JP3454479B2 - 半導体製造装置 - Google Patents
半導体製造装置Info
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Description
(液晶ディスプレイ)等を製造する半導体製造装置の製
造プロセス工程に於いて、パーティクルの巻上げを抑制
しつつ所定の圧力への調整をする場合の調整時間の短縮
を図る半導体製造装置に関するものである。
力制御装置について説明する。
内に略密閉された反応室容器2が設けられている。
けられ、底面には下電極4が設けられ、前記上電極3と
前記下電極4との間に反応室5が画成され、該反応室5
と前記上電極3との境界にはガス分散板7が設けられて
いる。第1流量制御器14、第1エアバルブ15を備え
た第1ガス供給管16と第2流量制御器17、第2エア
バルブ18を備えた第2ガス供給管19とからガス供給
ライン6が構成され、前記上電極3には前記第1ガス供
給管16と第2ガス供給管19とが合流しプロセスガス
供給管として接続されている。
19は2種類のガス供給源に接続され、前記反応室容器
2には2種類の混合ガスが供給できる様になっている。
り、該排気孔8によって前記反応室5と前記成膜室1内
部とが連通している。又、該成膜室1にはゲートバルブ
9、可変コンダクタンスバルブ10、ターボ分子ポンプ
11、ロータリポンプ12から構成される排気ライン1
3が接続されている。
スは前記上電極3を経て前記ガス分散板7で分散され、
前記反応室5に供給され、反応室5のガスは前記排気孔
8を通って成膜室1に流出し、更に前記排気ライン13
より排気される。
う場合の調圧について説明する。
リポンプ12を駆動して成膜室1、反応室容器2内部を
高真空にし、前記ゲートバルブ9を閉じ、前記第1エア
バルブ15、第2エアバルブ18を開き、通常の成膜条
件と同じ流量のガスをガス供給ライン6から前記上電極
3、ガス分散板7、反応室5、成膜室1へと供給し、反
応室5を含め成膜室1を高真空からプロセス圧力付近迄
昇圧し、その後前記ゲートバルブ9を開き、前記ガス供
給ライン6からガスを供給しつつ前記可変コンダクタン
スバルブ10でプロセス圧力付近迄昇圧していた。尚、
図5中20は圧力計である。図6は高真空から成膜室1
の圧力を調整する場合のタイミング線図である。
条件のガス流量は、成膜室の容積に比し著しく小さく、
反応室5、即ち成膜室1内がプロセス圧力に到達するの
に時間が掛り、製造効率に大きく影響していた。更に、
流速が大きくなるとパーティクルの巻上げを誘発し、パ
ーティクルの発生の原因にもなる。
することなく膜生成室、反応室の圧力を短時間でプロセ
ス圧力迄調整しようとするものである。
置の基板処理室内にプロセスガスを供給するプロセスガ
ス供給管とリークガス供給管を設け、基板処理時には前
記プロセスガス供給管からのみプロセスガスを供給し、
基板処理室の基板処理圧への調圧時には前記プロセスガ
ス供給管と前記リークガス供給管とからプロセスガスを
供給し、前記プロセスガス供給管と前記リークガス供給
管から供給するプロセスガスの合計流量が、前記基板処
理室の基板処理圧への調圧時には基板処理時のガス流量
よりも多量とする半導体製造装置に係り、又半導体製造
装置の基板処理室内に複数のプロセスガスを供給する複
数のガス供給管を設け、該ガス供給管にそれぞれ流量制
御器を設け、該流量制御器により基板処理前の基板処理
室調圧時には、供給するガスを基板処理時のプロセスガ
スと同じ混合比に保持し、供給するガスの合計流量が基
板処理時のガス流量よりも多量に供給可能に構成した半
導体製造装置に係るものである。
よりガスの供給が可能であるので、パーティクルの巻上
げを抑制しつつ調圧作業時間を大幅に短縮する。
説明する。
ものには同符号を付してある。
繞する様に、リング状のソフトリークガス供給ノズル2
1を設け、該ソフトリークガス供給ノズル21にはソフ
トリークガス供給ライン22を接続する。前記ソフトリ
ークガス供給ノズル21はセラミックを焼結形成した如
き多孔性材料で成形し、該ソフトリークガス供給ライン
22から供給されるガスが分散される様にする。
3流量制御器23、第3エアバルブ24を備えた第3ガ
ス供給管25と第4流量制御器26、第4エアバルブ2
7を備えた第4ガス供給管28とから構成され、前記第
3ガス供給管25は前記第1ガス供給管16から分岐
し、前記第4ガス供給管28は前記第2ガス供給管19
から分岐している。又、前記第3ガス供給管25と前記
第4ガス供給管28とは合流してリークガス供給管とし
て前記ソフトリークガス供給ノズル21に接続されてい
る。
して説明する。
ては従来と同様であるので説明を省略する。
記第1エアバルブ15、第2エアバルブ18、第3エア
バルブ24、第4エアバルブ27を開く。前記第1流量
制御器14、第2流量制御器17を調整し、通常のプロ
セス時と同じ流量のガスを前記ガス分散板7より前記反
応室5、更に前記成膜室1内に供給する。又、前記第3
エアバルブ24、第4エアバルブ27を開くことで、前
記ガス分散板7から供給されるプロセスガスと同様の混
合比を有する大量のプロセスガスを前記ソフトリークガ
ス供給ノズル21から前記成膜室1内に供給する。
した様に、反応室容器2を囲繞する如く設けられている
ことから大口径のガス吐出面積とすることが可能であ
り、大量のプロセスガスの供給を可能とする。
は前記ガス供給ライン6、前記ソフトリークガス供給ラ
イン22の2系統からプロセスガスを供給することがで
き、調圧作業時間は著しく短縮される。
達すると、前記ゲートバルブ9を開き、前記第3エアバ
ルブ24、前記第4エアバルブ27を閉じ、更に前記可
変コンダクタンスバルブ10でプロセス圧力を維持し、
基板の処理を開始する。
VD(Chemical Vapor Diposit
ion)装置に実施した場合を説明する。
は図示しないヒータにより所定の温度に保持されてお
り、該反応管30にボート31に多段に保持されたウェ
ーハ32が装入される。前記反応管30には前記反応管
30内に設けた反応ガス導入ノズル40から反応ガスが
導入され、前記ウェーハ32が処理される。
リークガス供給ノズル43を設ける。
が設けられた第1ガス供給管35及び第2流量制御器3
6、第2エアバルブ37が設けられた第2ガス供給管3
8から構成されるガス供給ライン39をプロセスガス用
エアバルブ41を介して前記反応ガス導入ノズル40に
プロセスガス供給管として接続し、更にガス供給ライン
39はソフトリーク用エアバルブ42を介してソフトリ
ークガス供給ノズル43にリークガス供給管として接続
する。該ソフトリーク用エアバルブ42は前記プロセス
ガス用エアバルブ41よりも多量のガスを流通可能とす
る。又、前記反応管30内部はゲートバルブ44、自動
圧力制御弁45を介して図示しない排気ポンプに接続す
る。
1流量制御器33、第2流量制御器36を調整し、第1
ガス供給管35、第2ガス供給管38から供給されるガ
スの混合比が所定の値となる様に又供給流量が大流量と
なる様に設定し、ゲートバルブ44、前記プロセスガス
用エアバルブ41を閉じ、前記第1エアバルブ34、前
記第2エアバルブ37、ソフトリーク用エアバルブ42
を開いて前記ソフトリークガス供給ノズル43より大量
のガスを前記反応管30内に供給する。
ら、前記第1流量制御器33、第2流量制御器36の流
量設定を混合比率を維持して成膜状態でのプロセスガス
流量に設定し、ソフトリーク用エアバルブ42を閉じ、
前記プロセスガス用エアバルブ41、前記ゲートバルブ
44を開き、前記自動圧力制御弁45によりプロセス圧
力を維持しつつ、基板の成膜処理を開始する。
動時には大流量のガスを供給できるので、調圧時間を短
縮することができる。
種々の半導体製造装置に実施可能であることは言う迄も
ない。
動時には成膜室に基板処理時以上の大量のガスを供給す
ることが可能で而も調圧作動時には大口径のガス吐出面
積でガスを供給するので、パーティクルの巻上げを抑制
しつつ調圧作業時間を大幅に短縮することができるとい
う優れた効果を発揮する。
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体製造装置の基板処理室内にプロセ
スガスを供給するプロセスガス供給管とリークガス供給
管を設け、基板処理時には前記プロセスガス供給管から
のみプロセスガスを供給し、基板処理室の基板処理圧へ
の調圧時には前記プロセスガス供給管と前記リークガス
供給管とからプロセスガスを供給し、前記プロセスガス
供給管と前記リークガス供給管から供給するプロセスガ
スの合計流量が、前記基板処理室の基板処理圧への調圧
時には基板処理時のガス流量よりも多量とすることを特
徴とする半導体製造装置。 - 【請求項2】 半導体製造装置の基板処理室内に複数の
プロセスガスを供給する複数のガス供給管を設け、該ガ
ス供給管にそれぞれ流量制御器を設け、該流量制御器に
より基板処理前の基板処理室調圧時には、供給するガス
を基板処理時のプロセスガスと同じ混合比に保持し、供
給するガスの合計流量が基板処理時のガス流量よりも多
量に供給可能に構成したことを特徴とする半導体製造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23293492A JP3454479B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23293492A JP3454479B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 半導体製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0661159A JPH0661159A (ja) | 1994-03-04 |
JP3454479B2 true JP3454479B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=16947145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23293492A Expired - Lifetime JP3454479B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3454479B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP23293492A patent/JP3454479B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0661159A (ja) | 1994-03-04 |
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