JP3442931B2 - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

Info

Publication number
JP3442931B2
JP3442931B2 JP14151496A JP14151496A JP3442931B2 JP 3442931 B2 JP3442931 B2 JP 3442931B2 JP 14151496 A JP14151496 A JP 14151496A JP 14151496 A JP14151496 A JP 14151496A JP 3442931 B2 JP3442931 B2 JP 3442931B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
signal
pll circuit
control
reference value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14151496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09326696A (ja
Inventor
義徳 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Corp filed Critical Pioneer Corp
Priority to JP14151496A priority Critical patent/JP3442931B2/ja
Priority to US08/869,010 priority patent/US6025743A/en
Publication of JPH09326696A publication Critical patent/JPH09326696A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3442931B2 publication Critical patent/JP3442931B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/099Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop
    • H03L7/0991Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop the oscillator being a digital oscillator, e.g. composed of a fixed oscillator followed by a variable frequency divider
    • H03L7/0994Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop the oscillator being a digital oscillator, e.g. composed of a fixed oscillator followed by a variable frequency divider comprising an accumulator
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/10Details of the phase-locked loop for assuring initial synchronisation or for broadening the capture range
    • H03L7/107Details of the phase-locked loop for assuring initial synchronisation or for broadening the capture range using a variable transfer function for the loop, e.g. low pass filter having a variable bandwidth
    • H03L7/1075Details of the phase-locked loop for assuring initial synchronisation or for broadening the capture range using a variable transfer function for the loop, e.g. low pass filter having a variable bandwidth by changing characteristics of the loop filter, e.g. changing the gain, changing the bandwidth
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/14Details of the phase-locked loop for assuring constant frequency when supply or correction voltages fail or are interrupted
    • H03L7/143Details of the phase-locked loop for assuring constant frequency when supply or correction voltages fail or are interrupted by switching the reference signal of the phase-locked loop
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S331/00Oscillators
    • Y10S331/02Phase locked loop having lock indicating or detecting means

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位相同期ループ
(PLL)回路及びその周波数引込方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なPLLの基本構成を図1に示
す。図1において、位相比較器92は基準発振器たる水
晶発振器91からの基準周波数信号とPLLの出力信号
とを位相比較し両信号の位相誤差信号を低域通過フィル
タ(LPF)93に通ぜしめ位相誤差信号の低域成分を
電圧制御発振器(VCO)94に供給する。VCO94
は、供給される位相誤差信号の低域成分に応じた周波数
で発振し、その発振出力信号をPLLの出力信号とする
とともに、位相比較器92に供給する。このような構成
により、PLLは、基準周波数信号に位相同期した出力
信号を得るのである。
【0003】ところが図2に示されるように、PLLを
稼働する初期の段階において水晶発振器91の基準周波
数f0 とVCO94の発振周波数fVCO との差が大きい
場合には基準周波数f0 への引き込み(ロックイン)が
確実に行えないことがある。それ故、PLLがロックイ
ンするまでVCO94を基準周波数f0 に近い発振周波
数fVCO´ に予め強制的に制御すべく、VCO94の入
力電圧を設定することが考えられる。
【0004】すなわち、図3に示される如く加算器95
及び電圧出力手段96を設けて、VCO94の入力電圧
に強制引き込み用の電圧を加える構成とすることによ
り、PLLのロックインを確実にすることが考えられ
る。しかしながら、基準周波数とVCOの発振周波数と
の周波数誤差が検出されていない場合、当該周波数誤差
に適する強制引き込み用の電圧値を導くことができな
い。従って、図3の構想では、電圧出力手段96におい
て数多くの強制引込用電圧値をバンクメモリ96aに格
納しておき、セレクタ96bによってこれら格納された
値を順次選択し、その選択値の電圧を加算器95に供給
するようにして基準周波数f0 への引き込みの試行を行
う。また、基準発振器に対するPLLの汎用性を高める
ためには、バンクメモリ96aが外部書き込み可能であ
り、より多くの電圧値を書き込める容量を持つことが要
求される。
【0005】このように、図3の如き周波数引き込みの
構想は、汎用性を考慮すると構成の複雑化及び回路規模
の増大を招くものであり、さらなる改善が望まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した点
に鑑みなされたものであり、簡単な構成で周波数の引き
込みを行うことができ、また汎用性の高いPLL回路を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるPLL回路
は、制御入力信号に応じた周波数で発振をなす発振手段
と、この発振手段の発振出力信号と入力周波数信号との
位相誤差を検出しその検出値に応じた誤差信号を出力す
る位相比較手段とを有するPLL回路であって、前記誤
差信号の値と強制引込用信号の値とを加算しその加算結
果に応じた信号を前記制御入力信号とする強制引込手段
を有し、前記強制引込手段は、前記発振手段の発振周波
数の単位変化幅を定める基準値を供給する基準値生成手
段と、前記基準値に基づいて前記強制引込用信号の値を
算出する演算手段とを有することを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて詳細に説明する。図4は、本発明による周波数制御
方法が適用された一実施例のPLL回路の構成を示して
いる。図4において、基準発振器1は、所定の基準周波
数例えば5MHz±100kHzで発振する正弦波信号
(以下、基準信号と呼ぶ)をA/D(アナログ/ディジ
タル)変換器2に供給する。システムクロック発生器2
00は、例えば20MHzで発振する矩形波のシステム
クロックを発生し、A/D変換器2及びPLL回路3に
供給する。A/D変換器2は、システムクロックに同期
して、供給された基準信号を標本化しかつ量子化してデ
ィジタル値系列に変換し、この変換後のディジタル化基
準信号をPLL回路3に供給する。
【0009】PLL回路3は、システムクロックに同期
してディジタル信号処理を行う。PLL回路3は、基本
構成として、ディジタル化基準信号を一入力とするディ
ジタル位相比較部30と、この比較部30の比較出力を
入力とするディジタル−ループフィルタ(D−LPF)
31と、このD−LPF31の出力に応じた周波数の標
本化余弦波系列をディジタル値にて出力し位相比較部3
0の他入力端及びPLL回路3の外部出力端子へと導く
可変周波数発生部32とからなるループを有する。
【0010】可変周波数発生部32は、累積加算用レジ
スタ32Rと、このレジスタ32Rの出力値とD−LP
F31の出力値を加算する加算器32Aと、この加算結
果の小数部のみを出力する整数部除去器32Bとからな
る位相角演算器(またはディジタルVCO)320を有
する。累積加算用レジスタ32Rは、システムクロック
に同期して整数部除去器32Bの出力を保持し、その保
持値をD−LPF31の出力値に加えるべく加算器32
Aの入力に与える。これにより位相角演算器320は、
D−LPF31の出力値に比例した傾きで増加または減
少する0以上1未満の値系列を得る。従って、かかる位
相角演算器320の出力値系列は、D−LPF31の出
力値に比例して周波数が変化する標本化鋸波信号を形成
することになる。例えば、累積加算用レジスタ32Rの
初期値が0.0であり、D−LPF31の出力値が0.
25で一定であれば、位相角演算器320の出力値系列
は、 {0.0,0.25,0.5,0.75,0.0,…} となり、PLL回路3におけるディジタル信号処理のシ
ステムクロックが20MHzであることから5MHzの
鋸波の標本化系列が得られる。この例から分かるように
位相角演算器320の出力値系列は、システムクロック
の20MHzにD−LPF31の出力値を掛けた周波数
で発振する鋸波標本化系列となる。
【0011】可変周波数発生部32はさらに、出力段に
余弦値生成部32Gを有する。この余弦値生成部32G
は、位相角演算器320の出力値系列Xk を基に、
【0012】
【数1】Yk =cos (2πXk ) のディジタル値系列を出力するものである。この生成さ
れたディジタル値系列は、可変周波数発生部32の出力
となる。D−LPF31は、セレクタ31Sが後述の第
2の入力eを選択しているときには、連続時間系におい
て伝達関数がH(s)=a+(b/s);s=jωなる
式にて表される完全積分型フィルタである。比例項たる
当該式の右辺第1項は、位相比較部30の比較出力値を
入力とする係数乗算器31B0 から、その乗算出力値を
一入力とするディジタル加算器31A0 を経る経路に対
応する。従ってこの経路以外の部分は、上記式右辺第2
項が担う積分項に対応する。具体的には、位相比較部3
0の比較出力値を入力とするもう1つの係数乗算器31
1 、この乗算出力値とその他の値とから選択した値を
出力するセレクタ31S及びその選択出力値を積分する
積分部310によって、かかる積分項の演算が達成され
る。各係数乗算部は、入力値に各所定の係数a0 ,a1
を掛けて得られる値を出力するものであり、所望のルー
プ特性が得られるようにその係数の値が設定される。
【0013】セレクタ31Sは、第1〜第4の入力を有
し、第1の入力rには所定のリセット値(本例では0.
25)が与えられ、第2の入力eには係数乗算器31B
1 の出力値が与えられる。また、第3及び第4の入力v
0 ,v1 には、PLL回路3外部の基準値生成回路4か
ら供給される基準値(ホッピングステップ値)及び当該
基準値の正負の符号を反転させた値がそれぞれ与えられ
る。かかる基準値として、本例では0.0005が設定
されているが、これ以外の値でも良く、要は発振部32
0の発振周波数の単位変化幅を定めるものであれば良
い。基準値の符号を反転させる手段としては、係数乗算
器40が採用される。
【0014】積分部310は、セレクタ31Sの出力値
を一入力とする加算器31A1 と、加算器31A1 の加
算出力値を保持する積分レジスタ31Rと、その保持値
及び所定のリセット値(本例ではゼロ)のうちいずれか
一方を加算器31A1 の他入力とする切換部31SWと
からなり、加算器31A1 の出力値は加算器31A0
他入力へも導かれる。レジスタ31Rは、加算器31A
1 の加算出力を保持し、リセット以外の積分モード(切
換部31SWがその一入力iを導出するモード)におい
てその保持値をセレクタ31Sの出力値に加えるべく、
加算器31A1の入力に与える。これにより積分部31
0は、積分モードにおいてセレクタ31Sの出力値が累
積加算された値を得る。従って積分部310は、積分モ
ードにおいてセレクタ31Sの出力値の積分結果を出力
することとなる。
【0015】かかる積分結果は、加算器31A0 に与え
られる。これにより、係数乗算器31B0 を経た比較出
力(位相誤差)は、当該積分値が加えられてフィルタ出
力となる。一方、切換部31SWが他入力rを導出する
リセットモードに制御された場合は、ゼロ値が加算器3
1A1 に導出されるので、レジスタ31Rの保持値は加
算器31A1 においてセレクタ31Sの出力値に足され
ない。よって積分動作が行われず、さらにこの状態でセ
レクタ31Sも第1入力rのリセット値(0.25)を
出力するリセットモードに制御されると、レジスタ31
Rが初期化すなわちその保持値がリセット値(0.2
5)となる。
【0016】セレクタ31S、切換部31SW及び積分
レジスタ31Rは、それぞれ制御部33によって、それ
ぞれに適合した制御が司られる。かかる制御には、強制
引込用信号の値を基準値に基づいて算出する制御も含ま
れる。より詳しくは、制御部33は、セレクタ31Sに
第1ないし第4の入力r,e,v0 ,v1 の値のうちの
どれを選択出力するかを指示する選択制御信号を発し、
切換部31SWに一方及び他方入力r,iの値のうちの
どちらを導出するかを指示する切換制御信号を発する。
制御部33は、これら制御をロック検出器34,カウン
タ35及びタイマ36の動作に基づいて行う。制御部3
3及びセレクタ31Sは演算手段を担い、この演算手段
は、基準値生成回路4と共に強制引込手段を構成する。
【0017】ロック検出器34は、周知の技術によって
PLLのロック/非ロック状態を検出するものであり、
その検出出力を制御部33に供給する。カウンタ35
は、PLLの稼動初期からの周波数引き込み動作(ホッ
ピング)の試行回数を数えるものであり、そのカウント
値を制御部33に与える。カウンタ35のカウント動作
は、タイマ36の出力によって行われる。タイマ36
は、制御部33から与えられる情報に基づき、定常ルー
プによる制御の開始時点からのロック検出のための待ち
時間を作るものであり、その開始時点から所定時間が経
過すると、その旨の情報をカウンタ35に送り、カウン
タ35はこれを受けるとカウンタ35のカウントを1つ
進ませ、制御部33に次の試行回数を知らせる。
【0018】このように、制御部33は、ロック検出器
34,カウンタ35及びタイマ36と協働してセレクタ
31S,切換部31SW及び積分レジスタ31Rの制御
を行うが、ロック検出器34,カウンタ35及びタイマ
36が個別のブロックとして機能する必要はない。点線
で囲まれた如き一体的な機能ブロック5でも実現するこ
とは可能である。
【0019】次に、このPLL回路3において制御部3
3が実行する周波数引込(周波数ホッピング)処理を図
5を参照して説明する。図5において、最初に制御部3
3は、現試行回数を示すカウンタ35の値nを1に設定
し(ステップS1)、nの値が偶数であるか、1以外の
奇数であるか、或いは1であるかを判別する(ステップ
S2)。nの値が1であることが判別されると、制御部
33は、積分部310をリセットする(ステップS4
0)。このリセット動作においては、制御部33が、少
なくとも1システムクロックの間、セレクタ31Sに対
し第1の入力rのリセット値(0.25)を積分部31
0に導出するよう制御信号を発し、切換部31SWに対
し一方の入力rのゼロ値を加算器31A1 に導出するよ
う制御信号を発する。これにより積分部310はリセッ
ト、すなわち積分レジスタ31Rにはリセット値(0.
25)が保持されることとなる。
【0020】ステップS2においてnの値が偶数である
ことが判別された場合は、制御部33は、基準値の符号
を正に定めかつ積分回数Nをn/2の値に定める(ステ
ップS3B)。そして制御部33は、積分部310をリ
セットする(ステップS4B)。このリセット動作も、
上記ステップS40と同様に行われる。ステップS4B
により積分部310のリセットが終了すると、制御部3
3は、正の基準値(正の被積分値=+0.0005)を
ステップS3Bにおいて定められた積分回数Nだけ積分
せしめる(ステップS5B)。具体的には、連続するn
/2個のシステムクロックの間、セレクタ31Sに対し
第3の入力v0 の正の基準値を積分部310に導出する
よう選択制御信号が発せられ、切換部31SWに対し他
方の入力iのレジスタ保持値を加算器31A1 に導出す
るよう切換制御信号が発せられる。
【0021】ステップS5Bに至るフローにおいてn=
2,4,6,…,またはnMAX−1(nMAXを奇数とした
場合)であれば、1,2,3,…,または(nMAX
1)/2個のシステムクロックの間、上述の積分制御が
なされ、正の基準値がその回数分累積加算される。これ
により積分レジスタ31Rには、図6に出力積分値とし
て偶数試行回数に対応して示される、
【0022】
【数2】0.25+0.0005, 0.25+0.0010, 0.25+0.0015, … ,または 0.25+0.0005×(nMAX−1)/2 の値がそれぞれの初期値として保持される。
【0023】ステップS2においてnの値が1以外の奇
数であることが判別された場合は、制御部33は、基準
値の符号を負に定めかつ積分回数Nを(n−1)/2の
値に定める(ステップS3A)。そして制御部33は、
ステップS4B及びS40と同じように積分部310を
リセットし(ステップS4A)、今度は負の基準値(負
の被積分値=−0.0005)をステップS3Aにおい
て定められた積分回数Nだけ積分せしめる(ステップS
5A)。より詳しくは、連続する(n−1)/2個のシ
ステムクロックの間、セレクタ31Sに対し第4の入力
v1 の負の基準値を積分部310に導出するよう選択制
御信号が発せられ、切換部31SWに対し他方の入力i
のレジスタ保持値を加算器31A1 に導出するよう切換
制御信号が発せられる。ステップS5Aに至るフローに
おいてn=3,5,7,…,またはnMAX(nMAXを奇数
とした場合)であれば、1,2,3,…,または(n
MAX−1)/2個のシステムクロックの間、上述の積分
制御がなされ、負の基準値がその回数分累積加算され
る。これにより積分レジスタ31Rには、図6に出力積
分値として1以外の奇数試行回数に対応して示される、
【0024】
【数3】0.25−0.0005, 0.25−0.0010, 0.25−0.0015, … ,または 0.25−0.0005×(nMAX−1)/2 の値がそれぞれの初期値として保持される。
【0025】このようにnが示す試行回数に対応した積
分初期値が得られた段階で、ステップS6以降の処理が
行われる。すなわち、制御部33は、PLL回路3を定
常ループにて動作せしめ、タイマ36を起動する(ステ
ップS6)。定常ループでの動作(PLL動作)は、セ
レクタ31Sが第2の入力eの値を出力するように制御
され、切換部31SWが他方の入力iのレジスタ保持値
を導出するよう制御される。これにより積分部310
は、ステップS5A,S5BまたはS40によって生成
された初期値から係数乗算器31B1 の出力信号を積分
する動作を開始し、その積分出力値に応じた制御入力値
にてディジタルVCO320が安定に発振するように促
される。タイマ36はこの定常ループ動作の開始時点か
ら計時動作を開始することとなる。
【0026】このようにVCO320に定常ループによ
る安定動作が促された状態の下、制御部33は、ロック
検出器34の出力に基づき、PLLのロック状態を監視
し(ステップS7)、PLLのロックインが検出される
と、以降ステップS6で制御した定常ループのクローズ
状態を維持するべく本周波数引込処理ルーチンを終了す
る。一方、ステップS7においてPLLが未だロックイ
ンされていなければ、タイマ36がタイムアップしたか
否か、すなわちPLL動作の開始時点から既に所定の待
ち時間を計時したか否かを判別する(ステップS8)。
【0027】ステップS8において、タイマ36が所定
の待ち時間を未だ計時していないものと判別された場
合、制御部33は、タイマ36に計時動作の継続を指令
し(ステップS9)、ステップS7に移行する。ステッ
プS8においてタイマ36が所定の待ち時間を既に計時
している場合は、定常ループでの制御動作を解除し(ス
テップS10)、現在の試行回数nの値が最大試行回数
MAX より小さいか否かが判別される(ステップS1
1)。
【0028】ステップS11においてn≧nMAX である
ことが判別された場合、制御部33が制御し得る全ての
出力積分値(図6参照)につきディジタルVCO320
の発振周波数を設定しても基準周波数f0 に対するPL
L回路3のロックインが達成されなかったものとして、
例えば異常フラグを立てこれに応じた外部出力をなす処
理を行う(ステップS12)。その後、本周波数引込処
理ルーチンを終了する。この場合の異常フラグに基づ
き、図示せぬシステム制御部においては、再度この周波
数引込処理を行う等の対応処理を行う。
【0029】一方、ステップS11においてn<nMAX
であった場合は、制御部33が制御し得る出力積分値が
まだ残っているものとして、カウンタ35のカウント値
nを1つ増加せしめ(ステップS13)、ステップS2
に移行する。かくして、この周波数引込処理によれば、
図6から分かるように、試行回数nが1,2,3,4,
5,…,nMAX −2,nMAX −1,nMAX と進むにつれ
ディジタルVCO320の制御入力値に加えられる出力
積分値が、
【0030】
【数4】0.25, 0.25+0.0005, 0.25−0.0005, 0.25+0.0005×2, 0.25−0.0005×2, … , 0.25+0.0005×(nMAX−3)/2, 0.25−0.0005×(nMAX−3)/2, 0.25+0.0005×(nMAX−1)/2, 0.25−0.0005×(nMAX−1)/2 と設定されることとなる。
【0031】これに伴い、PLL動作開始時点でのVC
O320の各初期発振周波数は、
【0032】
【数5】5MHz, 5MHz+10kHz, 5MHz−10kHz, 5MHz+20kHz, 5MHz−20kHz, … と設定されることとなる。
【0033】このように、ディジタルVCO320は、
PLLがロックインするまでの間、その発振周波数の増
加と減少とをリセット値0.25に対応する発振周波数
5MHzを基準にして交互に繰り返すとともに、徐々に
その変化幅を大きくさせつつ発振周波数を変化させるこ
ととなる。このことにつき図7を参照すれば、初期の段
階においては、基準周波数f0 に対しVCOの初期設定
発振周波数が高いのか低いのかが不明であり、当該初期
設定発振周波数が図示の如くfVCO1にあるとすれば、V
COの制御入力値をfVCO1から徐々に高くするように与
えてしまうと、VCOの発振周波数は基準周波数f 0
近づかないばかりか永久にロックインレンジに到達しな
い。また逆にVCOの初期設定発振周波数が図示の如く
VCO2にあった場合に、VCOの制御入力値をfVCO2
ら徐々に低くするように与えてしまっても、同様であ
る。
【0034】これに対して本実施例は、例えばVCOの
初期設定発振周波数がfVCO1にあった場合に、同図のn
の値によって指し示されるように、fVCO1を中心に交互
にVCOの制御入力値を増減させるようにしているの
で、このような不具合を生じないのである。なお本実施
例では、基準周波数f0 が5MHz±100kHzであ
る場合に、システムクロック周波数20MHzに対する
基準値を0.0005としてVCO発振周波数の増減幅
の単位であるΔfを10kHzに設定しているが、この
場合nMAX =21が適当である。つまり21回の試行に
よって基準周波数f0 の振れ幅200kHz(−100
kHz〜+100kHz)の周波数範囲に亘ってVCO
の初期周波数を制御できるからである。
【0035】さらに本実施例による周波数引込処理にお
けるVCOの制御入力値の変化の様子を描けば、図8の
ようになる。図8においては、1回目の引込試行期間以
降全てロックインの検出がなされなかった場合につき示
されている。各試行期間は、それぞれステップS40,
S4AまたはS4Bによる積分レジスタのリセット期間
Rから始まり、次いでステップS3AまたはS3Bによ
り定められた基準値及び積分回数にて積分を行う期間を
経て、ステップS6〜S9により作られたタイマ36に
基づく待ち時間Wに至る。そして待ち時間Wの終了直前
においてステップS7による当該試行についての最終的
なロック検出が行われる。
【0036】これによれば、VCOの制御入力値は、基
準値(この場合0.0005)を単位として、リセット
値(0.25)に対応するVCOの初期発振周波数に対
応する制御入力値(基準制御入力値)から増えたり減っ
たりを交互に繰り返すとともに、試行回数が2つ進む毎
に基準制御入力値からの変化幅が整数倍に大きくなるこ
とが分かる。なお、原理的には試行回数が進むにつれて
積分回数が増える訳であるから試行期間が長くなるが、
実際には積分レジスタのリセットや積分を行うためのシ
ステムクロックの周期(1/20MHz)が待ち時間W
に比べて十分短いので、略同等とみなされる時間周期で
試行を行うことができる。
【0037】これまでの説明から分かるように、本実施
例においては、積分レジスタ31R等の制御を工夫する
ことにより、初期段階においてVCOに強制的に与える
制御入力値をいわば演算によって作り出すことを実現し
ている。すなわち先の図3の如き構想のPLLのような
大容量のバンクメモリ96aを有せず、試行の都度制御
入力値を演算して生成することにより、VCOを強制的
に基準周波数に引き込ませるようにしている。また、P
LL回路3に与える基準値も1つで済ませており、この
点でも回路の簡素化が図られているとともに、基準値自
体も可変であって外部より自在に調整または制御するこ
とができるのでVCOの強制的な引込制御の範囲も広く
させることができ、もって基準周波数f0 に柔軟に対応
させることができる。
【0038】また、上述における待ち時間Wもタイマ3
6の設定時間を変えることにより調整することができ、
図4に示されるように、PLL回路3の外部より設定さ
せることができる。さらにnMAX の値も可変とすること
もできる。これも図4に示されるように、設定すべきn
MAX の値を示す信号をPLL回路3の外部より制御部3
3に供給し、制御部33がこれに応じた図5の如き処理
を行うことによって達成する。
【0039】他方、本実施例は、PLL回路3がロック
イン状態にない場合において位相誤差信号の値と強制引
込用信号の値とを加算しその加算結果に応じた信号をV
CO320の制御入力とする強制引込手段としてD−L
PF31を活用した点にも特徴がある。つまり、図4に
おけるD−LPF31は、図9の如き等価回路に置き換
えることができる。
【0040】図9において、加算器31A0 は、前段及
び後段の2つの加算器a1 ,a2 に置き換えることがで
き、後段加算器a2 にはステップS5A,S5Bまたは
S40によって積分レジスタ31Rに保持された値と前
段加算器a1 の出力値とが与えられ、前段加算器a1
は、係数乗算器31B0 の出力値と加算器31A1 の出
力値とが与えられる。ここで、ステップS5A,S5B
またはS40の如き処理により積分レジスタ31Rの保
持値を得るブロック31´と、加算器31A1及び積分
レジスタ31Rとは、積分部310を構成し、積分レジ
スタ31Rは、図4と異なり、予めゼロ値にリセットさ
れた後に動作する。すなわち、定常ループ動作(PLL
動作)の前においてはブロック31´により積分動作の
初期値が生成され(機能1)、PLL動作開始後におい
ては加算器31A1 及び積分レジスタ31Rによりその
生成された初期値を基準にして係数乗算器31B1 の出
力を積分する動作が行われる(機能2)のである。
【0041】このように、図9の等価回路は、2つの機
能を個々に専用の回路ブロックにて実現したものであ
り、また、本実施例の原理を如実に描いたものに相当す
る。換言すれば、図4の積分部310の構成は、かかる
ブロック31´の機能を、切換器31SWを用いること
によって加算器31A1 及び積分レジスタ31Rだけで
実現しているのである。
【0042】かくして、本実施例は、簡単な構成でかつ
汎用性の高いPLL回路を提供することができるのであ
る。なお、上記実施例においては最大試行回数nMAX
奇数であることを限定しているが、偶数であっても本発
明は適用され得ることは勿論である。また、上記ループ
フィルタ31は、完全積分型フィルタであるが、基本的
にはラグフィルタやラグリードフィルタ等、種々のタイ
プのフィルタが適用され得る。しかしディジタル信号を
扱うことを考慮すれば、構成及び特性の面から完全積分
型フィルタが好ましい。
【0043】さらに、この他にも、上記実施例では限定
的な説明を行ったが、当業者の設計可能な範囲で適宜改
変することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるPL
L回路は、簡単な構成で周波数の引き込みを行うことが
でき、また汎用性が高いので好ましいのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一般的なPLLの構成を示すブロック
図。
【図2】図1のPLLの問題点を説明するためのスペク
トラム図。
【図3】図1のPLLの問題点の解消を図らんとしたP
LLの構成を示すブロック図。
【図4】本発明が適用された一実施例のPLL回路の構
成を示すブロック図。
【図5】図4のPLL回路における制御部が実行する周
波数引込の処理手順を示すフローチャート。
【図6】図4のPLL回路における制御部が実行する周
波数引込処理によって設定される試行回数,設定基準
値,積分回数及び出力積分値の対応関係を示す図表。
【図7】図4のPLL回路の作用効果を説明するための
スペクトラム図。
【図8】図4のPLL回路による周波数引込処理におけ
るVCOの制御入力値の変化の様子を示す波形図。
【図9】図4におけるD−LPF31の等価回路を示す
ブロック図。
【主要部分の符号の説明】
1 基準発振器 2 A/D変換器 200 システムクロック発生器 3 PLL回路 30 位相比較部 31 ループフィルタ 31B0 ,31B1 係数乗算器 31A0 ,31A1 加算器 31S セレクタ 310 積分部 31SW 切換部 31R 積分レジスタ 32 可変周波数発生部 320 位相角演算器(ディジタルVCO) 32R 累積加算用レジスタ 32A 加算器 32B 整数部除去部 32G 余弦値生成部 33 制御部 34 ロック検出器 35 カウンタ 36 タイマ 4 基準値生成回路 40 係数乗算器

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御入力信号に応じた周波数で発振をな
    す発振手段と、この発振手段の発振出力信号と入力周波
    数信号との位相誤差を検出しその検出値に応じた誤差信
    号を出力する位相比較手段とを有するPLL回路であっ
    て、 前記誤差信号の値と強制引込用信号の値とを加算しその
    加算結果に応じた信号を前記制御入力信号とする強制引
    込手段を有し、 前記強制引込手段は、前記発振手段の発振周波数の単位
    変化幅を定める基準値を供給する基準値生成手段と、前
    記基準値に基づいて前記強制引込用信号の値を算出する
    演算手段とを有することを特徴とするPLL回路。
  2. 【請求項2】 前記演算手段は、前記強制引込用信号の
    値を前記基準値の整数倍に定めるとともに所定数の試行
    期間毎に前記強制引込用信号の値の極性を正及び負の一
    方から他方へ切り換えつつ前記強制引込用信号の絶対値
    を段階的に増加させることを特徴とする請求項1記載の
    PLL回路。
  3. 【請求項3】 前記強制引込手段は、前記PLL回路が
    定常ループ制御状態にある場合において前記誤差信号が
    供給される積分手段と、前記積分手段の積分出力信号の
    値を前記誤差信号の値と加算しその加算結果に応じて前
    記制御入力信号を生成する主加算手段とを有するループ
    フィルタ手段を含み、 前記演算手段は、前記PLL回路が前記定常ループ制御
    を開始する前において被積分値として前記誤差信号の値
    に代え前記基準値を前記積分手段に設定し、前記積分手
    段によりその設定された基準値を所定回数だけ積分して
    得られる積分出力値に応じて前記強制引込用信号を生成
    することを特徴とする請求項1記載のPLL回路。
  4. 【請求項4】 前記積分手段は、所定周波数を有するク
    ロックに応答して入力値を保持するレジスタと、このレ
    ジスタの保持値及び所定の第1リセット値のいずれかを
    選択的に導出する切換手段と、前記切換手段により導出
    された値を前記積分手段に供給された値に加算してその
    加算結果の値を前記レジスタの入力値とするとともに前
    記積分出力値とする副加算手段とを有し、 基準値生成手段は、前記基準値の正負それぞれの値を生
    成し、 前記演算手段は、 前記誤差信号の値,前記基準値の正負それぞれの値及び
    所定の第2リセット値のうちのいずれかを選択して前記
    積分手段に供給するセレクタと、 第n回目(nは自然数)の前記強制引込用信号の値の変
    更に際し、少なくとも1の前記クロックの有効発生期間
    に亘り前記第1リセット値を導出するよう前記切換手段
    を制御し前記第2リセット値を選択するよう前記セレク
    タを制御して前記レジスタをリセットさせておき、次い
    で、nの値に応じた積分回数の前記クロックの有効発生
    期間に亘り、nが偶数である場合は前記基準値の正負そ
    れぞれの値のうちの一方を選択するよう前記セレクタを
    制御し、nが奇数である場合は前記基準値の正負それぞ
    れの値のうちの他方を選択するよう前記セレクタを制御
    して前記積分出力値を生成せしめる積分制御処理を行う
    制御手段と、を有することを特徴とする請求項3記載の
    PLL回路。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記積分出力値を生成
    せしめた後は、前記誤差信号の値を選択するよう前記セ
    レクタを制御しかつ前記レジスタの保持値を導出するよ
    う前記切換手段を制御して定常ループによる位相同期制
    御を行わしめ、この定常ループによる位相同期制御の開
    始から所定時間が過ぎてもロックイン状態とならない場
    合はnの値を増加せしめて再度前記積分制御処理を行う
    ことを特徴とする請求項4記載のPLL回路。
  6. 【請求項6】 前記所定時間は、可変であることを特徴
    とする請求項5記載のPLL回路。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、増加させたnの値が所
    定の最大値を上回った場合には、ロックイン不可と判定
    することを特徴とする請求項5または6記載のPLL回
    路。
  8. 【請求項8】 前記最大値は、可変であることを特徴と
    する請求項記載のPLL回路。
  9. 【請求項9】 前記積分回数は、nが奇数である場合
    は、(n−1)/2であり、nが偶数である場合はn/
    2であることを特徴とする請求項4,5,6,7または
    8記載のPLL回路。
  10. 【請求項10】 前記基準値は、可変であることを特徴
    とする請求項1ないし9のうちいずれか1つに記載のP
    LL回路。
JP14151496A 1996-06-04 1996-06-04 Pll回路 Expired - Fee Related JP3442931B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14151496A JP3442931B2 (ja) 1996-06-04 1996-06-04 Pll回路
US08/869,010 US6025743A (en) 1996-06-04 1997-06-04 PLL circuit having forcible pull-in function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14151496A JP3442931B2 (ja) 1996-06-04 1996-06-04 Pll回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09326696A JPH09326696A (ja) 1997-12-16
JP3442931B2 true JP3442931B2 (ja) 2003-09-02

Family

ID=15293743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14151496A Expired - Fee Related JP3442931B2 (ja) 1996-06-04 1996-06-04 Pll回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6025743A (ja)
JP (1) JP3442931B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3072833B2 (ja) * 1997-05-23 2000-08-07 日本電気株式会社 ディジタルpll回路
US6741110B2 (en) * 2002-05-28 2004-05-25 Lsi Logic Corporation Method and/or circuit for generating precision programmable multiple phase angle clocks
JP4575816B2 (ja) * 2005-03-23 2010-11-04 株式会社アドバンテスト 基準信号に基づいて信号を発生させる発振装置
US7755437B2 (en) * 2005-08-24 2010-07-13 Qualcomm Incorporated Phase locked loop system having locking and tracking modes of operation
JP4686432B2 (ja) * 2006-10-13 2011-05-25 三菱電機株式会社 クロック位相シフト装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3873929A (en) * 1970-10-01 1975-03-25 Us Air Force Clock synchronization system
US4847569A (en) * 1987-02-20 1989-07-11 Wavetek Corporation Automatic calibration system for a voltage control oscillator
US4885554A (en) * 1988-12-16 1989-12-05 Tektronix, Inc. Phase-offset signal generator
FR2674336B1 (fr) * 1991-03-22 1994-07-29 Thomson Csf Dispositif comparateur de phase a grande dynamique.
US5363419A (en) * 1992-04-24 1994-11-08 Advanced Micro Devices, Inc. Dual phase-locked-loop having forced mid range fine control zero at handover

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09326696A (ja) 1997-12-16
US6025743A (en) 2000-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0661851A (ja) 周波数シンセサイザ
US7642862B2 (en) Digital phase locked loop
US6891413B2 (en) Periodic signal controller
JP3442931B2 (ja) Pll回路
JP3538994B2 (ja) ディジタルカウンタおよびディジタルpll回路
JP2950493B2 (ja) 映像処理システムのバースト信号発生回路
CN107196652B (zh) 一种基于脉冲中心的同步锁相方法
JPH08340254A (ja) 周波数シンセサイザ
JP2963552B2 (ja) 周波数シンセサイザ
JPH08288842A (ja) 周波数シンセサイザ
JP3010961B2 (ja) Pll回路
JP3567886B2 (ja) 位相同期ループ回路
JP2829180B2 (ja) 周波数シンセサイザ
RU2119717C1 (ru) Устройство фазовой синхронизации
JP2631009B2 (ja) Pll回路
JPS626547A (ja) 位相制御回路
JPH09116432A (ja) 可変周波数発生装置およびその出力周波数制御方法
JPH06232740A (ja) 多段階移動平均処理による弱結合発振器
JP2002519705A (ja) 正弦波信号の周波数測定方法
JPH03113975A (ja) クロック発生回路
JPH0661743A (ja) 位相ロック・ループ用の部分積分重畳型基準周波数発生方法、およびその基準周波数発生回路
JPH04137914A (ja) Pllシンセサイザ
JPH06334518A (ja) 周波数シンセサイザのロック検出回路
JPH04297127A (ja) 周波数シンセサイザ
JP2001136064A (ja) 周波数信号発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees