JP3440441B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3440441B2
JP3440441B2 JP33361497A JP33361497A JP3440441B2 JP 3440441 B2 JP3440441 B2 JP 3440441B2 JP 33361497 A JP33361497 A JP 33361497A JP 33361497 A JP33361497 A JP 33361497A JP 3440441 B2 JP3440441 B2 JP 3440441B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、装置本体に対して運動可能なユニ
ットと、該ユニットに設けられた第1の光通信手段と装
置本体側に設けられた第2の光通信手段とを備え、該第
1の光通信手段と該第2の光通信手段との間で光通信に
よる信号の送受信を行いながら画像形成を行う画像形成
装置が知られている。例えば、潜像担持体に近接するよ
うに回転体を配設するとともに、この回転体上の所定位
置に複数の現像器を支持させ、各現像器を潜像担持体に
対向する現像位置に順次回動搬送することにより、潜像
担持体上の潜像を各色トナーにて現像するようにした回
転型現像装置を有する画像形成装置において、それぞれ
の現像器に設けられたトナー濃度センサと装置本体の制
御部との間で光通信により信号の送受信を行う装置があ
る。
【0003】上記回転型現像装置を有する画像形成装置
の例で説明すると、例えば4色の現像器を有する画像形
成装置では、該4色の現像器は90°ステップで回転し
て、各現像器が順次現像位置に位置することとなる。そ
して、いずれの現像器が現像位置に位置する場合におい
ても、通信エラーのない信号伝達を要求される。
【0004】上記装置本体に対して回転する回転型現像
装置と装置本体との間で光通信による信号の送受信を行
うための構成としては、回転型現像装置及び本体装置の
うちの一方に第一の光通信手段を一カ所にのみ設け、他
方には各色現像装置が現像装置に達した場合に上記第一
の光通信手段に対向する各位置にそれぞれ第二の光通信
手段を設け、上記第一の光通信手段に複数個、例えば4
個の上記第二の光通信手段が順次対向して光信号の送受
信を行う構成が知られている(例えば、特開平8−69
144号公報参照)。
【0005】また、回転型現像装置における回転軸線上
の中心部と、本体装置における該中心部に対向する位置
とにそれぞれ光通信手段を設置して光信号の送受信を行
う構成も知られている(例えば、特開平6−26762
7号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
8−69144号公報のように回転型現像装置及び本体
装置のうちの一方に複数個の光通信手段を設ける構成に
よれば、コストアップやセンサ制御の複雑化、レイアウ
ト上の制限によるセンサ設置の困難などの問題点があっ
た。
【0007】また、上記特開平6−267627号公報
のように回転型現像装置における回転軸線上の中心部
と、本体装置における該中心部に対向する位置とにそれ
ぞれ光通信手段を設置する構成によれば、上記複数のセ
ンサを設ける場合の問題は生じない。しかしながら、回
転型現像装置と本体装置とのそれぞれに、受光部及び発
光部の双方を設置し、互いに送受信を行う構成の画像形
成装置においては、回転型現像装置の回転軸線上に発光
部及び受光部の双方を設置することはできない。図6
は、このような画像形成装置における上記回転型現像装
置4と本体装置300との光通信の説明図である。図6
(a)のような状態では上記回転型現像装置4の発光部
501aと本体装置の受光部502bとが対向し、か
つ、本体装置300の発光部502aと回転型現像装置
4の受光部501bとが対向しているので、それぞれの
発光部からの光を受光部で受光することができる。しか
し、回転型現像装置4が回転するとそれぞれの発光部に
対して受光部が移動してしまう。このため、図6(b)
のように回転型現像装置4側と本体装置300側とのセ
ンサの位相が180°ずれた位置関係、すなわち、上記
回転型現像装置4の発光部501aと本体装置300の
発光部502aとが対向し、かつ、回転型現像装置4の
受光部501bと本体装置300の受光部502bとが
対向した位置関係になってしまうと、上記受光部が発光
部からの光の照射範囲から外れ、受光できなくなってし
まう。このようにそれぞれの発光部に対して受光部が移
動してしまう場合においても信号の送受信が可能とする
ためには、図6(c)のように発光部と受光部との間の
距離を大きくすることが考えられる。しかしながら、該
距離を大きくするために本体装置300側の光通信手段
を本体の一端側に大きく張り出して設置した場合、回転
型現像装置への駆動供給部との配置関係によりレイアウ
トが難しくなったり、装置小型化の妨げになったりする
という問題点が生じてしまう。
【0008】以上の問題点は回転型現像装置のように装
置本体に対して回転可能なユニットを備え、該ユニット
と装置本体との間で光通信による信号の送受信を行いな
がら画像形成を行う画像形成装置の場合のみならず、装
置本体に対して運動可能なユニットを備え、該ユニット
と装置本体との間で光通信による信号の送受信を行いな
がら画像形成を行う画像形成装置であって、上記運動が
該ユニットに設けた光通信手段と装置本体に光通信手段
との間の距離を大きくすることにより送受信が可能とな
るような運動である画像形成装置の場合には生じうる問
題点である。
【0009】
【0010】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、運動可能なユニット
に設けた光通信手段と装置本体に設けた光通信手段との
間で、該ユニット及び装置本体の少なくとも一方に複数
の光通信手段を設けたり、装置の大型化が必要になった
りすることなく光通信が可能である画像形成装置を提供
することである。
【0011】
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、潜像担持体に近接するように回
転体を配設するとともに、この回転体上の所定位置に複
数の現像器を支持させ、各現像器を潜像担持体に対向す
る現像位置に順次回動搬送することにより、潜像担持体
上の潜像を各色トナーにて現像するようにした回転型現
像装置を有する画像形成装置において、上記回転体に上
記回動の中心軸線を含み中心軸線方向の一端側に開口し
た中空部と、該中心軸線を含み中心軸線方向の他端側に
開口した中空部とを形成した部材を設け、該部材の周囲
に上記複数の現像器を配置し、上記一端側に開口した中
空部をトナー収容器の収容部として用いるようにし、上
記他端側に開口した中空部内であって、上記回転型顕像
装置の該他端側のいずれの表面よりも上記一端側に位置
する箇所に発光手段と受光手段とを有する第1光通信手
段を設け、発光手段と受光手段とを有しかつ該第1光通
信手段との間で光の送受信を行う第2光通信手段を画像
形成装置本体側に設けたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置にお
いて、上記回転型現像装置の回動の中心軸線上に上記第
1光通信手段を設けたことを特徴とするものである。ま
た、請求項3の発明は、請求項2の画像形成装置におい
て、上記画像形成装置本体に上記第2光通信手段が固定
される固定部は、上記回転型現像装置を支持する支持手
段としての機能を持つことを特徴とするものである。ま
た、請求項4の発明は、請求項1の画像形成装置におい
て、上記他端側の中空部の内面を、上記回転型現像装置
の他の面に比して光の反射が少なくなるように構成した
ことを特徴とするものである。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】請求項1乃至の画像形成装置において
は、回転型現像装置に例えば、半球状や、円筒状などの
中空部を設け、該中空部内部、例えば、該中空部の底部
あるいは該中空部の内周面に上記第1光通信手段を設け
たので、該ユニットの表面に第1光通信手段を設ける場
合に比して上記第1光通信手段と第2光通信手段との距
離を大きく取ることができる。これにより、該第1光通
信手段及び第2光通信手段の発光手段からの光の照射範
囲が広くなり、該照射範囲内に該発光手段からの光を受
光する受光手段が位置するようにできる。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】特に請求項10の画像形成装置において
は、上記ユニットの回動の中心軸線上に上記第1光通信
手段が設けられているので、該中心軸線から離れた位置
に第1光通信手段を設けた場合とは異なり、該第1光通
信手段及び第2光通信手段のそれぞれが有する発光手段
からの光の照射範囲内において該発光手段からの光をそ
れぞれ受信する上記第2光通信手段及び第1光通信手段
のそれぞれが有する受光手段の位置が移動しにくくな
る。従って、上記中心軸線から離れた位置に第1光通信
手段を設けた場合には、該第1光通信手段と第2光通信
手段との間で光の送受信を行うために照射角や受光角の
広い光通信手段を用いる必要があるが、この画像形成装
置においては照射角や受光角の小さい光通信手段を用い
て光通信を行うことが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
るカラー電子写真プリンタ(以下、プリンタという)に
適用した一実施形態について説明する。図2は本実施形
態に係るプリンタの概略構成図である。まずこのプリン
タ全体の概略について説明する。図2において、潜像担
持体としての感光体ドラム1は、矢印A向きに回転駆動
されながら、一様帯電手段としての帯電チャージャ2に
より一様に帯電された後、レーザ光学装置3により画像
情報に基づき走査露光されて表面に静電潜像が形成され
る。ここで、露光する画像情報は所望のフルカラー画像
をイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の色情報に分解
した単色の画像情報である。感光体ドラム1上に形成さ
れた静電潜像は、回転型現像装置4により各々所定の現
像剤としてのイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒トナ
ーで現像され、これにより感光体ドラム1上に各色画像
が形成される。
【0030】感光体ドラム1上に形成された各色画像
は、感光体ドラム1と同期して図中矢印B向きに回転す
る中間転写ベルト5上に、イエロー、マゼンタ、シア
ン、及び黒の単色毎、1次転写チャージャ6によって順
次重ね転写される。中間転写ベルト5上に重ね合わされ
たイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の画像は、両面
複写兼用自動給紙カセット7あるいは手差し給紙トレイ
7aから給紙ローラ8,8a、レジストローラ9を経て
転写部へ搬送された転写材としての転写紙10上に2次
転写チャージャ11により一括転写される。転写終了後
の転写紙10は回転型現像装置4の下方に配置された転
写材搬送装置としての搬送ベルト15上を搬送され、定
着装置12によりトナー像が定着されフルカラープリン
トとして機外に排出される。
【0031】なお、中間転写ベルト5上に転写されなか
った感光体ドラム1上のトナーは、感光体クリーナ13
により感光体ドラム1から除去され、また、転写紙10
上に転写されなかった中間転写ベルト5上のトナーは、
中間転写ベルトクリーナ14により中間転写ベルト5か
ら除去される。
【0032】上記回転型現像装置は、内部に例えば黒、
シアン、イエロー及びマゼンタの4色それぞれの現像器
が形成され、かつプリンタ本体内において中心軸線回り
で回動自在に取り付けられる外周がほぼ円筒状の現像器
ユニット40と、各現像器に一対一で対応しそれぞれ
黒、イエロー、マゼンタ、シアンのトナーを収容した4
つのトナー収容器を保持し、かつ該現像器ユニット40
よりその中心軸線方向の前側でほぼ同軸上になるように
取り付けられて該中心軸線回りで現像器ユニット40と
一体に回動するトナー収容器ユニット45とを備えてい
る。図3は同回転型現像装置4の現像器ユニット40の
内部構造を示す断面図である。また、図4は同回転型現
像装置4のトナー収容器ユニット45の内部構造を示す
断面図である。該現像器ユニット40は、黒トナーを収
容した円筒状の黒トナー収容器を挿入可能な中空円筒状
のステー部材82と、該ステー部材82から放射状に伸
びて該ステー部材82まわりの空間を円周方向に互いに
ほぼ同型の4つの現像室に区画する現像器ケーシング部
83、83C、83M、83Yとからなる仕切り壁を備
えている。上記各現像室内には、現像剤としてのキャリ
ア及び各色のトナーからなる二成分現像剤が収容されて
いる。図示の例では感光体ドラムに対向する現像ポジシ
ョンにあるのが黒トナーとキャリアを収容した黒現像器
の現像室で、図中反時計回りの順に、イエロートナーと
キャリアを収容したイエロー現像器の現像室、マゼンタ
トナーとキャリアを収容したマゼンタ現像器の現像室、
シアントナーとキャリアを収容したシアン現像器の現像
室になっている。
【0033】上記4つの各現像室の内部構造はまったく
同様であるので、以下、図3において現像ポジションに
ある黒現像室を例にとって内部構造を説明し、他の現像
室の内部構造については対応する部材の符号として、黒
現像室における符号と同じ数字にイエロー、マゼンタ、
シアンの各現像室を区別するためY、M、Cの添字を付
した符号を図中に示し、説明を省略する。
【0034】図中現像ポジションにある黒現像器におい
て、現像器ケーシング部83には感光体ドラム1に向け
た開口部が形成され、該開口部を介して一部が露出する
ように現像室内に現像ローラ84が設けられている。ま
た現像室内には現像ローラ84に担持されて感光体ドラ
ム1との対向部に搬送される現像剤量を規制するドクタ
ブレード85、該ドクタブレード85で規制されて現像
室内に押し留められた現像剤の一部を中心軸線方向に沿
って後から前に搬送する上搬送スクリュウ86とそのガ
イド87、及び、現像室内の現像剤を撹拌する撹拌パド
ル88が設けられている。この撹拌パドル88は現像ロ
ーラ84の幅方向にわたって複数の現像剤排出孔89a
が形成されたステー部材82と、該ステー部材82の周
面から放射状に伸びる複数の撹拌板部90とを備え、該
ステー部材82内には、中心軸線方向に沿って上記上搬
送スクリュウ86とは逆の向きに現像剤を搬送する下搬
送スクリュウ91が収容されている。この下搬送スクリ
ュウ91の下方の現像器ケーシング部には、現像室内の
現像劣化に伴う現像剤交換時に、劣化現像剤排出口や未
使用現像剤(トナー混合済み)の投入口として使用する
剤交換口92が形成されている。この剤交換口92はね
じ94で取り付けられるキャップ93によって外側から
覆われている。 (以下、余白)
【0035】なお、該排出口92からの劣化現像剤排出
を効率的に行うには、リボルバ現像ユニットをプリンタ
本体から長手方向本体手前側に向けて引き出し、長手方
向奥側に設けられた現像入力歯車(図示せず)などを治
具などを用いて回転させ、現像ローラ84、上下搬送ス
クリュウ86、91及びパドル88を回転させながら劣
化現像剤を排出することが望ましい。また該排出口92
から未使用現像剤を投入するときにも、同様にして現像
ローラ84、上下搬送スクリュウ86,91及び撹拌パ
ドル88を回転させれば、現像剤に均一に分散させるこ
とができる。
【0036】図4に示すトナー収容器ユニット45は、
上述のように、黒、イエロー、マゼンタ、シアンのトナ
ーを収容した4つのトナー収容器41、42、43、4
4を保持し、円盤状のユニット面板108と、各現像器
に1対1で対応するように該面板の前面に取り付けられ
た合計4つのトナー受入れ用ケース109Y,M,C、
110と、各トナー受入れ用ケース内にそれぞれ設けら
れた現像剤供給部材としてのトナー補給ローラ97Y,
M,C、97などを有している。上記4つのトナー収容
器のうち、黒用のトナー収容器41は、黒トナーの使用
頻度が高いため回転型現像装置4の中心部分に設置され
ている。上記トナー補給ローラは、対応する現像室が現
像ポジションに位置するときに、該ケース内への上記下
搬送スクリュウ91延在部分のほぼ直上に位置するよう
に該ケースの前端板部及びユニット面板108に軸支さ
れている。
【0037】上記ユニット面板108は、円筒状の黒ト
ナー収容器41が貫通し得る円形の貫通孔111がその
中央部に形成されており、上記各トナー受入れ用ケース
109Y,M,C、110がこの貫通孔111を逃げて
取り付けられている。またユニット面板108には各現
像器の現像室から延在する下搬送スクリュウ91のため
の貫通孔も形成されており、各下搬送スクリュウが各貫
通孔を介して該ユニット面板108の前面部の上記各ト
ナー受入れ用ケース109Y,M,C、110内に延在
している。
【0038】また、上記ユニット面板108は、上記ト
ナー補給ローラ97Y,M,C、97の軸を軸受してお
り、該面板108を貫通して現像器ユニット40側に突
出した該軸の端部に図示しない歯車が固設されている。
そして図4に示すように、上記ユニット面板108の現
像ユニット側の面部には、上記歯車にかみあう駆動入力
用の補給入力歯車136が回動自在に設けられている。
この各トナー補給ローラ毎に設けられた補給入力歯車1
36のうち、図4に示すように現像ポジションにある現
像器に対応するトナー補給ローラ97の補給入力歯車1
36が、収容台前支持板48に取り付けられている回転
駆動手段としての補給用モータ61で駆動される歯車6
2に噛み合って、該モータ61により回転駆動され得る
ようになっている。該補給モータ61の駆動制御により
トナー補給制御が行われる。
【0039】図1は、同プリンタの回転型現像装置4近
傍の断面図である。図中左側が装置手前側、図中右側が
装置奥側を示す。現像器ユニット40は前後側板50、
51間に設けられた上述の仕切り壁により黒トナー収容
器41収容用のステー部材82、及び現像器ケーシング
部とから構成されている。また、上記トナー収容器ユニ
ット45は装置手前側に取り付けられ、黒トナー収容器
41が上記前側板50を貫通して上記ステー部材82の
中空部の途中まで延在している。上記回転型現像装置
は、本体に正確に位置決めされる図示しない収容台の図
示しない前支持板に回動自在に取り付けられた図示しな
い例えば2つの支持コロで現像器ユニット40の前側板
50を支持し、かつ、現像器ユニット40の後側板51
の中心部に突設された中心軸52を、本体後側板53に
嵌合された軸受としてのベアリング54で回転軸線Oを
中心として回動自在に支持することにより、プリンタ本
体内で例えば図2に示すようにその回転軸線が感光体ド
ラム1の回転軸線とほぼ同一の水平面内において互いに
平行になる位置に位置決めされ、かつ回動自在になって
いる。
【0040】また、回転型現像装置の後ろ側端部には、
リボルバ入力ギヤ20aが固設されており、プリンタ本
体の後ろ側板より延設されたリボルバ出力ギヤ26と噛
み合っている。このリボルバ出力ギヤ26は、リボルバ
モータ113の駆動により回転駆動されており、リボル
バ入力ギヤ20aを介してリボルバ20全体を90°ス
テップで回転するように制御させている。
【0041】本実施形態にかかる画像形成装置は、装置
本体側に対して運動、具体的には回転可能なユニットと
しての回転型現像装置の回転の中心軸線である回転軸線
上に設けられ、第1送信部と第1受信部とを備えた第1
光通信手段と、装置本体側に設けられ、上記第1送信部
からの信号を受信する第2受信部と上記第1受信部に信
号を送信する第2送信部とを備えた第2光通信手段とを
有しており、該第1光通信手段と該第2光通信手段との
間で光通信による信号の送受信を行いながら画像形成を
行うものである。このような画像形成装置においては、
上記第1送信部と第1受信部との双方を上記回転軸線上
に配置することが不可能なので、該第1送信部と第1受
信部の少なくとも一方は上記回転軸線上から外れた位置
に位置することとなる。このため、該少なくとも一方
は、装置本体側に対し、上記回転型現像装置の回転に伴
って移動してしまう。そして、この移動により上記第1
受信部及び第2受信部の少なくとも一方が、光通信対象
である第2送信部及び第1送信部による光の照射範囲外
に位置することとなると、上記第1光通信手段と第2光
通信手段との光通信ができなくなってしまう。本実施形
態の画像形成装置においては、上記回転型現像装置に凹
部を上記回転軸線が貫くように設け、該回転軸線上に上
記第1光通信手段を設けている。そして、これにより、
上記第1光通信手段と第2光通信手段との光通信を可能
にしている。以下、この構成動作について説明する。
【0042】図1において、上記第2光通信手段として
の本体光通信手段201は、装置本体側300に固定さ
れた構成となっている。具体的には、本体後側板53
に、上記中心軸52と対向する定位置に上記第2光通信
手段としての本体光通信手段201を保持するセンサブ
ラケット202が設けられており、該センサブラケット
202を上記本体後側板53に固定することで上記本体
光通信手段201が装置本体側300に固定された構成
となっている。また、図示の例の画像形成装置において
は、上記本体後側板53と上記センサブラケット202
とによって本体光通信手段201を装置本体に固定する
固定部は、上記回転型現像装置4を回動可能に支持する
支持部材としての機能も有した構成となっている。具体
的には、該固定部にベアリング54が設けられ、該ベア
リング54によって前述のように上記回転型現像装置4
の中心軸52を回動可能に支持するように構成されてい
る。また、上記中心軸52には、上記ステー部材82内
部の中空部に連通する貫通孔52aが設けられており、
中空円筒状すなわちリング状の形状となっている。ま
た、上記ステー部材82内部の中空部の上記黒トナー収
容器の先端部よりも装置奥側の部分には、該中空部及び
貫通孔52aを光路とするように、上記本体光通信手段
201に対向する上記第1光通信手段としてのユニット
光通信手段203を設置した設置板204が設けられて
いる。このように、図示の装置においては、上記回転型
現像装置4に、上記ステー部材82中空部と、貫通孔5
2と、設置板204とによって凹部を形成し、該凹部に
上記第1光通信手段を設けている。また、図示の装置に
おいては、該凹部を、回転型現像装置4の表面から窪む
ように形成している。そして、該凹部の底部に相当する
上記設置板204は、本体装置に対向する回転型現像装
置4表面のいずれの部分よりも装置手前側に窪んだ位置
に位置している。また、上記凹部は、本体光通信手段2
01とユニット光通信手段203との間の光の送受信が
可能な程度にその大きさが設定される。
【0043】上記本体光通信手段201及びユニット光
通信手段203はそれぞれ発光手段である発光部及び受
光手段である受光部を備えている。そして、ユニット光
通信手段203の有する上記第1送信部としてのユニッ
ト発光部203aからの光信号を本体光通信手段201
の有する上記第2受信部としての本体受光部201bが
受信し、本体光通信手段201の有する上記第2送信部
としての本体発光部201aからの光信号をユニットセ
ンサ203の有する上記第1受信部としてのユニット受
光部203bが受信することで、装置本体300と回転
型現像装置4との間で相互に信号の伝達が行われる。上
記本体光通信手段201は装置本体側に固定されてお
り、かつ、該回転型現像装置4の回転に伴って、上記ユ
ニット発光部201aと上記ユニット受光部201bと
は移動するので、本体光通信手段201の本体発光部2
01a及び本体受光部201bのそれぞれと、ユニット
光通信手段203のユニット受光部203b及びユニッ
ト発光部203aのそれぞれとの位置関係は変化する。
しかし、このプリンタにおいては、装置本体後側板53
から見て回転型現像装置4表面から凹んだ部分にユニッ
ト光通信手段203を設けた構成を採ることで、上記本
体側の長手方向端部側に上記本体光通信手段201を突
出して設けずに該本体光通信手段201とユニット光通
信手段203との間で光通信を行うに必要な距離を保つ
ことが可能になっている。
【0044】また、上記ユニット光通信手段203を上
記回転軸線O上に位置させることで、該ユニット光通信
手段203の有する上記第1送信部としてのユニット発
光部203aと上記第1受信部としてのユニット受光部
203bとが上記回転軸線O近傍に位置することにな
る。これにより、上記ユニット光通信手段203を回転
軸線Oから離れた位置に位置させる場合に比して、上記
回転型現像装置4の回転に伴って上記ユニット発光部2
03aとユニット受光部203bとの双方が上記本体光
通信手段201に対して移動する範囲が小さくなる。こ
のため、照射角や受光角の小さい光通信手段を用いた
り、本体光通信手段201及びユニット光通信手段20
3のそれぞれの発光部と受光部との間に光を遮る仕切板
を設けて照射角や受光角を見かけ上狭くしたりして光通
信を行うことが可能となる。よって、回転型現像装置側
から装置本体側への信号の伝達と、装置本体側から回転
型現像装置側への信号の伝達とを同時に行う双方向通信
を行う場合にも、例えば本体発光部201aからの光信
号を本体受光部201bが受信してしまったり、ユニッ
ト発光部203aからの光信号をユニット受光部203
bが受信してしまったりする伝達不良が起きることな
く、良好に信号伝達を行うことができる。また、該伝達
不良を防止するために回転型現像装置側から装置本体側
への信号の伝達と、装置本体側から回転型現像装置側へ
の信号の伝達とを交互に行う片方向通信を行う制御手段
を設ける必要もないので、構成が簡単である。
【0045】また、図示の例の回転型現像装置4におい
て、上記ステー部材82はアルミなどの光反射率の高い
材料で構成されているが、該ステー部材82の内周面及
び中心軸52の内周面は、光が照射されても反射しにく
いように処理されている。例えば、黒色又は茶色などの
反射率の低い色で処理したり、内面の表面形状を粗面に
して反射率を低くするように処理したりすればよい。こ
れにより、上記ユニット光通信手段203及び本体光通
信手段201からの光信号が反射して該反射光によりノ
イズが生じたり、光のON、OFFの波形になまりが生
じて伝達誤差が生じたりするのを防止することができ
る。
【0046】また、本実施形態に係る画像形成装置にお
いては、上記第1光通信手段や第2光通信手段のそれぞ
れの送信部としての発光部や受信部としての受光部への
トナー付着を防止しうるような構成として、閉空間内に
上記第1光通信手段としてのユニット光通信手段203
及び上記第2光通信手段としての本体光通信手段201
を設けた構成を採用している。以下、この構成動作につ
いて説明する。
【0047】この画像形成装置において、上記中空円筒
状のステー部材82の中空部は、上記設置板204によ
って、黒トナー収容器41収容用の空間と上記ユニット
光通信手段203及び上記本体光通信手段201を設け
る空間とに隔てられている。そして、上記回転型現像装
置の中心軸52の貫通孔52a、ステー部材82内部の
中空部、及び、設置板204で凹部を形成している。一
方、装置本体側には、上記センサブラケット202とベ
アリング54とで凹部を形成している。そして、これら
凹部内の空間が上記回転型現像装置が回転しても維持さ
れるような閉空間となっている。すなわち、上記センサ
ブラケット202と、上記中心軸52を支持するための
上記ベアリング54と、該中心軸52と、中空円筒状の
ステー部材82と、上記設置板204とによって閉空間
が構成されている。そして、この該閉空間に、上記ユニ
ット光通信手段203と上記本体光通信手段201とを
設置している。また、この閉空間は、飛散トナーが生じ
ないような箇所に形成されており、該閉空間内部で飛散
トナーが生じることはない。なお、該閉空間には、図示
しないセンサハーネスの出口などが設けられているの
で、完全な密閉空間ではない。
【0048】本実施形態にかかる画像形成装置におい
て、上記閉空間は、回転型現像装置が回転しても維持さ
れるように構成される。具体的には、上記装置本体表面
及び上記ユニットとしての回転型現像装置4表面の少な
くとも一方に凹部を設け、該凹部内の空間が、上記回転
型現像装置4が回転しても維持されるような閉空間とな
るように、上記装置本体表面と上記回転型現像装置4表
面とを接触させた構成を採用する。図示の例では、回転
型現像装置4側に形成された凹部及び本体装置側に形成
された凹部内の空間が上記回転型現像装置が回転しても
維持されるような閉空間となるように、上記回転型現像
装置の中心軸表面が、上記装置本体のベアリング54表
面と接触している。これにより、上記回転型現像装置4
が回転する場合でも、上記ベアリング54と、上記中心
軸52とは接触し続け、上記ユニット光通信手段203
及び上記本体光通信手段201が設けられた閉空間が維
持されることとなる。よって、該閉空間内は、例えば上
記現像器ケーシング部83の感光体ドラム1に対向する
開口部から飛散したトナーが浮遊する空間と遮断される
こととなる。これにより、上記本体光通信手段201や
ユニット光通信手段203付近の空間には該飛散トナー
が浮遊しにくくなるので、該本体光通信手段201やユ
ニット光通信手段203の発光部や受光部へのトナー付
着が生じるのを防止することができる。よって、該本体
光通信手段201やユニット光通信手段203の発光部
や受光部へのトナー付着による信号伝達の信頼性の低下
を防止できる。
【0049】また、図示の装置においては、上記回転型
現像装置の中空円筒状の中心軸52を、装置本体側のベ
アリング54で支持することで上記回転型現像装置と装
置本体とを接触させ、上記中心軸52の中空部を用いて
上記閉空間を構成しているが、装置本体と回転型現像装
置との間の少なくとも一部を別部材例えば摺動可能なシ
ール部材で囲って該閉空間を構成してもよい。例えば、
回転軸線を中心とした円筒状のシール部材を、該シール
部材の一端は装置本体に固定し、他端は回転型現像装置
に摺動するように設けたり、該シール部材の一端は回転
型現像装置に固定し、他端は装置本体に摺動するように
設けたりすればよい。しかし、図示の装置のように、上
記回転型現像装置の中空円筒状の中心軸52を、装置本
体側のベアリング54で支持することで上記回転型現像
装置と装置本体とを接触させ、上記中心軸52の中空部
を用いて上記閉空間を構成した場合には、装置本体と回
転型現像装置との間を別部材で囲って該閉空間を構成す
る場合に比して、装置構成を簡略することができて望ま
しい。また、上記回転型現像装置と上記装置本体との接
触部を、上記回転型現像装置及び上記装置本体の一方に
固定されかつ他方に摺動するシール部材を設けることで
構成する場合には、該回転型現像装置を回転させる際の
負荷トルクが増大したり、該シール部材が劣化したりす
るという問題が生じる。しかし、上記接触部を、上記回
転型現像装置の中空円筒状の中心軸52を、装置本体側
のベアリング54で支持することで構成する場合には、
このような問題は生じないという利点もある。
【0050】図5は、同プリンタの制御系のブロック図
である。回転型現像装置4の現像ユニット40内の各色
の現像器の現像剤中に検知面が接するようにそれぞれ設
置された4つのトナー濃度センサ206Bk、206
M、206Y、206Cは、A/Dコンバータを内蔵
し、回転現像装置内の制御を行う制御手段としてのユニ
ットCPU205に接続されている。該ユニットCPU
205は上記ユニット光通信手段203に接続されてお
り、該ユニット光通信手段203からの信号を処理して
上記トナー濃度センサに出力したり、該トナー濃度セン
サからの出力信号を上記ユニット光通信手段203を介
して本体側に送信したりする。また、本体装置側300
においては上記プリンタにおける電子写真プロセスや紙
搬送処理を制御する部分であるメイン制御部301が上
記本体光通信手段201に接続されている。また、メイ
ン制御部301には上述のトナー補給モータ61が接続
されている。
【0051】上記トナー濃度センサによるトナー濃度検
知を行う場合、上記メイン制御部301は上記4つのト
ナー濃度センサ206Bk、206M、206Y、20
6Cのうちのいずれか一つ、例えば現像位置にある濃度
センサを選択して検知を開始させるための制御信号を上
記本体光通信手段201を介してユニット光通信手段2
03に送信する。該ユニット光通信手段203によって
受信された制御信号は上記ユニットCPU205に送ら
れ、該CPUにより、現像位置にある濃度センサがON
される。そして、該濃度センサにより現像剤トナー濃度
が検知され、該トナー濃度に対応した検知電圧が上記ユ
ニットCPU205に出力される。そして、該ユニット
CPU205において該検知電圧がデジタルデータ化さ
れた後、該ユニットCPU205はシリアル信号として
上記ユニット光通信手段203から上記本体光通信手段
201に送信する。そして、該本体光通信手段に受信さ
れた上記トナー濃度の検知信号は、上記メイン制御部3
01に送られる。そして、該メイン制御部301は、該
検知信号を所定のトナー濃度に対応する基準信号と比較
して、検知したトナー濃度が所定の濃度よりも低いと判
断した場合にはトナー補給をするべく上記トナー補給モ
ータ61の駆動を指示する。これにより、上記現像ユニ
ットへのトナー補給が行われる。
【0052】なお、上記ユニットCPU205には、上
記トナー濃度検知をいずれの現像器において行うかとい
う選択制御を行わせる以外に、任意の現像器についてト
ナー濃度検知とトナー残量検知と該現像器の色情報の検
知とのいずれを行うかという選択制御を行わせることも
可能である。
【0053】以上、上記実施形態によれば、上記回転型
現像装置4に凹部を設け、該凹部に上記上記ユニット光
通信手段203を設けることで、該回転型現像装置4の
表面に該ユニット光通信手段203を設ける場合に比し
て該ユニット光通信手段203と該本体光通信手段20
1との距離を大きくとることができる。これにより、該
第1光通信手段及び第2光通信手段の発光部からの光の
照射範囲が広くなり、該照射範囲内に該発光部からの光
を受光する受光部が位置するようになる。よって、該回
転型現像装置及び装置本体の少なくとも一方に複数の光
通信手段を設けたり、上記距離を大きく取るために装置
の大型化が必要になったりすることなく光通信が可能と
なる。 (以下、余白)
【0054】また、上記実施形態によれば、上記ユニッ
ト光通信手段203を回転軸線上に設けているので、該
回転軸線から離れた位置に該ユニット光通信手段203
を設けた場合とは異なり、該ユニット光通信手段203
の有するユニット発光部203a及びユニット受光部2
03bのそれぞれと本体光通信手段201の有する本体
受光部201b及び本体発光部201aのそれぞれとの
位置関係が変化しにくくなる。これにより、照射角や受
光角の小さい光通信手段を用いて光通信を行うことが可
能となるので、ユニット光通信手段203のユニット発
光部203aによる光信号を該ユニット光通信手段20
3のユニット受光部203bが誤って受信してしまう伝
達不良が起きることがなく、良好に信号伝達を行うこと
ができる。また、双方向同時受送信ができるので、該伝
達不良を防止するために本体光通信手段201の本体発
光部201aとユニット光線センサ203のユニット発
光部203aとによる発光を交互にさせるように制御す
る制御手段を設ける必要がなく、構成が簡単である。
【0055】また、上記実施形態によれば、ステー部材
82の内周面及び中心軸52の内周面を、光が照射され
ても反射しにくいように構成しているので、上記ユニッ
ト光通信手段203及び本体光通信手段201からの光
信号が反射して該反射光によりノイズが生じたり、光の
ON、OFFの波形になまりが生じて伝達誤差が生じた
りするのを防止することができる。よって、更に良好に
光通信を行うことができる。
【0056】また、上記実施形態によれば、上記回転型
現像装置の中心軸52の貫通孔52a、ステー部材82
内部の中空部、及び、設置板204で凹部を形成し、か
つ、装置本体側のセンサブラケット202とベアリング
54とで凹部を形成し、これら凹部内の空間が上記回転
型現像装置が回転しても維持されるような閉空間となる
ように、上記回転型現像装置の中心軸表面が、上記装置
本体のベアリング54表面と接触している。そして、該
閉空間内に上記本体光通信手段201及びユニット光通
信手段203を設けたので、該本体光通信手段201及
びユニット光通信手段203付近の空間が飛散トナーが
浮遊する外部から遮断され、該本体光通信手段201及
びユニット光通信手段203の付近への飛散トナーの進
入を阻止することができる。よって、光通信手段の発光
部や受光部へのトナー付着による信号伝達の信頼性の低
下を防止できる。特に、図示の装置のように、上記本体
光通信手段201及びユニット光通信手段203が、上
記各現像器内の現像剤トナー濃度の検出信号を伝達する
装置においては、トナー付着により、信号伝達が異常と
なることによって起こる画像濃度異常や現像剤トナー濃
度制御の暴走を防止することができる。
【0057】また、上記実施形態によれば、上記回転型
現像装置が有する中空円筒状の中心軸52を上記装置本
体側のベアリング54で受け、該中心軸52の中空部を
用いて上記閉空間を構成したので、別部材を追加して、
該別部材により装置本体と回転型現像装置との間の少な
くとも一部を囲って閉空間を構成する場合とは異なり、
装置構成を簡略化することができる。また、上記中心軸
を上記ベアリング54で支持して上記装置本体と回転型
現像装置との接触部を構成したので、該装置本体及びユ
ニットの一方と摺動する部材を用いて上記接触部を構成
する場合とは異なり、該回転型現像装置を回転させる際
の負荷トルクが増大したり、該部材が劣化したりするこ
とがない。
【0058】なお、上記実施形態においては、回転型現
像装置4を有するプリンタに本発明を適用した例につい
て説明したが、装置本体に対して運動可能なユニットを
有し、該ユニットと装置本体との間で光通信による信号
の送受信を行いながら画像形成を行う画像形成装置であ
れば、本発明は適用可能である。
【0059】また、上記実施形態においては、上記本体
光通信手段201とユニット光通信手段203とのそれ
ぞれが発光部と受光部との双方を有する画像形成装置の
例について説明したが、上記本体光通信手段201とユ
ニット光通信手段203とのいずれか一方のみが発光部
を有し、他方のみが受光部を有するような画像形成装置
にも、本発明は適用可能である。
【0060】また、上記実施形態においては、上記回転
型現像装置の中空円筒状の回動中心軸部材としての中心
軸52を、装置本体側のベアリング54で支持した構成
についてのみ説明したが、中空円筒状の回動中心軸部材
を装置本体側に、該回動中心軸部材を受ける軸受部材を
装置本体に対して回動可能なユニットとしての回転型現
像装置に設けた構成を採用した場合でも、同様の効果を
得ることができる。
【0061】
【発明の効果】請求項1乃至の発明によれば、第1光
通信手段及び第2光通信手段の発光手段からの光の照射
範囲が広くなり、該照射範囲内に該発光手段からの光を
受光する受光手段が位置するようにできるので、上記ユ
ニット及び装置本体の少なくとも一方に複数の光通信手
段を設けたり、上記第1光通信手段と第2光通信手段と
の間の距離を大きく取るために装置の大型化が必要にな
ったりすることなく光通信が可能となるという優れた効
果がある。特に、請求項2の発明によれば、該第1光通
信手段及び第2光通信手段のそれぞれが有する発光手段
からの光の照射範囲内において、該発光手段からの光を
それぞれ受信する上記第2光通信手段及び第1光通信手
段のそれぞれが有する受光手段の位置が移動しにくくな
るので、照射角や受光角の小さい光通信手段を用いて光
通信を行うことが可能となる。よって、光の強度を適正
な強度に保って良好に送受信を行うことができ、かつ、
コストダウンが実現できるという優れた効果がある。ま
た、上記第1光通信手段及び第2光通信手段のそれぞれ
が発光手段及び受光手段の双方を有していても、第1光
通信手段の発光手段による光信号を該第1光通信手段の
受光手段が誤って受信するという伝達不良が起きること
なく良好に光通信を行うことができるという優れた効果
がある。また、該伝達不良を防止するために第1光通信
手段の発光手段と第2光通信手段の発光手段とによる発
光を交互にさせるように制御する制御手段を設ける必要
がなく、構成が簡単であるという効果もある。
【0062】
【0063】
【0064】
【0065】特に、請求項10の発明によれば、該第1
光通信手段及び第2光通信手段のそれぞれが有する発光
手段からの光の照射範囲内において、該発光手段からの
光をそれぞれ受信する上記第2光通信手段及び第1光通
信手段のそれぞれが有する受光手段の位置が移動しにく
くなるので、照射角や受光角の小さい光通信手段を用い
て光通信を行うことが可能となる。よって、光の強度を
適正な強度に保って良好に送受信を行うことができ、か
つ、コストダウンが実現できるという優れた効果があ
る。また、上記第1光通信手段及び第2光通信手段のそ
れぞれが発光手段及び受光手段の双方を有していても、
第1光通信手段の発光手段による光信号を該第1光通信
手段の受光手段が誤って受信するという伝達不良が起き
ることなく良好に光通信を行うことができるという優れ
た効果がある。また、該伝達不良を防止するために第1
光通信手段の発光手段と第2光通信手段の発光手段とに
よる発光を交互にさせるように制御する制御手段を設け
る必要がなく、構成が簡単であるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るプリンタの回転型現像装置4近
傍の断面図。
【図2】同プリンタの概略構成図。
【図3】同プリンタの回転型現像装置4の現像器ユニッ
ト40の内部構造を示す断面図。
【図4】同回転型現像装置4のトナー収容器ユニット4
5の内部構造を示す断面図。
【図5】同プリンタの制御系のブロック図。
【図6】(a)、(b)、(c)は、回転型現像装置と
本体装置との光通信の説明図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電チャージャ 3 レーザ光学装置 4 回転型現像装置 5 中間転写ベルト 201 本体光通信手段 201a 本体発光部 201b 本体受光部 203 ユニット光通信手段 203a ユニット発光部 203b ユニット受光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18 G03G 15/08 - 15/08 507 G03G 15/01 - 15/01 117

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像担持体に近接するように回転体を配設
    するとともに、この回転体上の所定位置に複数の現像器
    を支持させ、各現像器を潜像担持体に対向する現像位置
    に順次回動搬送することにより、潜像担持体上の潜像を
    各色トナーにて現像するようにした回転型現像装置を有
    する画像形成装置において、 上記回転体に上記回動の中心軸線を含み中心軸線方向の
    一端側に開口した中空部と、該中心軸線を含み中心軸線
    方向の他端側に開口した中空部とを形成した部材を設
    け、 該部材の周囲に上記複数の現像器を配置し、 上記一端側に開口した中空部をトナー収容器の収容部と
    して用いるようにし、 上記他端側に開口した中空部内であって、上記回転型顕
    像装置の該他端側のいずれの表面よりも上記一端側に位
    置する箇所に発光手段と受光手段とを有する第1光通信
    手段を設け、 発光手段と受光手段とを有しかつ該第1光通信手段との
    間で光の送受信を行う第2光通信手段を画像形成装置本
    体側に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記回転型現像装置の回動の中心軸線上に上記第1光通
    信手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、 上記画像形成装置本体に上記第2光通信手段が固定され
    る固定部は、上記回転型現像装置を支持する支持手段と
    しての機能を持つことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1の画像形成装置において、 上記他端側の中空部の内面を、上記回転型現像装置の他
    の面に比して光の反射が少なくなるように構成したこと
    を特徴とする画像形成装置。
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