JP3446506B2 - リラクタンスモータ用のロータ、及びリラクタンスモータ - Google Patents

リラクタンスモータ用のロータ、及びリラクタンスモータ

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JP3446506B2
JP3446506B2 JP30767296A JP30767296A JP3446506B2 JP 3446506 B2 JP3446506 B2 JP 3446506B2 JP 30767296 A JP30767296 A JP 30767296A JP 30767296 A JP30767296 A JP 30767296A JP 3446506 B2 JP3446506 B2 JP 3446506B2
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幸夫 本田
浩 村上
静 横手
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータ内部に複数
個のスリットを設けることで、リラクタンスモータを利
用するモータに関する
【0002】
【従来の技術】近年、欧米を中心にロータ内部に複数の
スリットを設けたリラクタンスモータが発表された。こ
のモータは構造が簡単で小型で高出力、さらに高速回
転可能な特徴を有しているため注目されている。
【0003】以下、図面を参照しながら従来型のリラク
タンスモータについて説明する。従来例を示す図9のモ
ータは、電磁鋼板等の高透磁率材で構成されたロータの
内部に、半径方向にスリット33を多層設けた構造をし
ている。このスリット33は何も充填されず空気層のま
までもよいし、樹脂等の非磁性体を充填してもよい。
【0004】このように構成されたリラクタンスモータ
においては、図9に示すスリット33の多層方向(q
軸)のインダクタンスLqと、q軸と電気角が直交する
d軸方向のインダクタンスLdとを比較すると、前記イ
ンダクタンスLqはスリット33を横切るので磁束が通
りにくく小さくなる一方、前記インダクタンスLdはス
リット間に高透磁率材の磁路が形成されており、磁束が
通り易く大きくなる。
【0005】したがって、LdとLqには差ができ、ロ
ータは磁気的突極性を有して、 T=Pn(Ld−Lq)idiq………(数1) に示すトルク式によるトルクが発生し、小型で高出力、
高速回転を得るモータが得られるものであった。(T:
トルク,Pn:極対数,Ld:d軸インダクタンス,L
q:q軸インダクタンス,id:d軸電機子電流,i
q:q軸電機子電流)ここでこの場合、トルク式(数
1)に示すように、発生トルクはLd−Lq、すなわち
d軸インダクタンスとq軸インダクタンスの差に比例す
るので、その差が大きいほど発生トルクも大きくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成ではLd
とLqの差を大きくするためには、スリットを多層にし
なければならないが、あまり多層にすると工法的な問題
から製造コストが高くついたり、強度が弱くなるといっ
た問題が生じる。
【0007】本発明は、従来のこのような課題を解決す
るためになされたものであり、大幅な設計変更をするこ
となくスリットをそれほど多層にしなくても、LdとL
qの差を大きくすることができ、リラクタンストルクを
より大きくできるリラクタンスモータを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、磁束が通過し易いdパスと磁束が通過し難いqパス
を備えるように多数の溝を形成し、前記dパスのうちの
一つのdパスと同一方向(高容易磁束方向)に容易磁束
方向を備える方向性高透磁率材料からなるロータ部材を
複数積層して構成されるロータコアを備えるリラクタン
スモータ用のロータにおいて、対面するロータ部材同士
最も磁束が通過し易い高透過性方向をずらして積層し
さらに上記ロータコアの複数のロータ部材各々が交互に
ずらされて積層されるリラクタンスモータ用のロータで
あり、dパス方向であるd軸方向については、容易磁束
方向でより磁束が通り易く、d軸インダクタンスは大き
くなる。一方、qパス方向であるq軸方向については、
スリットを横切るのに加えて、ロータコアシートの容易
磁束の方向も横切るので、より磁束は通りにくく、q軸
インダクタンスはより小さくなる。したがって、Ldと
Lqの差がより大きくなり、発生トルクはより大きくな
って、上記問題を解決する。
【0009】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために本発明
のロータは、磁束が通過し易いdパスと磁束が通過し難
いqパスを備えるように多数の溝を形成し、前記dパス
のうち一つのdパスと同一方向(高容易磁束方向)に容
易磁束方向を備える方向性高透磁率材料からなるロータ
部材を、対面するロータ部材同士最も磁束が通過し易い
高容易磁束方向をずらして積層したリラクタンスモータ
用のロータであり、容易磁束方向を通過する磁束の道が
できるので磁束がより通り易くなる。
【0010】また、対面するロータ部材同士最も磁束が
通過し易い高容易磁束方向を電気角で170〜190度
ずらすことによって、リラクタンスモータのロータとし
て適している。
【0011】また、対面するロータ部材同士最も磁束が
通過し易い高容易磁束方向を電気角で180度ずらすこ
とにより、リタクタンスモータに最も適している。
【0012】また、対面するロータ部材同士最も磁束が
通過し易い高容易磁束方向を機械角で90度ずらすこと
により、4極モータに最も適している。
【0013】また、磁束が通過し易いdパスと磁束が通
過し難いqパスを備えるように直線状の溝が直角に交わ
る多数のL字型スリットを形成したロータ部材を積層す
ることにより、容易磁束方向に沿った磁束が流れ易い。
【0014】また、磁束が通過し易いdパスと磁束が通
過し難いqパスを備えるように円弧状の溝をお互いに形
成したロータ部材を積層することにより、溝による磁束
が流れの低減を抑える。
【0015】また、磁束が通過し易いdパスと磁束が通
過し難いqパスを備えるように直線状の溝を同一方向の
みに設けたロータ部材を積層したリラクタンスモータ用
のロータは、製造工程を少なくすることができ、強度的
にも優れている。
【0016】また、直線状のスリットの直線方向と、ロ
ータ部材の容易磁束方向が直交してもよい。
【0017】また、磁束が通過し易いdパスと磁束が通
過し難いqパスを備えるように直線状のスリットを同一
方向のみに設けたロータ部材を、対面するロータ部材の
最も磁束が通過し易い高容易磁束方向をずらし、且つ前
記ロータ部材のスリットの側端部が対面するスリット中
心側端部同士が重なったので、qパス方向へ磁束が流れ
にくくなる。
【0018】また、スリットに非磁性体を充填したこと
により、ロータが強固になる。また、磁束が通過し易い
dパスと磁束が通過し難いqパスを備えるように多数の
スリットを形成し、dのパスのうち少なくとも一つのd
パスの方向と同一方向である方向性高透磁率材料からな
るロータ部材を、対面するロータ部材同士最も磁束が通
過し易い高透過性方向をずらして積層したロータであ
る。
【0019】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。
【0020】(実施例1) 図1,図2に示すように、4極リラクタンスモータのロ
ータコア1はロータ部材2a,2bであるロータコアシ
ートに磁束が通過し易い方向d軸方向であるdパスを設
けるために、直線状の溝となすスリット3を設ける。そ
して、このスリット3の中で、中心側端部が重なり、直
角に交わっているL字型の形状をしているものはL字型
スリット4であり、q軸方向への磁束の流れはスリット
直交部によって、さらにさえぎられる。ロータ部材2
a,2bは方向性電磁鋼板であるロータコアシートであ
る。なお、ここではロータコアシートを1枚用いている
が、複数枚ロータコアシートを積層させたものでもよ
い。なお、L字型のスリット4のうち、スリット3の一
方の直線部の方向と方向性電磁鋼板の容易磁束の方向と
が同一となる方向が高容易磁束方向である。
【0021】このロータ部材2a,2bを軸方向に積層
して4極のロータコア1とする時、図2に示すように、
対面させて、XとYを機械角90度、電気角でいえば1
80度ずらして積層していく。なお、電気角でいえば1
80度ずらす場合が最適であるが、電気角で170〜1
90度ずらして積層してもよい。そして、ロータ部材2
a,2bを交互に2a,2b,2a,2b,……と軸方
向に積層していく。図2に示すようなロータ部材2a,
2bに入っている線は、容易磁束の方向を示す線であ
る。
【0022】上記の構成をとることによって、本発明の
リラクタンスモータのロータコア1のd軸方向の磁束の
流れは、図3(A)、図3(B)に示すようにロータ部
材2a,2bは対面しているものであり、ステータ5の
歯6aから出た磁束7は、ロータ部材2aに磁束7を高
容易磁束方向に流れる。そして、L字型のスリット3の
高容易磁束方向Y方向と直交する部分で、スリット3に
ぶちあたるが、スリット3は透磁率が低く磁束7が流れ
難いので、磁束7はロータ部材2b側にうつり磁束はX
方向へ通過する。
【0023】つまり、磁束の流れとしては、ステータ6
a→ロータ部材2aのY方向→ロータ部材2bのX方向
→ステータ6b→ステータ6aというループを形成し、
d軸方向の流れはロータ全体として見た場合に大変流れ
易く、d軸インダクタンスLdは大変大きな値となる。
【0024】一方、q軸方向の磁束の流れはスリット3
を横切るのに加えて、ロータ部材2a,2bの容易磁束
方向も横切ることになり、磁束は大変流れにくく、q軸
インダクタンスLqは大変小さな値となる。したがって
図4に示すように、突極比Ld/Lqは10ぐらいと従
来品と比べ相当高く、LdとLqの差も相当大きくでき
るので、発生トルクは大きくなる。
【0025】なお、スリット3に樹脂等の非磁性体を充
填したロータでも同様の効果がある。
【0026】このように、対面する複数ロータ部材同
士、高容易磁束方向をずらして積層することにより、得
られたロータコア1はスリット3により、磁束7の流れ
は規定され、方向性透磁率材料の容易磁束方向を流れ、
磁束7はロータコア中を流れる間、2枚のロータ部材2
a,2bを行き来する。よって、磁束がスリットで規定
された方向へ流れ易く、リラクタンスモータに用いるこ
とにより、LdとLqの差がより大きな値となる。
【0027】なお、ロータ部材2a,2bに設けた溝と
してスリット3以外でも、凹形状とした溝でも可能であ
る。
【0028】(実施例2) 図5に実施例2のロータコア11の斜視図を示す。この
ロータコア11は、ロータ部材12a,12bを軸方向
に積層したものである。ロータ部材12a,12bは方
向性電磁鋼板であり、容易磁束方向を有する。また、ロ
ータ部材12a,12bには、溝となすスリット13を
備えており、容易磁束方向とスリット13の直線方向が
直交するように配置されている。なお、ロータ部材12
a,12bの断面図に入った線は容易磁束方向である。
【0029】このようにスリット13を備え、容易磁束
方向と同じ高容易磁束方向をY方向に備えたロータ部材
12aと、容易磁束方向をX方向に高容易磁束方向を備
えたロータ部材12bとを、Y方向とX方向とを、電気
角で180度ずらして、ロータ部材12a,12bを交
互に12a,12b,12a,12b,……と軸方向に
積層していく。図6に示すようなロータ部材12a,1
2bに入っている線は、容易磁束の方向を示す線であ
る。
【0030】上記の構成によって、本発明のリラクタン
スモータのロータコア11のd軸方向の磁束の流れは、
図7(A),図7(b)に示すようにロータ部材12
a,12bは対面しているものであり、ステータ15の
歯16aから出た磁束17は、ロータ部材12aに磁束
17を容易磁束方向に流れる。そして、スリット13に
ぶちあたるが、スリット13は透磁率が低く磁束17が
流れ難いので、磁束17はロータ部材12b側にうつり
磁束はX方向へ通過する。
【0031】つまり、磁束の流れとしては、ステータ1
6a→ロータ部材12aのY方向→ロータ部材12bの
X方向→ステータ16b→ステータ16aというループ
を形成し、d軸方向の流れはロータ全体として見た場合
に大変流れ易く、d軸インダクタンスLdは大変大きな
値となる。
【0032】このように、構成したロータコア11は、
ロータに入った磁束17を容易磁束方向に流し続けるた
め、磁束が大変流れ易い。さらには、スリット13を全
体的に設けていないので、製造のための工程が少なく、
強度的にも強いものができる。
【0033】(実施例3) 図8に実施例3のロータコアを示す。このロータコア
は、ロータ部材22a,22bを軸方向に積層したもの
である。ロータ部材22a,22bは方向性電磁鋼板で
あり、容易磁束方向を有する。なお、ロータ部材22
a,22bの断面図に入った線は容易磁束方向を示す。
また、ロータ部材22a,22bには、溝となす円弧状
のスリット23を備える。
【0034】このようにスリット23を備え、高容易磁
束方向をY方向に備えたロータ部材22aと、X方向に
高容易磁束方向を備えたロータ部材22bとを、Y方向
とX方向とを、電気角で180度ずらして、ロータ部材
22a,22bを交互に22a,22b,22a,22
b,……と軸方向に積層していく。
【0035】上記の構成をとることによって、本発明の
リラクタンスモータのロータコアのd軸方向の磁束の流
れは、図8(A),図8(B)に示すようにロータ部材
22a,22bは対面しているものであり、ステータの
歯から出た磁束は、ロータ部材22a円弧状のスリット
23に沿って磁束は流れる。そして、スリット23に沿
ってロータ部材22aを流れているが、ロータ部材22
aの容易磁束方向を横切ろうとすると、磁束はロータ部
材22b側に流れ込み、ロータ部材22bのスリット2
3に沿って、容易磁束方向に流れる。
【0036】つまり、磁束の流れとしては、ステータ→
ロータ部材22aのスリットに沿った方向→ロータ部材
22bのスリットに沿った方向→ステータというループ
を形成し、d軸方向の流れはロータ全体として見た場合
に大変流れ易く、d軸インダクタンスLdは大変大きな
値となる。
【0037】このように、構成したロータコアは、ロー
タに入った磁束は円弧状のスリットに沿って流れ、スリ
ットが円弧状なので無理に磁束を折曲げることなく、円
弧状の溝の端部は容易磁束方向を流れるので、磁束が流
れ易い。
【0038】
【発明の効果】本発明のロータの磁束は容易磁束方向を
流れ続けるので磁束が流れ易く、LdとLqの差も相当
大きくなり、発生トルクが大きくなり、リラクタンスモ
ータの特性が大きくなる。
【0039】また、本発明は4極モータに最も適した配
置である。また、本発明はL字型の溝によりロータ部材
の容易磁束方向へ磁束が流れ続ける。
【0040】また、本発明は円弧状の溝により、磁束の
流れを無理に折曲げず磁束が流れ易い。
【0041】また、本発明は製造工程において溝の成形
が容易であり、且つ強度的にも強い。
【0042】また、本発明は、q軸方向の磁束が溝によ
り遮断されるため、LdとLq方向の差が大きくなる。
【0043】また、本発明はロータの強度がさらに増
す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示すロータの斜視図
【図2】(A)同ロータ部材2aの正面図 (B)同ロータ部材2bの正面図
【図3】(A)同ロータ部材2aの磁束線を示す図 (B)同ロータ部材2bの磁束線を示す図
【図4】同ロータの突極比を示す図
【図5】本発明の実施例2を示すロータの斜視図
【図6】(A)同ロータ部材12aの正面図 (B)同ロータ部材12bの正面図
【図7】(A)同ロータ部材12aの磁束線を示す図 (B)同ロータ部材12bの磁束線を示す図
【図8】(A)本発明実施例3のロータ部材22aの正
面図 (B)同ロータ部材22bの正面図
【図9】従来のロータの正面図
【符号の説明】
2a,2b ロータ部材 3 溝 d dパス q qパス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横手 静 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−113710(JP,A) 特開 平8−126273(JP,A) 特開 平7−274460(JP,A) 特開 平1−97146(JP,A) 実開 平6−66277(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 19/10 H02K 1/22

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁束が通過し易いdパスと磁束が通過し
    難いqパスを備えるように多数の溝を形成し、前記dパ
    スのうちの少なくとも一つのdパスと同一方向に容易磁
    束方向を有するロータ部材を複数積層して構成されるロ
    ータコアを備えるリラクタンスモータ用のロータにおい
    前記 ロータ部材磁束通過し易い高容易磁束方向
    されて積層され、対面するロータ部材の前記高容易磁
    束方向は電気角で170〜190度ずらされる構成であ
    り、さらに前記ロータコアの複数のロータ部材各々が交
    互にずらされて積層されるリラクタンスモータ用のロー
    タ。
  2. 【請求項2】 磁束が通過し易いdパスと磁束が通過し
    難いqパスを備えるように多数の溝を形成し、前記dパ
    スのうちの少なくとも一つのdパスと同一方向に容易磁
    束方向を有するロータ部材を複数積層して構成されるロ
    ータコアを備えるリラクタンスモータ用のロータにおい
    前記ロータ部材の磁束の通過し易い高容易磁束方向がず
    らされて積層され、 対面するロータ部材の前記高容易磁
    束方向電気角で180度ずらされる構成であり、さら
    に前記ロータコアの複数のロータ部材各々が交互にずら
    されて積層されるリラクタンスモータ用のロータ。
  3. 【請求項3】 磁束が通過し易いdパスと磁束が通過し
    難いqパスを備えるように多数の溝を形成し、前記dパ
    スのうちの少なくとも一つのdパスと同一方向に容易磁
    束方向を有するロータ部材を複数積層してロータコアを
    備えるリラクタンスモータ用のロータにおいて前記ロータ部材の磁束の通過し易い高容易磁束方向がず
    らされて積層され、 対面するロータ部材の前記高容易磁
    束方向機械角で90度ずらされて積層される構成であ
    り、さらに前記ロータコアの複数のロータ部材各々が交
    互にずらされて積層されるリラクタンスモータ用のロー
    タ。
  4. 【請求項4】 磁束が通過し易いdパスと磁束が通過し
    難いqパスを備えるように直線状の溝、及び前記溝が直
    角に交わる多数のL字型スリットを形成したロータ部材
    を積層した請求項1〜のうちいずれか1項に記載のリ
    ラクタンスモータ用のロータ。
  5. 【請求項5】 磁束が通過し易いdパスと磁束が通過し
    難いqパスを備えるように円弧状の溝を形成したロータ
    部材積層される請求項1〜のうちいずれか1項に記
    載のリラクタンスモータ用のロータ。
  6. 【請求項6】 磁束が通過し易いdパスと磁束が通過し
    難いqパスを備えるように直線状の溝を同一方向のみに
    設けたロータ部材積層される請求項1〜のうちいず
    れか1項に記載のリラクタンスモータ用のロータ。
  7. 【請求項7】 直線状の溝の直線方向と、ロータ部材の
    容易磁束方向が直交する請求項記載のリラクタンス
    モータ用のロータ。
  8. 【請求項8】 ロータ部材が、磁束が通過し易いdパス
    と磁束が通過し難いqパスとを備えるように直線状の溝
    同一方向のみに設けられ、且つ前記ロータ部材の溝の
    中心側端部が対面する溝の中心側端部に重なった請求項
    1〜のうちいずれか1項に記載のリラクタンスモータ
    用ロータ。
  9. 【請求項9】 溝、及びスリットに非磁性体充填され
    請求項1〜のうちいずれか1項に記載のリラクタン
    スモータ用のロータ。
  10. 【請求項10】 ロータ部材が、1枚のロータコアシー
    ト又は複数枚のロータコアシートの積層させたものから
    なる請求項1〜のうちいずれか1項に記載のリラクタ
    ンスモータ用のロータ。
  11. 【請求項11】求項1〜10のうちいずれか1項に
    記載のリラクタンスモータ用のロータを用いたことを特
    徴とするリラクタンスモータ。
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