JP3444587B2 - 塗装廃液の処理装置 - Google Patents

塗装廃液の処理装置

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    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
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  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装ブース内の塗
料廃液を微生物で分解処理するようにした処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、塗装廃液を微生物によって分解処
理する技術として、本出願人は特願平10―13916
4号のような技術を提案しており、この技術では、塗装
廃液処理に有効な微生物を担体に固定して微生物収容器
に収容し、この微生物収容器を例えば図3とか図4に示
すような塗装ブース51内の処理水槽52内に収容して
微生物を増殖させ、この処理水槽52内にブース51内
で捕集した塗装廃液を流し込んで廃液処理するととも
に、ブース51内の排気ガス等を排気ダクト53を通し
て外部に排出している。
【0003】この際、排気ダクト53内の下方には、図
3に示すようなサイクロン式の分離回収機構54が設け
られる場合があり、ブース内51の塗料ミストを含む空
気と処理液の一部をファン55で吸引して円弧状ガイド
56に沿わせて旋回流動させ、塗料ミストを捕捉した処
理液を戻し管57から処理水槽52に戻すとともに、処
理ガスだけを外部に排出するようにしている。また図4
に示すような、複数の邪魔板58による分離回収方式も
知られており、この場合は邪魔板58によって塗料ミス
トを分離捕集して処理ガスだけを上方から外部に排出す
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な分離回収機構54や邪魔板58等による塗料ミストの
分離捕捉は、その効果に限界があり、長期間使用してい
ると、排気ダクト53内やファン55等に徐々に塗料が
付着堆積するようになり、そのことによって空気流が乱
されるようになって塗装時に塗装ムラが発生したり、塗
料ミストや溶剤臭がそのまま外部に排出されてしまう等
の問題があった。また長期間使用していると、塗装室5
9の内壁にも塗料が付着堆積して空気流の乱れを助長さ
せる原因になったり、溶剤臭等によって作業環境が悪化
するという問題があった。
【0005】そこで本発明は、特に排気ダクトの内壁に
付着する塗料カスを除去して空気流れの乱れを防止する
とともに、排気ダクト内を浮遊する塗料ミストを捕捉し
て外部に排出されるのを防止し、また塗料室の内壁に付
着堆積する塗料カスを綺麗に洗浄することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、塗装室と排気ダクトを有する塗装ブースの塗
装室内に、各種油脂類、溶剤、乳化剤、塗料樹脂、顔
料、染料等を好んで資化する微生物群を増殖させた処理
液を貯留する処理槽を設け、ブース内で捕集した塗料廃
液を処理槽の処理液中に流入させて微生物群によって廃
液処理するようにした塗装廃液の処理装置において、
記微生物群として、フラボオバクテリューム種、シェー
ドモナス種、アシイノバクター種、メタノカーカウス
種、マイクロカーカウス種、バクテリアム種、マイコバ
クテリアム種、アクロモバァクター種、エロウモウナス
種の複数種属が含まれるようにし、また、前記処理槽内
の処理液を濾過手段によって濾過した後、散布手段によ
って前記排気ダクト内壁に向けて散布し、排気ダクトの
内壁に付着する塗料を処理槽内に流入させるとともに、
濾過済みの処理液を塗装室の内壁に沿って流下させ、塗
装室の内壁に付着する塗料を処理槽内に流入させるよう
にした。
【0007】このように微生物群を増殖させた処理液を
排気ダクトの内壁に向けて散布し、内壁に付着堆積する
塗料カス等を剥離して処理槽内に流入させ、微生物によ
り分解処理すれば、排気ダクト内の空気の流れが円滑に
行われ、塗装ムラを防止出来るとともに、塗料ミストの
捕捉効果を高めることが出来る。
【0008】また、処理液を塗装室の内壁に沿って流下
させることにより、塗装室の内壁に付着堆積する塗料カ
ス等を剥離して処理槽で処理することが出来、塗装室内
を綺麗にして作業環境を良好にすることが出来る。
【0009】また、微生物としては、各種油脂類、溶
剤、乳化剤、塗料樹脂、顔料、染料等を好んで資化す
る、例えばフラボオバクテリューム種、シェードモナス
種、アシイノバクター種、メタノカーカウス種、マイク
ロカーカウス種、バクテリアム種、マイコバクテリアム
種、アクロモバァクター種、エロウモオナス種等を使用
するようにし、また微生物群の増殖は、これら微生物が
固定化される多孔質セラミックス等の担体を水槽に収容
して、例えば水温を25〜50℃程度、より好ましくは
38〜42℃に加温し、適切に酸素や栄養物を供給して
通気攪拌するとともに、適宜新たな微生物を投入しなが
ら高密度に増殖して処理液とする。
【0010】そしてこのような処理液中に塗装廃液を流
入させると、塗料樹脂、溶剤、顔料、染料等の汚濁物質
は高密度の微生物コロニーに取り込まれて分解され、パ
サパサ状態の凝集物になって処理液から容易に分離して
取出すことができるとともに、溶剤臭も消えて清掃等が
非常に楽になる。
【0011】また請求項2では、塗装室と排気ダクトを
有する塗装ブースの塗装室内に、各種油脂類、溶剤、乳
化剤、塗料樹脂、顔料、染料等を好んで資化する微生物
群を増殖させた処理液を貯留する処理槽を設け、ブース
内で捕集した塗料廃液を処理槽の処理液中に流入させて
微生物群によって廃液処理するようにした塗装廃液の処
理装置において、前記微生物群として、フラボオバクテ
リューム種、シェードモナス種、アシイノバクター種、
メタノカーカウス種、マイクロカーカウス種、バクテリ
アム種、マイコバクテリアム種、アクロモバァクター
種、エロウモウナス種の複数種属が含まれるようにし、
また、前記処理槽内の処理液を濾過手段によって濾過し
た後、噴霧手段によって前記排気ダクト内に向けて噴霧
し、排気ダクト内に浮遊する塗料ミストを捕捉して処理
槽内に流入させるとともに、濾過済みの処理液を塗装室
の内壁に沿って流下させ、塗装室の内壁に付着する塗料
を処理槽内に流入させるようにした。
【0012】このように排気ダクト内に処理液を噴霧
し、排気ダクト内に浮遊する塗料ミストを捕捉して処理
槽で処理すれば、外部に塗料ミストや溶剤臭気が排出さ
れるような不具合を防止できる。またダクト内壁に付着
堆積する塗料カスも抑制される。
【0013】また、処理液を塗装室の内壁に沿って流下
させることにより、前記の場合と同様に、塗装室の内壁
に付着堆積する塗料カス等を剥離して処理槽で処理する
ことが出来、塗装室内を綺麗にして作業環境を良好にす
ることが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで図1は本発明に係る
塗装ブースの内部を側方から見た説明図、図2は正面か
ら見た説明図である。
【0015】本発明に係る塗装廃液の処理装置は、図1
及び図2に示すような塗装ブース1に適用され、この塗
装ブース1は、塗装室2と排気ダクト3を備えるととも
に、塗装室2内には処理槽4が設けられ、この処理槽4
には、上水または水道水等が供給可能にされている。そ
して液中には微生物収容器5や、水中ポンプ6や、エア
ポンプ7や、不図示のサーモスタット付き投込みヒータ
等が設けられ、処理槽4の中で微生物群を増殖できるよ
うにされている。
【0016】すなわち、微生物収容器5の内部には、各
種油脂類、溶剤、乳化剤、塗料樹脂、顔料、染料等を好
んで資化する、例えばフラボオバクテリューム種、シェ
ードモナス種、アシイノバクター種、メタノカーカウス
種、マイクロカーカウス種、バクテリアム種、マイコバ
クテリアム種、アクロモバァクター種、エロウモオナス
種等の複数種類の微生物が固定化される多孔質セラミッ
クス、発泡性樹脂、不織布等の多孔質性の担体8が収容
されており、投込みヒータによって、例えば38〜42
℃程度に加温するとともに、エアポンプ7、水中ポンプ
6を作動させて通気攪拌するようにしている。
【0017】また、この処理槽4の上部等には、例えば
珪藻土や小麦粉や米糠等の粉末に固定されて不活性状態
にある微生物を所定量投入出来る不図示の微生物供給フ
ィーダや、ハイポネックス肥料等の栄養物を所定量投入
出来る不図示の栄養物供給フィーダ等が設けられ、適
宜、これらを処理槽4内に投入して不活性状態の微生物
を活性化させ、高密度の微生物群を増殖出来るようにし
ている。
【0018】そして塗装室2で被塗物Wに向けてスプレ
ーガンG等から塗料を吹付けて塗装し、塗料廃液を捕集
して処理槽4内で微生物により汚濁物質を分解させれ
ば、塗料中の溶剤や塗料樹脂や顔料等の粒子は微生物群
に取り囲まれて処理され、パサパサ状態の凝集物とな
る。そしてこの凝集物は無臭で簡単に除去することが出
来る。因みに、処理槽4内に水酸化ナトリウム等の中和
剤を入れて沈殿させる従来の方法では、粘性があり且つ
臭気のある沈殿物が2ヶ月で433kg程度発生してい
たが、微生物処理による場合は、臭気のないパサパサ状
態のスラッジが128kg程度となり、約1/3以下に
減量できることが確認されている。
【0019】ところで、本発明では、この処理槽4内の
処理液を利用して排気ダクト3の内壁に付着する塗料カ
スや、排気ダクト3内を浮遊する塗料ミストを除去する
とともに、塗装室2の内壁に付着する塗料カスを除去で
きるようにしており、排気ダクト3内の洗浄のためダク
ト洗浄機構Dを設け、また塗装室2の内壁の洗浄のため
室内洗浄機構Sを設けている。
【0020】すなわち、排気ダクト3内の下方には、下
端部が処理液中に浸漬する円弧状ガイド11と、樋材1
2と戻し管13を備えたサイクロン式の分離回収機構1
0が設けられるとともに、上方にはファン14が設けら
れており、ファン14の吸引力によって塗装室2内の塗
料ミストを含む空気と処理液の一部を吸い込んで旋回流
を起こさせ、塗料ミストを分離捕捉して回収するととも
に、排気ガスを外部に放出するようにしているが、分離
回収機構10を通過した排気ガスにも僅かながら塗料ミ
ストが含まれており、この塗料ミストが排気ダクト3の
内壁やファン14等に付着すると、塗装室2内の空気流
の乱れが発生し、また分離回収機構10等による塗料ミ
ストの分離効果が損なわれるようになる。このため、ダ
クト洗浄機構Dにより、排気ダクト3内の付着塗料や浮
遊塗料ミストを除去して、空気流れの乱れや外部への塗
料ミスト等の漏洩を防止する。
【0021】そして前記ダクト洗浄機構Dは、処理槽4
中の処理液を吸引するポンプ16と、濾過手段としての
フィルタ15と、排気ダクト3内に向けて濾過した処理
液を細かい霧状に噴霧する噴霧部17と、濾過した処理
液を排気ダクト3の内壁のほぼ全域に向けて散布し得る
散布部18を備えており、必要に応じて排気ダクト3の
開口部等に回収用の樋19や回収管20を設けている。
【0022】そして、処理液をポンプ16で吸引してフ
ィルタ15で濾過し、濾過した処理液を噴霧部17から
噴霧すれば、ダクト3内を浮遊する塗料ミストが捕捉さ
れ、下方の処理槽4内に落下して分解処理される。また
排気ダクト3の内壁に付着堆積する塗料カスは、散布部
18から散布される処理液によって剥ぎ取られ、下方の
処理槽4内に落下するか、または樋19、回収管20を
通して処理槽4内に送られて分解処理される。
【0023】一方、室内洗浄機構Sは、処理液を吸引す
るポンプ21と、処理液を濾過する濾過手段としてのフ
ィルタ22と、濾過した処理液を塗装室2内の内壁に沿
って流下させる流出管23を備えており、また壁面等の
下方には、流下する処理液等を受けて処理槽4内に戻す
樋24を設けている。
【0024】そして内壁に付着する塗料カスは、流出管
23から流下する処理液によって剥ぎ取られて下方の樋
24に落下し、処理槽4に送られて分解処理される。
【0025】以上のように構成した塗装ブース1におい
て、塗装室2で被塗物Wに対してスプレーガンGから塗
料を吹付けて塗装を行い、塗装室2の塗料ミスト等を処
理槽4内に送り込んで分解処理する。
【0026】そして、ダクト洗浄機構Dでは、処理槽4
内の処理液をフィルタ15で濾過して噴霧部17からダ
クト内に噴霧するとともに、散布部18から壁面に向け
て散布することで、浮遊する塗料ミストを捕捉し、また
壁面に付着する塗料カスを処理槽4内に回収して分解処
理する。このため、排気ダクト4の詰まり等に起因する
空気流の乱れ等がなく、塗料ムラが抑制されるととも
に、排気ダクト4から溶剤臭気や塗料ミスト等が外部に
排出されるような不具合も抑制される。
【0027】また、室内洗浄機構Sの流出管23から塗
装室2内の内壁に処理液を流下し、壁面に付着する塗料
カスを剥ぎ取って処理槽4に回収し分解処理すれば、塗
装室2を綺麗にして作業環境を良好に維持することが出
来る。因みに、この室内洗浄機構Sやダクト洗浄機構D
は常時作動させるようにしても良く、または定期的に所
定時間置きに作動させるようにしても良い。
【0028】そして以上のような方法で、処理槽4内の
処理液を循環させて塗料ミストを捕捉したり、壁面に付
着する塗料カスを回収すれば、捕捉、回収済みの処理液
をそのまま処理槽4に戻して分解処理することが可能と
なり、その場合に微生物の密度が薄まるような不具合が
ないため効率的である。
【0029】尚、本発明は以上のような実施形態に限定
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えば排気
ダクト3内に設けられる分離回収機構10等は一例であ
り、本発明は分離回収機構のない排気ダクトにも適用出
来る。また排気ダクト3内の噴霧部17と散布部18は
必ずしも両方を同時に設ける必要はなく、いずれか一方
側だけを設けるようにしても良い。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明に係る塗装廃液の処
理装置は、各種油脂類、溶剤、乳化剤、塗料樹脂、顔
料、染料等を好んで資化する微生物群を増殖させた処理
液によって塗装廃液を処理するようにした処理装置にお
いて、処理液を濾過手段によって濾過した後、散布手段
によって排気ダクト内壁に向けて散布し、または噴霧手
段によって排気ダクトの内部に向けて噴霧するようにし
たため、排気ダクト内の空気の流れを円滑に行わせるこ
とが出来、塗装ムラを防止出来るとともに、外気への溶
剤臭気、塗料ミストの漏洩を防止出来る。また濾過した
処理液を、塗装室の内壁に沿って流下させ、塗装室の内
壁に付着する塗料カスを除去すれば、塗装室内の作業環
境を良好にすることが出来、また空気流の乱れ防止にも
寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塗装ブースの内部を側方から見た
説明図
【図2】同塗装ブースの内部を正面から見た説明図
【図3】従来の排気ダクト内の構成の一例を示す説明図
【図4】従来の排気ダクト内の他の構成の一例を示す説
明図
【符号の説明】
1…塗装ブース、2…塗装室、3…排気ダクト、4…処
理槽、17…噴霧部、18…散布部、23…流出管、D
…ダクト洗浄機構、S…室内洗浄機構。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−33163(JP,A) 特開 昭52−113053(JP,A) 特開 平6−142665(JP,A) 特開 平10−165864(JP,A) 特開 平10−180007(JP,A) 特開 平8−323255(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 3/02 - 3/10 C02F 3/28 - 3/34 B05B 15/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装室と排気ダクトを有する塗装ブース
    の塗装室内に、各種油脂類、溶剤、乳化剤、塗料樹脂、
    顔料、染料等を好んで資化する微生物群を増殖させた
    理液を貯留する処理槽を設け、ブース内で捕集した塗料
    廃液を処理槽の処理液中に流入させて微生物群によって
    廃液処理するようにした塗装廃液の処理装置であって、
    前記微生物群として、フラボオバクテリューム種、シェ
    ードモナス種、アシイノバクター種、メタノカーカウス
    種、マイクロカーカウス種、バクテリアム種、マイコバ
    クテリアム種、アクロモバァクター種、エロウモウナス
    種の複数種属が含まれるようにし、また、前記処理槽内
    の処理液を濾過手段によって濾過した後、散布手段によ
    って前記排気ダクト内壁に向けて散布し、排気ダクトの
    内壁に付着する塗料を処理槽内に流入させるとともに、
    濾過済みの処理液を塗装室の内壁に沿って流下させ、塗
    装室の内壁に付着する塗料を処理槽内に流入させるよう
    にしたことを特徴とする塗装廃液の処理装置。
  2. 【請求項2】 塗装室と排気ダクトを有する塗装ブース
    の塗装室内に、各種油脂類、溶剤、乳化剤、塗料樹脂、
    顔料、染料等を好んで資化する微生物群を増殖させた
    理液を貯留する処理槽を設け、ブース内で捕集した塗料
    廃液を処理槽の処理液中に流入させて微生物群によって
    廃液処理するようにした塗装廃液の処理装置であって、
    前記微生物群として、フラボオバクテリューム種、シェ
    ードモナス種、アシイノバクター種、メタノカーカウス
    種、マイクロカーカウス種、バクテリアム種、マイコバ
    クテリアム種、アクロモバァクター種、エロウモウナス
    種の複数種属が含まれるようにし、また、前記処理槽内
    の処理液を濾過手段によって濾過した後、噴霧手段によ
    って前記排気ダクト内に向けて噴霧し、排気ダクト内に
    浮遊する塗料ミストを捕捉して処理槽内に流入させる
    ともに、濾過済みの処理液を塗装室の内壁に沿って流下
    させ、塗装室の内壁に付着する塗料を処理槽内に流入さ
    せるようにしたことを特徴とする塗料廃液の処理装置。
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