JPH0820593B2 - バツクフオ−カスの長い広角レンズ - Google Patents

バツクフオ−カスの長い広角レンズ

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JPH0820593B2
JPH0820593B2 JP61298571A JP29857186A JPH0820593B2 JP H0820593 B2 JPH0820593 B2 JP H0820593B2 JP 61298571 A JP61298571 A JP 61298571A JP 29857186 A JP29857186 A JP 29857186A JP H0820593 B2 JPH0820593 B2 JP H0820593B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は長いバックフォーカスを有する広角レンズに
関するもので、特に一眼レフレックス式電子スチルカメ
ラ用として好適な広角レンズに関するものである。
〔従来技術〕
一眼レフレックス式の電子スチルカメラにおいては、
ファインダ系へ光を導くための光路分割鏡や光学的ロー
パスフィルター等を配置するための空間を確保する必要
があり、これに用いられるレンズ系はかなり長いバック
フォーカスを有する必要がある。ところが、電子スチル
カメラは35mm銀塩フィルムカメラに比較すると画面サイ
ズが非常に小さいためレンズ系の焦点距離が全般的に短
くならざるを得ず、長いバックフォーカスを確保するこ
とが非常に困難となる。特に画角が広くなるにしたがい
この傾向が顕著となる。
従来、比較的バックフォーカスが長い広角レンズとし
て特開昭59−232310号公報のものが知られている。
〔発明が解決すべき問題点〕
しかし、このレンズ系は画角が70゜程度とあまり広く
ない上にITVカメラ用のレンズであるため一眼レフレッ
クス式電子スチルカメラに用いるにはバックフォーカス
が不足しており、前述の光路分割鏡等を配置する空間を
とることができない。
本発明は画角75゜程度以上、口径比1.4〜2程度の広
角レンズでバックフォーカスが全系焦点距離の2.5倍を
超えるきわめてバックフォーカスの長い広角レンズを提
供することを目的としている。
〔問題点を解決する手段及び作用〕
本発明においては広角でしかも長いバックフォーカス
を得るため、全系に強いレトロフォーカス型のパワー配
置を導入した。すなわち、全系の最も物体側に強い負の
レンズ群を配置し、屈折力の弱いレンズ群を挾んで正の
レンズ群を配置する構成とした。そして、この強い非対
称配置による収差の発生を軽減するため、物体側の強い
負のレンズ群中に正レンズを配した。より具体的には、
本発明のレンズ系は物体側から順に、物体側に凸の正レ
ンズと物体側に凸の2枚の負メニスカスレンズを含み全
体として負の屈折力を有する第1群と、全体として弱い
屈折力を有する第2群と、負レンズと正レンズとから成
る第3群と、少なくとも1枚の正レンズから成り、その
最も像側の面が像側に凸である第4群とから成ってい
る。そして、本発明のレンズ系は更に以下の諸条件を満
足することにより諸収差を良好に補正したものである。
(1)1.1<|f1/f|<1.9,f1<0 (2)−0.1<f234/f2<0.54 (3)1<|f12/f|<7,f12<0 (4)N3P<1.7 (5)N4P<1.7 但し、fは全系の焦点距離、f1は第1群の焦点距離、
f2は第2群の焦点距離、f12は第1群と第2群の合成焦
点距離、f234は第2群、第3群および第4群の合成焦点
距離、N3Pは第3群の正レンズの屈折率、N4Pは第4群の
いずれかの正レンズの屈折率である。
以上のうち、条件(1)は第1群の合成焦点距離に関
し、本発明レンズ系のレトロフォーカスのパワー配置を
規定するものである。この条件(1)の上限を超えると
レトロフォーカスのパワー配置が弱くなり、充分なバッ
クフォーカスを確保することが困難となる。また下限を
超えると、バックフォーカスを長くする点では有利であ
るが、負の歪曲収差と非点収差が過大となり、補正が困
難となる。
このようにして、全系焦点距離の2.5倍を超えるバッ
クフォーカスを確保した上で諸収差を良好に補正するた
めには条件(1)に加え更に条件(2),(3)を満足
することが必要である。これらの条件は第1群以降での
レンズのパワー配置に関するものであるが、このうち条
件(2)は第2ないし第4群内において第2群の分担す
るパワーを規定するための条件であり、条件(3)は第
1群,第2群の合成焦点距離を規定するための条件であ
る。
条件(2)の上限又は条件(3)の上限を超えると、
第2群が比較的強い正のパワーを持つことになるため、
第1群の強い負のパワーを第3群,第4群に伝えること
ができなくなり、長いバックフォーカスをとることが困
難となる。この状態で尚長いバックフォーカスを得るた
めには条件(1)の下限を超えて第1群のパワーを強く
しなければならないが、これでは収差の発生が著しくな
り、到底他のレンズ群で補正しきれなくなるため好まし
くない。一方、条件(2)の下限又は条件(3)の下限
を超えると、バックフォーカスは確保できるが、第2群
が比較的強い負のパワーを持つことになるため、第3
群,第4群において非常に強く光線を収斂させざるを得
なくなり、球面収差を初めとする各収差の補正が困難と
なる。
次に条件(4),(5)は像面性を良好に保つための
ものであり、これらの条件から外れるとペッツヴァール
和が負の大きな値となり、像面弯曲の補正が困難とな
る。
以上の構成により初期の目的を達成することができる
が、本発明において、更に以下の条件を満足することが
諸収差の補正にとって一層有効である。すなわち、本発
明では強いレトロフォーカス型のパワー配置を採用した
ため非対称収差を完全に補正することはむずかしく、あ
る程度の発生はやむを得ない。この非対称収差を更に補
正するためには、第1群中に光軸から離れるにつれて負
の屈折作用を弱めるような非球面を導入することが有効
である。この非球面は光軸との交点を原点として光軸方
向にx軸、光軸に垂直な方向にy軸をとるとき という式で表わされるが、特に次の条件を満足すること
が望ましい。
(6)|△×|≦2×10-1|f1|(y=yEC) 但し、△×は非球面の基準球面からの偏位量、yEC
この面における最大画角の主光線高、yは光軸からの高
さである。
この条件から外れると歪曲収差が逆に正の過大な値と
なる上、コマ収差も増大して好ましくない。
また、レンズ系が大口径になるにつれて球面収差の補
正が困難となってくるが、これを補正するには第2群な
いし第4群の中に光軸から離れるにつれて正の屈折作用
を弱めるような非球面を導入することが有効である。こ
の場合は次の条件を満足することが望ましい。
(7)|△×′|≦1×10-3f234(y=0.5y1) (8)1×10-6f234≦|△x′|≦4×10-3f234(y=
y1) 但し、△x′は非球面の基準球面からの偏位量、y1
口径比2の軸外マージナル光線のこの面における光線高
である。
この条件(7)から外れると、球面収差を補正したと
きに非点収差が増大しやすくなる。また、条件(8)の
下限を超えると球面収差が補正不足となり、上限を超え
ると非球面偏位量が大きくなりすぎて球面収差が補正過
剰となり、いずれも好ましくない。
尚、本発明において第1群の負レンズは曲率半径が小
さく加工コストが極端に高くなる。この欠点を解決する
方法として、これらの負レンズにプラスチックを用いる
ことが考えられる。プラスチックを用いることにより加
工コストは大幅に安くなるうえ、非球面も容易に加工出
来、先に述べた非対称収差の少ないレンズ系を実現する
ことも容易である。又第2,第3,第4群中のレンズにもプ
ラスチックを用いることで加工コストが安くなり同じく
非球面加工も容易となって球面収差を始め各収差を良好
に補正することが出来る。
本発明においてフォーカシングは全体を繰り出して行
なうことが出来るのはもちろんであるが、第4群の全体
又は一部を繰り出して行なうことも出来る。その場合以
下の条件を満足することが望ましい。
(9)−0.3<f/fF<0.5 但し、fFはフォーカシングのために移動するレンズよ
りも物体側にあるレンズ全体の合成焦点距離である。
この条件の下限を超えると近距離にフォーカシングし
た際に球面収差が補正過剰の傾向となり、逆に上限を超
えると補正不足の傾向となっていずれも好ましくない。
〔実施例〕
以下に示す実施例においてFはエフナンバー,2ωは画
角、r1,r2,……は各レンズ面の曲率半径、d1,d2,……は
各レンズ面の間隔、n1,n2,……は各レンズの屈折率、ν
12,……は各レンズのアッベ数、P,A4,A6,……は第1
群に設けた非球面を表わす係数、P′,A4′,A6′,……
は第4群に設けた非球面を表わす係数、fBはバックフォ
ーカスである。
(第1実施例) f=7 F 2.0 2ω=75.6゜ r1=26.7911 d1=4.2 n1=1.72825 ν=28.46 r2=88.0787 d2=0.2 r3=19.1271 d3=1.5 n2=1.741 ν=52.68 r4=7.9291 d4=4.6906 r5=42.9187 d5=1.9501 n3=1.741 ν=52.68 r6=8.2845 d6=4.7786 r7=−52.6996 d7=5.1591 n4=1.72825 ν=28.46 r8=−24.4877 d8=10.0149 r9=∞(絞り) d9=1.891 r10=75.7851 d10=1.6836 n5=1.80518 ν=25.43 r11=11.5121 d11=4.2227 n6=1.53172 ν=48.9 r12=−14.1495 d12=0.7 r13=24.0976 d13=2.7 n7=1.51633 ν=64.15 r14=−21.3532 d14=1.0 r15=∞ d15=27.0 n8=1.51633 ν=64.15 r16=∞ fB=20(2.86f) |f1/f|=1.41 f234/f2=0.25 |f12/f|=2.14 f/fF=0.069 (第2実施例) f=7 F 2.0 2ω=77.0゜ r1=24.1120 d1=4.8 n1=1.58144 ν=40.75 r2=89.0676 d2=0.2 r3=15.4341 d3=1.2 n2=1.7725 ν=49.66 r4=7.1238 d4=4.3606 r5=34.9583 d5=2.3911 n3=1.7725 ν=49.66 r6=7.3993 d6=4.2119 r7=−127.0511 d7=14.7101 n4=1.80518 ν=25.43 r8=−19.5221 d8=3.6735 r9=∞(絞り) d9=2.2339 r10=−364.0256 d10=2.1274 n5=1.80518 ν=25.43 r11=10.0414 d11=3.6771 n6=1.53172 ν=48.9 r12=−17.0162 d12=0.7 r13=25.5498 d13=2.5 n7=1.49216 ν=57.5 r14=−14.8608 d14=1.0 r15=∞ d15=27.0 n8=1.51633 ν=64.15 r16=∞ fB=20(2.86f) |f1/f|=1.23 f234/f2=0.51 |f12/f|=6.86 f/fF=−0.059 (第3実施例) f=7 F 1.8 2ω=77.3゜ r1=29.4993 d1=4.0 n1=1.80518 ν=25.43 r2=84.9758 d2=0.5 r3=21.6245 d3=1.5 n2=1.49216 ν=57.5 r4=8.000 d4=4.5013 r5=39.1404 d5=1.9135 n3=1.741 ν=52.68 r6=7.0126 d6=4.2872 r7=−680.240 d7=13.4282 n4=1.59270 ν=35.29 r8=−21.1524 d8=3.0844 r9=∞(絞り) d9=1.6881 r10=185.2807 d10=2.0204 n5=1.80518 ν=25.43 r11=10.2784 d11=4.9414 n6=1.53172 ν=48.9 r12=−14.1127 d12=0.7 r13=24.5224 d13=3.0 n7=1.53172 ν=48.9 r14=−18.6996 d14=1.0 r15=∞ d15=24.0 n8=1.51633 ν=64.15 r16=∞ fB=20(2.57f) |f1/f|=1.46 f234/f2=0.36 |f12/f|=3.84 f/fF=0.077 (第4実施例) f=6 F 2.0 2ω=85.5゜ r1=29.6172 d1=5.0 n1=1.80518 ν=25.43 r2=73.6346 d2=0.5 r3=15.1976 d3=1.5 n2=1.741 ν=52.68 r4=7.0073 d4=4.511 r5=34.9028 d5=1.0004 n3=1.741 ν=52.68 r6=6.9845 d6=4.3355 r7=−103.9185 d7=13.5453 n4=1.5927 ν=35.29 r8=−18.2779 d8=3.1151 r9=∞(絞り) d9=1.7131 r10=−1018.0553 d10=2.0725 n5=1.80518 ν=25.43 r11=10.2995 d11=4.9382 n6=1.53172 ν=48.9 r12=−13.5469 d12=0.7 r13=22.4581 d13=3.0 n7=1.53172 ν=48.9 r14=−18.9024 d14=1.0 r15=∞ d15=24.0 n8=1.51633 ν=64.15 r16=∞ fB=18(3f) |f1/f|=1.46 f234/f2=0.36 |f12/f|=4.11 f/fF=0.048 (第5実施例) f=6 F 1.8 2ω=86.6゜ r1=27.5043 d1=5.0 n1=1.80518 ν=25.43 r2=68.0587 d2=0.2 r3=18.7626 d3=1.5 n2=1.741 ν=52.68 r4=7.7716 d4=4.5652 r5=43.5325 d5=1.9462 n3=1.741 ν=52.68 r6=7.4009 d6=4.3487 r7=−239.8262 d7=13.5434 n4=1.59270 ν=35.29 r8=−23.5573 d8=3.1294 r9=∞(絞り) d9=1.7165 r10=−40.2074 d10=2.1004 n5=1.80518 ν=25.43 r11=12.033 d11=4.9364 n6=1.53172 ν=48.9 r12=−15.5744 d12=0.2 r13=114.2045 d13=2.0 n7=1.53172 ν=48.9 r14=−27.9934 d14=0.6 r15=38.2315 d15=3.0 n8=1.53172 ν=48.9 r16=−19.1739 d16=1.0 r17=∞ d17=27.0 n9=1.51633 ν=64.15 r18=∞ fB=20(3.33f) |f1/f|=1.48 f234/f2=0.32 |f12/f|=3.11 f/fF=0.155 (第6実施例) f=7 F 2.0 2ω=76.7゜ r1=33.5642 d1=4.2 n1=1.80518 ν=25.43 r2=104.1833 d2=0.2 r3=24.8204(非球面) d3=1.5 n2=1.49216 ν=57.5 r4=8.2 d4=5.0177 r5=95.2176 d5=1.97 n3=1.49216 ν=57.5 r6=7.0920 d6=4.3509 r7=∞ d7=13.6423 n4=1.49216 ν=57.5 r8=∞ d8=3.1878 r9=∞(絞り) d9=1.7024 r10=55.3433 d10=2.1508 n5=1.80518 ν=25.43 r11=10.4742 d11=4.8895 n6=1.53172 ν=48.9 r12=−13.5131 d12=0.7 r13=22.1257 d13=3.0 n7=1.49216 ν=57.5 r14=−19.0204 d14=1.0 r15=∞ d15=27.0 n8=1.51633 ν=64.15 r16=∞ p=1 A4=0.16154×10-4 A6=−0.99105×10-8 A8=−0.86183×10-10 fB=20(2.86f) |f1/f|=1.69 f234/f2=0 |f12/f|=1.69 f/fF=0.016 |△×|=1.8×10-2|f1|(y=yEC) (第7実施例) f=7 F 1.8 2ω=76.6゜ r1=24.5803 d1=5.2 n1=1.58144 ν=40.75 r2=88.9874 d2=0.2 r3=15.5585 d3=1.2 n2=1.7725 ν=49.66 r4=8.3431 d4=4.4462 r5=31.3233 d5=2.4438 n3=1.7725 ν=49.66 r6=7.0413 d6=4.2397 r7=−122.9487 d7=15.0469 n4=1.80518 ν=25.43 r8=−24.079 d8=3.7924 r9=∞(絞り) d9=2.2333 r10=427.9398 d10=2.1425 n5=1.76182 ν=26.55 r11=9.6181 d11=3.6034 n6=1.53172 ν=48.9 r12=−15.4264 d12=0.7 r13=22.0371 d13=2.5 n7=1.49216 ν=57.5 r14=−16.4096(非球面) d14=1.0 r15=∞ d15=24.0 n8=1.51633 ν=64.15 r16=∞ p′=1 A4′=0.53435×10-5 A6′=−0.89820×10-8 A8′=−0.68728×10-8 fB=18(2.57f) |f1/f|=1.45 f234/f2=0.37 |f12/f|=4.51 f/fF=0.041 △×′=1.2×10-5f234(y=0.5y1) △×′=8.3×10-5f234(y=y1) (第8実施例) f=7 F 1.4 2ω=76.2゜ r1=29.0303 d1=4.5 n1=1.80518 ν=25.43 r2=74.0934 d2=0.5 r3=17.6063 d3=1.5 n2=1.741 ν=52.68 r4=8.6859 d4=4.9114 r5=24.9644 d5=2.1018 n3=1.741 ν=52.68 r6=7.0156 d6=4.2996 r7=−87.3586 d7=13.4989 n4=1.60342 ν=38.01 r8=−17.9971 d8=2.7152 r9=∞(絞り) d9=1.5969 r10=−35.0603 d10=1.9060 n5=1.80518 ν=25.43 r11=11.7973 d11=4.3777 n6=1.58144 ν=40.75 r12=−18.5390 d12=0.2 r13=184.0057 d13=2.5 n7=1.53172 ν=48.9 r14=−21.1499 d14=0.7 r15=36.0834 d15=3.3 n8=1.49216 ν=57.5 r16=−18.9538(非球面) d16=1.0 r17=∞ d17=24.0 n9=1.51633 ν=64.15 r18=∞ p′=1 A4′=0.13685×10-4 A6′=−0.60493×10-7 A8′=−0.43956×10-8 fB=18(2.57f) |f1/f|=1.59 f234/f2=0.37 |f12/f|=5.43 f/fF=0.271 △×′=3.2×10-5f234(y=0.5y1) △×′=4.7×10-4f234(y=y1) (第9実施例) f=7 F 2.0 2ω=76.8゜ r1=30.7045 d1=3.5 n1=1.80518 ν=25.43 r2=79.8259 d2=0.5 r3=19.4191(非球面) d3=1.5 n2=1.49216 ν=57.5 r4=7.1565 d4=4.4831 r5=41.7467 d5=1.9014 n3=1.741 ν=52.68 r6=7.7891 d6=4.2927 r7=−352.7271 d7=13.4405 n4=1.5927 ν=35.29 r8=−27.9879 d8=3.0879 r9=∞(絞り) d9=1.6946 r10=−168.4189 d10=2.0355 n5=1.80518 ν=25.43 r11=10.2 d11=4.9395 n6=1.58144 ν=40.75 r12=−14.1052 d12=0.7 r13=23.1434 d13=3.0 n7=1.49216 ν=57.5 r14=−17.9324(非球面) d14=1.0 r15=∞ d15=27.0 n8=1.51633 ν=64.15 r16=∞ p=1 A4=0.2283×10-4 A6=−0.17068×10-7 A8=−0.95241×10-10 p′=1 A4′=0.65741×10-5 A6′=−0.4068×10-7 A8′=−0.43003×10-8 fB=20(2.86f) |f1/f|=1.45 f234/f2=0.27 |f12/f|=2.70 f/fF=0.006 △×=1.8×10-2|f1|(y=yEC) △×′=2.1×10-5f234(y=0.5y1) △×′=1.3×10-4f234(y=y1) 各実施例において第4群の像側に配置されたガラスブ
ロックは、ファインダー系に光を導くための光路分割プ
リズム、光学的ローパスフィルター等の光学部材を想定
したものである。
上記実施例中第1実施例は第1図に示すレンズ構成
で、フォーカシングは第4図で行なう。又この実施例の
収差状況は第10図に示す通りである。又至近(結像倍率
0.0613倍)での収差状況は第11図に示す通りである。
第2実施例は第2図に示すレンズ構成で、第4群のレ
ンズにプラスチックを用い、フォーカシングはこのレン
ズで行なう。又この実施例の収差状況は第12図に示す通
りである。
第3実施例は第3図に示すレンズ構成で第1群中、物
体側より2番目のレンズにプラスチックを用いフォーカ
シングは第4群で行なう。又この実施例の収差状況は第
13図に示す通りである。
第4実施例は第4図に示すレンズ構成でフォーカシン
グは第4群で行なう。又この実施例の収差状況は第14図
に示す通りである。
第5実施例は第5図に示すレンズ構成でフォーカシン
グは第4群中、像側のレンズ1枚で行なう。又この実施
例の収差状況は第15図に示す通りである。
第6実施例は第6図に示すレンズ構成で物体側より順
に第2,3,4,7番目のレンズにプラスチックを用い第2番
目のレンズの物体側の面を非球面としたものである。フ
ォーカシングは第4群で行なう。又この実施例の収差状
況は第16図に示す通りである。
第7実施例は第7図に示すレンズ構成で、第4群のレ
ンズにプラスチックを用い、このレンズの像側の面を非
球面としたものである。フォーカシングはこのレンズで
行なう。又この実施例の収差状況は第17図に示す通りで
ある。
第8実施例は第8図に示すレンズ構成で、第4群中、
像側のレンズにプラスチックを用い、このレンズの像側
の面を非球面としたものである。フォーカシングはこの
レンズで行なう。又この実施例の収差状況は第18図に示
す通りである。
第9実施例は第9図に示すレンズ構成で第1群中物体
側より2番目のレンズにプラスチックを用いこのレンズ
の物体側の面を非球面としたものである。又第4群レン
ズにもプラスチックを用い、このレンズの像側の面を非
球面としたものである。フォーカシングは第4群で行な
う。又この実施例の収差状況は第19図に示す通りであ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば画角75゜程度以上、口径比1.4〜2程
度の広角レンズにおいて、バックフォーカスを全系焦点
距離の2.5倍以上と長くし、しかも諸収差を良好に補正
したレンズ系を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本発明の第1ないし第9実施例の
レンズ配置を示す断面図、第10図,第11図は夫々第1実
施例の物体距離∞および至近距離における収差図、第12
図ないし第19図は第2ないし第9実施例の物体距離∞に
おける収差図である。尚、収差図中、MSは球面収差、AS
は非点収差、DTは歪曲収差を表わす。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側からレンズ系が順に、 物体側に凸面を向けた正レンズと、夫々物体側に凸面を
    向けた2枚の負メニスカスレンズとから成る第1群と、 全体として単レンズ1枚から成る第2群と、 物体側に設けられた負レンズと、その像側に設けられた
    正レンズとから成る第3群と、 1枚以上の正レンズのみから成り、その内最も像側にあ
    る正レンズの像側面が像側に凸形状を有する第4群とか
    ら構成され、以下の条件を満足する広角レンズ。 (1)1.1<|f1/f|<1.9,f1<0 (2)−0.1<f234/f2<0.54 (3)1<|f12/f|<7,f12<0 (4)N3P<1.7 (5)N4P<1.7 但し、fは全系の焦点距離、f1は第1群の焦点距離、f2
    は第2群の焦点距離、f12は第1群と第2群の合成焦点
    距離、f234は第2群,第3群および第4群の合成焦点距
    離、N3Pは第3群の正レンズの屈折率、N4Pは第4群のい
    ずれかの正レンズの屈折率である。
  2. 【請求項2】第1群の少なくとも1つのレンズ面を以下
    の条件を満足する非球面としたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項の広角レンズ。 (6)|△×|≦2×10-7|f1|(y=yEC) 但し、△×は非球面の基準球面からの光軸方向への偏位
    量、yECはこの面における最大画角の主光線高、yは光
    軸からの高さである。
  3. 【請求項3】第2群、第3群、第4群のうち少なくとも
    1つのレンズ面を以下の条件を満足する非球面としたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項の広角レンズ。 (7)|△×′|≦1×10-3f234(y=0.5y1) (8)1×10-6f34≦|△x′|≦4×10-3f234(y=y
    1) 但し、△x′は非球面の基準球面からの光軸方向への偏
    位量、y1は口径比2の軸上マージナル光線のこの面にお
    ける光線高、yは光軸からの高さである。
  4. 【請求項4】少なくとも1枚のレンズをプラスチックレ
    ンズとしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項の広
    角レンズ。
  5. 【請求項5】第4群レンズの全体又は一部を光軸に沿っ
    て移動させることによりフォーカシングを行なうと共に
    以下の条件を満足することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項の広角レンズ。 (9)−0.3<f/fF<0.5 但し、fFはフォーカシングのために移動するレンズより
    も物体側にあるレンズ全体の合成焦点距離である。
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