JP3454601B2 - エレベータの運行制御装置 - Google Patents

エレベータの運行制御装置

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JP3454601B2
JP3454601B2 JP08407095A JP8407095A JP3454601B2 JP 3454601 B2 JP3454601 B2 JP 3454601B2 JP 08407095 A JP08407095 A JP 08407095A JP 8407095 A JP8407095 A JP 8407095A JP 3454601 B2 JP3454601 B2 JP 3454601B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの運行制御
装置に係り、特に利用状況に応じて乗りかごの運行を変
更するエレベータの運行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多階床を複数台のエレベータがサービス
するいわゆる群管理エレベータにおける運行制御は、発
生したホール呼びに対応するエレベータを選択し、決定
するものであり、マイクロコンピュータが用いられるよ
うになって以降、各エレベータごとに発生したホール呼
びをサービスするまでの待ち時間などの評価値を計算
し、この評価値によってサービスするエレベータを決定
するホール呼び割り当て方式が用いられている。
【0003】また、特開昭59−177267号公報に
見られるように、混雑階であればより定員数の多いエレ
ベータを割り当てるものや、特開昭55−140468
号公報のように、特定階の乗り場呼びには特定のエレベ
ータが優先的に割り当てれるように優先度を設定したも
のがある。更に、車椅子ボタンを併設してある場合は、
車椅子ボタン呼びがあると車椅子専用エレベータを割り
当てるという運行制御を行い、VIP呼びを割り当てら
れたエレベータは群管理のグループから切り離して専用
運転にするという運行制御が行われている。
【0004】一方、利用者の多様な要求に応えるため特
開平2−127376号公報には、「すいているエレベ
ータ」や「早く来るエレベータ」を乗り場で選択できる
技術が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭55−14
0468号公報や特開昭59−177267号公報及び
車椅子呼びに対する応答等は、特定のホール呼びに対し
て特定のエレベータをサービスするもので、一般利用者
の多様な要求に対処するものではなく、VIP呼びへの
応答も、特定のホール呼びに対してエレベータを群管理
の運行制御から切り離してサービスするもので、多様な
要求に応えるものではなかった。
【0006】また、特開平2−127376号公報で
は、乗り場で乗客の指定した状態のエレベータを選択
し、割り当てても、そのホール呼びをサービスした後の
状況変化は何ら考慮されていないため、その呼びを発生
した利用者が目的階まで自分の要求どおりの状態である
かどうかは保証されていない。
【0007】さらに、高層ビルなどで1階から屋上に行
く場合など強壮者には直行するエレベータが好まれる
が、弱者にとっては急激な高度変化に伴う気圧変化のた
め不快感を起こす場合もあるので、速度を落としてゆっ
くり上昇したり、途中で何度か停止して気圧変化に適応
する時間をとる方が好まれる場合がある。また、特定階
からの利用者や特定の乗り場呼びの利用者だけに特定の
サービスや特定の案内を行いたいという要求もある。こ
のような種々の要求を満足するためにエレベータを専用
に運転させると、エレベータ群管理を効率的運用するこ
とができなくなり、待ち時間が極端に悪化したり輸送能
力が不足したりするという不具合が生じる。
【0008】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、乗車した乗客に属性
を持たせ、その属性に基づいて呼び割当て等の運行制御
を行うことにより、効率の良い運行制御を行うことがで
きるエレベータの運行制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数台のエレ
ベータの運行を制御するエレベータの運行制御装置にお
いて、ホール呼びおよびかご呼びの情報が入力される情
報収集手段と、属性を付与された利用者と属性の付与さ
れない利用者とを識別する乗客識別手段と、あらかじめ
利用者の属性の内容を登録し、登録された内容を記憶す
る属性内容登録手段と、この属性内容登録手段内に設け
られ 階床別に属性を登録する 階床別登録手段と、前記
情報収集手段、前記乗客識別手段、属性内容登録手段お
よび階床別登録手段から入力される情報に基づいて乗り
かごの乗客に対して属性を付加し、当該乗客の属性を登
録する乗客属性登録手段と、乗客属性登録手段に登録さ
れた利用者に関する情報と、前記情報収集手段によって
収集されたホール呼び情報及びかご呼び情報とからサー
ビス号機を割当てる割当て制御手段とから構成し、か
つ、前記属性を、かご内混雑度優先サービスとし、この
属性に基づいて乗かご内の混雑度合いを所定値以下に制
御するようにしたことを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照し、本発明の実施例につい
て説明する。
【0011】〔第1実施例〕 まず、第1の実施例について図1ないし図3を参照して
説明する。
【0012】図1は第1の実施例に係るエレベータ運行
制御装置の全体構成図である。同図において、ホール呼
びボタン101,102〜10nの信号は伝送路2を通
して群管理制御装置3内のホール呼び収集部31に送ら
れる。なお、本図ではホール呼びボタンは通常の上下呼
びボタンとしているが、利用者の好みに応じたエレベー
タを選択的に呼べるボタンを配置してもよい。群管理制
御装置3は、ホール呼び収集部31、乗客識別部31
0、乗客属性登録部311、乗りかご内乗客テーブル3
12、かご情報収集部32、属性内容テーブル34及び
割当て制御部36からなる。かご呼びボタン41,4
2,43,44の信号は、エレベータ内の重量などとと
もに、乗りかご情報として乗りかご伝送線51,52,
53,54を通して号機制御装置61,62,63,6
4に送られる。号機制御装置61〜64に送られた乗り
かご情報は、号機制御装置61〜64の持つ情報に併せ
て制御装置伝送路7を介して群管理制御装置3内のかご
情報収集部32に送られる。
【0013】前記乗客識別部310は乗客識別装置15
の識別情報を収集する。乗客属性登録部311は、ホー
ル呼び情報収集部31、かご呼び情報収集部32及び乗
客識別部310の情報を参照して乗客に属性を付加し、
乗りかご内乗客テーブル312に属性を含めて乗客を登
録する。割当て制御部36は、乗りかご内乗客テーブル
312の乗客の属性とホール呼び情報収集部31及びか
ご呼び情報収集部32の収集した情報を基に発生したホ
ール呼びに対するエレベータを決定し、その結果を制御
装置伝送路7を通して号機制御装置61〜64に送る。
号機制御装置61〜64はその割当て結果に基づきモー
タ81,82,83,84を駆動し、巻き上げ機91,
92,93,94を駆動制御することによって、エレベ
ータ111,112,113,114を移動してホール
呼びをサービスするものである。また、各エレベータ1
11〜114の駆動用のロープの一端にはカウンターウ
ェイト121,122,123,124が設けられてい
る。なお、本図では各ホールに表示装置131,132
〜13nを設けてあり、この表示装置131〜13nに
どのような属性のかごが到着するかを報知することもで
きる。なお、この場合、例えば案内表示によって報知す
る。
【0014】このように各利用者ごとに属性を持たせ、
各乗りかごごとにかご内乗客テーブル312に属性を含
めてサービス完了まで乗客を登録しておくことにより、
利用者の希望する状態でエレベータを運行制御でき、か
つ、システム全体の運転効率の低下も最小限にすること
ができる。
【0015】図2は第1の実施例に係るエレベータ制御
装置の動作の概略を示すフローチャートである。
【0016】この実施例に係るエレベータ制御装置で
は、まず、予め予定してある階床のホール呼びボタン1
01〜10n、又は特定のかご呼びボタン41〜44、
無線発信器、赤外線発信器、音声認識、画像認識等から
なる乗客識別装置15から送られた乗客識別部310等
により所定の利用者が発生したことを検出すると(ステ
ップ201)、乗客属性登録部311は属性内容テーブ
ル34から該当する属性を検索する(ステップ20
2)。次に、乗りかご内乗客テーブル312に属性を含
めて乗客を登録する(ステップ203)。次にホール呼
びが発生した場合、割当て制御部36は、ホール呼びに
サービスするエレベータを決定する際、乗りかご内乗客
テーブル312の乗客が属性を持っているかどうかを調
べ(ステップ204)、乗りかご内乗客テーブル312
の乗客が属性を持っていれば、発生したホール呼びを同
じ属性を持ったエレベータに割り当てても、その属性を
満足するか否かを判別する(ステップ205)。同じ属
性を既に持っているエレベータに割り当てたときその属
性を満足しなくなる場合は、そのエレベータを割り当て
対象から除外してサービスエレベータを決定し(ステッ
プ206)、そうでなければ、全エレベータからサービ
スエレベータを決定する。この割当ての際に、属性を有
するエレベータに関しては評価値が選択されやすくなる
ように重みを付けることにより(後述の図13参照)、
同じ属性のエレベータを割り当てやすくすることもでき
る。エレベータが端階に到着したり、属性を持った乗客
が降車したりすると(ステップ208)、乗りかご内乗
客テーブル312をクリアして、乗客とその乗客が持つ
属性を解除する(ステップ209)。
【0017】図3は第1の実施例に係る各エレベータの
動作を示す説明図である。
【0018】図3では、7、8階は乗車時間を優先させ
てサービスする指示がなされているものとし、B号機は
6階で停止するものとする。これを図3においては○で
示す(以下、同様)。このような条件で、図3(a)に
示すように7階でホール呼びが発生すると(これを▽で
示す。)、そのホール呼びにサービスするエレベータを
割当て制御部36が決定した後、設定されたエレベータ
ごとのかご内乗客テーブル312に登録する乗客の属性
に「乗車時間優先サービス」という属性が付加される。
ここでは、待ち時間が最小となるエレベータを割り当て
るとしてA号機がサービスエレベータとなる。この「乗
車時間優先サービス」という属性は、例えば、該割当て
ホール呼びに到着後、発生するかご呼びの行き先階まで
の到着時間が所定の値以下であるという条件とし、行き
先階を3階、属性の条件を到着時間20秒以下とする。
なお、時間の算出基準は1階床2秒、1回停止10秒と
している。
【0019】図3(b)で、次に発生した5階のホール
呼びに対するサービスエレベータを決定する際には、ま
ず、かご内乗客テーブル312に登録された乗客の属性
を調べ、A号機の乗客の属性「乗車時間優先サービス」
の条件である、7階から3階までの到着時間20秒を満
たすかどうか調べる。この場合は5階で10秒停止して
もこの条件を満たすので、全てのエレベータの中から5
階に到着する時間が1番短いエレベータが選択される。
図3(b)の場合はA号機が選択されることとなる。
【0020】次に、図3(c)のように4階でホール呼
びが発生したとする。この場合もA号機が一番早く到着
するが、A号機にホール呼びを割り当てると、A号機の
乗客の属性「乗車時間優先サービス」の条件である20
秒以下のエレベータを満足しなくなり、A号機は割当て
から除外され、残りの号機からサービスエレベータが選
択され、割り当てられる。図3(c)の場合はBのエレ
ベータがサービスエレベータとして決定された。図3
(d)のようにA号機が3階に到着し、属性を持った7
階からの乗客が降車すると、かご内乗客テーブル312
の属性を持った乗客の登録がクリアされ、以降通常の呼
び割当てを行う。
【0021】上記例は7階からの利用者が直ちに3階の
かご呼びボタンを押したか、無線発信器、赤外線発信
器、音声認識、画像認識等(後述の図17参照)により
利用者の行き先を判定して制御することを想定している
が、もし、無線発信器などの個人識別装置がなく、利用
者が乗り込んだのにもかかわらず、かご呼びボタンを押
さなかった場合は、既に登録されているかご呼びの最遠
階又は端階まで属性を維持させ、その後、乗りかご内乗
客テーブル312をクリアするようにする。また、乗り
場に行き先ボタンを設置したり、無線発信器、赤外線発
信器を用いて行き先を指示できるようにしても良い。
【0022】このように、各エレベータのかご内乗客テ
ーブルの乗客に付加する属性は、「直行運転」、「テナ
ントビルにおける一社専有運転」などがある。本実施例
によれば、このように属性を設定することによって専用
のエレベータを設けることなく種々の異なった運転を行
うことが可能となる。
【0023】〔第2実施例〕 図4は属性解除以降の呼びは通常割当てをする第2の実
施例に係るエレベータ制御装置の全体構成図である。な
お、以下の各実施例において、それぞれ同等な各部には
同一の参照符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
【0024】この第2の実施例の特徴は、第1の実施例
における群管理制御装置3に状況推定部37を設けた点
にある。その他各部の構成は前述の第1の実施例と同等
に構成されている。この新たに付加された状況推定部3
7は、ホール呼び収集部31、かご情報収集部32、乗
客識別部310及び割当て制御部36の情報及び割当て
結果に基づいて、未来位置におけるそのエレベータの状
況を推定する。ホール呼びが発生した場合に、状況推定
部37はそのホール呼びに属性を持ったエレベータがサ
ービスするとして、該エレベータに乗った属性を持った
乗客が降車しているならば、割当て制御部36は該エレ
ベータを含めてサービスエレベータの決定を行う。
【0025】図5はこの第2の実施例における属性を持
った乗客が降車したとき以降の呼びは通常割当てで行う
場合の動作を示すフローチャートである。
【0026】この実施例に係るエレベータ制御装置で
は、ステップ205までは前述の第1の実施例と同様の
手順を踏み、ステップ205で属性を持った乗客がいる
エレベータに呼びを割り当てて属性条件を満足するかど
うか調べ、満足しなかった場合は発生ホール呼び階に到
着した時点の状況を状況推定部37で推定する(ステッ
プ501)。そして、ステップ502でステップ501
に推定した推定結果に基づいて発生ホール呼び階に到着
した時点で属性が解除されているか否か、また、属性を
持った乗客がいるかか否かを調べ、属性を持った乗客が
なければ全エレベータの中から割り当てエレベータを選
択して割り当てる(ステップ207)。属性を持った乗
客が乗車したままなら、属性を持った乗客が乗車してい
る乗りかごを除外して割当てを行う(ステップ20
6)。その後の手順は、第1の実施例と同様である。
【0027】〔第3実施例〕 図6は階床ごとに異なる制御を行う第3の実施例に係る
エレベータ制御装置の全体構成図である。
【0028】この実施例の特徴は、第1の実施例におけ
る群管理制御装置3の属性内容テーブル34内に階床別
属性テーブル38を設けた点、及び属性内容テーブル3
4に属性登録装置14を接続した点にある。その他各部
の構成は前述の第1の実施例と同等に構成されている。
このように構成されたエレベータ制御装置では、属性内
容テーブル34の階床別属性テーブル38に階床別の属
性を登録しておき、ホール呼びが発生すると属性登録装
置14は、属性内容テーブル34のホール呼び発生階に
付加されている属性をその階から乗り込む乗客の属性と
し、乗りかご内乗客テーブル312に属性を持つ乗客を
登録する。階床別の属性は予め属性内容テーブル34に
登録しておいても良いが、属性登録装置14によって登
録変更可能としても良い。また、この属性登録装置14
によって、階床別の属性登録だけでなく、その他の属性
の登録、変更を行ってもよい。
【0029】図7は第3の実施例における階床ごとに異
なる制御を行う場合の動作説明図である。本図はエレベ
ータに乗車中の乗客へのサービスに関するものであり、
その内容の一例を以下説明する。
【0030】図7(a)は、特定階からの利用者には特
定の案内表示を行う場合である。特定表示サービス階を
3階としたときその階をサービスしたA号機には、図の
ようにその階の利用者専用の表示が行われる。このよう
にすれば、階床ごとに利用者に応じた表示が可能とな
る。
【0031】図7(b)は、テナントビルなどで複数の
会社が入居している場合、異なる会社の社員同士が乗り
合わせることを防ぐために、異なる会社が入っている階
のホール呼びに対しては、同じエレベータを割り当てな
いようにすることが望まれる場合がある。この例では、
8、7、4階がA社の占有している階である。この例の
場合、A号機が7階のホール呼びに応答して7階に停止
した時点で、A号機はA社用のエレベータとなり、B社
が占有している5階のホール呼びにはA号機は割り当て
られず、この図の場合はB号機に割り当てられる。この
ようにすれば他社の利用者と乗り合わせることがなくな
るので、各会社の人はあたかも自社専用のエレベータで
あるかのように利用することができる。
【0032】図7(c)は、先に述べた乗車時間を優先
制御して所定の時間以内に目的階まで到着するエレベー
タを割り当てる場合の例である。8、7階は乗車時間優
先サービス階であり、この階でホール呼びを発生した利
用者は、目的階まで20秒以下で行けるように制御され
る。図の場合の目的階は3階とし、図の状態で7階と5
階のホール呼びがA号機に割当てされているものとす
る。A号機に7階のホール呼びが割り当てられた時点で
3階までの到達時間が16秒となり、次に発生した4階
のホール呼びをA号機に割り当てるものとすると、3階
への到着時間は、1階の停止時間が10秒かかるとして
26秒となるので、基準としている20秒を越える。そ
こで、4階のホール呼びはA号機以外のエレベータに割
り当てられる。このように制御すれば、到着時間を一定
時間以内にすることができる。なお、この場合、1階床
の通過に要する時間が2秒、1回の停止に10秒かかる
としている。
【0033】図7(d)は、乗りかご内の混雑具合を所
定値以下に制御する場合の例である。8、7階がかご内
混雑度優先サービス階として設定されているものとす
る。いま、7階で発生したホール呼びに対してA号機が
割当てられ、7階をサービスした時点でエレベータ内の
人数が制限値を越えたので、それ以降のホール呼びはA
号機を除外して割り当てられる。この図の場合は5階に
発生したホール呼びはB号機に割り当てられる。
【0034】図8は第1ないし第3の実施例における乗
りかご内乗客テーブル312の一例である。乗りかごご
とに定員まで乗客に関する情報を登録することができ、
各乗客ごとに属性、属性のサービス開始階床、終了階床
及びその条件が記述されている。
【0035】図9は第1ないし第3の実施例における属
性内容テーブル34の一例である。特定の事象、例えば
特定階のホール呼び発生、特殊呼びの登録、重量セン
サ、かご内センサ、無線発信器、赤外線発信器、音声認
識装置、画像認識装置等の所定の出力ごとにエレベータ
に付加する属性とその属性条件、解除条件が記述されて
いる。また、特定の時間でしか行わないとか、混雑時間
帯には本制御を行わないとかの実施条件を加えても良
い。
【0036】〔第4実施例〕 図10はシャトルエレベータとローカルエレベータで乗
り継ぎを円滑に行う第4の実施例の動作を示す説明図で
ある。
【0037】シャトルエレベータ1001とローカルエ
レベータ1002の乗り継ぎを円滑にするためには、従
来から、どちらか一方をもう一方が到着するまで待ち合
わせる方式が提案されているが、この方式では待たされ
る側の効率が低下してしまう。そこで、シャトルエレベ
ータ1001の乗り継ぎ階1003への到着時間が確定
した時点で、ローカルエレベータ1002に到着時間の
範囲を指定する属性を持つ乗客を乗りかご内乗客テーブ
ル312に登録し、指定された到着時間の範囲内に到着
するローカルエレベータ1002に呼び割り当てを行う
とともに、その範囲を超えないように属性に応じた制御
を行う。本図では、シャトルエレベータA号機1001
Aの乗り継ぎ用エレベータとしてローカルエレベータC
号機1002Cが指定された時点でC号機は到着時間の
範囲が指定され、この範囲内に入るように制御される。
本実施例によれば、ローカルエレベータ1002の効率
低下を抑制しながら乗り継ぎを円滑に行うことができる
という効果がある。
【0038】〔第5実施例〕 図11は弱者ボタンを用いた第5の実施例の動作を示す
説明図である。
【0039】エレベータ設備の役割は、乗客を速やかに
目的階に輸送することであり、一般に目的階まで停止せ
ずに到着することが望まれる。一方高層ビルでは目的階
まで直行すると、急な上昇による気圧変化に伴う不快感
が起きることがあり、弱者にとっては所々で停止しなが
ら目的階まで到着した方が良い場合がある。このような
場合、乗り場又は乗りかご内に弱者用ボタンを用意し、
このボタンが押された場合は、速度を遅くして上昇した
り、途中階のホール呼びになるべく停止するようにした
り、下減速パターンを階段状にしたりして利用者が気圧
変化に適応できるようにする。
【0040】図11の(a)は、通常の乗り場呼びボタ
ンに通常運転用の呼びボタン10nに加えて弱者用ボタ
ン1101を「ゆっくりボタン」として併設した例であ
る。図11の(b)は、弱者用のボタン1101を図形
表示した例である。図11(c)は通常の場合のエレベ
ータの運行線図を示し、横軸が時間、縦軸が階床数であ
る。図11(d)は弱者ボタン1101が押された場合
に、減速運転する例である。通常の運転では、約40秒
で80階に到着するが、弱者ボタン1101が押された
場合は減速運転を行い、80階到着までに約80秒かけ
る。図11(e)は途中停止階制御の例である。この例
では、途中階に4回停止し、85秒かけて80階に到着
する運転を行ったものである。前述の説明では気圧変化
について説明したが、病気の人には加減速度の変化が気
になる人もいるので、加減速度を低くするという属性を
与えても良い。本実施例によれば、健常者の利便性を確
保しながら弱者の気圧変化や加減速度による不快感を低
減することができる。
【0041】〔第6実施例〕 図12は展望用エレベータの展望用運転の第6の実施例
の動作を示す説明図である。
【0042】展望用エレベータでも通常の利用者と眺望
を楽しみたい利用者とが乗車するので、通常運転用の呼
びボタン10nに加えて、眺望を楽しみたい利用者用に
展望用ボタン1201を用意し、展望用ボタン1201
が押されたら、エレベータの速度を落として眺望を楽し
めるようにするようにしたものである。
【0043】図12(a)は、展望用運転の乗り場呼び
ボタン1201と通常の乗り場呼びボタン10nとを併
設した例である。図12(b)は、展望用ボタン120
1を図案化した例である。図12(c)は展望用エレベ
ータと通常運転用の違いを示す運行線図である。図のよ
うに展望エレベータ用の呼びに対しては、減速制御して
眺望をゆっくり楽しめるように運転制御する。
【0044】図12(d)は、一部にテナントが入って
オフィスビルとして使用し、その上部階に展望用エレベ
ータが併設されている例を示したものである。この例で
は、6階までがオフィスビルに設定されている。この場
合は展望用呼びボタンが押されても事務所階のかご呼び
のサービスが終了するまでは通常の運転を行い、事務所
階を通過後から展望用運転を行うように制御する。この
ようにすることによって、事務所階の利用者の利便性を
損なわずに展望運転できる。この場合の乗りかご内乗客
の属性としては展望用運転の属性を持つ乗客と6階まで
行く通常運転の乗客の2種類がある。図12(e)は、
図12(c)の運行線図を示したものである。図のよう
に展望用ホール呼びに対して、通常利用者のため6階ま
では通常運転で速やかに目的階まで運転を行い、6階を
越えると速度を落として展望用運転を行い、時間をかけ
て眺望を楽しむことができるようにしている。本実施例
によると、なるべく早く着きたいというオフィス利用者
と、眺望を楽しみたいという利用者の双方を満足させる
ことができる。
【0045】なお、図8に乗りかご内乗客テーブルの例
を図示したが、属性に持ち点を持たせて制御することも
できる。その場合には、図13に示すような乗りかご内
乗客テーブル312が使用される。これまで述べた実施
例でも、属性を付加する利用者の利用階床が違えば一台
のエレベータに複数の属性を持たせることが可能であ
り、また、一部属性については同一利用階床でも複数の
属性を持たせることができるが、「停止階数を少なくす
るか、空いているようにする。」といったように複合し
た条件を属性として与えたい場合がある。このような場
合は乗りかご内乗客テーブル312の属性に点数を設
け、属性を持つ乗りかごに割り当てるごとに該エレベー
タの乗りかご属性テーブルの点数を加算又は減算し、該
得点が所定値以上又は所定値以下となったら割当てから
除外するようにする。本実施例によれば、複合した属性
を取り扱うことができる。
【0046】〔第7実施例〕 図14は表示装置、音声案内装置などを使用する第7の
実施例の要部を示す構成図である。
【0047】この実施例は第1の実施例における群管理
制御装置3にさらに案内表示制御部39を設けるととも
に、各階には乗り場案内装置151,152〜15n
を、各エレベータの乗りかご内には乗りかご案内装置1
61,162,163,164をそれぞれ設け、案内表
示制御部39によって乗りかご内乗客テーブル312の
乗客の属性を基に各階の乗り場案内装置151〜15
n、乗りかご案内装置161〜164に応じた表示案内
を行う例である。
【0048】図15に前記乗りかご案内装置161〜1
64の表示装置の表示例を示す。図15において、
(a)は弱者運転の案内例、(b)は弱者運転で乗り換
えを案内する例、(c)は一社専用運転の案内例、
(d)及び(e)は展望運転の案内例である。このよう
に表示することによって、利用者はそれぞれ運転状態を
知ることができ、利用者にとって利便性が向上する。
【0049】図16に前記乗り場案内装置151〜15
の表示装置の表示例を示す。図16において、(a)及
び(b)は弱者運転の案内例、(c)は一社専用運転の
表示例、(d)及び(e)は展望運転の案内例である。
このように各乗り場に選択可能な運転状態を案内するこ
とにより利用者が自分の希望するエレベータを選択で
き、かつ乗りかご内乗客テーブル312によって乗客に
属性を持たせることにより、効率を落とさずに利用者の
希望に応じたエレベータを選択割り当てすることが可能
となる。特に、後述の無線発信器、音声認識装置などの
個人識別装置がある場合は、属性を持った乗客の各エレ
ベータへの乗り降りまで管理できるので、より効率的か
つきめ細かな制御を実現できる。
【0050】図17は、乗客(利用者)の識別のために
無線発信器、赤外線発信器、超音波発信器、音声認識装
置、画像認識装置等を用いる場合の実施例である。乗客
識別装置15は、乗客識別部1501、属性判定テーブ
ル1502、無線受信機1503、赤外線受信機150
4、超音波受信機1505、画像認識装置1506、音
声認識装置1507のいづれかまたはこれらのいくつか
の組み合わせ、あるいは全てを備える。これによって、
利用者が持つ無線発信器15031、赤外線発信器15
041、超音波発信器15051、カメラ15061、
及びマイクロホン15071等の信号や利用者の発した
音声認識装置1507や画像認識装置1506が検出し
た利用者の様子、立ち居、振る舞い、移動状況、状態な
どを基に、乗客識別装置15の乗客識別部1501が属
性判定テーブル1502の内容を参照して利用者の属性
を識別する。なお、属性判定テーブル1502は図18
のような内容を予め記憶させておく。これによって、上
述の各実施例において乗客の属性を識別し、もしくは判
断して乗客の属性に応じた最適なエレベータの運行制御
を実行することが可能になる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、乗客識別手段によって
属性を付与された利用者と属性の付与されない利用者と
を識別し、属性内容登録手段にあらかじめ利用者の属性
の内容を登録して記憶し、乗客属性登録手段によって情
報収集手段、乗客識別手段および属性内容登録手段から
入力される情報に基づいて乗りかごの乗客に対して属性
を付加し、当該乗客の属性を登録し、割当て制御手段に
よって乗客属性登録手段に登録された利用者に関する情
報と、情報収集手段によって収集されたホール呼び情報
及びかご呼び情報とからサービス号機を割当てるので、
乗客の属性に応じた最適なエレベータの運行制御を実行
することが可能になる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るエレベータ運行制
御装置の全体的な概略構成を示す図である。
【図2】第1の実施例に係るエレベータ運行制御装置の
動作手順を示すフローチャートである。
【図3】第1の実施例に係るエレベータ運行制御装置の
運行状態を示す動作説明図である。
【図4】第2の実施例に係る呼び発生階以降は通常割当
てとするエレベータ運行制御装置の全体的な概略構成を
示す図である。
【図5】第2の実施例における属性解除以降は通常の割
当てとするときの動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】第3の実施例に係る階床ごとに異なる制御を行
うエレベータ運行制御装置の全体的な概略構成を示す図
である。
【図7】第3の実施例に係るエレベータの運行制御装置
の運行状態を示す動作説明図である。
【図8】乗りかご内乗客テーブルの一例を示す説明図で
ある。
【図9】属性内容テーブルの一例を示す説明図である。
【図10】第4の実施例に係るエレベータの運行制御装
置の運行状態を示す動作説明図である。
【図11】第5の実施例に係る弱者用ボタンによる制御
を示す説明図である。
【図12】第6の実施例に係る展望用運転の運転状態を
示す説明図である。
【図13】持ち点を持たせる場合の乗りかご内乗客テー
ブルの一例を示す説明図である。
【図14】第7の実施例に係る案内表示を行うエレベー
タの運行制御装置の全体的な概略構成を示す図である。
【図15】乗りかご内案内表示の一例を示す図である。
【図16】乗り場案内表示の一例を示す図である。
【図17】乗客識別装置の構成を示す図である。
【図18】属性判定テーブルの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ホール呼びボタン 3 群管理制御装置 14 属性識別装置 15 乗客識別装置 31 ホール呼び収集部 32 かご情報収集部 34 属性内容テーブル 36 割当て制御部 37 状況推定部 38 階床別属性テーブル 39 案内表示制御部 41〜44 乗りかご呼びボタン 61〜64 号機制御装置 101〜10n ホール呼びボタン 111〜114 エレベータ 131〜13n 表示装置 151〜15n 乗り場案内表示装置 161〜16n 乗りかご案内表示装置 310 乗客識別部 311 乗客属性登録部 312 乗りかご内乗客テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 透 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式 会社 日立製作所 水戸工場内 (56)参考文献 特開 平4−153169(JP,A) 特開 平8−231141(JP,A) 特開 平2−127371(JP,A) 特開 平6−115834(JP,A) 特開 平1−231774(JP,A) 特開 昭54−95438(JP,A) 特公 昭61−5987(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 1/00 - 1/52

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のエレベータの運行を制御するエ
    レベータの運行制御装置において、ホール呼びおよびかご呼びの情報が入力される情報収集
    手段と、属性を付与された利用者と属性の付与されない
    利用者とを識別する乗客識別手段と、あらかじめ利用者
    の属性の内容を登録し、登録された内容を記憶する属性
    内容登録手段と、この属性内容登録手段内に設けられ
    階床別に属性を登録する 階床別登録手段と、前記情報
    収集手段、前記乗客識別手段、属性内容登録手段および
    階床別登録手段から入力される情報に基づいて乗りかご
    の乗客に対して属性を付加し、当該乗客の属性を登録す
    る乗客属性登録手段と、乗客属性登録手段に登録された
    利用者に関する情報と、前記情報収集手段によって収集
    されたホール呼び情報及びかご呼び情報とからサービス
    号機を割当てる割当て制御手段とから構成し、かつ、前
    記属性を、 かご内混雑度優先サービスとし、この属性に
    基づいて乗かご内の混雑度合いを所定値以下に制御する
    ようにしたことを特徴とするエレベータの運行制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記属性を乗車時間優先サービスとし、
    この属性に基づいて乗車時間を優先制御して所定の時間
    以内に目的階まで到着する号機を割り当てるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータの運行制御
    装置。
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