JP3441242B2 - 車輪一体形回転電機 - Google Patents

車輪一体形回転電機

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JP3441242B2 JP14878095A JP14878095A JP3441242B2 JP 3441242 B2 JP3441242 B2 JP 3441242B2 JP 14878095 A JP14878095 A JP 14878095A JP 14878095 A JP14878095 A JP 14878095A JP 3441242 B2 JP3441242 B2 JP 3441242B2
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圭一郎 近藤
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    • B61C9/38Transmission systems in or for locomotives or motor railcars with electric motor propulsion
    • B61C9/46Transmission systems in or for locomotives or motor railcars with electric motor propulsion with motors forming parts of wheels
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
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    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両等に使用され
る車輪一体形主電動機において、特に機内発熱部を効果
的に冷却可能な構造を備えた車輪一体形回転電機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両の駆動構造は、従来より車輪と
一体化された車軸と同軸上に取付けられた歯車に、主電
動機(以下モータと呼ぶ)の回転軸に固定された歯車を
噛合せて車軸、車輪を回転させる方式が採用されてい
る。
【0003】近年では車両の低騒音化、保守の省力化等
の目的より、図9に示すような車輪、モータ一体形の駆
動方式の開発が進められている。図9において、1は回
転しない車軸で、この車軸1の両端部は軸支持箱2を介
して台車に固定支持されている。この車軸1の両側位置
には軸受5a及び5bを介してレール上を走行する車輪
6a及び6bが回転自在に支持されている。また、車軸
1の中央部にはコイル3を備えた固定子鉄心4が取付け
られている。
【0004】一方、車輪6a及び6bの内側には各々ブ
ラケット7及び8の一端が取付けられ、その他端には内
周側に永久磁石9を有する円筒状の回転子フレーム10
の両端部が固定され、これらブラケット7,8及び回転
子フレーム10は両側の車輪6a,6bと一体となって
回転部分を形成し、アウターロータタイプで車輪一体形
の永久磁石形の同期電動機を構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような車輪一体形
モータの駆動構造にあっては、歯車装置が不要となるた
め、低騒音化の他に分解、点検などの保守期間の延長が
可能となるが、この効果をより確実に生かすためには、
モータの分解手入れ期間も大幅に延ばす必要があり、ま
たモータは全閉形とする必要がある。
【0006】ところで、従来のモータでは自己通風ファ
ンを内蔵し、このファンにより外気を機内に流通させて
冷却を行っているが、この場合空気中の塵埃、水分など
が機内に侵入して機内を汚損し、絶縁性能の低下、放熱
効果の低下を招くため、定期的にモータの分解を行って
内部の清掃を行う必要がある。
【0007】このモータ内の汚損を防ぐためには、全閉
形とし機内を外部と完全にしゃ断した構造が考えられる
が、この方式では機内の通風冷却が行われないため、モ
ータの温度上昇が大きくなり、許容温度上昇内に抑える
ためにはモータが大型化するという問題がある。
【0008】このような大型のモータを鉄道車両に使用
することは、台車内のスペースに制約があること、車両
の高速化のためにはバネ下重量を低減する必要があるこ
とからモータの小形軽量化が大きな課題となっている。
【0009】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、全閉形にしても機内の発熱部を効
果的に冷却でき、しかも小形軽量化を図ることができる
車輪一体形回転電機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を解
決するため、次のような手段により車輪一体形回転電機
を構成する。請求項1に対応する発明は、台車に固定支
持された車軸の両端部に各々軸受を介して車輪を回転自
在に支持すると共に、前記車軸の中央部に固定子鉄心を
取付け、この固定子鉄心の外周面に所定の空隙を存して
回転子フレームを配設すると共に、この回転子フレーム
の両端部を各々ブラケットにより前記車輪に一体的に結
合してなるアウタロータタイプの車輪一体形回転電機に
おいて、前記一方のブラケットの外周面に複数の放熱フ
ィンを設けると共に、内周面に複数の吸熱フィンを機内
空気を循環させるファン機能を持たせて設ける。
【0011】請求項2に対応する発明は、両側のブラケ
ットの外周面に複数の放熱フィンをそれぞれ設けると共
に、内周面に機内空気を循環させるファンを兼ねた複数
の吸熱フィンを軸方向においてそれぞれ同一の傾き角を
有するように配設して軸流ファン機能を持たせる。
【0012】請求項3に対応する発明は、一方のブラケ
ットの外周面に複数の放熱フィンを設け、且つ内周面に
機内空気を循環させるファンを設けると共に、循環空気
を冷却する複数の吸熱フィンをファン機能を持たせない
ようにして設ける。
【0013】請求項4に対応する発明は、一方のブラケ
ットの外周面に複数の放熱フィンを設けると共に、内周
面に機内空気を循環させるファン機能を有する複数の吸
熱フィンを設け、他方の前記ブラケットの外周面に複数
の放熱フィンを設けると共に、内周面に複数の吸熱フィ
ンをファン機能を持たせないようにして設ける。
【0014】請求項5に対応する発明は、一方のブラケ
ットの外周面に複数の放熱フィンを設けると共に、内周
面にアルミ合金等の軽量で熱伝導性の良好な材質からな
る内周ブラケットを一体的に固定し、この内周ブラケッ
トの内周面に複数の吸熱フィンを設ける。
【0015】
【作用】請求項1に対応する発明の車輪一体形回転電機
にあっては、回転子フレーム及びブラケットが回転する
と、一方のブラケットの内周面に設けられた吸熱フィン
のファン作用により機内空気を循環させることにより発
熱部が冷却され、また吸熱フィンの吸熱により温度が上
昇したブラケットは、その外周面に設けられた多数の放
熱フィンによる放熱作用により冷却される。従って、全
閉形であってもモータの冷却が効果的に行われるため、
温度上昇が低くなり、モータの小形、軽量化が可能とな
る。
【0016】請求項2に対応する発明の車輪一体形回転
電機にあっては、両側のブラケットに複数の吸熱フィン
が軸方向に対して同一の傾き角で配設して軸流ファン機
能を持たせてあるので、回転子フレーム及びブラケット
の回転方向が変化しても機内の空気の循環方向が変化す
るだけで、空気の循環が可能となる。従って、上記同様
に機内の空気を循環させてモータの発熱部を冷却できる
と共に、温度上昇した循環空気の熱を吸熱フィンと放熱
フィンの作用により外気に積極的に放熱することができ
るので、冷却効果をより一層向上させることができる。
【0017】請求項3に対応する発明の車輪一体形回転
電機にあっては、ブラケットの内周面に循環用ファンと
ファン機能の持たない吸熱フィンとを別個に設けること
により、吸熱フィンによる騒音を低減することができ、
また循環用ファンにより機内の循環空気の循環速度を適
切に設定できると共に、吸熱フィンの数を循環速度と関
係なく多数設けることにより冷却効果を向上させること
ができる。
【0018】請求項4に対応する発明の車輪一体形回転
電機にあっては、機内の空気が循環すると共に、両側の
ブラケットに設けられた吸熱フィンと放熱フィンの効果
により循環空気の流れが阻害されることがないので、機
内空気の冷却をより一層向上させることができる。
【0019】請求項5に対応する発明の車輪一体形回転
電機にあっては、吸熱フィン部をアルミ合金製とするこ
とにより、熱伝導性が良く、吸熱フィンの増大と相俟っ
て一層循環空気からの吸熱効果を向上させることができ
ると共に、軽量化を図ることができる。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1及び図2は本発明による車輪一体形回転電機の
第1の実施例をそれぞれ示すもので、図1は車輪一体形
モータの一部を示す断面図であり、図2は図1のA−A
線に沿う矢視断面図である。なお、図9と同一部品には
同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる点
についてのみ述べる。
【0021】第1の実例例においては、図1及び図2に
示すように車輪6aと回転子フレーム10との間に設け
られる一方のブラケット12の外周面に軸方向に長形な
多数の放熱フィン14を円周方向に適宜の間隔を存して
設け、また内周面に軸方向に長形な多数の吸熱フィン1
3を円周方向に適宜の間隔を存して設けると共に、各吸
熱フィン13の先端部側に環状体13aを設けて通風路
を形成する構成としたものである。
【0022】この場合、各吸熱フィン13及び環状体1
3aは、ファン機能を有し、且つ軸受5a側より固定子
鉄心4と回転子フレーム10との間に存する空隙部側に
抜ける通風路が形成されるように傾斜を持たせてある。
【0023】次に上記ように構成された車輪一体形モー
タの作用について説明する。モータの運転に伴い、ブラ
ケット12が回転すると吸熱フィン13のファン作用に
よりフィン部の空気は固定子鉄心4と回転子フレーム1
0の内周側に存する空隙部に流出する。
【0024】この空隙部を通して流れる空気は他方のブ
ラケット側に流出した後、固定子鉄心4の内部の軸方向
に設けられた複数個の通風穴を通って吸熱フィン13の
下方に戻ってくる。
【0025】このようにして機内の空気は吸熱フィン1
3によるファン機能により機内を循環する。従って、機
内の発熱部を通過した空気は、熱せられて温度上昇する
が、多数の吸熱フィン13部分を通過する際に、吸熱フ
ィン13により吸熱されて温度が低下し、この空気の循
環により発熱部が冷却されるので、モータの温度上昇を
抑えることができる。
【0026】一方、吸熱フィン13の吸熱により温度が
上昇したブラケット12は、その外周面に設けられた多
数の放熱フィン14により外気に放熱し、ブラケット1
2の温度が低下する。この放熱フィン14による外気へ
の放熱作用はブラケット12が回転することにより、よ
り一層向上する。
【0027】このように第1の実施例によれば、機内の
空気を循環させてモータの発熱部を冷却すると共に、温
度上昇した循環空気の熱を吸熱フィン13と放熱フィン
14の作用により外気に積極的に放熱することができ
る。
【0028】従って、全閉形であってもモータの冷却が
効果的に行われるため、温度上昇が低くなり、モータの
小形、軽量化が可能となる。図3及び図4は本発明の第
2の実施例をそれぞれ示すもので、図3は断面図であ
り、図4は機内の一部の展開図である。
【0029】第2の実施例では、図3及び図4に示すよ
うに車輪6a,6bと回転子フレーム10との間に設け
られる両側のブラケット15,18の外周面に軸方向に
長形な多数の放熱フィン17,20を円周方向に適宜の
間隔を存してそれぞれ設け、また内周面に軸方向に長形
な多数の吸熱フィン16,19を円周方向に適宜の間隔
を存してそれぞれ設けると共に、各吸熱フィン16,1
9の先端部側に環状体16a,19aを設けて通風路を
形成する構成としたものである。
【0030】この場合、各吸熱フィン16,19及び環
状体16a,19aは、軸受5a,5b側より固定子鉄
心4と回転子フレーム10との間に存する空隙部側に抜
ける通風路が形成させるように同一方向に傾斜させて設
けられている。
【0031】このような構成の車輪一体形モータとすれ
ば、回転子フレーム10及びブラケット15,18の回
転方向が変化しても図4に示した如く機内の空気の循環
方向が変化するだけで、空気の循環が可能となる。
【0032】従って、第1の実施例と同様に機内の空気
を循環させてモータの発熱部を冷却すると共に、温度上
昇した循環空気の熱を吸熱フィン16,19と放熱フィ
ン17,20の作用により外気に積極的に放熱すること
ができるので、冷却効果をより一層向上させることがで
きる。
【0033】図5は本発明の第3の実施例における一方
のブラケット部の構成を示す断面図である。第3の実施
例では、図5に示すように車輪6aと回転子フレーム1
0との間に設けられる一方のブラケット21の外周面に
多数の環状の放熱フィン22を軸方向に一定の間隔を存
して並列に配設し、またブラケット21の内周面には冷
却ファン23を設けると共に、多数の円弧状の吸熱フィ
ン24を板面を軸方向に向けてファン機能を持たせない
ようにして円周方向に適宜の間隔を存し、且つ軸方向に
適宜ずらせて複数列設ける構成としたものである。
【0034】このような構成の車輪一体形モータにあっ
ては、高速回転形であっても放熱フィン22による騒音
を低減することができ、また吸熱フィン24とは別個に
循環用ファン23を設けることにより、機内の循環空気
の循環速度を適切に設定できると共に、吸熱フィン24
の数を循環速度と関係なく多数設けることにより冷却効
果を向上させることができる。
【0035】図6は本発明の第4の実施例における一方
のブラケット部の構成を示す断面図である。第4の実施
例では、図6に示すように車輪6aと回転子フレーム1
0との間に設けられる一方のブラケット25の外周面に
軸方向に長形な多数の放熱フィン27と放熱フィンを兼
ねた補助リブ26とを交互に円周方向に適宜の間隔を存
してそれぞれ設け、放熱と共にブラケットの剛性を向上
させ、車輪6aとの締結構造を強化し、またブラケット
25の内周面にはアルミ合金等からなる内周ブラケット
28を装着し、この内周ブラケット28の内周側に軸方
向に長形な複数の循環ファンを兼ねた吸熱フィン29を
円周方向に適宜の間隔を存してそれぞれ設けると共に、
各吸熱フィン29間に多数の吸熱フィン30を設ける構
成としたものである。
【0036】この場合、各吸熱フィン29の先端部側に
環状体29aが設けられ、軸受5a側より固定子鉄心4
と回転子フレーム10との間に存する空隙部側に抜ける
通風路が形成される。
【0037】このような構成の車輪一体形モータにあっ
ては、吸熱フィン部をアルミ合金製とすることにより、
熱伝導性が良く、吸熱フィン30の増大と相俟って一層
循環空気からの吸熱効果を向上させることができると共
に、軽量化を図ることができる。
【0038】図7及び図8は、本発明の第5の実施例を
それぞれ示すもので、図7は車輪一体形モータの他方の
ブラケット部の構成を示す断面図であり、図8は図7の
B−B線に沿う矢視断面図である。
【0039】第5の実施例においては、図示しない一方
の車輪側のブラケットに対しては図1と同様に外周面に
放熱フィンを設けると共に、内周面に吸熱フィン及び環
状体を設ける構成とし、また図7及び図8に示すように
他方の車輪6b側に設けられるブラケット31対しては
外周面に軸方向に長形な多数の放熱フィン32を円周方
向に適宜の間隔を存して設けると共に、内周面に多数の
円弧状の吸熱フィン33を円周方向に適宜の間隔を存
し、且つ軸方向に複数列適宜ずらせて設ける構成とした
ものである。
【0040】このような構成の車輪一体形モータにあっ
ては、図示しない一方のブラケット側の循環ファンを兼
ねた放熱フィンより送出された機内空気が図示する他方
のブラケット31側に到達すると、この機内空気は吸熱
フィン33の間を軸方向に通過した後、車軸1側に抜
け、固定子鉄心4に有する軸方向に抜ける通風穴を通つ
て図示しない一方のブラケット側に戻っていく。この場
合、吸熱フィン33は円周方向に適宜の間隔を存して配
設してあるので、ブラケットの回転によりファン作用は
生じることがなく、循環空気の流れを阻害することはな
い。
【0041】従って、機内の空気が循環すると共に、両
側のブラケットに設けられた吸熱フィンと放熱フィンの
効果により循環空気の冷却をより一層向上させることが
できる。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、全閉
形としても機内の発熱部を効果的に冷却することができ
と共に、小形軽量化を図ることができ、しかも機内の汚
損を防ぐことができるので、長期間分解手入れなしで使
用することができる車両一体形回転電機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車輪一体形回転電機の第1の実施
例の要部を示す断面図。
【図2】図1のA−A線に沿う矢視断面図。
【図3】本発明の第2の実施例を示す断面図。
【図4】同実施例における機内一部の展開図
【図5】本発明の第3の実施例における一方のブラケッ
ト部の構成を示す断面図。
【図6】本発明の第4の実施例における一方のブラケッ
ト部の構成を示す断面図。
【図7】本発明の第5の実施例における他方のブラケッ
ト部の構成を示す断面図。
【図8】図7のB−B線に沿う矢視断面図。
【図9】従来の車輪一体形モータの構成例を示す断面
図。
【符号の説明】
1……車軸、2……軸支持箱、3……コイル、4……固
定子鉄心、5a,5b……軸受、6a,6b……車輪、
9……永久磁石、10……回転子フレーム、12,1
5,18,21,25,31……ブラケット、14,1
7,20,22,27,32……放熱フィン、13,1
6,19,24,30,33……吸熱フィン、23,2
9……冷却ファン、26……補助リブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 信行 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝府中工場内 (56)参考文献 特開 平5−328687(JP,A) 実開 昭56−116878(JP,U) 実開 昭57−195359(JP,U) 実開 昭50−80703(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 9/00 - 9/28 H02K 5/00 - 5/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車に固定支持された車軸の両端部に各
    々軸受を介して車輪を回転自在に支持すると共に、前記
    車軸の中央部に固定子鉄心を取付け、この固定子鉄心の
    外周面に所定の空隙を存して回転子フレームを配設する
    と共に、この回転子フレームの両端部を各々ブラケット
    により前記車輪に一体的に結合してなるアウターロータ
    タイプの車輪一体形回転電機において、 前記一方のブラケットの外周面に複数の補強リブを兼ね
    た放熱フィンを設け、内周面に機内空気を循環させる複
    数の吸熱フィンを設けると共に、各吸熱フィンの先端部
    側に環状体を設け、これら各吸熱フィン及び前記環状体
    により前記一方の軸受側より前記固定子鉄心と前記回転
    子フレームとの間に存する間隙部側に抜ける通風路を形
    成するようにしたことを特徴とする車輪一体形回転電
    機。
  2. 【請求項2】 台車に固定支持された車軸の両端部に各
    々軸受を介して車輪を回転自在に支持すると共に、前記
    車軸の中央部に固定子鉄心を取付け、この固定子鉄心の
    外周面に所定の空隙を存して回転子フレームを配設する
    と共に、この回転子フレームの両端部を各々ブラケット
    により前記車輪に一体的に結合してなるアウタロータタ
    イプの車輪一体形回転電機において、 前記両側のブラケットの外周面に複数の放熱フィンをそ
    れぞれ設けると共に、内周面に機内空気を循環させる複
    数の吸熱フィンを軸方向においてそれぞれ同一の傾き角
    を有するように配設したことを特徴とする車輪一体形回
    転電機。
  3. 【請求項3】 台車に固定支持された車軸の両端部に各
    々軸受を介して車輪を回転自在に支持すると共に、前記
    車軸の中央部に固定子鉄心を取付け、この固定子鉄心の
    外周面に所定の空隙を存して回転子フレームを配設する
    と共に、この回転子フレームの両端部を各々ブラケット
    により前記車輪に一体的に結合してなるアウタロータタ
    イプの車輪一体形回転電機において、 前記一方のブラケットの外周面に複数の放熱フィンを設
    け、且つ内周面に機内空気を循環させるファンを設ける
    と共に、循環空気を冷却する複数の吸熱フィンを設けた
    ことを特徴とする車輪一体形回転電機。
  4. 【請求項4】 台車に固定支持された車軸の両端部に各
    々軸受を介して車輪を回転自在に支持すると共に、前記
    車軸の中央部に固定子鉄心を取付け、この固定子鉄心の
    外周面に所定の空隙を存して回転子フレームを配設する
    と共に、この回転子フレームの両端部を各々ブラケット
    により前記車輪に一体的に結合してなるアウターロータ
    タイプの車輪一体形回転電機において、 前記一方のブラケットの外周面に複数の放熱フィンを
    け、内周面に機内空気を循環させる複数の吸熱フィンを
    設けると共に、各吸熱フィンの先端部側に環状体を設
    け、他方の前記ブラケットの外周面に複数の放熱フィン
    を設けると共に、内周面に複数の吸熱フィンを円周方向
    に適宜の間隔を存し、且つ軸方向に複数列適宜ずらせて
    設けたことを特徴とする車輪一体形回転電機。
  5. 【請求項5】 台車に固定支持された車軸の両端部に各
    々軸受を介して車輪を回転自在に支持すると共に、前記
    車軸の中央部に固定子鉄心を取付け、この固定子鉄心の
    外周面に所定の空隙を存して回転子フレームを配設する
    と共に、この回転子フレームの両端部を各々ブラケット
    により前記車輪に一体的に結合してなるアウターロータ
    タイプの車輪一体形回転電機において、 前記一方のブラケットの外周面に複数の補強リブを兼ね
    た放熱フィンを設け、内周面に熱伝導性の良好な材質か
    らなる内周ブラケットを一体的に固定し、この内周ブラ
    ケットの内周側に複数の循環ファンを兼ねた吸熱フィン
    を設けると共に、各吸熱フィンの先端部側に環状体を設
    け、これら各吸熱フィン間に吸熱フィンを設けたことを
    特徴とする車輪一体形回転電機。
JP14878095A 1995-06-15 1995-06-15 車輪一体形回転電機 Expired - Fee Related JP3441242B2 (ja)

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