス信号aが直流電圧発生回路
4に印加されると期間Bの直流電圧bはすぐに20Vに
なる。このように、スイッチ9の開閉にかかわらず、直
流電圧bは常に略+20Vとなり、直流電圧bの変動幅
は小さいので、出力電圧bの変動幅によりCCDカメラ
システム7に悪影響が与えられない。
【0015】よって、非ブランキング期間にシステムク
ロックの供給を停止しても、常にCCDカメラシステム
7に+20Vの電圧の印加が可能になる。その為、シス
テムクロックに起因する高調波ノイズがCCDカメラシ
ステム7に印加されるのが防止される。また、ブランキ
ング期間にシステムクロックを供給し、高調波ノイズが
CCDカメラシステム7に印加されても、ブランキング
期間であるため特定ノイズが画面に表れることがない。
【0016】図2は、他の実施の形態を示す図であり、
図3cの如きブランキング期間検出回路8の出力cを停
止信号としてシステムクロック発振器5に印加したもの
である。システムクロック発振器5は、「H」レベルの
停止信号cが印加されると発振動作を行いシステムクロ
ックを発生し、「L」レベルの停止信号cが印加される
と発振動作を停止する。その結果、ブランキング期間で
はパルス信号発生回路3はパルス信号aを発生し、非ブ
ランキング期間ではパルス信号aの代わりに一定レベル
の信号を発生する。よって、直流電圧発生回路4は、ブ
ランキング期間及び非ブランキング期間により変動する
図3bの如き直流電圧bを発生する。従って、図2の回
路も図1と同様の効果を奏することができる。
【0017】尚、ブランキング期間検出回路8は水平ブ
ランキング期間を検出するが、これに限らず垂直ブラン
キング期間、水平及び垂直ブランキング期間の両方を検
出してもブランキング期間の検出が可能になる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、非ブランキング期間に
システムクロックの供給を停止または禁止し、ブランキ
ング期間にシステムクロックを供給するので、非ブラン
キング期間中ではCCDに高調波ノイズは印加されな
い。また、システムクロックに起因する高調波ノイズが
発生しても、画像として表れないブランキング期間中の
映像信号に高調波ノイズが重畳されるだけである。従っ
て、システムクロックに起因する縦縞ノイズを画面上に
発生することが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の動作を説明するタイミングチャートで
ある。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電源 2 DC−DCコンバータ 3 パルス信号発生回路 4 直流電圧発生回路 5 システムクロック発振器 6 駆動信号発生回路 7 CCDカメラシステム 8 ブランキング期間検出回路 9 スイッチ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムクロックを発生させるシステム
    発振器と、 電源回路に接続され且つ前記システム発信器のシステム
    クロックに基づいてパルス信号を発生させるパルス信号
    発生回路と、 前記パルス信号を平滑化して直流電圧を発生させ、前記
    直流電圧をCCDカメラシステムに供給する直流電圧発
    生回路と、 映像信号のブランキング信号に同期して禁止信号を発生
    させて、非ブランキング期間に前記システムクロックの
    供給を停止させる禁止信号発生回路と、前記直流電圧発生回路に接続されたコンデンサとを有
    し、 前記システムクロックが供給された際に充電された前記
    コンデンサが、前記システムクロックの供給が停止され
    た際に放電することで、前記CCDカメラシステムに所
    定の電圧を供給することを特徴とするCCD用駆動回
    路。
  2. 【請求項2】 前記システム発振器と前記パルス信号発
    生回路との間にはスイッチが設けられ、前記禁止信号発
    生回路から発生された禁止信号に応じて前記スイッチが
    開くことで、前記前記システムクロックの供給を停止さ
    せることを特徴とする請求項1記載のCCD用駆動回
    路。
  3. 【請求項3】 前記禁止信号発生回路から発生された禁
    止信号に応じて前記システム発振器が停止することで、
    前記前記システムクロックの供給を停止させることを特
    徴とする請求項1記載のCCD用駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記映像信号の水平ブランキング期間を
    検出して前記禁止信号を発生させることを特徴とする請
    求項1記載のCCD用駆動回路。
  5. 【請求項5】 前記映像信号の垂直ブランキング期間を
    検出して前記禁止信号を発生させることを特徴とする請
    求項1記載のCCD用駆動回路。
  6. 【請求項6】 前記映像信号の水平ブランキング期間お
    よび垂直ブランキング期間の両方を検出して前記禁止信
    号を発生させることを特徴とする請求項1記載のCCD
    用駆動回路。
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TW503620B (en) 2000-02-04 2002-09-21 Sanyo Electric Co Drive apparatus for CCD image sensor
JP4508940B2 (ja) * 2005-05-17 2010-07-21 富士フイルム株式会社 タイミングジェネレータ、アナログフロントエンド回路、及び固体撮像装置

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