JP3451238B2 - 防犯用サーモパイル放射遠赤外線検出装置 - Google Patents

防犯用サーモパイル放射遠赤外線検出装置

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JP3451238B2
JP3451238B2 JP2000136072A JP2000136072A JP3451238B2 JP 3451238 B2 JP3451238 B2 JP 3451238B2 JP 2000136072 A JP2000136072 A JP 2000136072A JP 2000136072 A JP2000136072 A JP 2000136072A JP 3451238 B2 JP3451238 B2 JP 3451238B2
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    • G08B29/04Monitoring of the detection circuits
    • G08B29/046Monitoring of the detection circuits prevention of tampering with detection circuits

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は3つ以上のサーモパ
イルを用いて空間内への侵入者を検出する防犯用サーモ
パイル放射遠赤外線検出装置、および屋内設置型防犯用
サーモパイル放射遠赤外線検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、事務所のような空間内への侵入者
の侵入を検出する方法としては、人体から発する体温、
すなわち放射遠赤外線を検出する方法が知られており、
その検出装置の検出器としては、焦電素子、サーモパイ
ル等の赤外線受動検出素子が使用されている。一般的に
使用されている焦電素子は、熱の変化を捉える素子であ
り、所定以上の速度で侵入した場合に有効である。先
ず、従来の焦電素子を1個用いた場合の検出方法につい
て図9から図12を用いて説明する。図9は、焦電素子
を備えた検出器aの前方にレンズbを配設した検出装置
cを示している。図中dは、空間内を移動する人体を示
している。人体dから放射される放射遠赤外線は、レン
ズbを用いて検出器aに集束される。検出器aは、この
放射遠赤外線量が変化すると電気信号を出力し、この出
力で空間内に侵入者が侵入したか否かを検出する。図1
0および図11は、空間内を人体dが移動している場合
の検出器aからの出力変化を示している。人体dが検出
空間内に入った時に検出器aは、人体dの体温を検出
し、それを電気的信号として出力する。人体dの移動に
ともなって経時的に出力値は上下に変化する。次に、検
出空間内に人体dが存在する時には、検出器aに入る遠
赤外線量は一定のため出力変化は現われない。そして、
人体dが検出空間より出る時に検出器aは、人体dの体
温を検出し、それを電気的信号として出力する。人体d
の移動にともなって経時的に出力値は上下に変化する。
ここで、図10は人体dが早い速度で移動する場合、図
11は人体dが遅い速度で移動する場合を示している。
図10と図11から明らかなように、人体dがあるスピ
ードで空間内を移動している場合には、人体dの変化を
捉えることが容易であるが、人体dがゆっくりと移動ま
たは静止状態にいる時は、検出器aが体温と室温との差
異を明確に検出することができない。このように焦電素
子を用いて検出する場合、侵入者の侵入スピードが遅い
場合や静止状態には、侵入者と空間内の背景温度との変
化、すなわち侵入者の体温と室温との差異を区別するこ
とができずに侵入者を確実に検出することができない。
一方、サーモパイルは焦電素子とは異なり、熱の変化を
捉えるのではなく、熱の絶対値を検出する素子であるの
で、通常は放射温度計として測定対象物の熱の絶対値を
測定することに用いられる。従来のサーモパイルを図9
に示す構成で用いた場合の人体dの移動に伴う出力変化
を図12に示す。図12では、室温が25度の場合と、
室温が25度よりも高い場合と、室温が25度よりも低
い場合とでの出力変化を示している。図13は、サーモ
パイルの放射遠赤外線検出を焦電素子の検出状態と同じ
になるように出力信号を処理する場合の出力変化を示し
ている。また、複数のサーモパイルを二次元配置した熱
画像デバイスを用い、その出力を各々素子毎に取り出
し、全素子の各出力を熱画像として取り扱い、空間内に
侵入した侵入者を検出する方法もある。サーモパイルを
多素子用いた場合の従来の構成について図14から図1
7を用いて説明する。図14は、可変増幅器j1、j
2、j3を備えた検出器e1、e2、e3の前方にレン
ズfを配設した検出装置gを示している。図中h1、h
2、h3は検出器e1、e2、e3が検出可能な空間を
示している。空間h1、h2、h3のいずれかを人体が
移動すると、人体の体温を、レンズfを介して検出器e
1、e2、e3のいずれかで検出し、検出した放射遠赤
外線、すなわち体温を電気出力として可変増幅器j1、
j2、j3で増幅して電気信号出力k1、k2、k3と
して出力する。そしてこの出力k1、k2、k3の変化
によって侵入者が侵入したか否かを検出する。すなわ
ち、空間h1、h2、h3の熱分布を常時測定し、侵入
者が空間h1、h2、h3内に存在しない時は、図15
Aに示すように出力k1、k2、k3の差異はほとんど
ないが、空間h1、h2、h3内に侵入者が侵入すれば
図15Bに示すように人体の体温により空間h1、h
2、h3のいずれかの温度が高まり、それに伴って可変
増幅器j1、j2、j3からの出力k1、k2、k3に
差異が生じる。図15Bは、空間h2に侵入者が侵入し
たことを示している。検出器e1、e2、e3の数を増
やせば、所定範囲内の熱分布を詳細にとらえることが可
能となり、全検出空間を画像(赤外線画像)として捉え
ることができ、空間内への侵入者の侵入を画像として確
認することができる。なお、図16はサーモパイルの室
温変化にともなう出力変化を示している。同図に示すよ
うに、室温が低い場合と室温が高い場合とでは出力が飽
和して適切な出力が出なくなる。そこで、室温が低い場
合は感度を上げるようにし、室温が高い場合は感度を下
げるようにする必要がある。そこで、図14に示すよう
に、可変増幅器j1、j2、j3の入力側と出力側とを
自動感度調整器mに接続し、可変増幅器j1、j2、j
3からの出力k1、k2、k3が平均値を維持するよう
に可変増幅器j1、j2、j3で調整している。図17
に従来の他の検出装置を示す。同図に示す検出装置は、
複数の検出器e1、e2、e3、e4、e5と各検出器
から得られた出力を増幅させる増幅器nとを電子スイッ
チpを介して接続したものである。そして、電子スイッ
チpを順次切り替えることで各検出器e1、e2、e
3、e4、e5の出力を検出し、増幅器nで増幅させて
出力している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、サーモパイル
を用いた場合でも、単一のサーモパイルを用いた場合に
は、図12に示すように室温が高い場合は室温と体温と
の差異z1がほとんどないため、出力変化が十分に検出
できず、人体を的確に捉えて出力することができない。
また室温が低い場合は、室温と体温との差異z2が大き
いため体温を的確に捉えて出力することができるが、室
温の変化をも検出してしまうことになる。従って、室温
変化を検出しないように検出感度を下げると、人体の侵
入による温度差を検出できないという問題を生じてしま
う。そこで、図13に示すように、人体が検出空間内に
入った時および出た時に、その温度変化を電気的信号に
変換させて出力させることで人体の侵入を検出する方法
も考えられる。しかし、この場合には、焦電素子を用い
た検出方法と同様に検出空間内を人体がゆっくりと移動
した場合、または静止状態の場合は検出することができ
ないという問題がある。また、複数のサーモパイルを用
いた図14や図17に示す構成であっても、室温の変化
の方が人体温度による変化よりも大きいため、侵入を検
出することができない。また、サーモパイル等の赤外線
受動検出素子を多数個二次元配置した熱画像デバイスを
用い、その出力を各々素子毎に取り出し、全素子の各出
力を熱画像として取り扱って侵入者を検出する方法で
は、予め各素子の出力が検出可能な範囲内になるように
自動感度調整を行う必要がある。つまり、空間内温度
は、季節、昼夜、或いはドアや窓の開閉によって変化す
るので、室温の変化に合わせて、予め自動感度調整を行
わねばならず、感度調整が煩雑になるという問題があ
る。更に、自動感度調整を行った場合でも、室温の分布
が、この最大値或いは最小値の両方にまたがっている場
合は検出することができないという問題がある。このよ
うに従来の検出装置では、各検出器の出力が室温の上昇
または下降に伴って変化するため、室温の変化にともな
って各検出器の自動感度調整を行える自動感度調整機能
を備えた増幅器としなければ、検出空間に侵入者が侵入
したか否かを検出することができない。なお、この種の
検出装置では、検出器の前面に遮蔽板を置いて検出不可
能とする妨害(画策)を検出できることが重要である。
また、屋外などプライバシー保護を必要としない場合に
は、熱画像として捉える従来の検出装置であってもプラ
イバシーの問題は生じないが、会社事務所、倉庫等のよ
うな屋内、特に一般家屋内に検出装置を設置する場合に
は、居住者や外来者を熱画像として捉えてモニターでき
る従来の検出装置では個人のプライバシー侵害の問題が
生じる恐れがある。
【0004】そこで本発明はかかる問題点を解消し、空
間内温度変化や侵入者の移動速度に関わらず、空間内へ
の侵入者の侵入を確実に検出することができる防犯用サ
ーモパイル放射遠赤外線検出装置を提供することを目的
とする。また本発明は、検出不可能とする妨害(画策)
を検出できる防犯用サーモパイル放射遠赤外線検出装置
を提供することを目的とする。また本発明は、個人のプ
ライバシー侵害の問題が生じる恐れがない防犯用サーモ
パイル放射遠赤外線検出装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
防犯用サーモパイル放射遠赤外線検出装置は、アレイ状
に配列した3つ以上のサーモパイルを用い、それぞれの
前記サーモパイルがレンズを介してそれぞれ異なる検出
空間の温度を検出することで空間内への侵入者を検出す
る防犯用サーモパイル放射遠赤外線検出装置であって、
2つの前記サーモパイルから出力されるそれぞれの検出
値の出力差を取り出し、異なる前記サーモパイル間で取
り出した出力差同士を比較することで侵入者を検出する
ことを特徴とする。請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の防犯用サーモパイル放射遠赤外線検出装置におい
て、前記サーモパイルからの検出値を増幅することなく
出力差を取り出すことを特徴とする。請求項3記載の本
発明は、請求項1記載の防犯用サーモパイル放射遠赤外
線検出装置において、9つ以下の前記サーモパイルをア
レイ状に配列したことを特徴とする。請求項4記載の本
発明は、請求項1記載の防犯用サーモパイル放射遠赤外
線検出装置において、前記出力差同士の信号差が、第1
の設定値以下の場合には侵入者でないと判断し、前記第
1の設定値より小さくゼロ以上である第2の設定値以下
の場合には検出妨害であると判断することを特徴とす
る。請求項5記載の本発明の屋内設置型防犯用サーモパ
イル放射遠赤外線検出装置は、請求項1から請求項4の
いずれかに記載の防犯用サーモパイル放射遠赤外線検出
装置を屋内で設置して用いることを特徴とする。請求項
6記載の本発明のサーモパイル放射遠赤外線検出装置
は、サーモパイルを複数列に複数段アレイ状に配置し
それぞれの前記サーモパイルがレンズを介してそれぞれ
異なる検出空間の温度を検出することで空間内への侵入
者を検出する防犯用サーモパイル放射遠赤外線検出装置
であって、列方向に配置した2つの前記サーモパイルか
ら出力されるそれぞれの検出値の出力差と、段方向に配
置した2つの前記サーモパイルから出力されるそれぞれ
の検出値の出力差とを取り出してそれぞれの前記出力差
を比較することで侵入者を検出することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
防犯用サーモパイル放射遠赤外線検出装置は、2つのサ
ーモパイルから出力されるそれぞれの検出値の出力差を
取り出し、異なるサーモパイル間で取り出した出力差同
士を比較することで侵入者を検出するもので、背景温度
の変化、すなわち朝、昼、夕方等の外気の温度変化に伴
う空間内の温度変化、春夏秋冬のような季節における気
温の変化は、2つのサーモパイルから出力されるそれぞ
れの検出値の出力差を取り出すことで相殺されるため差
出力としては出力されない。すなわち背景温度が変化し
ても、2つのサーモパイルから出力されるそれぞれの検
出値の出力差は基本的にはゼロに近い値となる。従って
背景温度の変化を補正する自動感度調整も必要としな
い。一方、いずれか1つのサーモパイルの検出エリア内
に侵入者が侵入した場合、侵入者から発する遠赤外線の
放射量が変化してそのサーモパイルが関係する出力差の
みが他の出力差と異なった出力値となるために侵入者の
存在を確実に検出することができる。このとき、2つの
サーモパイルから出力されるそれぞれの検出値の出力差
は基本的にはゼロに近い値であるため、出力差を増幅器
によって大幅に増幅しても、その出力値は異常に大きく
なることはない。従って、出力差を増幅することで、更
に検出感度を上げることができる。
【0007】本発明の第2の実施の形態は、第1の実施
の形態による防犯用サーモパイル放射遠赤外線検出装置
において、サーモパイルからの検出値を増幅することな
く出力差を取り出すもので、増幅器のノイズや誤差に影
響されずに正確に出力差を得ることができる。
【0008】本発明の第3の実施の形態は、第1の実施
の形態による防犯用サーモパイル放射遠赤外線検出装置
において、9つ以下のサーモパイルをアレイ状に配列し
たもので、多数のサーモパイルを用いて熱画像として取
り扱わなくても正確に侵入者を検出することができると
ともに、個人のプライバシーが守られていることを示す
ことができる。
【0009】本発明の第4の実施の形態は、第1の実施
の形態による防犯用サーモパイル放射遠赤外線検出装置
において、出力差同士の信号差が、第1の設定値以下の
場合には侵入者でないと判断し、第1の設定値より小さ
くゼロ以上である第2の設定値以下の場合には検出妨害
であると判断するもので、検出器の前面に遮蔽板を置い
て検出できないようにする妨害(画策)を検出すること
ができる。すなわち、2つのサーモパイルから出力され
るそれぞれの検出値の出力差は、通常はほとんどゼロに
近いが、通常背景温度はわずかの差があるため、完全に
全ての出力差がゼロ又はゼロに限りなく近くなることは
ない。しかし、検出器の前面に遮蔽板を置いて検出しな
いように妨害(画策)を行った場合、遮蔽板は均一にほ
ぼ同一出力差となるため、この状態を利用して遮蔽板を
用いた検出妨害であることを検出することができる。
【0010】本発明の第5の実施の形態による屋内設置
型防犯用サーモパイル放射遠赤外線検出装置は、第1か
ら第4の実施の形態による防犯用サーモパイル放射遠赤
外線検出装置を屋内で設置して用いるもので、第1から
第4の実施の形態による防犯用サーモパイル放射遠赤外
線検出装置では、2つのサーモパイルから出力されるそ
れぞれの検出値の出力差を用いるために、画像を再現す
ることはできない。従って、サーモパイルの素子数が多
くても赤外線カメラのような熱画像を再現することはで
きないので、プライバシーの問題を生じることはなく、
会社事務所、倉庫等のような屋内、特に一般家屋内に設
置することに適している。
【0011】本発明の第6の実施の形態によるサーモパ
イル放射遠赤外線検出装置は、列方向に配置した2つの
前記サーモパイルから出力されるそれぞれの検出値の出
力差と、段方向に配置した2つの前記サーモパイルから
出力されるそれぞれの検出値の出力差とを取り出してそ
れぞれの前記出力差を比較することで侵入者を検出する
もので、監視場所の高さ方向の出力差が小動物では大と
なり侵入者では小となる違いを検出することで、小動物
による誤検出を防止することができる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の防犯用サーモパイル放射遠
赤外線検出装置の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1および図2により、本発明の同検出装置の基本原理
を説明する。図1に示すように検出装置1は、遠赤外線
を検出可能なサーモパイルからなる検出器2、3、4の
前方に凸レンズ5を配置し、また検出器2、3、4の検
出値を増幅させるための増幅器6、7、8を設けたもの
である。検出器2は増幅器6と増幅器7に接続し、検出
器3は増幅器6と増幅器8とに接続し、更に検出器4は
増幅器7と増幅器8とに接続している。ここで増幅器6
は検出器2と検出器3の出力差を、また増幅器7は検出
器2と検出器4の出力差を、更に増幅器8は検出器3と
検出器4の出力差を増幅させる。検出装置1は、空間、
例えば事務所内の天井付近に設置し、レンズ5を介して
空間内を検出空間9、10、11に区分けして侵入者の
侵入を検出する。そして検出器2、3、4の出力は、個
々に比較するのではなく、1つの検出器に対して他のい
ずれかの検出器との出力差、すなわち増幅器6では検出
器2と検出器3との出力差を増幅し、増幅器7では検出
器3と検出器4との出力差を増幅し、また増幅器8では
検出器2と検出器4との出力差を増幅している。このよ
うに増幅器では、2つの検出器からの検出値の出力差を
増幅させるようにしたので、検出する空間の温度、所謂
室温には何ら影響されることがない。すなわち、室温が
上昇した場合には、検出器2の出力が上がったとしても
その他の検出器3の出力も同様に上がるので、図2に示
すように検出器間の出力差は生じないから、増幅器の出
力は変化しない。従って、本実施例によれば、各検出器
間の自動感度調整は不要である。
【0013】次に、同検出装置1における検出部の構成
を図3から図6を用いて説明する。図3は、サーモパイ
ルの配列構成を示している。検出空間を面状で捉えるた
めに、面のX軸方向およびY軸方向に複数のサーモパイ
ルをアレイ状に配列する。同図(A)は4つのサーモパ
イル2aを、同図(B)は5つのサーモパイル2bを、
同図(C)は6つのサーモパイル2cを、同図(D)は
9つのサーモパイル2dを、同図(E)はn×mのサー
モパイル2eを、それぞれアレイ状に配列したものであ
る。なお、少なくても3つのサーモパイルがあればよ
く、多くなればそれだけ侵入空間を特定できる効果はあ
るが、9つのサーモパイル以下でも十分効果を発揮する
ことができる。図4は、3つのサーモパイル12a、1
2b、12cを用いた検出部12の構成図であり、検出
部12は、アレイ状に配列されたサーモパイル12a、
12b、12cの前方にレンズ5を配設して構成してい
る。サーモパイル12a、12b、12cはレンズ5を
介して検出空間13a、13b、13cへの侵入者の侵
入を検出する。図5は図4に示すレンズ5の代わりに凹
面鏡14を用いた実施例である。検出空間13a、13
b、13cに侵入者が侵入した際に、侵入者からの体温
を凹面鏡14で反射させてサーモパイル12a、12
b、12cのいずれかで検出するようにしている。図6
は図4に示すレンズ5の代わりに2個の凹面鏡14a、
14bを用いた実施例である。2個の凹面鏡14a、1
4bを用いることで、侵入者からの体温の検出を検出空
間13a、13b、13cおよび検出空間13d、13
e、13fの広範囲で行えるようにしたものである。例
えばサーモパイル12bは、検出空間13bの場合は凹
面鏡14aで、検出空間13eの場合は凹面鏡14bで
反射させることで検出空間13bと検出空間13eを検
出することができる。2個の凹面鏡の代わりに2個のレ
ンズを用いても同様に検知空間範囲を広げることができ
る。同様に凹面鏡あるいはレンズを2個以上の多数個用
いれば、更に広範囲の検出空間で検知を行うことができ
る。
【0014】更に他の実施例を図7に示す。本実施例の
検出装置1は、複数のサーモパイル12a、12b、
c、12d、12eと、各サーモパイル12a、12
b、12c、12dとサーモパイル12eとの出力差
(出力1から出力4)を増幅させる増幅器15とを電子
スイッチ16を介して接続している。そして電子スイッ
チ16を切り替えることで、それぞれの出力差(出力1
から出力4)を順次検出するものである。出力差Eは次
式のように表される。 E=|12a−12e|,|12b−12e|,|12
c−12e|,|12d−12e| 室温が上昇または下降した際に変化した時、室温変化に
伴いサーモパイル12a、12b、12c、12d、
eの温度も同時に変化するため、通常では、出力差E
はゼロ又は極めてゼロに近い値である。そして、検出空
間内に侵入者が侵入した際、侵入者の体温を検出したサ
ーモパイルは、他のサーモパイルと検出値が異なるた
め、侵入の検出が的確に行える。なお、サーモパイル間
の出力差Eを得るために、上記実施例ではサーモパイル
12eを基準としたが、サーモパイル12eに代えて他
のサーモパイル12a、12b、12c、12dのいず
れを基準としてもよく、また必ずしも基準のサーモパイ
ルを1つに限る必要もない。
【0015】更に他の実施例を図8を用いて説明する。
同図において、hA、hB、hC、hDはそれぞれ監視
空間を示しており、監視空間hAと監視空間hB、監視
空間hDと監視空間hCとは高さ方向(列方向)に位置
し、監視空間hAと監視空間hD、監視空間hBと監視
空間hCとは水平方向(段方向)に位置する空間を示し
ている。すなわち図示しないが本実施例では2段2列に
サーモパイルを配置している。図中dは侵入者を、zは
小動物を示している。同図(a)に示すように、侵入者
dが図面の左方向に移動する場合を想定すると、列方向
の監視空間hDと監視空間hCとの出力差、監視空間h
Aと監視空間hBとの出力差は生じない。ただし段方向
の監視空間hDと監視空間hAとの出力差、監視空間h
Cと監視空間hBとの出力差は生じる。これに対し、同
図(b)に示すように、小動物zが図面の左方向に移動
する場合を想定すると、列方向の監視空間hDと監視空
間hCとの出力差、監視空間hAと監視空間hBとの出
力差は生じ、また下段の監視空間hCと監視空間hBと
の出力差は生じる。ただし上段の監視空間hDと監視空
間hAとの出力差は生じない。以上のように、監視場所
の高さ方向(監視空間hAと監視空間hB又は監視空間
hDと監視空間hC)の出力差が小動物では大となり侵
入者では小となる違いを検出することで、小動物による
誤検出を防止することができる。
【0016】
【発明の効果】上記実施例の説明から明らかなように、
本発明によれば、侵入者の侵入の検出を侵入者の体温と
室温との差異を熱画像として捉えて検出するのではな
く、人体から放射される遠赤外線放射量をサーモパイル
間の出力差で検出するため、室温の変化に影響されるこ
となく、侵入を的確に検出することができる。また、本
発明によれば、侵入者が検出装置の検出の妨害を図るた
めに、検出装置の前面を遮蔽板で遮蔽しても、この画策
を検出することができる。また、本発明によれば、サー
モパイルからの出力を画像として捉えるのではなく、最
初から各素子間の出力差で検出できるようにしたので、
プライバシー保護ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による防犯用サーモパイル放
射遠赤外線検出装置の基本構成図
【図2】同検出装置の各サーモパイル間の出力を示す線
【図3】同サーモパイルの配列を示す構成図
【図4】本発明の実施例による3つのサーモパイルを用
いた検出部の構成図
【図5】本発明の他の実施例による検出部の構成図
【図6】本発明の更に他の実施例による検出部の構成図
【図7】本発明の実施例による検出装置の構成図
【図8】本発明の他の実施例を説明するための構成図
【図9】従来の検出装置の構成図
【図10】同検出装置の検出空間内で人体が速く移動し
た場合の時間と出力との関係を示す線図
【図11】同検出装置の検出空間内で人体が遅く移動し
た場合の時間と出力との関係を示す線図
【図12】サーモパイルを用いた検出装置での室温と出
力との関係を示す線図
【図13】同検出装置の出力信号を処理する方法を説明
するための室温と出力との関係を示す線図
【図14】他の従来例による検出装置の構成図
【図15】同検出装置の検出空間と出力との関係を示す
線図
【図16】同検出装置の室温が変化にともなう出力状態
を示す線図
【図17】更に他の従来例による検出装置の構成図
【符号の説明】
1 検出装置 2、3、4 検出器 2a、2b、2c、2d、2e、 サーモパイル 6、7、8、15 増幅器 12a、12b、12c、12d、12e サーモパ
イル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−225190(JP,A) 特開 平4−225191(JP,A) 特開 平8−146150(JP,A) 特開 平6−323905(JP,A) 実開 平3−16086(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01V 8/20 G01J 1/02 G01J 5/02 G08B 13/19

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アレイ状に配列した3つ以上のサーモパ
    イルを用い、それぞれの前記サーモパイルがレンズを介
    してそれぞれ異なる検出空間の温度を検出することで
    間内への侵入者を検出する防犯用サーモパイル放射遠赤
    外線検出装置であって、2つの前記サーモパイルから出
    力されるそれぞれの検出値の出力差を取り出し、異なる
    前記サーモパイル間で取り出した出力差同士を比較する
    ことで侵入者を検出することを特徴とする防犯用サーモ
    パイル放射遠赤外線検出装置。
  2. 【請求項2】 前記サーモパイルからの検出値を増幅す
    ることなく出力差を取り出すことを特徴とする請求項1
    記載の防犯用サーモパイル放射遠赤外線検出装置。
  3. 【請求項3】 9つ以下の前記サーモパイルをアレイ状
    に配列したことを特徴とする請求項1記載の防犯用サー
    モパイル放射遠赤外線検出装置。
  4. 【請求項4】 前記出力差同士の信号差が、第1の設定
    値以下の場合には侵入者でないと判断し、前記第1の設
    定値より小さくゼロ以上である第2の設定値以下の場合
    には検出妨害であると判断することを特徴とする請求項
    1記載の防犯用サーモパイル放射遠赤外線検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の防犯用サーモパイル放射遠赤外線検出装置を屋内で設
    置して用いることを特徴とする屋内設置型防犯用サーモ
    パイル放射遠赤外線検出装置。
  6. 【請求項6】 サーモパイルを複数列に複数段アレイ状
    に配置し、それぞれの前記サーモパイルがレンズを介し
    てそれぞれ異なる検出空間の温度を検出することで空間
    内への侵入者を検出する防犯用サーモパイル放射遠赤外
    線検出装置であって、列方向に配置した2つの前記サー
    モパイルから出力されるそれぞれの検出値の出力差と、
    段方向に配置した2つの前記サーモパイルから出力され
    るそれぞれの検出値の出力差とを取り出してそれぞれの
    前記出力差を比較することで侵入者を検出することを特
    徴とする防犯用サーモパイル放射遠赤外線検出装置。
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