JP3452094B2 - インサイチユー連続分散アニオン重合方法 - Google Patents

インサイチユー連続分散アニオン重合方法

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JP3452094B2
JP3452094B2 JP27552394A JP27552394A JP3452094B2 JP 3452094 B2 JP3452094 B2 JP 3452094B2 JP 27552394 A JP27552394 A JP 27552394A JP 27552394 A JP27552394 A JP 27552394A JP 3452094 B2 JP3452094 B2 JP 3452094B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08F297/00Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer
    • C08F297/02Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the anionic type
    • C08F297/04Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the anionic type polymerising vinyl aromatic monomers and conjugated dienes

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  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連出願に対する交差参照】本出願は、1992年1
2月22日付けで出願した共出願中の出願連続番号07
/995,118の部分的継続であり、この開示は引用
することによって本明細書に組み入れられる。
【0002】
【発明の分野】本発明は、連続重合過程を行っている間
にインサイチューで生じさせる分散剤とブタジエン型モ
ノマー類とスチレン型モノマー類とを用いて非水系の分
散液内で実施するスチレン−ブタジエン型ゴムのアニオ
ン重合方法に関するものである。
【0003】
【発明の背景】従来技術の数多くの非水系分散重合系に
おいて、製造するポリマーにとって劣った溶媒特性を示
す分散用有機媒体が用いられてきた。従って、その生じ
てくるポリマーをその媒体全体に分散させる目的で、そ
の有機媒体内に分散剤が用いられていた。これらの分散
剤(dispersing agentsまたはdis
persants)は、一般に、米国特許第4,09
8,980号および4,452,960号に記述されて
いるように、ブロック共重合体、ランダム共重合体また
はホモポリマー類の如きポリマー材料であった。
【0004】スチレン−ブタジエンゴム(SBR)は、
一般に、SBRが溶解性を示す溶媒の中で製造されてき
たが、しかしながら、ヘキサンまたは他の脂肪族溶媒に
溶解性を示すのは、スチレン含有量が35%未満のSB
R類のみである。スチレン含有量がより高いSBRポリ
マー類は、脂肪族溶媒に完全には不溶でなく、実際これ
らの溶媒内で高度に膨潤する。しかしながら、芳香族ま
たは脂環式溶媒内で重合させる溶液重合では、必ず、ス
チレン含有量が35%以上のSBR類が生じていた。
【0005】本出願者は、最初に、予め製造した特定の
分散剤を用い、分散用の脂肪族媒体、例えばヘキサンな
どの中で行う非水系分散重合でスチレン含有量が35重
量%以上のSBRの製造を行うことができることを確認
した。予め製造した分散剤を用いたこの分散方法はうま
くいったが、実用または商業上スケールアップする点に
関しては1つの欠点を有している。このような重合方法
では、この分散剤を個別に製造しそして後で使用する目
的で貯蔵する必要がある。必要とされる貯蔵タンクおよ
び移送ラインに多大な投資費用がかかると共に、この分
散剤を合成してから重合反応槽に移送するに時間がかか
ることで、製造コストが高くなってしまう。
【0006】この最初の分散SBR研究において、分散
剤を存在させないと、ヘキサンに溶解性を示すポリブタ
ジエンの短ブロック(全ポリマーの5%−10%)と高
スチレン含有量SBRの長ブロック(全体の90%−9
5%)から成る単一のジブロックポリマーが製造され
た。ヘキサン中でこのようなポリマー構造物を合成する
と、極めて高い粘性を示すセメント状物が生じるか、或
は非常に望ましくない相分離が生じてしまった。
【0007】従って、この分散重合過程を始めるに先立
ってその分散剤を貯蔵する必要のない連続分散重合方法
が得られるならば、これは望ましいものである。
【0008】本発明の1つの目的は、非水系の分散液内
でスチレンとブタジエンモノマー類の重合を生じさせて
スチレンが35から70重量%のSBRを生じさせるア
ニオン開始系を利用した連続重合方法を提供することに
ある。インサイチュー、即ち連続重合反応を行っている
間に連続して製造する、分散剤の存在下で重合を実施す
る。
【0009】このような連続非水系分散重合方法を用い
ると、改良された安定性を示す分散液が得られること、
熱伝達が改良されること、エネルギーが節約されるこ
と、反応媒体内のポリマー濃度が高くなること、生産容
量が増大すること、そして非常に高い分子量を有するポ
リマー類が得られることなどを含む数多くの利点が得ら
れると共に、この分散剤を用いる以前にこれを貯蔵する
必要がなくなる。
【0010】
【発明の要約】本発明に従い、インサイチューで連続的
に製造するブロック共重合体分散剤の存在下、アニオン
開始剤触媒系を用い、分散用の液状脂肪族炭化水素媒体
中で、30から65重量%が共役ジオレフィンモノマ
ー、好適にはブタジエンでありそして35から70重量
%がビニル置換芳香族モノマー、好適にはスチレンであ
る混合物を非水系分散ランダム重合させることによる、
ゴム状共重合体製造の連続重合方法を提供する。この分
散重合反応を行う前に該分散剤の少なくとも1つのブロ
ックを連続製造し、そしてこの分散共重合を行っている
間インサイチューで、該分散剤の第二ブロックとゴム状
共重合体を連続的に製造する。この分散剤の第二ブロッ
クは、その連続製造したゴム状共重合体のポリマー構造
を有している。
【0011】
【発明の詳細な記述】本発明の方法で製造する共重合体
ゴムは、少なくとも1種の共役ジエンモノマーと少なく
とも1種のビニル置換芳香族モノマーとを連続共重合さ
せることによって生じる共重合体である。ジエンモノマ
ーとビニル芳香族モノマー(VAM)との共重合体で
は、10個以上のVAM単位で出来ているVAMブロッ
クが構成しているのはこの共重合体の5重量%以下であ
る共重合体として、ランダム共重合体を定義する。好適
には、10個以上のVAM単位で出来ているブロックの
中に含まれているVAM量は5重量%以下である。最も
好適には、10個未満のVAM単位で出来ているブロッ
クの中にVAM単位の100%が存在しており、そして
5個未満のVAM単位で出来ているブロックの中にVA
M単位の80%が存在している。このような定義を、ス
チレン含有量が50重量%未満のポリマー類に適用す
る。SBR中のスチレンレベルが50−70%の場合、
それより若干高いレベルも許容され得る。
【0012】上記共重合体ゴムの合成で用いる共役ジエ
ンモノマー類は一般に4から12個の炭素原子を含んで
いる。商業目的では、4から8個の炭素原子を含んでい
るジエンモノマー類が一般に好適である。同様な理由
で、1,3−ブタジエンおよびイソプレンが最も通常に
用いる共役ジオレフィンモノマー類である。使用可能な
いくつかの追加的共役ジオレフィンモノマー類には、
2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、ピペリレン、
3−ブチル−1,3−オクタジエン、2−フェニル−
1,3−ブタジエンなどが含まれ、これらを単独か或は
混合物として用いる。
【0013】本発明のランダム共重合体の製造で用いる
に適切な、ビニル芳香族モノマー類とも呼ぶ、ビニル置
換芳香族炭化水素モノマー類には、アニオン開始剤で重
合し得る如何なるビニルもしくはアルファメチルビニル
芳香族化合物も含まれる。この目的にとって特に有効な
モノマー類は、ビニルアリールおよびアルファメチル−
ビニルアリール化合物、例えばスチレン、アルファメチ
ルスチレン、ビニルトルエン、ビニルナフタレン、アル
ファメチルビニルトルエン、ビニルジフェニル、並びに
全体で8個以下の炭素原子を含んでいる他のアルキル誘
導体を芳香族核が有していてもよい相当する化合物であ
る。特定のビニル置換芳香族モノマー類のホモポリマー
類はヘキサンの如き線状のアルカン溶媒に溶解性を示し
そしてそれらのジエン共重合体もまた溶解性を示すこと
から、このようなモノマー類は本分散重合方法で用いる
に適切でない。不適切なモノマー型の特定例はt−ブチ
ルスチレンである。
【0014】本発明の方法で用いるに好適なコモノマー
類は、SBR製品を製造するためのスチレンとブタジエ
ンである。本発明のランダム共重合体を製造する場合、
このビニル置換芳香族モノマーが貢献している含有量
は、35から70重量部(pbw)、好適には40から
60重量部の範囲であり、そしてジエンモノマーが貢献
している含有量は、30から65重量部、好適には40
から60重量部の範囲である。
【0015】本発明の方法で製造する共重合体は、上述
した共役ジエンおよびビニル芳香族モノマー類各々の如
何なる組み合わせからも生じ得る。以下の考察は、ラン
ダム化したスチレン−ブタジエンゴム(SBR)をスチ
レンとブタジエンモノマー類から製造することに関する
ものであるが、このような考察は、上で定義したビニル
置換芳香族炭化水素と共役ジエン類との如何なる組み合
わせの使用も包含しているのは明らかである。本発明の
方法で製造するSBR型共重合体は、ゲル浸透クロマト
グラフィー(GPC)で測定して20,000−2,5
00,000、好適には75,000−500,000
の平均分子量を有している。良好な熱引張り強度を示す
高分子量のポリマー類を製造することができることに加
えて、これらの共重合体が示すオイルアクセプタンス
(oil acceptance)もしくは伸展性、モ
ジュラス、引張り強度、並びに熱および老化に対する安
定性は良好である。これらの共重合体は特に高性能タイ
ヤの製造で有効性を示す。
【0016】本重合方法で用いる、分散用媒体としても
認識する溶媒は、脂肪族炭化水素、好適には線状脂肪族
炭化水素であり、これらには、ブタン、ペンタン、ヘキ
サン、ヘプタン、イソペンタン、オクタン、イソオクタ
ン、ノナンなど、およびそれらの混合物が含まれる。上
記溶媒内で分散状態を維持しそしてポリマー分散の安定
性を適切に調節するに必要な範囲内で溶媒を用いる。溶
媒にSBRが不溶であることは、そのポリマーの分子
量、温度および溶解度パラメーターの関数であり、この
溶解度パラメーターは、凝集エネルギー密度の平方根、
即ち 溶解度パラメーター(s.p.)=√ΔE/V であり、ここで、Eは内部エネルギーであり、そしてV
はモル体積である。ポリマーに関してはしばしば、Po
lymer Engineering & Scien
ce、14巻、No.2、147−154頁(197
4)の論評「液体の溶解度パラメーターおよびモル体積
を見積もる方法」の中に示されているようにしてs.
p.を計算するのが最良である。この計算したs.p.
は、ポリブタジエンでは8.6であり、スチレン含有量
が35%のSBRでは9.2であり、そしてポリスチレ
ンでは10.5である。n−ヘキサンのs.p.は7.
3であり、そしてスチレンが35%のSBRはn−ヘキ
サンの中に部分的にのみ溶解する。本発明で製造するS
BRまたは他のランダム共重合体が示す溶解度パラメー
ター(s.p.)は、このSBRを完全にはその分散用
媒体に溶解させないようにする目的で、従って許容され
得る分散液を生じさせることができるようにする目的
で、その溶媒または分散用媒体が示すs.p.よりも少
なくとも1.9高くなくてはならない。この共重合体の
混合物を分散させて微細粒子を生じさせるための溶媒と
して脂肪族炭化水素を用いる。
【0017】本方法における分散用媒体として用いるに
好適な溶媒はn−ヘキサンである。この溶媒は100%
に及んで非環状もしくは線状の脂肪族炭化水素で構成さ
れていてもよいが、好適にはこの溶媒全体の70重量%
に及ぶ量が非環状もしくは線状の脂肪族炭化水素であ
り、そして30重量%に及ぶ量が、少なくとも1種の脂
環式炭化水素、例えばシクロペンタン、メチルシクロペ
ンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンおよび
芳香族炭化水素、例えばベンゼンおよびトルエンなどで
あってもよい。このSBR内のVAM単位のパーセント
が高くなればなる程、溶媒混合物内に存在させる非脂肪
族線状炭化水素のパーセントを高くすることが可能にな
る。しかしながら、スチレン含有量が約38から42p
bwのSBRでは、この溶媒に含有させる脂環式炭化水
素、例えばシクロヘキサンなどの量を5%未満にする必
要がある。取り扱いが容易な流動性を示すポリマー分散
液を得る目的で、このランダム共重合体生成物に含まれ
ている固体量をその分散用液状炭化水素媒体に対して1
0から50重量%の量にする。
【0018】共重合過程を行っている間にインサイチュ
ーで製造するブロック共重合体である分散剤とアニオン
開始剤触媒系を存在させた非水系の分散用媒体の中で、
本発明の連続共重合方法を実施する。本発明で有効なブ
ロック共重合体分散剤は、化学原子価で連結している少
なくとも2種のブロックを含んでいる種々のポリマーか
ら選択される点でポリブロック共重合体であり、ここ
で、上記ブロックの少なくとも1種(「A」ブロック)
は該分散用媒体に溶解性を示しそして上記ブロックの別
の少なくとも1種(「B」ブロック)は該分散用媒体に
不溶である。この分散剤は、この分散剤の存在下で生じ
させるところの、共役ジエン類とビニル芳香族モノマー
類とから作られる共重合体(以後「C」共重合体または
ゴム共重合体として識別する)を分散させる働きをす
る。その不溶「B」ブロックは、該「C」共重合体、即
ちSBRポリマーへの付着を生じさせるためのアンカー
セグメントを与えるものである。この分散剤の可溶
「A」ブロックは、これが存在していない場合不溶な共
重合体の回りに殻を与えることで、凝集塊または高度に
集合した塊としてではなく多数の分離している小型粒子
としてその共重合体生成物を維持するものである。その
不溶「B」ブロックは、望まれるならば、ペンダント型
基を多数含んでいてもよい。
【0019】この分散剤の可溶「A」ブロックもしくは
第一ブロックは、この分散剤と該「C」共重合体、即ち
SBR型ランダム共重合体を含む全分散共重合体の約2
から約20重量%を構成している。このSBR型ランダ
ム共重合体の連続重合を行っている間にインサイチュー
で該分散剤の不溶「B」ブロックもしくは第二ブロック
を製造する、従ってこの「B」ブロックは、該「C」共
重合体、即ちこの分散共重合過程を行っている間に生じ
るSBR型ランダム共重合体と同じ組成を有している。
この分散共重合体の全組成には、好適には、該可溶
「A」ブロックが約2から約10重量%そして該不溶
「B」ブロックと「C」共重合体が約90から約98重
量%含まれており、最も好適には、「A」が4から8重
量%そして「B」ブロックと「C」共重合体が92から
約96重量%含まれている。各「A」ブロックの数平均
分子量Mnは、好適には少なくとも500でその最大値
は200,000であり、最も好適には1,000から
100,000である。
【0020】各「B」ブロックの数平均分子量は、
「C」共重合体もしくはSBR型ランダムポリマーと同
じである、即ち少なくとも20,000でその最大値は
2,500,000であり、好適には75,000から
500,000である。
【0021】知られているアニオン重合制限に従う、分
散用媒体内で可溶ブロックを与える如何なるモノマーか
らも、該可溶「A」を製造することができると考えてい
るが、共役ジエンモノマー類を重合させることによって
生じるポリマーからか或は共役ジエンモノマー類と上で
定義した如きビニル置換芳香族モノマー類とを共重合さ
せることによって生じる共重合体から、該可溶「A」ブ
ロックを選択するのが好適である。最も好適には、共役
ジエンモノマーが貢献する単位を75から100重量
部、好適には75から98重量部にしそしてビニル置換
芳香族モノマーが貢献する単位を0から25重量部、好
適には2から25重量部にして製造したポリマーもしく
は共重合体から、この可溶「A」ブロックを選択する
が、ここで、これらのポリマーもしくは共重合体ブロッ
クは全て、その分散用の炭化水素媒体に溶解性を示すも
のとする。
【0022】該ランダム共重合体が生じている間に、こ
のランダム共重合体と同じ組成を有する不溶「B」ブロ
ックを分散重合方法で生じさせる。この不溶「B」ブロ
ックを、物理的吸着過程、例えばファンデルワールス力
などにより、該共重合体粒子の表面または外側層につな
ぎ止める。従って、アンカーとして成功させるに主要な
基準は、それがその分散用媒体に比較的低い混和性を示
すことである。共役ジエンモノマーが貢献する単位が3
0から65重量部になりそしてビニル置換芳香族モノマ
ーが貢献する単位が35から70重量部になるように共
重合を行うことによって、この「B」ブロックを製造す
ることができる。
【0023】本方法で用いる目的でインサイチュー製造
するに好適な分散剤は、下記の構造式: (B’75-100%/S0-25%)−(B’30-65%/S35-70
%) [式中、B’はブタジエンモノマー単位を表しておりそ
してSはスチレンモノマー単位を表している]で表すこ
とが可能であり、ここで、全ての(B’/S)ブロック
はブタジエンとスチレンモノマー類とがランダムに存在
している共重合体である。これらの添え字は、これらの
ブロック内に存在し得る各モノマーの重量%を表してい
る。最も好適なジエン/ビニル芳香族ブロック共重合体
は、(1)ポリブタジエンから作られるか、或はスチレ
ン/ブタジエンをランダム共重合させてスチレンが貢献
している含有量が25重量%未満であるSBRブロック
を生じさせることによって作られる、第一ブロック
「A」と、(2)本発明の方法で製造すべきSBR共重
合体に匹敵するスチレン貢献含有量を有しているスチレ
ン/ブタジエンのランダム共重合体から作られる、即ち
スチレンが35から70重量%の範囲でありそしてブタ
ジエンが30から65重量%の範囲である、第二ブロッ
ク「B」を有している。
【0024】典型的には、モノリチウムのアニオン開始
剤を用いてジブロックであるA−B分散剤を製造する。
ジリチウムのアニオン開始剤を用いると、トリブロック
であるB−A−B分散剤の製造が助長される。インサイ
チューで製造しそしてSBR共重合体の製造で用いる該
分散剤を、「C」共重合体、即ちSBR共重合体とのブ
レンド物として回収する。これらの分散剤を製造した
後、これらは、この分散剤とその後生じる「C」共重合
体、即ちSBR共重合体を含む分散共重合体全重量の約
2から50重量%、好適には5−35重量%、最も好適
には10−25重量%の範囲の量で存在している。
【0025】これらのSBR共重合体および分散剤の製
造で用いるに適した触媒系はアニオン開始剤であり、好
適には、本技術分野で知られている如何なる有機リチウ
ム触媒もビニル芳香族炭化水素類と共役ジエン類との重
合で有効性を示す。このモノマー系および分散剤の重合
を開始させるに適切な触媒には、式R(Li)x[式
中、Rは、R基当たり1から20個、好適には2−8個
の炭素原子を有するヒドロカルビル基を表し、そしてx
は、1−4の整数、好適には1または2である]で表さ
れる有機リチウム触媒が含まれる。典型的なR基には、
脂肪族基および脂環式基、例えばアルキル、シクロアル
キル、シクロアルキルアルキル、アルキルシクロアルキ
ル、アリールおよびアルキルアリール基などが含まれ
る。
【0026】上記式において、置換基としてのR基の特
定例には、第一、第二および第三基、例えばメチル、エ
チル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソ
ブチル、t−ブチル、n−アミル、イソアミル、n−ヘ
キシル、n−オクチル、n−デシル、シクロペンチル−
メチル、シクロヘキシル−エチル、シクロペンチル−エ
チル、メチル−シクロペンチルエチル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル、2,2,1−ビシクロヘプチル、
メチルシクロペンチル、ジメチルシクロペンチル、エチ
ルシクロペンチル、メチルシクロヘキシル、ジメチルシ
クロヘキシル、エチルシクロヘキシル、イソ−プロピル
シクロヘキシルなどが含まれる。
【0027】他の適切なリチウム触媒の特定例には、フ
ェニルリチウム、ナフチルリチウム、4−ブチルフェニ
ルリチウム、p−トリルリチウム、4−フェニルブチル
リチウム、4−ブチル−シクロヘキシルリチウム、4−
シクロヘキシルブチルリチウム、1,4−ジリチオブタ
ン、1,10−ジリチオ−デカン、1,20−ジリチオ
エイコサン、1,4−ジリチオベンゼン、1,4−ジリ
チオナフタレン、1,10−ジリチオアントラセン、
1,2−ジリチオ−1,2−ジフェニルエタン、1,
3,5−トリリチオペンタン、1,5,15−トリリチ
オエイコサン、1,3,5−トリリチオシクロヘキサ
ン、1,3,5,8−テトラリチオデカン、1,5,1
0,20−テトラリチオエイコサン、1,2,4,6−
テトラリチオシクロヘキサン、4,4’−ジリチオビフ
ェニルなどが含まれる。
【0028】異なるリチウム触媒の混合物もまた使用可
能であり、好適には1種以上のリチウム化合物、例えば
R(Li)xが含まれている混合物を用いることができ
る。本発明で用いるに好適なリチウム触媒はn−ブチル
リチウムである。
【0029】用いられ得る他のリチウム触媒は、リチウ
ムジアルキルアミン類、リチウムジアルキルホスフィン
類、リチウムアルキルアリールホスフィン類、リチウム
ジアリールホスフィン類、並びにトリアルキル錫リチウ
ム、例えばトリブチル−錫−リチウムなどである。
【0030】典型的には、全モノマー100グラム当た
り0.2ミリモルから20ミリモルのアニオン開始剤か
ら成る範囲の量でアニオン開始剤を反応容器の中に仕込
む。本発明では、モノマー100グラムに対してか或は
成分の比率として全てのアニオン開始剤量を示すが、こ
れらの量は、触媒有効量、即ち本分散剤のブロックおよ
び開示するモノマー系の重合を開始させて重合させるこ
とで本発明の共重合体を生じさせるに有効な量であると
考える。
【0031】第一反応槽内で本分散剤の初期「A」ブロ
ックを製造するには、モノマー100グラム当たり0.
5から200ミリモルのアニオン開始剤を用いるのが好
適である。次に、ビニル芳香族モノマー類と共役ジエン
モノマー類を仕込んでこれらのモノマー類から同時に該
分散剤の「B」ブロックと「C」共重合体を生じさせて
いる間に、2番目の流れである0.2から20ミリモル
の開始剤を添加する。その「A」ブロックの製造を行っ
ている時に全アニオン開始剤の10から50重量%を用
い、そしてその残りの50から90重量%を、該「B]
ブロックと「C」共重合体をインサイチューで製造して
いる間に仕込むのが好適である。
【0032】好適には、この触媒系の一部として、エー
テルまたはアミンの如きSBR共重合体用ランダム化剤
を、スチレンとブタジエンモノマー類のランダム共重合
を助長するに有効な量でこのSBR分散重合系に添加す
る。他の適切なランダム化剤、例えばナトリウムもしく
はカリウムのアルコキサイド類などは本技術分野でよく
知られている。本重合系では、一般に、ランダム化剤と
アニオン開始剤とのモル比が1:100から4:1の範
囲になるような量でランダム化剤を用いる。
【0033】このSBR内のジエンモノマーが1,2−
付加反応するのを促進する目的で、改質剤、例えばエー
テル類、第三級アミン類、キレートするエーテル類また
はアミン類、並びにナトリウムまたはカリウムのアルコ
キサイド類もしくはアルキル類などを加えてもよい。こ
のような改質剤、例えばオリゴマー状のオキソラニルプ
ロパン、テトラヒドロフラン、テトラメチルエチレンジ
アミン、ジエチルエーテルなどは本技術分野でよく知ら
れており、そしてこれらの改質剤は、一般に、この改質
剤とアニオン開始剤が1:10から100:1のモル比
になるような範囲の量で用いられ得る。この分散剤の
「A」または「B」ブロックおよび「C」共重合体の中
に組み込まれるジエンモノマー単位の5−15%から9
0%に及ぶ高い範囲にまで、1,2−付加生成物量を上
昇させることができる。
【0034】本発明の方法に従って製造する「B」ブロ
ックおよび「C」共重合体、即ちSBRが示す好適な
1,2−ビニル含有量は、このジエンモノマーが貢献す
る単位の15から65%の範囲である。従って、この分
散剤の「B」ブロックに関する、ジエンが貢献する単位
内の1,2−ビニル含有量は、本明細書で製造する
「C」共重合体が示す所望の最終1,2−ビニル含有量
と同じである。
【0035】図1は、本発明に従う非水系の連続分散重
合を行うに適切な方法の例を示す図式図である。図1に
おいて、第一ビニル芳香族モノマー流れ1と、第一共役
ジエンモノマー流れ2と、アニオン開始剤が入っている
第一溶媒流れ3と、改質剤流れ4とを、第一重合反応槽
5に連続仕込みする。
【0036】この第一反応槽の中に連続仕込みする反応
体流れは、好適には、ヘキサンの如き脂肪族炭化水素溶
媒流れと、ヘキサン中のn−ブチルリチウムの如きアニ
オン開始剤流れと、ヘキサン中のオリゴマー状オキソラ
ニルプロパンの如き改質剤流れと、ヘキサン中のブタジ
エンの如きジエンモノマー流れと、ヘキサン中のスチレ
ンの如きビニル芳香族流れである。
【0037】溶媒の中に入っている分散剤の重合「A」
ブロックを、反応槽5からライン9を通して、第二重合
槽11に移す。また、この第二重合槽11に連続仕込み
するものは、第二ビニル芳香族モノマー流れ15と、第
二共役ジエン流れ17と、アニオン開始剤が入っている
第二溶媒流れ19と、任意の改質剤流れである。生成物
である「C」共重合体と同様、槽11の中で分散剤A−
BもしくはB−A−Bをインサイチューで連続的に生じ
させる。生成物である共重合体と分散剤との混合物を、
ライン12により槽11から取り出して、重合停止剤を
用いたさらなる処理と溶媒分離を受けさせる。この重合
過程中、一般に、反応槽5および11では何らかの形態
の撹拌、例えばかき混ぜなどを行うのが望ましい。この
アニオン開始剤と一緒にランダム化剤および/または改
質剤をその第一および/または第二反応槽に加えてもよ
い。この第一および第二反応槽に加える開始剤、改質剤
またはランダム化剤は異なっているか或は異なるものの
混合物であってもよい。
【0038】この第二反応槽に連続仕込みする反応体流
れは、好適には、ヘキサンの如き非水系の液状分散用媒
体と、該第一反応槽で得られる分散剤の生きている
「A」ブロックと、ヘキサン中のブタジエンの如きジエ
ンモノマー流れと、ヘキサン中のスチレンの如きビニル
芳香族モノマー流れと、ヘキサン中のn−ブチルリチウ
ムの如き開始剤流れである。この分散剤の「A」ブロッ
クと「B」ブロックと「C」共重合体を製造するに所望
のモノマー比が得られるようにこれらの反応槽の中に入
れる供給流れの流量を操作すると理解する。32度Fか
ら310度Fの温度範囲に渡ってこの連続重合反応を行
うことができる。最も一般的には、発熱重合反応が原因
で自然に生じる200度Fから260度Fの反応温度を
用いるのが好適である。このような連続重合に必要とさ
れる反応槽滞留時間は、その反応温度、モノマー濃度、
触媒系および触媒レベルと共に変化する。一般に、この
反応槽の滞留時間は、約20分から60分で変化する。
通常、約20分から45分の反応槽滞留時間を用いるの
が好適である。
【0039】このような非水系の分散重合反応混合物内
で用いられ得るブタジエンとスチレンモノマー類の量
は、この反応混合物全体を基準にして約5から約50重
量%の量で変化し得る。最終的なポリマー濃度を、この
第二反応槽から出て来る全反応混合物を基準にして20
から35重量%の範囲になるようにするのが好適であ
る。
【0040】酸素と水分が入っていない環境下でこの重
合を行うのが望ましい。例えば、この反応混合物に乾燥
窒素を散布した後、乾燥窒素雰囲気下でこの重合反応を
行うのが望ましい。この重合を行っている間の反応系内
の圧力は、一般に、重合温度、モノマー濃度、並びに非
水系の分散用媒体が示す沸点の関数である。通常、1.
0から15気圧の範囲内にこの重合圧力を維持する。
【0041】この重合方法で生じる非水系の分散液が示
す固体濃度は約5から50量%の範囲であり、従って、
これらの分散液は、連続重合過程を可能にするに極めて
良好な流動性を示す。このような流動性により、溶液重
合技術を用いて製造されたSBR共重合体の溶液が示す
流動性に比較して大きく改良された熱伝達を達成するこ
とが可能になる。これらの非水系分散液が比較的高い流
動性を示すことから、より高い分子量を有するポリマー
を製造することができると共に、この媒体内に分散して
いるSBR共重合体の濃度を溶液重合技術で可能な最大
濃度よりも25から100%以上高くすることができ
る。
【0042】蒸気脱溶媒を用いるか或はドラム乾燥技術
を用いることで、その第二反応槽から出て来るエラスト
マー状SBR共重合体をその炭化水素溶媒から回収する
ことができる、従って、固体レベルがより高いことから
エネルギーを節約することができる。粒子サイズを適切
に調節することによって、濾過または遠心分離技術でこ
れらのポリマー類を回収することができる。
【0043】この回収した共重合体生成物は、それらの
分子量および組成に従って、多様な製品、例えばタイヤ
および種々のゴム成形品などで用いられ得る。
【0044】本分野の技術者は上の説明を用いることで
本発明を最大度合まで利用することができると考えてい
る。従って、以下に示す好適な特定態様は、本発明の触
媒系および重合方法を単に説明するものとして解釈され
るべきである。これらの実施例で示す全てのパーセント
は特に明記しない限り重量である。
【0045】撹拌している6.5ガロンのステンレス鋼
製第一反応槽に、ヘキサン中17%のスチレン溶液から
成る第一流れと、ヘキサン中20.9%のブタジエン溶
液から成る第二流れと、ヘキサンの第三流れと、ヘキサ
ンの中に0.3mM/ccの量でn−ブチルリチウムが
入っている第四流れと、ヘキサンの中に0.02mM/
ccの量でオリゴマー状オキソラニルプロパン(OOP
S)のランダム化改質剤が入っている第五流れとを連続
仕込みする。全ての流れを表1に示す割合でその反応槽
の中に供給する。分散剤の第一もしくは「A」ブロック
を連続製造する始動時におけるこの反応槽内の滞留時間
は約40分である。
【0046】始動時の後、この第一反応槽の重合生成
物、即ちこの分散剤の「A」ブロックの連続流れを、撹
拌している10ガロンのステンレス鋼製第二反応槽の中
に供給する。この第二反応槽の中に供給する追加的流れ
には、ヘキサン中33.2%のスチレン溶液、ヘキサン
中31.6%のブタジエン溶液、およびヘキサンの中に
入れた0.3ミリモルのn−ブチルリチウムが含まれ
る。これらの流れを表1に示す割合でこの第二反応槽の
中に供給する。
【0047】この第二反応槽の中に入っている混合物を
重合させることにより、インサイチューで分散剤を生じ
させると共に、分散しているスチレンブタジエン共重合
体を生じさせる。この共重合体と分散剤との混合物を、
この第二反応槽からの生成物流れとして連続的に回収し
た。
【0048】 表 I 第一反応槽供給流れ cc/時 グラム/時 17%スチレン溶液 170 221 20.9%ブタジエン溶液 1612 1610 ヘキサン 20980 13847 n−ブチルリチウム溶液 39 20 OOPS溶液 438 289 全体 23239 15993第二反応槽供給流れ cc/時 グラム/時 33.2%スチレン溶液 14151 9347 31.6%ブタジエン溶液 19182 12670 n−ブチルリチウム溶液 184 122 第一反応槽からの「A」ブロック 23239 15993 全体 56756 38132
【0049】
【実施例】実施例1から5 上に示した操作に従い、それに従う量で成分を用いるこ
とにより、5種の連続インサイチュー分散液製造を実施
し、そして回収したポリマー類が示す特性を表IIに表
す。表IIに表す所望レベルを維持するように第一およ
び第二反応槽への供給率を調節した。
【0050】表IIにおいて、反応槽1下の「A」ブロ
ックのパーセントは、第二反応槽に供給する全ポリマー
とモノマー供給物に対する「A」ブロックの重量%を表
している。従って、実施例1における第二反応槽内の組
成は一定で、「A」ブロックの量は4.9重量%であ
り、そして「B」ブロックとゴム状共重合体を生じさせ
る目的で用いるモノマーの量は95.1重量%であっ
た。表IIにおいて反応槽1の下に示す開始剤のパーセ
ントは、第二反応槽の中に仕込む全開始剤に対する、第
一反応槽から供給する開始剤のパーセントを表してい
る。反応槽2の下でMOD/Liとして識別する改質剤
とn−ブチルリチウム開始剤のモル比になるように、O
OPS改質剤を第一反応槽にのみ直接添加する。
【0051】表IIに、分散重合を行っている間に到達
するトップ温度、重合を行っている間の固体パーセン
ト、重合を行っている間の反応槽内滞留時間、およびモ
ノマー仕込み物からポリマーへの変換パーセントを示
す。
【0052】表IIに示すポリマー特性には、ムーニー
粘度(100℃におけるM1/4)、回収ポリマー内の
スチレンパーセント、1H NMRで得られるブロック
スチレンパーセント、ジエンモノマーが貢献する単位内
のビニルもしくは1,2−ミクロ構造パーセント、
n、Mw/Mn、およびガラス転移温度Tgが含まれてい
る。1H NMRで測定したブロックスチレンパーセン
トには、スチレン単位が2−3個以上のブロックが全て
含まれている。一般に、この1H NMR測定値から2
0%を引くことによって、単位数が9から10以上のブ
ロックスチレン単位を計算する。
【0053】
【表1】
【0054】本発明の特徴および態様は以下のとおりで
ある。
【0055】1. 非水系の分散重合方法で共重合体を
製造する連続方法において、 (a)供給流れにより、第一共役ジエンモノマーを75
から100重量%および第一ビニル芳香族モノマーを0
から25重量%含んでいる第一モノマー仕込み物と、有
機リチウム重合開始剤と、分散用媒体とを第一重合反応
槽に連続添加し、そしてこのモノマー仕込み物を重合さ
せることで、該分散用媒体に溶解性を示す分散剤の第一
ブロックを生じさせ、 (b)該分散用媒体が入っている供給流れにより、段階
(a)で製造した分散剤の第一ブロックと、第二ビニル
芳香族モノマーを35から70重量%および第二共役ジ
エンモノマーを30から65重量%含んでいる第二モノ
マー仕込み物と、触媒有効量の該有機リチウム重合開始
剤とを第二重合反応槽に連続添加し、そしてこの第二モ
ノマー仕込み物を重合させることで、同時に(i)該分
散用媒体に不溶でありそして該第一ブロックと連結して
該分散剤を生じるところの、該分散剤の第二ブロックお
よび(ii)該第二ビニル芳香族モノマーが35から7
0重量%でありそして該第二共役ジエンモノマーが30
から65重量%である生成物共重合体、を生じさせる
が、ここで、この分散剤が該生成物共重合体を該分散用
媒体内に分散させており、そして (c)その分散している生成物共重合体と該分散剤を該
第二重合反応槽から連続的に回収する、段階を含む方
法。
【0056】2. 該分散剤の第一ブロックが、この分
散剤と該生成物共重合体を一緒にした重量の約2から約
20重量%を構成している第1項記載の方法。
【0057】3. 該分散用媒体が脂肪族アルカンを含
んでいる第1項記載の方法。
【0058】4. 該分散用媒体がn−ヘキサンを含ん
でいる第1項記載の方法。
【0059】5. 該有機リチウム重合開始剤がブチル
リチウムである第1項記載の方法。
【0060】6. 該第一および第二共役ジエンモノマ
ー類がブタジエンを含んでいる第1項記載の方法。
【0061】7. 該第一および第二ビニル芳香族モノ
マーがスチレンを含んでいる第1項記載の方法。
【0062】8. 段階(a)における有機リチウム重
合開始剤が、段階(a)と(b)で用いる有機リチウム
重合開始剤全量の10から50重量%である第1項記載
の方法。
【0063】9. 段階(a)と(b)に添加する有機
リチウム重合開始剤の全量が、該第一および第二重合反
応槽に仕込むモノマー100グラム当たり約0.2ミリ
モルから20ミリモルである第7項記載の方法。
【0064】10. 該第一もしくは第二重合反応槽に
ランダム化剤を連続添加する第1項記載の方法。
【0065】11. 該第一もしくは第二重合反応に改
質剤を連続添加する第1項記載の方法。
【0066】12. ゴム状ポリマーの連続製造方法に
おいて、(a)第一反応槽の中で、第一ポリマー状ブロ
ックが連続的に生じる温度と条件下、有機リチウム開始
剤と分散用媒体を存在させて、ブタジエンが75から1
00重量部でありそしてスチレンが0から25重量部で
ある連続第一仕込み物を重合させ、そして(b)有機リ
チウム化合物と、脂肪族炭化水素溶媒と、スチレンが3
5から70重量部でありそしてブタジエンが30から6
5重量部である第二モノマー仕込み物とが連続仕込みさ
れている第二反応槽の中に、該第一ポリマー状ブロック
を連続移送することで、(i)該第一ポリマー状ブロッ
クに結合して分散剤を生じる第二ポリマー状ブロックと
(ii)スチレン−ブタジエン共重合体を生じさせる
が、ここで、該スチレン−ブタジエン共重合体が生じて
いる間、該分散剤がこの共重合体を分散させており、そ
してこのスチレンブタジエン共重合体を分散物として該
第二反応槽から連続的に回収する段階を含む方法。
【0067】13. 該分散剤の第一ブロックが、この
分散剤と該生成物共重合体を一緒にした重量の約2から
約20重量%を構成している第12項記載の方法。
【0068】14. 該分散用媒体が脂肪族アルカンを
含んでいる第12項記載の方法。
【0069】15. 該分散用媒体がn−ヘキサンを含
んでいる第12項記載の方法。
【0070】16. 該有機リチウム重合開始剤がブチ
ルリチウムである第12項記載の方法。
【0071】17. 段階(a)における有機リチウム
重合開始剤が、段階(a)と(b)で用いる有機リチウ
ム重合開始剤全量の10から50重量%である第12項
記載の方法。
【0072】18. 段階(a)と(b)に添加する有
機リチウム重合開始剤の全量が、該第一および第二重合
反応槽に仕込むモノマー100グラム当たり約0.2ミ
リモルから20ミリモルである第12項記載の方法。
【0073】19. 該第一もしくは第二重合反応槽に
ランダム化剤を連続添加する第12項記載の方法。
【0074】20. 該第一もしくは第二重合反応に改
質剤を連続添加する第12項記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う非水系の連続分散重合を行うに適
切な方法の例を示す図式図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−209614(JP,A) 特開 昭57−47315(JP,A) 特開 昭56−61413(JP,A) 特開 昭60−71619(JP,A) 米国特許4871814(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 297/00 - 297/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非水系の分散重合方法で共重合体を製造
    する連続方法において、 (a)供給流れにより、第一共役ジエンモノマーを75
    から100重量%および第一ビニル芳香族モノマーを0
    から25重量%含んでいる第一モノマー仕込み物と、有
    機リチウム重合開始剤と、分散用媒体とを第一重合反応
    槽に連続添加し、そしてこのモノマー仕込み物を重合さ
    せることで、該分散用媒体に溶解性を示す分散剤の第一
    ブロックを生じさせ、 (b)該分散用媒体が入っている供給流れにより、段階
    (a)で製造した分散剤の第一ブロックと、第二ビニル
    芳香族モノマーを35から70重量%および第二共役ジ
    エンモノマーを30から65重量%含んでいる第二モノ
    マー仕込み物と、触媒有効量の該有機リチウム重合開始
    剤とを第二重合反応槽に連続添加し、そしてこの第二モ
    ノマー仕込み物を重合させることで、同時に(i)該分
    散用媒体に不溶でありそして該第一ブロックと連結して
    該分散剤を生じるところの、該分散剤の第二ブロックお
    よび(ii)該第二ビニル芳香族モノマーが35から7
    0重量%でありそして該第二共役ジエンモノマーが30
    から65重量%である生成物共重合体、を生じさせる
    が、ここで、この分散剤が該生成物共重合体を該分散用
    媒体内に分散させており、そして (c)その分散している生成物共重合体と該分散剤を該
    第二重合反応槽から連続的に回収する、段階を含む方
    法。
  2. 【請求項2】 ゴム状ポリマーの連続製造方法におい
    て、(a)第一反応槽の中で、第一ポリマー状ブロック
    が連続的に生じる温度と条件下、有機リチウム開始剤と
    分散用媒体を存在させて、ブタジエンが75から100
    重量部でありそしてスチレンが0から25重量部である
    連続第一仕込み物を重合させ、そして(b)有機リチウ
    ム化合物と、脂肪族炭化水素溶媒と、スチレンが35か
    ら70重量部でありそしてブタジエンが30から65重
    量部である第二モノマー仕込み物とが連続仕込みされて
    いる第二反応槽の中に、該第一ポリマー状ブロックを連
    続移送することで、(i)該第一ポリマー状ブロックに
    結合して分散剤を生じる第二ポリマー状ブロックと(i
    i)スチレン−ブタジエン共重合体を生じさせるが、こ
    こで、該スチレン−ブタジエン共重合体が生じている
    間、該分散剤がこの共重合体を分散させており、そして
    このスチレンブタジエン共重合体を分散物として該第二
    反応槽から連続的に回収する段階を含む方法。
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