JP3445413B2 - レンズ系 - Google Patents

レンズ系

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JP3445413B2
JP3445413B2 JP19969795A JP19969795A JP3445413B2 JP 3445413 B2 JP3445413 B2 JP 3445413B2 JP 19969795 A JP19969795 A JP 19969795A JP 19969795 A JP19969795 A JP 19969795A JP 3445413 B2 JP3445413 B2 JP 3445413B2
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三原伸一
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ系に関し、
特に、結像レンズ系と電子撮像素子との間にプリズムや
フィルター等の多くの光学素子を挿入するために、焦点
距離に対し長いバックフォーカスを必要とする電子カメ
ラ用撮影レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、一眼レフレックスカメラのよ
うに、結像レンズ系と銀塩フィルムとの間にクイックリ
ターンミラーを挿入するために、焦点距離の短い撮影レ
ンズであっても長いバックフォーカスが確保できるよう
に、いわゆるレトロフォーカス型レンズ系が通常用いら
れている。しかし、銀塩フィルムの代わりに電子撮像素
子を用いる場合、結像レンズ系からの光線射出角が極力
撮像素子に対して垂直であることが望まれる。これに対
し、一眼レフレックスカメラ用のレトロフォーカス型レ
ンズ系は軸外物点に関する光線射出角が大きい。したが
って、それをそのまま電子撮像素子を用いたカメラに用
いるのは困難である。また、一眼レフレックスカメラ用
のレンズ系に比べて焦点距離がとりわけ短いため、合焦
に全体繰り出し方式を用いても、フォーカスストローク
が小さすぎて繰り出し精度が厳しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術の上
記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、レトロフォーカス型の形態をとりながらも、主光
線(開口絞りと光軸との交点を通る軸外光線)射出角が
光軸に対し略平行になるようなレンズエレメントの形状
や構成、開口絞りの位置の設定について、最適なレンズ
系を提供することである。さらに、フォーカスストロー
クが焦点距離で決まってしまう全体繰り出し方式をや
め、部分繰り出し方式をうまく用いて繰り出し精度を緩
和したレトロフォーカス型レンズ系を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のレンズ系は、以
上の課題を解決するために、物体側から順に、負、正の
2つの群で構成され、さらに、その中間に開口絞りを有
し、前記正群は3つの正レンズ成分を含み、その中の最
も像側の正レンズ成分が正レンズと負レンズのダブレッ
トで構成されており、その正レンズ成分が合焦のために
移動されるリアフォーカスレンズにおいて、以下の条件
を満たすことを特徴とするものである。 −20<f1 /f<−1 ・・・(1) 0.14<DAS/f<0.8 ・・・(2) 0<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<0.9 ・・・(3) 2.5<fR /f<10 ・・・(4) 0.12<D23/f<1 ・・・(5) ただし、fは全系の焦点距離、f1 は前記負群の焦点距
離、DASは開口絞りと前記正群の最も物体側の面の光軸
上の空気換算距離、rR1は前記の最も像側の正レンズ成
分の最も物体側の面の曲率半径、rR2は前記の最も像側
の正レンズ成分の最も像側の面の曲率半径、fR は合焦
のために移動される群の焦点距離、D23は合焦のために
移動される群の最も物体側の面とそれより物体側のレン
ズの中の最も像側の面との光軸上の無限遠物点合焦時の
距離である。
【0005】本発明のもう1つのレンズ系は、物体側か
ら順に、負、正の2つの群で構成され、さらに、その中
間に開口絞りを有し、前記正群は3つの正レンズ成分を
含み、その中の最も像側の正レンズ成分が単レンズで構
成されており、その正レンズ成分が合焦のために移動さ
れるリアフォーカスレンズにおいて、以下の条件を満た
すことを特徴とするものである。 −20<f1 /f<−1 ・・・(1) 0.14<DAS/f<0.8 ・・・(2) −2.0<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<0 ・・・(3') 2.5<fR /f<10 ・・・(4) 0.12<D23/f<1 ・・・(5) ただし、fは全系の焦点距離、f1 は前記負群の焦点距
離、DASは開口絞りと前記正群の最も物体側の面の光軸
上の空気換算距離、rR1は前記の最も像側の正レンズ成
分の最も物体側の面の曲率半径、rR2は前記の最も像側
の正レンズ成分の最も像側の面の曲率半径、fR は合焦
のために移動される群の焦点距離、D23は合焦のために
移動される群の最も物体側の面とそれより物体側のレン
ズの中の最も像側の面との光軸上の無限遠物点合焦時の
距離である。
【0006】この場合、前記負群は、物体側から順に、
正レンズ、負レンズの2枚から構成され、前記正群は、
物体側から順に、負レンズ、正レンズ3枚の合計4枚か
ら構成され、前記の正レンズ3枚の中、最も像側の1枚
の正レンズのみが合焦のために可動であり、以下の条件
を満たすことが望ましい。 0.1<n1 −n2 <0.4 ・・・(6) ν1 <35 ・・・(7) 1.65≦nR <1.80の範囲において、 −2.0<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<−0.75 ・・(3'-1) 1.55≦nR <1.65の範囲において、 −0.95<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<−0.25・・(3'-2) 1.45≦nR <1.55の場合 −0.45<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<0 ・・(3'-3) ただし、nR は前記の最も像側の1枚の正レンズの媒質
屈折率、n1 は前記負群の正レンズの媒質屈折率、n2
は前記負群の負レンズの媒質屈折率、ν1 は前記負群の
正レンズの媒質アッベ数である。
【0007】以下、上記の構成をとる理由と作用を説明
する。本発明のレンズ系は、物体側から順に、負、正の
2つの群で構成され、さらに、その中間に開口絞りを有
し、正群は3つの正レンズ成分を含み、その中の最も像
側の正レンズ成分が正レンズと負レンズのダブレット又
は単レンズで構成されており、その正レンズ成分が合焦
のために移動されるリアフォーカス式のレトロフォーカ
スレンズであるが、バックフォーカスの対焦点距離比が
空気換算長で1.5以上のものを対象としている。した
がって、 −20<f1 /f<−1 ・・・(1) において、上限値の−1を越えると、バックフォーカス
が短くなり、本発明の対象外である。一方、下限値の−
20を越えると、バックフォーカスは長くしやすいが、
各収差の補正が困難となり、少ない構成枚数で結像性能
を良くできないため、これも対象から外している。な
お、条件(1)は、 −4<f1 /f<−1.1 ・・・(1') の範囲であればさらに好ましい。また、上記の最も像側
の正レンズ成分がダブレットで構成された場合、 −2.1<f1 /f<−1.2 ・・・(1") の範囲を満たすことがベストである。一方、上記の最も
像側の正レンズ成分が単レンズで構成された場合、 −3.3<f1 /f<−1.8 ・・・(1"') の範囲を満たすことがベストである。
【0008】次に、主光線(開口絞りと光軸との交点を
通る軸外光線)射出角を光軸に対し略平行にできるよ
う、開口絞りの位置を以下の条件のごとく指定する。 0.14<DAS/f<0.8 ・・・(2) DASは、開口絞りと正群の最も物体側の面の光軸上の空
気換算距離である。この条件(2)により、主光線射出
角が光軸に対し略平行にできる。その下限値の0.14
を越えると、従来のレトロフォーカスレンズのように、
主光線の射出角が大きくなり、本発明の目的を達成する
ことができなくなる。一方、上限値の0.8を越える
と、屈折力の大きい正群での光線高が高くなりすぎ、軸
外収差の補正が困難になる。このように、主光線射出角
を光軸に対し略平行にするような構成とした場合、最も
像側の正レンズ成分の形状は、物体側の面の曲率半径を
小さくした方が、軸上収差、軸外収差両方にとって好ま
しい。なお、 0.15<DAS/f<0.7 ・・・(2') の範囲であればさらによい。さらに、 0.25<DAS/f<0.6 ・・・(2") の範囲がベストである。
【0009】次に、上記の最も像側の正レンズ成分の形
状に関して、ダブレット時と単レンズ時では条件が異な
り、ダブレット時は、 0<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<0.9 ・・・(3) の条件を満たし、単レンズ時は、 −2.0<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<0 ・・・(3') を満たすことが必要である。ここで、rR1は上記の最も
像側の正レンズ成分の最も物体側の面の曲率半径、rR2
はその最も像側の正レンズ成分の最も像側の面の曲率半
径である。(3)式あるいは(3’)式の上限値0.9
あるいは0を越えると、従来のレトロフォーカスレンズ
のように主光線の射出角が大きな場合に有効であり、本
発明のように、主光線射出角が光軸に対し略平行な場合
の特に軸上収差にとって好ましくない。また、それぞれ
の式の下限値0あるいは−2.0を越えると、かえって
軸外収差に好ましくない。なお、ダブレット時は、 0<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<0.5 単レンズ時は、 −1.3<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<−0.1 の範囲であればさらに好ましい。さらに、単レンズ時
に、 −1.1<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<−0.15 の範囲であればなお一層好ましい。
【0010】次に、本発明では、焦点距離が極端に短い
光学系の合焦ストロークを長くして、繰り出し精度を緩
和する方法を与えている。それは、上記の正群の3つの
正レンズ成分の中、最も像側の1つ又は2つの正レンズ
成分について以下の条件を満足するようにしたリアフォ
ーカスレンズである。 2.5<fR /f<10 ・・・(4) 0.12<D23/f<1 ・・・(5) ここで、fR は合焦のために可動である群の焦点距離、
23は合焦のために移動される群の最も物体側の面とそ
れより物体側のレンズの中の最も像側の面との光軸上の
無限遠物点合焦時の距離である。
【0011】合焦のために可動である群の焦点距離は極
力長い方が合焦ストロークが長くなり、繰り出し精度が
緩くてよい。しかし、(4)式の上限値の10を越える
と、合焦ストロークが長くなりすぎるばかりでなく、屈
折力配分においてもそれより物体側に負担が係り、収差
補正上不利になる。(4)式の下限値の2.5を越える
と、合焦ストロークが短くなりすぎ、繰り出し精度が厳
しくなり、本発明の目的にそぐわなくなる。一方、合焦
ストロークを長くする関係上、合焦のために可動である
レンズの最も物体側の面とそれより物体側のレンズの中
の最も像側の面との光軸上での無限遠物点合焦時の距離
を、多めに確保する必要がある。(5)式の下限値の
0.12を越えると、可動距離が短すぎて近距離物点に
合焦できなくなる。また、この間隔が大きい程、主光線
射出角を光軸に対して小さくするのにも有効である。一
方、その上限値の1を越えると、全長が長くなり好まし
くない。なお、 2.7<fR /f<5 ・・・(4') 0.12<D23/f<0.5 ・・・(5') の範囲であればさらによい。本発明の実施例程度の焦点
距離の場合は、 2.7<fR /f<3.2 ・・・(4") 0.13<D23/f<0.2 ・・・(5") の範囲がベストである。
【0012】次に、上記の負群は、物体側から順に、正
レンズ、負レンズの2枚にて構成し、上記の正群は、物
体側から順に、負レンズ、正レンズ3枚の合計4枚にて
構成し、その正レンズ3枚の中、像側の1枚又は2枚の
正レンズのみフォーカシングのために可動である構成と
した場合、以下の条件を満たせば、全体の構成枚数が6
枚と少なく、バックフォーカスの長い、結像性能の良好
な電子撮像素子向けのレンズ系ができる。この場合、最
も像側の正レンズのシェープファクターは、その硝材の
屈折率に応じて範囲を変えた方がよい。その屈折率をn
R とした時、1.65≦nR <1.80の範囲におい
て、 −2.0<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<−0.75 ・・(3'-1) 1.55≦nR <1.65の範囲において、 −0.95<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<−0.25・・(3'-2) 1.45≦nR <1.55の場合 −0.45<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<0 ・・(3'-3) を満たすようにする。
【0013】正レンズのみフォーカシングのために可動
である構成とした場合、最も像側の正レンズは上記範囲
を満たすようにするのがよい。先の場合と同様、それぞ
れの上限値を越えると、従来のレトロフォーカスレンズ
のように主光線の射出角が大きな場合に有効であり、本
発明のように主光線射出角が光軸に対して略平行な場合
の特に軸上収差にとって好ましくない。また、それぞれ
の下限値を越えると、かえって軸外収差にとって好まし
くない。なお、このように、主光線射出角が光軸に対し
て略平行になるようなレンズ系は、往々にしてペッツバ
ール和が正の大きな値をとりやすく、軸外結像性能が悪
化しやすい。これを補正するには、正レンズの屈折率を
高くし、負レンズのそれを低くするのはよく知られてい
るが、これを正群で実施すると、球面収差、コマ収差、
色収差が悪化するので、負群で実施すると、他の収差が
悪化せずにペッツバール和を補正できる。そこで、 0.1<n1 −n2 <0.4 ・・・(6) とする。式(6)の下限値の0.1を越えると、ペッツ
バール和を十分に補正できず、軸外性能が悪化しやす
い。上限値の0.4は通常の硝材の範囲では設けなくて
もよいが、理論上はペッツバール和が逆方向に悪化す
る。また、正レンズの屈折率が2以上になると、理論上
心取り精度が悪化しやすい。ただし、n1 は負群の正レ
ンズの媒質屈折率、n2 は負群の負レンズの媒質屈折率
である。一方、負群の正レンズのアッべ数は、 ν1 <35 ・・・(7) を満足するのがよい。上限値の35を越えると、倍率の
色収差が補正し切れなくなる。下限値は、現実に存在す
る硝材では設ける必要はない(23<ν1 )。なお、 0.14<n1 −n2 <0.35 ・・・(6') ν1 <28 ・・・(7') とすればよりよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレンズ系の実施例
1〜6について説明する。図1〜図6にそれぞれ実施例
1〜6の無限遠物点合焦時のレンズ断面を示す。それぞ
れの図において、GNは負群、APは開口絞り、GPは
正群、P1〜P4は偏光解消板、ローパスフィルター、
ハーフプリズム等の平行平面板、P5はカバーガラスで
ある。
【0015】実施例1のレンズ構成は、図1に示すよう
に、負群GNは、物体側に凸面を向けた負メニスカスレ
ンズ、両凸レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカス
レンズからなり、開口絞りAPを介して、正群GPは、
両凸レンズ、両凹レンズ、像側に凸面を向けた正メニス
カスレンズ、両凸レンズと像側に凸面を向けた負メニス
カスレンズの接合レンズからなり、平行平面板P1〜P
3及びカバーガラスP5は正群GPの像側に配置されて
いる。フォーカシングは、正群GPの最も像側の接合レ
ンズを繰り出して行う。物体距離20cmに対して物体
側への繰り出し量は0.90mmである。
【0016】実施例2のレンズ構成は、図2に示すよう
に、負群GNは、物体側に凸面を向けた正メニスカスレ
ンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからな
り、開口絞りAPを介して、正群GPは、凹平レンズと
平凸レンズの接合レンズ、像側に凸面を向けた正メニス
カスレンズ、平行平面板P1を挟んで、両凸レンズと像
側に凸面を向けた負メニスカスレンズの接合レンズから
なり、平行平面板P2〜P3及びカバーガラスP5は正
群GPの像側に配置されている。フォーカシングは、正
群GPの最も像側の接合レンズを繰り出して行う。物体
距離20cmに対して物体側への繰り出し量は0.91
mmである。
【0017】実施例3のレンズ構成は、図3に示すよう
に、負群GNは、物体側に凸面を向けた正メニスカスレ
ンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからな
り、開口絞りAPを介して、正群GPは、像側に凸面を
向けた正メニスカスレンズと像側に凸面を向けた負メニ
スカスレンズの接合レンズ、像側に凸面を向けた正メニ
スカスレンズ、両凸レンズからなり、平行平面板P1〜
P3及びカバーガラスP5は正群GPの像側に配置され
ている。フォーカシングは、正群GPの最も像側の両凸
レンズを繰り出して行う。物体距離20cmに対して物
体側への繰り出し量は0.81mmである。
【0018】実施例4のレンズ構成は、図4に示すよう
に、負群GNは、物体側に凸面を向けた正メニスカスレ
ンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからな
り、開口絞りAPを介して、正群GPは、像側に凸面を
向けた負メニスカスレンズ、像側に凸面を向けた正メニ
スカスレンズ、両凸レンズ、物体側に凸面を向けた正メ
ニスカスレンズからなり、平行平面板P1〜P3及びカ
バーガラスP5は正群GPの像側に配置されている。フ
ォーカシングは、正群GPの最も像側の正メニスカスレ
ンズを繰り出して行う。物体距離20cmに対して物体
側への繰り出し量は0.85mmである。
【0019】実施例5のレンズ構成は、図5に示すよう
に、負群GNは、物体側に凸面を向けた正メニスカスレ
ンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからな
り、開口絞りAPを介して、正群GPは、両凹レンズ、
像側に凸面を向けた正メニスカスレンズ、両凸レンズ、
両凸レンズからなり、平行平面板P1〜P4及びカバー
ガラスP5は正群GPの像側に配置されている。フォー
カシングは、正群GPの最も像側の両凸レンズを繰り出
して行う。物体距離20cmに対して物体側への繰り出
し量は0.82mmである。
【0020】実施例6のレンズ構成は、図6に示すよう
に、負群GNは、両凸レンズ、物体側に凸面を向けた負
メニスカスレンズからなり、開口絞りAPを介して、正
群GPは、両凹レンズ、像側に凸面を向けた正メニスカ
スレンズ、両凸レンズ、両凸レンズからなり、平行平面
板P1〜P4及びカバーガラスP5は正群GPの像側に
配置されている。フォーカシングは、正群GPの最も像
側の両凸レンズを繰り出して行う。物体距離20cmに
対して物体側への繰り出し量は0.82mmである。
【0021】以下に、上記各実施例の数値データを示す
が、記号は上記の外、fは全系焦点距離、FNOはFナン
バー、ωは半画角、fB はバックフォーカス、r1 、r
2 …は各レンズ面の曲率半径、d1 、d2 …は各レンズ
面間の間隔、nd1、nd2…は各レンズのd線の屈折率、
νd1、νd2…は各レンズのアッベ数である。
【0022】実施例1 f=12.000 ,FNO=2.8 ,ω=20.6°,fB /f=1.566 r1 = 17.5037 d1 = 0.900 nd1 =1.51633 νd1 =64.15 r2 = 7.8220 d2 = 1.240 r3 = 42.0901 d3 = 1.900 nd2 =1.69895 νd2 =30.12 r4 = -39.7078 d4 = 0.600 r5 = 29.1518 d5 = 0.800 nd3 =1.51633 νd3 =64.15 r6 = 6.2343 d6 = 4.000 r7 = ∞(絞り) d7 = 6.000 r8 = 13.9321 d8 = 2.900 nd4 =1.80610 νd4 =40.95 r9 = -16.6901 d9 = 0.010 r10= -16.4839 d10= 0.900 nd5 =1.74950 νd5 =35.27 r11= 13.1922 d11= 0.830 r12= -50.4005 d12= 2.100 nd6 =1.77250 νd6 =49.60 r13= -11.1976 d13= 2.000 r14= 41.7761 d14= 3.300 nd7 =1.51633 νd7 =64.15 r15= -9.1587 d15= 1.000 nd8 =1.84666 νd8 =23.78 r16= -16.9185 d16= 2.000 r17= ∞ d17= 5.000 nd9 =1.54771 νd9 =62.83 r18= ∞ d18= 2.240 nd10=1.54771 νd10=62.83 r19= ∞ d19=10.000 nd11=1.51633 νd11=64.15 r20= ∞ d20= 3.610 r21= ∞ d21= 0.750 nd12=1.48749 νd12=70.20 r22= ∞ 。
【0023】実施例2 f=12.003 ,FNO=2.8 ,ω=20.6°,fB /f=1.296 r1 = 34.0111 d1 = 2.000 nd1 =1.84666 νd1 =23.78 r2 = 391.9139 d2 = 0.200 r3 = 20.1738 d3 = 1.200 nd2 =1.51742 νd2 =52.41 r4 = 5.3841 d4 = 7.000 r5 = ∞(絞り) d5 = 4.500 r6 = -13.0319 d6 = 0.900 nd3 =1.64769 νd3 =33.80 r7 = ∞ d7 = 3.100 nd4 =1.77250 νd4 =49.60 r8 = -11.7141 d8 = 0.150 r9 = -54.8602 d9 = 1.800 nd5 =1.78590 νd5 =44.19 r10= -19.5142 d10= 0.200 r11= ∞ d11= 5.000 nd6 =1.54771 νd6 =62.83 r12= ∞ d12= 2.000 r13= 42.2244 d13= 3.600 nd7 =1.72000 νd7 =50.25 r14= -10.7376 d14= 1.000 nd8 =1.84666 νd8 =23.78 r15= -34.7936 d15= 2.000 r16= ∞ d16= 2.240 nd9 =1.54771 νd9 =62.83 r17= ∞ d17=10.000 nd11=1.51633 νd11=64.15 r18= ∞ d18= 3.610 r19= ∞ d19= 0.750 nd12=1.48749 νd12=70.20 r20= ∞ 。
【0024】実施例3 f=12.005 ,FNO=2.8 ,ω=20.6°,fB /f=1.564 r1 = 21.2963 d1 = 2.000 nd1 =1.84666 νd1 =23.78 r2 = 76.7949 d2 = 0.200 r3 = 21.4802 d3 = 1.200 nd2 =1.48749 νd2 =70.20 r4 = 5.7893 d4 = 7.000 r5 = ∞(絞り) d5 = 3.000 r6 = -9.1368 d6 = 6.000 nd3 =1.74400 νd3 =44.79 r7 = -5.3343 d7 = 0.900 nd4 =1.84666 νd4 =23.78 r8 = -10.4492 d8 = 0.500 r9 = -58.9796 d9 = 2.000 nd5 =1.69680 νd5 =55.53 r10= -16.9237 d10= 1.800 r11= 32.1871 d11= 2.100 nd6 =1.69680 νd6 =55.53 r12= -78.1698 d12= 2.000 r13= ∞ d13= 5.000 nd7 =1.54771 νd7 =62.83 r14= ∞ d14= 2.240 nd8 =1.54771 νd8 =62.83 r15= ∞ d15=10.000 nd9 =1.51633 νd9 =64.15 r16= ∞ d16= 3.610 r17= ∞ d17= 0.750 nd10=1.48749 νd10=70.20 r18= ∞ 。
【0025】実施例4 f=12.000 ,FNO=2.8 ,ω=20.6°,fB /f=1.565 r1 = 16.1929 d1 = 2.400 nd1 =1.84666 νd1 =23.78 r2 = 53.8295 d2 = 0.150 r3 = 15.9084 d3 = 1.000 nd2 =1.69680 νd2 =55.53 r4 = 5.3300 d4 =10.000 r5 = ∞(絞り) d5 = 2.000 r6 = -9.8812 d6 = 0.900 nd3 =1.84666 νd3 =23.78 r7 = -476.4836 d7 = 0.180 r8 = -31.3409 d8 = 1.900 nd4 =1.69680 νd4 =55.53 r9 = -10.0962 d9 = 0.150 r10= 6482.1895 d10= 2.300 nd5 =1.69680 νd5 =55.53 r11= -11.4666 d11= 2.000 r12= 24.8349 d12= 1.700 nd6 =1.69680 νd6 =55.53 r13= 1833.2522 d13= 2.000 r14= ∞ d14= 5.000 nd7 =1.54771 νd7 =62.83 r15= ∞ d15= 2.240 nd8 =1.54771 νd8 =62.83 r16= ∞ d16=10.000 nd9 =1.51633 νd9 =64.15 r17= ∞ d17= 3.610 r18= ∞ d18= 0.750 nd10=1.48749 νd10=70.20 r19= ∞ 。
【0026】実施例5 f=12.000 ,FNO=2.8 ,ω=20.6°,fB /f=1.641 r1 = 14.8369 d1 = 2.400 nd1 =1.84666 νd1 =23.78 r2 = 54.8349 d2 = 0.300 r3 = 19.4900 d3 = 1.000 nd2 =1.69680 νd2 =55.53 r4 = 5.0060 d4 = 6.500 r5 = ∞(絞り) d5 = 4.500 r6 = -13.3748 d6 = 0.900 nd3 =1.84666 νd3 =23.78 r7 = 160.8036 d7 = 0.250 r8 = -33.9182 d8 = 2.000 nd4 =1.69680 νd4 =55.53 r9 = -10.9615 d9 = 0.150 r10= 179.5907 d10= 3.000 nd5 =1.56873 νd5 =63.16 r11= -10.8699 d11= 1.600 r12= 29.2589 d12= 2.100 nd6 =1.56873 νd6 =63.16 r13= -64.5253 d13= 2.000 r14= ∞ d14= 5.000 nd7 =1.54771 νd7 =62.83 r15= ∞ d15= 1.600 nd8 =1.51633 νd8 =64.15 r16= ∞ d16= 2.240 nd9 =1.54771 νd9 =62.83 r17= ∞ d17=13.000 nd10=1.51633 νd10=64.15 r18= ∞ d18= 1.500 r19= ∞ d19= 0.750 nd11=1.48749 νd11=70.20 r20= ∞ 。
【0027】実施例6 f=12.000 ,FNO=2.8 ,ω=20.6°,fB /f=1.642 r1 = 19.7495 d1 = 2.200 nd1 =1.84666 νd1 =23.78 r2 = 298.3938 d2 = 0.600 r3 = 47.3674 d3 = 0.900 nd2 =1.51633 νd2 =64.15 r4 = 4.9415 d4 = 4.500 r5 = ∞(絞り) d5 = 6.500 r6 = -15.1388 d6 = 0.900 nd3 =1.84666 νd3 =23.78 r7 = 104.4931 d7 = 0.250 r8 = -36.0058 d8 = 2.200 nd4 =1.56873 νd4 =63.16 r9 = -10.4558 d9 = 0.150 r10= 107.1696 d10= 3.100 nd5 =1.56873 νd5 =63.16 r11= -11.4135 d11= 1.600 r12= 30.9530 d12= 2.300 nd6 =1.51633 νd6 =64.15 r13= -44.2824 d13= 2.000 r14= ∞ d14= 5.000 nd7 =1.54771 νd7 =62.83 r15= ∞ d15= 1.600 nd8 =1.51633 νd8 =64.15 r16= ∞ d16= 2.240 nd9 =1.54771 νd9 =62.83 r17= ∞ d17=13.000 nd10=1.51633 νd10=64.15 r18= ∞ d18= 1.500 r19= ∞ d19= 0.750 nd11=1.48749 νd11=70.20 r20= ∞ 。
【0028】図7〜図8に上記実施例1のそれぞれ無限
遠物点、近距離物点(物体距離20cm)合焦時の収差
図を示す。図中、(a)は球面収差、(b)は非点収
差、(c)は歪曲収差、(d)は倍率色収差である。実
施例2〜6に関する同様の収差図をそれぞれ図9〜図1
0、図11〜図12、図13〜図14、図15〜図1
6、図17〜図18に示す。
【0029】次に、上記実施例1〜6の条件式(1)〜
(5)(条件式(3)についてはその代わりに条件式
(3’)の場合もあるが形式は同じなので条件式(3)
とする。)の値を次の表に示す。 *:平行平面板(フィルター)なしでは、0.452 である。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明のレンズ系を
用いれば、バックフォーカスが長く、光線射出角が小さ
く、かつ、結像性能が良好な電子撮像素子向けのレンズ
系が得られる。また、焦点距離が極端に短くても、長い
フォーカスストロークをとれるようにでき、フォーカス
精度を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のレンズ系の無限遠物点合焦
時のレンズ断面図である。
【図2】本発明の実施例2のレンズ系の無限遠物点合焦
時のレンズ断面図である。
【図3】本発明の実施例3のレンズ系の無限遠物点合焦
時のレンズ断面図である。
【図4】本発明の実施例4のレンズ系の無限遠物点合焦
時のレンズ断面図である。
【図5】本発明の実施例5のレンズ系の無限遠物点合焦
時のレンズ断面図である。
【図6】本発明の実施例6のレンズ系の無限遠物点合焦
時のレンズ断面図である。
【図7】実施例1の無限遠物点合焦時の収差図である。
【図8】実施例1の近距離物点合焦時の収差図である。
【図9】実施例2の無限遠物点合焦時の収差図である。
【図10】実施例2の近距離物点合焦時の収差図であ
る。
【図11】実施例3の無限遠物点合焦時の収差図であ
る。
【図12】実施例3の近距離物点合焦時の収差図であ
る。
【図13】実施例4の無限遠物点合焦時の収差図であ
る。
【図14】実施例4の近距離物点合焦時の収差図であ
る。
【図15】実施例5の無限遠物点合焦時の収差図であ
る。
【図16】実施例5の近距離物点合焦時の収差図であ
る。
【図17】実施例6の無限遠物点合焦時の収差図であ
る。
【図18】実施例6の近距離物点合焦時の収差図であ
る。
【符号の説明】
GN…負群 AP…開口絞り GP…正群 P1〜P4…平行平面板 P5…カバーガラス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 13/04

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、負、正の2つの群で構
    成され、さらに、その中間に開口絞りを有し、前記正群
    は3つの正レンズ成分を含み、その中の最も像側の正レ
    ンズ成分が正レンズと負レンズのダブレットで構成され
    ており、その正レンズ成分が合焦のために移動されるリ
    アフォーカスレンズにおいて、以下の条件を満たすこと
    を特徴とするレンズ系。 −20<f1 /f<−1 ・・・(1) 0.14<DAS/f<0.8 ・・・(2) 0<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<0.9 ・・・(3) 2.5<fR /f<10 ・・・(4) 0.12<D23/f<1 ・・・(5) ただし、fは全系の焦点距離、f1 は前記負群の焦点距
    離、DASは開口絞りと前記正群の最も物体側の面の光軸
    上の空気換算距離、rR1は前記の最も像側の正レンズ成
    分の最も物体側の面の曲率半径、rR2は前記の最も像側
    の正レンズ成分の最も像側の面の曲率半径、fR は合焦
    のために移動される群の焦点距離、D23は合焦のために
    移動される群の最も物体側の面とそれより物体側のレン
    ズの中の最も像側の面との光軸上の無限遠物点合焦時の
    距離である。
  2. 【請求項2】 物体側から順に、負、正の2つの群で構
    成され、さらに、その中間に開口絞りを有し、前記正群
    は3つの正レンズ成分を含み、その中の最も像側の正レ
    ンズ成分が単レンズで構成されており、その正レンズ成
    分が合焦のために移動されるリアフォーカスレンズにお
    いて、以下の条件を満たすことを特徴とするレンズ系。 −20<f1 /f<−1 ・・・(1) 0.14<DAS/f<0.8 ・・・(2) −2.0<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<0 ・・・(3') 2.5<fR /f<10 ・・・(4) 0.12<D23/f<1 ・・・(5) ただし、fは全系の焦点距離、f1 は前記負群の焦点距
    離、DASは開口絞りと前記正群の最も物体側の面の光軸
    上の空気換算距離、rR1は前記の最も像側の正レンズ成
    分の最も物体側の面の曲率半径、rR2は前記の最も像側
    の正レンズ成分の最も像側の面の曲率半径、fR は合焦
    のために移動される群の焦点距離、D23は合焦のために
    移動される群の最も物体側の面とそれより物体側のレン
    ズの中の最も像側の面との光軸上の無限遠物点合焦時の
    距離である。
  3. 【請求項3】 前記負群は、物体側から順に、正レン
    ズ、負レンズの2枚から構成され、前記正群は、物体側
    から順に、負レンズ、正レンズ3枚の合計4枚から構成
    され、前記の正レンズ3枚の中、最も像側の1枚の正レ
    ンズのみが合焦のために可動であり、以下の条件を満た
    すことを特徴とする請求項2記載のレンズ系。 0.1<n1 −n2 <0.4 ・・・(6) ν1 <35 ・・・(7) 1.65≦nR <1.80の範囲において、 −2.0<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<−0.75 ・・(3'-1) 1.55≦nR <1.65の範囲において、 −0.95<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<−0.25・・(3'-2) 1.45≦nR <1.55の場合 −0.45<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<0 ・・(3'-3) ただし、nR は前記の最も像側の1枚の正レンズの媒質
    屈折率、n1 は前記負群の正レンズの媒質屈折率、n2
    は前記負群の負レンズの媒質屈折率、ν1 は前記負群の
    正レンズの媒質アッベ数である。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のレンズ系において、前記
    条件(1)を以下の条件(1’)としたことを特徴とす
    るレンズ系。 −4<f1 /f<−1.1 ・・・(1')
  5. 【請求項5】 請求項1記載のレンズ系において、前記
    条件(1)を以下の条件(1”)としたことを特徴とす
    るレンズ系。 −2.1<f1 /f<−1.2 ・・・(1")
  6. 【請求項6】 請求項1記載のレンズ系において、前記
    条件(2)を以下の条件(2’)としたことを特徴とす
    るレンズ系。 0.15<DAS/f<0.7 ・・・(2')
  7. 【請求項7】 請求項1記載のレンズ系において、前記
    条件(2)を以下の条件(2”)としたことを特徴とす
    るレンズ系。 0.25<DAS/f<0.6 ・・・(2")
  8. 【請求項8】 請求項1記載のレンズ系において、前記
    条件(3)を以下の条件式としたことを特徴とするレン
    ズ系。 0<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<0.5
  9. 【請求項9】 請求項1記載のレンズ系において、前記
    正群の3つの正レンズ成分の中、最も像側の1つ又は2
    つの正レンズ成分のみが合焦のために可動であることを
    特徴とするレンズ系。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のレンズ系において、前
    記条件(4)を以下の条件(4’)としたことを特徴と
    するレンズ系。 2.7<fR /f<5 ・・・(4')
  11. 【請求項11】 請求項1記載のレンズ系において、前
    記条件(4)を以下の条件(4”)としたことを特徴と
    するレンズ系。 2.7<fR /f<3.2 ・・・(4")
  12. 【請求項12】 請求項1記載のレンズ系において、前
    記条件(5)を以下の条件(5’)としたことを特徴と
    するレンズ系。 0.12<D23/f<0.5 ・・・(5')
  13. 【請求項13】 請求項1記載のレンズ系において、前
    記条件(5)を以下の条件(5”)としたことを特徴と
    するレンズ系。 0.13<D23/f<0.2 ・・・(5")
  14. 【請求項14】 請求項2記載のレンズ系において、前
    記条件(1)を以下の条件(1’)としたことを特徴と
    するレンズ系。 −4<f1 /f<−1.1 ・・・(1')
  15. 【請求項15】 請求項2記載のレンズ系において、前
    記条件(1)を以下の条件(1”’)としたことを特徴
    とするレンズ系。 −3.3<f1 /f<−1.8 ・・・(1"')
  16. 【請求項16】 請求項2記載のレンズ系において、前
    記条件(2)を以下の条件(2’)としたことを特徴と
    するレンズ系。 0.15<DAS/f<0.7 ・・・(2')
  17. 【請求項17】 請求項2記載のレンズ系において、前
    記条件(2)を以下の条件(2”)としたことを特徴と
    するレンズ系。 0.25<DAS/f<0.6 ・・・(2")
  18. 【請求項18】 請求項2記載のレンズ系において、前
    記条件(3’)を以下の条件式としたことを特徴とする
    レンズ系。 −1.3<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<−0.1
  19. 【請求項19】 請求項2記載のレンズ系において、前
    記条件(3’)を以下の条件式としたことを特徴とする
    レンズ系。 −1.1<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<−0.1
  20. 【請求項20】 請求項2記載のレンズ系において、前
    記正群の3つの正レンズ成分の中、最も像側の1つ又は
    2つの正レンズ成分のみが合焦のために可動であること
    を特徴とするレンズ系。
  21. 【請求項21】 請求項2記載のレンズ系において、前
    記条件(4)を以下の条件(4’)としたことを特徴と
    するレンズ系。 2.7<fR /f<5 ・・・(4')
  22. 【請求項22】 請求項2記載のレンズ系において、前
    記条件(4)を以下の条件(4”)としたことを特徴と
    するレンズ系。 2.7<fR /f<3.2 ・・・(4")
  23. 【請求項23】 請求項2記載のレンズ系において、前
    記条件(5)を以下の条件(5’)としたことを特徴と
    するレンズ系。 0.12<D23/f<0.5 ・・・(5')
  24. 【請求項24】 請求項2記載のレンズ系において、前
    記条件(5)を以下の条件(5”)としたことを特徴と
    するレンズ系。 0.13<D23/f<0.2 ・・・(5")
  25. 【請求項25】 前記負群は、物体側から順に、正レン
    ズ、負レンズの2枚から構成され、前記正群は、物体側
    から順に、負レンズ、正レンズ3枚の合計4枚から構成
    され、前記の正レンズ3枚の中、最も像側の1枚または
    2枚の正レンズのみが合焦のために可動であり、以下の
    条件を満たすことを特徴とする請求項2記載のレンズ
    系。 0.1<n1 −n2 <0.4 ・・・(6) ν1 <35 ・・・(7) 1.65≦nR <1.80の範囲において、 −2.0<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<−0.75 ・・(3'-1) 1.55≦nR <1.65の範囲において、 −0.95<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<−0.25・・(3'-2) 1.45≦nR <1.55の場合 −0.45<(rR1+rR2)/(rR1−rR2)<0 ・・(3'-3) ただし、nR は前記の最も像側の1枚の正レンズの媒質
    屈折率、n1 は前記負群の正レンズの媒質屈折率、n2
    は前記負群の負レンズの媒質屈折率、ν1 は前記負群の
    正レンズの媒質アッベ数である。
  26. 【請求項26】 請求項3又は25記載のレンズ系にお
    いて、前記条件(6)を以下の条件(6’)としたこと
    を特徴とするレンズ系。 0.14<n1 −n2 <0.35 ・・・(6')
  27. 【請求項27】 請求項3又は25記載のレンズ系にお
    いて、前記条件(7)を以下の条件(7’)としたこと
    を特徴とするレンズ系。 ν1 <28 ・・・(7')
  28. 【請求項28】 請求項3又は25記載のレンズ系にお
    いて、さらに以下の条件を満足することを特徴とするレ
    ンズ系。 23<ν1
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