JP2001134045A - ロータリー多色現像ユニット及び多色画像形成装置 - Google Patents
ロータリー多色現像ユニット及び多色画像形成装置Info
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- JP2001134045A JP2001134045A JP31047099A JP31047099A JP2001134045A JP 2001134045 A JP2001134045 A JP 2001134045A JP 31047099 A JP31047099 A JP 31047099A JP 31047099 A JP31047099 A JP 31047099A JP 2001134045 A JP2001134045 A JP 2001134045A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な構造でトナー漏れがなく、現像カラー
の高速切り換えを可能とし、回転負荷のバラツキがなく
安定した回転制御を行えるようにする。 【解決手段】 トナー搬送手段１を持った複数の現像器
を円筒外周に沿って配設し、選択的に現像器を現像位置
に回動させ像担持体上の潜像を現像するロータリー多色
現像ユニットにおいて、複数の現像器を円筒外周に沿っ
て配設した現像部１、２と、該現像部より外側同軸上に
配設し各現像器にトナーを補給するための複数のトナー
補給口を有する円筒状のトナー補給部３とを備え、複数
のトナー補給口に選択的に連通する複数のトナー補給路
４が円筒状のトナー補給部の外周面に沿って摺動する。
現像部は、各現像器に対応して中心部軸方向にトナーを
搬送するスパイラル部材を有し、トナー補給部３は、ス
パイラル部材の先端部でトナーを補給する。
の高速切り換えを可能とし、回転負荷のバラツキがなく
安定した回転制御を行えるようにする。 【解決手段】 トナー搬送手段１を持った複数の現像器
を円筒外周に沿って配設し、選択的に現像器を現像位置
に回動させ像担持体上の潜像を現像するロータリー多色
現像ユニットにおいて、複数の現像器を円筒外周に沿っ
て配設した現像部１、２と、該現像部より外側同軸上に
配設し各現像器にトナーを補給するための複数のトナー
補給口を有する円筒状のトナー補給部３とを備え、複数
のトナー補給口に選択的に連通する複数のトナー補給路
４が円筒状のトナー補給部の外周面に沿って摺動する。
現像部は、各現像器に対応して中心部軸方向にトナーを
搬送するスパイラル部材を有し、トナー補給部３は、ス
パイラル部材の先端部でトナーを補給する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像剤搬送手段を
持った複数の現像器を円筒外周に沿って配設し、選択的
に現像器を現像位置に回動させ像担持体上の潜像を現像
するロータリー多色現像ユニット及び多色画像形成装置
に関する。
持った複数の現像器を円筒外周に沿って配設し、選択的
に現像器を現像位置に回動させ像担持体上の潜像を現像
するロータリー多色現像ユニット及び多色画像形成装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】図７はロータリー現像方式を採用したフ
ルカラー画像形成装置の従来の構成概要を示す図であ
り、４１はロータリー多色現像ユニット、４２は感光
体、４３は中間転写媒体、４４は２次転写装置、４５は
定着装置、４６は給紙トレイ、４７は排紙トレイを示
す。電子写真式フルカラー現像方式には、複数の、一般
的にはＹ（イエロー）、Ｃ（シアン）、Ｍ（マゼン
タ）、Ｋ（ブラック）の４つの現像器の配置の違いによ
り様々なタイプが存在するが、コンパクト化、カラー切
り換え時間の高速化を両立させる方式としてロータリー
現像方式がある。
ルカラー画像形成装置の従来の構成概要を示す図であ
り、４１はロータリー多色現像ユニット、４２は感光
体、４３は中間転写媒体、４４は２次転写装置、４５は
定着装置、４６は給紙トレイ、４７は排紙トレイを示
す。電子写真式フルカラー現像方式には、複数の、一般
的にはＹ（イエロー）、Ｃ（シアン）、Ｍ（マゼン
タ）、Ｋ（ブラック）の４つの現像器の配置の違いによ
り様々なタイプが存在するが、コンパクト化、カラー切
り換え時間の高速化を両立させる方式としてロータリー
現像方式がある。
【０００３】ロータリー現像方式を採用したフルカラー
画像形成装置は、図７に従来の構成概要を示すように、
ロータリー多色現像ユニット４１には、Ｙ、Ｃ、Ｍ、Ｋ
の４つの現像器が回転可能に配設され、感光体４２の１
回転毎に選択的に１つの現像器の現像ローラが感光体４
２に当接可能になっている。そして、図示しないコンピ
ュータからの画像形成信号が入力されると、まず、感光
体４２の外周面が帯電装置によって一様に帯電された
後、露光装置によって第１色、例えばＹの画像情報に応
じた選択的な露光がなされ、イエローの静電潜像が感光
体４２の表面に形成される。このとき、ロータリー多色
現像ユニット４１は、イエロー用現像器の現像ローラが
感光体４２に当接するように回動されて接触し、イエロ
ーの静電潜像のトナー像が感光体４２上に形成される。
その後、１次転写装置には、トナーの帯電極性と逆極性
の１次転写電圧が印加され、感光体４２上に形成された
トナー像が中間転写媒体４３上に転写される。この間、
２次転写装置４４は、中間転写媒体４３から離間されて
いる。
画像形成装置は、図７に従来の構成概要を示すように、
ロータリー多色現像ユニット４１には、Ｙ、Ｃ、Ｍ、Ｋ
の４つの現像器が回転可能に配設され、感光体４２の１
回転毎に選択的に１つの現像器の現像ローラが感光体４
２に当接可能になっている。そして、図示しないコンピ
ュータからの画像形成信号が入力されると、まず、感光
体４２の外周面が帯電装置によって一様に帯電された
後、露光装置によって第１色、例えばＹの画像情報に応
じた選択的な露光がなされ、イエローの静電潜像が感光
体４２の表面に形成される。このとき、ロータリー多色
現像ユニット４１は、イエロー用現像器の現像ローラが
感光体４２に当接するように回動されて接触し、イエロ
ーの静電潜像のトナー像が感光体４２上に形成される。
その後、１次転写装置には、トナーの帯電極性と逆極性
の１次転写電圧が印加され、感光体４２上に形成された
トナー像が中間転写媒体４３上に転写される。この間、
２次転写装置４４は、中間転写媒体４３から離間されて
いる。
【０００４】上記の処理が画像形成信号の第２色目、第
３色目、第４色目に対応して繰り返して実行されること
により、各画像形成信号の内容に応じた４色のトナー像
が中間転写媒体４３上において重ね合わされて転写され
る。そして、このフルカラー画像が２次転写装置４４に
達するタイミングで、搬送通路から２次転写装置４４に
記録媒体が搬送され、２次転写装置４４が中間転写媒体
４３に押圧されるとともに２次転写電圧が印加され、中
間転写媒体４３上のフルカラートナー像が記録媒体上に
転写される。このようにして記録媒体上に転写されたフ
ルカラートナー像は、定着装置４５により加熱加圧され
て定着される。
３色目、第４色目に対応して繰り返して実行されること
により、各画像形成信号の内容に応じた４色のトナー像
が中間転写媒体４３上において重ね合わされて転写され
る。そして、このフルカラー画像が２次転写装置４４に
達するタイミングで、搬送通路から２次転写装置４４に
記録媒体が搬送され、２次転写装置４４が中間転写媒体
４３に押圧されるとともに２次転写電圧が印加され、中
間転写媒体４３上のフルカラートナー像が記録媒体上に
転写される。このようにして記録媒体上に転写されたフ
ルカラートナー像は、定着装置４５により加熱加圧され
て定着される。
【０００５】上記ロータリー現像方式には、ロータリー
多色現像ユニット内にトナータンクを持つタイプとロー
タリー多色現像ユニット外にトナータンクを持つタイプ
があるが、ユニット外にタンクを持つタイプの方がロー
タリー多色現像ユニットを小径にでき回転イナーシャを
小さくできるため、切り換え時間の高速化に有利であ
り、また、トナータンク容量としても大容量化が容易で
ある。このような外部トナータンクタイプのロータリー
現像方式を提案したものとして、例えばトナータンクと
現像器をフレキシブルオーガを内蔵した可撓性パイプで
つなぐ装置（特公平６−５４０３号公報参照）、ロータ
リー多色現像ユニット外周面にトナー補給口を持ち、補
給口開閉手段と軸方向にトナーを攪拌する手段を持つ装
置（特公平７−６９６４５号公報参照）などがある。
多色現像ユニット内にトナータンクを持つタイプとロー
タリー多色現像ユニット外にトナータンクを持つタイプ
があるが、ユニット外にタンクを持つタイプの方がロー
タリー多色現像ユニットを小径にでき回転イナーシャを
小さくできるため、切り換え時間の高速化に有利であ
り、また、トナータンク容量としても大容量化が容易で
ある。このような外部トナータンクタイプのロータリー
現像方式を提案したものとして、例えばトナータンクと
現像器をフレキシブルオーガを内蔵した可撓性パイプで
つなぐ装置（特公平６−５４０３号公報参照）、ロータ
リー多色現像ユニット外周面にトナー補給口を持ち、補
給口開閉手段と軸方向にトナーを攪拌する手段を持つ装
置（特公平７−６９６４５号公報参照）などがある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の外部ト
ナータンクタイプのロータリー現像方式の装置のうち、
前者の装置は、現像器と連結するパイプユニット部はロ
ータリーが一方向に回転し続けられるよう、往復回転運
動を行うが、パイプユニットが現像器との連結を外れ次
に連結されるまでの間の現像器開口、パイプ端のトナー
遮蔽機構は複雑なものとなり、なおかつ、完全にトナー
漏れを防ぐことは非常に困難である。
ナータンクタイプのロータリー現像方式の装置のうち、
前者の装置は、現像器と連結するパイプユニット部はロ
ータリーが一方向に回転し続けられるよう、往復回転運
動を行うが、パイプユニットが現像器との連結を外れ次
に連結されるまでの間の現像器開口、パイプ端のトナー
遮蔽機構は複雑なものとなり、なおかつ、完全にトナー
漏れを防ぐことは非常に困難である。
【０００７】また、後者の装置は、ある現像器内のトナ
ーがなくなりあるレベル以下になると、その現像器に対
してトナーのフル補充を行うものであるため、トナー補
充に際しプリントジョブの中断、もしくはジョブ間でト
ナー補給を行おうとすると、次のジョブ開始待機が発生
し、生産性の低下が甚だしい。しかも、補充時のトナー
の飛散も懸念され、また、トナー消費／補充によりロー
タリー多色現像ユニット内の重量パランスが大きく変化
する。そのため、安定したロータリー多色現像ユニット
の回転駆動制御を行うことが困難になるという問題があ
る。
ーがなくなりあるレベル以下になると、その現像器に対
してトナーのフル補充を行うものであるため、トナー補
充に際しプリントジョブの中断、もしくはジョブ間でト
ナー補給を行おうとすると、次のジョブ開始待機が発生
し、生産性の低下が甚だしい。しかも、補充時のトナー
の飛散も懸念され、また、トナー消費／補充によりロー
タリー多色現像ユニット内の重量パランスが大きく変化
する。そのため、安定したロータリー多色現像ユニット
の回転駆動制御を行うことが困難になるという問題があ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、簡易な構造でトナー漏れがなく、
現像カラーの高速切り換えを可能とし、回転負荷のバラ
ツキがなく安定した回転制御を行えるようにするもので
ある。
決するものであって、簡易な構造でトナー漏れがなく、
現像カラーの高速切り換えを可能とし、回転負荷のバラ
ツキがなく安定した回転制御を行えるようにするもので
ある。
【０００９】そのために本発明は、現像剤搬送手段を持
った複数の現像器を円筒外周に沿って配設し、選択的に
現像器を現像位置に回動させ像担持体上の潜像を現像す
るロータリー多色現像ユニットにおいて、前記複数の現
像器を円筒外周に沿って配設した現像部と、該現像部よ
り外側同軸上に配設し各現像器に現像剤を補給するため
の複数の現像剤補給口を有する円筒状の現像剤補給部と
を備え、前記複数の現像剤補給口に選択的に連通する複
数の現像剤補給路が前記円筒状の現像剤補給部の外周面
に沿って摺動するように構成したことを特徴とするもの
である。
った複数の現像器を円筒外周に沿って配設し、選択的に
現像器を現像位置に回動させ像担持体上の潜像を現像す
るロータリー多色現像ユニットにおいて、前記複数の現
像器を円筒外周に沿って配設した現像部と、該現像部よ
り外側同軸上に配設し各現像器に現像剤を補給するため
の複数の現像剤補給口を有する円筒状の現像剤補給部と
を備え、前記複数の現像剤補給口に選択的に連通する複
数の現像剤補給路が前記円筒状の現像剤補給部の外周面
に沿って摺動するように構成したことを特徴とするもの
である。
【００１０】さらに、前記現像部は、各現像器に対応し
て中心部軸方向に現像剤を搬送するスパイラル部材を有
し、前記現像剤補給部は、前記スパイラル部材の先端部
で現像剤を補給するように構成し、前記複数の現像剤補
給口は、それぞれ現像器が現像位置に回動したときに上
面位置になって前記複数の現像剤補給路に連通するよう
に配設され、前記現像剤補給口の下方に現像剤の補給レ
ベルを制限する部材を延設し、前記複数の現像剤補給口
は、異なる軸方向位置にあり、前記現像剤補給部は、前
記複数の現像剤補給口の間を隔離しトナーの混色を防止
するためのリブを有することを特徴とするものである。
て中心部軸方向に現像剤を搬送するスパイラル部材を有
し、前記現像剤補給部は、前記スパイラル部材の先端部
で現像剤を補給するように構成し、前記複数の現像剤補
給口は、それぞれ現像器が現像位置に回動したときに上
面位置になって前記複数の現像剤補給路に連通するよう
に配設され、前記現像剤補給口の下方に現像剤の補給レ
ベルを制限する部材を延設し、前記複数の現像剤補給口
は、異なる軸方向位置にあり、前記現像剤補給部は、前
記複数の現像剤補給口の間を隔離しトナーの混色を防止
するためのリブを有することを特徴とするものである。
【００１１】また、現像剤搬送手段を持った複数の現像
器を円筒外周に沿って配設し、選択的に現像器を現像位
置に回動させ像担持体上の潜像を現像するロータリー多
色現像ユニットを備えた多色画像形成装置において、前
記ロータリー多色現像ユニット及び像担持体と記録媒体
に転写する転写装置とを中間転写媒体の両側に配置する
と共に、前記ロータリー多色現像ユニット及び像担持体
は、前記中間転写媒体の回転方向が下方となる側に配置
し、前記転写装置は、前記中間転写媒体の回転方向が上
方にとなる側に配置したことを特徴とし、前記複数の現
像剤補給口は、それぞれ現像器が現像位置に回動したと
きに上面位置になって前記複数の現像剤補給路の一端に
連通するように配設され、前記複数の現像剤補給路の他
端のそれぞれに現像剤補給容器が装着されることを特徴
とするものである。
器を円筒外周に沿って配設し、選択的に現像器を現像位
置に回動させ像担持体上の潜像を現像するロータリー多
色現像ユニットを備えた多色画像形成装置において、前
記ロータリー多色現像ユニット及び像担持体と記録媒体
に転写する転写装置とを中間転写媒体の両側に配置する
と共に、前記ロータリー多色現像ユニット及び像担持体
は、前記中間転写媒体の回転方向が下方となる側に配置
し、前記転写装置は、前記中間転写媒体の回転方向が上
方にとなる側に配置したことを特徴とし、前記複数の現
像剤補給口は、それぞれ現像器が現像位置に回動したと
きに上面位置になって前記複数の現像剤補給路の一端に
連通するように配設され、前記複数の現像剤補給路の他
端のそれぞれに現像剤補給容器が装着されることを特徴
とするものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図１は本発明に係るロータリー
多色現像ユニットの１実施の形態を示す図、図２はロー
タリー多色現像ユニットの回転部の外観を示す図、図３
はロータリー多色現像ユニットのトナー補給口及び隔壁
部の拡大図である。図中、１は現像ローラ、２は規制ブ
レード、３はトナー補給部、４はトナー補給パイプ、５
はロータリー駆動ギヤ、６は現像駆動クラッチ、７は現
像駆動入力ギヤ、８は回転軸、１１はトナー補給口、１
２は隔壁リブを示す。
を参照しつつ説明する。図１は本発明に係るロータリー
多色現像ユニットの１実施の形態を示す図、図２はロー
タリー多色現像ユニットの回転部の外観を示す図、図３
はロータリー多色現像ユニットのトナー補給口及び隔壁
部の拡大図である。図中、１は現像ローラ、２は規制ブ
レード、３はトナー補給部、４はトナー補給パイプ、５
はロータリー駆動ギヤ、６は現像駆動クラッチ、７は現
像駆動入力ギヤ、８は回転軸、１１はトナー補給口、１
２は隔壁リブを示す。
【００１３】図１において、現像ローラ１は現像剤であ
るトナーを搬送する手段、規制ブレード２は、現像ロー
ラ１にトナーに圧接して薄いトナー層を形成する手段で
あり、現像部は、これら現像ローラ１、規制ブレード２
等からなるトナー色の数の現像器を円筒外周に沿って配
設している。トナー補給部３は、この現像部より外側同
軸上に円筒部を延長して配設し各現像器にトナーを補給
する、図２に示すような複数のトナー補給口１１ー１、
１１ー２、……を有し、トナー補給パイプ４は、このト
ナー補給部３の各トナー補給口１１ー１、１１ー２、…
…に選択的に連通するものであり、円筒状のトナー補給
部３の外周面に沿って摺動するように配設している。現
像部の円筒軸上で、このトナー補給部３と反対側には、
工藤部としてのロータリー駆動ギヤ５、現像駆動クラッ
チ６、現像駆動入力ギヤ７が配設されている。
るトナーを搬送する手段、規制ブレード２は、現像ロー
ラ１にトナーに圧接して薄いトナー層を形成する手段で
あり、現像部は、これら現像ローラ１、規制ブレード２
等からなるトナー色の数の現像器を円筒外周に沿って配
設している。トナー補給部３は、この現像部より外側同
軸上に円筒部を延長して配設し各現像器にトナーを補給
する、図２に示すような複数のトナー補給口１１ー１、
１１ー２、……を有し、トナー補給パイプ４は、このト
ナー補給部３の各トナー補給口１１ー１、１１ー２、…
…に選択的に連通するものであり、円筒状のトナー補給
部３の外周面に沿って摺動するように配設している。現
像部の円筒軸上で、このトナー補給部３と反対側には、
工藤部としてのロータリー駆動ギヤ５、現像駆動クラッ
チ６、現像駆動入力ギヤ７が配設されている。
【００１４】このように本発明に係るロータリー多色現
像ユニットでは、現像ローラ１の存在する現像部より外
側同軸上に円筒部を延長してトナー補給部３が設けら
れ、トナータンク（図示せず）から各トナーを補給する
トナー補給パイプ４が軸方向に配列され、トナー補給パ
イプ４の先端と現像ハウジング内にトナーを補給するト
ナー補給口１１ー１、１１ー２、……とが摺動自在に連
結される。このような構成により、Ｙ、Ｃ、Ｍ、Ｋの各
トナーの現像器に対してそれぞれ所定の回転位置、つま
り現像位置においてトナー補給パイプ４がトナー補給口
１１ー１、１１ー２、……に連通したとき、その現像器
のハウジング内にトナー補給パイプ４を介してトナーを
自動的に補給することができる。
像ユニットでは、現像ローラ１の存在する現像部より外
側同軸上に円筒部を延長してトナー補給部３が設けら
れ、トナータンク（図示せず）から各トナーを補給する
トナー補給パイプ４が軸方向に配列され、トナー補給パ
イプ４の先端と現像ハウジング内にトナーを補給するト
ナー補給口１１ー１、１１ー２、……とが摺動自在に連
結される。このような構成により、Ｙ、Ｃ、Ｍ、Ｋの各
トナーの現像器に対してそれぞれ所定の回転位置、つま
り現像位置においてトナー補給パイプ４がトナー補給口
１１ー１、１１ー２、……に連通したとき、その現像器
のハウジング内にトナー補給パイプ４を介してトナーを
自動的に補給することができる。
【００１５】トナー補給パイプ４と連通部を覆うハウジ
ングを外した回転部の外観を示したのが図２であり、そ
の拡大図を示したのが図３である。トナー補給部３で
は、これらの図に示すように円板状の隔壁リブ１２で
Ｙ、Ｃ、Ｍ、Ｋの各トナーの補給空間を軸方向に隔離し
てトナーの混色を防止し、しかも、それぞれ９０度の回
転角ずつずれた位置に各トナーのトナー補給口１１−
１、１１−２、……を設け、ハウジングの中で回動す
る。したがって、図１に示すトナー補給パイプ４の位置
から明らかなように、トナー補給パイプ４の位置に回動
してきたトナー補給口１１−１、１１−２、……のみが
選択的にトナー補給パイプ４に連通して、トナータンク
（図示せず）からトナー補給口１１−１、１１−２、…
…を通してトナーが現像器のハウジング内に補給され
る。この位置は、その現像器の現像ローラ１が感光体に
接触する現像ポジションである。つまり、現像ポジショ
ンにある現像器に対して、選択的にトナー補給パイプ４
を通してトナー補給口１１−１、１１−２、……から現
像器のハウジング内にトナーが自動補給されるように構
成されている。
ングを外した回転部の外観を示したのが図２であり、そ
の拡大図を示したのが図３である。トナー補給部３で
は、これらの図に示すように円板状の隔壁リブ１２で
Ｙ、Ｃ、Ｍ、Ｋの各トナーの補給空間を軸方向に隔離し
てトナーの混色を防止し、しかも、それぞれ９０度の回
転角ずつずれた位置に各トナーのトナー補給口１１−
１、１１−２、……を設け、ハウジングの中で回動す
る。したがって、図１に示すトナー補給パイプ４の位置
から明らかなように、トナー補給パイプ４の位置に回動
してきたトナー補給口１１−１、１１−２、……のみが
選択的にトナー補給パイプ４に連通して、トナータンク
（図示せず）からトナー補給口１１−１、１１−２、…
…を通してトナーが現像器のハウジング内に補給され
る。この位置は、その現像器の現像ローラ１が感光体に
接触する現像ポジションである。つまり、現像ポジショ
ンにある現像器に対して、選択的にトナー補給パイプ４
を通してトナー補給口１１−１、１１−２、……から現
像器のハウジング内にトナーが自動補給されるように構
成されている。
【００１６】次に、トナー補給部内及びロータリー多色
現像ユニット内について詳述する。図４はトナー補給部
内の一部断面図、図５はロータリー多色現像ユニット内
の詳細を説明するための横断面図であり、１３はトナー
搬送ガイド、１４、１５はオーガ、１６は補給ローラ、
１７はトナーレベル制限部材、１８は感光体、２１は現
像器間隔壁、２２は回転軸支持パイプを示す。
現像ユニット内について詳述する。図４はトナー補給部
内の一部断面図、図５はロータリー多色現像ユニット内
の詳細を説明するための横断面図であり、１３はトナー
搬送ガイド、１４、１５はオーガ、１６は補給ローラ、
１７はトナーレベル制限部材、１８は感光体、２１は現
像器間隔壁、２２は回転軸支持パイプを示す。
【００１７】トナー補給部３内は、図４の一部断面図及
び図５の横断面図に示すようにトナー補給口１１から内
部下方にトナーレベル制限部材１７が延設して、この下
端でトナーレベルを制限するように構成している。そし
て、各トナー補給口１１は、それぞれ現像器が現像位置
に回動したときに上面位置（１象限の位置）になってト
ナー補給パイプ４に連通するように配設されている。ま
た、現像部は、各現像器に対応して中心部軸方向にトナ
ーを搬送するスパイラル部材のオーガ１４を有し、トナ
ー補給部３は、このオーガ１４の先端部でトナーを補給
するようになっている。したがって、トナー補給口１１
から自然落下によりトナーを補給して現像器のハウジン
グ内にトナーを搬送することができ、しかも、現像器の
ハウジング内のトナーレベルの最上面は、トナー補給口
１１におけるトナーレベル制限部材１７の下端で規定す
ることができる。このことにより、現像器内に空気層を
確保でき、ロータリー回転による現像器内トナー攪拌に
よりトナー圧粉を防止することができ、さらにはレベル
を制限したトナーの自動補給が可能となるので、トナー
を強制的に現像器のハウジング内に送り込むトナー搬送
手段や現像器内のトナー残量を検出するセンサが不要に
なる。しかも、現像位置においてトナーを一定のレベル
に自動補給するので、トナーの過充填や不足をなくしト
ナー量で効率的に制御することができ、現像部を小径に
でき回転イナーシャを小さくることができる。さらに、
常に各現像器間でトナー残量の差を小さくすることがで
きるので、現像ユニットの回動時の触れを少なくし、高
速化を図ることができる。
び図５の横断面図に示すようにトナー補給口１１から内
部下方にトナーレベル制限部材１７が延設して、この下
端でトナーレベルを制限するように構成している。そし
て、各トナー補給口１１は、それぞれ現像器が現像位置
に回動したときに上面位置（１象限の位置）になってト
ナー補給パイプ４に連通するように配設されている。ま
た、現像部は、各現像器に対応して中心部軸方向にトナ
ーを搬送するスパイラル部材のオーガ１４を有し、トナ
ー補給部３は、このオーガ１４の先端部でトナーを補給
するようになっている。したがって、トナー補給口１１
から自然落下によりトナーを補給して現像器のハウジン
グ内にトナーを搬送することができ、しかも、現像器の
ハウジング内のトナーレベルの最上面は、トナー補給口
１１におけるトナーレベル制限部材１７の下端で規定す
ることができる。このことにより、現像器内に空気層を
確保でき、ロータリー回転による現像器内トナー攪拌に
よりトナー圧粉を防止することができ、さらにはレベル
を制限したトナーの自動補給が可能となるので、トナー
を強制的に現像器のハウジング内に送り込むトナー搬送
手段や現像器内のトナー残量を検出するセンサが不要に
なる。しかも、現像位置においてトナーを一定のレベル
に自動補給するので、トナーの過充填や不足をなくしト
ナー量で効率的に制御することができ、現像部を小径に
でき回転イナーシャを小さくることができる。さらに、
常に各現像器間でトナー残量の差を小さくすることがで
きるので、現像ユニットの回動時の触れを少なくし、高
速化を図ることができる。
【００１８】さらに、トナー補給部内を詳細にみると、
図４のＸ方向から見た横断面図を図５で示すように、中
心部が十の字の現像器間隔壁２１により４分割されてそ
れぞれに配設されたオーガ１４のさらにその外側にもう
１つのオーガ１５が配設されている。オーガ１４、１５
は、トナー搬送用スパイラル部材であって、そのうち中
心部のオーガ１４は、トナー補給口１１のある図示奥か
ら手前方向にトナーを搬送し、外側のオーガ１５は、逆
に手前から奥の方向にトナーを搬送している。図５に示
す状態では、第１象限の位置にありトナー搬送ガイド１
３で仕切られた現像器のハウジングに対してトナー補給
口１１からトナーが補給され、オーガ１４、１５により
トナーが現像ローラ１まで搬送される。そして、規制ブ
レード２により現像ローラ１にトナー層の薄膜を形成し
て感光体１８に静電潜像のトナー像を形成する。このと
き、トナー搬送ガイド１３は、補給ローラ１６の補給ポ
イント下流の表面に沿って規制ブレード２で掻き落とし
たトナーの戻し経路を形成するものである。補給ローラ
１６は、例えばスポンジローラ等のような表面が粗面の
ローラを用いることにより、戻し経路からの掻き落とし
トナーの戻し搬送を良好に行い、規制ブレード部でのト
ナー圧粉が完全に防止される。
図４のＸ方向から見た横断面図を図５で示すように、中
心部が十の字の現像器間隔壁２１により４分割されてそ
れぞれに配設されたオーガ１４のさらにその外側にもう
１つのオーガ１５が配設されている。オーガ１４、１５
は、トナー搬送用スパイラル部材であって、そのうち中
心部のオーガ１４は、トナー補給口１１のある図示奥か
ら手前方向にトナーを搬送し、外側のオーガ１５は、逆
に手前から奥の方向にトナーを搬送している。図５に示
す状態では、第１象限の位置にありトナー搬送ガイド１
３で仕切られた現像器のハウジングに対してトナー補給
口１１からトナーが補給され、オーガ１４、１５により
トナーが現像ローラ１まで搬送される。そして、規制ブ
レード２により現像ローラ１にトナー層の薄膜を形成し
て感光体１８に静電潜像のトナー像を形成する。このと
き、トナー搬送ガイド１３は、補給ローラ１６の補給ポ
イント下流の表面に沿って規制ブレード２で掻き落とし
たトナーの戻し経路を形成するものである。補給ローラ
１６は、例えばスポンジローラ等のような表面が粗面の
ローラを用いることにより、戻し経路からの掻き落とし
トナーの戻し搬送を良好に行い、規制ブレード部でのト
ナー圧粉が完全に防止される。
【００１９】上記のように現像ローラ１の存在するロー
タリー多色現像ユニット円筒の回転軸方向に延長された
円筒部、つまりトナー補給部外径は、中心部のオーガ１
４の先端でトナーを補給するため、現像ローラ１の存在
する現像部の外径より小さくなる。したがって、ロータ
リー多色現像ユニットの回転負荷を軽減することができ
る。
タリー多色現像ユニット円筒の回転軸方向に延長された
円筒部、つまりトナー補給部外径は、中心部のオーガ１
４の先端でトナーを補給するため、現像ローラ１の存在
する現像部の外径より小さくなる。したがって、ロータ
リー多色現像ユニットの回転負荷を軽減することができ
る。
【００２０】図６は本発明に係るロータリー多色現像ユ
ニットを備えた多色画像形成装置の実施の形態を示す図
であり、３１はロータリー多色現像ユニット、３２は感
光体、３３は中間転写媒体、３４は２次転写装置、３５
は定着装置、３６は給紙トレイ、３７は排紙トレイを示
す。本発明に係るロータリー多色現像ユニットを備えた
多色画像形成装置は、図６に示すように薄肉円筒状の導
電性基材とその表面に形成された感光層とを有する感光
体３２の外周に、その回転方向に沿って感光体３２を一
様に帯電するための帯電装置（図示せず）、感光体３２
上に静電潜像を形成するための露光装置（図示せず）、
静電潜像を現像するためのロータリー多色現像ユニット
３１、感光体３２上に形成された単色のトナー像を転写
するための中間転写媒体３３、及び１次転写装置（図示
せず）などが配設される。また、中間転写媒体３３の外
周には、中間転写媒体３３に形成された４色のフルカラ
ー像を紙等の記録媒体上に転写するための２次転写装置
３４が配設される。そして、給紙トレイ３６から記録媒
体を２次転写装置３４に搬送し、４色のフルカラー像が
転写された記録媒体を排紙トレイ３７へ搬送する経路に
トナー像を定着するための定着装置３５が配設される。
ニットを備えた多色画像形成装置の実施の形態を示す図
であり、３１はロータリー多色現像ユニット、３２は感
光体、３３は中間転写媒体、３４は２次転写装置、３５
は定着装置、３６は給紙トレイ、３７は排紙トレイを示
す。本発明に係るロータリー多色現像ユニットを備えた
多色画像形成装置は、図６に示すように薄肉円筒状の導
電性基材とその表面に形成された感光層とを有する感光
体３２の外周に、その回転方向に沿って感光体３２を一
様に帯電するための帯電装置（図示せず）、感光体３２
上に静電潜像を形成するための露光装置（図示せず）、
静電潜像を現像するためのロータリー多色現像ユニット
３１、感光体３２上に形成された単色のトナー像を転写
するための中間転写媒体３３、及び１次転写装置（図示
せず）などが配設される。また、中間転写媒体３３の外
周には、中間転写媒体３３に形成された４色のフルカラ
ー像を紙等の記録媒体上に転写するための２次転写装置
３４が配設される。そして、給紙トレイ３６から記録媒
体を２次転写装置３４に搬送し、４色のフルカラー像が
転写された記録媒体を排紙トレイ３７へ搬送する経路に
トナー像を定着するための定着装置３５が配設される。
【００２１】ロータリー多色現像ユニット３１には、
Ｙ、Ｃ、Ｍ、Ｋの４つの現像器が回転可能に配設され、
感光体３２の１回転毎に選択的に１つの現像器の現像ロ
ーラが感光体３２に当接可能になっている。そして、図
示しないコンピュータからの画像形成信号が入力される
と、感光体３２、ロータリー多色現像ユニット３１の現
像ローラ、中間転写媒体３３が回転駆動され、まず、感
光体３２の外周面が帯電装置によって一様に帯電された
後、露光装置によって第１色、例えばＹの画像情報に応
じた選択的な露光がなされ、イエローの静電潜像が感光
体３２の表面に形成される。このとき、ロータリー多色
現像ユニット３１は、イエロー用現像器の現像ローラが
感光体３２に当接するように回動されて接触する。この
ことにより、イエローの静電潜像のトナー像が感光体３
２上に形成される。その後、１次転写装置には、トナー
の帯電極性と逆極性の１次転写電圧が印加され、感光体
３２上に形成されたトナー像が中間転写媒体３３上に転
写される。この間、２次転写装置３４は、中間転写媒体
３３から離間されている。
Ｙ、Ｃ、Ｍ、Ｋの４つの現像器が回転可能に配設され、
感光体３２の１回転毎に選択的に１つの現像器の現像ロ
ーラが感光体３２に当接可能になっている。そして、図
示しないコンピュータからの画像形成信号が入力される
と、感光体３２、ロータリー多色現像ユニット３１の現
像ローラ、中間転写媒体３３が回転駆動され、まず、感
光体３２の外周面が帯電装置によって一様に帯電された
後、露光装置によって第１色、例えばＹの画像情報に応
じた選択的な露光がなされ、イエローの静電潜像が感光
体３２の表面に形成される。このとき、ロータリー多色
現像ユニット３１は、イエロー用現像器の現像ローラが
感光体３２に当接するように回動されて接触する。この
ことにより、イエローの静電潜像のトナー像が感光体３
２上に形成される。その後、１次転写装置には、トナー
の帯電極性と逆極性の１次転写電圧が印加され、感光体
３２上に形成されたトナー像が中間転写媒体３３上に転
写される。この間、２次転写装置３４は、中間転写媒体
３３から離間されている。
【００２２】上記の処理が画像形成信号の第２色目、第
３色目、第４色目に対応して繰り返して実行されること
により、各画像形成信号の内容に応じた４色のトナー像
が中間転写媒体３３上において重ね合わされて転写され
る。そして、このフルカラー画像が２次転写装置３４に
達するタイミングで、搬送通路から２次転写装置３４に
記録媒体が搬送され、２次転写装置３４が中間転写媒体
３３に押圧されるとともに２次転写電圧が印加され、中
間転写媒体３３上のフルカラートナー像が記録媒体上に
転写される。このようにして記録媒体上に転写されたフ
ルカラートナー像は、定着装置３５により加熱加圧され
て定着される。
３色目、第４色目に対応して繰り返して実行されること
により、各画像形成信号の内容に応じた４色のトナー像
が中間転写媒体３３上において重ね合わされて転写され
る。そして、このフルカラー画像が２次転写装置３４に
達するタイミングで、搬送通路から２次転写装置３４に
記録媒体が搬送され、２次転写装置３４が中間転写媒体
３３に押圧されるとともに２次転写電圧が印加され、中
間転写媒体３３上のフルカラートナー像が記録媒体上に
転写される。このようにして記録媒体上に転写されたフ
ルカラートナー像は、定着装置３５により加熱加圧され
て定着される。
【００２３】本発明に係るロータリー多色現像ユニット
を備えた多色画像形成装置では、図６に示すようにロー
タリー多色現像ユニット３１及び感光体３２と記録媒体
に転写する転写装置３４とを中間転写媒体３３の両側に
配置し、ロータリー多色現像ユニット３１及び感光体３
２は、中間転写媒体３３の回転方向が下方となる側に配
置し、転写装置３４は、中間転写媒体３３の回転方向が
上方にとなる側に配置している。そのため、下部に配置
した給紙トレイ３６から記録媒体である用紙を真っ直ぐ
上に搬送して転写装置３４で転写を行い、そのまま上部
の排紙トレイ３７に排出させることができる。このこと
により、図７に示す従来の画像形成装置と比較して明ら
かなように用紙パスの長さを大幅よ短縮することがで
き、ファーストプリント速度を上げ、ジャムの発生率の
低減、つまり用紙搬送の信頼性の向上を図ることがで
き、さらには装置全体としてのコンパクト化を実現でき
る。
を備えた多色画像形成装置では、図６に示すようにロー
タリー多色現像ユニット３１及び感光体３２と記録媒体
に転写する転写装置３４とを中間転写媒体３３の両側に
配置し、ロータリー多色現像ユニット３１及び感光体３
２は、中間転写媒体３３の回転方向が下方となる側に配
置し、転写装置３４は、中間転写媒体３３の回転方向が
上方にとなる側に配置している。そのため、下部に配置
した給紙トレイ３６から記録媒体である用紙を真っ直ぐ
上に搬送して転写装置３４で転写を行い、そのまま上部
の排紙トレイ３７に排出させることができる。このこと
により、図７に示す従来の画像形成装置と比較して明ら
かなように用紙パスの長さを大幅よ短縮することがで
き、ファーストプリント速度を上げ、ジャムの発生率の
低減、つまり用紙搬送の信頼性の向上を図ることがで
き、さらには装置全体としてのコンパクト化を実現でき
る。
【００２４】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、４色の現像器からなるフルカラーの
現像装置で説明したが、３色や２色の現像器からなる２
カラー、３カラーの現像装置にも同様に適用できること
はいうまでもない。
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、４色の現像器からなるフルカラーの
現像装置で説明したが、３色や２色の現像器からなる２
カラー、３カラーの現像装置にも同様に適用できること
はいうまでもない。
【００２５】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、トナー搬送手段を持った複数の現像器を円筒
外周に沿って配設し、選択的に現像器を現像位置に回動
させ像担持体上の潜像を現像するロータリー多色現像ユ
ニットにおいて、複数の現像器を円筒外周に沿って配設
した現像部と、該現像部より外側同軸上に配設し各現像
器にトナーを補給するための複数のトナー補給口を有す
る円筒状のトナー補給部とを備え、複数のトナー補給口
に選択的に連通する複数のトナー補給路が円筒状のトナ
ー補給部の外周面に沿って摺動するように構成したの
で、簡易な構造にもかかわらずトナー漏れがなく、現像
カラーの切り換えの高速化が可能となる。さらに、現像
器内のトナー量を常にほぼ一定に保ことができるので、
トナー一括補充タイプに見られるようなロータリー１回
転内の大きな回転負荷のバラツキをなくし、安定したロ
ータリー回転制御を実現できる。
によれば、トナー搬送手段を持った複数の現像器を円筒
外周に沿って配設し、選択的に現像器を現像位置に回動
させ像担持体上の潜像を現像するロータリー多色現像ユ
ニットにおいて、複数の現像器を円筒外周に沿って配設
した現像部と、該現像部より外側同軸上に配設し各現像
器にトナーを補給するための複数のトナー補給口を有す
る円筒状のトナー補給部とを備え、複数のトナー補給口
に選択的に連通する複数のトナー補給路が円筒状のトナ
ー補給部の外周面に沿って摺動するように構成したの
で、簡易な構造にもかかわらずトナー漏れがなく、現像
カラーの切り換えの高速化が可能となる。さらに、現像
器内のトナー量を常にほぼ一定に保ことができるので、
トナー一括補充タイプに見られるようなロータリー１回
転内の大きな回転負荷のバラツキをなくし、安定したロ
ータリー回転制御を実現できる。
【００２６】また、現像部は、各現像器に対応して中心
部軸方向にトナーを搬送するスパイラル部材を有し、ト
ナー補給部は、スパイラル部材の先端部でトナーを補給
するように構成したので、小径の延長された円筒部とト
ナー補給部のトナーシールによる回転負荷をロータリー
起動時には問題にならないレベルに低く抑えることがで
き、なおかつ、ロータリー停止時には減速時間の短縮化
を実現できる。
部軸方向にトナーを搬送するスパイラル部材を有し、ト
ナー補給部は、スパイラル部材の先端部でトナーを補給
するように構成したので、小径の延長された円筒部とト
ナー補給部のトナーシールによる回転負荷をロータリー
起動時には問題にならないレベルに低く抑えることがで
き、なおかつ、ロータリー停止時には減速時間の短縮化
を実現できる。
【００２７】さらに、複数のトナー補給口は、それぞれ
現像器が現像位置に回動したときに上面位置になって複
数のトナー補給路に連通するように配設されているの
で、使用中の現像器に対して常時トナー補給を行うこと
ができ、プリントジョブを中断してのトナー補給などが
発生せず、高い生産性を維持することができる。しか
も、トナー補給口の下方にトナーの補給レベルを制限す
る部材を延設したことにより、トナーの補給レベルを制
限してロータリー回転によるトナー攪拌を行うことによ
りトナー圧粉を防止することができ、また、複数のトナ
ー補給口が異なる軸方向位置にあることにより、トナー
の混色の恐れがなく、トナー補給部は、複数のトナー補
給口の間を隔離しトナーの混色を防止するためのリブを
有することにより、さらにトナーの混色防止を確実に行
うことができる。
現像器が現像位置に回動したときに上面位置になって複
数のトナー補給路に連通するように配設されているの
で、使用中の現像器に対して常時トナー補給を行うこと
ができ、プリントジョブを中断してのトナー補給などが
発生せず、高い生産性を維持することができる。しか
も、トナー補給口の下方にトナーの補給レベルを制限す
る部材を延設したことにより、トナーの補給レベルを制
限してロータリー回転によるトナー攪拌を行うことによ
りトナー圧粉を防止することができ、また、複数のトナ
ー補給口が異なる軸方向位置にあることにより、トナー
の混色の恐れがなく、トナー補給部は、複数のトナー補
給口の間を隔離しトナーの混色を防止するためのリブを
有することにより、さらにトナーの混色防止を確実に行
うことができる。
【００２８】また、ロータリー多色現像ユニット及び像
担持体と記録媒体に転写する転写装置とを中間転写媒体
の両側に配置すると共に、ロータリー多色現像ユニット
及び像担持体は、中間転写媒体の回転方向が下方となる
側に配置し、転写装置は、中間転写媒体の回転方向が上
方にとなる側に配置したので、用紙パス長を短くし、フ
ァーストプリント速度、用紙搬送の信頼性の向上を図
り、装置の小型化を実現できる。
担持体と記録媒体に転写する転写装置とを中間転写媒体
の両側に配置すると共に、ロータリー多色現像ユニット
及び像担持体は、中間転写媒体の回転方向が下方となる
側に配置し、転写装置は、中間転写媒体の回転方向が上
方にとなる側に配置したので、用紙パス長を短くし、フ
ァーストプリント速度、用紙搬送の信頼性の向上を図
り、装置の小型化を実現できる。
【図１】 本発明に係るロータリー多色現像ユニットの
１実施の形態を示す図である。
１実施の形態を示す図である。
【図２】 ロータリー多色現像ユニットの回転部の外観
を示す図である。
を示す図である。
【図３】 ロータリー多色現像ユニットのトナー補給口
及び隔壁部の拡大図である。
及び隔壁部の拡大図である。
【図４】 トナー補給部内の一部断面図である。
【図５】 ロータリー多色現像ユニット内の詳細を説明
するための横断面図である。
するための横断面図である。
【図６】 本発明に係るロータリー多色現像ユニットを
備えた多色画像形成装置の１実施の形態を示す図であ
る。
備えた多色画像形成装置の１実施の形態を示す図であ
る。
【図７】 ロータリー現像方式を採用したフルカラー画
像形成装置の従来の構成概要を示す図である。
像形成装置の従来の構成概要を示す図である。
１…現像ローラ、２…規制ブレード、３…トナー補給
部、４…トナー補給パイプ、５…ロータリー駆動ギヤ、
６…現像駆動クラッチ、７…現像駆動入力ギヤ、８…回
転軸、１１…トナー補給口、１２…隔壁リブ
部、４…トナー補給パイプ、５…ロータリー駆動ギヤ、
６…現像駆動クラッチ、７…現像駆動入力ギヤ、８…回
転軸、１１…トナー補給口、１２…隔壁リブ
Claims (8)
- 【請求項１】 現像剤搬送手段を持った複数の現像器を
円筒外周に沿って配設し、選択的に現像器を現像位置に
回動させ像担持体上の潜像を現像するロータリー多色現
像ユニットにおいて、前記複数の現像器を円筒外周に沿
って配設した現像部と、該現像部より外側同軸上に配設
し各現像器に現像剤を補給するための複数の現像剤補給
口を有する円筒状の現像剤補給部とを備え、前記複数の
現像剤補給口に選択的に連通する複数の現像剤補給路が
前記円筒状の現像剤補給部の外周面に沿って摺動するよ
うに構成したことを特徴とするロータリー多色現像ユニ
ット。 - 【請求項２】 前記現像部は、各現像器に対応して中心
部軸方向に現像剤を搬送するスパイラル部材を有し、前
記現像剤補給部は、前記スパイラル部材の先端部で現像
剤を補給するように構成したことを特徴とする請求項１
記載のロータリー多色現像ユニット。 - 【請求項３】 前記複数の現像剤補給口は、それぞれ現
像器が現像位置に回動したときに上面位置になって前記
複数の現像剤補給路に連通するように配設されているこ
とを特徴とする請求項１記載のロータリー多色現像ユニ
ット。 - 【請求項４】 前記現像剤補給口の下方に現像剤の補給
レベルを制限する部材を延設したことを特徴とする請求
項３記載のロータリー多色現像ユニット。 - 【請求項５】 前記複数の現像剤補給口は、異なる軸方
向位置にあることを特徴とする請求項１記載のロータリ
ー多色現像ユニット。 - 【請求項６】 前記現像剤補給部は、前記複数の現像剤
補給口の間を隔離しトナーの混色を防止するためのリブ
を有することを特徴とする請求項５記載のロータリー多
色現像ユニット。 - 【請求項７】 現像剤搬送手段を持った複数の現像器を
円筒外周に沿って配設し、選択的に現像器を現像位置に
回動させ像担持体上の潜像を現像するロータリー多色現
像ユニットを備えた多色画像形成装置において、前記ロ
ータリー多色現像ユニット及び像担持体と記録媒体に転
写する転写装置とを中間転写媒体の両側に配置すると共
に、前記ロータリー多色現像ユニットは、前記複数の現
像器を円筒外周に沿って配設した現像部と、該現像部よ
り外側同軸上に配設し各現像器に現像剤を補給するため
の複数の現像剤補給口を有する円筒状の現像剤補給部
と、該円筒状の現像剤補給部の外周面に沿って摺動し前
記複数の現像剤補給口に選択的に連通する複数の現像剤
補給路とを備え、前記ロータリー多色現像ユニット及び
像担持体は、前記中間転写媒体の回転方向が下方となる
側に配置し、前記転写装置は、前記中間転写媒体の回転
方向が上方にとなる側に配置したことを特徴とする多色
画像形成装置。 - 【請求項８】 前記複数の現像剤補給口は、それぞれ現
像器が現像位置に回動したときに上面位置になって前記
複数の現像剤補給路の一端に連通するように配設され、
前記複数の現像剤補給路の他端のそれぞれに現像剤補給
容器が装着されることを特徴とする請求項７記載の多色
画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31047099A JP2001134045A (ja) | 1999-11-01 | 1999-11-01 | ロータリー多色現像ユニット及び多色画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31047099A JP2001134045A (ja) | 1999-11-01 | 1999-11-01 | ロータリー多色現像ユニット及び多色画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001134045A true JP2001134045A (ja) | 2001-05-18 |
Family
ID=18005642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31047099A Withdrawn JP2001134045A (ja) | 1999-11-01 | 1999-11-01 | ロータリー多色現像ユニット及び多色画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001134045A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7257355B2 (en) | 2004-10-29 | 2007-08-14 | Kyocera Mita Corporation | Toner supply device |
| US7274899B2 (en) | 2004-10-29 | 2007-09-25 | Kyocera Mita Corporation | Image forming device |
| US7400841B2 (en) | 2004-10-29 | 2008-07-15 | Kyocera Mita Corporation | Color image forming device |
| US7426359B2 (en) | 2004-10-29 | 2008-09-16 | Kyocera Mita Corporation | Color image forming device having a movable toner supply member being disposable in a laser light path |
| CN100456154C (zh) * | 2004-10-29 | 2009-01-28 | 京瓷美达株式会社 | 色调剂供给装置 |
| US7555248B2 (en) | 2005-02-25 | 2009-06-30 | Kyocera Mita Corporation | Developing unit connection for toner supply device |
| CN100517113C (zh) * | 2006-03-22 | 2009-07-22 | 京瓷美达株式会社 | 图像形成装置 |
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