JP3438952B2 - スタッカ装置 - Google Patents
スタッカ装置Info
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- JP3438952B2 JP3438952B2 JP15410894A JP15410894A JP3438952B2 JP 3438952 B2 JP3438952 B2 JP 3438952B2 JP 15410894 A JP15410894 A JP 15410894A JP 15410894 A JP15410894 A JP 15410894A JP 3438952 B2 JP3438952 B2 JP 3438952B2
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- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Description
口より排出される用紙を積重ねするスタッカ装置に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】従来、スタッカ装置は、枚葉の印刷機や
事務処理装置等に取り付けられ排出される多量の用紙を
積重ねスタックするのに用いられていた。近年は、印刷
や事務処理の高速化に伴い積重ねる用紙のスタック量も
大容量のものが各種開発されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、印刷機
や事務処理装置等の排出口から用紙や紙片等を受けとめ
てスタックする場合、処理された用紙をオペレータが順
次スタッカテーブルから取り出しの作業をしなくてはな
らず、スタッカテーブルに用紙が満杯になった場合は、
印刷機や事務処理装置等をいちいち手動で停止させなく
てはならなかった、停止させる作業自体が極めて煩雑
で、また自動的に停止させるにしても用紙量を光学的に
検出するなどかなり複雑な装置となってしまっていた。
この発明は、このような欠点を解消し簡単な構造で用紙
のスタック量を検出できるスタッカ装置を提供すること
を目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明によるスタッカ装
置は上記目的を達成するために、用紙の排出口より排出
される用紙を載置するスタッカテーブルと、このスタッ
カテーブル上の用紙を移送する移送機構と、排出口より
排出される用紙を受けて階段状に重ねられた状態で移送
される用紙を順次スタッカテーブルの後段側で起立させ
るストッパー部材と、前記用紙の移送および起立を妨げ
ないようストッパー部材の手前でスタッカテーブル上に
配置された回転自在なディスク部材と、このディスク部
材を支持する支持軸をさらにこの支持軸と少なくとも直
交方向に伸びる保持部材により保持するとともにこの保
持部材の端部を支点として回転自在に支持する回転支持
部とを有し、前記用紙が起立して所定量ストックされる
にしたがってディスク部材がスタッカテーブル上から上
部へ移動できるようにし、さらに、前記ディスク部材の
移動量によって用紙のスタック量を検出する検出部を有
してなるスタッカ装置において、前記回転支持部は、ス
タッカテーブルの用紙移送方向と少なくとも平行方向の
所望の位置に固定可能な移動固定手段を設けてなるもの
である。 【0005】 【0006】 【作用】用紙が起立してスタッカテーブル上に所定量ス
トックされるにしたがって、スタッカテーブル上に配置
されたディスク部材は、回転支持部により端部を支点に
して支持された保持部材により上部に移動するので、こ
のディスク部材の移動量によって用紙のスタック量を容
易に検出できる。 【0007】さらに、回転支持部を移動固定手段により
スタッカテーブルの用紙移送方向の所望位置に固定可能
にすることにより検出するスタック量(満杯状態)を可
変とすることができる。 【0008】 【実施例】以下この考案の実施例を示す図面に基づいて
この考案を説明する。図1は、この考案のスタッカ装置
1の要部を示す側面説明図である。また図2は、図1の
平面説明図である。このスタッカ装置1は、印刷機や事
務処理装置等の排出ローラ10、11からの用紙Pをス
タッカテーブル2に確実に載置するためにスタッカテー
ブル2にライダーディスク4を配置し、用紙Pを移送す
る移送機構を構成する移送ベルト9の移動と共に自由回
転するようになっている。 【0009】またスタッカテーブル2の後段側には、階
段状に横たえて移送され用紙Pを起立させてストックす
るストッパー部材7が設けられている。用紙の移送およ
び起立を妨げないようにストッパー部材7の手前に、ス
タッカテーブル2上で自由回転するディスク部材である
ライダーディスク4が設けられている。 【0010】このライダーディスク4は、中心を貫通す
る支持軸13によって保持されており、さらにこの支持
軸13は、この支持軸13と直交方向に伸びる保持部材
6によって保持されているとともにこの保持部材6の端
部を支点として回転支持部材14によって回転自在に支
持されている。 【0011】したがって、ライダーディスク4は、保持
部材6によって、用紙Pが起立して所定量ストックされ
るにしたがって図中→印側に回転支持部14を支点とし
て円弧を描いてスタッカテーブル2の上部に移動するよ
うになっている。ライダーディスク4の上部への移動量
は、回転支持部14が回転することにより、この回転支
持部14と一体的に回転する突起18がマイクロスイッ
チ8をONにし、用紙Pの所定量のスタック状態(満杯
状態)を検出部16が容易に検出できる。そして、この
検出部部16から印刷機や事務処理装置等の駆動制御部
12に停止信号を発すれば自動的に用紙の排出を停止で
きる。 【0012】また、回転支持部14は、保持部材固定腕
17の上部に設けられ、さらに保持部材固定腕17の下
部は、スタッカテーブル2のフレームの両側部に設けら
れた長穴20に沿った所望位置にネジ21により固定さ
れる。したがって、ライダーディスク4の待機位置を可
変に調節でき用紙Pの許容スタック量を可変とすること
ができる。 【0013】回転支持部14は、スタッカテーブル2上
に起立した固定腕17に設けたが他の実施例として図3
に示すように、スタッカテーブル2のフレームの両側部
に設けられた長穴22に摺動自在にネジ23により固定
される固定部24に設けてもよい。ライダーディスク4
の移動量の検出は、回転支持部14に一体的に回転する
突起25がマイクロスイッチ26をONにする図1と同
様の構成である。 【0014】 【発明の効果】以上説明したところで明らかなように、
この発明のスタッカ装置によれば、ディスク部材は、前
記用紙が起立して所定量ストックされると回転移動する
ので、このディスク部材の上部への移動量によって用紙
Pの許容スタック量に達した状態を容易に検出できると
ともに構造が簡単で確実に用紙のスタック量を検出で
き、用紙のスタック作業もスムースに行なえるので事務
作業の効率化にきわめて優れた効果を奏することができ
るものである。
側面説明図。【符号の説明】 1、10スタッカ装置 2スタッカテーブル 4ライダーディスク 5支持軸 6保持部材 7ストッパー部材 8マイクロスイッチ 9移送ベルト 12制御部 14回転支持部 P用紙
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 用紙の排出口より排出される用紙を載置
するスタッカテーブルと、このスタッカテーブル上の用
紙を移送する移送機構と、排出口より排出される用紙を
受けて階段状に重ねられた状態で移送される用紙を順次
スタッカテーブルの後段側で起立させるストッパー部材
と、前記用紙の移送および起立を妨げないようストッパ
ー部材の手前でスタッカテーブル上に配置された回転自
在なディスク部材と、このディスク部材を支持する支持
軸をさらにこの支持軸と少なくとも直交方向に伸びる保
持部材により保持するとともにこの保持部材の端部を支
点として回転自在に支持する回転支持部とを有し、前記
用紙が起立して所定量ストックされるにしたがってディ
スク部材がスタッカテーブル上から上部へ移動できるよ
うにし、さらに、前記ディスク部材の移動量によって用
紙のスタック量を検出する検出部を有してなるスタッカ
装置において、 前記回転支持部は、スタッカテーブルの用紙移送方向と
少なくとも平行方向の所望の位置に固定可能な移動固定
手段を有する ことを特徴とするスタッカ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15410894A JP3438952B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | スタッカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15410894A JP3438952B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | スタッカ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07323957A JPH07323957A (ja) | 1995-12-12 |
JP3438952B2 true JP3438952B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=15577106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15410894A Expired - Fee Related JP3438952B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | スタッカ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3438952B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3875363B2 (ja) * | 1997-08-06 | 2007-01-31 | 大日本印刷株式会社 | スタッカ装置 |
JP5218013B2 (ja) * | 2008-12-17 | 2013-06-26 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 用紙載置ユニット、後処理装置、及び画像形成システム |
JP6996168B2 (ja) | 2017-08-31 | 2022-01-17 | セイコーエプソン株式会社 | スタック装置及び処理装置 |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP15410894A patent/JP3438952B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07323957A (ja) | 1995-12-12 |
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