JP3445978B2 - 瓦下地材及び瓦屋根の施工方法 - Google Patents

瓦下地材及び瓦屋根の施工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、屋根の野地面に
固定され、瓦を載置するための瓦下地材及び瓦屋根の施
工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】発泡スチロール等の発泡材からなる方形
の瓦下地材本体の表面に複数枚の瓦を載置する瓦載置部
を有した瓦下地材は、断熱性に優れていると共に、瓦載
置部は瓦の形状に倣った凹部に形成されているため、瓦
を安定した状態に載置でき、耐震性及び耐風性に優れて
いることから普及している。
【0003】この瓦下地材本体は、例えば、1157m
m×951mmの方形であり、1枚の瓦下地材本体に例
えば12枚の瓦を載置できるようになっている。そし
て、瓦屋根施工においては、瓦下地材本体の裏面を屋根
の野地面の勾配面に接合し、接着剤または接着剤とビス
止め併用によって固定した後、瓦下地材本体の表面の瓦
載置部に瓦を載せ、接着剤または接着剤とビス止め併用
によって固定し、瓦の上下部及び左右部を互いに重ね合
わせることにより、瓦屋根を葺いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、瓦屋根を葺
く手順としては、屋根の野地面にコーキングガンによっ
て接着剤を塗布した後、瓦下地材を載せて接着剤によっ
て固定する。次に、瓦下地材の各瓦載置部に上面に形成
された接着剤塗布面にコーキングガンによって接着剤を
塗布し、次に瓦載置部に瓦を載せて前記接着剤によって
瓦を瓦下地材に固定する。
【0005】従って、瓦下地材に接着剤を塗布する作業
と瓦下地材の瓦載置部に接着剤を塗布する作業を時間差
を持って行なう必要があり、その施工作業が煩雑であ
る。しかも、瓦下地材の下面はフラットもしくは凹凸形
状であり、野地面に接着剤を塗布するにしても、接着剤
の塗布量、塗布位置が指定されていないため、作業者の
個人差があり、信頼性に欠けるという問題がある。
【0006】さらに、瓦下地材の瓦載置部に接着剤を塗
布するにしても、接着剤の塗布量、塗布位置が指定され
ていないため、作業者の個人差があり、信頼性に欠ける
という問題がある。
【0007】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、瓦下地材本体の瓦載
置部の上面側における指定位置から接着剤を注入するこ
とにより、瓦下地材本体を野地面に接着することができ
るとともに、その接着剤によって瓦を瓦下地材本体に接
着することができ、接着剤の塗布位置及び塗布量が明確
で、施工作業の向上を図ることができ、また瓦下地材本
体を野地面に、瓦を瓦下地材本体に強固に固定できる瓦
下地材及び瓦屋根の施工方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述した目
的を達成するために、請求項1は、発泡材からなる方形
の瓦下地材本体の上面に瓦を載置する複数の瓦載置部を
有し、下面に屋根の野地面に固定される固定部を有した
瓦下地材において、前記瓦下地材本体の各瓦載置部の上
面の少なくとも一部に接着剤注入位置を指示する指示部
を設け、この指示部に対応する前記瓦下地材本体の下面
に下部が開口する接着剤充填用の凹陥部を設けて前記指
示部を薄肉に形成し、前記指示部をその上面側から前記
凹陥部に打抜き可能にしたことを特徴とする。
【0009】請求項2は、請求項1の前記指示部の打抜
きによって形成される開口部及び前記凹陥部の少なくと
も一方の内周面は、下方に向かって漸次拡開するテーパ
面を有していることを特徴とする。
【0010】請求項3は、請求項1の前記指示部の周辺
の瓦載置部には接着剤塗布面が設けられ、この接着剤塗
布面には開口部の幅より底部の幅が広い蟻溝形状の複数
条の凹溝が設けられていることを特徴とする。
【0011】請求項4は、発泡材からなる方形の瓦下地
材本体の上面に瓦を載置する複数の瓦載置部を有し、下
面に屋根の野地面に固定される固定部を有した瓦下地材
において、前記瓦下地材本体の各瓦載置部の上面の少な
くとも一部に接着剤注入位置を指示する第1の指示部及
び通気口を指示する第2の指示部を設け、この第1及び
第2の指示部に対応する前記瓦下地材本体の下面に下部
が開口する凹陥部を設けて前記第1及び第2の指示部を
薄肉に形成し、前記第1及び第2の指示部をその上面側
から前記凹陥部に打抜き可能にしたことを特徴とする。
【0012】請求項5は、請求項1記載の瓦下地材を屋
根の野地面に敷設する第1の工程と、前記瓦下地材の各
瓦載置部に形成された接着剤注入位置を指示する指示部
を打抜き、瓦載置部に開口部を形成する第2の工程と、
前記開口部から接着剤を注入して瓦下地材の凹陥部に充
填するとともに、瓦載置部に接着剤を塗布する第3の工
程と、前記瓦載置部に瓦を載置して前記接着剤によって
瓦を瓦下地材に接着する第4の工程とからなる瓦屋根の
施工方法にある。
【0013】請求項1,5の構成によれば、屋根の野地
面に瓦下地材本体を敷設し、瓦下地材本体の各瓦載置部
に設けられた接着剤注入位置を指示する指示部にコーキ
ングガンのノズルを当て、コーキングガンを押し下げる
ことにより、指示部が打抜かれて開口し、打抜かれた指
示部は接着剤充填用の凹陥部に落ち込む。この状態で、
コーキングガンから接着剤を注入すると、接着剤は凹陥
部に充填されて瓦下地材本体は野地面に接着される。凹
陥部に注入した接着剤が指示部が打抜かれた開口から溢
れると、瓦載置部の接着剤塗布面に接着剤が塗布され、
瓦載置部に瓦を載せると、瓦は瓦下地材本体の瓦載置部
に接着される。
【0014】請求項2の構成によれば、凹陥部内で固化
した接着剤がアンカー機能を果たし、瓦が瓦下地材本体
を介して野地面に強固に固定される。
【0015】請求項3の構成によれば、凹溝内で固化し
た接着剤がアンカー機能を果たし、瓦が瓦下地材本体に
強固に固定される。
【0016】請求項4によれば、請求項1に加え、瓦下
地材本体に通気口を開けることができ、野地面の蒸れ、
結露を防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0018】図1〜図4は第1の実施形態を示し、図1
は瓦下地材の平面図、左端面図及び下端面図である。こ
の瓦下地材本体1は、断熱性及び防水性を有する発泡ス
チロールなどの樹脂発泡材からなり、例えば、1157
mm×951mmの方形である。瓦下地材本体1の上面
2には横方向に3枚、縦方向に4枚で、1枚の瓦下地材
本体1に12枚の瓦を載置できるように円弧状凹面から
なる瓦載置部3が設けられている。図2に示すように、
瓦下地材本体1の下面4は瓦下地材本体1を屋根の野地
面に接着剤によって固定されるようになっている。
【0019】瓦下地材本体1の上面2における右縁部及
び上縁部には凸部6,7が設けられ、下面4における左
縁部及び下縁部には凹部8,9が設けられている。そし
て、瓦下地材本体1を敷設したとき、凸部6と凹部8と
が嵌合し、凸部7と凹部9とが嵌合するようになってい
る。瓦下地材本体1の左縁部には瓦相互の間から侵入し
た雨水を排水するための排水溝1aが設けられ、瓦下地
材本体1の左縁部の下側(軒側)の隅部には排水溝1a
と連通し、下側(軒側)の瓦下地材本体1の上面に雨水
を流すための水抜き溝1bが隅部を迂回して設けられて
いる。
【0020】さらに、瓦下地材本体1の上面2における
瓦載置部3には瓦の掛止爪が掛止される複数条の横溝1
1が設けられている。また、瓦下地材本体1の瓦載置部
3における一部、本実施形態においては左側部の下側
(軒側)には接着剤塗布部17が設けられ、この接着剤
塗布部17の一部には接着剤注入位置を指示する円形の
第1の指示部18が設けられている。さらに、接着剤塗
布部17より上側(棟側)には通気口を指示する円形の
第2の指示部19が設けられている。第1及び第2の指
示部18,19は、その位置が明確となるように円形の
輪郭溝18a,19aが形成されている。また、輪郭溝
18aで囲まれる内部には接着剤注入位置を表示する
「接」の文字が、輪郭溝19aで囲まれる内部には通気
口を表示する「通」の文字が印刷されている。
【0021】図2及び図3に示すように、瓦下地材本体
1の下面には第1の指示部18に対応して下部が開口す
る第1の凹陥部20が設けられ、第2の指示部19に対
応して下部が開口する第1の凹陥部21が設けられてい
る。従って、第1及び第2の指示部18,19は薄肉に
形成され、第1及び第2の指示部18,19は、その上
面側からの押圧力あるいは叩打力によって第1及び第2
の凹陥部20,21に打抜き可能に形成されている。
【0022】さらに、第1及び第2の凹陥部20,21
の内周面は下方に向かって漸次拡開するテーパ面20
a,21aを有しており、略円錐台形状の空洞部に形成
されている。
【0023】また、図4に示すように、前記第1の指示
部18の周辺の接着剤塗布部17には複数条の凹溝22
が平行に設けられている。これら凹溝22は開口部22
aの幅より底部22bの幅が広い蟻溝形状に形成され、
接着剤塗布部17に接着剤を塗布すると、接着剤が凹溝
22の内部に充填されるようになっている。
【0024】次に、前述のように構成された瓦下地材を
用いて瓦屋根を施工する方法について説明する。
【0025】屋根の野地面23に複数枚の瓦下地材本体
1を縦方向及び横方向に敷設するとともに、隣合う瓦下
地材本体1相互の凸部6と凹部8とを嵌合し、凸部7と
凹部9とを嵌合する。この状態で、各瓦下地材本体1を
野地面23に仮止めしてもよい。
【0026】次に、図3(a)に示すように、瓦下地材
本体1の各瓦載置部3に設けられた接着剤注入位置を指
示する第1の指示部18にコーキングガン24のノズル
24aを当て、コーキングガン24を押し下げると、第
1の指示部18は他の部分より薄肉に形成されていると
ともに輪郭溝18aによって囲まれているため、第1の
指示部18は円板状に打抜かれる。そして、図3(b)
に示すように、打抜かれた第1の指示部18は接着剤充
填用の凹陥部20の内部で、野地面23上に落ち込む。
【0027】また、第2の指示部19は、図示しない
が、その上面側からハンマー等によって叩くことによ
り、第2の指示部19は他の部分より薄肉に形成されて
いるとともに輪郭溝19aによって囲まれているため、
第2の指示部19は円板状に打抜かれる。そして、打抜
かれた第2の指示部19は凹陥部21の内部で、野地面
23上に落ち込み、通気口が形成される。この通気口は
瓦下地材本体1の下面4に格子状に設けられた通気溝
(図示しない)と連通し、野地面23との間に通気路が
形成され、結露が防止される。
【0028】この状態で、第1の指示部18が打抜かれ
て開口した開口部26からコーキングガン24から接着
剤25を注入すると、図3(c)に示すように、接着剤
25は凹陥部20に充填されて瓦下地材本体1は野地面
23に接着されるとともに、打抜かれた第1の指示部1
8は接着剤25に埋設される。さらに、接着剤25を注
入すると、接着剤25が開口部26から溢れ、瓦載置部
3の接着剤塗布部17に接着剤25が塗布される。
【0029】従って、接着剤25は接着剤塗布部17の
凹溝22の内部にも充填される。この状態で、瓦載置部
3に瓦27を載せると、瓦27は瓦下地材本体1の瓦載
置部3に接着される。
【0030】このように接着剤25を1回注入するだけ
で、瓦下地材本体1を野地面23に接着できるととも
に、瓦下地材本体1に対して瓦27を接着でき、野地面
23、瓦下地材本体1及び瓦27の三者を一体的に固定
することができる。
【0031】また、第1の凹陥部20の内周面は下方に
向かって漸次拡開するテーパ面20aを有しており、略
円錐台形状の空洞部に形成されているため、接着剤25
が固化すると、接着剤25がアンカー機能を果たし、瓦
27が強風によって浮き上がる方向に外力を受けても瓦
下地材本体1を介して野地面23に強固に固定されてい
るため浮き上がりを防止できる。
【0032】また、瓦下地材本体1の凹溝22内で固化
した接着剤25がアンカー機能を果たし、瓦27が瓦下
地材本体1に強固に固定され、瓦27が強風によって浮
き上がる方向に外力を受けても瓦下地材本体1を介して
野地面23に強固に固定されているため浮き上がりを防
止できる。
【0033】なお、瓦下地材本体1の瓦載置部3に設け
た第1の指示部18の形状は、前記実施形態に限定され
るものではなく、図5に示す第2の実施形態のように構
成してもよい。
【0034】すなわち、瓦下地材本体1の瓦載置部3に
おける接着剤塗布部17には、接着剤注入位置を指示す
る円形の指示部30が設けられている。この指示部30
の輪郭部には複数本の接続片31によって瓦下地材本体
1に固定され、接続片31相互間にはスリット32が形
成されている。さらに、指示部30の下面における略中
央部には凸部33が設けられている。
【0035】前記構成によれば、指示部30を、その上
面側からの押圧力あるいは叩打力等の外力を加えること
によって接続片31が切り離されて指示部30が凹陥部
20に落ち込む。このとき、指示部30には凸部33が
設けられているため、打抜かれた指示部30の下面が野
地面23に密着することはなく、隙間が形成されるた
め、接着剤25が指示部30の下面にも回り込み、野地
面23に対する接着強度を低下させることがない。
【0036】なお、第1及び第2の実施形態において
は、指示部の形状を円形に形成したが、この発明は指示
部の形状は、四角形、三角形等でもよく、指示部の形状
に限定されるものではない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1によれば、屋根の野地面に瓦下地材本体を敷設し、瓦
下地材本体の各瓦載置部に設けられた接着剤注入位置を
指示する指示部を打抜くことにより、指示部は接着剤充
填用の凹陥部に落ち込む。この状態で、打抜きによって
開口した開口部から接着剤を注入すると、接着剤は凹陥
部に充填されて瓦下地材本体は野地面に接着される。凹
陥部に注入した接着剤が開口部から溢れると、瓦載置部
の接着剤塗布面に接着剤が塗布され、瓦載置部に瓦を載
せると、瓦は瓦下地材本体の瓦載置部に接着される。従
って、接着剤を1回注入するだけで、瓦下地材本体を野
地面に接着できるとともに、瓦下地材本体に対して瓦を
接着でき、野地面、瓦下地材本体及び瓦の三者を一体的
に固定することができ、瓦屋根の施工作業が容易である
とともに、接着剤の塗布量が一定であり、作業者の個人
差がなく、信頼性を向上できる。
【0038】請求項2の構成によれば、凹陥部内で固化
した接着剤がアンカー機能を果たし、瓦が瓦下地材本体
を介して野地面に強固に固定される。
【0039】請求項3の構成によれば、凹溝内で固化し
た接着剤がアンカー機能を果たし、瓦が瓦下地材本体に
強固に固定される。
【0040】請求項4によれば、請求項1に加え、瓦下
地材本体に通気口を開けることができ、野地面の蒸れ、
結露を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す瓦下地材の平
面図、左端面図及び下端面図。
【図2】同実施形態の瓦下地材の使用状態を示し、
(a)は縦断側面図、(b)は横断面図。
【図3】同実施形態を示し、(a)〜(c)は瓦施工手
順を示す断面図。
【図4】同実施形態を示し、瓦載置部の断面図。
【図5】この発明の第2の実施形態を示し、(a)は瓦
載置部の一部を示す平面図、(b)(c)は断面図。
【符号の説明】
1…瓦下地材本体 3…瓦載置部 18…指示部 20…凹陥部 23…野地面 25…接着剤

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡材からなる方形の瓦下地材本体の上
    面に瓦を載置する複数の瓦載置部を有し、下面に屋根の
    野地面に固定される固定部を有した瓦下地材において、 前記瓦下地材本体の各瓦載置部の上面の少なくとも一部
    に接着剤注入位置を指示する指示部を設け、この指示部
    に対応する前記瓦下地材本体の下面に下部が開口する接
    着剤充填用の凹陥部を設けて前記指示部を薄肉に形成
    し、前記指示部をその上面側から前記凹陥部に打抜き可
    能にしたことを特徴とする瓦下地材。
  2. 【請求項2】 前記指示部の打抜きによって形成される
    開口部及び前記凹陥部の少なくとも一方の内周面は、下
    方に向かって漸次拡開するテーパ面を有していることを
    特徴とする請求項1記載の瓦下地材。
  3. 【請求項3】 前記指示部の周辺の瓦載置部には接着剤
    塗布面が設けられ、この接着剤塗布面には開口部の幅よ
    り底部の幅が広い蟻溝形状の複数条の凹溝が設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の瓦下地材。
  4. 【請求項4】 発泡材からなる方形の瓦下地材本体の上
    面に瓦を載置する複数の瓦載置部を有し、下面に屋根の
    野地面に固定される固定部を有した瓦下地材において、 前記瓦下地材本体の各瓦載置部の上面の少なくとも一部
    に接着剤注入位置を指示する第1の指示部及び通気口を
    指示する第2の指示部を設け、この第1及び第2の指示
    部に対応する前記瓦下地材本体の下面に下部が開口する
    凹陥部を設けて前記第1及び第2の指示部を薄肉に形成
    し、前記第1及び第2の指示部をその上面側から前記凹
    陥部に打抜き可能にしたことを特徴とする瓦下地材。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の瓦下地材を屋根の野地面
    に敷設する第1の工程と、 前記瓦下地材の各瓦載置部に形成された接着剤注入位置
    を指示する指示部を打抜き、瓦載置部に開口部を形成す
    る第2の工程と、 前記開口部から接着剤を注入して瓦下地材の凹陥部に充
    填するとともに、瓦載置部に接着剤を塗布する第3の工
    程と、 前記瓦載置部に瓦を載置して前記接着剤によって瓦を瓦
    下地材に接着する第4の工程と、 からなる瓦屋根の施工方法。
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