JP3448279B2 - ポリカーボネートの奪活法及び当該方法で得られる組成物 - Google Patents
ポリカーボネートの奪活法及び当該方法で得られる組成物Info
- Publication number
- JP3448279B2 JP3448279B2 JP2000618362A JP2000618362A JP3448279B2 JP 3448279 B2 JP3448279 B2 JP 3448279B2 JP 2000618362 A JP2000618362 A JP 2000618362A JP 2000618362 A JP2000618362 A JP 2000618362A JP 3448279 B2 JP3448279 B2 JP 3448279B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polycarbonate
- tosylate
- phosphorous acid
- composition
- alkyl tosylate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G64/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
- C08G64/40—Post-polymerisation treatment
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G64/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
- C08G64/20—General preparatory processes
- C08G64/30—General preparatory processes using carbonates
- C08G64/307—General preparatory processes using carbonates and phenols
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Description
るポリカーボネートの仕上げ処理に関し、具体的にはポ
リカーボネート生成反応に用いた残留触媒を奪活する方
法及びこの反応で形成される生成物に関する。
透明性を始めとする望ましい物理的性質のため数多くの
用途に有用である。芳香族ポリカーボネートの製造方法
としては図1に示す3通りの方法が知られている。従来
の界面法及びホスゲン系溶融法はいずれもホスゲンと一
酸化炭素との反応から始まる。反応プロセスに極めて毒
性の強いホスゲンの使用を避けるため「無ホスゲン」溶
融法が開発されている。
(DPC)のようなジアリールカーボネートを中間体と
して利用し、これをアルカリ性触媒の存在下でビスフェ
ノールA(BPA)のような二価フェノールと重合させ
て図2に示す全反応式に従ってポリカーボネートを形成
する。このポリカーボネートは押出その他の方法で加工
でき、染料やUV安定剤などの添加剤を配合し得る。し
かし、多くの場合、残留触媒の存在は生成物の品質に有
害であり、色、分子量又はレオロジー特性を損なう。ま
た、残留触媒は添加剤とも相互作用してその有効性を損
ないかねない。従って、こうした相互作用を最小限にす
るため残留触媒量を低減することが望ましい。かかる低
減を「奪活」という。
7057号(その開示内容は援用によって本明細書に取
り込まれる)には、酸性化合物を用いて残留アルカリ性
を奪活することが開示されている。試験された酸化合物
は、改善された耐熱性と耐水性及び低い黄色度指数を有
するポリカーボネートを生成することが示されている。
この米国特許では直接対処していない残留アルカリ性触
媒の帰結は、塩基触媒によってUV吸収剤がポリカーボ
ネート骨格にカップリングしてしまうことである。通
常、4ppm未満の量の液体奪活剤が用いられる。この
量は少量ではあるが、使用した触媒のすべてを中和する
のに必要な奪活剤の理論量のほぼ4倍に相当する。過剰
量の奪活剤にもかかわらず、UV吸収剤とポリカーボネ
ート骨格との反応は依然として起こり、UV保護の効率
が損なわれる。また、奪活剤の添加量をさらに増やして
も、ある閾値に達してしまうと、UV吸収剤とポリカー
ボネートとの反応度には格段効果がないようである。し
たがって、UV吸収剤とポリカーボネートとの相互作用
を一段と効果的に低減させる残留アルカリ性触媒の奪活
法に対するニーズが依然として存在する。
しい。
を有する最終ポリカーボネート組成物を提供することが
できれば望ましい。
媒存在下でのジアリールカーボネートと二価フェノール
との溶融縮合による中間体ポリカーボネート組成物生成
反応によって製造されるポリカーボネートを仕上げ処理
する方法であって、 (a)中間体ポリカーボネート組成物をトシル酸アルキ
ル奪活剤及び亜リン酸と組合せる段階、及び (b)中間体ポリカーボネート組成物と奪活剤組成物の
組合せを処理してその組合せをブレンドし、中間体ポリ
カーボネート組成物中に存在する残留塩基性触媒を奪活
する段階 を含んでなる方法によって達成される。奪活の効率はU
V残留率によって測定できる。驚くべきことに、亜リン
酸単独ではUV残留率に影響がないにもかかわらず、ト
シル酸アルキル奪活剤と亜リン酸とを組み合わせると、
トシル酸アルキル奪活剤を単独で使用した場合に比べ、
大幅な改善が得られる。したがって、本発明の方法によ
って、トシル酸アルキル奪活剤の使用量を減らすことが
でき、しかもトシル酸アルキル量の増加では達成できな
い優れた結果を達成することができる。
れたポリカーボネート組成物を提供すべく、ジアリール
カーボネートと二価フェノールとの反応で形成されたポ
リカーボネート中に存在する残留アルカリ性触媒を、ト
シル酸アルキルと亜リン酸を用いて奪活する。本発明の
方法は、塩基性触媒存在下でジアリールカーボネートと
二価フェノールとを溶融状態で反応させて中間体ポリカ
ーボネート組成物を得るポリカーボネート製造での仕上
げ段階として用いることができる。この基本的技術を用
いたポリカーボネート組成物の製造は当技術分野で公知
であり、例えば米国特許第5717057号及び同第5
319066号に記載されている(これらの開示内容は
援用により本明細書に取り込まれる)。
ールカーボネートはジフェニルカーボネートであるが、
特殊な用途のためのポリカーボネートの合成には他のジ
アリールカーボネートも使用できる。ジアリールカーボ
ネートの各種合成方法は公知であり、例えば米国特許第
5210268号、同第5834615号及び同第57
13453号に記載されている(その開示内容は援用に
よって本明細書に取り込まれる)。
ールはビスフェノールAである。米国特許第57170
57号に列挙されているものを始めとする他の二価アル
コールも使用し得る。
られる触媒は、ジアリールカーボネートと二価フェノー
ルとの溶融縮合によるポリカーボネート合成の触媒とし
て有効なアルカリ金属又はアルカリ土類金属化合物又は
含窒素塩基性化合物のような塩基性触媒である。かかる
目的に有用な公知のあらゆる触媒を使用し得る。
響を最小限にすべく、ポリカーボネート生成物中の残留
触媒を低減又は一掃するための仕上げ段階を提供する。
本発明では、この仕上げ段階は、中間体ポリカーボネー
ト組成物をトシル酸アルキル及び亜リン酸と組合せ、中
間体ポリカーボネート組成物とトシル酸アルキルと亜リ
ン酸の組合せを処理して組成物をブレンドするとともに
中間体ポリカーボネート組成物中の残留塩基性触媒を奪
活することによって達成される。
重縮合のポリカーボネート生成物中に直接導入してもよ
い。別法として、中間体ポリカーボネート生成物をペレ
ット化した後、押出機などで再溶融して奪活剤とコンパ
ウンディングしてもよい。トシル酸アルキルの添加量は
最初の反応に使用したアルカリ性触媒の量に依存する。
一般的な工業レベルの触媒に対しては、トシル酸n−ブ
チル奪活剤の適量は1〜7ppmである。
法でポリカーボネート縮合生成物と組合せることができ
る。第一の実施形態では、トシル酸アルキルをポリカー
ボネート粉末(任意成分として追加の仕上げ用添加剤を
含有していてもよい)と一緒にし、押出機のサイドフィ
ーダーから導入する。第二の実施形態では、トシル酸ア
ルキルを液体キャリヤー(例えばプロピレンカーボネー
ト)と一緒にし、押出機中の溶融ポリカーボネートに注
入する。第三の実施形態では、トシル酸アルキルを、ペ
レット状ポリカーボネートと一緒にし、押出機のサイド
フィーダーから導入する。かかるペレットは、トシル酸
アルキルとポリカーボネートとの予備コンパウンディン
グ、ポリカーボネート粉末とトシル酸アルキルの混合物
の圧縮成形、又はポリカーボネートペレットの外面の層
としてトシル酸アルキルをコーティングすることによっ
て、形成し得る。これらいずれかの方法を用いてトシル
酸アルキルを導入することは、米国特許出願第09/2
73379号(米国特許第6124422号;その開示
内容は援用によって本明細書に取り込まれる)に記載さ
れている。
(任意成分として他の添加剤も含有し得る)の一部とし
て行うことができる。マスターバッチを押出機のサイド
フィーダーから導入する。亜リン酸を、水溶液として、
押出機に装着したノズルから液体注入によって導入する
こともできる。亜リン酸の添加量は最初の反応に用いた
アルカリ性触媒の量に依存する。一般的な工業レベルの
触媒に対して亜リン酸奪活剤の適量は1〜6ppmであ
る。
剤組成物で仕上げ処理したポリカーボネートを、奪活剤
なしで又はトシル酸アルキル奪活剤もしくは亜リン酸奪
活剤単独で仕上げ処理したポリカーボネートと比較した
試験を行った。2種類の分析試験を用いて奪活効率を評
価した。
吸収剤(Cyabsorb 5411、Cytec社
製)との反応性を測定した。このUV吸収剤は反応性O
H基を有するので、残留触媒の存在下でポリカーボネー
ト骨格と反応する。この反応が起きた量は、UV吸収剤
によるUV吸光度を測定することで求めることができ、
残留触媒量に直接比例する。定量的には、この反応の量
は次の式で表される。 %UV残留率=(溶剤抽出後の検出量/完全加水分解後の検出量)×100
ことに、亜リン酸単独ではUV残留率の改善には何の効
果もなかったにもかかわらず、トシル酸n−ブチルと亜
リン酸の組合せで観察されたUV残留率は、高レベルの
トシル酸n−ブチルで得られたものよりも高かった。
る。この試験では、360℃において、一方は標準サイ
クル時間で、一方は15分もの長いサイクル時間で成形
した2つのポリカーボネート片の黄色度指数を比較す
る。これら2つの試験片の黄色度指数の差が大きいほ
ど、組成物が示す色安定性は低い。そこで、色安定性の
評点は低い値を有するのが望ましい。トシル酸n−ブチ
ルと亜リン酸の組合せで最良の結果が得られた。
明する。
の実験を、160mm大型JSW同方向回転二軸押出機
において、300℃、スクリュー速度200rpm、処
理量5300kg/hで実施した。各種添加剤を導入し
て中間体ポリカーボネート組成物を仕上げ処理した。す
べての試料について、100ppmのレベルの水とペン
タエリトリトールテトラステアレート(PETS)をノ
ズルを介して押出機中に注入し、0.1重量%の熱安定
剤と0.3重量%のUV吸収剤(Cyabsorb 5
411)を含むポリカーボネート粉末マスターバッチを
サイドフィーダーから押出機に導入した。亜リン酸を使
用する場合は、マスターバッチと共に導入した。トシル
酸n−ブチルで仕上げ処理した試料は、プロピレンカー
ボネート中に4%のトシル酸n−ブチルを含有する溶液
を0.5〜1.0kg/時の速度で注入することによっ
て処理した。
験を行った。得られた生成物のUV残留率%と、360
℃で15分後の黄色度指数(YI)の増大に反映される
色安定性を評価した。表1に示したように、トシル酸n
−ブチルと亜リン酸で処理した試料6は驚くべき優れた
結果を示した。
固形ポリカーボネートペレットは3通りの方法で調製で
きる。
n−ブチル0.3部の混合物をヘンシェルブレンダーで
数分間ドライブレンドして予備配合奪活剤マスターバッ
チペレットを調製した。このドライブレンド混合物を次
いでLeitritz 34mm同方向回転二軸押出機
において270℃、250rpm及び15kg/hでコ
ンパウンディングした。奪活剤の蒸発を避けるためコン
パウンディング中は減圧しなかった。コンパウンディン
グ後、普通の透明なドライペレットが得られ、プロセス
になんの問題も生じなかった。HPLCによるペレット
の分析の結果、ペレットがトシル酸n−ブチルを195
0ppm、n−ブチルエステルの加水分解及び熱分解で
生じたp−トルエンスルホン酸(これも奪活剤として活
性をもつ)を400ppm含んでいることが判明した。
トリトールテトラステアレート(PETS)2部及びト
シル酸n−ブチル0.3部の混合物をドライブレンドし
て圧縮成形ペレットを調製した。このドライブレンド混
合物を、ダイ直径3mm、長さ12mmのUMT圧縮機
で15kg/hで圧縮成形した。刃は平均長12mmの
白色円柱体が得られるように調節した。PETSは、摩
擦による発熱を最小限に抑制する滑剤として用いられ
る。PETSを1.5部配合した処方では圧縮が困難で
あったが、許容範囲内であった。PETSが1部未満の
処方では、この装置で圧縮することができなかった。圧
縮ペレット中のトシル酸n−ブチルの分析をHPLCで
行ったところ、2990ppmのレベルにあり、分析値
はよく一致していた(標準偏差=46)。
ナウタ円錐形ブレンダーで調製した。ポリカーボネート
ペレット90kgを室温でブレンダーに入れ300rp
mで5分間予備ブレンドした。ブレンディングを続けな
がら、トシル酸n−ブチル270g(全PC重量の0.
3重量%)をペレットに2分間噴霧して、ペレットの上
の空間にミストを生じさせた。ブレンディングを10分
間続けたが、その間に奪活剤がペレットに吸収されてミ
ストが消えた。得られたペレットはドライで、僅かに曇
り、トシル酸ブチルの特徴的な匂いがあった。HPLC
分析の結果、奪活剤の量の平均は2500ppmであ
り、若干の奪活剤がブレンダーの壁に堆積したことを示
唆していた。 [図面の簡単な説明]
す。
のポリカーボネート合成反応を示す。
Claims (11)
- 【請求項1】 塩基性触媒存在下でのジアリールカーボ
ネートと二価フェノールとの溶融状態での中間体ポリカ
ーボネート組成物生成反応によって製造されるポリカー
ボネートを仕上げ処理するための方法であって、 (a)中間体ポリカーボネート組成物をトシル酸アルキ
ル及び亜リン酸と組合せる段階、及び (b)中間体ポリカーボネート組成物とトシル酸アルキ
ルと亜リン酸の組合せを処理して該組合せをブレンド
し、中間体ポリカーボネート組成物中に存在する残留塩
基性触媒を奪活する段階 を含んでなる方法。 - 【請求項2】 トシル酸アルキルがトシル酸n−ブチル
である、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 トシル酸n−ブチルの量が1〜7ppm
である、請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 トシル酸n−ブチルの量が2〜5ppm
である、請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 亜リン酸の量が1〜6ppmである、請
求項3又は請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 トシル酸アルキルを液体キャリヤー中で
中間体ポリカーボネート組成物と組合せる、請求項1記
載の方法。 - 【請求項7】 トシル酸n−ブチルをプロピレンカーボ
ネート液体キャリヤー中で処理する、請求項3記載の方
法。 - 【請求項8】 (a)塩基性触媒存在下でジアリールカ
ーボネートと二価フェノールとを溶融状態で反応させて
得られる芳香族ポリカーボネート、 (b)トシル酸アルキル、及び (c)亜リン酸と を含んでなる芳香族ポリカーボネート組成物。 - 【請求項9】 トシル酸アルキルがトシル酸n−ブチル
である、請求項8記載の組成物。 - 【請求項10】 トシル酸n−ブチルが1〜7ppmの
量で存在する、請求項9記載の組成物。 - 【請求項11】 亜リン酸が1〜6ppmの量で存在す
る、請求項9又は請求項10記載の組成物。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/313,063 | 1999-05-17 | ||
US09/313,063 US6136945A (en) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | Method for quenching of polycarbonate and compositions prepared thereby |
PCT/US2000/011292 WO2000069947A1 (en) | 1999-05-17 | 2000-04-26 | Method for quenching of polycarbonate and compositions prepared thereby |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002544354A JP2002544354A (ja) | 2002-12-24 |
JP3448279B2 true JP3448279B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=23214222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000618362A Expired - Lifetime JP3448279B2 (ja) | 1999-05-17 | 2000-04-26 | ポリカーボネートの奪活法及び当該方法で得られる組成物 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6136945A (ja) |
EP (1) | EP1183297B1 (ja) |
JP (1) | JP3448279B2 (ja) |
KR (1) | KR100610971B1 (ja) |
CN (1) | CN1140564C (ja) |
AT (1) | ATE312860T1 (ja) |
AU (1) | AU4669400A (ja) |
DE (1) | DE60024813T2 (ja) |
WO (1) | WO2000069947A1 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4056645B2 (ja) | 1998-12-08 | 2008-03-05 | Sabicイノベーティブプラスチックスジャパン合同会社 | 光学用ポリカーボネート樹脂組成物 |
US6136945A (en) * | 1999-05-17 | 2000-10-24 | General Electric Company | Method for quenching of polycarbonate and compositions prepared thereby |
US6504000B1 (en) * | 2001-08-30 | 2003-01-07 | General Electric Company | Process for preparing polycarbonate |
US20050009968A1 (en) * | 2003-06-28 | 2005-01-13 | General Electric Company | Transparent Flame Retardant Polycarbonate Compositions |
US20060270767A1 (en) * | 2005-05-26 | 2006-11-30 | Van Gisbergen Josephus Gerardu | Mineral filled polyester polycarbonate composition |
US7309755B2 (en) * | 2005-08-24 | 2007-12-18 | General Electric Company | Method of producing polycarbonate articles by rotation molding and rotation molded articles made by the method |
US20070232744A1 (en) * | 2006-03-30 | 2007-10-04 | General Electric Company | Thermoplastic polycarbonate compositions with improved mechanical properties, articles made therefrom and method of manufacture |
US20070232739A1 (en) * | 2006-03-30 | 2007-10-04 | General Electric Company | Thermoplastic polycarbonate compositions with improved mechanical properties, articles made therefrom and method of manufacture |
EP2730618B1 (en) | 2012-11-07 | 2016-10-12 | SABIC Global Technologies B.V. | Process for producing polycarbonate compositions |
EP2865696A1 (en) * | 2013-10-23 | 2015-04-29 | SABIC Innovative Plastics IP B.V. | Melt polymerization polycarbonate quenching |
CN107254038A (zh) * | 2013-10-23 | 2017-10-17 | 沙特基础全球技术有限公司 | 熔融聚合聚碳酸酯猝灭 |
JP6828954B2 (ja) | 2013-11-11 | 2021-02-10 | 出光興産株式会社 | ポリカーボネート樹脂成形材料 |
WO2015145381A1 (en) | 2014-03-27 | 2015-10-01 | Sabic Global Technologies B.V. | Melt polymerization polycarbonate quenching |
KR101916277B1 (ko) * | 2015-02-17 | 2018-11-07 | 사빅 글로벌 테크놀러지스 비.브이. | 용융 폴리카보네이트의 켄칭 방법 |
EP3647368B1 (en) | 2018-10-29 | 2021-12-01 | SHPP Global Technologies B.V. | Weatherable transparent high heat polycarbonate copolymer composition |
CN110655774A (zh) * | 2019-07-23 | 2020-01-07 | 佛山市鑫桥科技有限公司 | 一种高反射pc反射母粒及其制备方法 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0461274B1 (en) * | 1989-12-28 | 1994-06-15 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Process for continuously producing aromatic carbonate |
JPH0692529B2 (ja) * | 1989-12-28 | 1994-11-16 | 日本ジーイープラスチックス株式会社 | 芳香族系ポリカーボネートの製造方法 |
JP2924985B2 (ja) * | 1991-06-28 | 1999-07-26 | 日本ジーイープラスチックス株式会社 | ポリカーボネートの製造方法 |
JPH05117382A (ja) * | 1991-10-29 | 1993-05-14 | Nippon G Ii Plast Kk | 共重合ポリカーボネート、その製造方法およびそれからなる組成物 |
JPH05262043A (ja) * | 1992-03-17 | 1993-10-12 | Nippon G Ii Plast Kk | 光学用ポリカーボネート系樹脂組成物 |
JPH05262969A (ja) * | 1992-03-19 | 1993-10-12 | Nippon G Ii Plast Kk | 光学用ポリカーボネート系樹脂組成物 |
US5319066A (en) * | 1993-05-27 | 1994-06-07 | General Electric Company | Method for making polycarbonates |
DE4438545A1 (de) * | 1994-10-28 | 1996-05-02 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung von thermoplastischem Polycarbonat |
JP3327308B2 (ja) * | 1994-12-28 | 2002-09-24 | 日本ジーイープラスチックス株式会社 | ポリカーボネートの製造方法 |
US5717057A (en) * | 1994-12-28 | 1998-02-10 | General Electric Company | Method of manufacturing polycarbonate |
US5713453A (en) * | 1996-01-16 | 1998-02-03 | Ford Global Technologies, Inc. | Automatic fin rotation apparatus for a heat exchanger |
SG54571A1 (en) * | 1996-09-27 | 1998-11-16 | Ube Industries | Process for producing diaryl carbonate |
JPH11106630A (ja) * | 1997-09-30 | 1999-04-20 | Ge Plastics Japan Ltd | 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物 |
WO1999050335A1 (fr) * | 1998-03-27 | 1999-10-07 | Teijin Limited | Polycarbonate aromatique stabilise |
US6136945A (en) * | 1999-05-17 | 2000-10-24 | General Electric Company | Method for quenching of polycarbonate and compositions prepared thereby |
-
1999
- 1999-05-17 US US09/313,063 patent/US6136945A/en not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-04-26 WO PCT/US2000/011292 patent/WO2000069947A1/en active IP Right Grant
- 2000-04-26 KR KR1020017014651A patent/KR100610971B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2000-04-26 CN CNB008075816A patent/CN1140564C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2000-04-26 AU AU46694/00A patent/AU4669400A/en not_active Abandoned
- 2000-04-26 EP EP00928455A patent/EP1183297B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-04-26 AT AT00928455T patent/ATE312860T1/de not_active IP Right Cessation
- 2000-04-26 DE DE60024813T patent/DE60024813T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-04-26 JP JP2000618362A patent/JP3448279B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 2000-09-22 US US09/887,698 patent/US6759504B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6759504B1 (en) | 2004-07-06 |
US6136945A (en) | 2000-10-24 |
CN1140564C (zh) | 2004-03-03 |
AU4669400A (en) | 2000-12-05 |
CN1352661A (zh) | 2002-06-05 |
JP2002544354A (ja) | 2002-12-24 |
EP1183297B1 (en) | 2005-12-14 |
DE60024813D1 (de) | 2006-01-19 |
ATE312860T1 (de) | 2005-12-15 |
WO2000069947A1 (en) | 2000-11-23 |
KR20010111321A (ko) | 2001-12-17 |
KR100610971B1 (ko) | 2006-08-10 |
EP1183297A1 (en) | 2002-03-06 |
DE60024813T2 (de) | 2006-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3448279B2 (ja) | ポリカーボネートの奪活法及び当該方法で得られる組成物 | |
EP0388321B1 (fr) | Nouveaux composés à fonction pipéridinyle et leur application dans la photostabilisation des polymères | |
JP4234683B2 (ja) | ポリアセタール樹脂組成物及びその製造方法 | |
JPH02196850A (ja) | 紫外線安定化ポリオキシメチレン成形組成物 | |
US5959036A (en) | Oxymethylene copolymer with poly-β-alanine | |
JP2001234025A (ja) | ポリアセタール樹脂組成物 | |
JP3864052B2 (ja) | ポリカーボネート製造時の残留触媒の奪活法 | |
US5886073A (en) | Polycarbonate redistribution method with catalyst decomposition | |
JPH07173368A (ja) | オキシメチレン共重合体樹脂組成物 | |
US20070049705A1 (en) | Polycarbonate molding compositions having improved rheological properties | |
US5567802A (en) | Polycarbonate redistribution method employing phosphonium hydroxides | |
WO2021069234A1 (en) | Method for the manufacture of a modified polycarbonate | |
JP2000159850A (ja) | ポリアセタールコポリマー及びその組成物 | |
KR101301605B1 (ko) | 내열성, 내가수분해성, 색조 및 정전기 특성이 우수한 폴리카보네이트 수지 및 그 제조방법 | |
EP0067855A1 (en) | POLYCARBONATE WITH BENZOATE ESTER TERMINATION. | |
JPH11343383A (ja) | 耐候性ポリアセタール樹脂組成物 | |
JP3086266B2 (ja) | 安定化ポリオキシメチレン樹脂組成物 | |
JPS61162520A (ja) | 溶融加工性の改良された芳香族ポリカーボネートの製造法 | |
JP2996311B2 (ja) | オキシメチレン共重合体樹脂組成物 | |
JP2999273B2 (ja) | 安定化ポリオキシメチレン樹脂組成物 | |
JP3105006B2 (ja) | 安定化ポリオキシメチレン樹脂組成物 | |
JP3086265B2 (ja) | 安定化ポリオキシメチレン樹脂組成物 | |
JPH09157510A (ja) | ポリカーボネート樹脂組成物 | |
JP2005306995A (ja) | ポリアセタール樹脂組成物およびそれからなる成形品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030604 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 6 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 6 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100704 Year of fee payment: 7 |