JP3450943B2 - 周囲に射出成形部を備えたコイル体及びその製法 - Google Patents

周囲に射出成形部を備えたコイル体及びその製法

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JP3450943B2 JP19764295A JP19764295A JP3450943B2 JP 3450943 B2 JP3450943 B2 JP 3450943B2 JP 19764295 A JP19764295 A JP 19764295A JP 19764295 A JP19764295 A JP 19764295A JP 3450943 B2 JP3450943 B2 JP 3450943B2
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    • H01H50/44Magnetic coils or windings
    • H01H50/443Connections to coils
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
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    • H01F5/04Arrangements of electric connections to coils, e.g. leads

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周囲に射出成形部
を備えたコイル体であって、コイルコアに、少なくとも
1つの層のコイルワイヤが巻き付けられており、該コイ
ルコアの上においてフランジに、接続コネクタを備えた
装着体が配置されており、接続コネクタが、コイルワイ
ヤと導電接続されており、接続コネクタとコイルコアと
の間に、コイルワイヤのための溝状のワイヤ案内通路が
構成されており、この場合ワイヤ案内通路が、装着体に
おいて直線的に構成されていて、フランジに対してほぼ
垂直にかつコイルコアの軸線方向に延びており、さら
に、コイル体を取り囲むプラスチック製のケーシングが
設けられている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】回転数センサの構成部材として働く、こ
のような形式の公知のコイル体では、コイルワイヤは、
コイル体の表面に構成されている円弧状の溝において案
内されている。コイルワイヤは、溝端部の範囲に配置さ
れているバスバーの回りに巻き付けられており、かつこ
れらのバスバーとろう接されている。コイル体と、特に
溝及びバスバーの範囲とには周囲に、コイルワイヤの振
動緩衝及び保護のために、シリコーンが射出成形されて
いる。このように製造された、周囲を射出成形されたコ
イル体は、ポット形の金属ケーシングによって取り囲ま
れており、この金属ケーシングは、コイル体とその周囲
において縁曲げによって結合されかつシールされてい
る。
【0003】この公知の構成における欠点としては、次
のことが挙げられる。すなわちこの公知の構成では、周
囲を射出成形する場合に、特に溝の周囲を、シリコーン
よりも弾性度の低い材料、例えば熱可塑性の溶融プラス
チックで、射出成形によって取り囲む場合に、湾曲した
溝内におけるコイルワイヤが、その長手方向に対して直
角に変位されかつ負荷される。このような変位が生じる
と、コイルワイヤにとって不都合な剪断負荷又は曲げ負
荷が発生し、これによってコイルワイヤが裂断したり、
プレストレスや事前の損傷を受けたりすることがある。
さらに、比較的鋭角的なバスバーが直接巻き付けられる
ことによって、単に引張り負荷が生じた場合にも、コイ
ルワイヤが事前に損傷することがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式のコイル体を改良して、コイル体
の周囲に射出成形部を形成する際に加えられる、コイル
ワイヤに対する負荷を軽減して、コイルワイヤの裂断や
プレストレスを回避することができるコイル体を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、接続コネクタに、半円筒形の巻線
案内が配属されており、該巻線案内が、ワイヤ案内通路
の延長線上において接続コネクタの上に配置されてお
り、さらにケーシングが、切欠きを接続コネクタの側部
に有している。
【0006】
【発明の効果】このように構成された本発明によるコイ
ル体は、従来公知のコイル体に比べて次のような利点を
有している。すなわち本発明によるコイル体では、溝の
周囲に射出成形が施される場合に、コイルワイヤには単
に引張り負荷が作用するだけであり、剪断負荷や曲げ負
荷は生じない。これによってコイルワイヤの裂断もしく
は事前損傷のおそれは、減じられる。この場合引張り負
荷は、単に小さな切欠き効果をもって、ワイヤ接続舌片
への移行箇所において作用するだけなので、これによ
り、引張り負荷によるワイヤの事前損傷のおそれは、さ
らに減じられることになる。
【0007】本発明のさらに別な有利な構成は、特許請
求の範囲の請求項2以下に記載されている。例えば、同
時にケーシングをも形成する周囲の射出成形部の特殊な
構成によって、又は択一的に、コイル体の上側範囲の特
殊な構成によって、コイル体の周囲の射出成形部の製造
時に、溶融プラスチックを所望のように案内すること、
及びこれによってコイルワイヤに対する負荷を特に小さ
くすることが、射出成形中においても運転中において
も、熱膨張を減じることによって達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の実施の形
態を説明する。
【0009】例えば図示されていない電磁弁の構成部材
であるコイル体10は、スリーブ状のコイルコア11を
有している。コイルコア11の内部には、実際には、可
動子を備えたマグネットコア(同様に図示せず)が配置
されている。コイルコア11は、ほぼ円板状の2つのフ
ランジ12,13によって制限されている。コイルコア
11及びフランジ12,13は、プラスチックから一体
に製造されている。コイルコア11には両フランジ1
2,13の間に、有利には銅製の絶縁されたコイルワイ
ヤ14が、複数の層を成して巻き付けられており、図面
には図示を簡単化するために1つの層だけが示されてい
る。一方のフランジ13の外端面には、側部においてフ
ランジ13の外径部にまで延びる装着体15が一体成形
されており、この装着体15は、フランジ13の表面に
対して平行に、金属製の2つの扁平コネクタ16,17
によって貫通されている。扁平コネクタ16,17はほ
ぼ方形の横断面を有している。装着体15は、扁平コネ
クタ16,17をコネクタ舌片18,19とワイヤ接続
舌片21,22とに分割している。コイルワイヤ14の
各始端部もしくは終端部と例えばろう接又は溶接されて
いるワイヤ接続舌片21,22は、フランジ13を越え
て幾分突出している。
【0010】装着体15には、フランジ13に対して垂
直に延びる表面に、ワイヤ接続舌片21,22に配属さ
れたワイヤ案内通路23,24が構成されており、両ワ
イヤ案内通路23,24内をコイルワイヤ14が案内さ
れている。直線的なワイヤ案内通路23,24は、ワイ
ヤ接続舌片21,22の、装着体15内に突入している
端部と、コイルコア11との間における最短の接続部を
形成している。さらにフランジ13は、各ワイヤ案内通
路23,24に向けられた2つの切り込み26,27を
有しており、両切り込み26,27はワイヤ案内通路2
3,24に開口している。装着体15におけるワイヤ案
内通路23,24は、両ワイヤ案内通路23,24がほ
ぼフランジ13に対して垂直にかつコイルコア11に対
して平行に延びるように、構成されている。少なくと
も、両ワイヤ案内通路23,24の、第1のコイルワイ
ヤ位置に対応配置された底部、つまり、コイルコア11
における巻線の始端部に対応配置された底部は、フラン
ジ13の下側面にまで延びる通路として構成されてい
る。ワイヤ案内通路23,24はそれぞれ側壁28,2
9を有しており、両側壁23,24の高さは、コイルワ
イヤ14が少なくとも完全にワイヤ案内通路23,24
内に沈み込むように、選択されている。
【0011】ワイヤ案内通路23,24は、側部におい
てワイヤ接続舌片21,22のすぐそばで終わってお
り、ワイヤ接続舌片21,22はこの箇所に打抜き部3
0を有している。打抜き部30の範囲にはワイヤ接続舌
片21,22の上方に、半円筒形の巻線案内31,32
が配置されており、これらの巻線案内31,32は、装
着体15に一体成形されていて、ワイヤ案内通路23,
24からワイヤ接続舌片21,22へのコイルワイヤ1
4のための切欠き効果の少ない移行を保証している。さ
らに、装着体15に向かい合っている側には巻線案内3
1,32に、半円形のワイヤ案内フランジ33,34が
一体成形されており、これらのワイヤ案内フランジ3
3,34は、コイルワイヤ14が巻線案内31,32か
ら滑り落ちることを阻止している。
【0012】コイル体10は少なくともコイルコア11
のの範囲及び、装着体15の、ワイヤ接続舌片21,2
2に向けられた側において、周囲をプラスチックで射出
成形されている。このために、コイル巻線を巻かれたコ
イル体10が、相応に構成された成形工具内には、スリ
ーブ状の磁束案内エレメント35に挿入され、かつ構成
グループとして周囲を射出成形されている。成形工具
は、周囲の射出成形によって、磁束案内エレメント35
及びコイル体10を取り囲むほぼポット形のケーシング
37が形成されるように、構成されている。流れ案内エ
レメント35はコイルコア11の高さに複数の孔を有し
ているので、コイル巻線と流れ案内エレメント35の内
側面との間の中間室もまたプラスチックによって満たさ
れる。ケーシング37はその上方範囲に、円形セグメン
ト状の3つの一体成形部38〜40を有している。これ
らの一体成形部38〜40は、コイル体10がフランジ
13の上においてコネクタ舌片18,19の範囲に、互
いに接続されている2つの自由空間41a,41bを有
するように、構成されている。さらに一体成形部38と
39との間及び39と40との間には、それぞれ切欠き
42,43が構成されている。これらの切欠き42,4
3は射出成形中に、成形工具における相応な一体成形部
によって得られる。切欠き42,43は次のことのため
に、すなわち射出工程中に、つまり液状の溶融プラスチ
ックが一体成形部の範囲において成形工具内に射出され
る時に、溶融プラスチックが直接的な経路でワイヤ案内
通路23,24に達しないようにするために、働く。そ
して溶融プラスチックは、ワイヤ案内通路23,24を
下から上に向かって満たす。つまり溶融プラスチック
は、ワイヤ案内通路23,24内を軸方向に上昇し、こ
の際にコイルワイヤ14をもっぱら長手方向において負
荷する。この結果分子が長手方向に配向されていること
によって、熱膨張は著しく小さくなる。打抜き部30の
範囲に構成されている巻線案内31,32によって、溶
融プラスチックの運動に起因するコイルワイヤ14にお
ける引張り負荷は、わずかしか作用せず、この結果コイ
ルワイヤ14が裂断もしくは損傷するおそれはほとんど
ない。つまり溶融プラスチックは、一体成形部38と4
0を備えたケーシング37の特殊な形状によって、ワイ
ヤ案内通路23,24の長手方向において流れるように
なり、この結果ワイヤ案内通路23,24内における直
線的なコイルワイヤ案内の利点が強化される。溶融プラ
スチックはワイヤ案内通路23,24だけを満たすので
はなく、装着体15とケーシング37の外径との間の範
囲をも満たすので、ワイヤ案内通路23,24によって
付加的に次のような利点、すなわちまだ硬化していない
溶融プラスチックをワイヤ案内通路23,24の上にお
いて剪断することができるという利点が得られる。この
ことは、射出の容積変動が補償される場合において、射
出過程のいわゆる後圧段階(Nachdruckphase)中に、特
に重要である。この段階において、さらに運動する粘性
の低い溶融プラスチックは、周囲を射出成形されたコイ
ルワイヤ14における高い緊張を生ぜしめる。この運動
はしかしながら特にコイルワイヤ14に対して垂直な方
向においてはもはや作用しない。それというのは溶融プ
ラスチックは、ワイヤ案内通路23,24の上において
剪断することができるからである。
【0013】図3に示された第2実施例では、溶融プラ
スチックの上に述べたような案内は、コイル体10aの
周囲への射出時に切欠き42,43を通して行われるの
ではなく、次のように行われる。すなわちこの第2実施
例では、装着体15aがフランジ13を越えて側方に幅
広に構成されていて、装着体15aはほぼケーシング3
7aの幅を相応な箇所に有している。ケーシング37a
はこの場合切欠き42,43を有していない。装着体1
5aがこのような構成を有していることによって、溶融
プラスチックは射出時に一体成形部38及び40の範囲
において装着体15aに衝突する。つまりこの場合装着
体15aはワイヤ案内通路23,24の方向における溶
融プラスチックのための障害物を形成している。すなわ
ちこの場合においても溶融プラスチックは、極めて小さ
な流れ抵抗の経路に追従して、コイル体10aをひいて
はワイヤ案内通路23,24を下から上に向かって軸方
向にひいてはコイルワイヤ方向において満たす。本発明
は上に述べた電磁弁に関する使用に制限されるものでは
なく、例えば回転数発信器やリレー又は噴射弁におけ
る、周囲を射出成形されるコイル体においても使用する
ことが可能である。本発明にとって重要なことは、ワイ
ヤ案内通路23,24ひいてはコイルワイヤ14の敷設
部が、次のように設計されていることである。つまりこ
の場合に重要なことは、コイル体10,10aの周囲を
射出成形する場合に、溶融プラスチックがコイルワイヤ
14をその長手方向においてしか負荷せず、そして最小
の熱膨張しか生じないように配向されるということであ
る。さらにコイルワイヤ14のこの長手方向の負荷は、
適宜な手段によって、図示の実施例では巻線案内31,
32によって弱められることができる。また、溶融プラ
スチックによって形成されるケーシング37が適宜に設
計されていて、これによって溶融プラスチックを所望の
ように案内できるようになっていると、特に有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコイル体の1実施例を示す斜視図
である。
【図2】周囲に射出成形部を備えたコイル体を示す斜視
図である。
【図3】周囲に射出成形部を備えた別の実施例によるコ
イル体を示す平面図である。
【符号の説明】
10,10a コイル体、 11 コイルコア、 1
2,13 フランジ、14 コイルワイヤ、 15,1
5a 装着体、 16,17 扁平コネクタ、18,1
9 コネクタ舌片、 21,22 ワイヤ接続舌片、
23,24ワイヤ案内通路、 26,27 切り込み、
28,29 側壁、 31,32巻線案内、 33,
34 ワイヤ案内フランジ、 35 磁束案内エレメン
ト、 37,37a ケーシング、 38,39,40
一体成形部、 41a,41b 自由空間、 42,
43 切欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ティルマン ミーレ ドイツ連邦共和国 ケルネン フリード リヒシュトラーセ 20 (72)発明者 シュテフェン シューマッハー ドイツ連邦共和国 レニンゲン ハイデ シュトラーセ 11 (56)参考文献 実開 昭53−63522(JP,U) 実開 平5−59770(JP,U) 実開 平3−113810(JP,U) 特表 平8−502383(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 17/00 - 41/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲に射出成形部を備えたコイル体(1
    0,10a)であって、コイルコア(11)に、少なく
    とも1つの層のコイルワイヤ(14)が巻き付けられて
    おり、該コイルコア(11)の上においてフランジ(1
    3)に、接続コネクタ(21,22)を備えた装着体
    (15,15a)が配置されており、接続コネクタ(2
    1,22)が、コイルワイヤ(14)と導電接続されて
    おり、接続コネクタ(21,22)とコイルコア(1
    1)との間に、コイルワイヤのための溝状のワイヤ案内
    通路(23,24)が構成されており、この場合ワイヤ
    案内通路(23,24)が、装着体(15,15a)に
    おいて直線的に構成されていて、フランジ(13)に対
    してほぼ垂直にかつコイルコア(11)の軸線方向に延
    びており、さらに、コイル体(10,10a)を取り囲
    むプラスチック製のケーシング(37)が設けられてい
    る形式のものにおいて、接続コネクタ(21,22)
    に、半円筒形の巻線案内(31,32)が配属されてお
    り、該巻線案内(31,32)が、ワイヤ案内通路(2
    3,24)の延長線上において接続コネクタ(21,2
    2)の上に配置されており、さらにケーシング(37)
    が、切欠き(42,43)を接続コネクタ(21,2
    2)の側部に有していることを特徴とする、周囲に射出
    成形部を備えたコイル体。
  2. 【請求項2】 周囲に射出成形部を備えたコイル体(1
    0,10a)であって、コイルコア(11)に、少なく
    とも1つの層のコイルワイヤ(14)が巻き付けられて
    おり、該コイルコア(11)の上においてフランジ(1
    3)に、接続コネクタ(21,22)を備えた装着体
    (15,15a)が配置されており、接続コネクタ(2
    1,22)が、コイルワイヤ(14)と導電接続されて
    おり、接続コネクタ(21,22)とコイルコア(1
    1)との間に、コイルワイヤのための溝状のワイヤ案内
    通路(23,24)が構成されており、この場合ワイヤ
    案内通路(23,24)が、装着体(15,15a)に
    おいて直線的に構成されていて、フランジ(13)に対
    してほぼ垂直にかつコイルコア(11)の軸線方向に延
    びており、さらに、コイル体(10,10a)を取り囲
    むプラスチック製のケーシング(37)が設けられてい
    る形式のものにおいて、接続コネクタ(21,22)
    に、半円筒形の巻線案内(31,32)が配属されてお
    り、該巻線案内(31,32)が、ワイヤ案内通路(2
    3,24)の延長線上において接続コネクタ(21,2
    2)の上に配置されており、さらに装着体(15a)が
    ほぼ、ケーシング(37a)の外径部にまで延びている
    ことを特徴とする、周囲に射出成形部を備えたコイル
    体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の、周囲に射出成形
    部を備えたコイル体を製造する方法であって、コイル体
    (10,10a)の周囲に射出成形するために使用され
    る、ケーシング(37,37a)を形成する溶融プラス
    チックを、該溶融プラスチックがワイヤ案内通路(2
    3,24)をその軸線方向において満たすように、ワイ
    ヤ案内通路(23,24)に進入させることを特徴とす
    る、周囲に射出成形部を備えたコイル体の製法。
JP19764295A 1994-08-05 1995-08-02 周囲に射出成形部を備えたコイル体及びその製法 Expired - Lifetime JP3450943B2 (ja)

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JPH0869920A JPH0869920A (ja) 1996-03-12
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