JP3440153B2 - 消火装置 - Google Patents

消火装置

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JP3440153B2 JP31480694A JP31480694A JP3440153B2 JP 3440153 B2 JP3440153 B2 JP 3440153B2 JP 31480694 A JP31480694 A JP 31480694A JP 31480694 A JP31480694 A JP 31480694A JP 3440153 B2 JP3440153 B2 JP 3440153B2
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消火装置に関し、特
に、屋内に設置された高圧の変電設備の設置区画の消火
に好適な消火装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、消火装置としては、二酸化炭素消
火設備等が使用されている。これらの消火設備は、消火
対象区画を周囲から密閉隔離可能な部屋の設備を対象と
しており、例えば自家発電設備の設置場所等にその用途
が限られる。通常、屋内設置型の変電設備は、多数の受
電盤や配電盤を配列して設置しており、空間的にも広く
なるためガス系の消火設備では、ガス消火剤の使用量と
共に専用の容器の収容室が必要であり、費用の負担にも
なっている。このようなことから、設備費用の節減も含
め水系消火設備での検討が考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水系消
火設備、例えば水噴霧による消火設備を屋内の変電設備
の設置場所に設けた場合、変電設備は数千ボルトから数
万ボルトという高圧を扱っており、また日常的に保守点
検や見回りが行われていることから、比較的人の出入り
があり、ケーブル火災等の発生で直ちにヘッドから水を
噴霧すると、変電設備に水がかかり、短絡により火災を
誘発し、また内部にいる人の避難を妨げる恐れがあっ
た。
【0004】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、高圧を扱っている変電設備に対する水噴霧で
あっても、短絡火災を起さず、避難が確実にできる消火
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、次のように構成する。まず本発明の消火設備
は、防護区画に開放型の水噴霧ヘッドを設置し、消火ポ
ンプ設備から水噴霧ヘッドに対する配管の途中には、一
斉開放弁が設けられる。一斉開放弁は、通常の監視状態
で一次側圧力水の制御ポートへの供給をカットして弁を
閉鎖状態とし、火災時に一次側圧力水の制御ポートへの
供給を受けて弁を開放させる。
【0006】更に消火ポンプ設備が設けられ、定常監視
状態で一斉開放弁の一次側の配管の圧力を所定値に保
ち、火災時の一斉開放弁の開放による配管の圧力低下を
検知してポンプ運転を起動し、水噴霧ヘッドに加圧消火
水を供給する。このような消火設備につき本発明は、一
斉開放弁の制御ポートに1次圧力水を供給して開放作動
させる電動弁と、電動弁を開放制御する起動押釦および
扉開放を検出する扉スイッチを備えた防護区画の外部に
設置される操作箱と、操作箱の扉開放による扉スイッチ
の検出信号により作動して水噴霧ヘッドの設置区画に音
声警報を出力する音声警報装置と、起動押釦の操作で起
動して所定の設定時間後に出力するタイマと、タイマの
出力により電動弁を開放動作させる制御を行う操作制御
部とを設けたことを特徴とする。
【0007】また操作箱には、起動したタイマを復旧さ
せると共に音声警報装置を停止させる緊急停止押釦が更
に設けられる。更に、操作箱に電動弁を組込み、この電
動弁にはテスト弁が並列に接続される。また防護区画に
設けてある火災感知器が接続される火災受信盤で、火災
感知器の発報により火災と判断したときに出力される火
災信号により、音声警報装置を作動させると共に、タイ
マを起動させる制御部を設ける。
【0008】更に、防護区画に変電設備を設置してある
場合には、操作制御部はタイマの出力により変電設備の
制御盤に対し電源遮断を指示する。
【0009】
【作用】このような本発明の消火装置によれば、火災報
知設備等により火災警報が出された場合には、防護区画
の外に設置された操作箱の扉を開くと、消火対象区画内
に設置したスピーカから自動的に、消火の開始と避難を
指示する音声警報が出され、迅速な避難を可能とする。
【0010】また消火設備の起動押釦を操作するとタイ
マが起動し、避難誘導に十分な時間、例えば20秒後に
タイムアップして一斉開放弁の開放作動による水噴霧が
行われ、中に人がいる状態で水を噴霧してしまうことを
回避できる。また、タイマ動作を途中で停止させる緊急
停止押釦を設けているため、可動押釦を誤って操作した
り、火災規模が小さく初期消火できたような場合には、
緊急停止釦を操作して不必要な水噴射を直ちに停止で
き、水噴霧による水損被害を未然に防止できる。
【0011】更に、火災受信盤からの、火災感知器の発
報により火災と判断したときに出力される火災信号によ
り、自動で音声警報装置を作動させると共にタイマを起
動させることで、監視員がいない例えば夜間や休日であ
っても、確実に水噴霧による消火を行うことができる。
更に、屋内変電設備を設置した区画にあっては、タイム
アップと同時に変電設備に対し電源遮断指示を行ってO
CB等の遮断動作を行わせることで、給電停止状態で水
噴霧が行われることとなり、水噴霧による短絡火災を誘
発したり、機器を破損することはない。
【0012】
【実施例】図1は本発明の消火装置の実施例の説明図で
ある。図1において、屋内変電設備を設けている区画に
対しては火災感知器2が設置されており、火災感知器2
は監視室に設置された火災受信盤1に感知器回線により
接続されている。また、変電設備を設置している区画に
は開放型の水噴霧ヘッド8が設置されている。水噴霧ヘ
ッド8に対しては、消火ポンプ3からの給水本管5に対
して設けた分岐管7に接続される。消火ポンプ3からの
給水本管5の途中には、一斉開放弁6が設けられる。
【0013】一斉開放弁6は制御ポートPcに対する一
次側加圧水の供給カットで弁を閉鎖状態としており、制
御ポートPcに一次側加圧水を供給すると弁が開放作動
する。一斉開放弁6の開放作動を行うため、対象区画の
外部に設置された操作箱10に電動弁11を設けてい
る。電動弁11には、一斉開放弁6の一次側が制御配管
20により接続される。電動弁11の二次側は、制御配
管21を介して一斉開放弁6の制御ポートに接続されて
いる。
【0014】また電動弁11の二次側は、オートドリッ
プ12を介して配水管などに開放されている。オートド
リップ12は、一斉開放弁6の制御ポート側の圧力が漏
洩などにより高圧になることを防ぐため、制御配管21
を介して僅かな水をオートドリップ12から逃がし、漏
水による圧力上昇で起きる誤作動を防いでいる。一斉開
放弁6の開放作動は、電動弁11を開くことで一斉開放
弁6の一次側圧力を制御配管20から制御配管21を介
して制御ポートPcに供給し、加圧することで開放作動
させる。更に、電動弁11と並列にテスト弁13を接続
している。テスト弁13は手動弁であり、操作箱10を
開いた状態でテスト弁13を手動開放することで、一斉
開放弁6の作動試験を行うことができる。この場合、一
斉開放弁6の二次側弁を閉じ、更に一斉開放弁6との間
に設けた弁31を開放することで、放水区画の水噴霧ヘ
ッド8から放射することなく、試験を行うことができ
る。
【0015】更に操作箱10には、扉スイッチ14、起
動押釦15および緊急停止押釦16が設けられている。
即ち、操作箱10は扉付きであり、扉を開いて、内部に
設けている起動押釦15や緊急停止押釦16を操作する
ことができる。火災発生時には操作箱10の扉を開くこ
とになるが、この扉の開放は扉スイッチ14で検出され
て操作箱制御盤9に検出信号が送出される。扉スイッチ
14としては、通常、リミットスイッチが使用される。
【0016】操作箱制御盤9には、音声警報装置27、
タイマ25、操作制御部26および緊急停止釦29が設
けられている。扉スイッチ14の検出信号を受けると音
声警報装置27が動作し、対象区画に設置しているスピ
ーカ28より音声警報を出力する。音声警報の内容は、
火災発生と水噴射による消火が行われること、及び区画
からの避難を促す音声メッセージとする。
【0017】起動押釦15および緊急停止押釦16は共
に、押釦操作でオンするスイッチ構造を備えている。起
動押釦15を操作すると、操作箱制御盤9に設けたタイ
マ25が起動する。タイマ25には、予め所定の時間設
定が行われている。タイマ25の設定時間は例えば変電
設備を設置した防護区画から人が避難できるに十分な時
間を考慮して定められ、例えば20秒が設定される。こ
のタイマ25に設定されている時間は、避難時間等を考
慮して適宜に設定変更できる。尚、起動押釦15の操作
で、音声警報装置27の動作およびタイマ25の起動を
行うようにしてもよい。
【0018】起動押釦15の操作で起動したタイマ25
が20秒後にタイムアップすると、このタイムアップに
よるタイマ出力により操作箱10の電動弁11を開放作
動する。電動弁11が開くと、制御配管20の管内圧力
が制御配管21を介して一斉開放弁6の制御ポートPc
に加わり、これによって一斉開放弁6の開放動作が行わ
れる。このときオートドリップ12からも僅かに水が流
れ出すが、その量は極めて少ないことから、電動弁11
の開放による一次側圧力の供給は何ら妨げられない。
【0019】電動弁11の開放に伴って一斉開放弁6の
開放作動が行われると、給水本管5の消火水が分岐管7
に供給され、水噴霧ヘッド8からの水噴霧が開始され
る。更に操作箱制御盤9に設けた操作制御部26は、タ
イマ25のタイムアップ出力に基づき、受配電制御盤2
4に対し電源遮断指示信号を出力する。この電源遮断指
示信号を受けて受配電制御盤24は、OCBなどの切断
動作で電源遮断を行う。
【0020】操作箱制御盤9の緊急停止釦29を操作す
ると、制御配管20の途中に設けた通常時は開放状態に
ある電動弁30が閉作動され、水噴霧の放射状態であれ
ば、これにより一斉開放弁6の制御ポートPcへの制御
配管からの管内圧力の供給が停止し、一斉開放弁6は弁
を閉作動して水噴霧ヘッドへの加圧水の供給が停止され
る。この緊急停止釦29の操作により、水噴霧ヘッド8
からの水噴霧の放射を遠隔的に停止することができる。
【0021】火災受信盤1は、防護区画に設けてある複
数の火災感知器2と感知器回線を介して接続され、火災
感知器2の発報信号を受けて火災と判断したときは、操
作箱制御盤9に対し火災信号を出力する。操作箱制御盤
9は、この火災受信盤1からの火災信号を受けた場合に
は、自動的に音声警報装置27を動作させると共にタイ
マ25を起動する。その後の動作は、既に説明した操作
箱10の扉スイッチ14からの検出信号および起動押釦
15の操作によるオン信号を受けたときと同様である。
【0022】これにより、監視員がいない例えば夜間や
休日であっても、確実に水噴霧による消火を行うことが
できる。また、操作箱制御盤9に、操作箱10での起動
押釦15による起動信号だけを受け付け、火災受信盤1
からの火災信号を受け付けない手動モード、または両信
号を受け付ける自動モードを設定する機能を設け、建物
の環境等に応じて適宜設定するようにしてもよい。
【0023】消火ポンプ設備は、消火ポンプ3、貯水槽
4、圧力タンク17、減圧スイッチ18およびポンプ制
御盤19で構成される。圧力タンク17には、分岐管2
3により給水本管5の管内圧力が導入され、内部の空気
を加圧している。減圧スイッチ18は、定常監視状態で
給水本管5の管内圧力が規定値以上あるときはスイッチ
オフとなっている。火災時に一斉開放弁6が開放作動さ
れて給水本管5の管内圧力が低下し規定圧力を下回る
と、減圧スイッチ18がオンし、ポンプ制御盤19に消
火ポンプ3の起動を行わせる。このほか消火ポンプ3に
対しては、空運転防止のため呼水槽32が付設されてい
る。
【0024】ポンプ制御盤19により消火ポンプ3の起
動が正常に行われて運転状態になると、操作箱制御盤9
に対し作動表示信号が出力され、操作箱制御盤9におい
て消火ポンプ3の運転状態の作動表示が行われる。図2
は図1の実施例における火災発生時の手順を示したフロ
ーチャートである。まずステップS1のように、水噴霧
ヘッド8を設置している屋内変電設備の設置区画でケー
ブル火災などの火災が発生すると、火災感知器2が発報
し、火災受信盤1で火災警報が出される。この火災警報
を受けて、監視員は火災発生区画に出向いて火災を確認
したならば、区画の外に設置している操作箱10に行
き、ステップS2のように、操作箱10の扉を消火設備
起動のために開く。
【0025】操作箱10の扉を開くと扉スイッチ14が
オンし、操作箱制御盤9の音声警報装置27が作動し
て、スピーカ28より音声警報が出され、ステップS3
の音声警報作動が行われる。続いて起動押釦15をステ
ップS4で操作すると、ステップS5で、操作箱制御盤
9のタイマ25が起動する。タイマ25には20秒の時
間設定が行われており、ステップS6で、20秒経過し
たか否かをチェックしている。このときステップS7
で、同時に緊急停止押釦16が操作されたか否かチェッ
クしており、もし緊急停止押釦16が操作された場合に
は、ステップS14で、タイマ25を復旧し、更に音声
警報装置27による音声警報を停止する。
【0026】ステップS6で、20秒が経過してタイマ
25がタイムアップすると、ステップS8で、操作箱1
0の電動弁11の開放作動を行い、同時にステップS9
の受配電制御盤24に対し電源遮断指示を行う。ステッ
プS8で電動弁11の開放作動を行うと、制御配管20
の管内圧力が制御配管21を介して一斉開放弁6の制御
ポートPcに加わり、ステップS10で、一斉開放弁6
の開放弁作動が行われる。
【0027】これによって、給水本管5の加圧水が分岐
管7から水噴霧ヘッド8に供給され、水噴霧がステップ
S11で開始される。続いてステップS12で、一斉開
放弁6の開放に伴って給水本管5の圧力が低下し、圧力
タンク17の減圧スイッチ18が作動する。この減圧ス
イッチ18の作動に基づき、ステップS13で、ポンプ
制御盤9により消火ポンプの起動が行われることにな
る。
【0028】尚、消火確認後の消火ポンプ3の停止は、
ポンプ制御盤19側で行うことになる。また上記の実施
例では、屋内変電設備を例にとった説明であったが、本
発明は、この実施例に限定されるものではなく、他の設
備例えば電算機室などであってもよく、この場合には水
噴霧の放射がされる前に音声警報によりバックアップデ
ータを持ち出して避難できるために有効な消火装置であ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、火災発生に伴って操作箱の扉を開くと自動的に消火
対象区画に対する音声警報が出され、速やかに火災発生
区画からの避難を促すことができる。また、起動釦の操
作で直ちに水噴霧を行わず、タイマ起動により一定時間
後に水噴霧を行わせることで、中に人がいる状態で水を
噴霧してしまうことを防止できる。
【0030】また、動作中のタイマを復旧させる緊急停
止押釦を設けていることで、誤操作による水噴射を直ち
に停止でき、不必要な水噴霧による水損被害を未然に防
止できる。また、火災受信盤からの、火災感知器の発報
により火災と判断したときに出力される火災信号により
自動で音声警報装置を作動させると共にタイマを起動さ
せることで、監視員がいない例えば夜間や休日であって
も、確実に水噴霧による消火を行うことができる。
【0031】更に、屋内変電設備を設置した区画にあっ
ては、タイムアップと同時に対象設備の電源遮断動作を
行わせることで、水噴霧による短絡火災の誘発や設備機
器の破損を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示した説明図
【図2】本発明の動作手順を示したフローチャート
【符号の説明】
1:火災受信盤 2:火災感知器 3:消火ポンプ 4:貯水槽 5:給水本管 6:一斉開放弁 7:分岐管 8:水噴霧ヘッド(開放型) 9:操作箱制御盤 10:操作箱 11,30:電動弁 12:オートドリップ 13:テスト弁 14:扉スイッチ 15:起動押釦 16:緊急停止押釦 17:圧力タンク 18:減圧スイッチ 19:ポンプ制御盤 20,21:制御配管 23:分岐管 24:受配電制御盤 25:タイマ 26:操作制御部 27:音声警報装置 28:スピーカ 29:緊急停止釦 32:呼水槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−213066(JP,A) 特開 平7−222824(JP,A) 特開 平4−317668(JP,A) 特開 平6−142225(JP,A) 特開 平6−223279(JP,A) 特開 平5−253314(JP,A) 特開 平3−30784(JP,A) 特開 昭56−158667(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A62C 35/64,37/36

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防護区画に設置された開放型の水噴霧ヘッ
    ドと、 前記消火ポンプ設備から前記水噴霧ヘッドに対する配管
    の途中に設けられ、定常監視状態で一次側圧力水の制御
    ポートへの供給を遮断して弁を閉鎖状態とし、火災時に
    前記一次側圧力水を制御ポートに導入して弁を開放させ
    る一斉開放弁と、 定常監視状態で前記一斉開放弁の一次側の配管の圧力を
    所定値に保ち、火災時の前記一斉開放弁の開放による配
    管内の圧力低下を検知してポンプ運転を起動し、前記水
    噴霧ヘッドに加圧消火水を供給する消火ポンプ設備と、 前記一斉開放弁の制御ポートに一次側圧力水を供給して
    開放作動させる電動弁と、 前記電動弁を開放制御する起動押釦および扉開放を検出
    する扉スイッチを備えた防護区画の外部に設置される操
    作箱と、 前記操作箱の扉開放による前記扉スイッチの検出信号に
    より作動して前記水噴霧ヘッドの設置区画に音声警報を
    出力する音声警報装置と、 前記起動押釦の操作で起動して所定の設定時間後に出力
    するタイマと、 前記タイマの出力により前記電動弁を開放動作させる制
    御を行う操作制御部と、を備えたことを特徴とする消火
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の消火装置に於いて、前記操
    作箱に、更に、起動した前記タイマを復旧させると共に
    前記音声警報装置を停止させる緊急停止押釦を設けたこ
    とを特徴とする消火装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の消火装置に於いて、前記操
    作箱に、前記電動弁を組み込み、更に、前記電動弁にテ
    スト弁を並列に接続したことを特徴とする消火装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の消火装置に於いて、防護区
    画に設けてある火災感知器が接続される火災受信盤で、
    前記火災感知器の発報により火災と判断したときに出力
    される火災信号により、前記音声警報装置を作動させる
    と共に、前記タイマを起動させる制御部を設けたことを
    特徴とする消火装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4記載の消火装置に於いて、
    防護区画に変電設備を設置してある場合には、前記操作
    制御部はタイマの出力により変電設備の制御盤に対し電
    源遮断を指示することを特徴とする消火装置。
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