JP2000109292A - リーチフォークリフトのタイヤ掃除構造 - Google Patents

リーチフォークリフトのタイヤ掃除構造

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JP2000109292A
JP2000109292A JP10279252A JP27925298A JP2000109292A JP 2000109292 A JP2000109292 A JP 2000109292A JP 10279252 A JP10279252 A JP 10279252A JP 27925298 A JP27925298 A JP 27925298A JP 2000109292 A JP2000109292 A JP 2000109292A
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JP
Japan
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tire
brush
steering
reach
driven
Prior art date
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Pending
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JP10279252A
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English (en)
Inventor
Toshikatsu Ono
敏勝 大野
Osamu Furukawa
理 古川
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤ20,26表面に付着するゴミを確実
吸引,回収する。 【解決手段】 車体12の前方へ延びる左右一対のリー
チレッグ18の前端部に従動タイヤ20を取り付けると
ともに、車体12の後方下部に操舵タイヤ26を取り付
ける。上記タイヤ20,26の表面に接触するブラシ3
0,32を設ける。車体12に取り付けられる掃除機本
体34に吸入ホース36,38を接続し、各吸入ホース
36,38の先端に形成される吸入口40,42をタイ
ヤ20,26へ向けて配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、屋内での荷役作
業に好適なリーチフォークリフトに関し、特に、タイヤ
に付着するゴミを掃除するタイヤ掃除構造の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】倉庫,工場等の室内における荷役作業に
好適なリーチフォークリフトにおいては、一般的に、車
体の前方下部より前方へ延びる車幅方向左右一対のリー
チレッグの前端部にそれぞれ従動タイヤが取り付けられ
るとともに、車体の後方下部に操舵タイヤが取り付けら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなリーチフォ
ークリフトが走行する倉庫,工場等の床面には、タイヤ
磨耗粉,木片,砂等のゴミがまき散らかっており、これ
らのゴミがリーチフォークリフトのタイヤに付着する
と、このタイヤに付着したゴミが倉庫,工場内の床面に
付着して、床面を汚す虞がある。
【0004】なお、例えば特開平9−71225号公報
には、リーチ型ではない通常のフォークリフトにおい
て、タイヤを覆うタイヤフェンダに、タイヤに付着した
ゴミを除去するブラシと、ブラシで除去したゴミを回収
するカバー状のゴミ回収装置とを取り付けた技術が記載
されている。しかしながら、この構造では、ブラシによ
り舞い上げられたゴミを確実にゴミ回収装置へ回収でき
ない場合があり、更なる改良が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1の発明
は、車体の前方下部より前方へ延びる車幅方向左右一対
のリーチレッグの前端部にそれぞれ従動タイヤを取り付
けるとともに、車体の後方下部に操舵タイヤを取り付け
たリーチフォークリフトにおいて、上記従動タイヤ及び
操舵タイヤの中の少なくとも1つのタイヤの表面に接触
するブラシを設けるとともに、上記車体に取り付けられ
る掃除機本体に吸入ホースを接続し、この吸入ホースの
先端に形成される吸入口を、上記タイヤへ向けて配置し
たことを特徴としている。
【0006】この構成により、タイヤ表面に付着するゴ
ミは、ブラシにより適宜に払い落とされつつ、吸入ホー
スを介して積極的に掃除機本体へ吸引,回収される。し
たがって、タイヤに付着するゴミを確実に回収すること
ができる。
【0007】ここで、上記従動タイヤ用の吸入ホース
は、好ましくは請求項2の発明のように、上記リーチレ
ッグの内部空間を利用して配管される。
【0008】この場合、従動タイヤ用の吸入ホースの取
付作業の簡素化,取付スペースの小型化を図ることがで
きる。
【0009】上記従動タイヤ用のブラシは、好ましくは
請求項3の発明のように、上記吸入口が形成される吸入
ホースの先端にブラケットを介して取り付けられる。
【0010】この場合、従動タイヤ用の吸入ホースとブ
ラシとが一体化されたものとなり、ブラシで払い落とし
たタイヤ表面のゴミを、より確実に吸入ホース側へ吸引
させることができる。
【0011】一方、操舵タイヤ用のブラシは、好ましく
は請求項4の発明のように、操舵されるタイヤから離間
することのないように、上記操舵タイヤとともに操舵さ
れるタイヤ支持部にブラケットを介して取り付けられ
る。
【0012】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、タイヤ表面に
付着するゴミを、ブラシにより適宜に払い落としつつ、
吸入ホースを介して確実に掃除機本体へ吸引,回収する
ことができる。
【0013】請求項2の発明によれば、リーチレッグの
内部空間を利用して、従動タイヤ用の吸入ホースの取付
作業の簡素化,取付スペースの小型化を図ることができ
る。
【0014】請求項3の発明によれば、従動タイヤ用の
吸入ホースとブラシとが一体化されたものとなり、ブラ
シで払い落としたタイヤ表面のゴミを、より確実に吸入
ホース側へ吸引させることができる。
【0015】請求項4の発明によれば、操舵タイヤ用の
ブラシが操舵タイヤから離間することがなく、確実にタ
イヤ表面のゴミを除去することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について図1〜4を参照して説明する。
【0017】まずリーチフォークリフトの構成について
説明すると、図1,2に示すように、バッテリ11等が
収納される車体12の前方下部には、車両前方へ延びる
車幅方向左右一対のリーチレッグ14が設けられてい
る。両リーチレッグ14間には、フォーク18を昇降可
能に支持するマスト16がリーチレッグ14に沿って前
後方向に移動可能に設けられている。各リーチレッグ1
4の前端には円弧状に凹んだタイヤフェンダ部14a
(図3参照)が形成されており、各タイヤフェンダ部1
4aにそれぞれ従動タイヤ20が回転可能に取り付けら
れている。
【0018】一方、車体12の後部には、車幅方向右側
に運転部22が設けられるとともに、車幅方向左側にス
テアリングホイール24が取り付けられている。そし
て、車体12の後方下部には、ステアリングホイール2
4の操作により操舵される操舵タイヤ26が設けられて
いる。この操舵タイヤ26は、図外のパワートレインか
ら駆動力が伝達されるドライブタイヤとしての機能を有
しており、本実施例では、幅方向右側へ偏心した位置に
1つだけ設けられている。なお、操舵タイヤ26の反対
側の幅方向左側には補助タイヤ28が設けられている。
【0019】そして本実施例では、従動タイヤ20の表
面に接触する従動タイヤ用ブラシ30が設けられている
とともに、操舵タイヤ26の表面に接触する操舵タイヤ
用ブラシ32(図4参照)が設けられている。
【0020】加えて本実施例では、マスト16に対向す
る車体12の前面側に、ゴミを吸引,回収する円筒状の
掃除機本体34が取り付けられており、この掃除機本体
34に、各タイヤ20,26へ向けて配管されるフレキ
シブルな吸入ホース36,38がそれぞれ接続されてい
る。すなわち、従動タイヤ用吸入ホース36の先端に形
成される吸入口40を従動タイヤ20へ向けて配置する
とともに、操舵タイヤ用吸入ホース38の先端に形成さ
れる吸入口42を操舵タイヤ26へ向けて配置してい
る。
【0021】図3を参照して従動タイヤ20側の構造を
詳述すると、従動タイヤ用の吸入ホース36は、閉断面
構造をなすリーチレッグ14の内部空間を利用して配管
されており、掃除機本体34に接続するフレキシブルホ
ース部44の先端を、リーチレッグ14内に弾性的に支
持される円筒状の吸入コネクタ46に接続した構造とな
っている。そして、吸入口40を形成する吸入コネクタ
46の先端開口部に、従動タイヤ用のブラシ30がブラ
シ用ブラケット48を介して取り付けられている。
【0022】より具体的には、吸入コネクタ46の外周
に固着された環状フランジ50と、リーチレッグ14の
内壁に固着されたブラケット52に取り付けられる円筒
状フランジ54との間には、吸入コネクタ46を従動タ
イヤ20側へ付勢するリターンスプリング56が介装さ
れている。一方、吸入コネクタ46の先端には従動タイ
ヤ20に摺接する位置決めローラ58が取り付けられて
おり、この結果、吸入コネクタ46は、ブラシ30の先
端が従動タイヤ20の表面に軽く接触する状態で、リー
チレッグ14の内部に弾性的に支持されている。
【0023】次に図4を参照して操舵タイヤ26側の構
造を詳述する。操舵タイヤ26を回転可能に支持するタ
イヤ支持部60は、ステアリングホイール24(図1,
2参照)の操作に応じて軸62の周りに転舵されるよう
になっている。そして、操舵タイヤ26とともに操舵さ
れるタイヤ支持部60に、L字状をなすブラシ用ブラケ
ット64がボルト66を介して固定されており、このブ
ラシ用ブラケット64に、上記のブラシ32が操舵タイ
ヤ26の表面に適宜に接触する状態で固定されている。
【0024】なお、操舵タイヤ用の吸入ホース38は、
図2に示すように、操舵タイヤ26を覆うタイヤケーシ
ング68を貫通して取り付けられており、その吸入口4
2がタイヤケーシング68内に臨む形となっている。す
なわち、操舵タイヤ26側ではブラシ32と吸入ホース
38とが別個に取り付けられている。
【0025】以上のような構成により、従動タイヤ20
に付着したゴミは、従動タイヤ用のブラシ30で適宜に
払い落とされるとともに、吸入ホース36を介して掃除
機本体34へ確実に吸引,回収される。また、操舵タイ
ヤ26に付着したゴミは、操舵タイヤ用のブラシ32で
適宜に払い落とされるとともに、吸入ホース38を介し
て掃除機本体34へ確実に吸引,回収される。
【0026】ここで、従動タイヤ用の吸入ホース36を
リーチレッグ14の内部空間を利用して配管しているた
め、この吸入ホース36の取付作業の容易化及び取付ス
ペースの小型化を図ることができる。
【0027】更に、従動タイヤ用のブラシ30を、吸入
口40が形成される吸入ホース36の先端にブラケット
48を介して取り付けている。したがって、従動タイヤ
用のブラシ30と吸入ホース36とが一体化されたもの
となり、ブラシ30で払い落としたタイヤ20表面のゴ
ミを、より確実に吸入ホース36側へ吸引させることが
できる。
【0028】しかも、操舵タイヤ用のブラシ32を、操
舵タイヤ26とともに操舵されるタイヤ支持部60にブ
ラケット64を介して取り付けている。これにより、ブ
ラシ32が操舵タイヤ26から離間することがなく、確
実にタイヤ26表面のゴミを除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るタイヤ掃除構造を適用
したリーチフォークリフトの側面図。
【図2】上記リーチフォークリフトの平面図。
【図3】上記リーチフォークリフトの従動タイヤ側の構
造を示す要部断面図。
【図4】上記リーチフォークリフトの操舵タイヤ側の構
造を示す斜視図。
【符号の説明】
12…車体 14…リーチレッグ 20…従動タイヤ 26…操舵タイヤ 30,32…ブラシ 36,38…吸入ホース 40,42…吸入口 48,64…ブラシ用ブラケット 60…タイヤ支持部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の前方下部より前方へ延びる車幅方
    向左右一対のリーチレッグの前端部にそれぞれ従動タイ
    ヤを取り付けるとともに、車体の後方下部に操舵タイヤ
    を取り付けたリーチフォークリフトにおいて、 上記従動タイヤ及び操舵タイヤの中の少なくとも1つの
    タイヤの表面に接触するブラシを設けるとともに、上記
    車体に取り付けられる掃除機本体に吸入ホースを接続
    し、この吸入ホースの先端に形成される吸入口を、上記
    タイヤへ向けて配置したことを特徴とするリーチフォー
    クリフトのタイヤ掃除構造。
  2. 【請求項2】 上記従動タイヤ用の吸入ホースは、上記
    リーチレッグの内部空間を利用して配管されることを特
    徴とする請求項1に記載のリーチフォークリフトのタイ
    ヤ掃除構造。
  3. 【請求項3】 上記従動タイヤ用のブラシは、上記吸入
    口が形成される吸入ホースの先端にブラケットを介して
    取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載
    のリーチフォークリフトのタイヤ掃除構造。
  4. 【請求項4】 上記操舵タイヤ用のブラシは、上記操舵
    タイヤとともに操舵されるタイヤ支持部にブラケットを
    介して取り付けられることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載のリーチフォークリフトのタイヤ掃除構
    造。
JP10279252A 1998-10-01 1998-10-01 リーチフォークリフトのタイヤ掃除構造 Pending JP2000109292A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101113674B1 (ko) 2009-11-16 2012-02-14 현대자동차주식회사 차량의 이물질 비산방지장치
CN103448687A (zh) * 2013-05-24 2013-12-18 河南省佰腾电子科技有限公司 一种汽车轮胎的抽尘装置
JP2014237360A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 濱口 栄男 無人搬送車
WO2016072931A1 (en) * 2014-11-07 2016-05-12 Wai Soon CHEW A personal transport vehicle

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