JP3446532B2 - コンピュータシステムの周辺機器 - Google Patents

コンピュータシステムの周辺機器

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JP3446532B2
JP3446532B2 JP10580997A JP10580997A JP3446532B2 JP 3446532 B2 JP3446532 B2 JP 3446532B2 JP 10580997 A JP10580997 A JP 10580997A JP 10580997 A JP10580997 A JP 10580997A JP 3446532 B2 JP3446532 B2 JP 3446532B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムで用いられるプリンタのような周辺機器に関し、特
に、その周辺機器用のデバイスドライバをホストコンピ
ュータへアップロードできる周辺機器に関する。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータのOS(オペレーテ
ィングシステム)に対応したデバイスドライバを、周辺
機器(例えば、プリンタ)からホストコンピュータへ自
動的にアップロードできるコンピュータシステムが特開
平8−161250号公報に開示されている。この公報
に開示されたシステムでは、ホストコンピュータとプリ
ンタとが双方向性のインタフェースを介して接続されて
いる。
【0003】プリンタは、ホストコンピュータ用の種々
のOSに対応した自機用のプリンタドライバを保有して
いる。ホストコンピュータは、その起動時又はプリンタ
起動時等に、まず、プリンタに対してそれを識別するた
めのデータを要求する。プリンタは、ホストコンピュー
タに自機の識別データを送る。すると、ホストコンピュ
ータは、その識別データにより識別されたプリンタ用の
プリンタドライバが既に自機内にあるか否かをチェック
し、持っていなければ、次にプリンタに対し、自機のO
Sの種類を知らせると共に、そのOSに合ったプリンタ
ドライバを送るよう要求する。
【0004】これに応答してプリンタは、そのOSに合
ったプリンタドライバを選択してホストコンピュータに
送る。こうして、ホストコンピュータのOSに合ったプ
リンタドライバが、プリンタからホストコンピュータへ
自動的にアップロードされる。
【0005】この従来技術によれば、ユーザがプリンタ
ドライバをホストコンピュータにインストールする手間
が省け、且つ、ホストコンピュータ内にプリンタドライ
バを保存しておく必要もないので、その分ハードウェア
資源が有効利用できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、ホストコンピュータには、プリンタに対し、そ
れを識別するデータを要求し、そのデータに基づき識別
したプリンタ用のドライバが自機内に存在するか否かチ
ェックし、無ければプリンタへプリンタドライバを要求
するという動作を行うプログラムがインストールされて
いる必要がある。
【0007】このような、プリンタを操作するプログラ
ムは、プリンタのアーキテクチャにある程度は依存した
ものとならざるを得ないであろうから、プリンタの機種
毎に異なったり、メーカー毎に異なったりする可能性が
大きい。まして、例えばプリンタとイメージスキャナの
ように、全く別種の機器の場合はなおさらである。
【0008】従って、そのような操作プログラムは、周
辺機器購入時にその機器の付属品としてフロッピーディ
スク等でユーザに提供され、ユーザは、これを手動でホ
ストコンピュータにインストールしなければならず、そ
して、そのプログラムはホストコンピュータ内にずっと
保存しておかなければならない。複数の周辺機器を使う
ホストコンピュータの場合には、それら複数の機器用の
操作プログラムを保存しておかなければならないことに
なる。
【0009】また、上記従来技術では、ホストコンピュ
ータからプリンタに対して識別データを要求したり、プ
リンタドライバの送信を要求したりするが、もし、この
要求時にプリンタがビジー状態であったりすると、ホス
トコンピュータとしてはプリンタの状態が待機状態に戻
るのを待って再度要求を送らなくてはならない。しか
し、ネットワークを介してホストコンピュータとプリン
タとが遠く離れて通信するような場合には、ホストコン
ピュータとしては、何時プリンタがビジー状態から待機
状態に戻るのか判断し難い。
【0010】従って、本発明の目的は、ホストコンピュ
ータ側に周辺機器を操作するプログラムが無くても、ホ
ストコンピュータのハード・ソフト環境に合った周辺機
器用のデバイスドライバを周辺機器から自動的にアップ
ロードできるようにすることにある。
【0011】また、本発明の別の目的は、ホストコンピ
ュータ側で周辺機器の状態を意識しなくても、周辺機器
にとってそれが可能であるときに、周辺機器用のデバイ
スドライバを周辺機器からホストコンピュータへ自動的
にアップロードできるようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従
うコンピュータシステムの周辺機器は、ホストコンピュ
ータが持ち得る所定のOS環境に対応する所定のデバイ
スドライバと、ホストコンピュータのOS環境を調査
し、その結果を周辺機器に通知するためのOS環境調査
プログラムと、ホストコンピュータからの要求に応答し
て、OS環境調査プログラムをホストコンピュータへ送
り、次にホストコンピュータからOS環境の調査結果を
受けて、ホストコンピュータのOS環境が所定のOS環
境であるとき、所定のデバイスドライバをコンピュータ
に送る管理手段と、複数のOS環境に各々対応して設け
られる、ホストコンピュータにおける周辺機器のデバイ
スドライバの存否を調査するための複数のドライバ調査
プログラムと、を備え、管理手段が、OS環境の調査結
果を受けて、その結果に対応したドライバ調査プログラ
ムを選択し、選択されたドライバ調査プログラムから周
辺機器のデバイスドライバがない旨の通知を受けたと
き、そのデバイスドライバをホストコンピュータへ送
る。
【0013】上記構成によれば、ホストコンピュータか
らの要求に応答して、OS環境プログラムをホストコン
ピュータへ送り、次にホストコンピュータからOS環境
の調査結果を受けて、ホストコンピュータのOS環境が
所定のOS環境であるとき、所定のデバイスドライバを
コンピュータに送ることとしたので、ホストコンピュー
タ側に周辺機器を操作するプログラムが無くても、ホス
トコンピュータのハード・ソフト環境に合った周辺機器
用のデバイスドライバを周辺機器から自動的にアップロ
ードできる。また、複数のOS環境に各々対応して設け
られる、ホストコンピュータにおける周辺機器のデバイ
スドライバの存否を調査するための複数のドライバ調査
プログラムを備えて、管理手段が、OS環境の調査結果
を受けて、その結果に対応したドライバ調査プログラム
を選択し、選択されたドライバ調査プログラムから周辺
機器のデバイスドライバがない旨の通知を受けたとき、
そのデバイスドライバをホストコンピュータへ送ること
もできる。
【0014】本発明の第1の側面に係る好適な実施形態
では、所定のOS環境は複数存在していると共に、これ
ら複数のOS環境の各々に適合した複数のデバイスドラ
イバを備え、管理手段は、ホストコンピュータのOS環
境の調査結果を受けて、その結果が複数のOS環境のい
ずれか1つであるとき、その1つのOS環境に対応する
デバイスドライバを選択してホストコンピュータに送る
ようになっている。
【0015】また、OS環境調査プログラムは、ホスト
コンピュータの持つOS環境に対してアーキテクチャニ
ュートラルである。
【0016】上述した周辺機器は、例えば通信回線を介
して1台又は複数台のホストコンピュータに接続される
1台又は複数台のプリンタである。従って、デバイスド
ライバは、プリンタにインストールされるプリンタドラ
イバである。
【0017】また、ドライバ調査プログラムは、ホスト
コンピュータに周辺機器のデバイスドライバがあると判
断したとき、そのデバイスドライバを起動するようにな
っている。
【0018】OS環境調査プログラムは、OS環境の調
査結果を管理手段に通知した後に同プログラム自体で消
去するか、又は、同プログラムを消去するための手段を
備えるている。また、ドライバ調査プログラムも、周辺
機器のデバイスドライバの存否の調査結果を管理手段に
通知した後に同プログラム自体で消去するか、又は、同
プログラムを消去する手段を備えている。更に、デバイ
スドライバも、規定された処理動作の終了後に同ドライ
バ自体で消去するか、又は、同ドライバを消去する手段
を備えている。
【0019】これらの構成によれば、ホストコンピュー
タが、上記各プログラムやドライバ等を保持するために
ホストコンピュータのハードウエア資源を使う必要がな
く、ホストコンピュータのハードウエア資源を有効活用
できる。
【0020】また、管理手段としては、プリンタのOS
上で動作する、常時待機状態に置かれるWWWサーバが
用いられる。
【0021】本発明の第2の側面に従うコンピュータシ
ステムは、ホストコンピュータと、このホストコンピュ
ータに、通信回線を介して接続される周辺機器と、を備
え、周辺機器が、ホストコンピュータが持ち得る所定の
OS環境に対応する所定のデバイスドライバと、ホスト
コンピュータのOS環境を調査し、その結果を周辺機器
に通知するためのOS環境調査プログラムと、ホストコ
ンピュータからの要求に応答して、OS環境調査プログ
ラムをホストコンピュータへ送り、次にホストコンピュ
ータからOS環境の調査結果を受けて、ホストコンピュ
ータのOS環境が所定のOS環境であるとき、所定のデ
バイスドライバをコンピュータに送る管理手段と、複数
のOS環境に各々対応して設けられる、ホストコンピュ
ータにおける周辺機器のデバイスドライバの存否を調査
するための複数のドライバ調査プログラムと、を有して
いて、管理手段が、OS環境の調査結果を受けて、その
結果に対応したドライバ調査プログラムを選択し、選択
されたドライバ調査プログラムから周辺機器のデバイス
ドライバがない旨の通知を受けたとき、そのデバイスド
ライバをホストコンピュータへ送るようになっており、
ホストコンピュータが、管理手段から送信される複数の
ドライバ調査プログラムを受けて、これを自動的に起
動する手段を備える。
【0022】本発明の第2の側面に係る好適な実施形態
では、ホストコンピュータは、周辺機器から送信され
る、ホストコンピュータのOS環境を調査してその結果
を周辺機器に通知するためのOS環境調査プログラムを
受けて、これを自動的に起動する手段を備える。
【0023】
【0024】このホストコンピュータは、更に、周辺機
器から送信される、ホストコンピュータが持ち得るOS
環境に対応するデバイスドライバを受けて、これを自動
的に起動する手段をも備える。
【0025】このホストコンピュータにおけるOS環境
調査プログラム、ドライバ調査プログラム、及びデバイ
スドライバは、夫々に規定された処理動作の終了後に、
夫々自身で消去するか、又は、夫々を消去するための手
段を備える。
【0026】この構成によれば、ホストコンピュータ
が、上記各プログラムやドライバ等を保持するためにホ
ストコンピュータのハードウエア資源を使う必要がな
く、ホストコンピュータのハードウエア資源を有効活用
できる。
【0027】本発明の第3の側面に従うコンピュータシ
ステムの周辺機器にコンピュータを機能させるための機
械読取り可能なプログラムを記録した媒体は、ホストコ
ンピュータが持ち得る所定のOS環境に対応する所定の
デバイスドライバと、ホストコンピュータのOS環境を
調査し、その結果を周辺機器に通知するためのOS環境
調査プログラムと、ホストコンピュータからの要求に応
答して、プログラムをホストコンピュータへ送り、次に
ホストコンピュータからOS環境の調査結果を受けて、
ホストコンピュータのOS環境が所定のOS環境である
とき、所定のデバイスドライバをコンピュータに送る管
理手段と、複数のOS環境に各々対応して設けられる、
ホストコンピュータにおける周辺機器のデバイスドライ
バの存否を調査するための複数のドライバ調査プログラ
ムと、を備え、管理手段が、OS環境の調査結果を受け
て、その結果に対応したドライバ調査プログラムを選択
し、選択されたドライバ調査プログラムから周辺機器の
デバイスドライバがない旨の通知を受けたとき、そのデ
バイスドライバをホストコンピュータへ送る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0029】図1は、本発明の一実施形態に係るコンピ
ュータシステムの全体構成図である。
【0030】図1に示すように、ホストコンピュータ1
は、インターネット5を介してプリンタ3にアクセスが
可能になっている。インターネット5には、他にも多数
のホストコンピュータM1〜Mn、及びプリンタN1〜Nn
が接続されており、これら各ホストコンピュータM1〜
Mnも、任意のプリンタN1〜Nnにアクセスが可能にな
っている。
【0031】ホストコンピュータ1には、そのハードウ
ェアに適合したOS11、及びOS11上で動作する各
種のアプリケーション13がインストールされている。
また、アプリケーションの1つとして、ワールドワイド
ウェブ(WWW)クライアント(つまり、WWWブラウ
ザ)15がインストールされている。
【0032】更に、後述するアーキテクチャニュートラ
ルな言語で書かれたプログラムをOS11上で実行する
ための、そのアーキテクチャニュートラル言語用のイン
タープリタ、及びランタイムシステムから構成されるバ
ーチャルマシン17もインストールされている。
【0033】因みに、アーキテクチャニュートラルと
は、コンピュータのハードウェア及びOS環境に依存し
ないということである。公用のWWWクライアントの中
には、所定のアーキテクチャニュートラルなプログラム
(例えば、米国サンマイクロシステムズ社が提供するJ
ava言語によりプログラミングされたプログラム)を
実行するためのバーチャルマシン17を内蔵しているも
のがあり、これをホストコンピュータ1にインストール
すれば、別にバーチャルマシン17をインストールする
必要はない。或いは、OS11自体がバーチャルマシン
17を内蔵してもよい。ここで、バーチャルマシン17
とは、アーキテクチャ依存の環境の上でアーキテクチャ
ニュートラルなプログラムを実行するための、アーキテ
クチャ依存のプログラムのことである。
【0034】OS11の一部として、ホストコンピュー
タ1が使用する可能性のあるプリンタ用のプリンタドラ
イバ19をインストールすることもできるが、本実施形
態では、プリンタドライバ19はプリンタ3から自動的
にインストールされるので、ユーザがインストールする
必要はない。
【0035】プリンタ3は、そのハードウェアに適合し
たOS31と、そのOS31上で動作する印刷処理のた
めの各種プログラム33とを備える。更に、プリンタ3
は、OS31上で動作するWWWサーバ35、及びこの
WWWサーバ35によって管理されるファイルライブラ
リ37をも備える。
【0036】ファイルライブラリ37は、アーキテクチ
ャニュートラルな言語で書かれた環境調査プログラム3
71、ホストコンピュータ1が持つ可能性のある種々の
OS環境にそれぞれ対応した複数のドライバ調査プログ
ラム373、及び種々のOS環境に対応した当該プリン
タ3用の複数のプリンタドライバ375を備える。
【0037】環境調査プログラム371は、ホストコン
ピュータ1において、WWWクライアント15上でバー
チャルマシン17を介して実行され得るプログラムであ
り、ホストコンピュータ1で実行されると、そのホスト
コンピュータ1のOS環境を調べてその調査結果をプリ
ンタ3のWWWサーバ35へ回答する機能を持つ。
【0038】ドライバ調査プログラム373は、対応す
るOS環境のホストコンピュータ1において実行され得
るものである。ドライバ調査プログラム373は、実行
されることにより、そのホストコンピュータ1内に当該
プリンタ3用のプリンタドライバ(以下、「互換ドライ
バ」という)が存在するか否か調べて、その調査結果を
プリンタ3のWWWサーバ35へ回答する機能を有す
る。また、ホストコンピュータ1内に互換ドライバがあ
れば、これを実行する(起動する)機能や、ホストコン
ピュータ1内に互換ドライバが無ければ、プリンタ3の
WWWサーバ35から送られてくるプリンタドライバ3
75を受信してこれを実行する(起動する)機能をも有
する。
【0039】図2は、図1のコンピュータシステムにお
ける制御動作を示すフローチャートである。
【0040】以下、ホストコンピュータ1側の処理手順
を、符号A1、A2、……で示し、プリンタ3側の処理
手順を、符号B1、B2、……で示す。
【0041】図2において、ホストコンピュータ1で
は、印刷を行いたいとき、ユーザはWWWクライアント
15を起動し(A1、A2)、プリンタ3のインターネ
ット5上でのアドレスであるURL(ユニホームリソー
スロケータ)を指定してプリンタ3へのアクセスを要求
する(A3)。この要求はインターネット5を介してプ
リンタ3へ送られる。
【0042】プリンタ3は、常時インターネット5に接
続されており、WWWサーバ35が起動している(B
1、B2)。WWWサーバ35は、ホストコンピュータ
1からのアクセス要求を受けると、応答としてまず環境
調査プログラム371をホストコンピュータ1へ送る
(B3)。
【0043】ホストコンピュータ1のWWWクライアン
ト15は、環境調査プログラム371を受信すると、こ
れを自動的に実行する。環境調査プログラム371はア
ーキテクチャニュートラルであるから、ホストコンピュ
ータ1がどのようなハードウェア及びOS環境を持って
いようとも、ホストコンピュータ1がバーチャルマシン
17を有してさえいれば、これを実行することができ
る。
【0044】環境調査プログラム371は、ホストコン
ピュータ1のOS環境(OSの種類、バージョン、言語
環境など)を調査し、その結果をプリンタへ送信する
(A4)。送信後、環境調査プログラム371は自動終
了する(A5)。
【0045】プリンタ3のWWWサーバ35は、調査結
果を受けると、次にそのOS環境に対応したドライバ調
査プログラム373を選択してホストコンピュータ1へ
送る(B4)。
【0046】ホストコンピュータ1のWWWクライアン
ト15は、そのドライバ調査プログラム373を受信
し、自動的にこれを実行する。ドライバ調査プログラム
373は、対応するOS環境の中でどのロケーションに
プリンタドライバが保存されているかを予め知ってお
り、そのロケーションにプリンタ3の互換ドライバが存
在するか否か調べ、その結果をプリンタ3へ返す(A
6)。
【0047】調査の結果、互換ドライバが存在している
場合(A7でY)、ドライバ調査プログラム373はそ
の互換ドライバを実行(起動)し(A8)、その後、ド
ライバ調査プログラム373は自動終了する(A1
0)。
【0048】互換ドライバが存在しない場合(A7で
N)、ドライバ調査プログラム373は、プリンタ3か
ら互換ドライバが送られてくるのを待つ。
【0049】プリンタ3のWWWサーバ35は、ドライ
バ調査プログラム373からの回答を受け(B5)、互
換ドライバ有りならば(B6でY)、何もせず元の待機
状態へ戻る。一方、互換ドライバ無しの場合は(B6で
N)、ホストコンピュータ1のOS環境に対応した互換
ドライバをファイルライブラリ37から選択してホスト
コンピュータ1へ送る(B7)。
【0050】ホストコンピュータ1におけるドライバ調
査プログラム373は、プリンタ3からの互換ドライバ
がWWWクライアント15によって受信されると、これ
を実行(起動)し(A9)、その後、自身は自動終了す
る(A10)。WWWクライアント15は、ドライバ調
査プログラム373の終了後、元の待機状態(A2)へ
戻る。互換ドライバが起動されると以後、印刷処理を行
うことができる。
【0051】なお、プリンタ3からホストコンピュータ
1へ送られるドライバ調査プログラム373は、終了
後、ホストコンピュータ1の固定ディスク等に残存しな
いよう自動的に消去することが望ましい。また、プリン
タ3からホストコンピュータ1へアップロードした互換
ドライバも、印刷処理終了後、固定ディスク等に残存し
ないよう自動消去してもよいし、残しておいてもよい。
また、WWWクライアント15が、アプリケーション中
からドライバ調査プログラム373を実行する場合に
は、このドライバ調査プログラム373は、WWWクラ
イアントアプリケーションの終了、又は他のページへの
移動と同時に終了してしまうことになる。
【0052】上述した内容は、あくまでも本発明の一実
施形態に関するものであって、本発明が上記内容のみに
限定されることを意味するものではないのは勿論であ
る。本発明は、プリンタドライバのみならず、他の周辺
機器用のデバイスドライバにも適用可能である。ホスト
コンピュータと周辺機器間の通信手段についても、上記
一実施形態のようなインターネットである必要は必ずし
もなく、他の種々の手段が利用可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ホストコンピュータ側に周辺機器を操作するプログラム
が無くても、ホストコンピュータのハード・ソフト環境
に合った周辺機器用のデバイスドライバを周辺機器から
自動的にアップロードできるようにすることができる。
【0054】また、ホストコンピュータ側で周辺機器の
状態を意識しなくても、周辺機器にとってそれが可能で
あるときに、周辺機器用のデバイスドライバを周辺機器
からホストコンピュータへ自動的にアップロードできる
ようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンピュータシステ
ムの全体構成図である。
【図2】図1に示すコンピュータシステムにおける制御
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、M1〜Mn ホストコンピュータ 3、N1〜Nn プリンタ 5 インターネット 11、31 OS(オペレーティングシステム) 13 各種アプリケーション 15 WWWクライアント 17 バーチャルマシン 19 プリンタドライバ 33 印刷関連プログラム 35 WWWサーバ 37 ファイルライブラリ 371 環境調査プログラム 373 ドライバ調査プログラム 375 プリンタドライバ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−295915(JP,A) 特開 平8−161250(JP,A) 特開 平8−263409(JP,A) 特開 平4−328640(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12 G06F 9/06 G06F 13/10

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムの周辺機器におい
    て、 ホストコンピュータが持ち得る所定のOS環境に対応す
    る所定のデバイスドライバと、 前記ホストコンピュータのOS環境を調査し、その結果
    を前記周辺機器に通知するためのOS環境調査プログラ
    ムと、 前記ホストコンピュータからの要求に応答して、前記O
    S環境調査プログラムを前記ホストコンピュータへ送
    り、次に前記ホストコンピュータから前記OS環境の調
    査結果を受けて、前記ホストコンピュータのOS環境が
    前記所定のOS環境であるとき、前記所定のデバイスド
    ライバを前記コンピュータに送る管理手段と、 前記複数のOS環境に各々対応して設けられる、前記ホ
    ストコンピュータにおける前記周辺機器のデバイスドラ
    イバの存否を調査するための複数のドライバ調査プログ
    ラムと、 を備え、 前記管理手段が、前記OS環境の調査結果を受けて、そ
    の結果に対応したドライバ調査プログラムを選択し、選
    択されたドライバ調査プログラムから前記周辺機器のデ
    バイスドライバがない旨の通知を受けたとき、そのデバ
    イスドライバを前記ホストコンピュータへ送ることを特
    徴とするコンピュータシステムの周辺機器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンピュータシステムの
    周辺機器において、 前記所定のOS環境は複数存在していると共に、これら
    複数のOS環境の各々に適合した複数のデバイスドライ
    バを備え、 前記管理手段が、前記ホストコンピュータのOS環境の
    調査結果を受けて、その結果が前記複数のOS環境のい
    ずれか1つであるとき、その1つのOS環境に対応する
    デバイスドライバを選択して前記ホストコンピュータに
    送ることを特徴とするコンピュータシステムの周辺機
    器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコンピュータシステムの
    周辺機器において、 前記OS環境調査プログラムは、前記ホストコンピュー
    タの持つOS環境に対してアーキテクチャニュートラル
    であることを特徴とするコンピュータシステムの周辺機
    器。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のコンピュータシステムの
    周辺機器において、 前記周辺機器が、通信回線を介して1台又は複数台のプ
    リンタであり、前記デバイスドライバが、前記プリンタ
    にインストールされるプリンタドライバであることを特
    徴とするコンピュータシステムの周辺機器。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のコンピュータシステムの
    周辺機器において、 前記ドライバ調査プログラムが、前記ホストコンピュー
    タに前記周辺機器のデバイスドライバがあると判断した
    とき、そのデバイスドライバを起動することを特徴とす
    るコンピュータシステムの周辺機器。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のコンピュータシステムの
    周辺機器において、 前記OS環境調査プログラムが、OS環境の調査結果を
    前記管理手段に通知した後に同プログラム自体で消去す
    るか、又は、同プログラムを消去するための手段を備え
    ることを特徴とするコンピュータシステムの周辺機器。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のコンピュータシステムの
    周辺機器において、 前記ドライバ調査プログラムが、前記周辺機器のデバイ
    スドライバの存否の調査結果を前記管理手段に通知した
    後に同プログラム自体で消去するか、又は、同プログラ
    ムを消去する手段を備えることを特徴とするコンピュー
    タシステムの周辺機器。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のコンピュータシステムの
    周辺機器において、 前記デバイスドライバが、規定された処理動作の終了後
    に同ドライバ自体で消去するか、又は、同ドライバを消
    去する手段を備えることを特徴とするコンピュータシス
    テムの周辺機器。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のコンピュータシステムの
    周辺機器において、 前記管理手段が、プリンタのOS上で動作する、常時待
    機状態に置かれるWWWサーバであることを特徴とする
    コンピュータシステムの周辺機器。
  10. 【請求項10】 ホストコンピュータと、 このホストコンピュータに、通信回線を介して接続され
    る周辺機器と、を備え、 前記周辺機器が、 前記ホストコンピュータが持ち得る所定のOS環境に対
    応する所定のデバイスドライバと、 前記ホストコンピュータのOS環境を調査し、その結果
    を前記周辺機器に通知するためのOS環境調査プログラ
    ムと、 前記ホストコンピュータからの要求に応答して、前記O
    S環境調査プログラムを前記ホストコンピュータへ送
    り、次に前記ホストコンピュータから前記OS環境の調
    査結果を受けて、前記ホストコンピュータのOS環境が
    前記所定のOS環境であるとき、前記所定のデバイスド
    ライバを前記コンピュータに送る管理手段と、 前記複数のOS環境に各々対応して設けられる、前記ホ
    ストコンピュータにおける前記周辺機器のデバイスドラ
    イバの存否を調査するための複数のドライバ調査プログ
    ラムと、 を有していて、 前記管理手段が、前記OS環境の調査結果を受けて、そ
    の結果に対応したドライバ調査プログラムを選択し、選
    択されたドライバ調査プログラムから前記周辺機器のデ
    バイスドライバがない旨の通知を受けたとき、そのデバ
    イスドライバを前記ホストコンピュータへ送るようにな
    っており、 前記ホストコンピュータが、 前記管理手段から送信される前記複数のドライバ調査プ
    ログラムを受けて、これを自動的に起動する手段を有
    することを特徴とするコンピュータシステム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のコンピュータシステ
    ムにおいて、 前記ホストコンピュータは、前記管理手段から送信され
    る前記OS環境調査プログラムを受けて、これを自動的
    に起動する手段を備えることを特徴とするコンピュータ
    システム。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のコンピュータシステ
    ムにおいて、 前記ホストコンピュータは、前記管理手段から送信され
    る前記デバイスドライバを受けて、これを自動的に起動
    する手段を備えることを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  13. 【請求項13】 請求項10乃至請求項13のいずれか
    1項記載のコンピュータシステムにおいて、 前記ホストコンピュータにおける前記OS環境調査プロ
    グラム、前記ドライバ調査プログラム、及び前記デバイ
    スドライバが、夫々に規定された処理動作の終了後に、
    夫々自身で消去するか、又は、夫々を消去するための手
    段を備えることを特徴とするコンピュータシステム。
  14. 【請求項14】 コンピュータシステムの周辺機器を制
    御するためのプログラムを記録した媒体において、 ホストコンピュータが持ち得る所定のOS環境に対応す
    る所定のデバイスドライバと、 前記ホストコンピュータのOS環境を調査し、その結果
    を前記周辺機器に通知するためのOS環境調査プログラ
    ムと、 前記ホストコンピュータからの要求に応答して、前記プ
    ログラムを前記ホストコンピュータへ送り、次に前記ホ
    ストコンピュータから前記OS環境の調査結果を受け
    て、前記ホストコンピュータのOS環境が前記所定のO
    S環境であるとき、前記所定のデバイスドライバを前記
    コンピュータに送る管理手段と、 前記複数のOS環境に各々対応して設けられる、前記ホ
    ストコンピュータにおける前記周辺機器のデバイスドラ
    イバの存否を調査するための複数のドライバ調査プログ
    ラムと、 を備え、 前記管理手段が、前記OS環境の調査結果を受けて、そ
    の結果に対応したドライバ調査プログラムを選択し、選
    択されたドライバ調査プログラムから前記周辺機器のデ
    バイスドライバがない旨の通知を受けたとき、そのデバ
    イスドライバを前記ホストコンピュータへ送ることを特
    徴とするコンピュータシステムの周辺機器にコンピュー
    タを機能させるための機械読取り可能なプログラムを記
    録した媒体。
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