JP3437458B2 - ダブルバッグの液体充填方法とその装置およびその装置に用いるバッグの半折装置 - Google Patents

ダブルバッグの液体充填方法とその装置およびその装置に用いるバッグの半折装置

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JP3437458B2 JP25679398A JP25679398A JP3437458B2 JP 3437458 B2 JP3437458 B2 JP 3437458B2 JP 25679398 A JP25679398 A JP 25679398A JP 25679398 A JP25679398 A JP 25679398A JP 3437458 B2 JP3437458 B2 JP 3437458B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中間で仕切られた
2室を有するダブルバッグの各室に2種の液体を個別に
充填する液体充填方法およびその装置と、この装置に使
用するバッグの半折装置に関する。
【0002】
【従来の技術】異る2種の液体を1つのバッグ内に区分
けして収納することができるダブルバッグと称される袋
が近年薬品等の充填用バッグとして多く使用されるよう
になっている。
【0003】このダブルバッグ1は、図1にその一例の
平面図を示すように、軟質合成樹脂により縦長袋状に形
成され長手方向略中央位置が中仕切り部2(易剥離性シ
ール)により仕切られて上室Aと下室Bとに区分され、
各室A,Bには液体充填口3,4が未シールにより開口
されたもので各室A,Bに異る液体を充填して充填口
3,4を封止し、使用時には中仕切り部2を剥離して2
液を混合させ、下室Bの下端中央位置に挿入して溶着さ
れたポート5を通じ液を注出させるように構成されたも
のである。
【0004】上記のように構成されるダブルバッグ1の
各室A,Bに液体を充填するに際しては、一方の室にそ
の充填口から液体を定量充填したのちその充填口を封止
し、次いでダブルバッグ1を上下反転させて他方の室の
充填口から他種の液体を定量充填してその充填口を封止
することにより製品化するようになされている。なお6
は液体注出時にダブルバッグ1を懸吊するための吊持用
孔、7,7は位置決め孔、8はポート5を封止する封止
片を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の液
体充填方法では、ダブルバッグ1の上下各室A,Bに2
種の液体を個々に充填するための2つの充填機と各室の
充填口を封止する封止機との間にダブルバッグ1を上下
反転させる反転装置を個別に配設することが必要であ
り、そのためロータリー式の構造を採用せざるを得ず、
無端コンベアを使用して連続的に製品化することが困難
であるうえ、装置全体の構造が著しく複雑化すると同時
に各部の作動タイミングの調整等の操作も難しいものと
なっていた。本発明は、無端コンベア上でダブルバッグ
を搬送しつつ液体の充填から充填口の封止を行うことが
でき、生産性の向上と装置の簡素化を図ることができる
ダブルバッグの液体充填方法とその装置およびその装置
に用いるバッグの半折装置を提供することを課題として
なされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、軟質合成樹脂により縦長袋状に形成され長手
方向中間部を中仕切り部により仕切って上室と下室との
2室に区分し、各室に液体充填口を開口したダブルバッ
グを倒置姿勢で搬送し、上記ダブルバッグが液体充填位
置に到来したとき前記ダブルバッグの中仕切り部を支点
として一方の室を略直角に起立させ、その充填口から所
定の液体を充填して充填口を密封し、次いで充填済の室
を倒置して搬送し、他種の液体充填位置に到来したとき
前記中仕切り部を支点として他方の室を略直角に起立さ
せ、その充填口から他種の液体を充填して充填口を密封
するようにしたダブルバッグの液体充填方法にある。
【0007】また上記液体充填方法を実施する装置とし
て、軟質合成樹脂により縦長袋状に形成され長手方向中
間部を中仕切り部により仕切られて上室と下室とに区分
され各室に液体充填口が開口されたダブルバッグの各室
に2種の液体をそれぞれ充填して密封する充填装置であ
って、無端回動するコンベアに一端が支持されて水平面
内で移動可能とされた複数の基台と、この基台の上面に
あって前記ダブルバッグの上室および下室に対応する2
枚の板材により構成され互に隣接する端部を支点として
交互に起立自在に設けられた載置板と、これら載置板を
個々に起伏させる起立手段と、前記コンベアの回動経路
にそってその上方所定位置に順次配設され前記ダブルバ
ッグの各室が交互に起立したときその室に液体を充填す
る液体充填機と、液体充填後各室の充填口を封止する密
封手段とを具有せしめたことにある。
【0008】さらに上記装置において、載置板を交互に
起立させる起立手段は、単純なエアシリンダあるいはク
ランク機構等によって各載置板を水平姿勢から垂直姿勢
に変換させるものであってよいが、次のように構成され
る半折装置を採用することが好ましい。すなわち軟質合
成樹脂により縦長袋状に形成され長手方向中間部が中仕
切り部により仕切られて上室と下室とに区分され各室に
液体充填口が開口されたダブルバッグの各室に2種の液
体をそれぞれ充填して密封する充填装置に用いるもので
あって、無端回動するコンベアに一端が支持されて水平
面内で移動可能とされた複数の基台の各上面に前記ダブ
ルバッグの上室および下室に対応する2枚の板材により
構成され互に隣接する端部を支点として交互に起立自在
に設けられた載置板を備え、これら載置板の各両側部に
一端が連結された昇降杆の他端を基端を支点として上下
揺動可能に設けられた駆動杆の先端部に連結し、この駆
動杆を押上げ装置により上昇揺動させたときその揺動し
た側の載置板が起立姿勢に変換し、その側のダブルバッ
グの室を直立姿勢として液体の充填および充填口の封止
を行なうようにされる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す一実施
形態を参照して説明する。
【0010】図2は図1に示したダブルバッグ1(以下
バッグと略称する)への液体充填方法を実施するための
装置全体の概要を示すレイアウト図で、無端回動するコ
ンベア10の外側部に平面視矩形状を有する多数の基台
11,11…が水平方向に突出するようその一端部を固
着して配列されている。
【0011】上記基台11,11…の回動軌道の始端位
置にバッグ1の供給ステーション12が設けられ、ここ
でバッグ1のポート5の挿入側とは反対側から1袋ずつ
平坦状として後述する基台11の載置板上に供給するよ
うになされており、この位置からコンベア10の回動方
向後流側にバッグ1に所定の印刷を施すプリント域1
3、バッグ1の下室Bの端部中央にポート5を挿入する
ポート挿入域14、ポート5をバッグ1に液密に溶着す
る1次シール域15、中仕切り部2を形成するための2
次シール域16、コンベア10の折返し域17、ポート
5の開口端に封止片8をシールする封止片シール域1
8、上室Aに液体を定量充填する上室充填域19、上室
Aの充填口3をシールする上室封止域20、下室Bに液
体を定量充填する下室充填域21、下室Bの充填口4を
シールする下室封止域22、充填済のバッグ1を搬出す
るバッグ移載域23、コンベア10の折返し域24が順
に配設され、前記バッグ移載域23には製品となったバ
ッグ1を所定の箇所へ搬送する搬送系25が設けられて
いる。なお26はバッグ供給部、27はポート供給部で
ある。
【0012】図3は1つの基台11部分およびコンベア
10の一部を示すもので、この基台11の上面には前記
バッグ1の上室A側に対応する載置板28Aと下室B側
に対応する載置板28Bがそれぞれ設けられ、これら載
置板28A,28Bは互いに隣接する端部側が基台11
側に共通の軸29により水平姿勢から垂直姿勢に至る範
囲で起立自在に枢着されている。
【0013】前記載置板28A,28Bにはバッグ1の
位置決め孔7,7…が嵌入し得る位置決めピン30,3
0…が上向きに突設されている。実際には前記各載置板
28A,28Bの下面にそれぞれ軸31,31を中心と
して水平面内で旋回自在に設けられたレバー32,32
の先端に前記ピン30,30が突設されており、このピ
ン30,30が載置板28A,28Bに形成された切欠
部33,33(または長孔)に位置するようレバー3
2,32の反対端がバネ34により牽引されている。図
3中35は位置決めピン30,30の位置を定めるアジ
ャスタ、36,36は載置板28A,28bの水平位置
を定めるため基台11の上面に高さ調節自在に設けられ
た受台を示す。
【0014】コンベア10はラック・ピニオン方式によ
るもので、前記基台11の短辺側の横幅に相当する長さ
のラック杆40が1単位とされ、これらラック杆40,
40…を軸41により水平面内で屈曲自在に連結されて
構成され、ラック杆40の背面に基台11の取付部4
2,42が取付軸43,43により固着されており、こ
のラック杆40,40…は上下のガイド44,45のガ
イド溝にそって移動が案内されるようになっている。こ
のコンベア10の回動軌道の適所に駆動用ピニオン(図
示せず)が噛合され、コンベア10を無端回動させるよ
うになっている。
【0015】前記基台11の下部には前記載置板28
A,28Bを水平姿勢から垂直姿勢に起立させるための
起立手段50が設けられている。
【0016】この起立手段50は、図3、図4に示すよ
うに前記載置板28A,28bを枢支する前述の軸29
の直下位置の基台11に垂設されている軸受部46,4
6間に装架された軸47と、この軸47の両端部に基部
が枢支された駆動杆48,48と、この駆動杆48,4
8の先端に下端が枢支され上端が基台11の孔49,4
9を貫通して載置板28A,28Bの前記軸29から若
干離間した位置に枢支された昇降杆51,51と、前記
駆動杆48,48の中間部間を連結している横杆52,
52と、基台11の下面の軸受部53に一端が軸54に
より枢支された係止用カム55,55とが基台11側に
設けられた部材であり、前記上室充填域19および下室
充填域21に対応する位置の固定ベース側には、図5〜
図9に示すように前記駆動杆48,48を上下揺動させ
る押上げ装置56が設けられてこれらにより載置板起立
手段を構成している。
【0017】なお上記押上げ装置56は、上室充填域1
9では上室A側の載置板28Aの停止位置における下方
位置に設けられ、下室充填域21では下室B側の載置板
28Bの停止位置における下方位置に設けられる。
【0018】前記係止用カム55,55は、その一方側
のみついて説明すると、前記横杆52が上方へ移動する
ときその横杆52が摺接して回転作用を受ける傾斜面5
5aと、この傾斜面55aの上端位置にあって該傾斜面
55aを通過した横杆52が係合する凹部55bと、こ
の凹部55bとは反対側にあってこの凹部55bを横杆
52から外すための突部(ローラ)55cとを有してい
る。
【0019】前記押上げ装置56は、エアシリンダ57
のピストンロッド57aの先端に固設されたヘッド58
を有し、このヘッド58にはピストンロッド57aの伸
長作動時に前記横杆52の下面に当ってこれを押上げる
横杆押上げ部59と、横杆52を押上げきって載置板
(図5〜図8では下室B側の載置板28Bを示す)を起
立させたとき前記横杆押上げ部59との間に横杆52を
ホールドして起立状態を維持するフック60を有し前記
ヘッド58に軸61により枢支されバネ62によりフッ
ク60が横杆52方向へ付勢された保持レバー63と、
充填後載置板28Bをゆっくり倒伏させるため前記ヘッ
ド58に軸64により昇降自在に支持されるとともにバ
ネ65により上方へ付勢され上端に前記係止用カム55
の突部55cを押し上げて横杆52を凹部55bから外
す押上げレバー66とを備え、この押上げレバー66の
軸64の下端は固定ベース側に配設されたカムレール6
7により所定の時期に押上げられるようになっている。
【0020】なお図3、図4において68,68…は基
台11が固定側のベース板69に接地して周回する際の
円滑性を保つため前記取付部42,42および軸受部4
6,46の下端に軸着されたローラである。
【0021】図2におけるポート挿入域14は、特開平
5−111968号公報に記載の袋の拡開装置が用いら
れている。その概要を説明すると、図10に示すように
前記載置板28A,28B上に置かれているバッグ1の
下室Bの幅方向中央位置の上下に相対向するように二股
爪70,70が互いに離接する方向に移動自在に設けら
れている。
【0022】この二股爪70,70は先端に爪部71,
71を有し中間部が軸72,72で図示しないフレーム
側に枢支されて爪部71,71が開閉自在とされた一対
の杆部材73,73で構成され、上下の二股爪70,7
0の爪部71,71は互いに交錯するように位置がずれ
ており、バッグ1を構成しているフィルムを爪部71,
71でつまみ合うことにより上下のフィルムを剥して開
くようになされている。このつまみ作用は、前記杆部材
73,73の爪部71,71とは反対端間にくさび部材
(図示せず)を進入させることにより爪部71,71が
閉じるようにされる。
【0023】したがって図11に示すように上記二股爪
70,70によりバッグ1を開いたのちポート5を支持
する支持台74を矢印方向へ移動させてポート5を挿入
し、1次シール域15において図示しない溶着手段によ
りフィルムとポート5とを溶着する。なお75は袋押え
部材で、バッグ1の拡開時に下降してバッグ1を押える
ためのものである。
【0024】その他上室充填域19、下室充填域21に
は各液を定量充填する通常の充填機が設置され、上室封
止域20、下室封止域22には充填後の各充填口3,4
をシールする通常のシール装置が設置される。
【0025】次に上記実施形態の作用を説明する。
【0026】バッグの供給ステーション12においてバ
ッグ1のポート5を挿入する側とは反対側から基台11
の載置板28A,28B上へ送入し、その位置決め孔
7,7…が位置決めピン30,30…に嵌るようにして
位置決め載置される。
【0027】こうして1枚のバッグ1が載置されるとコ
ンベア10が間欠回動し、そのバッグ1がプリント域1
3に至ると所定のプリントが行われ、次いでポート挿入
域14でポート5が挿入され、1次シール域15でポー
ト5が溶着される。
【0028】次いで2次シール域16で他の各部がシー
ルされ、ダブルバッグ1の形態が完成される。
【0029】続いて封止片シール域18でポート5の開
口端に封止片8が貼着されて封止され、上室充填域19
へ至る。
【0030】上室充填域19へ至ると、上室A側の押上
げ装置56が上昇し、その横杆押上げ部59が載置板2
8A側の横杆52を押上げ、横杆52が係止用カム55
の傾斜面55aに当ってこれを押しのけながら上昇す
る。
【0031】横杆52が傾斜面55aを過ぎて凹部55
bに至ると係止用カム55は軸54を中心に自重で戻
り、その凹部55bが横杆52の下面に係合して横杆5
2が係止される。
【0032】この状態に至る間に、横杆52の押上げに
より上方へ揺動する駆動杆48の先端の昇降杆51が上
昇して載置板28Aを軸29を支点として上方へ回動さ
せ、横杆52が係止用カム55の凹部55bに係合した
とき載置板28Aは垂直姿勢に変換し、その上のバッグ
1の上室A側が中仕切り部2を中心に半折状態になる。
【0033】これにより上室Aの充填口3は上を向いた
姿勢となり、次位の停止位置でその充填口3を通じ充填
機により液が定量充填され、充填後上室シール域20で
充填口3がシールされ、その後押上げ装置56の押上げ
レバー66がカムレール67により押上げられてその上
端が係止用カム55の突部55cに当り、これを押すこ
とにより係止用カム55の凹部55bが下方に下がるよ
う係止用カム55が回動するのでそれにつれて横杆52
も共に下降し、その間、ゆっくりと駆動杆48が下方へ
揺動して載置板28Aが水平姿勢に戻される。
【0034】次いで下室充填域21へ至り、ここで下室
B側の載置板28Bがその側の押上げ装置56の上昇に
より前記載置板28Aの場合と同様に起立され、下室B
の充填口4から下室B用の液体が定量充填され、下室封
止域22でその充填口4が封止されてのち水平姿勢に戻
され、バッグ移載域23において搬送系25へ受渡さ
れ、商品として所定の場所へ搬送される。
【0035】上記作用において、コンベア10をラック
コンベアで構成してあることにより精密な搬送が可能で
あり、正確な充填および封止ができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ダ
ブルバッグの中仕切り部を支点位置として一方側を他方
側に対し交互に起立させてその各室の充填口から液体を
それぞれ充填して封止するようにしたので、従来のよう
にダブルバッグを上下反転させるような複雑な機構を用
いる必要がなく、そのためラインが平面的で簡素に構成
することができ、少ない設備費によりコンパクトなライ
ンとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が対象とするダブルバッグの一例を示す
平面図。
【図2】本発明の一実施形態を示すライン構成図。
【図3】本発明におけるダブルバッグを載置する載置板
の1組を示す部分斜視図。
【図4】半折装置の一例を示す斜視図。
【図5】同、作用を示し、半折前段階の状態図。
【図6】同、半折完了時の状態図。
【図7】同、復帰初期の状態図。
【図8】同、復帰後の状態図。
【図9】押上げ装置の斜視図。
【図10】ポート挿入時のバッグ開口手段の一例を示す
正面図。
【図11】同、ポート挿入工程の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1 ダブルバッグ A 上室 B 下室 2 中仕切り部 3,4 液体充填口 5 ポート 6 吊持用孔 7 位置決め孔 8 封止片 10 コンベア 11 基台 12 バッグ供給ステーション 13 プリント域 14 ポート挿入域 15 1次シール域 16 2次シール域 17,24 折返し域 18 封止片シール域 19 上室充填域 20 上室封止域 21 下室充填域 22 下室封止域 23 バッグ移載域 28A,28B 載置板 30 位置決めピン 40 ラック杆 44,45 ガイド 48 駆動杆 50 起立手段 51 昇降杆 52 横杆 55 係止用カム 56 押上げ装置 57 エアシリンダ 58 ヘッド 59 押上げ部 63 保持レバー 66 押上げレバー 67 カムレール 70 二股爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−327498(JP,A) 特開 平7−299117(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 3/04 B65B 43/54 B65D 30/22 B65B 81/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟質合成樹脂により縦長袋状に形成され長
    手方向中間部を中仕切り部により仕切って上室と下室と
    の2室に区分し、各室に液体充填口を開口したダブルバ
    ッグを倒置姿勢で搬送し、上記ダブルバッグが液体充填
    位置に到来したとき前記ダブルバッグの中仕切り部を支
    点として一方の室を略直角に起立させ、その充填口から
    所定の液体を充填して充填口を密封し、次いで充填済の
    室を倒置して搬送し、他種の液体充填位置に到来したと
    き前記中仕切り部を支点として他方の室を略直角に起立
    させ、その充填口から他種の液体を充填して充填口を密
    封することを特徴とするダブルバッグの液体充填方法。
  2. 【請求項2】軟質合成樹脂により縦長袋状に形成され長
    手方向中間部を中仕切り部により仕切られて上室と下室
    とに区分され各室に液体充填口が開口されたダブルバッ
    グの各室に2種の液体をそれぞれ充填して密封する充填
    装置であって、無端回動するコンベアに一端が支持され
    て水平面内で移動可能とされた複数の基台と、この基台
    の上面にあって前記ダブルバッグの上室および下室に対
    応する2枚の板材により構成され互に隣接する端部を支
    点として交互に起立自在に設けられた載置板と、これら
    載置板を個々に起伏させる起立手段と、前記コンベアの
    回動経路にそってその上方所定位置に順次配設され前記
    ダブルバッグの各室が交互に起立したときその室に液体
    を充填する液体充填機と、液体充填後各室の充填口を封
    止する密封手段とを具有することを特徴とするダブルバ
    ッグの液体充填装置。
  3. 【請求項3】軟質合成樹脂により縦長袋状に形成され長
    手方向中間部が中仕切り部により仕切られて上室と下室
    とに区分され各室に液体充填口が開口されたダブルバッ
    グの各室に2種の液体をそれぞれ充填して密封する充填
    装置に用いるものであって、無端回動するコンベアに一
    端が支持されて水平面内で移動可能とされた複数の基台
    の各上面に前記ダブルバッグの上室および下室に対応す
    る2枚の板材により構成され互に隣接する端部を支点と
    して交互に起立自在に設けられた載置板を備え、これら
    載置板の各両側部に一端が連結された昇降杆の他端を基
    端を支点として上下揺動可能に設けられた駆動杆の先端
    部に連結し、この駆動杆を押上げ装置により上昇揺動さ
    せたときその揺動した側の載置板が起立姿勢に変換し、
    その側のダブルバッグの室を直立姿勢として液体の充填
    および充填口の封止を行なうようにしたことを特徴とす
    るダブルバッグの液体充填装置に用いるバッグの半折装
    置。
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