JP3453413B2 - ボーダを有する文字記号を表示する方法および装置 - Google Patents
ボーダを有する文字記号を表示する方法および装置Info
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Description
ン列より成るラスタとして表示装置上にボーダを有しメ
モリから取出される文字記号を表示する方法、および文
字記号情報を供給するデータソースを具え、ラスタライ
ンおよびライン列より成るラスタにボーダを有する文字
記号を表示する装置に関するものである。
5,003,303 号明細書から既知である。この米国特許明細
書には文字記号の各ラスタ点の文字記号情報は多重数値
を含む。この値はこの数値を全数値範囲の1部分に転送
するとともにこれに並列に拡張した形態の文字記号素子
を数値範囲の他の部分に形成し、例えば各ラスタフィー
ルドに対し当該ラスタフィールドを囲む所定大きさのマ
トリックスフィールド内に文字記号素子が存在するかど
うかをテストする。文字記号の回転またはシフトの後に
適用可能であれば、2つの数値範囲を再び全数値範囲に
個別に逆伝送し、且つ選択可能なカラーをボーダ情報に
割当てる。最後にボーダを有する全文字記号情報を像メ
モリに記憶し、これによりこれから表示を行い得るよう
にする。
理由は表示すべき文字記号の個別のラスタ点に必要な多
くの処理ステップを表示速度で実行し得ないからであ
る。しかし、かかる像メモリは著しい経費がかかる。
文字記号メモリに例えば文字または数値記号状に記憶さ
れた表示すべき文字記号の像情報を表示装置の表示に同
期して、即ち、画像管の場合に電子ビームの偏向に同期
してしばしば読出すようにしている。文字記号は選択可
能な背景の選択可能なカラーに通常再生される。また、
例えば文字記号をテレビジョン像の所定位置に重畳する
必要がある場合にはこの背景をも透明とする。文字記号
を重畳すべき像部分のカラーが文字記号に選択されたカ
ラーと同一であり、しかも文字記号の背景が透明である
場合には、表示された文字記号を認識することはできな
い。
に表示する1つの可能性は、少なくともある側にボーダ
を有する文字記号を設けることであり、かかるボーダは
シェイド(陰影)とも称される。このボーダを異なるカ
ラーで再生して背景のカラーに関係なく文字記号または
ボーダの何れかを常時信頼可能に認識し得るようにす
る。その他の理由で例えば一層審美的な表示を達成する
ためにはボーダを有する文字記号をも表示する必要があ
る。このボーダは1つ以上の側部、例えば頂部または右
側に必要として、これが陰影として現われるようにす
る。しかし、1つのボーダを3つの側部または全部で4
つの側部に設ける必要がある場合もある。
必要なく任意の選択可能な側部にボーダを有する廉価な
任意の文字記号を表示し得る上述した種類の表示方法を
提供せんとするにある。
はラスタラインおよびライン列より成るラスタとして表
示装置上にボーダを有しメモリから取出される文字記号
を表示するに当たり、遅延されたラスタ点に同期して文
字記号の選択された側のボーダ(陰影)を発生するため
に、ライン信号を形成し、遅延すべき各ラスタラインに
対し関連するラスタラインの情報をボーダに対し選択さ
れた側に関して文字記号において対象とするラスタライ
ンの上部および/または下部にある第1数分のラスタラ
インの情報と各列毎に順次に合成し、ライン信号を列の
第2数の2倍の列だけ遅延し、第1数はラスタラインに
おけるボーダの高さを示し、第2数はラスタ列のボーダ
の幅を示し、表示すべき文字記号のラスタラインの情報
が第2数の列だけ遅延される文字記号信号をも形成し、
陰影信号をボーダに対し選択された側に関して異なる遅
延ライン信号の組合せから形成し、文字記号信号をこの
組合せで抑圧し、陰影信号によって遅延されたラスタラ
インの関連するラスタ点に選択可能な色を発生するよう
にしたことを特徴とする。
記号の基本的な形状のみを記憶するとともに表示中オン
ラインにボーダを加えることにあり、従って、画像管の
ような周期的な表示の場合にはボーダをも周期的に発生
させるようにする。これがため、まず最初、上側縁部ま
たは下側縁部の情報を発生させ、これから左側縁部また
は右側縁部の追加の情報を形成する。便宜上、表示すべ
き基本的な文字記号の情報に関連するラスタ点に対する
ボーダ情報を形成し、その後このボーダ情報を文字記号
情報によって再び抑圧する。斯様にして文字記号の選択
可能なボーダリングを達成するために容易に実行し得る
とともに文字記号情報が例えば完全な像の像部分に対し
画素状に記憶する場合に用い得る方法を得ることができ
る。
幅が2倍、即ち、全体の大きさが2倍の選択可能な文字
記号を表示することもできる。従って良好な像表示のた
めにはかかる文字記号を通常の寸法の文字記号ボーダよ
りも広いボーダとともに表示する。
の例では、異なるボーダ幅の選択を行う場合には、前記
第1数をボーダの高さに関連させ、前記第2数を最大ボ
ーダ幅に関連させ、中央遅延ライン信号を選択されたボ
ーダ幅およびボーダに対し選択された側に関し合成して
陰影信号を形成し得るようにする。従ってボーダ幅は1
ラインの文字記号内で、または1ラスタライン内で変化
させることができる。
縁部に対するラインの数を、側縁部に対するラスタ点の
数とは相違させることができる。即ち、第1の数および
第2の数は相違する。
字記号情報を供給するデータソースを具え、ラスタライ
ンおよびライン列より成るラスタに文字記号を表示する
請求項1または2に記載の方法を実施する装置におい
て、文字記号の選択可能な側部にボーダ(陰影)を有す
る文字記号の表示を行う素子として次に示す素子: a)前記データソースから表示すべき文字記号の各ラス
タラインに対し、前記ボーダに対し選択された側に関し
てボーダ幅に相当する文字記号おいて対象とするラスタ
ラインの上部および/または下部にある第1数分のラス
タラインの情報をも読取る制御装置と、 b)文字記号の個別に読出したラスタラインの関連する
列の情報を組合せてライン信号を形成する合成装置と、 c)ボーダの幅に対応しこれを文字記号信号として出力
する第2数の列により表示すべき現在のラスタラインの
情報を遅延する第1遅延装置と、 d)ライン信号を第1数分の列の2倍まで遅延してこれ
を列の方向に出力する第2遅延装置と、 e)列状の遅延ライン信号をボーダに対し選択された側
部に従って合成する合成装置と、 f)文字記号信号が発生すると前記合成され遅延された
ライン信号を抑圧するとともに抑圧されない信号を陰影
信号として前記表示装置に供給して選択可能な色を関連
するラスタ点に発生するようにした抑圧装置とを具える
ことを特徴とする。
て簡単な構成となる。その理由は単一のビット−直列信
号のみを主として処理する必要があるからである。例え
ばテレビジョン像に文字記号を重畳する場合にはマイク
ロプロセッサとして構成し得るとともに可能には特定の
特徴を有する制御装置を必要とするため、この制御装置
はボーダを制御するために、特に可能には読取るべきラ
スタラインを計数する計数器を追加した後に個別のラス
タラインを読取るために容易に用いることもできる。
択可能な幅を有するボーダを表示するためには、前記第
1数をボーダの高さに対応させ、前記第2数を最大ボー
ダ幅に対応させ、前記合成装置によって選択されたボー
ダ幅に従って選択された列の方向に遅延されたライン信
号を合成し得るようにする。これがため、ボーダの幅を
例えば異なる大きさの文字記号に対して容易に制御する
ことができる。
タ点の周波数、例えば12MHzに相当するクロック周
波数で作動し、これは慣例のデジタル技術におけるゲー
トおよびフリップフロップに対し何ら問題ではない。従
って、列の数個のラインを上記周波数で決まる周期ない
に読取る必要のある文字記号メモリによって形成される
データソースへのアクセスは現在得られるメモリに対し
ては容易ではない。これがため、通常はラスタラインの
第3数のラスタ列は文字記号メモリから並列に読出して
ボーダなく文字記号自体を表示し得るようにし、並列情
報を並列−直列コンバータによって直列情報に変換す
る。これがため、メモリアクセス周波数は並列に読出さ
れた第3数のラスタ列に比例して減少する。この目的の
ため、本発明文字記号表示装置の1例では、各ラスタラ
インに対し前記データソースによってコヒーレントラス
タ列の第3数に対する情報を並列に発生するボーダを有
する文字記号を表示する装置において、前記合成装置は
第3数の蓄積レジスタを具え、その各々の前段に個別に
ORゲートを設け、各ORゲートの第1入力端子を関連
する蓄積レジスタの出力端子に接続し、各ORゲートの
第2入力端子をラスタ列の各並列情報の入力端子に接続
し、蓄積レジスタの出力端子を並列−直列コンバータに
接続し、このコンバータの直列出力端子を前記第2遅延
装置に接続し得るようにする。本発明表示装置の本質的
な手段はフリップフロップとして構成された記憶素子に
含まれるため、単一ラスタラインの記憶レジスタのみを
例えば文字記号メモリから読出された複数のラスタライ
ンのバッファリングに必要とすると云う点で著しい節約
を達成することができる。
示し、ラスタ点を交差ハッチングで示す。この文字記号
には上側および右側にボーダを設ける。このボーダは1
ラスタ点の幅を有する。これは画素の上側および右側の
各ラスタ点並びに画素の右側に対し対角線的な各ラスタ
点がボーダ点を示すことを意味する。カラー表示の場合
には画素およびボーダ点は異なる色を有する。即ち、白
黒表示の場合にはこれら画素およびボーダ点は異なる輝
度値を有する。文字記号は実際上多数の点によって、即
ち、高解像度でしばしば表示され、且つボーダは単一幅
の文字記号に対しても1つ以上のラスタ点の幅を有す
る。
ーダを設け、且つさらに文字記号点に対し対角線的に位
置する各ラスタ点はこの点自体が文字記号点でない場合
にはボーダに属するようにする。
段を図2aにつき説明する。図2aにおいてその頂部に
は文字記号またはその1部分の2つのラスタラインを示
す。即ち、表示すべきラスタラインを示す上側のライン
nには1つの文字記号点を示し、次のラスタラインn+
1にも1つの文字記号点を示しこれを対角線的にずらせ
た点とする。
号点の組合せ、即ち、文字記号情報に対するOR機能の
組合せを示す。この情報を以下ライン信号と称する。
て2ラスタ点だけ遅延されたライン信号および1ラスタ
点だけ遅延されたライン信号を有するライン信号の組合
せを示す。遅延されないライン信号はここでは含まれな
い。その理由は文字記号の左側ではボーダを遅延する必
要がないからである。この組合せ信号は、実際の文字記
号情報の区域にこのボーダ信号をも得られるものとする
と、図1aに示すように本質的には既にボーダ信号であ
る。
に従って1ラスタ点だけ遅延された上側のラインnの文
字記号情報を有するラスタ点は組合せ信号から除去され
この文字記号情報によって置換される。これは、図1a
の数字の中央の傾斜部分に示されるように表示装置に供
給される情報を示す。
示すように4側全部において完全なボーダに対して与え
る。これがため、遅延すべき各ラインnに対して前のラ
スタラインn−1および次のラスタラインn+1を供給
する。図2bの次のラインは3つの文字記号データの全
部の組合せとしてライン信号を再び示す。
び遅延されないライン信号を有する1ラスタ点だけ遅延
されたライン信号の組合せを示す。その理由はこの場合
文字記号の左側および右側にボーダ情報を設ける必要が
あるからである。最後に、図2bの最後のラインには中
央ラスタ点を1ラスタ点だけ遅延されたラインnのライ
ン情報で置換する。
文字記号側部が表示装置の適用中直接発生し、従ってボ
ーダのない文字記号情報自体を記憶する必要がある。ボ
ーダを発生するこの方法は極めて柔軟性のあるものであ
る。その理由は所望のボーダを、各前のおよび/または
次のラスタラインの読出しの制御によって、および適宜
に遅延されたおよび遅延されない信号の組合せによって
形成することができる。これによっても容易に理解し得
るように、文字記号の上縁および下縁を保持する。その
理由は例えば文字記号上のボーダを表示する必要がある
箇所に直接ラインを表示する際に、ラスタラインn−1
およびnが文字記号情報を含まず、従ってライン信号を
形成する組合せがラスタラインn+1の情報のみ、即
ち、表示すべき文字記号の上側縁のみを含むからであ
る。
発生する回路配置を示す。マイクロプロセッサとして構
成され得、且つ他の機能をも実行し得る制御装置10は
ボーダ情報を発生するに必要な多数の制御信号を受け
る。リード線束7はまずボーダ情報の発生を可能とする
かどうかを示すリード線Enを具える。これがため、個
別の文字記号はボーダと共に表示する必要があるが、同
一像内の他の文字記号はボーダなしに表示する必要があ
るかどうかを選択することができる。次の4つのリード
線N,S,WおよびEは文字記号の何れの側にボーダを
設ける必要があるかを示し、リード線は慣例の地理的な
方向から取出す。従って、Nは“北”を意味し、各文字
記号素子の上端にボーダを設ける必要があること等を示
す。リード線dbは2倍幅のボーダを設ける必要がある
ことを示す。これは少なくとも1方向に拡大して示す必
要がある文字記号に対して特に有効である。瞬時ライン
のアドレスを多重リード線9を経て表示装置に並列に供
給し、このアドレスによって何れの文字記号ラインを文
字記号発生器から読出す必要があるかを示す。文字記号
発生器の文字記号自体による他の制御は示さない。その
理由はこれが一般的に既知であり、発明の1部分を構成
しないからである。またクロック信号のような他の制御
信号も説明の便宜上省略する。
多数の他の制御信号を発生し、これら制御信号を接続ラ
イン15,17を経て出力するとともにこれについて以
下に詳細な説明を行う。また、制御装置10によって出
力ライン11に例えば計数器(図示せず)により文字記
号情報を含むデータソース12から読出すべきラスタラ
インのアドレスを並列に発生し、この計数器は現在のラ
スタラインのアドレスに設定し、ボーダ幅に従って減少
し、次いで増大してデータソース12からラスタライン
を各位置で読出すようにする。説明の便宜上以下データ
ソース12はラスタラインおよびラスタ列の形状の文字
記号情報を含む慣例の文字記号発生器とし、毎回文字記
号の完全なラスタラインを読取り出力ライン13を経て
出力し得るようにする。
を経て2つの装置14および16に供給する。装置14
はレジスタとし、これにより接続ライン15を経て制御
装置10からの関連する制御信号により遅延すべき現在
のラインの文字記号情報を記憶し、この制御信号は関連
するラスタラインを文字記号発生器12から読取る際に
発生させるようにする。装置16は南北論理回路と称さ
れる回路を具え、これにより表示すべき各ラインに連続
的に供給されるラスタラインの文字記号情報をOR機能
状に列の方向に合成し得るようにする。これは再び接続
ラスタ15を経て受信した制御信号の制御の下で行われ
る。読取り且つ直接遅延すべきラスタラインにさらに供
給されるラスタラインは、リード線NおよびS並びにd
bの信号ラスタラインに従って接続ライン15を経て供
給されたラスタラインの関連するラスタラインのみを取
出し、毎回最も広いボーダに対するラスタラインの最大
数のものを読取るか、または制御装置によって前記リー
ド線の信号に依存して出力ライン11に関連するアドレ
スのみを発生させるようにする。
スタ14に記憶された文字記号情報および装置16に記
憶された合成文字記号情報を並列−直列コンバータ18
および20にそれぞれ供給し、ここでこれを接続ラスタ
15を経て関連する信号により書込むようにする。これ
は前の文字記号の関連するラスタラインの処理が終了す
る場合に生ずる。次いで並列−直列コンバータ18およ
び20は表示装置28の各ラスタ点の表示速度で情報を
出力する。
に供給し、ここでこの情報を横方向ボーダの最大幅に相
当する多数のクロック周期だけ遅延する。遅延された信
号はリード線23を経て東西論理回路と称される装置2
4に出力する。その理由はこれが左右ボーダを発生する
からである。ボーダの側部およびその幅はリード線17
の制御信号により制御装置10で選択する。東西論理回
路24は主として遅延装置を具え、これによりコンバー
タ18の直列情報を東西ボーダの最大幅だけ遅延してリ
ード線19を経て出力し、且つリード線17の制御信号
に従って遅延された信号を合成する。この合成された信
号からリード線23を経て供給された文字記号情報を取
出す。斯くして形成された信号によってボーダ情報を構
成し、このボーダ情報をリード線25を経て装置26に
供給する。この装置26もリード線23を経て遅延され
た文字記号情報を受ける。
信号から遅延装置28の関連するカラー情報を発生し、
このカラー情報が合成された形態でリード線27に現わ
れるようにする。さらに、装置26では例えばカラーテ
レビジョン信号の受像機のような信号源(図示せず)か
ら発生するカラー像信号をカラー情報に重畳することが
できる。
したように、接続ラスタ13は各々が文字記号の列また
は文字記号フィールドに関連する多数のリード線を具
え、従って文字記号のラスタラインの情報を並列に供給
する。接続ライン13の各リード線を各ORゲート42
(説明の便宜上、図4には1つのゲートのみを示す)の
一方の入力端子に接続する。各ORゲートの出力端子を
各レジスタ段44(その1つのレジスタ段のみを示す)
のデータ入力端子に接続する。各レジスタ段の出力端子
45を関連するORゲート42の第2入力端子に接続
し、レジスタ全ての出力端子を並列−直列コンバータ1
8の並列入力端子に接続する。例えば、文字記号のラス
タラインが12個のラスタ点、12個のORゲート42
および12個のレジスタ段44を含むものとすると、並
列−直列コンバータ18は12ビットの幅を有するワー
ドを直列データ流に変換する。
情報をORゲートを経て関連するレジスタ段44の前の
内容にOR状に合成してリード線15aの信号により再
び関連するレジスタ段に書込み得るようにする。このリ
ード線15aは図3の接続ライン15の1部分を形成す
るとともに実際に使用すべき各ラスタラインの情報に対
し1つの信号を受けるようにする。例えば、最も広いボ
ーダに対するラスタラインの最大数の情報が接続ライン
13を経て供給される場合にもラスタラインの情報は所
望のボーダに対して選択することができる。ボーダに対
する全てのラスタラインが供給されると、各レジスタ段
44は全てのラスタラインから1つの列の論理組合せを
含むようになる。前の文字記号のラスタラインの情報が
完全に処理されると、即ち、直列出力端子19を経て並
列−直列コンバータ18により完全に出力されると、リ
ード線15bに1つの信号が現われ、これにより並列−
直列コンバータ18に全てのレジスタ段44の情報を供
給し、且つ全てのレジスタ段を同時に消去する。次いで
供給された情報をリード線19を経て並列−直列コンバ
ータ18により再び直列に出力する。
す。リード線19を経て到来する情報を一連の遅延装置
52,54,56および58に供給し、ここでこの情報
を表示装置のラスタ点の速度でシフトする。遅延装置5
2および54の遅延の和は、ビット幅の2倍とする最も
広いボーダに相当する遅延装置56および58の遅延の
和に等しい。遅延装置54および56の遅延の各々は単
一のボーダの幅に相当する。
する列の数に相当する多数の遅延段を具える。装置の全
ての遅延段の出力信号は並列に取出す、即ち、遅延装置
52の接続ライン53を経て取出す。この接続ラインの
各リード線を各ANDゲート61の一方の入力端子に接
続し、全てのANDゲートの他方の入力端子を、ボーダ
を単一形態で遅延する必要があるかまたは二重形態で遅
延する必要があるかを示す制御リード線15dに接続す
る。各ANDゲート61の出力端子をORゲート62の
入力端子に接続する。接続ライン55を経て並列に供給
される遅延装置54の遅延段はORゲート62の各入力
端子に直接接続する。このゲート62の出力端子をAN
Dゲート65の入力端子に接続し、このゲート65の他
方の入力端子を図3の接続ライン15の1部分をも構成
する制御リード線15wに接続する。
を接続ライン59を経て各ANDゲート64の入力端子
に接続し、このゲート64の他方の入力端子を制御リー
ド線15dに接続する。ANDゲート64の出力端子を
ORゲート63の各入力端子に接続し、このゲート63
の他方の入力端子を接続ライン57を経て遅延装置56
の各遅延段の出力端子に直接接続する。ORゲート63
の出力端子をANDゲート66の入力端子に接続し、こ
のゲート66の他方の入力端子を図3の接続ライン15
の1部分を構成する制御リード線15eに接続する。A
NDゲート65および66の出力端子をORゲート67
の各入力端子に接続し、このゲート67の出力端子にそ
れぞれ図2aおよび図2bの底部からの第2ラインに示
すような信号を発生する。
の上側部分に詳細に示す。レジスタ14は入力端子13
を経て供給される表示すべき文字記号のラスタラインの
情報を受けて記憶する。図4のレジスタ段44の情報を
並列−直列コンバータ18に供給する接続ライン15b
の同様の信号を用いて、レジスタ14の内容を並列−直
列コンバータ20に供給し、その後内容を直列に読出
す。この直列情報を遅延段22に供給してこれにより信
号を、遅延装置52および54の遅延の和に等しい多数
のラスタ点によって遅延された接続ライン23の文字記
号信号として出力する。この文字記号信号をインバータ
74を経てANDゲート72の入力端子に供給し、この
インバータの他方の入力端子にORゲート67の出力信
号を供給する。一方、接続ライン15fの信号によって
ANDゲート72を作動可能状態にするものとすると、
ボーダ信号はリード線25に現われるようになる。ま
た、図3の接続ライン15に属するリード線15fの信
号によって例えばある文字記号に対しては1つのボーダ
が表示され、他の文字記号に対してはボーダ信号が抑圧
されるような制御を行う。
54の遅延の和に等しいため、出力接続ライン55には
1つ以上のラスタ点によって実際の文字記号情報を導出
するボーダ信号が現われるようになる。これら出力信号
をORゲート62で合成するため、その出力端子には文
字記号信号を導出する一連のラスタ点信号が発生し、従
ってリード線15wの信号によってANDゲート65を
作動可能状態にする場合に左側のボーダ信号をORゲー
ト67を経て発生する。同様に、遅延装置56の出力端
子57には文字記号信号を遅延するボーダ信号が発生
し、且つリード線15eの信号によってANDゲート6
6を作動可能状態にする場合にORゲート67を経て出
力端子25に一連の遅れラスタ点信号を右側のボーダ信
号として発生する。双方のリード線15eおよび15w
が高レベル信号を保持する場合には1つの文字記号点の
両側に1つのボーダが発生する。
実際上各々がそれぞれ接続ライン53および59の多数
のリード線に相当する多数の個別のゲートより成るAN
Dゲート61および64を作動可能状態にし、且つOR
ゲート62および63の出力側に関連する長い一連のそ
れぞれ進みおよび遅れラスタ点信号が現われ、これによ
り像に関連する広いボーダを形成する。これがためボー
ダの幅はリード線15dの信号によって決めることがで
きる。また、制御リード線15dによって2群のAND
ゲート61および64を分離してボーダの幅を1文字記
号内で、例えば単一幅から二重幅に切換えることができ
る。
の文字記号情報を修正する必要なく、例えばボーダ情報
を有する文字記号を個別に記憶することなく、文字記号
のボーダの表示を柔軟性とすることができる。
説明図であり、(b)ボーダを有する文字記号の他の例
を示す説明図である。
様を示す説明図であり、(b)ボーダ情報をステップ状
に構成する態様を示す説明図である。
ク回路図である。
回路図である。
す回路図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ラスタラインおよびライン列より成るラ
スタとして表示装置上にボーダを有しメモリから取出さ
れる文字記号を表示するに当たり、遅延されたラスタ点
に同期して文字記号の選択された側のボーダ(陰影)を
発生するために、ライン信号を形成し、遅延すべき各ラ
スタラインに対し関連するラスタラインの情報をボーダ
に対し選択された側に関して文字記号において対象とす
るラスタラインの上部および/または下部にある第1数
分のラスタラインの情報と各列毎に順次に合成し、ライ
ン信号を列の第2数の2倍の列だけ遅延し、第1数はラ
スタラインにおけるボーダの高さを示し、第2数はラス
タ列のボーダの幅を示し、表示すべき文字記号のラスタ
ラインの情報が第2数の列だけ遅延される文字記号信号
をも形成し、陰影信号をボーダに対し選択された側に関
して異なる遅延ライン信号の組合せから形成し、文字記
号信号をこの組合せで抑圧し、陰影信号によって遅延さ
れたラスタラインの関連するラスタ点に選択可能な色を
発生するようにしたことを特徴とするボーダを有する文
字記号を表示する方法。 - 【請求項2】 異なるボーダ幅の選択を行う場合には、
前記第1数をボーダの高さに関連させ、前記第2数を最
大ボーダ幅に関連させ、中央遅延ライン信号を選択され
たボーダ幅およびボーダに対し選択された側に関し合成
して陰影信号を形成するようにしたことを特徴とする請
求項1に記載のボーダを有する文字記号を表示する方
法。 - 【請求項3】 表示されるラスタ点に同期して文字記号
情報を供給するデータソースを具え、ラスタラインおよ
びライン列より成るラスタに文字記号を表示する請求項
1または2に記載の方法を実施する装置において、文字
記号の選択可能な側部にボーダ(陰影)を有する文字記
号の表示を行う素子として次に示す素子: a)前記データソースから表示すべき文字記号の各ラス
タラインに対し、前記ボーダに対し選択された側に関し
てボーダ幅に相当する文字記号おいて対象とするラスタ
ラインの上部および/または下部にある第1数分のラス
タラインの情報をも読取る制御装置と、 b)文字記号の個別に読出したラスタラインの関連する
列の情報を組合せてライン信号を形成する合成装置と、 c)ボーダの幅に対応しこれを文字記号信号として出力
する第2数の列により表示すべき現在のラスタラインの
情報を遅延する第1遅延装置と、 d)ライン信号を第1数分の列の2倍まで遅延してこれ
を列の方向に出力する第2遅延装置と、 e)列状の遅延ライン信号をボーダに対し選択された側
部に従って合成する合成装置と、 f)文字記号信号が発生すると前記合成され遅延された
ライン信号を抑圧するとともに抑圧されない信号を陰影
信号として前記表示装置に供給して選択可能な色を関連
するラスタ点に発生するようにした抑圧装置とを具える
ことを特徴とするボーダを有する文字記号を表示する装
置。 - 【請求項4】 選択可能な幅を有するボーダを表示する
ためには、前記第1数をボーダの高さに対応させ、前記
第2数を最大ボーダ幅に対応させ、前記合成装置によっ
て選択されたボーダ幅に従って選択された列の方向に遅
延されたライン信号を合成するようにしたことを特徴と
する請求項3に記載のボーダを有する文字記号を表示す
る装置。 - 【請求項5】 各ラスタラインに対し前記データソース
によってコヒーレントラスタ列の第3数に対する情報を
並列に発生する請求項3または4に記載のボーダを有す
る文字記号を表示する装置において、前記合成装置は第
3数の蓄積レジスタを具え、その各々の前段に個別にO
Rゲートを設け、各ORゲートの第1入力端子を関連す
る蓄積レジスタの出力端子に接続し、各ORゲートの第
2入力端子をラスタ列の各並列情報の入力端子に接続
し、蓄積レジスタの出力端子を並列−直列コンバータに
接続し、このコンバータの直列出力端子を前記第2遅延
装置に接続するようにしたことを特徴とするボーダを有
する文字記号を表示する装置。 - 【請求項6】 制御装置、合成装置、第1および第2遅
延装置、合成装置および抑圧装置を具えることを特徴と
する請求項3,4または5に記載のボーダを有する文字
記号を表示する装置の回路配置。
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