JP2000281004A - パウチ充填包装装置およびその方法 - Google Patents

パウチ充填包装装置およびその方法

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JP2000281004A JP11090406A JP9040699A JP2000281004A JP 2000281004 A JP2000281004 A JP 2000281004A JP 11090406 A JP11090406 A JP 11090406A JP 9040699 A JP9040699 A JP 9040699A JP 2000281004 A JP2000281004 A JP 2000281004A
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信博 杉本
Hideaki Muraoka
英明 村岡
Shigeyoshi Yamada
重良 山田
Masayuki Ichien
昌幸 一圓
Hideki Kasai
秀樹 笠井
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Seiko Corp
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    • B65B43/52—Feeding or positioning bags, boxes, or cartons in the distended, opened, or set-up state; Feeding preformed rigid containers, e.g. tins, capsules, glass tubes, glasses, to the packaging position; Locating containers or receptacles at the filling position; Supporting containers or receptacles during the filling operation using roller-ways or endless conveyors
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】保形性がよくないパウチの開口部を確実に開い
て、円滑で効率よく流体を充填することができるパウチ
充填包装装置およびその方法を提供する。 【解決手段】パウチ７を保持するホルダー８を多数載置
した無端状の循環移送手段１と、この循環移送手段１に
おけるホルダー８の移送軌道上に、パウチ供給手段２と
パウチ挿入手段３と流体充填手段４とパウチシール手段
５とパウチ取出手段６とを順次並設し、循環移送手段１
の移動タイミングと、パウチ供給手段２とパウチ挿入手
段３と流体充填手段４とパウチシール手段５とパウチ取
出手段６との移動タイミングとを同期させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、保形性がよくないパウ
チの開口部を確実に開いて、円滑で効率よく流体を充填
することができるパウチ充填包装装置およびその方法に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、保形性や自立性がよくないパウチ
に液体等を充填・包装するときは、充填ノズルがパウチ
内へ確実に挿入できるように口を大きく開いておく必要
があるもので、あらかじめ他の工程においてパウチを膨
らめておき、袋支持具へ落とし込んで、パウチの両耳と
胴部を抱持していた。
【０００３】そして、この袋支持具に入ったパウチは、
次の充填工程に移送され、この液体充填が終了した後、
また、他のシール工程に移されて所定に密封されていた
もので、それぞれの工程における処理は、一旦、袋支持
具に入ったパウチを停止させた状態で行うため、作業が
間欠的になって処理能力を著しく低下させ、高速による
充填包装が行えない問題点を有するものであった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題点を解決するためになされたもので、パウチを保持す
るホルダーを多数載置した無端状の循環移送手段と、こ
の循環移送手段におけるホルダーの移送軌道上に、パウ
チ供給手段とパウチ挿入手段と流体充填手段とパウチシ
ール手段とパウチ取出手段とを順次並設し、前記循環移
送手段の移動タイミングと、前記パウチ供給手段とパウ
チ挿入手段と流体充填手段とパウチシール手段とパウチ
取出手段との移動タイミングとを同期させることによ
り、保形性がよくないパウチの開口部を確実に開いて、
円滑で効率よく流体を充填することができるパウチ充填
包装装置およびその方法を提供することを目的としてい
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、パウチを保持するホルダーを多
数載置した無端状の循環移送手段と、この循環移送手段
におけるホルダーの移送軌道上に、パウチ供給手段とパ
ウチ挿入手段と流体充填手段とパウチシール手段とパウ
チ取出手段とを順次並設し、前記循環移送手段の移動タ
イミングと、前記パウチ供給手段とパウチ挿入手段と流
体充填手段とパウチシール手段とパウチ取出手段との移
動タイミングとを同期させたパウチ充填包装装置の構成
にある。
【０００６】パウチ供給手段は、上部に開口部を向けて
折り畳んだ状態でパウチを多数枚ストックしたパウチの
蓄溜体と、この蓄溜体からこのうちの一枚のパウチを取
り出す吸着手段と、前記パウチの開口部を開く開口手段
とを備えさせる。
【０００７】循環移送手段に載置したホルダーは、基体
へ、パウチの横幅方向へ開閉自在に立設させた一対の保
持体と、この一対の保持体を開閉させる操作手段とを備
えさせる。
【０００８】そして、パウチを保持するホルダーを多数
載置した無端状の循環移送手段と、この循環移送手段に
おけるホルダーの移送軌道上に、パウチ供給手段とパウ
チ挿入手段と流体充填手段とパウチシール手段とパウチ
取出手段とを順次並設したパウチ充填包装装置にあっ
て、前記循環移送手段の移動タイミングと、前記パウチ
挿入手段と流体充填手段とパウチシール手段とパウチ取
出手段との移動タイミングとを同期させた状態におい
て、前記パウチ挿入手段において、前記パウチを折り畳
んだ状態で多数枚がストックされたその一つのパウチを
取出手段により取り出して、前記循環移送手段上のホル
ダーにおける一対の保持体が前記パウチの横幅より開放
した状態で、前記パウチを該ホルダー上に対応させ、該
パウチの前後方向の両側部をつかんでその開口部を開
き、該開口部の上方から挿入手段により前記ホルダーへ
押し込んだ後、該ホルダーの一対の保持体の閉塞により
前記パウチを把持して、流体充填手段により該パウチ内
へ流体を充填し、前記開口部のシールを行った後、前記
ホルダーから取り出したパウチ充填包装方法にある。
【０００９】
【実施例】次に、本発明に関するパウチ充填包装装置お
よびその方法の一実施例を図面に基づいて説明する。図
１および図３においてＡは、本発明の一実施例のパウチ
充填包装方法を採用したパウチ充填包装装置で、循環移
送手段１と、パウチ供給手段２と、パウチ挿入手段３
と、流体充填手段４と、パウチシール手段５と、パウチ
取出手段６とにより基本的に構成される。
【００１０】そして、前記した循環移送手段１は、図２
（ａ）に示すように、無端状に張設したコンベア等を用
いて、その上部にパウチ７を保持するホルダー８を多数
載置して所定速度で走行している。
【００１１】なお、パウチ７は、可撓性を有する軟らか
い素材により成形されていて、図４に示すように、下部
に拡がったとき自立できる底７ａを有し、上部に後記す
る流体充填手段４の充填ノズルが容易に挿入し得る開口
部７ｂを有する三方袋状に形成してある。
【００１２】また、ホルダー８は、パウチ７を希望する
姿勢を維持させて加工処理の移動中にあって傾倒しない
ように保持するもので、図５および図６に示すように、
基体９と、この基体９へ相対的に進退自在に取り付け
て、その進退方向の内側面に薬研台状に形成したパウチ
７への当接面を有する一対の保持体１０，１０と、この
一対の保持体１０，１０へ連係してパウチ７の把持方向
へ付勢させるスプリング等の付勢手段１１と、一対の保
持体１０，１０へそれぞれ連係させて、付勢手段１１の
付勢力に抗して該一対の保持体１０，１０を相対的に連
動作動させる操作手段１２とからなる。
【００１３】一対の保持体１０，１０は、パウチ７の両
耳部７ｃを挿入させる容入部１３，１３を有していて、
その薬研台部をパウチ７の胴部へ当接させる。また、一
対の保持体１０，１０の閉塞時の間隔は、これら一対の
保持体１０，１０間に介在させる複数サイズからなる間
隔調整部材４１により任意に得られる（図５参照）もの
で、パウチ７の形状や種類に応じて適宜選定し、抜き差
し自在に設ける。
【００１４】操作手段１２は、一対の保持体１０，１０
を開閉させる作動を行うもので、この一対の保持体１
０，１０の下部に設けた軸１４，１４に係合させて、先
端部１２ａが循環移送手段１において設けた当接子４０
（図３参照）が係合しているとき、図１に示すように、
ｅからｆの区間を開放し、該先端部１２ａが当接子４０
から外れたとき、図１に示すように、ｆからｅの区間を
閉じる。
【００１５】前記したパウチ供給手段２は、図３に示す
ように、上部に開口部７ｂを向けた縦向きで折り畳んだ
状態のパウチ７を多数枚ストックした、該パウチ７ｎ群
の蓄溜体１５と、この蓄溜体１５からこのうちの一枚の
パウチ７を取り出す進退自在の吸着手段１６と、該パウ
チ７の開口部７ｂを開く進退自在の開口手段１７とから
なる。このパウチ供給手段２における吸着手段１６と開
口手段１７とは、循環移送手段１におけるホルダー８の
移送軌道上の一部が略同一となる回転体１８に設けられ
ていて、循環移送手段１と同タイミングの速度で移動さ
れる。
【００１６】前記したパウチ挿入手段３は、吸着手段１
６および開口手段１７により支承されているパウチ７
を、循環移送手段１上のホルダー８へ受け渡すもので、
回転体１８へ進退自在に取り付けられた挿入杆１９が、
パウチ７の開口部７ｂ内へ入り込み、更に、該挿入杆１
９を押し入れることで、このパウチ挿入手段３と同調状
態で走行する循環移送手段１のホルダー８へパウチ７が
押し込まれる。
【００１７】前記した流体充填手段４は、ホルダー８へ
押し込まれたパウチ７内へ流体を充填するもので、回転
体２０へ取り付けられた充填ノズル２１をパウチ７の開
口部７ｂに対応させるものであって、この流体充填手段
４は、循環移送手段１の走行と同タイミングの速度で移
動される。
【００１８】前記したパウチシール手段５は、流体が充
填されたパウチ７の開口部７ｂを封緘するもので、回転
体２２に取り付けられたパウチ７の口元押え部材２３を
備えた慣用のヒートシーラ２４を用いるものであって、
このパウチシール手段５は、循環移送手段１の走行と同
タイミングの速度で移動される。
【００１９】前記したパウチ取出手段６は、充填包装さ
れたパウチ７を循環移送手段１から取り出すもので、回
転体２５に取り付けられたパウチ７の把持部材２６によ
り該パウチ７を掴んで、コンベア等の搬出手段２７へ送
り出すものであって、パウチシール手段５によって封緘
された箇所を押圧することでシール部の成形と冷却とが
行われるものであり、このパウチ取出手段６は、循環移
送手段１の走行と同タイミングの速度で移動される。
【００２０】したがって、前記のように構成される本発
明実施例のパウチ充填包装装置Ａおよびその方法は、以
下に述べる作用を奏するもので、図３に示す作動概要図
に沿って説明する。循環移送手段１には、その上部に多
数のホルダー８が所定間隔で載置されていて、かつ、所
定速度で一方向へ連続に循環走行している。まず、パウ
チ供給手段２において、蓄溜体１５のパウチ群７ｎから
その最前列の一枚のパウチ７を吸着手段１６により受け
取るもので、循環移送手段１と同調して移動する。
【００２１】このパウチ７に対して、その両側面に対応
させた開口手段１７，１７（一側面は吸着手段１６が兼
用使用できる。）により開口部７ｂを広げる。
【００２２】この状態で、循環移送手段１上のホルダー
８へ該パウチ７を挿入するもので、循環移送手段１と同
調して移動するパウチ挿入手段３の挿入杆１９がパウチ
７の開口部７ｂ内に挿入し、ホルダー８内に押し込まれ
る。なお、このホルダー８における一対の保持体１０，
１０は、図２（ａ）に示すように、ｅからｆのセクショ
ンにおいては、操作手段１２の先端部１２ａが当接子４
０に係合することで、パウチ７の横幅より開放した状態
に保持される。これにより、パウチ７は、容易に該一対
の保持体１０，１０の内側に納まると共に、パウチ７の
両耳部７ｃは容入部１３，１３に対応する。
【００２３】そして、ホルダー８の先端部１２ａが当接
子４０から外れると（ｅの位置から）、一対の保持体１
０，１０は付勢手段１１によって閉塞され、該ホルダー
８によりこのパウチ７を容易に傾倒しない程度に把持す
る。
【００２４】次に、中継部材２８を介してパウチ挿入手
段３から流体充填手段４へ移動するもので、循環移送手
段１と同調移動する該流体充填手段４の充填ノズル２１
により、パウチ７内へ適量の流体が回転体２０の回転移
動中に充填される。
【００２５】充填が終了すれば、中継部材２９を介して
流体充填手段４からパウチシール手段５へ移動するもの
で、循環移送手段１と同調移動する該パウチシール手段
５のヒートシーラー２４により、口元押え部材２３によ
りパウチ口元にしわ等が生じないように保持した状態
で、パウチ７の開口部７ｂがシール（封緘）される。
【００２６】そして、パウチ取出手段６へ移送されたホ
ルダー８に納まった製品のパウチ７は、そのシール部を
把持部材２６により成形と冷却が施されつつ、回転体２
５の回転移動によって当接子４０（ｅからｆのセクショ
ン）に達し、操作手段１２が付勢手段１１の付勢力によ
って作動し、ホルダー８の一対の保持体１０，１０が開
放する。そのため、パウチ７の取出準備ができるもの
で、把持部材２６の上昇によりホルダー８から抜けて、
回転体２５の回転移動に伴って搬出手段２７へと移し替
えられ、全工程が終了する。
【００２７】このように、循環移送手段１上の循環走行
するそれぞれのホルダー８には、パウチ供給手段２から
のパウチ７が連続して供給され、このパウチ７に対し
て、前記したように循環移送手段１の走行と共にそれぞ
れの処理が順次施される。
【発明の効果】前述のように構成される本発明は、保形
性がよくないパウチの開口部を確実に開いて、円滑で効
率よく流体を充填することができるもので、しかも、そ
れぞれの工程における処理は、循環移送手段の走行と共
にそれぞれの処理が順次一連的に施されるため、それぞ
れの処理作業が連続して行えるから、処理能力が大幅に
向上し、かつ、高速処理による充填包装が行える、等の
格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に関するパウチ充填包装方法を採用した
パウチ充填包装装置の一実施例の要部を示す概略的な平
面図である。
【図２】図１における装置の各手段を概略的に示す平面
図である。
【図３】図１における方法の作動状態を示す説明図であ
る。
【図４】図１における装置に用いるパウチを示す斜視図
である。
【図５】図１における装置のホルダーを示す縦断正面図
である。
【図６】図５におけるホルダーの作動状態を示す底面図
で、（ａ）は開放時を、（ｂ）は閉塞時をそれぞれ示
す。
【図７】図５におけるホルダーの作動状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
１ 循環移送手段 ２ パウチ供給手段 ３ パウチ挿入手段 ４ 流体充填手段 ５ パウチシール手段 ６ パウチ取出手段 ７ パウチ ８ ホルダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 重良 静岡県清水市天神二丁目８番１号 靜甲株 式会社内 (72)発明者 一圓 昌幸 静岡県清水市天神二丁目８番１号 靜甲株 式会社内 (72)発明者 笠井 秀樹 静岡県清水市天神二丁目８番１号 靜甲株 式会社内 Ｆターム(参考） 3E018 AA04 AB06 BA01 BA03 BA06 BA07 BA08 EA01 3E030 AA05 BA04 BB02 BC02 BC04 CA05 CB01 DA02 EA01 EB03 GA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 パウチを保持するホルダーを多数載置し
    た無端状の循環移送手段と、この循環移送手段における
    ホルダーの移送軌道上に、パウチ供給手段とパウチ挿入
    手段と流体充填手段とパウチシール手段とパウチ取出手
    段とを順次並設し、前記循環移送手段の移動タイミング
    と、前記パウチ供給手段とパウチ挿入手段と流体充填手
    段とパウチシール手段とパウチ取出手段との移動タイミ
    ングとを同期させたことを特徴とするパウチ充填包装装
    置。
  2. 【請求項２】 パウチ供給手段は、上部に開口部を向け
    て折り畳んだ状態でパウチを多数枚ストックしたパウチ
    の蓄溜体と、この蓄溜体からこのうちの一枚のパウチを
    取り出す吸着手段と、前記パウチの開口部を開く開口手
    段とを備えさせたことを特徴とする請求項１記載のパウ
    チ充填包装装置。
  3. 【請求項３】 循環移送手段に載置したホルダーは、基
    体へ、パウチの横幅方向へ開閉自在に立設させた一対の
    保持体と、この一対の保持体を開閉させる操作手段とを
    備えさせたことを特徴とする請求項１記載のパウチ充填
    包装装置。
  4. 【請求項４】 パウチを保持するホルダーを多数載置し
    た無端状の循環移送手段と、この循環移送手段における
    ホルダーの移送軌道上に、パウチ供給手段とパウチ挿入
    手段と流体充填手段とパウチシール手段とパウチ取出手
    段とを順次並設したパウチ充填包装装置にあって、前記
    循環移送手段の移動タイミングと、前記パウチ挿入手段
    と流体充填手段とパウチシール手段とパウチ取出手段と
    の移動タイミングとを同期させた状態において、 前記パウチ挿入手段において、前記パウチを折り畳んだ
    状態で多数枚がストックされたその一つのパウチを取出
    手段により取り出して、前記循環移送手段上のホルダー
    における一対の保持体が前記パウチの横幅より開放した
    状態で、前記パウチを該ホルダー上に対応させ、該パウ
    チの前後方向の両側部をつかんでその開口部を開き、該
    開口部の上方から挿入手段により前記ホルダーへ押し込
    んだ後、該ホルダーの一対の保持体の閉塞により前記パ
    ウチを把持して、流体充填手段により該パウチ内へ流体
    を充填し、前記開口部のシールを行った後、前記ホルダ
    ーから取り出したことを特徴とするパウチ充填包装方
    法。
JP11090406A 1999-03-31 1999-03-31 パウチ充填包装装置およびその方法 Pending JP2000281004A (ja)

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