JP3454350B2 - パティキュレートフィルタの再生制御装置 - Google Patents

パティキュレートフィルタの再生制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気中
のパティキュレートを捕集するパティキュレートフィル
タの再生操作を制御するパティキュレートフィルタの再
生制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】内燃機関、特にディーゼル機関の排気中
にはカーボン等を主成分とする排気微粒子(パティキュ
レート)が比較的多量に含まれている。このため、これ
らのパティキュレートの大気放出を防止するためのパテ
ィキュレート除去手段が種々提案されている。 【0003】パティキュレートの除去手段としては、機
関の排気通路に例えばセラミック製のパティキュレート
フィルタを配置してフィルタを通過する排気中のパティ
キュレートを捕集する方法が提案されている。このよう
なパティキュレートフィルタを使用した場合には、機関
の運転とともにフィルタに捕集されるパティキュレート
の量が増大し、フィルタでの排気圧力損失が増大するよ
うになる。このため、排気圧力損失の増大による機関性
能の低下を防止するために、フィルタに捕集されたパテ
ィキュレートを定期的に燃焼させ、パティキュレートフ
ィルタを再生することが必要となる。 【0004】この場合、特にディーゼル機関では排気温
度が比較的低いためかなりの高負荷運転時以外ではパテ
ィキュレートが自然着火することはなく、パティキュレ
ート温度を着火温度まで上昇させるために何らかの補助
的手段を用いた再生操作を行なうことが必要となる。こ
の種の再生操作を行なうパティキュレートフィルタの再
生制御装置の例としては、例えば特開平5−29602
7号公報に記載されたものがある。 【0005】同公報の装置は、パティキュレートフィル
タのパティキュレート捕集量が第1の捕集量以上であ
り、パティキュレートフィルタ温度が所定値以上の状態
が一定時間継続した場合にはフィルタに設けた電気ヒー
タに通電を行いフィルタ温度を上昇させパティキュレー
トに着火することによりパティキュレートフィルタの再
生を行なうようにしている。また、上記公報の装置で
は、パティキュレートフィルタのパティキュレート捕集
量が上記第1の捕集量より大きい第2の捕集量以上であ
る場合には、フィルタ温度が上記所定値以下の場合であ
っても電気ヒータに通電を行いフィルタ温度を上昇させ
てパティキュレートフィルタの再生を行なうようにして
いる。 【0006】一般に、電気ヒータ等の補助的手段を用い
てパティキュレートフィルタ再生操作を行なう場合には
再生操作実行時の機関排気温度が重要になる。例えば、
排気温度が低い時にはフィルタ温度も低くなっているた
め、電気ヒータ等を用いてパティキュレートの着火温度
までフィルタ温度を上昇させると多大なエネルギーを要
し機関の燃料消費量の増大を生じる。このため、上記公
報の再生制御装置も通常時はフィルタ温度が所定温度以
上になっていない場合にはフィルタの再生を行なわな
い。 【0007】また、パティキュレートフィルタ再生操作
実行中でフィルタに捕集されたパティキュレートが燃焼
中であっても、機関運転状態が変化して排気温度が低下
すると低温の排気によりフィルタが冷却されてしまう。
このような場合にはパティキュレートの燃焼を維持する
ために電気ヒータ等でフィルタ温度をパティキュレート
着火温度以上に維持する必要が生じ、同様に多大なエネ
ルギの消費のために機関の燃料消費量の増大を生じてし
まう。 【0008】そこで、通常パティキュレートフィルタの
再生操作を行なう場合には、排気温度が所定値以上とな
る機関の運転領域(再生運転領域)を予め設定してお
き、機関の運転状態がこの再生運転領域に入ったときに
パティキュレートフィルタの再生操作を行なうととも
に、再生操作実行中に機関運転状態が変化して再生運転
領域から外れた場合には再生操作を中止するようにして
機関燃料消費量の増大を防止するようにしている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
にパティキュレートフィルタ再生操作実行可否を排気温
度(機関運転領域)のみに基づいて決定していると、再
生操作実行中であっても機関運転状態が変化して再生運
転領域から外れると直ちに再生操作が中止されてしまう
ためパティキュレートの再生が不充分となる問題があ
る。 【0010】一方、この問題を解決するために再生操作
実行中に機関運転状態が再生運転領域から外れた場合に
も捕集されたパティキュレートの全量が燃焼するまで電
気ヒータ等の補助的手段を用いて再生操作を継続した場
合には、パティキュレートの再生は充分に行なわれるも
のの前述したように機関の燃料消費量の増大が生じる問
題がある。 【0011】本発明は上記問題に鑑み、機関の燃料消費
量の増大を抑制しながらパティキュレートフィルタの再
生を充分に行なうことを可能とするパティキュレートフ
ィルタの再生装置を提供することを目的としている。 【0012】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、内燃機関の排気中のパティキュレートを捕集す
るパティキュレートフィルタの再生制御装置であって、
内燃機関が予め定めた再生運転領域内で運転されている
ときに前記パティキュレートフィルタの捕集したパティ
キュレートを燃焼させる再生操作を行なう再生制御手段
を備え、該再生制御手段は前記再生操作実行中に内燃機
関の運転条件が変化して前記再生運転領域外になった時
に、パティキュレートフィルタの温度が予め定めた温度
以上である間は再生操作を継続するが、前記再生操作を
実行中でない場合には、パティキュレートフィルタの温
度が前記予め定めた温度以上であっても内燃機関が前記
再生運転領域外で運転されている時には前記再生操作を
開始しないことを特徴とするパティキュレートフィルタ
の再生制御装置が提供される。 【0013】すなわち、本発明においてはパティキュレ
ートフィルタの再生操作実行中に機関運転状態が再生運
転領域から外れた場合にもパティキュレートフィルタ温
度が所定の温度以上である場合にはそのまま再生操作を
継続する。機関運転状態が再生運転領域から非再生運転
領域(再生運転領域外の運転領域)になると排気温度は
低下するがフィルタ温度は直ちに低下するものではな
く、徐々に低下して行く。このため、機関運転状態が再
生運転領域から非再生運転領域に変化しても実際のフィ
ルタ温度が低下するまでは再生操作に要するエネルギを
大幅に増大することなく再生操作の継続が可能である。
また、本発明においても実際のフィルタ温度が再生操作
に不適当な温度(再生操作により消費されるエネルギが
大幅に増大する温度)まで低下した場合には再生操作は
中止されるが、この場合も従来に較べて再生操作の実行
時間が長くなるため燃焼するパティキュレートの量が増
大し、パティキュレートフィルタの再生がより良好にな
る。なお、機関が非再生運転領域で運転されている場合
には、実際のフィルタ温度が上記温度以上(再生操作に
より消費されるエネルギが大幅に増大する温度より高い
温度)であっても上記再生操作が新たに開始されること
はない。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施形態について説明する。図1は、本発明のパティキ
ュレートフィルタ再生制御装置を自動車用ディーゼル機
関に適用した場合の概略構成を示す図である。図1にお
いて、1は自動車用内燃機関を示す。本実施形態では機
関1は4気筒ディーゼル機関とされ、各気筒には気筒内
に直接燃料を噴射する筒内燃料噴射弁111が設けられ
ている。燃料は高圧燃料噴射ポンプ113から各燃料噴
射弁111が接続されたコモンレール(蓄圧室)115
に圧送され、コモンレールから各燃料噴射弁111によ
り各気筒内に所定のタイミングで噴射される。 【0015】図1において21は各気筒の吸気ポートを
吸気通路2に接続する吸気マニホルド、31は各気筒の
排気ポートを排気通路3に接続する排気マニホルドであ
る。本実施形態では、機関1の過給を行なう過給機35
が設けられており、排気通路3は過給機35の排気入口
に、吸気通路2は過給機35の吸気吐出口に、それぞれ
接続されている。また、吸気通路2には過給機35から
供給される吸気の冷却を行なうインタークーラ25及び
吸気絞り弁27が設けられている。吸気絞り弁27は、
後述するECU30からの信号に応じて作動するステッ
パモータ、負圧アクチュエータ等の適宜な形式のアクチ
ュエータ27aを備え、ECU30からの信号に応じた
開度をとり機関の吸気流量を制限する。また、過給機3
5下流側の排気通路3には、吸気絞り弁27と同様なア
クチュエータ37aを備えた排気絞り弁37が設けられ
ており、ECU30からの信号に応じた開度をとり排気
絞りを行なう。 【0016】図1において、33は機関排気系と吸気系
とを接続し機関排気の一部を吸気系に還流するEGR通
路、23はEGR通路に配置されたEGR弁である。E
GR弁23はステッパモータ、負圧アクチュエータ等の
適宜なアクチュエータ(図示せず)を備え、ECU30
からの信号に応じた開度をとりEGR通路33を通って
吸気系に還流される排気(EGRガス)流量を機関運転
状態に応じて制御するものである。 【0017】本実施形態では、排気マニホルド31を各
排気ポートに接続する排気枝管にはパティキュレートフ
ィルタ(ディーゼルパティキュレートフィルタ、以下
「DPF」と称する)40が設けられている。DPF4
0は、セラミック等の耐熱性を有する多孔質の材質から
形成され軸線方向(排気流れ方向)に排気流路を形成す
る多数の貫通孔を有している。これらの貫通孔のそれぞ
れは排気流れ方向上流端または下流端のうち一方がプラ
グにより閉塞されており、上流端が閉塞された貫通孔と
下流端が閉塞された貫通孔とが交互に互いに隣接して配
置されている。このため、各気筒の排気ポートから排出
される排気は、それぞれのDPFの上流端が開放された
(下流端が閉塞された)貫通孔に流入し、貫通孔相互を
隔てる多孔質の隔壁を通過して下流端が開放された貫通
孔に流入し下流端からDPF外に流出する。排気中に含
まれるパティキュレートは排気が多孔質の隔壁を通過す
る際に捕集される。 【0018】本実施形態では、比較的小容量のDPF4
0を各気筒の排気ポートに隣接して設けたことにより、
気筒からの高温の排気が直接DPFに流入するため各D
PF40の温度を高く維持することができる。また、各
DPF40は小容量であるため、捕集可能なパティキュ
レート量も少なくなり後述するDPF再生操作の実行間
隔を比較的短く設定する必要があるが、熱容量が小さい
ため排気温度が上昇すると短時間でDPF温度が上昇し
パティキュレートの燃焼が開始される。また、パティキ
ュレート捕集量が少ないため短時間で捕集したパティキ
ュレートの燃焼を終了することができ、再生操作に要す
る時間を短縮することができる。本実施形態では、機関
1としてディーゼル機関が使用されているため、通常運
転時の機関排気温度は比較的低い。本実施形態では、小
容量のDPF40を各気筒の排気ポートに配置する、い
わゆる分離型のDPFを採用したことにより、加速時等
に短時間排気温度が上昇するような機関運転状態でも良
好に各DPF40の再生を完了することが可能となって
いる。 【0019】図1に30で示すのは機関1の電子制御ユ
ニット(ECU)である。ECU30は、本実施形態で
はRAM、ROM、CPUを備えた公知の構成のマイク
ロコンピュータとされ、機関1の燃料噴射制御等の基本
制御を行なう他、後述するように機関運転状態に応じて
DPF40の再生操作を行なう再生制御手段としての機
能を有している。 【0020】これらの制御を行なうため、ECU30の
入力ポートには、機関吸気通路に設けられたエアフロー
メータ51から機関吸入空気量に対応した信号が、また
排気マニホルド31に設けられた温度センサ53からD
PF40を通過後の排気温度に対応する信号がそれぞれ
入力されている他、機関クランク軸(図示せず)近傍に
配置された回転数センサ55から機関クランク軸一定回
転角毎にパルス信号が入力されている。更に、本実施形
態では、ECU30の入力ポートには機関1のアクセル
ペダル(図示せず)近傍に配置したアクセル開度センサ
57から運転者のアクセルペダル踏込み量(アクセル開
度)を表す信号が入力されている。ECU30は、所定
間隔毎にエアフローメータ51出力とアクセル開度セン
サ57出力及び温度センサ53出力とをAD変換して吸
入空気量Qとアクセル開度ACCP、排気温度Tとして
ECU30のRAMの所定領域に格納するとともに、回
転数センサ55からのパルス信号の間隔から機関回転数
NEを算出し、RAMの所定の領域に格納している。E
CU30は、アクセル開度センサ57で検出されたアク
セル開度ACCPと機関回転数NEとに基づいて予めR
OMに格納した関係に基づいて機関基本燃料噴射量と燃
料噴射時期を算出し、この基本燃料噴射量に機関運転状
態に応じた補正を加えて機関の燃料噴射量QIJと燃料
噴射時期とを設定する。なお、本発明では燃料噴射量と
燃料噴射時期の設定方法には特に制限はなく、ディーゼ
ル機関における公知の方法のいずれをも使用することが
できる。 【0021】一方、ECU30の出力ポートは、各気筒
への燃料噴射量及び燃料噴射時期を制御するために、図
示しない燃料噴射回路を介して各気筒の燃料噴射弁11
1に接続されている他、高圧燃料ポンプ113に図示し
ない駆動回路を介して接続され、ポンプ113からコモ
ンレール115への燃料圧送量を制御している。また、
ECU30の出力ポートは更に、それぞれ図示しない駆
動回路を介して吸気絞り弁27のアクチュエータ27
a、排気絞り弁37のアクチュエータ37a及びEGR
弁23のアクチュエータに接続され、吸気絞り弁27及
び排気絞り弁37の開度とEGR弁23を通過するEG
Rガス量とをそれぞれ制御している。 【0022】次に、本実施形態におけるDPF40の再
生操作について説明する。本実施形態では、機関の運転
状態(負荷状態)に応じて異なる再生方法でDPF40
の再生を行なう。図2は、本実施形態における機関運転
状態(負荷状態)の領域区分を示す図であり、縦軸は機
関出力トルク(燃料噴射量QIJ)を、横軸は機関回転
数NEを、それぞれ表している。本実施形態では出力ト
ルクと回転数とを図2にIからIVで示すような4つの
領域に区分し、各領域毎にDPF40の異なる再生操作
を行なっている。 【0023】以下、それぞれの領域における再生操作に
ついて説明する。 (1)領域I(自然再生領域) 図2に示すように、領域Iは機関の全負荷付近の領域と
なっている。この領域では、機関の排気温度も負荷に応
じて高くなっており補助的な昇温操作を行なわなくても
DPF40温度はパティキュレートの着火温度(例えば
600度C)以上になる。このため、機関運転状態が領
域Iになると自然にDPF40の再生が行なわれる。領
域IにおけるDPF再生は、再生のための特別な操作を
何ら必要としないため機関の燃料消費増大は生じない。 【0024】(2)領域II(燃料噴射時期遅角) 領域IIは領域Iより機関負荷が低下した状態であり、
機関排気温度も負荷に応じて低下しているため、DPF
温度はパティキュレートの着火温度以下になっている。
このため、パティキュレートは自然には燃焼を開始せ
ず、また燃焼中であってもDPF温度がパティキュレー
ト燃焼下限温度(例えば400度C)以下になり燃焼が
停止してしまう場合がある。従って、DPFの再生のた
めには通常の運転とは異なる再生操作を行いDPF温度
を上昇させる必要がある。本実施形態では、領域IIで
は燃料噴射時期を遅角することにより排気温度を上昇さ
せDPF温度を高温に維持する。燃料噴射時期を遅角す
ると気筒内での燃料の燃焼時期が遅くなるため膨張行程
で充分に温度降下をしないまま比較的高温の燃焼ガスが
排気行程で排出されるようになり排気温度が上昇する。
この負荷領域では通常の運転でも比較的排気温度が高い
ため機関燃料消費量の増大も比較的小さくなる。 【0025】(3)領域III(膨張行程噴射、EGR
併用) この領域では通常の運転では排気温度が領域I又はII
より低くなるため燃料噴射時期の遅角のみでは排気温度
をパティキュレートの着火温度以上に上昇させることは
困難である。このため、領域IIIでは通常の燃料噴射
(主燃料噴射)に加えて各気筒の膨張行程時に追加の燃
料噴射(膨張行程噴射)を行なうとともに、EGR弁2
3を開弁してEGRガスを各気筒に導入する。EGRガ
スは高温であるため機関の各気筒の吸気温度が上昇し、
更に膨張行程で噴射された燃料が燃焼するため排気温度
は更に上昇する。この領域では膨張行程時に追加の燃料
噴射を行なうため機関の燃料消費量の増大は領域IIよ
り大きくなる。 【0026】(4)領域IV(膨張行程噴射、吸気/排
気絞り併用) 領域IVでは機関負荷は小さくなっており排気温度もか
なり低くなっている。この領域では膨張行程噴射の燃料
噴射量を大幅に増大しないと排気温度がパティキュレー
ト燃焼に充分な温度まで上昇しない。一方、膨張行程に
噴射された燃料の燃焼によっても機関出力は上昇するた
め膨張行程燃料噴射量を大幅に増大すると機関出力トル
クの増大が生じてしまう。そこで、この領域では膨張行
程燃料噴射量を大幅に増大するとともに、吸気弁27に
よる吸気絞りと排気弁37による排気絞りのいずれか一
方もしくは両方を行い機関出力トルクの増大を抑制す
る。これにより、機関の運転性を大幅に悪化させること
なくDPFの再生が可能となるが、膨張行程燃料噴射量
の大幅な増大により機関燃料消費の増大幅が領域II、
IIIに較べて大きくなる。 【0027】(5)非再生運転領域 領域IVより機関負荷が低下した状態(図2領域V)で
は機関排気温度の低下が大きいため、上記の各方法では
パティキュレート着火温度まで機関排気温度を上昇させ
ることは困難になる。このため、図2の領域VではDP
Fの再生は行なわない。 【0028】本実施形態では、ECU30はDPF40
に捕集されたパティキュレートの量を常時モニターして
おり、捕集されたパティキュレートの量が予め定めた量
に到達し、かつ機関が上記運転領域IIからIVのいず
れかで運転されている場合には運転領域に応じた再生方
法でDPF40の再生を開始する。DPF40に捕集さ
れたパティキュレート量は、例えばDPF40の入口と
出口との差圧を検出することによっても算出可能である
が、本実施形態ではECU30は機関運転状態に基づい
て捕集量カウンタを増減することによりパティキュレー
トの捕集量を算出している。 【0029】すなわち、機関におけるパティキュレート
の生成量は機関負荷状態(例えば機関燃料噴射量と回転
数)により定まる。そこで、本実施形態では、機関燃料
噴射量と回転数との組合せを変えて予め実際の機関を運
転し機関から単位時間当たりに排出されるパティキュレ
ートの量を実験的に求め、燃料噴射量と回転数とを用い
た数値テーブルの形でECU30のROMに格納してあ
る。ECU30は機関運転中一定時間毎に機関の燃料噴
射量と回転数とを用いて上記数値テーブルから単位時間
当たりのパティキュレート発生量を算出するとともに、
この発生量に予め定めた捕集率を乗じた値だけ捕集カウ
ンタを増大させる。これにより、捕集カウンタの値は機
関で生成するパティキュレートのうちDPF40に捕集
される量を表すようになる。一方、自然再生領域(図
2、領域I)や再生操作の実行によりDPF40温度が
上昇するとDPFに捕集されたパティキュレートは燃焼
する。この場合、単位時間当たりに燃焼するパティキュ
レートの量はDPF温度により定まる。また、DPF4
0温度はDPF40出口における排気温度と略等しくな
る。このため、本実施形態ではDPF40出口の温度セ
ンサ53で検出した排気温度とDPF40における単位
時間当たりのパティキュレート燃焼量との関係を予め実
験的に求めておき、ECU30のROMに排気温度を用
いた数値テーブルの形で格納してある。ECU30は上
述のように機関のパティキュレート発生量に応じて捕集
カウンタの値を増大する操作を行なうとともに、排気温
度に基づいて上記数値テーブルからDPFに捕集された
パティキュレートの単位時間当たりの燃焼量を算出し、
捕集カウンタの値を算出された燃焼量だけ減少させる。 【0030】すなわち、ECU30は機関運転中一定時
間毎に、DPFに捕集されたパティキュレート量だけ捕
集カウンタの値を増大させ、機関運転状態の変化や再生
操作実行によりDPF温度が上昇した場合にはDPF上
で燃焼するパティキュレート量だけ上記捕集カウンタの
値を減少させる。これにより、捕集カウンタの値は常に
DPF40内に存在するパティキュレートの量を正確に
表すようになる。 【0031】なお、本実施形態ではDPF40の温度と
してDPF出口に設けられた温度センサ53で検出した
排気温度を用いているが、DPF40自体に温度センサ
を配置してDPF温度を直接検出するようにしても良
い。上述のように、本実施形態では機関が領域Iで運転
されている場合にはDPF40に捕集されたパティキュ
レート量にかかわらず自然にDPF再生操作が開始され
るが、機関が運転領域IIからIVにある場合にはパテ
ィキュレート量が所定値を越えた場合にのみ再生操作が
開始される。また、この場合、開始される再生操作は前
述のように運転領域に応じた操作とされる。また、領域
IIからIVで再生操作が実行中に前述の捕集カウンタ
の値が0になると、(すなわち、捕集したパティキュレ
ートの全量が燃焼すると)再生操作は終了する。 【0032】更に、本実施形態では例えば機関が運転領
域Iで運転されパティキュレートの燃焼が続いている間
に運転領域がIIからIVの領域に変化した場合には、
直ちにIIからIVの運転領域における再生操作には移
行しない。すなわち、運転領域がIからIVに変化して
もDPF温度は直ちに領域IIからIVに対応した温度
に低下するわけではなく、ある程度の時間をかけて徐々
に低下していく。このため、例えば領域Iから領域II
に運転状態が移行した場合でもDPF温度が高い間は軽
度の昇温操作(例えば領域IIの再生操作時に較べて遅
角量の小さい燃料噴射遅角)を行なえば充分にパティキ
ュレートの燃焼持続が可能である。この場合、軽度の昇
温操作によりパティキュレートの燃焼を持続することに
より、領域IIの再生操作を実行するより機関の燃料消
費量の増大を少なくすることができる。このため、本実
施形態では領域Iでのパティキュレート燃焼中に他の領
域に運転状態が変化した場合、DPF温度が高い間は軽
度の昇温操作を行ってパティキュレートの燃焼を持続す
るようにしている。 【0033】前述のように、本実施形態で使用している
DPFは分離型であり捕集可能なパティキュレート量は
比較的少ないが、その代りに再生に要する時間も短くな
っている。このため、領域Iから他の領域に運転状態が
移行した場合にもDPF温度が低下する前に再生が完了
(パティキュレートの全量が燃焼)する確率は比較的大
きい。従って上記のように、領域Iから他の領域に運転
状態が移行した場合にも軽度の昇温操作のみでDPFの
再生が完了する頻度が高くなるためDPF再生操作のた
めの機関燃料消費量の増大が抑制される。 【0034】一方、領域IIからIVでのDPF再生中
に運転状態が領域V(非再生運転領域)に変化した場合
にも同様の操作が行なわれる。この場合も機関運転状態
が領域Vに変化した後ある程度の時間DPF温度は燃焼
を維持することが可能な程度の温度となっている。そこ
で、本実施形態ではDPF再生操作実行中に運転状態が
非再生運転領域に移行した場合には直ちに再生操作を中
止せず、DPF温度がパティキュレート燃焼を維持でき
る範囲にある間は領域IVの再生操作(膨張行程噴射と
吸気、排気絞りの併用)を実行する。これにより、パテ
ィキュレートの燃焼が完了する確率が高くなりDPFの
再生が充分に行なわれるようになる。また、機関運転状
態が領域Vになった後、排気温度の低下とともにDPF
温度も低下するが、本実施形態では領域IVの再生方法
だけではパティキュレートの燃焼を維持できない程度に
DPF温度が低下した場合にはDPF再生操作は中止さ
れる。このため、DPF温度低下時にまで排気温度を大
幅に上昇させてDPFの再生を行なうことが防止され機
関の燃料消費量の増大が抑制される。 【0035】図3、図4は本実施形態の上述のDPF再
生操作を具体的に説明するフローチャートであり、図3
はDPF再生操作の開始条件判定操作を、図4はDPF
再生操作の停止条件判定操作をそれぞれ示している。図
3、図4の操作はECU30により一定時間毎に実行さ
れるルーチンにより行なわれる。図3の操作では、前述
したパティキュレート捕集カウンタPCの値を用いてD
PF40のパティキュレート捕集量が所定値PC0 に到
達しており、かつ機関が図2の領域IIからIVのいず
れかで運転されている場合には強制的な再生操作(前述
の(2)から(4)で説明した再生操作)が開始され
る。 【0036】すなわち、図3の操作がスタートすると、
ステップ301では別途実行される図示しない捕集量カ
ウンタ演算操作により算出された捕集量カウンタPCの
値と、機関燃料噴射量QIJ、機関回転数NEとがそれ
ぞれ読み込まれる。次いで、ステップ303では現在D
PF40の再生操作が実行中(パティキュレートが燃焼
中)か否かがパラメータRXの値に基づいて判定され
る。ここで、パラメータRXの値は、後述するように現
在実行中の再生操作の種類を表しており、RX=1は現
在領域Iでの自然再生(パティキュレートの燃焼)を実
行中であることを、RX=2は領域IIにおける強制再
生操作(燃料噴射時期遅角)を実行中であることを表し
ている。また、RX=3、RX=4は、それぞれ領域I
II及び領域IVにおける再生操作(膨張行程噴射とE
GRとの併用、及び膨張行程噴射と吸気/排気絞りとの
併用)を実行中であることを表している。更に、RX=
5は前述した軽度の昇温操作(遅角程度の小さい燃料噴
射時期遅角)を実行中であることを表している。なお、
RX=0は現在パティキュレートの燃焼が行なわれてい
ないことを表している。 【0037】ステップ303でRX≠0であった場合に
は、現在いずれかの再生操作が実行されており、新たに
再生操作の開始条件を判断する必要はないため本操作は
直ちに終了する。また、RX=0であった場合には、現
在再生操作は実行されていないため、ステップ305以
下で再生操作実行開始条件を判断する。すなわち、ステ
ップ305ではステップ301で読み込んだ燃料噴射量
QIJと機関回転数NEとに基づいて、図2のマップか
ら現在機関が領域Iで運転されているか否かが判定され
る。 【0038】領域Iで運転されている場合には、DPF
40の現在のパティキュレート捕集量にかかわらずパテ
ィキュレートの燃焼が開始されているため、ステップ3
07に進みパラメータRXの値を1(自然再生実行中)
にセットする。また、ステップ305で現在領域Iでの
運転中でない場合にはステップ309に進み、現在のD
PF40のパティキュレート捕集量が所定値に到達して
いるか否かが捕集カウンタPCの値に基づいて判定され
る。 【0039】ステップ309でPC<PC0 であった場
合にはパティキュレート捕集量が所定値に到達しておら
ず、新たに強制再生操作を開始する必要はないため、本
操作はステップ311以下を実行することなく直ちに終
了する。また、ステップ309でPC≧PC0 であった
場合には、DPF40のパティキュレート捕集量が増大
しており再生操作を開始する必要があるため、ステップ
311からステップ321で機関運転領域に応じてパラ
メータRXの値を設定する。 【0040】すなわち、ステップ311から321では
燃料噴射量QINJと機関回転数NEとの値に基づい
て、現在の機関運転条件が図2のマップのIIからIV
のいずれかの領域にあるか否かが判定され(ステップ3
11,315,319)、これらのいずれかの領域であ
る場合にはパラメータRXの値がその領域に応じて2か
ら4の値に設定される(ステップ313,317,32
1)。また、ステップ319で現在の機関運転領域が領
域IVでない場合には、現在機関が領域Vで運転されて
いることを意味するためDPF40の強制再生操作を行
なわない。すなわち、この場合にはパラメータRXの値
には変更は加えず(RX=0の値を維持したまま)操作
を終了する。 【0041】図3の操作により、パラメータRXの値が
2から4のいずれかに設定されると、別途ECU30に
より実行される操作によりパラメータRXの値に応じた
DPF40再生操作(前述の(2)から(4)の操作)
が実行される。図4は、実行中の再生操作の停止条件の
判定操作を示している。本操作では、前述したように、
機関運転領域Iでパティキュレート燃焼中に機関運転状
態が他の領域に変化した場合には、DPF40温度が所
定温度より低下するまでは軽度の昇温操作(RX=5)
を実行することによりパティキュレートの燃焼を持続さ
せる。また、運転領域IIからIVのいずれかで強制再
生操作実行中に機関運転状態が領域V(非再生運転領
域)に変化した場合には、DPF40温度がパティキュ
レート燃焼を維持できなくなる温度に低下するまでは領
域IVと同じ強制再生操作が続行される。 【0042】また、領域Vに移行後DPF40温度が上
記温度より低下した場合、及びこれらの再生操作中に捕
集カウンタPCの値が0になった場合(再生操作により
捕集されたパティキュレートの全量が燃焼した場合)に
はパラメータRXの値は0に設定され、強制再生操作は
停止される。すなわち、本操作が開始されるとステップ
401では捕集カウンタPC、燃料噴射量QIJ、機関
回転数NEの値とともに、温度センサ53検出したDP
F40出口排気温度(DPF温度)Tが読み込まれる。
そして、ステップ403では現在いずれかの再生操作が
実行中か否かがパラメータRXの値に基づいて判定され
る。ステップ403でRX=0であった場合には現在い
ずれの再生操作(パティキュレートの燃焼)も実行され
ておらず、再生操作の停止条件を判断する必要はないた
め本操作は直ちに終了する。 【0043】一方、ステップ403でRX≠0、すなわ
ちRX=1〜5であった場合には、現在再生操作実行中
であるため、まずステップ405で現在機関が領域Iで
運転されているか否かが判断され、領域Iで運転されて
いる場合にはステップ407に進みパラメータRXの値
を再度1にセットする。また、現在の運転領域が領域I
から外れている場合には次にステップ409でDPF4
0温度Tが所定温度T 1 以上か否かが判断される。温度
1 はパティキュレートの自然着火温度に相当し、本実
施形態では例えばT1 は600度C付近の値に設定され
ている。 【0044】ステップ409でT≧T1 であった場合に
は、機関運転領域が領域Iから外れているが、まだDP
F温度が高く軽度の昇温操作を行なえばパティキュレー
トの燃焼維持が可能であるため、次にステップ411に
進みパラメータRXの値は5に設定される。これによ
り、機関の燃料噴射時期はわずかに遅角(領域IIにお
ける再生操作より少ない遅角量だけ遅角)され、DPF
40の温度低下速度は更に小さくなる。これにより、領
域I以外であっても領域IIからIVの強制再生操作を
行なうことなく、しかも機関燃料消費量増大を抑制しな
がらパティキュレートの燃焼を持続させることが可能と
なる。 【0045】ステップ409でDPF温度がT1 より低
下していた場合には、次にステップ413から421で
機関運転領域が領域IIからIVのいずれかに変化して
いるか否かがQINJとNEとに基づいて判定され、領
域IIからIVのいずれかに変化していた場合には、パ
ラメータRXの値が領域に応じた値(2から4のいずれ
か)に再設定される。これにより、引き続き機関運転領
域に応じた再生操作が行なわれる。 【0046】ステップ421で機関運転領域が領域IV
からも外れていた場合、すなわち現在機関が領域Vで運
転されている場合には、次にステップ425で現在DP
F40の温度Tが所定値T2 より低下しているか否かが
判定される。T2 は、パティキュレートの燃焼持続可能
な最低温度であり、本実施形態では例えば400度C付
近の値に設定される。 【0047】ステップ425でT≧T2 であった場合に
は、機関運転領域が領域V(非再生運転領域)になって
いるが、まだDPF40温度はパティキュレート燃焼を
維持できないほどには低下していないため、ステップ4
25からステップ423に進み、パラメータRXの値は
4に設定される。これにより、領域IVの強制再生操作
が行なわれ、領域VにおいてもDPF温度の低下速度が
更に小さくなりパティキュレートの燃焼が継続する。こ
のように、機関運転領域が非再生運転領域に入ってもD
PF40温度がパティキュレートの燃焼を維持できる範
囲にある間はDPF再生操作を中断することなく継続す
ることにより、DPFの再生が完了する可能性が高くな
る。また、ステップ425でT<T2 となった場合には
もはや領域IVの再生操作ではパティキュレートの燃焼
を維持することは困難であるためステップ431に進
み、パラメータRXの値は0に設定され強制再生操作は
停止される。これにより、DPFの昇温のために多大な
エネルギを消費することが防止され、機関の燃料消費量
の増大が抑制される。 【0048】また、RX=1から5のいずれの再生操作
実行時においても、ステップ427で現在のパティキュ
レートカウンタPCの値が0より小さくなった場合に
は、すなわち捕集されたパティキュレートの全量が燃焼
した場合には、捕集量カウンタPCの値は0にセットさ
れるとともに、ステップ431でパラメータRXの値が
0にセットされ、再生操作は停止される。 【0049】 【発明の効果】本発明によれば、DPF再生操作実行中
に機関運転状態が変化して再生操作に適さない運転領域
になった場合でもDPF温度が高い間は再生操作を継続
するようにしたことにより、機関の燃料消費量の増大を
抑制しながらパティキュレートフィルタの再生を充分に
行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のパティキュレートフィルタ再生制御装
置を自動車用ディーゼル機関に適用した実施形態の概略
構成を示す図である。 【図2】図1の機関のパティキュレートフィルタ再生操
作を行なう運転領域を示すマップである。 【図3】パティキュレートフィルタ再生操作の開始条件
判定操作の一例を示すフローチャートである。 【図4】パティキュレートフィルタ再生操作の停止条件
判定操作の一例を示すフローチャートである。 【符号の説明】 1…ディーゼル機関 111…筒内燃料噴射弁 27…吸気絞り弁 30…電子制御ユニット(ECU) 3…排気通路 31…排気マニホルド 37…排気絞り弁 33…EGR通路 23…EGR弁 40…パティキュレートフィルタ(DPF) 53…温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−157215(JP,A) 特開 平3−202609(JP,A) 特開 平3−233124(JP,A) 特開 平6−159040(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 3/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 内燃機関の排気中のパティキュレートを
    捕集するパティキュレートフィルタの再生制御装置であ
    って、 内燃機関が予め定めた再生運転領域内で運転されている
    ときに前記パティキュレートフィルタの捕集したパティ
    キュレートを燃焼させる再生操作を行なう再生制御手段
    を備え、該再生制御手段は前記再生操作実行中に内燃機
    関の運転条件が変化して前記再生運転領域外になった時
    に、パティキュレートフィルタの温度が予め定めた温度
    以上である間は再生操作を継続するが、前記再生操作を
    実行中でない場合には、パティキュレートフィルタの温
    度が前記予め定めた温度以上であっても内燃機関が前記
    再生運転領域外で運転されている時には前記再生操作を
    開始しないことを特徴とするパティキュレートフィルタ
    の再生制御装置。
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