JP3449427B2 - 小型で広角なズームレンズ - Google Patents
小型で広角なズームレンズInfo
- Publication number
- JP3449427B2 JP3449427B2 JP07080093A JP7080093A JP3449427B2 JP 3449427 B2 JP3449427 B2 JP 3449427B2 JP 07080093 A JP07080093 A JP 07080093A JP 7080093 A JP7080093 A JP 7080093A JP 3449427 B2 JP3449427 B2 JP 3449427B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- group
- refractive power
- wide
- positive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B15/00—Optical objectives with means for varying the magnification
- G02B15/14—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
- G02B15/143—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only
- G02B15/1431—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being positive
- G02B15/143105—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being positive arranged +-+
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lenses (AREA)
Description
もので、特に撮像デイバイスとして固体撮像素子等を用
いる電子スチルカメラあるいはビデオカメラ用に適した
小型のズームレンズに関するものである。
ムレンズは、小型で低コストであることが要求されてい
る。また、最近では高変倍比で広画角のズームレンズが
求められている。
のビデオカメラ用のズームレンズとして、レンズ系を構
成する群の数が3群以下であり、可動群が2群で少な
く、機構が簡単でズーム比が3以上である特開平2−2
91515号公報や特開平1−246517号公報に記
載されたレンズ系が知られている。
前玉が十分小さいとは云えず、又、不均質レンズを用い
なければ3倍クラスの変倍比のレンズ系になし得ず、い
ずれにしろ広角端の画角が53°どまりで十分広角にし
得ない。
ナンバー2程度でレンズ枚数が6〜7枚の小型で低コス
トで、しかも広角端の画角が64°以上の広画角なビデ
オカメラ用ズームレンズを提供することにある。
は、正レンズ1枚よりなる第1群と、少なくとも1枚の
正レンズを含み全体として負の屈折力を有する第2群
と、絞りと、正の屈折力を有する第3群とより構成さ
れ、第1群は変倍中固定で、第2群と第3群とが光軸上
を互いに逆方向に移動することにより変倍と像位置の調
整を行なうようにしたことを特徴とするレンズ系であ
る。
め、3群構成のズームレンズで、二つの群がズーミング
の際に可動であるズームタイプを採用した。つまりズー
ムレンズのうち、最も簡単なズーム方式は、2群ズーム
方式である。しかしこのズーム方式は、後群のみで変倍
を行なうので、変倍比を高くすると変倍のための移動量
が大になり、それに伴い収差変動が大になり、一般には
変倍比が2倍クラスのズームレンズしか得られない。本
発明では、前記の2群ズーム方式において、前群にも変
倍作用を持たせるために前群の物体側にズーミング中固
定である正の屈折力の第1群を配置し、この第1群を1
枚のレンズにて構成し、又、2群ズームレンズの前群で
ある負の群を少なくとも1枚の正レンズを含む負の屈折
力の第2群とし、更に正の屈折力の第3群とより構成
し、第2群と第3群を光軸上を互いに逆方向に移動させ
て変倍と像位置の調整を行なう構成として、3倍以上の
変倍比を得るようにした。
り、そのため前玉径が大になるが、本発明では、前記の
第1群の構成枚数を最小限にすることにより、最も物体
側の面の絞りからの光軸上の距離が短くなるようにし
て、その分前玉径を小にすることを可能にした。又本発
明では、第2群と第3群とを単調に移動することにより
変倍を行なうようにしたので、第3群が望遠側で絞りに
近づくように移動する。これによって、軸上光線が制限
され、第1群への入射光線高も低くなり、前玉径を大に
しなくともよい。又球面収差等の補正も1枚のレンズに
て補正し得る。また相対的に強くなる第2群での色収差
の発生量を少なくするために、第2群中に少なくとも1
枚の正レンズを設けて高変倍化しても色収差の変動を小
さくすることを可能にした。以上のようにして、小型で
広画角なズームレンズを実現できる。
ズームレンズで上記のようなズーム方式にすると共に、
第1群および第2群のレンズ構成に特徴を持たせること
をも加えて本発明の目的を達成し得たものである。
を持たせることなしに、各群の倍率等に一定の条件を設
けて一定の範囲内に設定することによっても本発明の目
的を達成し得る。
順に、正の屈折力を有する第1群と、負の屈折力を有す
る第2群と、正の屈折力を有する第3群とから構成さ
れ、第1群が変倍中固定であり、第2群と第3群とが光
軸上を互いに逆方向に移動して変倍と像位置の調整とを
行なうレンズ系で、次の条件(1),(2)を満足する
ものである。
<5.0β2T/β2W (2) 0.05<|f2 |/f1 <0.25 ただし、f1 ,f2 は夫々第1群および第2群の焦点距
離、β2T、β2Wは夫々望遠端および広角端における第2
群の倍率、β3T,β3Wは夫々望遠端および広角端におけ
る第3群の倍率である。
の5.0β2T/β2Wを越えると第3群の変倍比が大
きくなりすぎるので、従来の2群ズームのように収差変
動が大になり、ズーミングのすべての領域において高画
質の像を得ることが困難になる。又下限の1.6β2T
/β2Wを越えると唯一の負の屈折力の群である第2群
のパワーが強くなりすぎて、色収差を含む諸収差が悪化
し、負レンズ又は正レンズの付加が必要になりレンズ枚
数が大になり又第2群の移動量が大になり、そのため第
1群を絞りより離れて位置させなければならず、その結
果第1群での光線高が大きくなり第1群の径が大になり
好ましくない。
の焦点距離に対する比を定めたものである。一般にレン
ズ系を広角化するためには、第1群と第2群の合成焦点
距離を負の短い値にすることが必要であり、そのために
は正の第1群の屈折力を弱くし又負の屈折力の第2群を
強くする必要がある。
の0.25を越えると第1群の屈折力が第2群の屈折力
に対し強くなりすぎ、そのため第1群で発生する諸収差
の量が大になり、この発生量を小にするためには、レン
ズ枚数を多くする必要があり、好ましくない。また下限
の0.05を越えると第1群の屈折力が弱くなりすぎ、
第2群により同一の変倍効果を出すためには相対的に移
動量が大になり、絞りより前のレンズの径が大になり好
ましくない。
上記の通りのズーム方式を採用し、更に前記の通りの第
1群,第2群の構成に特徴を持つズームレンズ(請求項
1の発明)又は、条件(1),(2)を満足するズーム
レンズ(請求項2の発明)は本発明の目的を達成し得る
が、これら請求項1又は請求項2の構成のズームレンズ
において更に下記条件(3),(4)を満足するように
すれば一層望ましい。
径、r22F は第2群の第2レンズの物体側の面の曲率半
径、r3Fは第3群の最も物体側の面の曲率半径、f3 は
第3群の焦点距離である。
の面と第2レンズの物体側の面の曲率半径の比を規定し
たものである。広角化のためには、第2群の主点位置を
なるべく物体側に位置させる必要があり、第2群の第1
レンズの像側の面は像側に凹の面になりやすい。また、
この面は負の像面湾曲や負の非点収差を補正する効果を
有しているが、この曲率が強くなることによってこの面
で高次収差が発生する。この高次収差を補正するために
は、次の面である第2レンズの物体側の面の曲率半径
を、条件(3)の範囲内に定めることが好ましい。この
条件(3)において、r21R/r22Fが下限の−1
を越えると第1レンズの像側の面で発生した高次収差を
補正することが困難になる。反対に上限の0.5を越え
ると第2群の主点位置を後方に位置させる作用が強くな
り広角化に反し好ましくない。
曲率半径について規定したものである。第1群と第2群
の合成群を通過した光線は発散光となっている。この光
線は、絞りを通過後に第3群にて速やかに集光されるた
めに第3群の第1レンズの物体側の面は、物体側に凸の
面であってある程度きつい曲率を持つことが望ましい。
条件(4)において、r 3F /f3 が上限の1.4を越え
ると第3群の焦点距離に比べ前記の面の曲率が緩くな
り、第3群の第2レンズ以降のレンズへの入射光線高が
高くなりこれらレンズの径が大になり好ましくない。ま
た下限の0.3を越えると前記の面の曲率が強くなりす
ぎてレンズ周辺部への光線の入射角が大になる。その結
果仮りにこの面を非球面にしたとしても負の諸収差の発
生量が著しく大になり好ましくない。
非球面を用いているが、第1群,第2群又は第3群のい
ずれの面を非球面にしても、同じ枚数で構成される球面
系に比べて収差を良好に補正し得るので望ましい。
いずれかの群又はいずれかの複数の群を移動させること
によりフォーカシングを行なうことが出来る。
す。 実施例1 f=3.6 〜12,F/2 ,2ω=64°〜21° r1 =19.8752 d1 =2.000 n1 =1.48749 ν1 =70.20 r2 =123.5203 d2 =D1 (可変) r3 =59.3562 d3 =0.800 n2 =1.77250 ν2 =49.66 r4 =3.8570 d4 =2.395 r5 =-24.9968 d5 =2.130 n3 =1.80518 ν3 =25.43 r6 =-13.7018(非球面)d6 =D2 (可変) r7 =∞(絞り) d7 =D3 (可変) r8 =5.6016(非球面)d8 =3.915 n4 =1.66910 ν4 =55.40 r9 =-9.9579 d9 =0.500 r10=-8.6062 d10=0.750 n5 =1.80518 ν5 =25.43 r11=16.2769 d11=1.647 r12=24.7101 (非球面)d12=1.200 n6 =1.66910 ν6 =55.40 r13=-14.1635 d13=D4 (可変) r14=∞ d14=2.900 n7 =1.51633 ν7 =64.15 r15=∞ d15=1.600 n8 =1.54771 ν8 =62.83 r16=∞ d16=1.000 r17=∞ d17=0.750 n9 =1.51633 ν9 =64.15 r18=∞ 非球面係数 (第6面)P=1.0000,A4 =-0.74939×10-3 A6 =0.78345 ×10-5,A8 =-0.28126×10-5 (第8面)P=1.0000,A4 =-0.45665×10-3 A6 =0.35705 ×10-5,A8 =-0.10360×10-5 (第12面)P=1.0000,A4 =-0.10513×10-2 A6 =-0.11837×10-3,A8 =0.59421 ×10-5 f 3.6 6.6 12 D1 0.8000 7.2807 10.3558 D2 10.5558 4.0751 1.0000 D3 6.2418 4.5142 1.0000 D4 1.6065 3.3341 6.8483 β3T/β3W=1.90β2T/β2W , |f2 |/f1 =0.
16 r21R /r22F =-0.15 ,r3F/f3 =0.62 実施例2 f=3.6 〜12,F/2 ,2ω=64°〜21° r1 =17.8280 d1 =1.800 n1 =1.48749 ν1 =70.20 r2 =83.6145 d2 =D1 (可変) r3 =37.3469 d3 =1.000 n2 =1.77250 ν2 =49.66 r4 =3.8729 d4 =2.600 r5 =28.3615 (非球面)d5 =1.300 n3 =1.80518 ν3 =25.43 r6 =-254.9822 d6 =D2 (可変) r7 =∞(絞り) d7 =D3 (可変) r8 =8.9772(非球面)d8 =2.300 n4 =1.66910 ν4 =55.40 r9 =3605.5407 d9 =0.150 r10=8.7373 d10=2.380 n5 =1.67000 ν5 =51.62 r11=-19.6719 d11=0.100 r12=17.7501 d12=0.700 n6 =1.80518 ν6 =25.43 r13=3.8188 d13=1.180 r14=12.2245 (非球面)d14=2.200 n7 =1.66910 ν7 =55.40 r15=-13.7931 d15=D4 (可変) r16=∞ d16=2.900 n8 =1.51633 ν8 =64.15 r17=∞ d17=1.600 n9 =1.61700 ν9 =62.79 r18=∞ d18=1.000 r19=∞ d19=0.750 n10=1.51633 ν10=64.15 r20=∞ 非球面係数 (第5面)P=1.0000,A4 =0.83801 ×10-3 A6 =0.54288 ×10-5,A8 =0.30505 ×10-5 (第8面)P=1.0000,A4 =-0.71878×10-3 A6 =-0.42828×10-5,A8 =-0.24556×10-6 (第14面)P=1.0000,A4 =0.95034 ×10-3 A6 =-0.29226×10-4,A8 =0.10814 ×10-4 f 3.6 6.6 12 D1 0.8000 7.1339 10.5637 D2 10.7711 4.4361 1.0000 D3 5.4821 3.9886 1.0000 D4 1.0000 2.4945 5.4894 β3T/β3W=1.77β2T/β2W , |f2 |/f1 =0.
17 r21R /r22F =0.14 ,r3F/f3 =0.95 実施例3 f=3 〜9 ,F/2 ,2ω=74°〜28° r1 =37.4532 d1 =2.000 n1 =1.48749 ν1 =70.20 r2 =-147.9374 d2 =D1 (可変) r3 =17.8127 d3 =0.800 n2 =1.77250 ν2 =49.66 r4 =3.6601 d4 =2.495 r5 =-9.4772 d5 =0.800 n3 =1.48749 ν3 =70.20 r6 =434.0601 d6 =1.800 n4 =1.80518 ν4 =25.43 r7 =-17.0977(非球面)d7 =D2 (可変) r8 =∞(絞り) d8 =D3 (可変) r9 =5.5008(非球面)d9 =3.700 n5 =1.66910 ν5 =55.40 r10=-7.2709 d10=0.700 n6 =1.80518 ν6 =25.43 r11=63.1642 d11=1.548 r12=38.0396 (非球面)d12=1.200 n7 =1.66910 ν7 =55.40 r13=-18.4313 d13=D4 (可変) r14=∞ d14=2.900 n8 =1.51633 ν8 =64.15 r15=∞ d15=1.600 n9 =1.54771 ν9 =62.83 r16=∞ d16=1.000 r17=∞ d17=0.750 n10=1.51633 ν10=64.15 r18=∞ 非球面係数 (第7面)P=1.0000,A4 =-0.49714×10-3 A6 =-0.18098×10-4,A8 =0.16258 ×10-6 (第9面)P=1.0000,A4 =-0.29799×10-3 A6 =0.61356 ×10-5,A8 =0.15801 ×10-6 (第12面)P=1.0000,A4 =-0.16543×10-2 A6 =-0.34599×10-4,A8 =-0.63240×10-5 f 3 5.5 9 D1 0.8000 6.3493 8.5050 D2 8.7050 3.1558 1.0000 D3 5.8865 4.2090 1.0000 D4 1.3371 3.0146 6.2236 β3T/β3W=2.18β2T/β2W , |f2 |/f1 =0.
11 r21R /r22F =-0.39 ,r3F/f3 =0.69 ただしr1 ,r2 ,・・・ はレンズ各面の曲率半径、d
1 ,d2 ,・・・ は各レンズの肉厚およびレンズ間隔、n
1 ,n2 ,・・・ は各レンズの屈折率、ν1 ,ν2 ,・・・
は各レンズのアッベ数である。
て、第1群が正レンズ1枚、第2群が物体側より順に物
体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズと正レンズの
2枚、第3群が物体側より順に正レンズと負レンズと正
レンズの3枚のレンズからなっている。又第14面r14
〜第18面r18はフィルター等の光学部材である。
群が正レンズ1枚、第2群が物体側より順に物体側に凸
面を向けた負のメニスカスレンズと正レンズの2枚、第
3群が正レンズと正レンズと負レンズと正レンズの4枚
のレンズよりなっている。又第16面r16〜第20面r
20はフィルター等の光学部材である。
群が物体側から順に負のメニスカスレンズと負レンズと
正レンズの3枚のレンズ、第3群が正レンズと負レンズ
と正レンズの3枚のレンズにて構成されている。この実
施例は、第2群の負レンズと正レンズ又第3群の第1正
レンズと負レンズが接合されている。又第14面r14〜
第18面r18はフィルター等の光学部材である。
も第2群の正レンズと第3群の第1レンズと最終レンズ
に夫々1面の合計3面を下記の式で表わされ非球面にし
てある。 尚上記式においては、光軸方向をx軸、光軸に直角な方
向をy軸とし、又rは近軸曲率半径、Pは円錐定数、A
4 ,A6 ,A8 は夫々4次,6次,8次の非球面係数で
ある。
°、変倍比が3〜3.3、Fナンバーが2クラスのレン
ズ系で、レンズ枚数が6〜7枚の小型で広画角のズーム
レンズを実現し得たものである。
図
曲線図
図
曲線図
線図
差曲線図
図
Claims (7)
- 【請求項1】 物体側より順に、変倍中固定で正の屈折力
を有する第1群と、負の屈折力を有し、かつ負レンズと
正レンズを接合した接合レンズを有する第2群と、絞り
と、正の屈折力を有する第3群とから構成され、前記第
2群と前記第3群が光軸上を互いに逆方向に移動するこ
とにより変倍と像位置の調整とを行なうレンズ系で、以
下の条件(1),(2)を満足することを特徴とするズ
ームレンズ。 (1) 1.6β2T/β2W<β3T/β3W<5.0β2T
/β2W (2) 0.05<|f2 |/f1 <0.25 ただし、f1 ,f2 は夫々第1群および第2群の焦点距
離、β2T、β2Wは夫々望遠端および広角端における第2
群の倍率、β3T,β3Wは夫々望遠端および広角端におけ
る第3群の倍率である。 - 【請求項2】物体側より順に、変倍中固定で正の屈折力
を有する第1群と、負の屈折力を有する第2群と、絞り
と、正の屈折力を有し、且つ負レンズと正レンズを接合
した接合レンズを有する第3群とから構成され、前記第
2群と前記第3群が光軸上を互いに逆方向に移動するこ
とにより変倍と像位置の調整とを行なうレンズ系で、以
下の条件(1),(2)を満足することを特徴とするズ
ームレンズ。 (1) 1.6β2T/β2W<β3T/β3W<5.0β2T
/β2W (2) 0.05<|f2 |/f1 <0.25 ただし、f1 ,f2 は夫々第1群および第2群の焦点距
離、β2T、β2Wは夫々望遠端および広角端における第2
群の倍率、β3T,β3Wは夫々望遠端および広角端におけ
る第3群の倍率である。 - 【請求項3】 物体側より順に、変倍中固定で正の屈折力
を有する第1群と、負の屈折力を有し、且つ負レンズと
正レンズの2枚のレンズからなる第2群と、絞りと、正
の屈折力を有する第3群とから構成され、前記第2群と
前記第3群が光軸上を互いに逆方向に移動することによ
り変倍と像位置の調整とを行なうレンズ系で、以下の条
件(1),(2),(3),(4)を満足することを特
徴とするズームレンズ。 (1) 1.6β2T/β2W<β3T/β3W<5.0β2T
/β2W (2) 0.05<|f2 |/f1 <0.25 (3) −1<r21R /r22F <0.5 (4) 0.3<r3F/f3 <1.4 ただし、f1 ,f2 は夫々第1群および第2群の焦点距
離、β2T、β2Wは夫々望遠端および広角端における第2
群の倍率、β3T,β3Wは夫々望遠端および広角端におけ
る第3群の倍率、r21R は第2群の第1レンズの像側の
面の曲率半径、r22F は第2群の第2レンズの物体側の
面の曲率半径、r3Fは第3群の最も物体側の面の曲率半
径、f3 は第3群の焦点距離である。 - 【請求項4】 物体側より順に、変倍中固定で正の屈折力
を有する第1群と、少なくとも1枚の正レンズと負レン
ズを含み全体として3枚のレンズからなり負の屈折力を
有する第2群と、絞りと、3枚のレンズからなり正の屈
折力を有する第3群とから構成され、前記第2群と前記
第3群が光軸上を互いに逆方向に移動することにより変
倍と像位置の調整とを行なうレンズ系で、広角端の画角
が64°以上であり、以下の条件(1),(2)を満足
することを特徴とするズームレンズ。 (1) 1.6β2T/β2W<β3T/β3W<5.0β2T
/β2W (2) 0.05<|f2 |/f1 <0.25 ただし、f1 ,f2 は夫々第1群および第2群の焦点距
離、β2T、β2Wは夫々望遠端および広角端における第2
群の倍率、β3T,β3Wは夫々望遠端および広角端におけ
る第3群の倍率である。 - 【請求項5】 物体側より順に、変倍中固定で正レンズ1
枚よりなる第1群と、負の屈折力を有し、且つ負レンズ
と正レンズの2枚のレンズからなる第2群と、絞りと、
3枚のレンズからなり正の屈折力を有する第3群とから
構成され、前記第2群と前記第3群が光軸上を互いに逆
方向に移動することにより変倍と像位置の調整とを行な
うレンズ系で、以下の条件(1),(2)を満足するこ
とを特徴とするズームレンズ。 (1) 1.6β2T/β2W<β3T/β3W<5.0β2T
/β2W (2) 0.05<|f2 |/f1 <0.25 ただし、f1 ,f2 は夫々第1群および第2群の焦点距
離、β2T、β2Wは夫々望遠端および広角端における第2
群の倍率、β3T,β3Wは夫々望遠端および広角端におけ
る第3群の倍率である。 - 【請求項6】 物体側より順に、変倍中固定で正の屈折力
を有する第1群と、負の屈折力を有する第2群と、絞り
と、物体側より順に正レンズ、正レンズ、負レンズ、正
レンズの4枚のレンズからなり正の屈折力を有する第3
群とから構成され、前記第2群と前記第3群が光軸上を
互いに逆方向に移動することにより変倍と像位置の調整
とを行なうレンズ系で、以下の条件(1),(2),
(3),(4)を満足することを特徴とするズームレン
ズ。 (1) 1.6β2T/β2W<β3T/β3W<5.0β2T
/β2W (2) 0.05<|f2 |/f1 <0.25 (3) −1<r21R /r22F <0.5 (4) 0.3<r3F/f3 <1.4 ただし、f1 ,f2 は夫々第1群および第2群の焦点距
離、β2T、β2Wは夫々望遠端および広角端における第2
群の倍率、β3T,β3Wは夫々望遠端および広角端におけ
る第3群の倍率、r21R は第2群の第1レンズの像側の
面の曲率半径、r22F は第2群の第2レンズの物体側の
面の曲率半径、r3Fは第3群の最も物体側の面の曲率半
径、f3 は第3群の焦点距離である。 - 【請求項7】 物体側より順に、変倍中固定で正の屈折力
を有する第1群と、負の屈折力を有する第2群と、絞り
と、正の屈折力を有する第3群とから構成され、前記第
2群と前記第3群が光軸上を互いに逆方向に移動するこ
とにより変倍と像位置の調整とを行なうレンズ系で、以
下の条件(1),(2),(3),(4−1)を満足す
ることを特徴とするズームレンズ。 (1) 1.6β2T/β2W<β3T/β3W<5.0β2T
/β2W (2) 0.05<|f2 |/f1 <0.25 (3) −1<r21R /r22F <0.5 (4−1) 0.3<r3F/f3 <0.71 ただし、f1 ,f2 は夫々第1群および第2群の焦点距
離、β2T、β2Wは夫々望遠端および広角端における第2
群の倍率、β3T,β3Wは夫々望遠端および広角端におけ
る第3群の倍率、r21R は第2群の第1レンズの像側の
面の曲率半径、r22F は第2群の第2レンズの物体側の
面の曲率半径、r3Fは第3群の最も物体側の面の曲率半
径、f3 は第3群の焦点距離である。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07080093A JP3449427B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 小型で広角なズームレンズ |
US08/207,145 US5570234A (en) | 1993-03-08 | 1994-03-08 | Compact wide-angle variable focal length lens system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07080093A JP3449427B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 小型で広角なズームレンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06258577A JPH06258577A (ja) | 1994-09-16 |
JP3449427B2 true JP3449427B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=13441991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07080093A Expired - Fee Related JP3449427B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 小型で広角なズームレンズ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5570234A (ja) |
JP (1) | JP3449427B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3262374B2 (ja) * | 1992-07-08 | 2002-03-04 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ |
JP3429578B2 (ja) * | 1994-10-31 | 2003-07-22 | オリンパス光学工業株式会社 | 小型リアフォーカスズームレンズ |
JPH1195105A (ja) * | 1997-07-22 | 1999-04-09 | Nikon Corp | 変倍光学系の合焦方式 |
US6187233B1 (en) | 1998-12-15 | 2001-02-13 | Guardian Automotive Trim, Inc. | Automotive trim with clear top coat and method of making same |
TWI438471B (zh) | 2011-08-24 | 2014-05-21 | Largan Precision Co Ltd | 光學影像擷取鏡頭 |
CN104777597B (zh) * | 2015-04-14 | 2017-06-20 | 福建福特科光电股份有限公司 | 适用于4k摄像机的高清变焦距监控摄像镜头 |
TWI595261B (zh) | 2016-02-04 | 2017-08-11 | 大立光電股份有限公司 | 攝像用光學鏡頭組、取像裝置及電子裝置 |
JP6598761B2 (ja) * | 2016-12-09 | 2019-10-30 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
JP6602287B2 (ja) * | 2016-12-09 | 2019-11-06 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
JP6608349B2 (ja) * | 2016-12-09 | 2019-11-20 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
US10908400B2 (en) | 2016-12-09 | 2021-02-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Zoom lens, image pickup apparatus including the same, and control device for the same |
TWI613480B (zh) | 2017-02-08 | 2018-02-01 | 大立光電股份有限公司 | 光學取像鏡片系統、取像裝置及電子裝置 |
CN110261999B (zh) * | 2019-06-26 | 2024-06-18 | 深圳市永诺摄影器材股份有限公司 | 光学系统和成像镜头 |
TWI746156B (zh) | 2020-09-09 | 2021-11-11 | 大立光電股份有限公司 | 影像擷取鏡頭、取像裝置及電子裝置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6292909A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-28 | Olympus Optical Co Ltd | 可変焦点距離レンズ |
JPS62187315A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-15 | Ricoh Co Ltd | 超小型なズ−ムレンズ |
JPH01246517A (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-02 | Olympus Optical Co Ltd | 変倍レンズ |
US4991942A (en) * | 1989-05-02 | 1991-02-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Zoom lens |
JPH02291515A (ja) * | 1989-05-02 | 1990-12-03 | Canon Inc | ズームレンズ |
JP3091250B2 (ja) * | 1991-04-05 | 2000-09-25 | オリンパス光学工業株式会社 | ズームレンズ |
US5260834A (en) * | 1991-04-05 | 1993-11-09 | Olympus Optical Co., Ltd. | Small zoom lens system |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP07080093A patent/JP3449427B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-03-08 US US08/207,145 patent/US5570234A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06258577A (ja) | 1994-09-16 |
US5570234A (en) | 1996-10-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3328001B2 (ja) | ズームレンズ | |
JP3304518B2 (ja) | 変倍レンズ | |
JP3478637B2 (ja) | 小型のズームレンズ | |
EP2009478A2 (en) | Negative-lead zoom lens having four lens groups | |
EP1870760A1 (en) | Retrofocus type of zoom lens having four lens groups | |
JP3506691B2 (ja) | 高変倍率ズームレンズ | |
JPH05173071A (ja) | 広角ズームレンズ | |
JP3035830B2 (ja) | ズームレンズ | |
JP3173277B2 (ja) | ズームレンズ | |
JP3449427B2 (ja) | 小型で広角なズームレンズ | |
JP2001194586A (ja) | ズームレンズ及びそれを用いた撮影装置 | |
JP3018723B2 (ja) | ズームレンズ | |
JP3486457B2 (ja) | 広角域を含む高変倍ズームレンズ | |
JP3184581B2 (ja) | ズームレンズ | |
JP3369689B2 (ja) | ズームレンズ | |
JP3429578B2 (ja) | 小型リアフォーカスズームレンズ | |
JP3084810B2 (ja) | 望遠レンズ | |
JP3003226B2 (ja) | ズームレンズ | |
JP3467086B2 (ja) | ズームレンズを備えたカメラ | |
US5589986A (en) | Zoom lens | |
JP3412939B2 (ja) | ズームレンズ | |
JP3593400B2 (ja) | リアフォーカス式ズームレンズ | |
JP3486529B2 (ja) | ズ−ムレンズ | |
JPH1123970A (ja) | ズーム光学系 | |
JP2000267005A (ja) | ズームレンズ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030610 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |