JP3447912B2 - 構内電話交換機の遠隔保守方式および該遠隔保守方式に用いる構内電話交換機 - Google Patents

構内電話交換機の遠隔保守方式および該遠隔保守方式に用いる構内電話交換機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、専用線ネットワー
クを構築する構内電話交換機の遠隔(リモート)保守方
式、および、この方式に用いる構内電話交換機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の構内電話交換機を専用線を
介して接続したネットワークにおいては、構内電話交換
機自体の稼働状態や障害発生または回線の障害発生を、
構内電話交換機自体にロギングしている。このようなネ
ットワークでは、遠隔(リモート)保守用データ端末を
用いて、構内電話交換機に保持された情報を遠隔検出し
てネットワークを保守管理することが行われている。
【0003】このような構内電話交換機を専用線で接続
したネットワークのリモート保守システムの構成を図6
を用いて説明する。SD−I回線などの専用回線20に
よって接続された構内電話交換機10A,10Bには、
それぞれ端末装置40A−1〜40A−n、40B−1
〜40B−nが収容されるとともに、公衆回線50を介
してリモート保守用端末30が収容されている。さら
に、それぞれの構内電話交換機10A,10Bは、通話
路スイッチ11と、該通話路スイッチに固定的に接続さ
れた通話路トランク12と、通話路スイッチに固定的に
接続された専用線トランク13および公衆回線用トラン
ク14と、バス15を介して通話路スイッチに接続され
た中央処理装置16およびメモリ17とから構成されて
いる。このように構内電話交換機10A,10Bを専用
回線20で接続して構築した専用線ネットワークにおい
ては、各々の構内電話交換機にそれぞれ独立したリモー
ト保守用回線を収容し、それら回線を介して保守監視装
置が電話交換機をアクセスすることによって、各々電話
交換機に対してリモート保守を行っていた。
【0004】上記従来技術においてリモート保守を行う
場合、専用線ネットワークを構築する構内電話交換機1
0A,10Bに例えば公衆回線網50からなるリモート
保守用回線を各々独立して収容する必要がある。このよ
うな構成において、リモート保守用データ端末30から
リモート保守を複数の構内電話交換機に対して連続して
実施する場合、例えば構内電話交換機10Aに対して公
衆回線網50を介して現在実施中のリモート保守を一旦
終了した後、他の構内電話交換機10Bに公衆網50を
介して新たに接続して、リモート保守する必要があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みて無されたもので、専用線ネットワークを構築す
る構内電話交換機に対するリモート保守方式において、
1台の構内電話交換機に対するリモート保守が終了して
もリモート保守端末との公衆回線を介した接続を終了す
ることなく、連続して他の複数の構内電話交換機に対し
てリモート保守を行うことができる構内電話交換機の遠
隔保守方式を提供することを目的とする。
【0006】さらに本発明は、上記構内電話交換機の遠
隔保守方式に用いる、構内電話交換機を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、リモート保
守用回線をネットワーク内の1台の構内電話交換機に収
容し、リモート保守回線を収容しない構内電話交換機に
は、そのリモート保守回線を専用線ネットワークを介し
て接続し、かつ、リモート用保守回線を収容する構内電
話交換機にリモート保守中のデータ通信内容を常時監視
する手段を備え、保守用端末からの受信した構内電話交
換機指定コマンドによって、保守用通信路を設定するた
めの呼制御を行うことで達成される。
【0008】
【作用】上記の構成によって、専用線ネットワークを構
築する構内電話交換機のリモート保守時、1つのリモー
ト保守用回線で複数の構内電話交換機を連続して行うこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。図1は、本発明の保守方式を実現する
ための構内電話交換機の中継方式の1例を示す図であ
る。図1において、この実施の形態の専用線ネットワー
クは、リモート保守用データ端末30が公衆網50を介
して接続された主構内電話交換機(マスター)10M
と、リモート保守用データ端末30が公衆網50介して
直接接続されず、マスター局10Mならびに専用回線2
0を介して接続された従構内電話交換機(スレーブ)1
0Sとが専用回線20を介して接続され、交換機相互間
で電話端末等を接続するよう構成されている。
【0010】主構内電話交換機(マスター)10Mは、
通話路スイッチ11Mと、該通話路スイッチ11Mに固
定的に接続されるとともに端末装置40M−1〜40M
−nに接続された通話路トランク12Mと、前記通話路
スイッチ11Mに固定的に接続されるとともに専用回線
20に接続された専用線トランク13Mと、前記通話路
スイッチ11Mに固定的に接続されるとともに公衆回線
網50を介してリモート保守用データ端末装置30が接
続された保守用トランク14Mと、バス15Mを介して
通話路スイッチ11Mに接続される中央処理装置16M
と、記憶装置17Mとを有して構成される。
【0011】従構内電話交換機(スレーブ)10Sは、
通話路スイッチ11Sと、該通話路スイッチ11Sに固
定的に接続されるとともに端末装置40S−1〜40S
−nに接続された通話路トランク12Sと、前記通話路
スイッチ11Sに固定的に接続されるとともに専用回線
20に接続された専用線トランク(PTR)13Sと、
前記通話路スイッチ11Sに固定的に接続された保守用
トランク14Sと、バス15Sを介して通話路スイッチ
11Sに接続される中央処理装置16Sと、記憶装置1
7Sとを有して構成される。
【0012】主構内電話交換機(マスター)10Mの中
央処理装置16Mは、主構内電話交換機(マスター)1
0Mと従構内電話交換機(スレーブ)10Sとの間の専
用回線20を介した接続を制御するスレーブ局接続制御
機能(手段)161と、保守用データの通信処理を実行
する保守用データ通信処理機能(手段)162Mと、保
守用端末装置30からの保守用データ通信の内容を監視
し、スレーブ局へのデータ通信の指示を監視するデータ
通信内容監視機能(手段)163と、通常の専用線接続
および通信機能を有している。
【0013】従構内電話交換機(スレーブ)10Sの中
央処理装置16Sは、保守用データの通信処理を実行す
る保守用データ通信処理機能(手段)162Sと、通常
の専用線接続および通信機能を有している。
【0014】通話路スイッチ11は、電話機,データ端
末等の各種端末40および専用回線20ならびに公衆網
50間の通信路を形成する。専用線トランク13は、他
の構内電話交換機10と接続するためのインタフェース
回路を持つ。保守用トランク(リモートトランク)14
は、公衆網50を介してリモート保守用データ端末30
と接続され、前記リモートトランク14に接続する公衆
網番号をダイヤルすることによて、該リモートトランク
14に着信する。そして、リモートトランク14は、公
衆網50等外部回線を経由して、データ通信にって回線
および構内電話交換機の障害情報検索、状態確認等の構
内電話交換機10のリモート保守を行う。リモートトラ
ンク14が着信を検出し、応答動作をすることによっ
て、前記リモート保守用データ端末30とデータ通信状
態になり、該構内電話交換機10のリモート保守を行う
ことができる。
【0015】中央制御装置16は、構内電話交換機10
全体の動作を制御する。記憶装置17は、交換動作制御
プログラムなどの各種プログラム、局データおよび各種
テーブルなどを記憶する。
【0016】専用回線20は、構内電話交換機10同士
を接続する中継回線であり、例えばスーパーディジタル
(SD−I)回線から構成される。
【0017】保守用の公衆網を接続する構内電話交換機
10をマスター局、公衆網50を接続しない構内電話交
換機10をスレーブ局と別称する。スレーブ局のリモー
ト保守を行う場合、マスター局収容の公衆網50を使用
し、専用回線20を介して、スレーブ局のリモートトラ
ンク14Sに接続することで実現する
【0018】図2を用いて、公衆網50を収容するマス
ター局10Mに対するリモート保守の動作シーケンスを
説明する。まず、リモート保守を行うため、リモート保
守用データ端末30が公衆網50に対して発呼し、リモ
ートトランク14Mに接続する公衆網番号をダイヤルす
る(シーケンスS1)。公衆網50では、受信したダイ
ヤル情報により呼制御を行い、リモートトランク14M
に対して回線に着信が有った旨の表示を行う(シーケン
スS2)。
【0019】リモートトランク14Mは、前記公衆網5
0からの着信を検出すると、中央制御装置16Mにリモ
ート着信があることを通知する(シーケンスS3)とと
もに、公衆網50に対して応答信号を送出する(シーケ
ンスS4)。ここで、リモートトランク14Mと中央制
御装置16M間の制御情報は、主構内電話交換機(マス
ター)10M内で取り決められたインタフェースに基づ
いて送受信される。さらに、リモートトランク14Mか
ら応答信号を受信した公衆網50は、発呼者であるリモ
ート保守用データ端末30に対して応答信号を送出する
(シーケンスS5)。
【0020】リモート保守用データ端末30が、応答信
号を受信することにより、リモート保守用データ端末3
0とリモートトランク14Mとの間に公衆網50内で通
信路が設定され、該通信路を介してキャリア伝送等を行
いリモート保守用データ端末30とリモートトランク1
4Mで通信状態(シーケンスS6)が確立する。この通
信状態(シーケンスS6)において、リモート保守用デ
ータ端末30とリモートトランク14M間でのデータ通
信(シーケンスS7)により、障害情報検索等の保守用
コマンド送受信、およびそのコマンドに対するレスポン
スの送受信を行う。
【0021】また、この保守用データ通信(シーケンス
S7)の内容は、リモートトランク14Mで中央制御装
置16のインタフェースに変換し保守情報(シーケンス
S8)として送受信し、構内電話交換機10M全体の保
守操作をリモート保守用データ端末30から実行する。
【0022】さらに、リモート保守操作を終了したとき
は、リモート保守用データ端末30が切断操作を行い、
その切断信号が公衆網50に通知される(シーケンスS
9)。この切断信号を公衆網50が受信することによ
り、通信路を開放するための呼制御を行いリモートトラ
ンク14Mに接続中の回線に対して切断信号を送出する
(シーケンスS10)。
【0023】リモートトランク14Mでは、上記切断信
号受信又は、データ通信状のキャリアが断になったこと
を検出し、中央制御装置16Mにリモート終了を通知す
る(シーケンスS11)とともに、公衆網50に対して
使用中回線を解放する(シーケンスS12)。以上のシ
ーケンスにより、主構内電話交換機(マスター)10M
に対するリモート保守が実行される。
【0024】図3を用いて、公衆網50を介してリモー
ト保守用データ端末30を直接収容しないスレーブ局1
0Sに対するリモート保守の動作シーケンスを説明す
る。まず、図2を用いた前記説明の如く、マスター局1
0Mにおいては、シーケンスS1からシーケンスS6ま
での処理によってリモート保守用データ端末30と公衆
網50を収容するマスター局10Mのリモートトランク
14Mとの通信状態(シーケンスS6)を確立する。こ
こで、リモート保守用データ端末30からスレーブ局1
0Sを指定するコマンドを発行する(シーケンスS2
0)。このスレーブ局指定コマンドS20を受信したリ
モートトランク14Mは、中央制御装置16Mに対して
スレーブ局10Sへの接続要求情報を送信する(シーケ
ンスS21)。
【0025】この接続要求を受信した中央制御装置16
Mでは、その情報を基に予備制御を行い専用線トランク
13Mを起動し、スレーブ局10Sのリモートトランク
14Sと接続するためのダイヤル情報を通知する(シー
ケンスS22)。
【0026】マスター局10Mで専用線トランク13M
を起動することにより、専用回線20を介してスレーブ
局10Sの専用線トランク13Sが着信状態となり、専
用線トランク13Sは、受信するダイヤル情報等呼制御
情報を中央制御装置16Sに通知する(シーケンスS2
3)。
【0027】スレーブ局10Sの中央制御装置16S
は、受信した上記呼制御情報を基に呼制御を行いリモー
トトランク14Sに着信があることを通知する(シーケ
ンスS24)。この着信通知に対して、スレーブ局10
Sのリモートトランク14Sが応答することによって、
中央制御装置16Sに応答情報を通知する(シーケンス
S25)。
【0028】スレーブ局10Sの中央制御装置16S
は、リモートトランク14Sからの応答情報を受信する
ことによって専用線トランク13Sに対して応答を通知
する(シーケンスS26)。
【0029】このスレーブ局10Sの専用線トランク1
3Sからの応答信号は、専用回線20を介してマスター
局10Mの専用線トランク13Mに通知され、さらに、
中央制御装置16Mに通知される(シーケンスS2
7)。この中央制御装置16Mは、接続要求を行ったマ
スター局10Mのリモートトランク14Mに対して、応
答通知を行う(シーケンスS28)。
【0030】マスター局10Mのリモートトランク14
Mがスレーブ局10Sへの接続要求に対する上記応答通
知を受信することによりスレーブ局10Sのリモートト
ランク14Sが通信可能状態にあり、マスター局10M
とスレーブ局10S間の通信路が設定されたことを認識
し、自分自身内で終端していたデータ通信路を通話路ス
イッチ11S側へ設定替えを行うことで、リモート保守
用データ端末30とスレーブ局10Sのリモートトラン
ク14S間で通信状態29が確立する。この通信状態
(シーケンスS29)において、スレーブ局10Sのリ
モートトランク14Sから得た保守情報(シーケンスS
8)は、リモート保守用データ端末30へ送られ、前記
マスター局10Mと同様の手順でスレーブ局の構内電話
交換機10S全体の保守操作を実行できる。
【0031】さらに、リモート保守操作を終了するとき
は、図2の場合と同様にリモート保守用データ端末30
が切断操作(シーケンスS9)を公衆網50を介して行
い(シーケンスS10)、マスター局10Mのリモート
トランク14Mが切断を検出することにより、前記説明
の如く、中央制御装置16Mへリモート終了通知(シー
ケンスS11)、及び公衆網50の解放(シーケンスS
12)を行う。
【0032】このリモート終了を受信した中央制御装置
16Mでは、スレーブ局10Sのリモートトランク14
Sに対する通信路を解放するため、接続中の専用線トラ
ンク13Mを解放する(シーケンスS30)。この解放
信号は、マスター局10Mの専用線トランク13Mから
専用回線20を介してスレーブ局10Sの専用線トラン
ク13Sへ通知され、さらに、スレーブ局10Sの中央
制御装置16Sへ通知される(シーケンスS31)。ス
レーブ局10Sの中央制御装置16Sは、リモートトラ
ンク14Sを解放することにより保守操作を終了する。
(シーケンスS32)。以上のシーケンスにより、スレ
ーブ局に対するリモート保守がなされる。
【0033】図4を用いて、リモート保守用データ端末
30がスレーブ局10Sとリモート保守中に、マスター
局10Mのリモート保守に接続替えを行う動作シーケン
スを説明する。図3に示した、リモート保守用データ端
末30がスレーブ局10Sとリモート保守通信中(シー
ケンスS29)中、マスター局10Mのリモートトラン
ク14Mは、リモート保守用データ端末30とスレーブ
局10Sのリモートトランク14Sとのデータ通信内容
をエンド・エンドのデータ通信に影響を与えないように
常時監視(盗み取り)し、リモート保守用データ端末3
0から局指定コマンドの到来を監視する(シーケンスS
20)。
【0034】この状態で、マスター局指定コマンド(S
20)を受信すると、リモートトランク14Mは、中央
制御装置16Mに、スレーブ局10Sのリモート保守終
了を通知する(シーケンスS11)。スレーブ局10S
のリモート保守終了通知を受信した中央制御装置16M
は、接続中の専用線トランク13Mを解放する(シーケ
ンス30)。この解放信号は、マスター局10Mの専用
線トランク13Mから専用回線20を介してスレーブ局
10Sの専用線トランク13Sへ通知され、さらに、ス
レーブ局10Sの中央制御装置16Sへ通知される(シ
ーケンスS31)。スレーブ局10Sの中央制御装置1
6Sは、リモートトランク14Sを解放することにより
保守操作を終了する。(シーケンスS32)。
【0035】次いで、リモートトランク14Mは、マス
ター局10に対する着信を中央制御装置16Mへ通知す
る(シーケンスS3)。以下、図2に示した、リモート
保守用データ端末30からのマスター局10Mに対する
リモート保守用着信と同様の処理(シーケンスS4〜S
8)を行い、スレーブ局10Sに対する通信路をマスタ
ー局10Sへの接続に替え、マスター局10Mのリモー
ト保守に切り替える。
【0036】なお、スレーブ局10Sのリモートトラン
ク14Sは、上記マスター局指定コマンド(S20)を
受信しても無視し、廃棄する。また、上記マスター局1
0Mのリモートトランク14Mによるスレーブ局10S
とのデータ通信内容の監視は、切断検出(キャリア検
出)にも用いる。
【0037】図5を用いて、リモート保守用データ端末
30がスレーブ局10Sとリモート保守中に他のスレー
ブ局10S´のリモート保守に接続替えを行う動作シー
ケンスを説明する。図3に示したように、リモート保守
用データ端末30がスレーブ局10Sとリモート保守通
信中(シーケンスS29)中、マスター局10Mのリモ
ートトランク14Mは、リモート保守用データ端末30
とスレーブ局10Sのリモートトランク14Sとのデー
タ通信内容をエンド・エンドのデータ通信に影響を与え
ないように常時監視(盗み取り)し、リモート保守用デ
ータ端末30から局指定コマンドの到来を監視する(シ
ーケンスS20)。
【0038】この状態で、他のスレーブ局指定コマンド
(S20)を受信すると、リモートトランク14Mは、
中央制御装置16Mに、スレーブ局10Sのリモート保
守終了を通知する(シーケンスS11)。スレーブ局1
0Sのリモート保守終了通知を受信した中央制御装置1
6Mは、接続中の専用線トランク13Mを解放する(シ
ーケンス30)。この解放信号は、マスター局10Mの
専用線トランク13Mから専用回線20を介してスレー
ブ局10Sの専用線トランク13Sへ通知され、さら
に、スレーブ局10Sの中央制御装置16Sへ通知され
る(シーケンスS31)。スレーブ局10Sの中央制御
装置16Sは、リモートトランク14Sを解放すること
により保守操作を終了する。(シーケンスS32)。
【0039】次いで、リモートトランク14Mは、他の
リモート局10S´に対する接続要求を中央制御装置1
6Mへ通知する(シーケンスS21)。以下、図3に示
した、リモート保守用データ端末30からのリモート局
10Sに対するリモート保守用着信と同様の処理(シー
ケンスS22〜S28)を行い、スレーブ局10Sに対
する通信路を他のスレーブ局10S´への接続に替え、
他のスレーブ局10S´のリモート保守に切り替える。
【0040】以上のように、本発明によれば、ある構内
電話交換機に対してリモート保守でデータ通信中に、ネ
ットワーク内の他の構内電話交換機にリモート保守を接
続替えすることができる。
【0041】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、専用線
ネットワークを構築する構内電話交換機のリモート保守
を、リモート保守用データ端末と主構内電話交換機との
間を一旦接続した公衆網を効率よく用いて行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保守方式に関する中継方式の構成を説
明するブロック図。
【図2】リモート保守用回線収容局に対するリモート保
守の動作シーケンス図。
【図3】リモート保守用回線未収容局に対するリモート
保守の動作シーケンス図。
【図4】リモート保守の切替(スレーブ局→マスター
局)シーケンス図。
【図5】リモート保守の切替(スレーブ局→他のスレー
ブ局)シーケンス図。
【図6】従来の保守方式に関する中継方式の構成を説明
するブロック図。
【符号の説明】
10 構内電話交換機 11 通話路スイッチ 12 通話路トランク 13 専用線トランク 14 リモートトランク 15 バス 16 中央制御装置 17 記憶装置 20 専用回線 30 リモート保守用データ端末 50 公衆網
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−58449(JP,A) 特開 平1−105651(JP,A) 特開 昭61−280151(JP,A) 特開 昭53−132924(JP,A) 特開 昭54−133017(JP,A) 特開 昭63−104561(JP,A) 特開 平5−219195(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/60 H04M 3/00 H04M 3/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の構内電話交換機を中継回線で接続
    した専用線ネットワークにおける構内電話交換機の遠隔
    保守方式において、 構内電話交換機に対してデータ通信による遠隔保守を行
    う遠隔保守用データ端末を設け、 1つの構内電話交換機に、前記遠隔保守用データ端末を
    公衆網等の外部回線経由で収容するとともに、遠隔保守
    用データ端末と構内電話交換機間の遠隔保守用データ通
    信の内容を監視する機能と、上記遠隔保守用のデータ通
    信内容を常時監視して、他の構内電話交換機に対する接
    続要求を検出したときに前記遠隔保守用データ端末を他
    の構内電話交換機に前記中継回線を介して接続するスレ
    ーブ局接続制御機能を設け、 他の構内電話交換機には、前記遠隔保守用データ端末が
    収容された構内電話交換機および前記中継回線を介して
    遠隔保守を行う機能を設け、 前記監視結果に基づいてある構内電話交換機の遠隔保守
    を他の構内電話交換機の遠隔保守に切り替えるようにし
    たことを特徴とする構内電話交換機の遠隔保守方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の構内電話交換機の遠隔保
    守方式に用いる構内電話交換機であって、遠隔保守用の
    データ通信を処理する手段と、遠隔保守用回線を収容し
    ない構内電話交換機との接続を制御する手段と、遠隔保
    守用データ端末と構内電話交換機との間の遠隔保守用デ
    ータ通信の内容を監視する手段と、現在通信中の構内電
    話交換機と異なる構内電話交換機に対する接続要求を検
    出したときに、現在の遠隔保守用通信を終了させ、新た
    な接続要求先に遠隔保守用データ端末を前記中継回線を
    介して接続する手段を有することを特徴とする構内電話
    交換機。
JP06073697A 1997-03-14 1997-03-14 構内電話交換機の遠隔保守方式および該遠隔保守方式に用いる構内電話交換機 Expired - Fee Related JP3447912B2 (ja)

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