JP3447609B2 - 弾性人形体 - Google Patents

弾性人形体

Info

Publication number
JP3447609B2
JP3447609B2 JP08973799A JP8973799A JP3447609B2 JP 3447609 B2 JP3447609 B2 JP 3447609B2 JP 08973799 A JP08973799 A JP 08973799A JP 8973799 A JP8973799 A JP 8973799A JP 3447609 B2 JP3447609 B2 JP 3447609B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
doll body
elastic doll
synthetic resin
core material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08973799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000279647A (ja
Inventor
多規男 江島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Co Ltd
Original Assignee
Takara Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP08973799A priority Critical patent/JP3447609B2/ja
Application filed by Takara Co Ltd filed Critical Takara Co Ltd
Priority to GB0028760A priority patent/GB2354181B/en
Priority to EP99938585A priority patent/EP1108454A4/en
Priority to CN99807031A priority patent/CN1124866C/zh
Priority to US09/700,937 priority patent/US6790398B1/en
Priority to KR10-2000-7013572A priority patent/KR100466910B1/ko
Priority to PCT/JP1999/004526 priority patent/WO2000010665A1/ja
Priority to TW088114431A priority patent/TW445165B/zh
Publication of JP2000279647A publication Critical patent/JP2000279647A/ja
Priority to HK01104981A priority patent/HK1034213A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP3447609B2 publication Critical patent/JP3447609B2/ja
Priority to US10/899,277 priority patent/US20040266315A1/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は弾性を有し、関節部
分でのみ曲がる弾性人形体に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、弾性を有する合成樹脂製弾性人形
体として、その内部に金属製芯材(針金)を埋設したも
のが知られている。この弾性人形体は胴体部と腕部と脚
部とを備え、頭部を着脱自在に支持するもので、内部の
芯材が塑性変形するので、弾性人形体は人間と同じよう
に体の一部が曲がり、また曲がった状態がそのまま残る
ようにすることができる。したがって、表面は柔軟であ
りながら、曲がり状態が保持されるので、人形がよりリ
アルになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、針金をへの
字形に曲げた後に逆への字形に曲げ返すとき、同じ部分
が曲がるわけではなく、異なる部分が曲がってしまうと
いう現象が発生する。したがって、一度曲がった部分は
逆側に曲げても矯正されずに曲がったままになる。この
ように、一方に曲げるときとその逆側に曲げるときとで
は曲がり位置が変わるために不自然であるほか、腕部が
変形したり、その長さが短くなったりする。しかも、針
金などの金属製芯材を直接に曲げると、合成樹脂製の芯
材とは異なり、U字形ではなくL字形又はV字形のよう
に急角度で曲がるのでこの部分にのみ応力が集中し、芯
材が折損するおそれがある。弾性人形体の内部で芯材が
折れてしまうと、その端部が肉部分を突き破って外部に
露出する可能性があり、人を傷つける危険性がある。ま
た、関節以外の部分が曲がってしまうので不自然であ
る。
【0004】本発明は上記問題点を解消し、曲げたとき
に芯材の一部に応力が集中することがなく、安全で耐久
性に優れるとともに、人に近い自然な動作と人肌に近い
感触を得ることができる弾性人形体を提供することをそ
の課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る弾性人形体は、胴体部と腕部と脚部と
を有し、それぞれの内部に骨格部材を埋設するととも
に、以下の要件を備えたことを特徴とする。 (a) 骨格部材は、首部、肩部、肘部、手首部、股部、膝
部及び足首部の関節ならびに胸部と腰部との間に対応す
る部位に配置された金属製の第1の芯材と、手、足及び
首部の先端部ならびに胸部、腰部、上腕部、前腕部、大
腿部及びすね部に対応する部位とに配置された硬質合成
樹脂製の第2の芯材とから構成されていること (b) 上記第1の芯材と第2の芯材とは連結されているこ
と (c) 上記第1の芯材は、溶融した後に冷却された軟質合
成樹脂によって被覆されていること (d) 上記骨格部材は、第1の芯材に被覆された軟質合成
樹脂と同じ材質の軟質合成樹脂から成る皮肉部材によっ
て覆われていること
【0006】なお、「関節に対応する部位」の関節とは
「全ての関節」を意味するわけではない。一部の関節に
第1の芯材を配置する構成であってもよい。
【0007】前記第1の芯材を覆う合成樹脂と前記皮肉
部材の軟質合成樹脂とは熱可塑性エラストマーであるの
が望ましい。
【0008】前記第1の芯材は針金で、首部、胴体部及
び腕部・脚部に配置された第1の芯材は互いに径が異な
るようにするのが好ましい。
【0009】前記骨格部材は一体に形成してもよく、ま
た予め分離された骨格構成部材を一体的に結合するよう
にしてもよい。
【0010】さらに、腕部及び脚部の第1の芯材は平行
な2本の針金によって形成される構成でもよい。
【0011】第1の芯材の端部は屈曲するのが好まし
い。
【0012】前記第1の芯材は針金ではなく、金属製の
細長板状材であってもよく、コイル状に形成してもよ
い。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は弾性人形体の正面図であ
り、図2(a) (b) は上記弾性人形体の内部構造を示す正
面図及び側面図である。弾性人形体は胴体部1と腕部2
と脚部3とを有し、首部4の上部に設けられた首ピン5
に頭部(図示せず)が着脱自在に支持されるように形成
されている。
【0014】上記弾性人形体の表面は軟質合成樹脂から
成る皮肉部材6によって構成されている。皮肉部材6は
熱可塑性エラストマー、例えば理研ビニル工業株式会社
製のスチレン系エラストマー(商標「レオストマー」)
が好ましい。また、熱可塑性エラストマーの硬度は10
〜20程度のものがよく、硬度15が最も好ましい。硬
度10未満では柔らかすぎ、硬度20を越えるものは人
間の肌としての柔軟性に欠けるからである。
【0015】次に、図2及び図3に示されるように、弾
性人形体の内部には骨格部材7が埋設され、この骨格部
材7は上記皮肉部材6によって覆われている。
【0016】骨格部材7は金属製の第1の芯材8と硬質
合成樹脂製の第2の芯材9とを一体的に連結したもの
で、第1の芯材8は関節に対応する部位に配置され、第
2の芯材9は先端部及び隣り合う関節間に対応する部位
に配置されている。
【0017】すなわち、第1の芯材8は鉄、ステンレス
等の針金によって構成され、首部4、肩部10、肘部1
1、手首部12、股部13、膝部14及び足首部15に
配置されている。腕部2及び脚部3には1本の第1の芯
材8aを手先、足先でU字形に折り返すことにより平行
な芯材が配置されている。また、胴体部1の中央、つま
り胸部16と腰部17との間(腹部18)の背骨に対応
する部分にも第1の芯材8bが配置されている。折れ曲
がるという意味では、胸部16と腰部17との間も広義
の関節と考えてよいからである。
【0018】第1の芯材8は部位によってその径が異な
っている。すなわち、胴体部1に配置された第1の芯材
8bが最も太く、次に首部4に配置されて第1の芯材8
cが太く、腕部2及び脚部3に配置された第1の芯材8
aが最も細く形成されている。ただし、これらの径差は
必ずしも上記の例に従う必要はない。曲げの頻度等を考
慮して適宜決めればよい。また、第1の芯材8は全ての
関節に対応する部位に配置する必要はない。一部の関節
に配置する構成であってもよい。
【0019】なお、第1の芯材8の端部19は屈曲され
ている。
【0020】次に、上記第1の芯材8は剛性樹脂6aに
よって覆われている。この合成樹脂6aは、第1の芯材
8が急角度で折れ曲がらないようにするものであり、上
記皮肉部材6と同じ材質(熱可塑性エラストマー)とす
。そして、熱可塑性エラストマーを選択した場合、そ
こ硬度は25〜35程度のものが最もよく、硬度30が
最適である。第1の芯材8を合成樹脂で覆う理由は、第
1の芯材が特定の急角度で折れ曲がることなく、曲げ力
が均一に加わるようにするとともに、曲げたときに曲げ
状態が保持される必要があるからで、硬度25未満では
急角度で曲がるのを阻止することができず、硬度35を
越えると、曲げても元のように戻る力が強く、曲げた状
態が保持されにくいのである。
【0021】第2の芯材9は関節と関節の間に設けられ
ている。つまり、首部の先端部、上腕部、前腕部、胸
部、腰部、大腿部及びすね部にそれぞれ第2の芯材9
a、9b、9c、9d、9f、9gが配置されている。
また、これらの第2の芯材9は腕部2、脚部3の先端部
に設けられている。つまり、手、足部の端部にそれぞれ
符号9h、9iで示す第2の芯材9が配置されている。
これらの第2の芯材9は人間の骨に対応する部位に設け
られ、曲がるべきものではないから、硬質合成樹脂から
構成するのがよく、ポリプロピレンなど、熱可塑性エラ
ストマーと相容性のある硬質合成樹脂が好ましい。その
理由は、上記皮肉部材6とよく結合するので、折り曲げ
たときに違和感がないほか、第2の芯材9と上皮肉との
間に振れやずれが起きるのを良好に防止できるからであ
る。
【0022】上述のように、第1の芯材8としては、胴
体部1に配置された第1の芯材8bが最も太いので、急
角度には曲がりにくく、背骨が曲がるような大きな曲が
り状態が得られる。また、腕部2及び脚部3の第1の芯
材8aは胴体部1のものよりも細く、かつ平行に配置さ
れているので、前後に曲がり易く、上下には曲がりにく
くなる。したがって、より人間の関節の動きに近くな
る。また、第1の芯材8の端部19は屈曲しているの
で、皮肉部材6を破って外に出る可能性は非常に低く、
仮に露出しても子供などを傷つけにくく、安全性が高
い。
【0023】なお、第1の芯材8の太さ、本数は必ずし
も図示のように配置する必要はない。例えば、右腕と胴
体部と右脚部及び左腕と胴体部と左脚部にそれぞれ1本
の第1の芯材を埋設するようにしてもよい。また、第1
の芯材8の周囲は直接に皮肉部材6で被覆する構成でも
よい。
【0024】また、第1の芯材8は直状のものに限定さ
れない。図4のように金属製の細長板状材によって構成
してもよく、あるいは関節部をへこませる等、曲がりや
すい金属コイル材によって構成してもよい。
【0025】さらに、骨格部材7は、予め分離された骨
格構成部材を一体的に結合するようにしてもよい。例え
ば、図5のように両腕部2の骨格構成部材7bを胴体部
1の骨格構成部材7aから分離した状態で成形すれば、
金型20を小さくすることができるので、コストを低く
抑えることができるとともに、金型20を水平にしてセ
ットすることができる。よって、骨格部材7を金型に安
定に固定することができる。この場合、肩部10にはネ
ジ止め部21、腕部2の基部にはネジ挿通孔22を形成
しておけば、図6に示されるように上記2種の骨格構成
部材7a、7bをネジ止めにより一体に結合することが
できるから、この状態でインサート成形することによ
り、上述のものと同じ完成品を得ることができる。これ
に対し、両腕部2と胴体部1とを一体にする場合は、両
腕部2が左右に広がっているため、金型全体が大きくな
り、コストは高くならざるを得ない。
【0026】次に、上記弾性人形体の製造方法の一例に
ついて説明すると、まず、図7に示すように、金型23
に金属製の第1の芯材8a、8b、8cを所定の位置に
固定する。金型23には上述の第2の芯材9に対応する
部位に設けられた空間部24と、第1の芯材固定部25
が形成されている。第1の芯材8a、8b、8cの一部
は上記金型の固定部25に置かれ、2つの金型を閉じる
ときに挟まれて固定される。なお、第1の芯材8を固定
するには、金型に磁石を配置し、この磁石に第1の芯材
8を吸引固定するようにしてもよい。26は樹脂のイン
サート部である。金型を閉じた後、インサート部26か
ら溶融樹脂材料(ポリプロピレン等)を空間部24に注
入し、冷却後金型を開くと、図8に示されたように第1
の芯材8と第2の芯材9とが連結されて骨格部材7が成
形される。
【0027】その後、上記骨格部材7を図9に示す別の
金型27に入れて固定する。この金型27には骨格部材
7のうち第1の芯材8の露出部と腕部と手部、足部にの
み空間部28が形成され、各空間部28にはインサート
部26が開口している。第2の芯材9は金型を閉じると
きに金型の内側に密閉されて固定される。金型を閉じて
骨格部材7を固定した後、インサート部26から溶融材
料を注入する。このとき、第1の芯材8に対応するイン
サート部26には硬度30の熱可塑性エラストマーを、
腕部、手部及び足部のインサート部26には硬度15の
熱可塑性エラストマーを注入する。冷却後に金型27を
開くと、図10に示されたように第1の芯材8上に硬度
30の熱可塑性エラストマー6aが被覆されるととも
に、硬度15の熱可塑性エラストマーによる肘部29、
手部30及び足部31が成形された半製品32が成形さ
れる。
【0028】さらに、上記半製品32を図11に示す別
の金型33に入れて固定する。この金型33には肘部2
9、手部30及び足部31を除いて弾性人形体の皮肉部
材用樹脂を注入する空間部34が形成されている。金型
28のうち肘部29、手部30及び足部31に対応する
部分は金型閉じ時に固定されるとともに、これにより上
記半製品32は金型33の空間部34に浮いた状態で固
定される。なお、半製品32の中央部分の固定を確実に
するため、一方の金型33に固定ピン(図示せず)を立
て、この固定ピンの先端に上記半製品32の下腹部を当
接させるのが好ましい。金型33を閉じた後、インサー
ト部26から溶融材料(硬度30の熱可塑性エラストマ
ー)を注入する。冷却後に金型33を開くと、図1に示
されたように骨格部材7を皮肉部材6で覆った完成品が
成形される。なお、弾性人形体の下腹部には固定ピンの
跡35がつくが、この部分は通常は下着で覆われて外部
には露出しないので、目に触れることが少なく、無視す
ることができる。
【0029】なお、図1の成形態様は必ずしも上述のも
のに限定されるわけではない。例えば、肘部29、手部
30及び足部31を最終工程で他の部分とともに成形す
るようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、第1の芯
材には合成樹脂が被覆されているので、関節部及び胸部
と腰部との間に対応する部位が急角度で曲がるのを防止
することができ、曲げたときに第1の芯材の一部に応力
が集中することがないから、折損等の事故がほとんどな
く、安全で耐久性に優れた弾性人形体を得ることができ
る。
【0031】また、第2の芯材は主に人間の骨に対応し
て曲がりにくい部位に設けられ、硬質合成樹脂から構成
されているので曲がることがなく、関節以外で曲がる不
自然さを有効に防止してリアル性を向上させることがで
きる。
【0032】請求項2に係る発明によれば、第1の芯材
を覆う合成樹脂と皮肉部材の軟質合成樹脂とは熱可塑性
エラストマーであるから、馴染がよく、成形したときに
一体化しやすいほか、人肌に近い感触が得られ、リアル
感が向上する。
【0033】請求項3に係る発明によれば、第1の芯材
は針金で、首部、胴体部、腕部及び脚部にそれぞれ配置
された第1の芯材は互いに径が異なるので、曲げの容易
性だけでなく曲げの角度も異なる。したがって、体の部
位にふさわしい曲げが得られる。
【0034】請求項4に係る発明によれば、骨格部材は
一体に形成されたものであるから、成形が容易である。
【0035】請求項5に係る発明によれば、骨格部材
は、予め分離された骨格構成部材を一体的に結合したも
のであるから、成形時に金型を小さくすることができ
る。したがって、金型を水平にセットでき、成形時に芯
材等を安定に固定することができる。
【0036】請求項6に係る発明によれば、腕部及び脚
部の第1の芯材は平行に配置されているので、前後又は
左右(又は上下)の一方に曲がり易く、他方には曲がり
にくくなる。したがって、より人間の関節の動きに近く
なる。
【0037】請求項7に係る発明によれば、第1の芯材
の端部は屈曲しているので、皮肉部材を破って外に出る
可能性は非常に低く、仮に露出しても子供などを傷つけ
にくく、高い安全性を確保することができる。
【0038】請求項8に係る発明によれば、第1の芯材
は細長板状材であるから、曲がる方向をある程度限定す
ることができる。
【0039】請求項9に係る発明によれば、第1の芯材
はコイル状に形成されているから、急角度では曲がりに
くくなり、被覆される合成樹脂に対する依存度は小さ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る弾性人形体の正面図
【図2】上記弾性人形体から皮肉部材を除去して前後に
切断した状態の正面図
【図3】上記弾性人形体から皮肉部材を除去して一部を
切断した状態を示す側面図
【図4】骨格部材の他の例の正面図
【図5】骨格部材を3つの骨格構成部材に分離した状態
の正面図
【図6】上記骨格構成部材の連結態様説明図
【図7】骨格部材の成形態様説明図
【図8】骨格部材の正面図
【図9】骨格部材の第1の芯材に合成樹脂を被覆して半
製品を成形する態様を示す説明図
【図10】半製品の正面図
【図11】弾性人形体の完成品の成形態様説明図
【符号の説明】 1 胴体部 2 腕部 3 脚部 6 皮肉部材 7 骨格部材 8 第1の芯材 9 第2の芯材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63H 1/00 - 37/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴体部と腕部と脚部とを有し、それぞれ
    の内部に骨格部材を埋設するとともに、以下の要件を備
    えたことを特徴とする弾性人形体。 (a) 骨格部材は、首部、肩部、肘部、手首部、股部、膝
    部及び足首部の関節ならびに胸部と腰部との間に対応す
    る部位に配置された金属製の第1の芯材と、手、足及び
    首部の先端部ならびに胸部、腰部、上腕部、前腕部、大
    腿部及びすね部に対応する部位とに配置された硬質合成
    樹脂製の第2の芯材とから構成されていること (b) 上記第1の芯材と第2の芯材とは連結されているこ
    と (c) 上記第1の芯材は、溶融した後に冷却された軟質合
    成樹脂によって被覆されていること (d) 上記骨格部材は、第1の芯材に被覆された軟質合成
    樹脂と同じ材質の軟質合成樹脂から成る皮肉部材によっ
    て覆われていること
  2. 【請求項2】 前記請求項1において、前記第1の芯材
    を覆う合成樹脂と前記皮肉部材の軟質合成樹脂とは熱可
    塑性エラストマーであることを特徴とする弾性人形体。
  3. 【請求項3】 前記請求項1において、前記第1の芯材
    は針金で、首部、胴体部及び腕部・脚部に配置された第
    1の芯材は互いに径が異なることを特徴とする弾性人形
    体。
  4. 【請求項4】 前記請求項1において、前記骨格部材は
    一体に形成されたものであることを特徴とする弾性人形
    体。
  5. 【請求項5】 前記請求項1において、前記骨格部材
    は、予め分離された骨格構成部材を一体的に結合したも
    のであることを特徴とする弾性人形体。
  6. 【請求項6】 前記請求項1において、腕部及び脚部の
    第1の芯材は平行な2本の針金によって形成されたこと
    を特徴とする弾性人形体。
  7. 【請求項7】 前記請求項1において、第1の芯材の端
    部は屈曲されていることを特徴とする弾性人形体。
  8. 【請求項8】 前記請求項1において、前記第1の芯材
    は金属製の細長板状材であることを特徴とする弾性人形
    体。
  9. 【請求項9】 前記請求項1において、前記第1の芯材
    はコイル状に形成されたことを特徴とする弾性人形体。
JP08973799A 1998-08-25 1999-03-30 弾性人形体 Expired - Fee Related JP3447609B2 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08973799A JP3447609B2 (ja) 1999-03-30 1999-03-30 弾性人形体
EP99938585A EP1108454A4 (en) 1998-08-25 1999-08-23 ELASTIC DOLL AND METHOD OF PRODUCING THE SAME
CN99807031A CN1124866C (zh) 1998-08-25 1999-08-23 弹性玩偶及其制造方法
US09/700,937 US6790398B1 (en) 1998-08-25 1999-08-23 Elastic doll and method for manufacturing same
KR10-2000-7013572A KR100466910B1 (ko) 1998-08-25 1999-08-23 탄성인형체 및 그 제조방법
PCT/JP1999/004526 WO2000010665A1 (fr) 1998-08-25 1999-08-23 Poupee elastique et son procede de production
GB0028760A GB2354181B (en) 1998-08-25 1999-08-23 Elastic doll and method for manufacturing same
TW088114431A TW445165B (en) 1998-08-25 1999-08-24 Elastic doll and manufacturing method thereof
HK01104981A HK1034213A1 (en) 1998-08-25 2001-08-02 Elastic doll and method for manufacturing same
US10/899,277 US20040266315A1 (en) 1998-08-25 2004-07-26 Elastic doll and method for manufacturing same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08973799A JP3447609B2 (ja) 1999-03-30 1999-03-30 弾性人形体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000279647A JP2000279647A (ja) 2000-10-10
JP3447609B2 true JP3447609B2 (ja) 2003-09-16

Family

ID=13979090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08973799A Expired - Fee Related JP3447609B2 (ja) 1998-08-25 1999-03-30 弾性人形体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3447609B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014018580A (ja) * 2012-07-23 2014-02-03 Mekka Tokyo:Kk 人形体

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100526971B1 (ko) * 2005-05-06 2005-11-08 최봉규 요철형상의 관절부재
KR100783077B1 (ko) 2006-09-05 2007-12-07 이귀성 관절을 갖는 마네킹 인형

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014018580A (ja) * 2012-07-23 2014-02-03 Mekka Tokyo:Kk 人形体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000279647A (ja) 2000-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6790398B1 (en) Elastic doll and method for manufacturing same
US5630745A (en) Figure having numerous seamless repositionable parts
JP3008383B2 (ja) 連続的外皮を有する姿勢づけ可能形像
US3624691A (en) Realistic toy figure
US6932669B2 (en) Jointed linkage system
JP3447609B2 (ja) 弾性人形体
US8591283B2 (en) Action figure
CN112957747B (zh) 人形体的弯曲构造及使用它的人形体和人形体的制造方法
JP3168187B2 (ja) 人形体の製造方法
JP3655502B2 (ja) 弾性人形体及び成形方法
WO1999039793A1 (fr) Poupee
JP2002045578A (ja) 弾性人形体及びその成形方法
JPWO2008099509A1 (ja) 自立人形とその製造方法
JP3669845B2 (ja) 人形体の製造方法
RU2297265C2 (ru) Каркас куклы
JP2002355447A (ja) 人形用構成部材および人形体およびその支持台
JP3366900B2 (ja) 男雛用の芯材
GB2086741A (en) Model figures
JPS6329700Y2 (ja)
JPS63255086A (ja) 人形体の製作
WO2008050914A1 (en) Golf swing practice belt
JP2003265868A (ja) 人形玩具
JPH0292761U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100704

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees