JP3452135B2 - 走行ダンパシステムのアキュムレータチャージ回路 - Google Patents

走行ダンパシステムのアキュムレータチャージ回路

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JP3452135B2 JP2000244473A JP2000244473A JP3452135B2 JP 3452135 B2 JP3452135 B2 JP 3452135B2 JP 2000244473 A JP2000244473 A JP 2000244473A JP 2000244473 A JP2000244473 A JP 2000244473A JP 3452135 B2 JP3452135 B2 JP 3452135B2
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    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ホイルローダの
走行ダンパシステムにおけるアキュムレータチャージ回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ホイールローダには、ホイス
トで荷を保持した状態で走行している時に、ホイストシ
リンダのボトム側に生じる圧力変動を吸収するための走
行ダンパシステムが設けられている。
【0003】この走行ダンパシステムは、ホイストシリ
ンダのボトム側に通じる油路にアキュムレータを設け、
荷を保持している状態で所定の走行速度以上に達した時
に、このアキュムレータとホイストシリンダのボトム側
とを連通させて、アキュムレータに蓄圧したダンパ用の
油によって圧力の脈動を吸収するように構成されてい
る。この場合、ホイストシリンダをアキュムレータと連
通させた時にアキュムレータの圧力が低いとホイストシ
リンダが下降してしまうこととなるので、アキュムレー
タ内の圧力は、荷を保持した時のホイストシリンダのボ
トム側圧力付近に設定されている。
【0004】このアキュムレータへ蓄圧するチャージ回
路は、ホイストシリンダのボトム側に通じる油路にチャ
ージラインが接続されている。このチャージ回路には減
圧弁が設けられており、ホイストシリンダボトム側の圧
力を所定の圧力に減圧してアキュムレータに蓄圧してい
る。
【0005】このようなチャージ回路として、図3に示
すような油圧回路が採用される場合がある。この油圧回
路には、ホイストシリンダボトム側105に接続された
ダンパ油路101と、アキュムレータ102と、ダンパ
油路101を連通又は閉鎖する走行ダンパ切換弁103
とが設けられている。この油圧回路の場合、アキュムレ
ータ102へ蓄圧する時の減圧弁104に漏れの極めて
少ない特殊バルブ(メタルタッチで閉鎖する自己閉塞
弁)が用いられている。
【0006】また、走行ダンパ切換弁103は、ホイス
トシリンダボトム側105とアキュムレータ102とを
連通又は遮断する切換弁106と、この切換弁106を
作動させるためにパイロットポンプ107からのパイロ
ット油で作動する切換補助バルブ108が設けられてい
る。ホイストシリンダの作動時には、切換弁106が閉
鎖状態で、ホイストシリンダボトム側105の圧力が上
昇すると、油路101から減圧弁104を介してアキュ
ムレータ102へ蓄圧される。この回路がアキュムレー
タチャージ回路である。
【0007】そして、走行時には、切換補助バルブ10
8によって切換弁106が切換えられ、ホイストシリン
ダボトム側105がアキュムレータ102と連通し、ホ
イストシリンダロッド側110がタンク111と連通
し、アキュムレータ102による走行ダンパシステムが
機能する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記走行ダンパシステ
ムのアキュムレータチャージ回路の場合、ホイストシリ
ンダボトム側105に連なる油路からダンパ用の油をア
キュムレータ102に蓄圧しているため、ダンパシステ
ム非作動状態で荷を保持している時に、ホイストシリン
ダボトム側105の圧力が減圧弁104の設定圧よりも
高い場合、チャージ回路の減圧弁104からタンク11
1へ一部の油が戻されてしまい、ホイストが自然降下す
る場合がある。
【0009】そのため、荷の保持中にホイストシリンダ
ボトム側105がアキュムレータ102と連通してダン
パ機能を発揮している状態でも、油路101内の圧力が
減圧弁104の設定圧以上になったら一部の油が減圧弁
104内を通ってタンク111へ戻されてしまうので、
油路101内の油量減少により円滑な作業を妨げる場合
がある。
【0010】このことは、減圧弁104に通常の減圧弁
を使用している場合にはホイスト降下量が大きくなって
しまう。上述した図3では、この対策として、漏れ量の
極めて少ない自己閉塞弁を使用しているが、この自己閉
塞弁はメタルタッチによって油路を閉鎖するものである
ため、設定圧付近での切換え時にハンチング現象を生じ
て音を発する場合がある。
【0011】また、前記チャージ回路では、ホイストシ
リンダボトム側105とアキュムレータ102とを連通
又は遮断する走行ダンパ切換弁103が通常の切換弁で
あるため、ホイストシリンダボトム側105が高圧にな
った場合には閉鎖状態であってもリーク量も生じてしま
う。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、前記課題を解決
するために、本願発明は、油圧ポンプから供給した油で
バケットシリンダを操作するバケット用コントロール弁
と、該油圧ポンプから供給した油でホイストシリンダを
操作するホイスト用コントロール弁とを上流側から直列
的に配置したマルチコントロール弁と、該ホイストシリ
ンダのボトム側に通じるダンパ油路と、該ダンパ油路に
設けたアキュムレータと、該ダンパ油路のアキュムレー
タ側とホイストシリンダのボトム側とを連通又は遮断す
る走行ダンパ切換弁と、該アキュムレータに減圧弁を介
して所定の圧油を蓄えるチャージ回路とを具備し、該チ
ャージ回路のチャージラインを、前記マルチコントロー
ル弁のバケット用コントロール弁の上流側に接続してい
る。このようにチャージ回路のチャージラインをバケッ
ト用コントロール弁よりも上流側に接続することによ
り、ホイスト又はバケット操作によってマルチコントロ
ール弁の油圧が上昇した時にのみチャージラインからア
キュムレータ側に油が流れるので、保持状態でダンパ油
路内の油量に変動を生じることがないようにできる。
【0013】また、油圧ポンプから供給した油でバケッ
トシリンダを操作するバケット用コントロール弁と、該
油圧ポンプから供給した油でホイストシリンダを操作す
るホイスト用コントロール弁とを上流側から直列的に配
置したマルチコントロール弁と、該ホイストシリンダの
ボトム側に通じるダンパ油路と、該ダンパ油路に設けた
アキュムレータと、該ダンパ油路のアキュムレータ側と
ホイストシリンダのボトム側とを連通又は遮断する走行
ダンパ切換弁と、該アキュムレータに減圧弁を介して所
定の圧油を蓄えるチャージ回路とを具備し、該チャージ
回路のチャージラインを、マルチコントロール弁のバケ
ット用コントロール弁の下流側でホイスト用コントロー
ル弁の上流側に接続してもよい。この場合、ホイストの
保持状態でバケット操作を行ったとしても、ダンパ油路
内の油量に変動を生じることがないようにできる。
【0014】さらに、油圧ポンプから供給した油でバケ
ットシリンダを操作するバケット用コントロール弁と、
油圧ポンプから供給した油でホイストシリンダを操作す
るホイスト用コントロール弁とを上流側から直列的に配
置したマルチコントロール弁と、該ホイストシリンダの
ボトム側に通じるダンパ油路と、該ダンパ油路に設けた
アキュムレータと、該ダンパ油路でアキュムレータとホ
イストシリンダのボトム側とを連通又は遮断する走行ダ
ンパ切換弁と、該アキュムレータに所定の油圧に減圧す
る減圧弁を介して蓄圧するチャージ回路とを具備し、前
記ホイスト用コントロール弁にロードチェック弁を設
け、該ロードチェック弁の下流側にチャージ回路のチャ
ージラインを接続すれば、ロードチェック弁に設けられ
た接続部を利用してチャージラインを容易に設けること
ができる。
【0015】また、走行ダンパ切換弁を、ホイストシリ
ンダのボトム側とアキュムレータ側のパイロット圧によ
ってダンパ油路を連通又は遮断するロジック弁と、走行
速度に応じて該ロジック弁の遮断側パイロット圧を逃し
てダンパ油路を連通状態に切換える切換弁で構成すれ
ば、ホイストシリンダボトム側とアキュムレータ側の油
圧によって切換わる走行ダンパ切換弁を具備した走行ダ
ンパシステムを構成することができる。
【0016】さらに、ロジック弁のダンパ油路遮断側
を、パイロットチェック弁で構成すれば、ダンパ油路の
遮断時に漏れる油を抑止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1は本願発明の実施形態を示
すアキュムレータチャージ回路の油圧回路図である。こ
の図では、3種類のアキュムレータチャージ回路を同一
の図面に示しており、位置、位置、位置はそれぞ
れ別々の実施形態であり、いずれかの位置にチャージ回
路が接続される。
【0018】図示するように、油圧ポンプ1からの油路
2がマルチコントロール弁3のPポート4に接続されて
いる。このマルチコントロール弁3には、供給油路5の
上流側からバケットシリンダ6を操作するバケット用コ
ントロール弁7と、ホイストシリンダ8を操作するホイ
スト用コントロール弁9とが直列的に配置されている。
バケット用コントロール弁7には、バケットを操作する
バケットシリンダ6のロッド側10とボトム側11に通
じる油路12,13が接続されている。ホイスト用コン
トロール弁9には、ホイストシリンダ8のロッド側14
とボトム側15に通じる油路16,17が接続されてい
る。
【0019】また、これらのコントロール弁7,9に
は、ロードチェック弁18,19が設けられており、バ
ケットシリンダ6又はホイストシリンダ8の高圧保持状
態でコントロール弁7又は9を操作して油路12,1
3,16,17を連通させた時に、両シリンダ6,8側
の高圧油を保持するように構成されている。
【0020】一方、ホイストシリンダ8のボトム側15
にはダンパ油路21が接続されている。このダンパ油路
21は、ホイストシリンダ8で荷を保持して走行する時
に、ボトム側15の圧力変動によって生じる脈動を吸収
するアキュムレータ20に接続されている。ダンパ油路
21は、油路17と連通している。このダンパ油路21
には、アキュムレータ20側とホイストシリンダボトム
側15とを連通又は遮断する走行ダンパ切換弁22が設
けられている。この走行ダンパ切換弁22により、ダン
パ油路21がホイストシリンダボトム側15とアキュム
レータ20との油路23,24に分断されている。
【0021】また、この走行ダンパ切換弁22には、こ
れらの油路23,24内の圧力によって、油路23と油
路24を遮断する遮断側26と、油路23と油路24と
を連通させる連通側27とを有するロジック弁25が設
けられている。この実施形態では、ロジック弁25のダ
ンパ油路遮断側26をパイロットチェック弁で構成して
いるので、この遮断側26に切換えられた状態では、ダ
ンパ油路21の安定した遮断が可能である。さらに、こ
のロジック弁25には、ホイストシリンダボトム側15
の圧力と、アキュムレータ20側の圧力とがパイロット
回路28,29から導かれる高圧選択部30が設けられ
ている。この高圧選択部30からは、電気制御の切換弁
31を介してロジック弁25の遮断側26にパイロット
回路32が導かれている。なお、油路23,24から
は、ロジック弁25の連通側27にもパイロット回路3
3が導かれている。
【0022】前記切換弁31は、高圧選択部30からの
パイロット回路32をロジック弁25の遮断側に導く連
通側34と、パイロット回路32の遮断側パイロット圧
をタンク36へ逃す逃し側35とに切換え可能に構成さ
れている。この切換弁31は、走行速度に応じて電気的
に切換えられるものであり、作業時には連通側34で、
走行速度が所定の速度に達したら逃し側35に切換えら
れる。この切換弁31が逃し側35に切換えられたら、
ロジック弁25の遮断側パイロット圧をパイロット回路
32からタンク36へ逃して、ロジック弁25のパイロ
ット回路33からの連通側パイロット圧によってロジッ
ク弁25が連通側27に切り替えられる。
【0023】また、ホイストシリンダ8のロッド側14
には、ロッド側走行ダンパ切換弁37が設けられてい
る。このロッド側走行ダンパ切換弁37も、電気信号に
よって切換わる切換弁であり、油路38を遮断側39と
タンク36への逃し側40とに切換えることができる。
【0024】一方、前記アキュムレータ20に連なる油
路24には、油を蓄圧するためのチャージ回路41が設
けられている。このチャージ回路41には、所定の油圧
に減圧する減圧弁42が設けられている。この減圧弁4
2は、ホイストシリンダ8で荷を保持した時のボトム側
圧力に近い設定圧に調整されている。44は、アキュム
レータ20側の圧力を保持するチェック弁である。
【0025】そして、このチャージ回路41のチャージ
ライン43の入口PCが、マルチコントロール弁3のバ
ケット用コントロール弁7よりも上流側のPポート4に
近接した位置に接続されている。
【0026】図2は図1に示すアキュムレータチャージ
回路の作動状態を示す油圧回路図である。以上のように
位置からアキュムレータ20に蓄圧するように構成さ
れたアキュムレータチャージ回路によれば、ホイストシ
リンダ8又はバケットシリンダ6を操作してマルチコン
トロール弁3の供給油路5内の圧力が上昇した時に、チ
ャージ回路41のチャージライン43へ油が流れ、その
圧力が減圧弁42の設定圧になるまでアキュムレータ2
0へ蓄圧される。
【0027】従って、走行ダンパ非作動時にホイストシ
リンダボトム側15の保持圧が上昇したとしてもチャー
ジ回路41の減圧弁42へその圧力が作用することはな
いので、油量減少によるホイストの下降等はない。
【0028】そして、ホイストシリンダ8によって荷を
保持して走行することにより、切換弁31が連通側34
から逃し側35に切換えられて、ロジック弁25が閉鎖
側26から連通側27に切換えられ、ホイストシリンダ
ボトム側15とアキュムレータ20とが連通した状態と
なる。この時、ロッド側走行ダンパ切換弁37も電気信
号によって遮断側39から逃し側40へと切換えられ、
ロッド側14がタンク圧となる。この状態が走行ダンパ
システム作動状態である。
【0029】ところで、上述した位置にチャージライ
ン43の入口PCを接続した場合、バケット用コントロ
ール弁7よりも上流側であるため、走行時にバケットシ
リンダ6の操作によってPポート4側の圧力が上昇し、
その圧力がチャージ回路41に設けられた減圧弁42の
設定圧を超えてアキュムレータ圧力より高圧となった場
合、チェック弁44を通りアキュムレータ20へ流れる
こととなる。この場合、油圧ポンプ1で供給した油を油
路24へ流すことになり、ダンパ油路21に油量の変化
を生じさせてしまうこととなる。
【0030】そこで、図示する位置のように、マルチ
コントロール弁3のバケット用コントロール弁7の下流
側で、ホイスト用コントロール弁9の上流側にチャージ
回路41のチャージライン43の入口PCを接続する。
この位置に接続すれば、バケットシリンダ6よりも下
流側であるため、バケットシリンダ6の操作に影響され
ることなく、ホイストシリンダ8を操作して、供給油路
5内の圧力が上昇した時のみ、チャージ回路41のチャ
ージライン43へ油が流れ、減圧弁42の設定圧になる
までアキュムレータ20へ蓄圧される。
【0031】従って、ホイストシリンダ8で荷を保持し
て走行したとしても、ダンパ油路21内の油量に変化を
生じることがないため、走行中にホイストシリンダ8が
降下するようなことはない。
【0032】また、このように、マルチコントロール弁
3のバケット用コントロール弁7の下流側でホイスト用
コントロール弁9の上流側にチャージ回路41のチャー
ジライン43を接続する場合には、ホイスト用コントロ
ール弁9に設けられたロードチェック弁19の下流側の
位置にチャージライン43の入口PCを接続するよう
にしてもよい。
【0033】この場合には、一般的にロードチェック弁
19の下流側に設けられている接続口(図示略)を利用
して、容易にチャージライン43を接続することができ
る。このように接続されたチャージライン43によって
も、ホイストシリンダ8を操作した時のみ、チャージ回
路41を経てアキュムレータ20に蓄圧される。
【0034】従って、ホイストシリンダ8で荷を保持し
て走行したとしても、ダンパ油路21内の油量に変化を
生じることがないため、ホイストシリンダ8が降下する
ようなことはない。
【0035】なお、上述した実施の形態は一実施形態で
あり、本願発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更
は可能であり、本願発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。
【0036】
【発明の効果】本願発明は、以上説明したような形態で
実施され、以下に記載するような効果を奏する。
【0037】チャージ回路のチャージラインをホイスト
用コントロール弁よりも上流側に接続しているので、ホ
イストが保持状態にあってもホイストシリンダボトム側
の保持圧がチャージラインの影響を受けて円滑な作業を
妨げるようなことはない。また、チャージ回路のチャー
ジラインをホイスト用コントロール弁よりも上流側に接
続しているので、チャージラインの減圧弁を特殊にする
必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態を示すアキュムレータチャ
ージ回路の油圧回路図である。
【図2】図1に示すアキュムレータチャージ回路の作動
状態を示す油圧回路図である。
【図3】従来の一例を示す油圧回路図である。
【符号の説明】
1…油圧ポンプ 2…油路 3…マルチコントロール弁 4…Pポート 5…供給油路 6…バケットシリンダ 7…バケット用コントロール弁 8…ホイストシリンダ 9…ホイスト用コントロール弁 10…ロッド側 11…ボトム側 12,13…油路 14…ロッド側 15…ボトム側 16,17…油路 18,19…ロードチェック弁 20…アキュムレータ 21…ダンパ油路 22…走行ダンパ切換弁 23,24…油路 25…ロジック弁 26…遮断側 27…連通側 28,29…パイロット油路 30…高圧選択部 31…切換弁 32,33…パイロット油路 34…連通側 35…逃し側 36…タンク 37…切換弁 38…油路 39…遮断側 40…逃し側 41…チャージ回路 42…減圧弁 43…チャージライン 44…チェック弁
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−305800(JP,A) 特開 昭58−121305(JP,A) 特開 平10−338493(JP,A) 実開 昭53−91170(JP,U) 実公 昭54−39807(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F15B 11/00 - 11/22 E02F 9/22 B66F 9/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプから供給した油でバケットシ
    リンダを操作するバケット用コントロール弁と、該油圧
    ポンプから供給した油でホイストシリンダを操作するホ
    イスト用コントロール弁とを上流側から直列的に配置し
    たマルチコントロール弁と、該ホイストシリンダのボト
    ム側に通じるダンパ油路と、該ダンパ油路に設けたアキ
    ュムレータと、該ダンパ油路のアキュムレータ側とホイ
    ストシリンダのボトム側とを連通又は遮断する走行ダン
    パ切換弁と、該アキュムレータに減圧弁を介して所定の
    圧油を蓄えるチャージ回路とを具備し、該チャージ回路
    のチャージラインを、前記マルチコントロール弁のバケ
    ット用コントロール弁の上流側に接続した走行ダンパシ
    ステムのアキュムレータチャージ回路。
  2. 【請求項2】 油圧ポンプから供給した油でバケットシ
    リンダを操作するバケット用コントロール弁と、該油圧
    ポンプから供給した油でホイストシリンダを操作するホ
    イスト用コントロール弁とを上流側から直列的に配置し
    たマルチコントロール弁と、該ホイストシリンダのボト
    ム側に通じるダンパ油路と、該ダンパ油路に設けたアキ
    ュムレータと、該ダンパ油路のアキュムレータ側とホイ
    ストシリンダのボトム側とを連通又は遮断する走行ダン
    パ切換弁と、該アキュムレータに減圧弁を介して所定の
    圧油を蓄えるチャージ回路とを具備し、該チャージ回路
    のチャージラインを、マルチコントロール弁のバケット
    用コントロール弁の下流側でホイスト用コントロール弁
    の上流側に接続した走行ダンパシステムのアキュムレー
    タチャージ回路。
  3. 【請求項3】 油圧ポンプから供給した油でバケットシ
    リンダを操作するバケット用コントロール弁と、油圧ポ
    ンプから供給した油でホイストシリンダを操作するホイ
    スト用コントロール弁とを上流側から直列的に配置した
    マルチコントロール弁と、該ホイストシリンダのボトム
    側に通じるダンパ油路と、該ダンパ油路に設けたアキュ
    ムレータと、該ダンパ油路でアキュムレータとホイスト
    シリンダのボトム側とを連通又は遮断する走行ダンパ切
    換弁と、該アキュムレータに所定の油圧に減圧する減圧
    弁を介して蓄圧するチャージ回路とを具備し、前記ホイ
    スト用コントロール弁にロードチェック弁を設け、該ロ
    ードチェック弁の下流側にチャージ回路のチャージライ
    ンを接続した走行ダンパシステムのアキュムレータチャ
    ージ回路。
  4. 【請求項4】 走行ダンパ切換弁を、ホイストシリンダ
    のボトム側とアキュムレータ側のパイロット圧によって
    ダンパ油路を連通又は遮断するロジック弁と、走行速度
    に応じて該ロジック弁の遮断側パイロット圧を逃してダ
    ンパ油路を連通状態に切換える切換弁で構成したことを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の走行ダ
    ンパシステムのアキュムレータチャージ回路。
  5. 【請求項5】 ロジック弁のダンパ油路遮断側を、パイ
    ロットチェック弁で構成したことを特徴とする請求項4
    記載の走行ダンパシステムのアキュムレータチャージ回
    路。
JP2000244473A 2000-08-11 2000-08-11 走行ダンパシステムのアキュムレータチャージ回路 Expired - Fee Related JP3452135B2 (ja)

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