JP2000330356A - 画像形成装置及び現像剤収納容器 - Google Patents

画像形成装置及び現像剤収納容器

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JP2000330356A
JP2000330356A JP11141188A JP14118899A JP2000330356A JP 2000330356 A JP2000330356 A JP 2000330356A JP 11141188 A JP11141188 A JP 11141188A JP 14118899 A JP14118899 A JP 14118899A JP 2000330356 A JP2000330356 A JP 2000330356A
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toner
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JP11141188A
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Makoto Hasegawa
真 長谷川
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に安定した現像剤供給量を維持することに
よって、安定した画像品質と高いトナーエンド検知精度
を得ることができる画像形成装置及び現像剤収納容器を
提供すること。 【解決手段】 トナーカートリッジ46K内に設けられ
現像器420Kへトナーを搬送供給する螺旋状のアジテ
ータ74が、トナーカートリッジ46K(内側キャップ
73)の最下部で回転する。その結果、トナーカートリ
ッジ46Kの公転移動によるトナーの逆搬送が発生しに
くくなり、現像位置にあるときには設定したトナー搬送
性にてトナーを補給することができ、常に安定したトナ
ー供給量を確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置及び現像剤収納容器
に係り、詳しくは、回転軸の周りに配設され該回転軸を
中心に像担持体に対向した現像位置に回動移動し現像を
行う複数の現像器を有する回転型現像装置を備えた画像
形成装置、及び該回転型現像装置に装着される現像剤収
納容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より画像形成装置においては、回転
軸を中心に回動する支持体上に複数の現像器を円周方向
に沿って配設し、各現像器を潜像担持体に対向する現像
位置に順次回動移動することにより、該潜像担持体上の
潜像を各色現像剤にて現像するようにした回転型現像装
置が知られている。この種の回転型現像装置において
は、開口部を有する現像剤収納容器が複数の現像器と共
に上記回転軸を中心に公転するように各現像器にそれぞ
れ接続され、回動時に現像剤収納容器の内部の現像剤を
該開口部に重力落下させて各現像器に補給するものが種
々提案されている。
【0003】例えば、特願平9−208705号公報に
おける回転型現像装置では、現像剤収納容器内の現像剤
を開口部から容器外に残さず排出させるために、現像剤
収納容器を筒状の形状で構成し、現像剤収納容器内に螺
旋状の現像剤搬送部材を採用している。また、このよう
な回転型現像装置では、現像剤の搬送力を高めるため
に、画像形成装置本体部に設けた動力源からギア等を介
して現像剤搬送部材を自転させている。通常、現像剤搬
送部材の動力源には、コスト低減、構造の簡素化等か
ら、回転型現像装置の回動によって各現像器が現像位置
に移動した際に、単体の動力源から動力を伝達されるよ
うな手段が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常、
現像剤収納容器内に設けらた現像剤搬送部材は、内径が
現像剤収納容器と同等で、現像剤収納容器と同心円に位
置している。また、レイアウト上スペースがない等の機
械的な構成上の制約から、回転型現像装置と現像剤搬送
部材との回転方向が反対向きになるような駆動しか得ら
れないような場合がある。このような場合、回転型現像
装置の公転中、現像剤収納容器内の現像剤は、螺旋状の
現像剤搬送部材によって該現像剤搬送部材の自転による
搬送方向とは逆の方向に搬送されてしまう。すなわち、
現像剤収納容器内における現像剤の搬送方向が、現像剤
搬送部材の自転による場合と回転型現像装置の公転によ
る場合とで異なってしまう。そのため、現像剤収納容器
から現像器への現像剤の供給量が不安定になってしま
う。この結果、画像濃度の変動やトナーエンド検知精度
の低下などの問題点があった。
【0005】さらに、通常、この種の回転型現像装置で
は、現像位置にある現像器の現像剤搬送部材のみを自転
させているため、1色のみの現像しか行わないシングル
カラーモードのような場合、他の現像器は回転型現像装
置の公転による影響のみを受けることになる。その影響
は、コピー枚数が多いほど公転回数が増えるためさらに
大きくなる。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、コピーモードや回転
型現像装置の公転回数がどう変化しようと、常に安定し
た現像剤供給量を維持することによって、安定した画像
品質と高いトナーエンド検知精度を得ることができる画
像形成装置及び現像剤収納容器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の画像形成装置は、回転軸の周りに配設さ
れ該回転軸を中心に像担持体に対向した現像位置に回動
移動し現像を行う複数の現像器と、各現像器へ補給され
るトナーを収容する現像剤収納容器と、該現像剤収納容
器内のトナーを該現像器に搬送供給する螺旋状の現像剤
搬送部材とを有する回転型現像装置を備えた画像形成装
置において、該現像剤搬送部材の回転軸が現像剤収納容
器の中心から外れていることを特徴とするものである。
【0008】請求項1の画像形成装置においては、現像
剤搬送部材の回転軸が現像剤収納容器の中心から外れて
いるため、現像剤搬送部材が現像剤収納容器と同心円で
回転している場合に比べ、回転型現像装置の公転により
搬送されるトナー量が減少する。したがって、回転型現
像装置の回転方向と現像剤搬送部材の回転方向とが逆の
場合であっても、回転型現像装置の公転によって逆搬送
されるトナー量が減少し、安定した現像剤供給量を維持
することができる。
【0009】請求項2の画像形成装置は、請求項1の画
像形成装置において、該現像剤搬送部材が現像器が現像
位置にある状態において現像剤収納容器の最下部で回転
することを特徴をするものである。
【0010】請求項3の画像形成装置は、請求項2の画
像形成装置において、該現像剤搬送部材の回転軸が、該
現像器が現像位置にある状態において円筒状現像剤収納
容器の中心より下に位置することを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項2及び請求項3の画像形成装置にお
いては、現像剤収納容器内に設けられた螺旋状の現像剤
搬送部材が、現像器が現像位置にある状態において現像
剤収容部の最下部で回転している。そのため、現像器が
現像位置にないときには、現像剤搬送部材が同心円で回
転している場合に比べ、回転型現像装置の公転により搬
送されるトナー量が減少する。したがって、回転型現像
装置の回転方向と現像剤搬送部材の回転方向とが逆の場
合であっても、回転型現像装置の公転によって逆搬送さ
れるトナー量が減少し、安定した現像剤供給量を維持す
ることができる。また、現像器が現像位置にあるときに
は、最下部で回転する現像剤搬送部材によって現像器側
へトナーが最後まで確実に搬送される。
【0012】また、請求項4の現像剤収納容器は、現像
器へ補給するトナーを収容し、収容するトナーを該現像
器に搬送供給する螺旋状の現像剤搬送部材を有する現像
剤収納容器において、該現像剤搬送部材の回転軸が、現
像剤収納容器の中心から外れていることを特徴とするも
のである。
【0013】請求項4の現像剤収納容器においては、現
像剤搬送部材の回転軸が現像剤収納容器の中心から外れ
ているため、現像剤搬送部材が現像剤収納容器と同心円
で回転している場合に比べ、回転型現像装置の公転によ
り搬送されるトナー量が減少する。したがって、回転型
現像装置の回転方向と現像剤搬送部材の回転方向とが逆
の場合であっても、回転型現像装置の公転によって逆搬
送されるトナー量が減少し、安定した現像剤供給量を維
持することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
るカラー電子写真プリンタ(以下、プリンタと称する)
に適用した実施形態について説明する。図1は本実施形
態に係るプリンタの概略構成図である。潜像担持体とし
ての感光体ドラム1は、矢印A方向に回転駆動されなが
ら、一様帯電手段としての帯電チャージャ2により一様
に帯電された後、レーザ光学装置3により画像情報に基
づき走査露光されて表面に静電潜像が形成される。な
お、上記レーザ光学装置3は、レーザダイオード3a、
fθレンズ3b、ポリゴンミラー3cを備えている。こ
こで、露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエ
ロー、シアン、マゼンタ及び黒の色情報に分解した単色
の画像情報である。感光体ドラム1上に形成された静電
潜像は、回転型現像装置(以下、リボルバ現像装置と称
する)420により各々所定の現像剤としてのイエロ
ー、シアン、マゼンタ及び黒トナーで現像され、これに
より、感光体ドラム1上に各色画像が形成される。
【0015】感光体ドラム1上に形成された各色画像
は、感光体ドラム1と同期して図中矢印B方向に回転す
る中間転写ベルト5上に、イエロー、シアン、マゼンタ
及び黒の単色毎順次重ね転写される。この中間転写ベル
ト5上への転写は、感光体ドラム1と中間転写ベルト5
の接触状態において転写バイアスローラ51に所定のバ
イアス電圧を印加することで行う。中間転写ベルト5上
に重ね合わされたイエロー、シアン、マゼンタ及び黒の
画像は、両面複写兼用自動給紙カセット7あるいは手差
し給紙トレイ7aから給紙ローラ8、8a、レジストロ
ーラ9を経て転写部へ搬送された転写紙10上に2次転
写チャージャ11により一括転写される。転写終了後の
転写紙10は、定着装置12によりトナー像が定着され
フルカラープリントとして機外に排出される。
【0016】なお、中間転写ベルト5上に転写されなか
った感光体ドラム1上の残留トナーは、感光体クリーナ
13により感光体ドラム1から除去される。また、転写
紙10上に転写されなかった中間転写ベルト5上の残留
トナーは、図示しない中間転写ベルトクリーナにより中
間転写ベルト5から除去される。
【0017】次に、本実施形態に係るリボルバ現像装置
の構成について説明する。図2は、リボルバ現像装置4
20の概略図である。リボルバ現像装置420は、感光
体ドラム1に向けた開口部を有し、回転軸40の円周方
向に沿って互いにほぼ同型の4つの現像器420K、4
20Y、420M、420Cと、この4つの現像器42
0K、420Y、420M、420Cに補給用のトナー
をそれぞれ補給するための4つのトナー補給装置45
K、45Y、45M、45Cとを有している。なお、図
示の例では、黒トナーとキャリアを収容した黒現像器4
20Kが感光体ドラム1に対向する現像位置に配置さ
れ、図中反時計回りの順に、イエロートナーとキャリア
を収容したイエロー現像器420Y、マゼンタトナーと
キャリアを収容したマゼンタ現像器420M、シアント
ナーとキャリアを収容したシアン現像器420Cが配置
されている。
【0018】ここで、4つの現像器420K、420
Y、420M、420Cの内部構造は全く同様であるの
で、以下、現像位置にある黒現像器420Kを例にとっ
て内部構造を説明する。他の現像器の内部構造について
は、対応する部材の符号として、黒現像器における符号
と同じ数字にイエロー、マゼンタ、シアンの各現像器を
区別するためにY、M、Cの添え字を賦した符号を図中
に示し、説明を省略する。
【0019】上記黒現像器420Kには、現像ケーシン
グ47Kの開口部を介して一部が露出するように現像剤
担持体としての現像ローラ41Kが設けられている。ま
た、黒現像器420Kには、現像ケーシング47K内に
収容される黒トナー及びキャリアからなる2成分現像剤
(以下、現像剤と称する)を攪拌する第1、第2攪拌ス
クリュー42K、43Kと、現像ローラ41Kに担持さ
れて感光体ドラム1に対向する現像領域に搬送される現
像剤量を規制する現像ドクタ44Kとが設けられてい
る。
【0020】以上の構成のリボルバ現像装置420は、
図2中矢印C方向の回転により、各現像器を順次感光体
ドラム1に対向する現像位置に回動移動させて、該感光
体ドラム1上の静電潜像を可視像化する。
【0021】上記リボルバ現像装置420は、プリンタ
装置本体からスライドによって引き出し可能なユニット
支持体200に支持されている。このユニット支持体2
00について、図3及び図4を用いて説明する。図3
は、ユニット支持体200の斜視図である。図4はユニ
ット支持体200の正面図である。なお、図4は、リボ
ルバ現像装置の黒現像器420Kが現像位置にあるとき
のユニット支持体200の正面図である。また、イエロ
ー現像器への補給用トナーを収容するトナーカートリッ
ジ46Y以外のトナーカートリッジについては図示を省
略した。図示の例においてユニット支持体200は、感
光体ドラム1を備えた感光体ユニット300の支持体と
しても機能し、感光体ユニット300は、図3中矢印D
で示すようにユニット支持体200に搭載される。
【0022】上記ユニット支持体200は、前側板20
1と、後側板202と、左右及び中央部の上下の計4つ
のステー部材とを有している。ユニット支持体200に
おいてリボルバ現像装置420が装着される装着部の下
方には、撓ますことにより簡単に着脱できるように構成
されたトナー受け203が設けられている。このような
簡単な着脱を可能とするには、トナー受け203を例え
ばポリエチレンテレフタレート(PET)等の可撓性の
材料で構成すればよい。ユニット支持体200の両サイ
ド部は、アキュライドスライドレール204が取り付け
られており(図4参照)、これによりユニット支持体2
00に支持されているリボルバ現像装置420に着脱可
能に後述の支持機構に取り付けられている。具体的に、
リボルバ現像装置420には、図3中矢印Eで示すよう
に上記現像器420Kが搭載される。そして、このユニ
ット支持体200では、図3に示すように上記リボルバ
現像装置420を支持した状態でユニット支持体200
を装置手前側に引き出し、この状態でリボルバ現像装置
420の黒現像器420Kが露出状態となるように、現
像器の全長以上のスライド引き出しが可能な構成を採用
している。
【0023】ところで、現像器420K内の現像剤のう
ち、トナーは現像の度に消費されていく。トナー濃度の
低下が図示しないトナー濃度センサにより検知された場
合には、トナーが後述する現像剤収容部としてのトナー
カートリッジ46Kからトナー補給装置45Kにより現
像器420K内へ供給される。このことにより、トナー
濃度が所定の濃度に保たれて、画像濃度が一定に保たれ
る。
【0024】次に、リボルバ現像装置のトナー補給装置
の構成について説明する。上記リボルバ現像装置420
における4つの現像器420K、420Y、420M、
420Cに補給用のトナーをそれぞれ補給するための4
つのトナー補給装置45K、45Y、45M、45Cの
構成は、各トナー補給装置とも共通であるので、以下、
図5乃至図7を参照して、黒現像器420Kのトナー補
給装置45Kについてのみ説明する。
【0025】トナー補給装置45Kは、図5に示すよう
に、トナー補給スクリュー49Kと、現像剤供給量調整
部としてのトナーケース50Kと、トナーカートリッジ
ガイド51Kとで構成されている。リボルバ現像装置4
20が回転し、図2に示すように、現像器420Kが感
光体ドラム1に対向した現像位置に臨んで停止した状態
で、トナーカートリッジ46Kがトナーカートリッジガ
イド51K内に挿入されて正常にセットされると、トナ
ーカートリッジ46Kからトナー補給ケース50K内へ
トナーが供給される。なお、トナーカートリッジ46K
の構成及びトナーカートリッジ46Kからトナー補給ケ
ース50K内へのトナー供給方法については、後で詳述
する。
【0026】トナー補給ケース50K内に送り込まれた
トナーは、図6に示すように、トナー補給スクリュー4
9Kの回転によって、トナーカートリッジ46Kからの
トナー補給位置から、現像器へのトナー補給位置に向け
て搬送され、現像器420Kの現像ケーシング47K内
の第2攪拌スクリュー43Kの手前側の部位に少しずつ
補給される。なお、トナー補給スクリュー49Kは、専
用のトナー補給スクリュー駆動モータ(図示せず)によ
り回転される。
【0027】現像器420Kの第2攪拌スクリュー43
Kの手前側のトナー補給位置Bに補給されたトナーは、
図7に示すように、プロセスコントロールにてトナー補
給をするという信号が入ることで始動される第2攪拌ス
クリュー43Kの回転により、現像ケーシング47Kの
後部側に攪拌されながら搬送され、現像ケーシング47
K内の現像剤中に分散される。そして、現像剤中に分散
されて現像ケーシング47Kの後部側に攪拌されたトナ
ーは、この現像ケーシング47Kの後端部で第1攪拌ス
クリュー42K側に受け渡され、この第1攪拌スクリュ
ー42Kの回転により、現像ケーシング47Kの手前側
に攪拌されながら搬送されて、この現像ケーシング47
Kの前端部で再び第2攪拌スクリュー43K側に受け渡
される。この現像剤の受け渡しは、図7に示すように、
各攪拌スクリューの端部側に設けられたフィン42a、
43aの回転によって行われる。
【0028】このようにして、現像ケーシング47K内
で循環搬送される現像剤は、その搬送過程において、そ
の一部が現像ローラ41Kにより担持搬送され、現像ド
クタ44Kにより薄層化された後現像領域に搬送され、
該現像領域において感光体ドラム1上の静電潜像をトナ
ー像化する。
【0029】次に、本実施形態のプリンタにおける現像
剤収納容器としてのトナーカートリッジの構成について
説明する。トナーカートリッジ46K、46Y、46
M、46Cの構成は、各トナーカートリッジとも同一で
あるので、以下の図8乃至図10を参照して、黒現像器
420Kのトナー補給装置45Kにおけるトナーカート
リッジ46Kについてのみ説明する。
【0030】このトナーカートリッジ46Kは、図8及
び図9に示すように、補給用のトナーが収納されている
円筒状のトナーボトル70と、外側キャップ71、シー
ル部材72、及び内側キャップ73と、現像剤搬送部材
としてのアジテータ74、駆動伝達ギア75とで構成さ
れている。ここで、トナーカートリッジ46Kは、トナ
ーボトル70のトナー吐出側70aの端面が外側キャッ
プ71に装着された発砲ウレタンなどからなるシール部
材72の側面に軽く密着することにより、トナーボトル
70と外側キャップ71の嵌合部71aからトナーが溢
出することを防止するように構成されている。
【0031】更に、トナーカートリッジ46Kの外側キ
ャップ71には、トナーボトル70から供給されるトナ
ーを、図5に示したトナー補給ケース50Kのトナー受
け入れ口50aに向けて吐出するための開口部としての
トナー補給口71bが設けられている。また、この外側
キャップ71には、図10に示すように、トナー補給口
71bを開閉するためのシャッタ71cと、シャッタ7
1cを外側キャップ71の外周面の円周方向に沿ってガ
イドするためのシャッタガイドレール71dとが設けら
れている。この外側キャップ71は、図10(a)に示
すように、図5に示したトナーカートリッジガイド51
K内に正常に挿入セットされた状態で、矢印a方向に回
転されることによって、図10(b)に示すように、外
側キャップ71のシャッタ71cがシャッタガイドレー
ル71dに沿って相対移動して、そのトナー補給口71
bがトナー補給ケース50Kのトナー受け入れ口に対向
する。
【0032】このトナーカートリッジ46Kは、前述し
たように、現像器420Kが感光体ドラム1に対向した
現像位置に臨んで停止した状態で、トナーカートリッジ
ガイド51K内に挿入セットされ、トナーカートリッジ
ガイド51Kの内周部に形成されたシャッタ嵌合凹部5
1a(図5参照)に、トナーカートリッジ46Kの外側
キャップ71に設けられたシャッタ71cが嵌合され
る。この状態で、トナーカートリッジ46Kが図10
(b)示す位置まで矢印a方向に回転し、シャッタ71
cがシャッタ嵌合凹部51aに嵌合した位置に固定され
たまま、シャッタガイドレール71dがシャッタ71c
に対して相対移動して、ストッパ51b(図5参照)に
当接することにより、外側キャップ71のトナー補給口
71bが解放されてトナー補給ケース50Kのトナー受
け入れ口50aに対向する。
【0033】一方、トナーカートリッジ46Kをトナー
補給装置45Kから取り外すときは、上述のセット操作
と逆の操作を行って、外側キャップ71のトナー補給口
71bをシャッタ71cで閉鎖した後、トナーカートリ
ッジガイド51K内からトナーカートリッジ46Kを引
き出す。なお、このトナーカートリッジ46Kには、外
側キャップ71のトナー補給口71bがシャッタ71c
で完全に閉鎖された状態でしか、トナーカートリッジガ
イド51Kに対するトナーカートリッジ46Kの出し入
れを行えないようにするためのストッパ(図示せず)が
設けられている。
【0034】また、図9乃至図11に示すように、トナ
ーカートリッジ46Kのトナーボトル70の内部には、
トナーボトル70内に収納されているトナーをトナー補
給口71bに向けて搬送するために、トナーボトル70
の内径より小径の螺旋状アジテータ74が駆動伝達ギア
75によって回転可能な状態で設置されている。アジテ
ータ74及び駆動伝達ギア75の回転軸は、現像器42
0Kが現像位置にいる状態において、トナーボトル70
の円形断面の中心に対して下側に位置し、アジテータ7
4の外周がトナーボトル70の内周壁面の最下部に接す
る状態に設けられている。
【0035】図12及び図13に示すように、リボルバ
現像装置420は、プリンタ本体の後ろ側板から延設さ
れた回転軸40に軸支され、リボルバ現像装置420と
一体化されたリボルバ回転ギア100により回転駆動さ
れる。詳しくは、リボルバ回転ギア100がプリンタ本
体に設けられているステッピングモータからなるリボル
バモータ110の出力軸に固定されたリボルバモータギ
ア101にかみ合って駆動することによって、リボルバ
現像装置420全体が90°ステップで矢印C方向(図
2参照)に回転する。そして、トナーカートリッジ46
Kをトナーカートリッジガイド51K内に挿入セット
後、トナーカートリッジガイド51K内周部に形成され
たシャッタ嵌合凹部51aに、外側キャップ71に設け
られたシャッタ71cが嵌合されるときに、リボルバ回
転ギア100の上方に、リボルバ現像装置420の回転
軸40に軸支されたギア102と駆動伝達ギア75がか
み合うように配設されている。
【0036】以上のような構成のトナーカートリッジ4
6Kは、上述したように、リボルバ現像装置420が回
転軸40を中心に回転すると、回転軸40を中心に矢印
C方向に公転移動することになる。また、トナーカート
リッジ46Kは、リボルバ現像装置420の回転により
現像器46Kが感光体ベルト1に対向する現像位置に回
動移動すると、トナーカートリッジ46K内のアジテー
タ74を矢印b方向に自転させ、トナーボトル70内の
トナーをトナー補給口71b側に搬送する。
【0037】ここで、トナーカートリッジ46K内に設
けられた螺旋状アジテータ74は、上述したように、現
像器420Kが現像位置にあるときトナーボトル70の
最下部で回転するように配置されており、トナーボトル
70の内周壁面とごく一部にしか接触していない。した
がって、現像位置にないときには、アジテータがトナー
ボトルと同心円に設けられる場合に比べ、アジテータ7
4とトナーとの接触面積が減少し、リボルバ現像装置4
20の回転方向(矢印C方向)とアジテータ74の回転
方向(矢印b方向)とが逆であっても、トナーカートリ
ッジ46の公転移動により逆搬送されるトナー量が減少
する。また、現像器420Kが現像位置にあるときに
は、トナーボトル70内のトナーがアジテータ74の回
転によってトナー補給口71b側に搬送され、設定した
トナー搬送性にて最後まで確実にトナー補給口71bに
補給される。
【0038】
【発明の効果】請求項1の画像形成装置によれば、現像
剤搬送部材の回転軸が現像剤収納容器の中心から外れて
いることから、回転型現像装置の公転に伴うトナーの逆
搬送が発生しにくくなり、常に安定したトナー供給量を
確保することができる。その結果、安定した画像品質を
得ることができるという優れた効果がある。
【0039】請求項2及び請求項3の画像形成装置によ
れば、現像剤搬送部材が現像剤収納容器の最下部で回転
していることから、回転型現像装置の公転に伴うトナー
の逆搬送が発生しにくくなり、現像器が現像位置にある
ときには設定したトナー搬送性にてトナーを補給するこ
とができ、常に安定したトナー供給量を最後まで確保す
ることができる。その結果、安定した画像品質が得られ
るとともに、精度のよいトナーエンド検知を行うことが
できるという優れた効果がある。
【0040】請求項4の現像剤収納容器によれば、現像
剤搬送部材の回転軸が現像剤収納容器の中心から外れて
いることから、回転型現像装置の公転に伴うトナーの逆
搬送が発生しにくくなり、常に安定したトナー供給量を
確保することができる。その結果、回転型現像装置に装
着された場合、安定した画像品質を得ることができると
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るプリンタの構成を示す概略構成
図。
【図2】同プリンタのリボルバ現像装置の構成を示す概
略構成図。
【図3】同プリンタのユニット支持体の構成を示す概略
斜視図。
【図4】同プリンタのユニット支持体の構成を示す概略
正面図。
【図5】同リボルバ現像装置の黒現像器の構成を示す概
略構成図である。
【図6】同黒現像器のトナー補給ケース内のトナー搬送
を説明する概略構成図。
【図7】同黒現像器の現像ケーシング内のトナー搬送を
説明する概略構成図。
【図8】同リボルバ現像装置に用いられるトナーカート
リッジの構成を示す概略断面図。
【図9】同トナーカートリッジの構成を示す概略斜視
図。
【図10】(a)は、同トナーカートリッジがトナー補
給ケースに挿入セットされた状態を説明する概略断面
図。(b)は、同トナーカートリッジがトナー補給ケー
スに挿入セットされた後、トナー補給口が解放された状
態を説明する概略断面図。
【図11】同トナーカートリッジの構成を示す概略断面
図。
【図12】同リボルバ現像装置の駆動系の構成を示す概
略構成図。
【図13】同リボルバ現像装置の駆動系の構成を示す概
略断面図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 40 回転軸 45 トナー補給装置 46 トナーカートリッジ 47 現像ケーシング 49 トナー補給スクリュー 50 トナー補給ケース 51 トナーカートリッジガイド 70 トナーボトル 71 外側キャップ 71a 嵌合部 71b トナー補給口 71c シャッタ 71d シャッタガイドレール 72 シール部材 73 内側キャップ 74 アジテータ 75 駆動伝達ギア 420 リボルバ現像装置 420K 黒現像器 420Y イエロー現像器 420M マゼンダ現像器 420C シアン現像器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸の周りに配設され該回転軸を中心に
    像担持体に対向した現像位置に回動移動し現像を行う複
    数の現像器と、各現像器へ補給されるトナーを収容する
    現像剤収納容器と、該現像剤収納容器内のトナーを該現
    像器に搬送供給する螺旋状の現像剤搬送部材とを有する
    回転型現像装置を備えた画像形成装置において、 該現像剤搬送部材の回転軸は、現像剤収納容器の中心か
    ら外れていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 該現像剤搬送部材は、現像器が現像位置にある状態にお
    いて現像剤収納容器の最下部で回転することを特徴をす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、 該現像剤搬送部材の回転軸は、該現像器が現像位置にあ
    る状態において、円筒状現像剤収納容器の中心より下に
    位置することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】現像器へ補給するトナーを収容し、収容す
    るトナーを該現像器に搬送供給する螺旋状の現像剤搬送
    部材を有する現像剤収納容器において、 該現像剤搬送部材の回転軸は、現像剤収納容器の中心か
    ら外れていることを特徴とする現像剤収納容器。
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JP2013156588A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置及び現像器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013156588A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置及び現像器
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