JP3450948B2 - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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JP3450948B2
JP3450948B2 JP26967595A JP26967595A JP3450948B2 JP 3450948 B2 JP3450948 B2 JP 3450948B2 JP 26967595 A JP26967595 A JP 26967595A JP 26967595 A JP26967595 A JP 26967595A JP 3450948 B2 JP3450948 B2 JP 3450948B2
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泰史 森本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収容液体を加熱・
保温し、器体外へ導出する電気湯沸かし器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、電動ポンプにより収容液体を手軽
に導出できる電動ポンプ式の電気湯沸器が主流になって
きている。
【0003】従来、この種の電気湯沸かし器は、図7に
示すような構成である。すなわち、器体101内には液
体を収容する容器103と、容器103内の液体を加熱
する発熱体102と、容器103の開口部を覆う蓋体1
04とを備えている。また、容器103内の液体を器体
101の外へ導く導出路105と、導出路105の途中
に位置し、液体を押し出すモーターを駆動源とする電動
ポンプからなる導出手段106とを備えており、スイッ
チつまみ108を外部より操作すると、外装部110内
部に設けた操作スイッチ109が作動し、導出手段10
6のモーターが作動することによって、導出路105の
一端にあって片側が器体101外に臨む導出口107か
ら外部に液体を導出するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来の電気湯
沸かし器では、操作スイッチは操作部内部に設けるため
には取付部品や制御部とをつなぐリード線やコネクター
等が必要であり、組立に時間を要していた。さらにコー
ヒーカップのような比較的小さな器に液体を注ぐ場合、
または、鍋のような大きな器に注ぐ場合でも一定の量し
か注出できず、小さな器では液体が飛散してしまう可能
性があり、特に電気湯沸器の場合は液体が100℃に近
い熱湯のため注意を要するものであった。また、大きな
器では注出に時間がかかりすぎるなど任意の注出量を所
望しても調整できないという課題を有していた。
【0005】本発明は、上記課題を解決するもので、操
作スイッチ部の部品点数削減及び組立時間の短縮化を図
り、さらにコーヒーカップの様な比較的小さな器等では
液体(熱湯)を少量ずつ注ぐことができ、安全に注ぐこ
とができるとともに、大きな器に注ぐ場合等は多量に注
出できるなど、必要に応じて注出量が変化可能な電気湯
沸器を提供することを目的とする。また、使用操作性の
向上、サービス性の向上も図ったものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に本発明の一つの手段は、ポンプを制御するポンプ駆動
用スイッチと一端がスイッチつまみに係止され他端が操
作基板に係止されたスイッチばねとが操作基板に装着さ
れ、前記他端は操作基板スリット部に挿入され基板挿入
側に設けている切り起こし部により前記操作基板に係止
されるとともに、スイッチつまみを押すことでスイッチ
ばねを介してポンプ駆動用スイッチを作動させることに
より、操作スイッチ部の部品点数削減及び組立時間の短
縮化を実現できるものである。
【0007】また他の手段は、スイッチつまみはつまみ
スプリングにより付勢され摺動自在とし、外装部内には
ポンプにより導出した液体を外部へ注出する経路中にケ
ースを設け、前記ポンプと前記ケースは注出路で接続さ
れるとともに、前記ケースに設けた出湯口の開口状態を
可変とすることで注出量を変化させることにより、必要
に応じて注出量が変化可能な電気湯沸器を提供すること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ポンプ駆動用スイッチ及びスイッチばねの他端が操
作基板に装着され、前記他端は操作基板スリット部に挿
入され基板挿入側に設けている切り起こし部により前記
操作基板に係止されることで、ポンプ駆動用スイッチ及
びスイッチつまみを操作基板上に自動装着もしくは同時
組立が可能になり安価に構成できる。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、注出時
に外装部につまみスプリングにより付勢された摺動自在
なスイッチつまみを押すことで、スイッチばねを介して
ポンプ駆動用スイッチを作動させ、さらにケースの出湯
口を可変的に開口状態にすることで注出量を自由に変化
させることができる。また、スイッチばねは外装部につ
まみスプリングにより付勢された摺動自在なスイッチつ
まみの動きに連動しているので、ポンプ駆動用スイッチ
が常時通電状態にならない。
【0010】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図を用いて説明する。
【0011】(実施の形態1) 1は外側部を構成する器体であり、器体1の上部には外
装部が載置され、器体1の内部には液体を収容する容器
3と、容器内3の液体を加熱する発熱体4が設けられて
いる。5は容器3の上方開口部を覆う蓋体であり、6は
液体を器体外へ導出するポンプである。9は外装部2に
つまみスプリング8により付勢され摺動自在なスイッチ
つまみであり、注出時はスイッチつまみ9を押すことで
スイッチばね10を介してポンプ駆動用スイッチ11を
作動させる。さらにポンプ駆動用スイッチ11及びスイ
ッチばね10が操作基板12に装着され自動組立を可能
としておりスイッチばね10は操作基板12スリット部
12aに挿入され基板挿入側に設けている切り起し部1
0aにより係止されている。スイッチつまみ9の操作を
中止することにより、スイッチつまみ9は自動的に元の
位置に復帰し、ポンプ駆動用スイッチ11をOFFし、
さらに弁パッキン7cも元の位置に復帰することで弁パ
ッキン7cと出湯口7aが密着し注出が完全に停止す
る。
【0012】(実施の形態2) 外装部2につまみスプリング8により付勢された摺動自
在なスイッチつまみ9を設け、外装部2内にはポンプ6
により導出した液体を外部へ注出する量を変化させるこ
とのできるケース7を設けている。ポンプ6とケース7
は注出路で接続されている。スイッチつまみ9を下方へ
押すと制御弁7dを介して弁パッキン7cが下方へ移動
する。このように、ケース7の出湯口7aと出湯口7a
にケーススプリング7bにより付勢されている弁パッキ
ン7cの隙間をスイッチつまみ9及び制御弁7dを介し
て可変的に開口状態にすることで注出量を変化させてい
る。
【0013】また、スイッチつまみ9の操作を中止する
ことでケース7の弁パッキン7cも元の位置に復帰する
ことで弁パッキン7cと出湯口7aが密着し注出が完全
に停止する。
【0014】また、スイッチばね10はポンプ駆動用ス
イッチ11がスイッチつまみ9の突起部9aを挟持する
ことでつまみスプリング8により付勢されているスイッ
チつまみ9の動作に連動し常時通電状態にならないよう
になっている。
【0015】(実施の形態3) 図4に示されるように、スイッチつまみ9とスイッチば
ね10の接合部14は操作基板12より下部に設けられ
ている。これによって、外装部2とスイッチつまみ9の
隙間より液体が浸入した場合でも、液体が操作基板12
に触れることなく下部に滴下していき、操作基板12の
液体付着による誤動作を防止することができる。
【0016】(参考例1) 図5に示されるように、スイッチつまみ9とスイッチば
ね10をバネ性のあるプラスッチック樹脂等で一体で構
成するか、もしくはインサート成形等により一体にして
いる。
【0017】(参考例2) 図6に示されるように、スイッチつまみと9につまみス
プリングの作用をするスプリング部9bを設け、バネ性
のあるプラスッチック樹脂等で構成し一体にしている。
【0018】
【発明の効果】このように請求項1記載の発明によれ
ば、ポンプ駆動用スイッチ及びスイッチつまみを操作基
板上に自動装着もしくは同時組立が可能になり安価に構
成できる。
【0019】また、請求項2記載の発明によれば、注出
時はスイッチつまみを押すことでスイッチばねを介して
ポンプ駆動用スイッチを作動させさらにケースの出湯口
を可変的に開口状態にすることで注出量を自由に変化さ
せることができる。また、スイッチばねは外装部につま
みスプリングにより付勢された摺動自在なスイッチつま
みの動きに連動するのでポンプ駆動用スイッチが常時通
電状態にならないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す電気湯沸かし器の概
略全体断面図
【図2】同電気湯沸かし器の操作部の断面図
【図3】同電気湯沸かし器の操作部を中心とした回路概
念図
【図4】本発明の他の実施の形態を示す電気湯沸かし器
の操作部の断面図
【図5】本発明の参考例を示す電気湯沸かし器の操作部
の断面図
【図6】本発明のさらに他の参考例を示す電気湯沸かし
器の操作部の断面図
【図7】従来の電気湯沸かし器の概略全体断面図
【符号の説明】
1 器体 2 外装部 3 容器 4 発熱体 5 蓋体 6 ポンプ 7 ケース 8 つまみスプリング 9 スイッチつまみ 10 スイッチばね 11 ポンプ駆動用スイッチ 12 操作基板 13 注出路 14 接合部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−272724(JP,A) 実開 平4−60152(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側部を構成する器体と、前記器体の上
    部に載置した外装部と、前記器体の内部には液体を収容
    する容器と、前記容器内の液体を加熱する発熱体と、前
    記容器の上方開口部を覆う蓋体と、液体を前記器体外へ
    導出するポンプとを設け、前記ポンプを制御するポンプ
    駆動用スイッチと一端がスイッチつまみに係止され他端
    が操作基板に係止されたスイッチばねとが前記操作基板
    に装着され、前記他端は操作基板スリット部に挿入され
    基板挿入側に設けている切り起こし部により前記操作基
    板に係止されるとともに、スイッチつまみを押すことで
    スイッチばねを介してポンプ駆動用スイッチを作動させ
    ることを特徴とする電気湯沸かし器。
  2. 【請求項2】 スイッチつまみはつまみスプリングによ
    り付勢され摺動自在とし、外装部内にはポンプにより導
    出した液体を外部へ注出する経路中にケースを設け、前
    記ポンプと前記ケースは注出路で接続されるとともに、
    前記ケースに設けた出湯口の開口状態を可変とすること
    で注出量を変化させることを特徴とする請求項1記載の
    電気湯沸かし器。
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