JP2003265868A - 人形玩具 - Google Patents

人形玩具

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JP2003265868A
JP2003265868A JP2002076764A JP2002076764A JP2003265868A JP 2003265868 A JP2003265868 A JP 2003265868A JP 2002076764 A JP2002076764 A JP 2002076764A JP 2002076764 A JP2002076764 A JP 2002076764A JP 2003265868 A JP2003265868 A JP 2003265868A
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JP
Japan
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leg
arm
doll
core
doll toy
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Application number
JP2002076764A
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English (en)
Inventor
Ichitami Abiko
一民 安彦
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Takara Co Ltd
Original Assignee
Takara Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型の人形玩具でも腕部及び脚部を自然な形
で自由に曲げることができる人形玩具を提供する。 【構成】 (イ)人形玩具1の腕部4及び脚部5は、合
成樹脂により中空に成形されて、環状継手9及び環状継
手により中空の胴体部2へ取付けられていること (ロ)上記腕部4及び脚部5の左側と右側には、中央部
を胴体部2に通した芯材6p、6qの両側部が挿入され
ていること (ハ)上記芯材6p、6qは、針金13と発泡ウレタン
樹脂等の被覆層14とにより構成されていること (ニ)上記芯材6p、6qの先端には、少なくとも脚部
5の端部の内側に嵌合する膨出部16が形成されている
こと

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、腕部及び脚部の自
然で自由な曲りを実現させた人形玩具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、人形玩具は1/6サイズのもので
あれば、塩化ビニル樹脂に針金をインサートした腕部及
び脚部を用いて、腕部及び脚部を自然な形に曲げて自由
なポーズを取らせることができた。 【0003】しかしながら、人形玩具が身長53cm程
度の大型のものでは、腕部及び脚部を中空に形成して針
金をインサートすると、図6(a)に脚部17だけを示
すように、内部の針金18によって脚部17は自由に曲
げることはできるようになる。しかし、脚部17の曲げ
た部分の裏側は図6(b)に示すように潰れて扁平とな
り、不自然な形になってしまう問題点がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点を
解消し、大型の人形玩具でも腕部及び脚部を自然な形で
自由に曲げることができる人形玩具を提供することをそ
の課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明に係る人形玩具は、下記の構成を備えることを特
徴とする。 (イ)人形玩具の腕部及び脚部は、合成樹脂により中空
に成形されて、環状の継手により中空の胴体部へ取付け
られていること (ロ)上記腕部及び脚部の左側と右側には、中央部を胴
体部に通した芯材の両側部分が挿入されていること (ハ)上記芯材は、針金と発泡ウレタン樹脂等の被覆層
とにより構成されていること (ニ)上記芯材の先端には、少なくとも脚部の端部の内
側に嵌合する膨出部が形成されていること 【0006】 【発明の実施の形態】以下に本発明に係る人形玩具の実
施形態を説明する。 【0007】図1において符号1は人形玩具を示す。こ
の人形玩具1は、塩化ビニルなどの合成樹脂により中空
に成形した胴体部2と、頭部3と、腕部4及び脚部5と
を接合して構成したものであり、上記腕部4及び脚部5
の内側には上記胴体部2内を通した芯材6p、6qの両
側部分を挿入してある。 【0008】上記胴体部2と頭部3との接合は、胴体部
2の上側に図5に示す通りの継手7を設け、この継手7
を頭部3の下側に図1に点線で示すように設けた取付孔
8へ嵌合して行い、胴体部2に対して頭部3を回動でき
るようにする。なお、上記人形玩具1の身長は約53c
m、腕部4の周囲長は約7cm、大腿部は約12.5c
m、ふくらはぎは約9.5cm程度であり、芯材6pの
周囲長は約2.8cm、芯材6qの周囲長は約6cmで
ある。 【0009】上記胴体部2と腕部4及び脚部5との接合
は、腕部4及び脚部5の取付側に図2に示すような環状
継手9及び環状継手10を設け、これらの環状継手9及
び環状継手10を、胴体部2両側の上部及び下部に対応
させて設けた取付孔11及び取付孔12へ嵌合すること
により行い、胴体部2に対して腕部4及び脚部5を回動
できるようにする。 【0010】上記芯材6pは、図3に示すように、自由
に曲げられてその形状を保持する性質の針金13に発泡
ウレタン樹脂等の被覆層14を施した構成のものであ
り、胴体部2に通される胴内在部6aと、両側の腕部4
内及び脚部5内へなるべく先端近くまで挿入する挿入部
6bを有する長さに形成する。 【0011】上記芯材6p、6qにおける針金13の先
端には、腕部4の手首部4a及び脚部5の足首部5aの
内側太さに合わせた膨出部15及び膨出部16を形成
し、腕部4及び脚部5へ芯材6p、6qを挿入すると、
膨出部15は手首部4aに、膨出部16は足首部5aに
嵌合して針金13の先端を腕部4及び脚部5に固定し、
腕部4及び脚部5の曲げに際して芯材6p、6qが腕部
4及び脚部5と同体で作用するようにする。 【0012】なお、腕部4の膨出部15は必ずしもなく
てもよいが、針金13の先端は被覆層14の先端から突
出しないようにするのが好ましい。 【0013】前記実施形態に示す人形玩具1は、人形玩
具1の胴体部2に設けた腕部4の取付孔11と脚部5の
取付孔12とに芯材6p、6qを通して、その胴内在部
6aを胴体部2内に置き、腕部4及び脚部5への挿入部
6bを胴体部2の左右の両側へ出す。そして、腕部4側
の芯材6pの挿入部6bへ腕部4を膨出部15が手首部
4a内へ嵌合するまで挿入してから、環状継手9を胴体
部2の取付孔11に嵌合し、脚部5側の芯材6qの挿入
部6bへは脚部5を膨出部16が足首部5a内へ嵌合す
るまで挿入してから、環状継手10を胴体部2の取付孔
12へ嵌合すると、腕部4及び脚部5が胴体部2へ自由
に回動できるように取付けられる。 【0014】前記のように胴体部2へ取付けられて内部
に芯材6p、6qを挿入される腕部4及び脚部5は、肘
関節又は膝関節の部分から図4に示すように曲げると、
針金13に発泡ウレタン樹脂等の被覆層14を施した芯
材6p、6qは、膨出部15及び膨出部16による先端
部の固定と相俟って、上記両材13及び14が協働して
緩やかな円弧状の湾曲を行い、関節の裏側部分も被覆層
14があるために扁平になることがないので、曲げ状態
も自然であり、腕部4及び脚部5を関節部から例えば図
5のように曲げて同図のような自然なポーズをとらせる
ことも自由に行なうことができる。 【0015】 【発明の効果】本発明によると、次のような効果を奏す
ることができる。 (a)腕部及び脚部を中空としてその中に発泡ウレタン
樹脂等で被覆した芯材を挿入したから、大型の人形でも
腕部及び脚部を自由に曲げて希望通りのポーズをとらせ
ることができて、この際、腕部及び脚部はつぶれて扁平
に変形することがなく、自然な形を保持することができ
る。 【0016】(b)針金を発泡ウレタン樹脂等で被覆
し、先端を膨出部で腕部及び脚部に固定した芯材は、針
金と被覆が協働して腕部及び脚部の適切な曲がりを具現
し、美しいポーズとりを可能にすると共に、針金と被覆
の相補作用によって芯材の性能及び耐久性が向上され
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る人形玩具の正面図 【図2】人形玩具へ芯材を挿入する状態を示す一部分の
拡大断面図 【図3】芯材の一部分を示す斜視図 【図4】脚部を曲げた状態の断面図 【図5】曲げた腕部と脚部が自然な形を保つ人形の斜視
図 【図6】(a)(b)は、従来の人形玩具における芯材
入りの中空脚部の原形及び曲った状態を示す断面図 【符号の説明】 1 人形玩具 2 胴体部 4 腕部 5 脚部 6p、6q 芯材 13 針金 14 被覆層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 以下の要件を備えたことを特徴とする人
    形玩具 (イ)人形玩具の腕部及び脚部は、合成樹脂により中空
    に成形されて、環状の継手により中空の胴体部へ取付け
    られていること (ロ)上記腕部及び脚部の左側と右側には、中央部を胴
    体部に通した芯材の両側部分が挿入されていること (ハ)上記芯材は、針金と発泡ウレタン樹脂等の被覆層
    とにより構成されていること (ニ)上記芯材の先端には、少なくとも脚部の端部の内
    側に嵌合する膨出部が形成されていること
JP2002076764A 2002-03-19 2002-03-19 人形玩具 Pending JP2003265868A (ja)

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A02 Decision of refusal

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