JP3448382B2 - 熱定着型電子写真用現像材 - Google Patents

熱定着型電子写真用現像材

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JP3448382B2
JP3448382B2 JP00542295A JP542295A JP3448382B2 JP 3448382 B2 JP3448382 B2 JP 3448382B2 JP 00542295 A JP00542295 A JP 00542295A JP 542295 A JP542295 A JP 542295A JP 3448382 B2 JP3448382 B2 JP 3448382B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱定着型電子写真用現像
材に関し、特に、静電トナーの主成分として用いて、熱
定着時の離型性および耐ブロッキング性に優れるトナー
が得られ、オフセット現象を起こさず、また、キャリ
ヤ、感光体、加熱ローラー等を汚染することがない熱定
着型電子写真用現像材に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真用現像材、いわゆる静電トナー
は、静電的電子写真において、帯電露光により形成され
た潜像を現像し、可視画像を形成するために用いられ
る。この静電トナーは、樹脂中にカーボンブラック、顔
料等の着色剤を分散させてなる帯電性微粉末である。ま
た、この静電トナーは、鉄粉、ガラス粒子等のキャリヤ
ーと共に用いられる乾式二成分系トナー、イソパラフィ
ン等の有機溶媒を用いて分散系とした湿式トナー、さら
には磁性微粉末が分散された乾式一成分系トナーに大別
される。
【0003】ところで、静電トナーにより感光体上に現
像されて得られた画像は、紙に転写された後、また感光
層を形成された紙において直接現像により得られた画像
はそのままで、熱や溶媒蒸気によって定着される。中で
も、加熱ローラーによる定着は、接触型の定着法である
ため、熱効率が高く、比較的低温の熱源によっても確実
に画像を定着することができ、さらに高速複写に適して
いるなどの長所を有している。
【0004】特に、近年、電子写真の利用範囲が広が
り、従来より低エネルギーで静電トナーを定着させる必
要性がますます増大している。例えば、家庭用機器への
電子写真の進出が進むにつれて、加熱ローラー部の消費
電力の低減が要求されている。また、コンピュータ等の
高速機器の出力端末に使用されるトナーとして高速定着
性の向上も要求されている。しかし、加熱ローラー等の
加熱体を接触させて画像を定着させる場合、従来の静電
トナーを使用すると、加熱体にその一部が付着して後続
の画像部分に転写される現象、いわゆるオフセット現象
が生ずることがある。特に、加熱ローラーの温度が低い
と、静電トナーが十分に軟化しきれず、印字用紙やフィ
ルムへの定着性の低下と同時にオフセット現象が生じ易
い。また、高速で複写する場合、定着効果および定着速
度を向上させるために加熱体を高温にすると、オフセッ
ト現象を生じる原因となるおそれがある。そのため、例
えば、加熱ローラーの表面にシリコーン油を含浸させた
り、シリコーン油を加熱ローラー表面に供給する等の方
法によって、オフセット現象の解消が図られている。し
かし、逆に加熱ローラーの汚れの原因となる等の問題が
生じることがある。
【0005】また、静電トナーの成分である結着剤とし
て、各種の熱可塑性樹脂が用いられ、特に、低分子量の
スチレン・(メタ)アクリル酸エステル共重合体が、帯
電性が良く、100℃前後の適度な軟化点を有するため
定着性が楽、感光体の洗浄が容易で汚染が少ない、低吸
湿性で、着色剤であるカーボンブラックとの混合性が良
い、また、粉砕し易い等の特長を有するため、広く使用
されている。しかし、この低分子量のスチレン・(メ
タ)アクリル酸エステル共重合体を結着剤として用いる
従来の静電トナーも、低温の加熱ローラーによる定着、
あるいは高速複写においては、オフセット現象を生じ易
い問題があった。
【0006】前記の問題を解決するため、静電トナーに
ポリオレフィンワックスを離型剤として加えることが提
案されている(特公昭52−3304号公報、同52−
3305号公報、同57−52574号公報、同58−
58664号公報、特開昭58−59455号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ポリオレフィンワックスを離型剤として添加した静電ト
ナーにおいても、近年の苛酷な低エネルギー定着条件に
おいても、良好な定着性を発揮し、オフセット現象を防
止するまでには至っていない。まだ、前記の従来技術で
は、オフセット現象以外にも別の問題が生ずる場合があ
る。例えば、ポリオレフィンワックスを添加したトナー
は、耐ブロッキング性が低下し、トナーカートリッジ内
でトナーがブロッキングを起こし、トナーカートリッジ
から感光体上へトナーが供給されなくなることがある。
さらに、ポリオレフィンワックス中に含まれる低結晶性
物質が、キャリヤ、感光体、加熱ロラー等の表面に付
着する現象、いわゆるフィルミング現象が起こり、感光
体上への静電潜像の形成や、トナーの帯電に悪影響を及
ぼし、得られる画像が著しく乱れることがある。
【0008】そこで、本発明の目的は、静電トナーの主
成分として用いて、低エネルギー定着時の離型性に優れ
るとともに、耐ブロッキング性および定着性に優れ、オ
フセット現象を起こさず、また、キャリヤ、感光体、加
熱ローラー等を汚染することがない熱定着型電子写真用
現像材を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明者らは、鋭意研究の結果、静電トナー中に添
加するワックスとして、特定の組成と分子量を有するエ
チレン系共重合体を使用することによって、前記課題を
解決することができることを見出し、本発明に到達し
た。
【0010】すなわち、本発明は、エチレンと、不飽和
カルボン酸および不飽和カルボン酸エステルから選ばれ
る少なくとも1種とを、高圧ラジカル法もしくは遷移金
属触媒を用いる中低圧法によって共重合させて、また
は、さらに加熱減成して得ることができる共重合体であ
って、エチレン単位の含有量が90〜99.9モル%、
かつ数平均分子量(Mn)が300〜8000であるエ
チレン系共重合体ワックス(A)、結着剤(B)および
着色剤(C)を含む熱定着型電子写真用現像材を提供す
るものである。
【0011】以下、本発明の熱定着型電子写真用現像材
(以下、「本発明の現像材」という)について詳細に説
明する。
【0012】本発明の現像材の主成分であるエチレン系
共重合体ワックス(A)は、エチレンと、不飽和カルボ
ン酸および不飽和カルボン酸エステルから選ばれる少な
くとも1種との共重合体である。不飽和カルボン酸とし
ては、アクリル酸、メタクリル酸等の不飽和モノカルボ
ン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無水マレイ
ン酸等の不飽和ジカルボン酸等が挙げられる。また、不
飽和カルボン酸エステルとしては、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクルリ
酸i−プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸2
−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸i−
プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸2−
エチルヘキシル等の不飽和モノカルボン酸エステル、マ
レイン酸エチル、マレイン酸プロピル、マレイン酸ブチ
ル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジプロピル、マレ
イン酸ジブチル、フマル酸エチル、フマル酸プロピル、
フマル酸ブチル、フマル酸ジエチル、フマル酸ジプロピ
ル、フマル酸ジブチル、イタコン酸ジプロピル、イタコ
ン酸ジブチル等の不飽和ジカルボン酸エステルなどが挙
げられる。これらの不飽和カルボン酸または不飽和カル
ボン酸エステルは、エチレン系共重合体(A)中に1種
単独でも2種以上の組み合わせが含まれていてもよい。
これらの中でも、アクリル酸エステル、メタクリル酸エ
ステルが好ましい。特に、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチルが
好ましい。
【0013】本発明において、このエチレン系共重合体
ワックス(A)は、エチレン単位の含有量が、90〜9
9.9モル%のものであり、特に、92〜99モル%の
ものが好ましい。
【0014】このエチレン系共重合体ワックス(A)
は、数平均分子量(Mn)が300〜8000のもので
あり、好ましくは500〜6000、さらに好ましくは
500〜4000のものである。また、分子量分布(M
w/Mn)は、通常、2.0〜6.0である。本発明に
おいて、数平均分子量(Mn)または分子量分布(Mw
/Mn)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(GPC)によって、単分散ポリスチレンを用いて予め
作成した検量線を用いて、単分散ポリスチレン換算で求
められる値である。
【0015】また、このエチレン系共重合体ワックス
(A)の結晶化度は、通常、10〜55%である。ここ
で、結晶化度は、X線回折法によって測定される値であ
る。
【0016】さらに、このエチレン系共重合体ワックス
(A)の融点は、通常、80〜115℃程度であり、融
解熱量は、通常10〜35Cal/g程度であるもので
ある。ここで、融点および融解熱量は、示差走査型熱量
計(DSC)で測定される値である。
【0017】さらにまた、このエチレン系共重合体ワッ
クス(A)の密度は、通常、0.91〜0.95g/c
3 程度であり、軟化点は、通常、85〜125℃程度
である。本発明において、密度は、JIS K6760
にしたがって測定される値であり、軟化点は、JIS
K2207にしたがって測定される値である。
【0018】本発明の現像材において、このエチレン系
共重合体ワックス(A)は、1種単独でも2種以上を組
み合わせて用いてもよい。
【0019】このエチレン系共重合体ワックス(A)の
製造は、前記エチレン単位の含有量、数平均分子量(M
n)、およびその他の特徴を有するエチレン共重合体ワ
ックス(A)を製造できる方法であれば、特に制限され
ない。例えば、エチレンと、前記の不飽和カルボン酸
および不飽和カルボン酸エステルから選ばれる少なくと
も1種とを、高圧ラジカル法、またはチーグラー触媒等
の遷移金属触媒を用いる中低圧法によって共重合し、前
記のエチレン系共重合体ワックス(A)を直接製造する
方法、あるいはエチレンと、前記の不飽和カルボン酸
および不飽和カルボン酸エステルから選ばれる少なくと
も1種とを高圧ラジカル法、またはチーグラー触媒等の
遷移金属触媒を用いる中低圧法によって共重合させて、
前記のエチレン系共重合体ワックスと同じエチレン単位
の含有量を有する高分子量の共重合体を製造し、さらに
この高分子量の共重合体を、加熱減成して前記特定の数
平均分子量(Mn)等を有するエチレン系共重合体ワッ
クス(A)を製造する方法などにしたがって行なうこと
ができる。これらの方法の中でも、低結晶成分の含有量
が少なく、分子量分布が比較的狭いエチレン系共重合体
ワックス(A)を、高収率かつ高効率で製造することが
できる点で、特に、エチレンと、前記の不飽和カルボ
ン酸および不飽和カルボン酸エステルから選ばれる少な
くとも1種とを高圧ラジカル法によって共重合させて、
高分子量の共重合体を製造し、さらにこの高分子量の共
重合体を、加熱減成してエチレン系共重合体ワックスを
製造する方法が、好ましい。高分子量のエチレンと不飽
和カルボン酸エステルとの共重合体を加熱減成した場合
には、カルボン酸エステル単位の一部がカルボン酸単位
に変化する場合がある。
【0020】また、高分子量のエチレン系共重合体を加
熱減成する方法としては、例えば、高分子量のエチレン
系共重合体を、1軸または2軸以上の押出機に供給して
溶融混練しながら押し出す方法、また、管型反応器、槽
型反応器等に高分子量のエチレン系共重合体を直接供給
して加熱減成する方法、あるいは高分子量のエチレン系
共重合体を押出機に供給して溶融混練しながら連続して
押出し、管型反応器に供給して加熱減成する方法等が挙
げられる。押出機または反応器における加熱温度は、3
50〜450℃、好ましくは380〜430℃である。
これらの方法の中でも、高分子量のエチレン系共重合体
を押出機に供給して溶融混練しながら連続して押出し、
管型反応器に供給して加熱減成する方法が好ましい。ま
た、加熱減成は窒素等の不活性雰囲気下に行うのが好ま
しい。
【0021】本発明において、エチレン系共重合体ワッ
クス(A)は、無水マレイン酸、スチレン等の重合性単
量体を用いて、グラフト共重合等によって変性された変
性物として、あるいはカリウム、ナトリウム、カルシウ
ム等の金属化合物と反応させた金属架橋物としたもので
もよい。
【0022】本発明の現像材の(B)成分である結着剤
は、この種の熱定着型電子写真用現像材に配合される熱
可塑性樹脂からなるものであれば、いずれのものでもよ
く、特に制限されない。例えば、スチレン系重合体、ケ
トン樹脂、マレイン酸樹脂、脂肪族ポリエステル樹脂、
芳香族ポリエステル樹脂、クマロン樹脂、フェノール樹
脂、エポキシ樹脂、テルペン樹脂、ポリビニルブチラー
ル、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体等からなるものが挙げられる。こ
れらの中でも、100℃前後の適度の軟化点を有し、良
好な定着性を示す点で、スチレン系重合体が好ましい。
【0023】このスチレン系重合体としては、例えば、
スチレン系単量体のみからなる重合体、あるいはスチレ
ン系単量体と他のビニル系単量体との共重合体などが挙
げられる。スチレン系単量体としては、スチレン、p−
クロルスチレン、ビニルナフタレン等が挙げられる。ま
た、他のビニル系単量体としては、例えば、エチレン、
プロピレン、1−ブテン、イソブテン等のエチレン性不
飽和モノオレフィン類;塩化ビニル、臭化ビニル、フッ
化ビニル等のハロゲン化ビニル類;酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル、安息香酸ビニル、酢酸ビニル等のビニル
エステル類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル
酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸2−
クロル−エチル、アクリル酸フェニル、α−クロルアク
リル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸ブチル等のα−メチレン脂肪族モノカ
ルボン酸のエステル類;アクリロニトリル、メタアクリ
ロニトリル、アクリルアミド等のニトリル類またはアミ
ド類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、
ビニルプロピルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等
のビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキ
シルケトン、メチルイソプロペニルケトン等のビニルケ
トン類;N−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾー
ル、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドン等の
N−ビニル化合物などが挙げられる。これらのビニル系
単量体のなかでもα−メチレン脂肪族モノカルボン酸の
エステル類が好ましい。
【0024】また、このスチレン系重合体の中でも、数
平均分子量(Mn)が2000以上のものが好ましく、
特に数平均分子量(Mn)が3000〜30000のも
のが好ましい。さらに、このスチレン系重合体は、スチ
レン含有量が25重量%以上であるものが好ましい。
【0025】本発明の現像材の(C)成分である着色剤
は、この種の熱定着型電子写真用現像材に配合されるも
のならばいずれのものでもよく、特に制限されない。例
えば、カーボンブラック、フタロシアニンブルー、アニ
リンブルー、アルコオイルブルー、クロムイエロー、ウ
ルトラマリンブルー、キノリンイエロー、ランプブラッ
ク、ローズベンガル、ジアゾイエロー、ローダミンBレ
ーキ、カーミン6B、キナクリドン誘導体等の顔料また
は染料が挙げられ、これらは1種単独でも2種以上を組
合せても用いられる。
【0026】また、着色剤(C)には、補色や荷電制御
を目的として、アジン系ニグロシン、インジュリン、ア
ゾ系染料、アントラキノン系染料、トリフエニルメタン
系染料、キサンテン系染料、フタロシアニン系染料等の
油溶性染料を配合してもよい。
【0027】本発明の現像材において、前記エチレン系
共重合体ワックス(A)、結着剤(B)および着色剤
(C)の配合割合は、通常、エチレン系共重合体ワック
ス(A)/結着剤(B)/着色剤(C)の比が、重量比
で1〜20/100/1〜20程度であり、好ましくは
1〜10/100/1〜10程度である。
【0028】また、本発明の現像材には、ワックス
(A)、結着剤(B)および着色剤(C)以外に、本発
明の効果を損なわない範囲で他の成分を配合してもよ
い。例えば、荷電制御材、可塑剤、ワックス等の離型剤
などを適宜配合してもよい。
【0029】本発明の現像材は、二成分系静電トナー、
一成分系静電トナー等のいずれの静電トナーの主成分と
しても用いられる。
【0030】本発明の現像材を二成分系静電トナーの主
成分として用いる場合、この二成分系静電トナーは、前
記エチレン系共重合体ワックス(A)、結着剤(B)、
着色剤(C)、および必要に応じて、その他の成分を、
ボールミル、アトライタ等を用いる公知の方法で混合し
た後、加熱二本ロール、加熱ニーダー、押出機等を用い
て混練し、冷却固化する。さらに得られた固化物を、ハ
ンマーミル、クラッシャー等を用いて粗砕した後、ジェ
ットミル、振動ミルで、あるいは水を加えてボールミ
ル、アトライタ等で微粉砕し、平均粒径5〜35μmに
したものにキャリヤーを加えて調製することができる。
用いられるキャリヤーは、公知のものでよく、特に制限
されない。例えば、粒径200〜700μmの硅砂、ガ
ラスビーズ、鉄球、あるいは鉄、ニッケル、コバルト等
の磁性材料粉末などが挙げられる。
【0031】この二成分系静電トナーにおけるエチレン
系共重合体ワックス(A)の配合量は、結着剤(B)を
含めた熱可塑性樹脂100重量部に対して1〜20重量
部、好ましくは2〜10重量部の割合となる量である。
【0032】また、本発明の現像材を一成分系静電トナ
ーとして用いる場合、この一成分系静電トナーは、ワッ
クス(A)、結着剤(B)および着色剤(C)、その他
必要に応じて配合される添加剤、他の熱可塑性樹脂およ
び磁性材料粉末とを、前記二成分系静電トナーの調製と
同様の方法にしたがって処理して調製することができ
る。
【0033】この一成分系静電トナーにおけるエチレン
系共重合体ワックス(A)の配合量は、結着剤(B)1
00重量部に対して1〜20重量部、好ましくは1〜1
0重量部の量である。
【0034】また、この一成分系静電トナーに配合され
る磁性材料粉末としては、通常、粒径1μm以下のマグ
タイト微粉末が用いられるが、コバルト、鉄、ニッケル
等の金属、それらの合金、酸化物、フエライトおよびこ
れらの混合物等の粉末なども使用することができる。こ
の一成分系静電トナーにおける磁性材料粉末の配合量
は、得られる静電トナーの電気抵抗が下がる事なく静電
トナーの電荷保持性が良好で、画像が滲むことがなく、
しかも軟化点が適度な範囲に保持されるため定着を好適
に行なうことができ、さらに所要の帯電値が得られ、飛
散もし難い点で、通常、結着剤(B)と磁性材料粉末の
合計100重量部に対して磁性材料粉末40〜120重
量部の割合となる量である。また、前記二成分系静電ト
ナーまたは一成分系静電トナーには、必要に応じて公知
の荷電制御剤を添加してもよい。
【0035】さらに、本発明の現像材の主成分であるエ
チレン系共重合体ワックス(A)は、単独で、あるいは
界面活性剤等の乳化剤を添加することにより、容易に微
粒子水分散体とすることができるため、いわゆる重合ト
ナーの一成分として好適に用いることができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例および比較例を挙げ、
本発明を具体的に説明するが、これらの実施例はいかな
る点においても本発明の範囲を限定するものではない。
なお、実施例および比較例において、エチレン系共重合
体ワックスの数平均分子量(Mn)、分子量分布(Mw
/Mn)、結晶化度、融点、融解熱量および軟化点の測
定、ならびにトナーの特性評価における二成分系静電ト
ナーの定着性、耐ブロッキング性、オフセット現象、画
像の乱れ、および感光体、加熱ローラーの汚染性の評価
は、下記の方法にしたがって行なった。
【0037】 数平均分子量(Mw)および分子量分布(Mw/Mn) 溶媒としてo−ジクロロベンゼンを用い、濃度0.1重
量%のエチレン系共重合体ワックスの溶液試料を調製し
た。この試料を、カラムとして東ソー(株)製GMH−
HT(60cm)とGMH−HTL(60cm)を連結
したものを用いたゲルパーミエーションクロマトグラフ
ィー装置(ウォータース社製、GPC150C)によっ
て、温度140℃、測定流量:1.0ml/minで測
定した。単分散ポリスチレン標準試料を用いて予め作成
しておいた検量線によって、ポリスチレン換算で数平均
分子量(Mn)および分子量分布(Mw/Mn)を求め
た。
【0038】結晶化度 エチレン系共重合体ワックスを、180℃で10分間、
2kg/cm2 の荷重でプレス成形した後、冷却して厚
さ1mmのシート状試料を作成した。このシート状試料
を、X線回折装置(理学電機(株)製、ロータフレック
スRu300、Cuターゲット)に掛け、管電圧60k
V、管電流300mAで、透過法でX線回折を測定し
た。ナッタ法によって、X線回折チャートの作図、およ
び結晶化度の計算を行なった。
【0039】融点および融解熱量 示差走査型熱量計(DSC)を用い、昇温速度10℃/
minで測定した。
【0040】軟化点 JIS K2207に準拠して測定した。 定着画像の定着性 二成分系静電トナーを用いて、電子写真法によりセレン
感光体上にテスト画像の複写および現像を行った。得ら
れた画像を転写紙に転写し、表面をポリテトラフルオロ
エチレン(デュポン社製)で形成した定着ローラーと、
表面をシリコンゴム(信越化学(株)製、KE−130
0RTV)で形成した圧着ローラーとを用い、定着ロー
ラーの温度を200℃に調整して画像を定着させた。次
いで、得られた定着画像の表面を、500gの荷重を載
せた底面が15mm×7.5mmの砂消しゴムで5回摩
擦し、その前後でマクベス社の反射濃度計で表面の光学
反射密度を測定し、下記式によって定義される画像残存
率を求め、定着性の指標とした。
【0041】画像残存率(%)=(摩擦後の画像濃度)
/(摩擦前の画像濃度)×100
【0042】トナーの耐ブロッキング性 二成分系静電トナー100gを、容量500mlのポリ
エチレン製容器に入れ、30分間震盪した後、60℃で
50時間静置した。その後、室温に戻し、ブロッキング
の状態を調べた。ブロッキングの状態を以下の評価基準
によって目視判定し、耐ブロッキング性を評価した。
【0043】◎ 全くブロッキングしていない。 ○ 簡単に手でほぐれる程度のブロッキングが少し生じ
ている。 △ 簡単に手でほぐれる程度のブロッキングがかなり多
い。 × 手で完全にはほぐせない塊が多数存在する。
【0044】オフセット現象、画像の乱れ、および感光
体・定着ローラー汚染性 二成分系静電トナーを用いて、電子写真法によりセレン
感光体上にテスト画像を複写、現像させた。得られた画
像を転写紙に転写し、表面をポリテトラフルオロエチレ
ン(デュポン社製)で形成した200℃の定着ローラー
と、表面をシリコンゴム(信越化学(株)製、KE−1
300RTV)で形成した圧着ローラーを用い、画像を
定着させる複写工程を繰り返し行なった。5000回複
写工程を繰り返した後に、オフセット現象の有無、画像
の乱れの有無、および感光体・定着ローラーの表面の汚
染性を目視で調べ、下記の基準で評価した。
【0045】オフセット現象、画像の乱れ ○ 全くオフセット現象および画像の乱れがなかった。 △ ごく僅かにオフセット現象および画像の乱れが生じ
た。 × オフセット現象または画像の乱れがかなりひどい。
【0046】感光体・定着ローラーの表面の汚染性 ◎ 感光体および定着ローラーの表面が全く汚れていな
い。 ○ 感光体または定着ローラーの表面に非常に僅かな汚
れしか見られない。 △ 感光体または定着ローラーの表面に少し汚れが見ら
れた。 × 感光体または定着ローラーの表面がかなり汚れてい
る。
【0047】(実施例1) [エチレン系共重合体ワックスの製造]エチレンとメタ
クリル酸を、高圧ラジカル法で共重合してなる高分子量
エチレン・メタクリル酸共重合体(Mn:13200、
メタクリル酸含有量:1.3モル%、結晶化度:48
%、以下、「PO−1」という)を、押出機に供給して
スクリュー回転数50rpmで溶融混練して押出しなが
ら、加熱減成管(内径:20mmφ)に供給し、415
℃で加熱減成させて、エチレン・メタクリル酸共重合体
ワックスを製造した。得られたエチレン・メタクリル酸
共重合体ワックス(以下、「PW−1」という)の数平
均分子量(Mn)、分子量分布(Mw/Mn)、結晶化
度、融点、融解熱量、および密度を測定した。結果を表
1に示す。
【0048】[トナーの調製]スチレン・アクリル酸n
−ブチル共重合体(三洋化成工業(株)製、ハイマーS
EM−73F)85重量部、PW−1 4重量部、カー
ボンブラック(三菱化成工業製、ダイヤブラックSH)
9重量部および含金染料(BASF社製、ザボンファー
ストブラックB)2重量部を、ボールミルに供給して2
4時間かけて混合した。次に、熱ロールで混練し、冷却
後、粉砕して分級し、平均粒径13〜15μmの現像材
を調製した。
【0049】この現像材120重量部に対して、キャリ
ヤーとして平均粒径50〜80μmの鉄粉を100重量
部の割合で配合して二成分系静電トナーを調製した。こ
の二成分系静電トナーについて、定着画像の定着性、ト
ナーの耐ブロッキング性、オフセット現象、画像の乱
れ、および感光体・定着ローラーの汚染性を評価した。
結果を表1に示す。
【0050】(実施例2)PO−1の代わりに、高分子
量エチレン・メタクリル酸共重合体(Mn:9000、
メタクリル酸含有量:3.2モル%、結晶化度:39
%、以下、「PO−2」という)を430℃で加熱減成
した以外は、実施例1と同様にしてエチレン・メタクリ
ル酸共重合体ワックス(以下、「PW−2」という)を
製造し、その数平均分子量(Mn)、分子量分布(Mw
/Mn)、結晶化度、融点、融解熱量、および密度を測
定した。結果を表1に示す。
【0051】PW−1の代わりにPW−2を用いた以外
は、実施例1と同様にして二成分系静電トナーを調製
し、その定着画像の定着性、トナーの耐ブロッキング
性、オフセット現象、画像の乱れ、および感光体・定着
ローラーの汚染性を評価した。結果を表1に示す。
【0052】(実施例3)PO−1の代わりに、高分子
量エチレン・アクリル酸エチル共重合体(Mn:176
00、アクリル酸エチル含有量:2.6モル%、結晶化
度:41%、以下、「PO−3」という)を425℃で
加熱減成した以外は、実施例1と同様にしてエチレン・
アクリル酸エチル共重合体ワックス(以下、「PW−
3」という)を製造し、その数平均分子量(Mn)、分
子量分布(Mw/Mn)、結晶化度、融点、融解熱量、
および密度を測定した。結果を表1に示す。
【0053】PW−1の代わりにPW−3を用いた以外
は、実施例1と同様にして二成分系静電トナーを調製
し、その定着画像の定着性、トナーの耐ブロッキング
性、オフセット現象、画像の乱れ、および感光体・定着
ローラーの汚染性を評価した。結果を表1に示す。
【0054】(実施例4)PO−1の代わりに、高分子
量エチレン・メタクリル酸メチル共重合体(Mn:85
00、メタクリル酸メチル含有量:3.5モル%、結晶
化度:45%、以下、「PO−4」という)を420℃
で加熱減成した以外は、実施例1と同様にしてエチレン
・アクリル酸エチル共重合体ワックス(以下、「PW−
4」という)を製造し、その数平均分子量(Mn)、分
子量分布(Mw/Mn)、結晶化度、融点、融解熱量、
および密度を測定した。結果を表1に示す。
【0055】PW−1の代わりにPW−4を用いた以外
は、実施例1と同様にして二成分系静電トナーを調製
し、その定着画像の定着性、トナーの耐ブロッキング
性、オフセット現象、画像の乱れ、および感光体・定着
ローラーの汚染性を評価した。結果を表1に示す。
【0056】(比較例1)PO−1を370℃で加熱減
成した以外は、実施例1と同様にしてエチレン・メタク
リル酸共重合体ワックス(以下、「PW−5」という)
を製造し、その数平均分子量(Mn)、分子量分布(M
w/Mn)、結晶化度、融点、融解熱量、および密度を
測定した。結果を表1に示す。
【0057】PW−1の代わりにPW−5を用いた以外
は、実施例1と同様にして二成分系静電トナーを調製
し、その定着画像の定着性、トナーの耐ブロッキング
性、オフセット現象、画像の乱れ、および感光体・定着
ローラーの汚染性を評価した。結果を表1に示す。
【0058】(比較例2)PO−1を425℃で加熱減
成した以外は、実施例1と同様にしてエチレン・メタク
リル酸共重合体ワックス(以下、「PW−6」という)
を製造し、その数平均分子量(Mn)、分子量分布(M
w/Mn)、結晶化度、融点、融解熱量、および密度を
測定した。結果を表1に示す。
【0059】PW−1の代わりにPW−6を用いた以外
は、実施例1と同様にして二成分系静電トナーを調製
し、その定着画像の定着性、トナーの耐ブロッキング
性、オフセット現象、画像の乱れ、および感光体・定着
ローラーの汚染性を評価した。結果を表1に示す。
【0060】(比較例3)PO−1の代わりに、高分子
量エチレン・アクリル酸エチル共重合体(Mn:155
00、アクリル酸エチル含有量:17.0モル%、結晶
化度:15%、以下、「PO−5」という)を435℃
で加熱減成した以外は、実施例1と同様にしてエチレン
・アクリル酸エチル共重合体ワックス(以下、「PW−
7」という)を製造し、その数平均分子量(Mn)、分
子量分布(Mw/Mn)、結晶化度、融点、融解熱量、
および密度を測定した。結果を表1に示す。
【0061】PW−1の代わりにPW−7を用いた以外
は、実施例1と同様にして二成分系静電トナーを調製
し、その定着画像の定着性、トナーの耐ブロッキング
性、オフセット現象、画像の乱れ、および感光体・定着
ローラーの汚染性を評価した。結果を表1に示す。
【0062】
【表1】
【0063】
【発明の効果】本発明の熱定着型電子写真用現像材は、
離型性、特に低エネルギー定着時の離型性に優れるとと
もに、耐ブロッキング性および定着性に優れ、オフセッ
ト現象を起こさず、また、キャリヤ、感光体、加熱ロー
ラー等が汚染されることがないため、静電トナーの主成
分として好適なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木 上 猛 夫 山口県玖珂郡和木町和木六丁目1番2号 三井石油化学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−299357(JP,A) 特開 平4−274247(JP,A) 特開 平5−61238(JP,A) 特開 平7−281478(JP,A) 特開 平4−211271(JP,A) 特開 平3−200157(JP,A) 特開 昭52−89928(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エチレンと、不飽和カルボン酸および不飽
    和カルボン酸エステルから選ばれる少なくとも1種と
    を、高圧ラジカル法もしくは遷移金属触媒を用いる中低
    圧法によって共重合させて、または、さらに加熱減成し
    て得ることができる共重合体であって、エチレン単位の
    含有量が90〜99.9モル%、かつ数平均分子量(M
    n)が300〜8000であるエチレン系共重合体ワッ
    クス(A)、結着剤(B)および着色剤(C)を含む熱
    定着型電子写真用現像材。
  2. 【請求項2】前記不飽和カルボン酸および不飽和カルボ
    ン酸エステルから選ばれる少なくとも1種が、アクリル
    酸、メタクリル酸、アクリル酸エステルおよびメタクリ
    ル酸エステルから選ばれる少なくとも1種である請求項
    1に記載の熱定着型電子写真用現像材。
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