JP3452859B2 - 除塵装置 - Google Patents

除塵装置

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JP3452859B2
JP3452859B2 JP2000037058A JP2000037058A JP3452859B2 JP 3452859 B2 JP3452859 B2 JP 3452859B2 JP 2000037058 A JP2000037058 A JP 2000037058A JP 2000037058 A JP2000037058 A JP 2000037058A JP 3452859 B2 JP3452859 B2 JP 3452859B2
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栄光 戸次
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株式会社パイオニア風力機
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は除塵装置に関し、
特に靴底や車輪等に付着した土、塵埃、粉塵等を簡便に
除去することができる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人がビルディング、工場、店舗等に入る
ときに、その人の靴底に土、塵埃、粉塵等が付着したま
まであると、ビルディング、工場、店舗等の内部の床が
この土、塵埃、粉塵等により汚れるという問題がある。
従来は、この問題を簡便に解決する手段がなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、この問題
に鑑みてなされたものであり、その課題は、人や車両等
がビルディング、工場、店舗等に入るときに、その人の
靴底や車両の車輪等に付着した土、塵埃、粉塵等を簡便
に除去することができる除塵装置を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1の発明の構成は請求項1記載のとおりで
ある。上記第1の発明の構成により、吸塵ボックス上を
人や車両等が通過する場合に、人の靴底や車両の車輪等
が吸塵部群の各々の可動部材の半球面状の上面を押す
と、押された可動部材が弾性体の付勢力に逆らって下方
に移動するので、円形吸引口と可動部材の半球面状の
面との間に隙間が生じ、この隙間から前記靴底や車輪等
に付着した土、塵埃、粉塵等が吸塵ボックスの中に吸引
され、さらに、集塵機に吸引される。
【0005】さらに、第2の発明の構成は、請求項2記
載のとおりである。上記第2の発明の構成により、第1
のブラシは可動部材の半球面状の上面に植設され、可動
部材が弾性体により付勢されたときに、第1のブラシは
円形吸引口から吸塵ボックスの外に突出するので、第1
のブラシが靴底や車輪等により弾性体の付勢力に逆らっ
て下方に押されるときに、靴底や車輪等に付着した土、
塵埃、粉塵等を落すとともに、可動部材の半球面状の
面と円形吸引口との間に隙間が生じ、この隙間から前記
靴底や車輪等に付着した土、塵埃、粉塵等が吸塵ボック
スの中に吸引され、さらに、集塵機に吸引される。さら
に、靴底の移動や車輪の回転等により靴底や車輪等が第
1のブラシから遠ざかるときに、弾性体の付勢力により
第1のブラシが跳ね返り靴底や車輪等に付着している
土、塵埃、粉塵等を跳ね落すとともに、可動部材の表面
に付着している土、塵埃、粉塵等を落すことができる。
【0006】さらに、第3の発明の構成は、請求項3記
載のとおりである。上記第3の発明の構成により、上記
第1の発明の作用とともに、第2のブラシは吸塵ボック
スの上面板のうち円形吸引口の周囲の部分に植設されて
いるので、第2のブラシが靴底や車輪等に接触する面積
は第1のブラシが靴底や車輪等に接触する面積よりも広
くなる。このため、靴底や車輪等に付着した土、塵埃、
粉塵等を幅広く落とすことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本願発明における実施の形
態を図面にもとづいて説明する。図1は本願発明の実施
の形態に係る除塵装置の一部分の平面を縮小して示し、
図2はこの除塵装置の他の一部分の平面を縮小して示
す。なお、図1に示すものと図2に示すものを組合わせ
たものが本願発明の実施の形態に係る除塵装置の縮小し
た平面である。図3は図1に示すものの正面を示し、図
4は図2に示すものの正面を示す。
【0008】図1ないし図4において、除塵装置10は
吸塵ボックス20、集塵機40およびホース42を備え
ている。ホース42は吸塵ボックス20と集塵機40を
接続するものである。
【0009】吸塵ボックス20は薄形の箱状のものであ
り、吸塵部30群を備えている。図1では縦26列、横
39列になるように1014個所に吸塵部30が形成さ
れている。なお、吸塵部30の数は図1に示すものに限
定されず、任意の数でよい。
【0010】漏斗状の排出部25が吸塵ボックス20の
側面に形成されている。ホース42の先端部42aが排
出部25の排出口25aに接続され、ホース42の基部
42bが集塵機40の吸入口41に接続される。集塵機
40は図示しない空気の吸引手段および高性能の濾過器
(たとえば直径0.3ミクロン程度の塵埃等の濾過効率
が99.97%程度のものである。)を備えている。こ
のため、吸塵ボックス20からホース42を経て集塵機
40に吸引された土、塵埃、粉塵等を含む空気は前記高
性能の濾過器で濾過されて集塵機40から排出される。
また、前記濾過された土、塵埃、粉塵等は集塵機40に
集められる。集塵機40に集められた土、塵埃、粉塵等
を集塵機40から取り出すことができる。なお、70は
床である。
【0011】図5は図1に示す除塵装置の吸塵ボックス
のV−V断面構造を拡大して示している。図5において、
上面板21の周囲に第1の側壁22aが一体に形成さ
れ、下面板23の周囲に第2の側壁22bが一体に形成
されている。吸塵ボックス20を組立てた状態では、第
1の側壁22aが第2の側壁22bの外側になる。ゴム
製等のスロープ24が第1の側壁22aの外側に付設さ
れている。なお、21aは上面板21の外面であり、2
1bは上面板21の内面である。
【0012】図6は図1に示す除塵装置の吸塵部の平面
を拡大して示し、図7は図1に示す除塵装置の吸塵部の
縦断面構造を拡大して示している。図6および図7にお
いて、各吸塵部30毎の吸引口となる円形の貫通孔31
が吸塵ボックス20の上面板21に形成されている。吸
塵部30の可動部材32は湾曲板部32a及び湾曲板部
32aを支える台座部32eからなる。台座部32eは
湾曲板部32aの内面32cに接着等により固定されて
いる。湾曲板部32aの外面32bは可動部材32の上
面となり、例えば半球面状である。台座部32eは弾性
体となるコイルばね33により図示上方に付勢されてい
る。なお、弾性体は、ばね、ゴム等を含む。
【0013】可動部材32の上面となる湾曲板部32a
の外面32bは貫通孔31を塞ぐようにコイルばね33
により付勢される。このとき、外面32bの一部分は貫
通孔31から吸塵ボックス20の外に突出する。第1の
ブラシ35は台座部32eの上部に植設されている。ま
た、第1のブラシ35は可動部材32の湾曲板部32a
の貫通孔32dを挿通している。可動部材32の湾曲板
部32aの外面32bが貫通孔31を塞ぐようにコイル
ばね33により付勢されたとき、第1のブラシ35は貫
通孔31から吸塵ボックス20の外に突出する。なお、
第1のブラシ35はなくてもよい。また、湾曲板部32
aと台座部32eを一体に成形してもよい。
【0014】なお、貫通孔31の縁31aにはリング状
の窪み31bが形成されている。このリング状の窪み3
1bにより土、塵埃、粉塵等を貫通孔31から吸引し易
くなる。円柱状の基部材34がコイルばね33の下部の
内側に配置(または嵌合状態に)されることにより、コ
イルばね33は基部材34に支えられている。基部材3
4の下端の突起部34aは下面板23の貫通孔23aに
圧入(または溶接)されている。なお、貫通孔23aの
代わりに基部材34の下端の突起部(突起部34aに相
当する。)を固定する凹部を下面板23に形成してもよ
い。
【0015】第1のブラシ35は、直径Dが例えば4mm
であり(図6参照)、長さLが例えば10mmである(図
7参照)。第1のブラシ35は、たとえば約0.2ない
し0.3mmの径の線状ナイロンを束ねたものである。吸
塵ボックス20の厚さWは例えば20mmである(図7参
照)。なお、前記D、L、Wの値は、上記値に限定され
ず、適宜の値とすることができる。また、上面板21、
下面板23および基部材34の材質は、たとえばステン
レスである。
【0016】図8は図1に示す除塵装置を使用して靴底
等の清掃をする場合を説明し、図9は図8の続きを説明
し、図10は図9の続きを説明している。図11は図8
の靴で押された部分の一部分を拡大して示し、図12は
図9の靴で押された部分の一部分を拡大して示し、図1
3は図10の靴で押された部分の一部分を拡大して示し
ている。図8ないし図13において、吸塵ボックス20
はビルディング、工場、店舗等の出入口の床等に配置す
るものである。なお、吸塵ボックス20の上面板21の
面積はこの出入口の床の大きさに適応するのが望まし
い。人がこの出入口を通過してビルディング、工場、店
舗等に入る場合、この人の靴底等は吸塵ボックス20に
より清掃される。
【0017】なお、図8ないし図10においては、各吸
塵部30は左から順に30f、30g、30h、30
i、30j、30k、30m、30n、30p、30
r、30s、30t、30uとする。同様に、各第1の
ブラシ35は左から順に35f、35g、35h、35
i、35j、35k、35m、35n、35p、35
r、35s、35t、35uとする。
【0018】図8においては、靴50の踵52が第1の
ブラシ35g、35h、35iを踏んで下方に押してい
る。このため、吸塵部30g、30h、30iが作動状
態になっている。なお、51は靴50のつま先であり、
53は靴底であり、53aは土踏まずの部分である。矢
印54は靴50の進行方向を示す。
【0019】次に、図9においては、図8の状態から変
化して、靴50の踵52が第1のブラシ35g、35
h、35iを踏んで下方に押すとともに、靴底53が第
1のブラシ35m、35n、35p、35r、35s、
35tを踏んで下方に押している。このため、吸塵部3
0g、30h、30i、30m、30n、30p、30
r、30s、30tが作動状態にある。
【0020】次に、図10においては、図9の状態から
変化して、靴底53のうちつま先51に近い部分が第1
のブラシ35r、35s、35tを踏んで下方に押して
いるので、吸塵部30r、30s、30tが作動状態に
ある。
【0021】図11は図8に示す靴50の踵52で押さ
れた吸塵部30gの動作を説明している。図11におい
て、第1のブラシ35gが踵52によりコイルばね33
gの付勢力に逆らって下方に押されている。このため、
集塵機40に吸引されて空気が矢印38gの方向に吸引
される。このとき、第1のブラシ35gは靴50の踵5
2に付着している土、塵埃、粉塵等を落下させるので、
踵52から落下した土、塵埃、粉塵等は前記空気の流れ
により吸塵ボックス20内に吸引され、最後に集塵機4
0に吸引される。なお、31gは吸塵部30gの吸引口
となる上面板21の貫通孔であり、32gは吸塵部30
gの可動部材であり、34gは吸塵部30gの基部材で
ある。
【0022】図12は図9に示す靴50の踵52で押さ
れた吸塵部30gの動作を説明している。図12におい
て、第1のブラシ35gが踵52によりコイルばね33
gの付勢力に逆らって下方に押されている。このため、
図12においても、図11の場合と同様に吸塵部30g
が作動している。
【0023】図13は図10に示す靴底53で押された
吸塵部30tの動作を説明している。図13において、
第1のブラシ35tが靴底53によりコイルばね33t
の付勢力に逆らって下方に押されている。このため、図
13においても、図11の場合と同様に吸塵部30tが
貫通孔31tと可動部材32tとの隙間から土、塵埃、
粉塵等を含んだ空気を矢印38t方向に吸引する。な
お、34tはコイルばね33tを支える基部材である。
【0024】なお、図7において吸塵部30に第1のブ
ラシ35がない場合には、図8ないし図10に示す靴5
0の踵52や靴底53が第1のブラシ35を踏んで下方
に押すのではなく、靴50の踵52や靴底53が図7に
示す可動部材32の上面となる湾曲板部32aの外面3
2bを直接踏んで下方に押すことになる。このとき、吸
塵部30は上記の場合と同様に靴50の踵52や靴底5
3等に付着した土、塵埃、粉塵等を吸引する。
【0025】図14は靴50の踵52(実線で示すも
の。)で下方に押された状態の第1のブラシ35が、踵
52(実線で示すもの)が上方に移動して二点鎖線で示
す位置になったときに、コイルばね33の付勢力により
跳ねかえって踵52をこする状態を示している。その
際、第1のブラシ35は矢印37a方向に移動する。こ
のため、第1のブラシ35が接触する踵52の位置は変
化するので、第1のブラシ35が踵52をこすって踵5
2に付着している土、塵埃、粉塵等を剥離させる。な
お、52xは踵52のある特定の点である。この点52
xと第1のブラシ35との位置関係が実線で示す場合か
ら二点鎖線で示す場合に変化することが図示されてい
る。
【0026】図15は矢印62方向に進む台車等の車両
の車輪60(実線で示すもの。)により下方に押された
状態の第1のブラシ35が車輪60の回転(矢印61方
向に回転する。)により二点鎖線で示す位置になったと
きに、コイルばね33の付勢力により跳ねかえって車輪
60をこする状態を示している。その際、第1のブラシ
35は矢印37b方向に移動する。このため、第1のブ
ラシ35が接触する車輪60の位置は変化するので、第
1のブラシ35が車輪60をこすって車輪60に付着し
ている土、塵埃、粉塵等を剥離させる。なお、60xは
車輪60のある特定の点である。この点60xと第1の
ブラシ35との位置関係が実線で示す場合から二点鎖線
で示す場合に変化することが図示されている。
【0027】図16は、上記実施の形態の変形例の平面
を拡大して示し、図17はこの変形例の縦断面構造を拡
大して示している。図16及び図17において、吸塵部
30xは、図6および図7に示す第1のブラシ35の代
わりに第2のブラシ36を備えている。第2のブラシ3
6は吸塵ボックス20の上面板21の外面21aのうち
吸引口となる貫通孔31の周囲の部分(実際にはリング
状の窪み31bの外側部分)にリング状に植設されてい
る。第2のブラシ36は第1のブラシ35よりも広い範
囲をカバーするので、第2のブラシ36が靴底53や車
輪60等に接触する面積は、第1のブラシ35が靴底5
3や車輪60等に接触する面積よりも広くなる。このた
め、靴底53や車輪60等に付着した土、塵埃、粉塵等
を幅広く落とすことができる。なお、図16および図1
7にて、第1のブラシ35(二点鎖線で示す。)と第2
のブラシ36の両方を備えるようにしてもよい。
【0028】なお、上記実施の形態において、弾性体と
してコイルばね(33等)を使用しているが、これに限
定されない。例えば、ゴム製のものを弾性体として使用
することができる。図18は、図7の変形例としてゴム
製の弾性体を使用した第1の例の断面構造を拡大して示
している。図18に示す吸塵部30yでは、弾性体とな
るゴム製のじゃばら状管81は可動部材32の台座部3
2eを支えている。そして、じゃばら状管81は円柱状
の基部材82に支えられている。この場合、基部材82
の下端の突起部82aは下面板23の貫通孔23aに溶
接等により固定されている。また、じゃばら状管81の
上端部81aは可動部材32の台座部32eに接着され
ている。基部材82はじゃばら状管81の下端部81b
内に配置されている。なお、じゃばら状管81の下端部
81bを基部材82に接着してもよい。その他は、上記
図7と同じである。
【0029】図19は、図7の変形例としてゴム製の弾
性体を使用した第2の例の断面構造を拡大して示してい
る。図19に示す吸塵部30zでは、弾性体となるゴム
製の柱状部材83(例えば円柱状)は可動部材32の台
座部32eを支えている。柱状部材83にて上端部83
bおよび下端部83cの径は本体部83aの径より大き
く形成されている。上端部83bは可動部材32の台座
部32eに接着されている。下端部83cの下端の突起
部83dが下面板23の貫通孔23aに固定された状態
で、下端部83cは下面板23に接着されている。その
他は図7と同じである。
【0030】
【発明の効果】本願の第1の発明によれば、スーパー、
ホテル、ビルディング、工場、店舗等の入口の床に第1
の発明に係る除塵装置の吸塵ボックスを設置することに
より、この吸塵ボックスの上面を通る人の靴底や台車、
フォークリフト、自動車等の車両の車輪等に付着した
土、塵埃、粉塵等を簡便に除去することができるので、
前記スーパー、ホテル、ビルディング、工場、店舗等の
内部の床が前記土、塵埃、粉塵等により汚れることを少
なくすることができる。さらに、人の靴底や車両の車輪
等が通る部分のみ吸塵ボックスの吸塵部が作動するた
め、集塵機が吸引する風量が少なくてすむので、吸引の
ために必要な集塵機の動力が少なくてすみ、経済的であ
る。
【0031】さらに、第2の発明によれば、上記第1の
発明の効果とともに、第1のブラシが靴底や車輪等によ
り弾性体の付勢力に逆らって下方に押されるときに靴底
や車輪等に付着した土、塵埃、粉塵等を落す。さらに、
前記靴底の移動や車輪の回転等により前記靴底や車輪等
が第1のブラシから遠ざかるときに、弾性体の付勢力に
より第1のブラシが跳ね返り前記靴底や車輪等に付着し
ている土、塵埃、粉塵等を跳ね落とすとともに、吸塵部
の可動部材の表面に付着している土、塵埃、粉塵等を落
とすことができる。このため、効率よく前記靴底や車輪
等に付着している土、塵埃、粉塵等を取り除くことがで
きる。
【0032】さらに、第3の発明によれば、上記第1の
発明の効果とともに、第2のブラシが靴底や車輪等に接
触する面積を広くすることができるので、前記靴底や車
輪等に付着した土、塵埃、粉塵等を幅広く落とすことが
できる。このため、効率よく前記靴底や車輪等に付着し
ている土、塵埃、粉塵等を取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係る除塵装置の一部分
の平面を縮小して示す平面図である。
【図2】図1に示す除塵装置の他の一部分の平面を縮小
して示す平面図である。
【図3】図1に示すものの正面図である。
【図4】図2に示すものの正面図である。
【図5】図1に示す除塵装置の吸塵ボックスのV−V断面
を拡大して示す断面図である。
【図6】図1に示す除塵装置の吸塵部を拡大して示す平
面図である。
【図7】図1に示す除塵装置の吸塵部を拡大して示す縦
断面図である。
【図8】図1に示す除塵装置を使用して靴底等の清掃を
する場合を示す説明図である。
【図9】図1に示す除塵装置を使用して靴底等の清掃を
する場合の説明図であり、図8の続きである。
【図10】図1に示す除塵装置を使用して靴底等の清掃
をする場合の説明図であり、図9の続きである。
【図11】図8の靴で押された部分の一部分を拡大して
示す断面図である。
【図12】図9の靴で押された部分の一部分を拡大して
示す断面図である。
【図13】図10の靴で押された部分の一部分を拡大し
て示す断面図である。
【図14】図1に示す除塵装置の動作を拡大して示す説
明図である。
【図15】図1に示す除塵装置の動作を拡大して示す他
の説明図である。
【図16】図1に示す除塵装置の吸塵部の変形例を拡大
して示す平面図である。
【図17】図1に示す除塵装置の吸塵部の変形例を拡大
して示す縦断面図である。
【図18】図7の変形例としてゴム製の弾性体を使用し
た第1の例を拡大して示す断面図である。
【図19】図7の変形例としてゴム製の弾性体を使用し
た第2の例を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
10 除塵装置 20 吸塵ボックス 21 吸塵ボックスの上面板 21a 上面板の外面 30、30f〜30u、30x、30y、30z 吸塵
部 31、31g、31t 吸引口となる上面板の貫通孔 32、32g、32t 可動部材 32b 可動部材の上面となる湾曲板部の外面 33、33g、33t コイルばね 35、35f〜35u 第1のブラシ 36 第2のブラシ 40 集塵機 81 ゴム製のじゃばら状管 83 ゴム製の柱状部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸塵ボックスと、この吸塵ボックスに接
    続された集塵機を備え、 前記吸塵ボックスに吸塵部群が形成され、 前記各吸塵部は円形吸引口、可動部材および弾性体を有
    し、 前記円形吸引口は前記吸塵ボックスの上面板に形成さ
    れ、 前記可動部材は半球面状の上面を有し、前記吸塵ボック
    に配置され、 前記弾性体は前記可動部材の半球面状の上面により前記
    円形吸引口を塞ぐように前記可動部材を付勢し、 前記弾性体により付勢された前記可動部材の半球面状の
    上面の一部分は前記吸引口から前記吸塵ボックスの外に
    突出し、 前記半球面状の上面が押されたときに、前記可動部材が
    前記弾性体の付勢力に逆らって下方に移動し、前記円形
    吸引口と前記半球面状の上面との間に隙間が生じること
    を特徴とする除塵装置。
  2. 【請求項2】 吸塵ボックスと、この吸塵ボックスに接
    続された集塵機を備え、 前記吸塵ボックスに吸塵部群が形成され、 前記各吸塵部は円形吸引口、可動部材、第1のブラシお
    よび弾性体を有し、 前記円形吸引口は前記吸塵ボックスの上面板に形成さ
    れ、 前記可動部材は半球面状の上面を有し、前記吸塵ボック
    に配置され、 前記弾性体は前記可動部材の半球面状の上面により前記
    円形吸引口を塞ぐように前記可動部材を付勢し、 前記第1のブラシは前記可動部材の半球面状の上面に植
    設され、 前記可動部材が前記弾性体により付勢されたときに、前
    記第1のブラシは前記円形吸引口から前記吸塵ボックス
    の外に突出し、 前記第1のブラシが前記弾性体の付勢力に逆らって押さ
    れるときに、前記可動部材の半球面状の上面と前記吸引
    口との間に隙間が生じることを特徴とする除塵装置。
  3. 【請求項3】 第2のブラシは前記吸塵ボックスの上面
    板の外面のうち前記円形吸引口の周囲の部分に植設され
    ていることを特徴とする請求項1記載の除塵装置。
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