JP3446337B2 - サンプリング同期方式 - Google Patents

サンプリング同期方式

Info

Publication number
JP3446337B2
JP3446337B2 JP24322294A JP24322294A JP3446337B2 JP 3446337 B2 JP3446337 B2 JP 3446337B2 JP 24322294 A JP24322294 A JP 24322294A JP 24322294 A JP24322294 A JP 24322294A JP 3446337 B2 JP3446337 B2 JP 3446337B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sampling
station
synchronization
transmission
timing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24322294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08107631A (ja
Inventor
俊幸 興津
紀雄 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP24322294A priority Critical patent/JP3446337B2/ja
Publication of JPH08107631A publication Critical patent/JPH08107631A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3446337B2 publication Critical patent/JP3446337B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の電気所で電流等
を同時にサンプリングするためのサンプリング同期方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】PCM電流差動リレーは、送配電系統に
設備される各電気所でサンプリングした電流差に基づい
て保護演算を行う。この電流差を求めるには、電気所間
で同時に電流サンプリングを行い、このサンプリングデ
ータを相手電気所に伝送することを必要とする。他の保
護リレーにおいても電圧等を電気所間で同時にサンプリ
ングして互いに伝送するものが多い。
【0003】電気所間のデータ伝送システム例を図5に
示す。各電気所にそれぞれ伝送モジュール構成の局A〜
Eを設け、局間を上りと下りの二重伝送路(電気又は光
伝送路)で結合し、局Aを親局とし、局B,C,Dを中
間局(子局)とし、局Eを折返し局(子局)とし、親局
Aから折返し局Eまでの下り伝送と、折返し局Eから親
局Aまでの上り伝送を行う。
【0004】同図の(a)に示すオープンループ方式に
対して、(b)に示すループ方式は、親局Aと折返し局
Eを直接に結合する予備ルート(破線で示す)を設けた
ループ伝送路に形成し、伝送路障害の発生にも伝送機能
の確保を可能にする。
【0005】例えば、中間局B,C間の伝送路に障害が
発生したとき、伝送路障害を検出した中間局Cが仮親
局、中間局Bが仮折返し局となり、仮親局Cから局D−
E−A−Bへの下り伝送と、仮折返し局Bから局A−E
−D−Cへの上り伝送を行う。なお、伝送路障害が復旧
したときには元の親局A〜折返し局Eの構成に戻す。
【0006】次に、各局間のサンプリング同期方式を説
明する。
【0007】伝送データは、図6にフォーマットを示す
ように、同期(ヘッダ)とサンプリングアドレスSAと
各局A〜EのサンプリングデータDA〜DEからなるフ
レーム構成になる。このフレームデータには、各局でサ
イクリックにサンプリングしたデータをサンプリングア
ドレスSAに対応づけて順次書込む。
【0008】例えば、親局Aは自局でサンプリングした
データをデータDAに書込んで子局Bに下り伝送し、子
局Bは自局でサンプリングしたデータをデータDBに書
込んで子局Cに下り伝送するという処理を繰り返す。
【0009】これら処理は、各局がサンプリング周期で
サンプリングしたデータをサンプリングアドレスSA別
に行う。図6の例では、親局Aは、自局でのサンプリン
グデータをDA1に書込み、次のサンプリングデータを
DA2に書込む。
【0010】なお、サンプリング周期は、電力系統周波
数が50HZ系では600HZ(1.666ms)、60
Z系では720HZ(1.388ms)である。
【0011】各局A〜Eでサンプリングデータが書込ま
れた下り伝送データは、折返し局になる子局Eで折返し
て上り伝送データとして親局Aまで伝送される。この下
り伝送データと上り伝送データの時間関係は、図7に示
すようになる。
【0012】親局Aがある時刻に下り伝送したデータ
は、子局Bには局間の距離に応じた伝送時間遅れを持っ
て伝送され、さらに子局C〜Eまで伝送されるのにそれ
ぞれ伝送時間遅れを持つ。そして、該データは、上り伝
送として折返されるときも各局間でそれぞれ伝送時間遅
れを持って親局Aまで伝送される。
【0013】したがって、各局A〜Eでは、ある伝送デ
ータを下りデータとして受信した時刻から上りデータと
して受信する時刻までの伝送路往復遅延時間は、伝送ル
ート構成が同じ場合では局別で一定となる。
【0014】この時間は、各局A〜DでそれぞれTd0
d3となり、子局Eでは0になる。各局A〜Eは、局別
の下り・上りの伝送路往復遅延時間Td0〜Td3、0の1
/2をサンプリング同期点とすることにより、各局の同
時サンプリングデータを得る。
【0015】すなわち、各局は、局別に下りデータを受
信したタイミングと、この同じデータ(サンプリングア
ドレスSAが同じ)を上りデータとして受信したタイミ
ングの中間時刻をサンプリング同期点とし、この時刻に
サンプリングしたデータを各局が互いに同じ時刻のデー
タとすることにより同期を得る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来のサンプリング同
期方式を採るシステムにおいて、伝送路障害発生時には
親局機能が交替し、伝送ルートの再構成により情報の透
過性を確保する。この親局が交替するとき、仮親局を基
準に下り/上りの伝送ルートが確定するため、伝送路障
害発生前後での伝送フレームの連続性が損なわれる。
【0017】図8は、伝送路障害発生時のサンプリング
同期の不連続性を示す。図5の(b)に示す予備ルート
を持つシステムにおいて、局Aを親局としてサンプリン
グ周期Tになるサンプリング同期状態において、子局
B,C間に伝送路障害が発生したことを子局Cが受信不
能の一定時間継続で判定したときに仮親局となって伝送
を開始する。
【0018】仮親局の子局Cは受信不能を判定したとき
に下りデータの送信を開始し、このデータを上りデータ
として受信するまでの時間Td2’によってサンプリング
同期を得る。
【0019】この結果、親局によるサンプリング同期
と、仮親局によるサンプリング同期時刻は異なる位相か
ら始まる。つまり、親局と仮親局のサンプリング同期に
使用するクロック源に同期を取るメカニズムが存在しな
い同期方式となるため、局間でサンプリング同期を取り
直すことになる。
【0020】この取り直しの間、サンプリング周期の時
間歪み(一定周期Tでない時間が存在する)の発生の仕
方によってはサンプリング周期で処理を行うリレーCP
Uのソフトウエア処理のオーバーラン(短くなった周期
によって処理が完了できずに処理オーバー)状態になる
ことがある。
【0021】本発明の目的は、親局切り替え時のサンプ
リング周期の時間歪み発生を無くすサンプリング同期方
式を提供することにある。
【0022】本発明の他の目的は、親局切り替え時のサ
ンプリング周期の時間歪みを小さくするサンプリング同
期方式を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決を図るため、局間を予備ルートを持つ伝送路でループ
結合し、各局でサンプリングしたフレームデータを親局
から折返し子局までの下り伝送と、折返し子局から親局
までの上り伝送を行い、各局は下り伝送したフレームデ
ータを上り伝送で受信するまでの伝送路遅延時間の1/
2時間からサンプリング同期点を求めるサンプリング同
期方式において、前記各局は、サンプリング周期Tを持
つタイミング信号を発生する自走T周期タイミング発生
部と、局間でサンプリング同期したタイミング信号を発
生するサンプリング同期タイミング発生部と、前記サン
プリング周期Tから前記伝送路遅延時間の1/2を減算
したフレーム送出遅延設定時間TSを設定する手段とを
備え、各局は、前記自走T周期タイミング発生部による
フレームデータの送信と受信で前記伝送路遅延時間及び
フレーム送出遅延設定時間TSを求め、各局の同期が確
定したときに前記サンプリング同期タイミング発生部の
タイミングから前記フレーム送出遅延設定時間TSだけ
遅らせたタイミングに切り替えてフレームデータを生成
伝送することを特徴とする。
【0024】また、本発明は、局間を予備ルートを持つ
伝送路でループ結合し、各局でサンプリングしたフレー
ムデータを親局から折返し子局までの下り伝送と、折返
し子局から親局までの上り伝送を行い、各局は下り伝送
したフレームデータを上り伝送で受信するまでの伝送路
遅延時間の1/2時間からサンプリング同期点を求める
サンプリング同期方式において、子局になる局は、局間
でサンプリング同期したタイミング信号を発生するサン
プリング同期タイミング発生部と、このタイミング信号
に対してサンプリング周期Tから前記伝送路遅延時間の
1/2を減算したフレーム送出遅延設定時間TSを設定
する手段とを備え、前記サンプリング同期タイミング発
生部は、サンプリング同期タイミング信号に従属同期す
るPLL部によって同期引き込みをしたサンプリング同
期タイミング信号を発生することを特徴とする。
【0025】
【作用】
(第1の発明)伝送路障害が発生する前までは、旧親局
によって全子局はサンプリング同期が取られていること
を利用し、伝送路障害の発生で交替する仮親局はそれま
でのサンプリングタイミングに影響を与えないようフレ
ームデータの送信タイミングを制御することにより、親
局切り替え時のサンプリング周期Tの時間歪み発生を無
くす。
【0026】(第2の発明)各局は、サンプリング同期
タイミング発生をPLL部により同期引き込みで発生す
ることにより、伝送路障害の発生時に各局はPLL部の
位相制御量にしたがって徐々に同期引き込みを行い、親
局切り替え時のサンプリング周期の時間歪みを小さくす
る。
【0027】なお、位相制御量を通常時と伝送路障害発
生時とで切り替える場合には通常時でのサンプリング同
期の揺れを小さくし、かつ親局切り替え時の同期引き込
みを高速にすることができる。
【0028】
【実施例】
(第1の実施例)図1は、本発明の一実施例を示し、各
局のフレーム送出タイミング処理ブロックを示す。
【0029】フレーム生成部1は、サンプリング同期タ
イミングから一定時間TS後にフレームを生成する。こ
の時間TSは、図8に示すように、サンプリング周期T
から伝送路遅延時間Tdn/2を減算した時間としてCP
U2側で求められ、フレーム送出遅延時間設定部3に設
定される。
【0030】システムの立ち上げになる親局の初期化時
は、サンプリング同期タイミングが存在しないため、サ
ンプリング同期タイミングが確定するまでの間、自走の
サンプリング周期Tのタイミング信号を発生する。この
タイミング信号は、自走T周期タイミング発生部4によ
って発生する。
【0031】CPU2は、自走周期Tによるサンプリン
グ同期処理を行い、サンプリング同期タイミング発生部
5にサンプリング同期タイミング信号を得る。そして、
サンプリング同期が安定したとき、CPU2は切り替え
部6を自走T周期タイミング発生部4からのタイミング
信号に代えて、サンプリング同期タイミング発生部5か
らの信号に切り替え、フレーム送出遅延設定部3による
遅延を行ってフレーム生成のタイミングを与え、フレー
ム生成部1により生成するフレームデータを下り伝送デ
ータとして送信する。
【0032】次に、伝送路障害の発生により、仮親局と
なった子局nによるサンプリング同期は、伝送路往復遅
延時間Tdnを測定するために、CPU2が切り替え部6
を切り替え、これにより自走T周期タイミング発生部4
によるタイミングでフレーム生成部1がフレームを生成
する。
【0033】但し、このフレーム生成には、これを受信
した各子局がサンプリング同期処理を行わないように、
フレーム内にサンプリング同期制御禁止情報を付加す
る。
【0034】仮親局となった子局nのCPU2は、伝送
路往復遅延時間Tdnの測定ができたとき、フレーム生成
遅延時間TSを求めて設定部3の設定・更新を行い、切
り替え部6の切り替えによりサンプリング同期タイミン
グ発生部5からのタイミング信号を時間TSだけ遅らせ
てフレーム生成を行う。このTSはT−(Tdn/2)と
なる。
【0035】この時から各子局でサンプリング同期制御
が可能となるように、フレーム内のサンプリング同期制
御情報を有効とする。
【0036】したがって、本実施例によれば、仮親局と
なった子局は、直ちに自走T周期タイミング発生部4に
よるフレーム生成を開始し、その後にサンプリング同期
が得られたときにフレーム送出遅延時間を付加してフレ
ーム生成を行うため、伝送路障害の発生時に親局を切り
替える際のサンプリング周期Tの時間歪みの発生を無く
すことができる。
【0037】(第2の実施例)図2は、本発明の他の実
施例を示し、親局及び各子局に設けられるサンプリング
同期タイミング発生部(図1の5)の構成を示す。サン
プリング同期点算出部11は、従来と同様に、下り伝送
のフレームデータ受信から上り伝送のフレームデータ受
信までの時間Tdnの1/2時間からサンプリング同期点
を求める。
【0038】PLL部12は、ディジタル方式のPLL
(フェーズロックドループ)回路に構成され、サンプリ
ング同期点算出部11からのサンプリング同期信号を位
相比較入力とし、これい従属同期したタイミングの信号
を発生する。この信号は、サンプリング同期タイミング
にされる。
【0039】本実施例において、親局は、図1の構成で
サンプリング同期タイミング発生部5を図2に示す構成
とする。各子局は、自走T周期タイミング発生部4と切
り替え部6を省略し、フレーム送出遅延時間設定部3の
時間TSを固定とする。
【0040】各子局は、伝送路が正常にあるときは、親
局からの下りと上りの時間差Tdnの1/2をサンプリン
グ同期点算出部11で求め、これをサンプリング同期点
とし、PLL部12により従属同期したサンプリング信
号を得る。
【0041】そして、伝送路障害の発生時には、仮親局
となった子局も含めて、各子局は、旧親局が行っていた
下り・上り伝送の時間差Td0の1/2のサンプリング時
刻から一挙に新しいサンプリング時刻(Tdn/2)に移
行することなく、PLL部12による従属同期でサンプ
リング同期点を徐々に移動させる。
【0042】この制御のため、PLL部12は、位相制
御量を±αとし、サンプリング周期Tに対する時間歪み
を最大±αで徐々に移動させる。
【0043】図3は、PLL部12による同期引き込み
過程を示す。伝送路が正常なときは、各局はサンプリン
グ周期T±αでサンプリング同期している。この状態
で、伝送路の障害発生が例えば子局B,C間で発生した
とき、子局Cが仮親局になる伝送ルートの再構成がなさ
れるが、仮親局及び各子局(旧親局も含む)はサンプリ
ング同期のづれに対して±αで同期引き込みをしながら
サンプリング同期点を移動させる。
【0044】これにより、本実施例では、伝送障害の発
生による親局交替時のサンプリング同期ずれは、各子局
が時間をかけて収束することにより、サンプリング周期
Tに対する時間歪みを最大±αに抑えることができる。
【0045】また、各子局が同一アルゴリズムで収束す
るため、結果的に全局ともサンプリング同期点は同じに
なる。
【0046】なお、同期引き込み時間を早くするために
はPLL部12の位相制御量±αを適当に大きくするこ
とで実現されるが、サンプリング同期エラーやサンプリ
ングが非同期、CPUのオーバーラン状態にならない範
囲に制限する。
【0047】また、PLL部12をディジタル方式(D
PLL)とする場合は、サンプリング信号の揺らぎをデ
ィジタル的に評価できる。
【0048】(第3の実施例)図4は、本発明の他の実
施例を示し、図2の構成にサンプリング同期範囲検定部
13を設けることにより、PLL部12の位相制御量±
αを切り替える場合を示す。
【0049】同期範囲検定部13は、サンプリング同期
点算出部11からのサンプリング信号と前回のサンプリ
ング信号との同期ずれを検出し、この同期ずれが一定範
囲内か範囲外かの検定をする。この範囲は、例えば、リ
レー性能からみた許容サンプリング変動幅になる数十マ
イクロ秒に設定される。
【0050】この検定結果は、同期ずれが一定範囲内に
あるときはPLL部12の位相制御量±αを小さくし、
一定範囲を越えるときは位相制御量±αを大きくする。
【0051】例えば、範囲内であればαは、1クロック
(数百ナノ秒〜数マイクロ秒)としてPLL部12の同
期引き込みを行い、範囲外であればnクロック(数十マ
イクロ秒)とする。
【0052】この位相制御量の切り替えにより、伝送路
が正常な通常時には、サンプリング同期のずれが検定範
囲内にあり、小さい位相制御量により揺らぎの小さいサ
ンプリング同期を得る。
【0053】そして、伝送路障害の発生時などサンプリ
ング同期のずれ量が大きくなるときには大きい位相制御
量により高速のサンプリング同期引き込みを得る。
【0054】これにより、本実施例では、前記の実施例
の作用効果に加えて、位相制御量の切り替えにより、サ
ンプリング同期の揺れを小さくかつ同期ずれに対する収
束を高速にすることができる。
【0055】なお、本実施例において、同期範囲検定部
13による位相制御量の切り替えは2段階以上にするこ
とができる。
【0056】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、伝送路
障害が発生する前までは、旧親局によって全子局はサン
プリング同期が取られていることを利用し、伝送路障害
の発生で交替する仮親局はそれまでのサンプリングタイ
ミングに影響を与えないようフレームデータの送信タイ
ミングを制御するため、親局切換時のサンプリング周期
Tの時間歪み発生を無くすことができる。
【0057】また、本発明によれば、各局は、サンプリ
ング同期タイミング発生をPLL部により同期引き込み
で発生することにより、伝送路障害の発生時に各局はP
LL部の位相制御量にしたがって徐々に同期引き込みを
行うようにしたため、親局切り替え時のサンプリング周
期の時間歪みを小さくすることができる。
【0058】また、位相制御量を通常時と伝送路障害発
生時とで切り替える場合には通常時でのサンプリング同
期の揺れを小さくし、かつ親局切り替え時の同期引き込
みを高速にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すフレーム送出タイミン
グ処理。
【図2】本発明の他の実施例を示すサンプリング信号の
PLL処理。
【図3】他の実施例におけるPLLによる同期引き込み
過程を示す図。
【図4】本発明の他の実施例を示すサンプリング信号の
PLL処理。
【図5】伝送システム図。
【図6】フレーム伝送の伝送フォーマット例。
【図7】サンプリング同期点の説明図。
【図8】伝送路障害時のサンプリング同期の不連続性を
示す図。
【符号の説明】
1…フレーム生成部 2…CPU 3…フレーム送出遅延時間設定部 4…自走T周期タイミング発生部 5…サンプリング同期タイミング発生部 6…切り替え部 11…サンプリング同期点算出部 12…PLL部 13…サンプリング同期範囲検定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−179221(JP,A) 特開 平5−235915(JP,A) 特開 平1−302939(JP,A) 特開 平2−241321(JP,A) 特開 平2−155421(JP,A) 特開 平4−326635(JP,A) 特開 昭64−5322(JP,A) 特公 平6−44753(JP,B2) 特公 平5−42210(JP,B2) 特公 平1−24014(JP,B2) 特公 平4−50798(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02H 3/28 - 3/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局間を予備ルートを持つ伝送路でループ
    結合し、各局でサンプリングしたフレームデータを親局
    から折返し子局までの下り伝送と、折返し子局から親局
    までの上り伝送を行い、各局は下り伝送したフレームデ
    ータを上り伝送で受信するまでの伝送路遅延時間の1/
    2時間からサンプリング同期点を求めるサンプリング同
    期方式において、 前記各局は、サンプリング周期Tを持つタイミング信号
    を発生する自走T周期タイミング発生部と、局間でサン
    プリング同期したタイミング信号を発生するサンプリン
    グ同期タイミング発生部と、前記サンプリング周期Tか
    ら前記伝送路遅延時間の1/2を減算したフレーム送出
    遅延設定時間TSを設定する手段とを備え、 各局は、前記自走T周期タイミング発生部によるフレー
    ムデータの送信と受信で前記伝送路遅延時間及びフレー
    ム送出遅延設定時間TSを求め、各局の同期が確定した
    ときに前記サンプリング同期タイミング発生部のタイミ
    ングから前記フレーム送出遅延設定時間TSだけ遅らせ
    たタイミングに切り替えてフレームデータを生成伝送す
    ることを特徴とするサンプリング同期方式。
  2. 【請求項2】 局間を予備ルートを持つ伝送路でループ
    結合し、各局でサンプリングしたフレームデータを親局
    から折返し子局までの下り伝送と、折返し子局から親局
    までの上り伝送を行い、各局は下り伝送したフレームデ
    ータを上り伝送で受信するまでの伝送路遅延時間の1/
    2時間からサンプリング同期点を求めるサンプリング同
    期方式において、 子局になる局は、 局間でサンプリング同期したタイミング信号を発生する
    サンプリング同期タイミング発生部と、前記サンプリング同期したタイミング信号と前回のサン
    プリング信号との同期ずれが一定範囲内か範囲外かを検
    定する同期範囲検定部と、 前記サンプリング同期したタイミング信号に従属同期
    し、前記同期ずれが一定範囲内にあるときは位相制御量
    を小さくし、一定範囲外にあるときは位相制御量を大き
    くした同期引き込みをしてサンプリング同期タイミング
    信号を発生するデ ィジタルPLL部とを備え、 該ディジタルPLL部によって サンプリング同期タイミ
    ング信号を発生することを特徴とするサンプリング同期
    方式。
JP24322294A 1994-10-07 1994-10-07 サンプリング同期方式 Expired - Fee Related JP3446337B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24322294A JP3446337B2 (ja) 1994-10-07 1994-10-07 サンプリング同期方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24322294A JP3446337B2 (ja) 1994-10-07 1994-10-07 サンプリング同期方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08107631A JPH08107631A (ja) 1996-04-23
JP3446337B2 true JP3446337B2 (ja) 2003-09-16

Family

ID=17100654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24322294A Expired - Fee Related JP3446337B2 (ja) 1994-10-07 1994-10-07 サンプリング同期方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3446337B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3718977B2 (ja) * 1997-12-25 2005-11-24 株式会社明電舎 サンプリング同期方式
JP5676191B2 (ja) * 2010-09-27 2015-02-25 Necエンベデッドプロダクツ株式会社 モジュール、モジュール制御装置、モジュール制御システム、時刻同期方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08107631A (ja) 1996-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01235431A (ja) ディジタル通信方式の中間中継局
JP3034746B2 (ja) 位相調節装置と位相調節方法
JP3446337B2 (ja) サンプリング同期方式
US6438188B1 (en) Method and apparatus for a digitally controlled constant current source for phase adjustment of a synthesized clock
JPH08139713A (ja) データ送受信方式
JP2871936B2 (ja) 宅内データ回線終端装置
JP3331451B2 (ja) ディジタル信号伝送装置
Serizawa Additive time synchronous system in existing SDH networks
JP5044361B2 (ja) 保護継電システム
JP2918009B2 (ja) クロック切替方式
JP2827735B2 (ja) クロック切替方式
JP3478361B2 (ja) トークン・パッシング・バス方式ネットワークの信号同期方法
JPH0583238A (ja) 同期タイミング切替時のタイミング安定化方法
JP2929837B2 (ja) 信号同期回路
JP2609834B2 (ja) リングネットワークにおけるクロック切替方法
JP4069600B2 (ja) 主後一体形保護継電装置
JP2949310B2 (ja) クロック供給装置及び通信ネットワークシステム
US6937682B2 (en) Clock-pulse supply unit
JP3010804B2 (ja) 従属同期方式
JPH08251802A (ja) ディジタルリレーのサンプリング同期方法
JP2718050B2 (ja) 中間中継器
JPH058891B2 (ja)
JP2697557B2 (ja) マルチフレーム位相自動制御回路
JP2558240B2 (ja) 従属同期装置の基準クロック切換回路
US20020175721A1 (en) Frame synchronism detection circuit

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100704

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100704

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees