JP2017088225A - バッグインボックス製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレキシブルバッグが、リテーナーの内部において注出口具を通す充填物である液状物の充填方向に極力沿う形で位置するようにし、充填ノズルから流れ落とされる液状物がスムーズにバッグ本体に充填されるようにする。【解決手段】バッグインボックス製造装置の循環経路に配するフレキシブルバッグ取付機を、未充填のフレキシブルバッグaの注出口具を保持してフレキシブルバッグaをリテーナー3の上面に位置させ、注出口具をリテーナー3の注出口具受けプレートに支持させるフレキシブルバッグ案内手段23と、リテーナー3の上面に位置したフレキシブルバッグaのバッグ本体fを上方から押してリテーナー3の内部に向けて折り入れる折り入れ手段24と、リテーナー3の内部に折り入れたバッグ本体fを充填物の充填方向に沿う方向での押しによってリテーナー3の底部側に押し入れる押し入れ手段25とを備えるものとした。【選択図】図11

Description

本発明は、注出口具を有する合成樹脂製フィルムからなるフレキシブルバッグに収容物を充填し、この収容物を充填したフレキシブルバッグを段ボール製の外箱に収めてバッグインボックスを製造する装置、例えば収容物とする液状物を一斗缶に充填する設備を利用することができるようにしたバッグインボックス製造装置に関するものである。
従来から本出願人にあっては、バッグインボックスの内袋である注出口具付きのフレキシブルバッグに液状物を充填するに際し、一斗缶に液状物を充填する充填機を利用して充填を行ない、バッグインボックスの製造効率を向上させることを目的とした提案を行なっていて、既設の充填機やこの充填機に接続されている既設の搬送手段などを利用することによって、バッグインボックスを製造するための設備コストも軽減できるものである。
上記提案では、充填機から、一斗缶と、注出口具付きのフレキシブルバッグ(バッグインボックスの内袋)との何れにも充填を行なえるようにする必要がある。そのため、フレキシブルバッグに液状物を充填する場合には、角筒状とされたリテーナーにフレキシブルバッグを取り付けて一斗缶の形態に真似ている。
バッグインボックスを製造する上記提案の製造装置では、リテーナーがローラーコンベアなどの搬送手段よって順次搬送されていて、このリテーナーが循環する循環経路の途中に上記充填機が介在している。そして未充填のフレキシブルバッグを取り外し可能にして取り付けたリテーナーが循環経路上を移動して充填機に搬送されるようにしており、充填機やその充填機周りの搬送機構部分などは、一斗缶に液状物を充填する既設の充填機や搬送機構部分が利用できる。
上記製造装置では循環経路に製函機が付設されており、この製函機は、バッグインボックスの外箱を組み上げて、充填済みのフレキシブルバッグを収納し、フラップを閉じて箱とするものである。そして、充填済みのフレキシブルバッグを配したリテーナーが充填機側から送り出されて注出口具が閉栓され、前記製函機が付設されている場所にリテーナーが到達すると、そのリテーナーからフレキシブルバッグが段ボール製の外箱に移し替えして製函機によって箱詰めされ、バッグインボックスが得られる。
また、空になったリテーナーは循環経路上を移動してフレキシブルバッグ取付機に搬送されるようにしている。リテーナーにはその上部に注出口具を取り外し可能に支持する部分があり、前記フレキシブル取付機は、注出口具をリテーナーの支持部分に支持させてバッグ本体をそのリテーナーの内側に入れるものである。このようにしてフレキシブルバッグが取り外し可能に取り付けられたリテーナーは、フレキシブルバッグ取付機から循環経路上を移動して再び充填機に搬送されるようにしている。
バッグインボックスの製造装置に係る特許文献1では、角筒状のリテーナーの上面とこの上面に繋がる正面とが開放され、リテーナーの底が開け閉めできる点が示されているとともに、リテーナーが有する注出口具が回動可能としている点が示されている。
また、特許文献2では、リテーナーに入れられたフレキシブルバッグに液状物を充填した後に、そのフレキシブルバッグの注出口具部分を下方から上昇した台座で下支えし、台座で支えられた注出口具にキャップを被せて閉栓を行なうようにした点が示されている。
特許文献3では、複数が連続状態となっているフレキシブルバッグを順次一単位の袋体にし、一単位のフレキシブルバッグを折り機によってその左右の端を折り畳んで、その後にリテーナーにセットするようにした点が示されている。
特許文献4では、充填後のフレキシブルバッグの内部に存在している残存エアを、バッグ本体を押して注出口具から排出させて閉栓する点が示されている。
特開2012−116568号公報 特開2015−051773号公報 特開2015−051774号公報 特開2015−151170号公報
ところで、バッグインボックスは主に業務用途の液状物を収容する容器として採用されることが多く、内袋のフレキシブルバッグは収容量を大きくしている。そしてフレキシブルバッグ自体は、一方に注出口具を溶着した比較的厚手の合成樹脂製フィルムを重ね合わせて周辺をヒートシールしていて、バッグ本体を平板状にしている。フレキシブルバッグは前記形態を一単位として複数単位が連続する状態で製造され、上述したようにリテーナーそれぞれには、連続した形態から一単位ごとに切断して入れるようにしている。
フレキシブルバッグはその収容量が大きく二枚の合成樹脂製フィルムを重ね合わせてなるものであるので、未充填の状態ではフィルムを重ね合わせたバッグ本体の部分は、柔軟性を有した変形容易な平板状としている。そして上記バッグインボックス製造装置では、フレキシブルバッグが上記リテーナーへ前記平板状の形態で供給される。
しかしながら、上記装置ではフレキシブルバッグをリテーナーにセットするに際し、つぎのような不具合がある。まず、装置において循環するリテーナーそれぞれは一斗缶の大きさに似せて作られている。他方、フレキシブルバッグについては、上述したように合成樹脂製フィルムを二枚重ねにして収容量を大きくしていて、バッグ本体の平面での大きさは、前記リテーナーの上面より広くなっている。
上記特許文献3では、事前にフレキシブルバッグの側辺を折り返して、リテーナーへの供給方向に交差する方向の幅が小さくなるようにしてからリテーナーに入れることとしているが、リテーナー側にフレキシブルバッグを移送する工程に折り機構を形成する必要があり、そのフレキシブルバッグを送る部分の構造が非常に複雑になる。加えて、事前に細幅に折り曲げてからリテーナーの内部に入れ込むものとするため、リテーナー内のフレキシブルバッグは、二枚のフィルムの重ね合わせ状態が維持されてしまい、注出口具からバッグ本体の内部に通じる通路が形成され難く、以下に述べる充填に際しての不都合が生じる。
他の不具合としてはつぎのことが挙げられる。上記バッグインボックス製造装置では、充填機として一斗缶に液状物を充填する縦型充填機(直線上に複数配置した缶に同時充填する間欠充填機)やロータリー式充填機(連続充填機)を用いることになる。そして、一斗缶に液状物を充填する一般的な充填機は、充填時に容器側で上昇する液面にショックを極力与えず、空気の巻き込みを生じさせないようにしていて、充填ノズルと一斗缶の充填口とが密着せず、液状物がポンプの微圧にて落差充填で給液する。
一方、フレキシブルバッグはその注出口具に背面側のフィルム(注出口具が取り付けられていない側のフィルム)が近接する状態となり易い構造ではあるが、フレキシブルバッグ専用の充填機で充填する場合には、その専用充填機の充填ノズルを注出口具に嵌め込み、加圧状態で液状物を充填することが一般的である。
しかし、上述したように上記バッグインボックス製造装置での充填機にて液状物を流し落とす形式で充填するときに、フレキシブルバッグの注出口具が背面側のフィルムが近接するなどし、注出口具からバッグ本体の中央部分などに通じる部分が狭くなっていると、液状物が充填することができないという状態になる。
そのため、バッグ本体を単にリテーナーの内部に入れるだけでは注出口具からバッグ本体の内部に通じる部分が狭くなっている可能性も高く、液状物を適切に充填できないという不具合があった。
そこで本発明は上記事情に鑑み、リテーナーに注出口具が支持されたフレキシブルバッグが、リテーナーの内部においてその注出口具を通す充填物の充填方向に極力沿う形で位置するようにすることを課題とし、落差充填などのように注出口具から離れた位置の充填ノズルから流れ落とされる液状物がスムーズにバッグ本体に充填されるようにすることを目的とするものである。
(請求項1の発明)
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、それぞれ角筒状とされた複数のリテーナーが搬送手段によって順次搬送されて循環する循環経路の途中に充填機が介在していて、注出口具を有する未充填のフレキシブルバッグを取り外し可能に取り付けたリテーナーが(循環経路上を移動して)前記充填機に搬送されて、フレキシブルバッグに充填を行ない、充填後に閉栓したフレキシブルバッグをリテーナーから段ボール製の外箱に移し替えして箱詰めするとともに、空になったリテーナーが(循環経路上を移動して)フレキシブルバッグ取付機に搬送され、フレキシブルバッグ取付機で未充填のフレキシブルバッグを取り外し可能に取り付けたリテーナーが(循環経路上を移動して)再び前記充填機に搬送されるバッグインボックス製造装置において、
前記リテーナーは、上面が開放され、フレキシブルバッグの注出口具を着脱可能に支持する注出口具受けプレートがリテーナーの上面に設けられていて、
前記フレキシブルバッグ取付機は、
未充填のフレキシブルバッグの注出口具を保持してこの未充填のフレキシブルバッグをリテーナーの上面に位置させ、注出口具をリテーナーの前記注出口具受けプレートに支持させるフレキシブルバッグ案内手段と、
前記リテーナーの上面に位置した前記未充填のフレキシブルバッグのバッグ本体に上方からの押しによって折り曲りを生じさせて、前記バッグ本体をリテーナーの内部に向けて折り入れる折り入れ手段と、
前記リテーナーの内部に折り入れたバッグ本体を充填物の充填方向に沿う方向での押しによってリテーナーの底部側に押し入れる押し入れ手段と
を備えている
ことを特徴とするバッグインボックス製造装置を提供して、上記課題を解消するものである。
(請求項2の発明)
そして、本発明において、上記フレキシブルバッグ案内手段は、バッグ本体の注出口具側の辺部を注出口具受けプレート下に向けて案内するバッグ噛み込み防止ガイドを有していることが良好である。
(請求項3の発明)
また、本発明において、上記折り入れ手段は、注出口具がリテーナーの注出口具受けプレートに支持されているときに、リテーナーの上方から前記注出口具受けプレートの下方に向けて回動してリテーナーの上面で位置しているバッグ本体を上方から押して折り曲げして、バッグ本体をリテーナー内の上部空間に折り曲げ状態で位置させる回動アームからなるものであることが良好である。
(請求項4の発明)
また、本発明において、上記押し入れ手段は、リテーナー内の上部空間に折り曲げ状態で位置するバッグ本体に充填物の充填方向に沿う方向で当接して押し入れをする押し下げパットを有していて、前記押し下げパットでバッグ本体を充填物の充填方向に沿う方向に向けて押して、バッグ本体をリテーナー内の上部空間から下部空間に亘って位置するように広げるものであることが良好である。
(請求項1の発明の効果)
請求項1の発明によれば、フレキシブルバッグ取付機は、折り入れ手段にて、リテーナーの上面に位置してこのリテーナーの上面より広いバッグ本体を、まずリテーナーの上面周辺部をガイドとしながら下方に凸となる折り曲りを生じさせてリテーナーの底部側に押し入れし易い形状にしており、折り入れ手段がバッグ本体の折り入れの専用のものとすることで、いずれのバッグ本体でもほぼ同様に折り曲げされた形状にすることができるようになる。さらにバッグ本体における注出口具周りの部分に対し、後の押し入れ手段の押し下げの時点で充填方向に沿った方向に案内されるような形状にすることができる。
そして、フレキシブルバッグ取付機は、折り入れの後にバッグ本体をリテーナーの底部側に向けて押し入れる押し入れ手段を有している。この押し入れ手段がバッグ本体をリテーナーの底部側に向けて押し入れて、また注出口具が州出口具受けプレートに支持されているので、押し入れ手段によってバッグ本体をリテーナーの底部までに亘るように広げることができ、リテーナー内部でのバッグ本体の広げが行ない易くなるという効果がある。
(請求項2の発明の効果)
請求項2の発明によれば、注出口具側のバッグ本体が注出口具受けプレートに噛み込みしなくなるので、注出口具受けプレート自体の構造を簡易なものにすることができる。
(請求項3の発明の効果)
請求項3の発明によれば、折り入れ手段がバッグ本体を注出口具受けプレート下側に向けて回動する回動アームからなるものであるので、注出口具受けプレートに支持されている注出口具の下側に向けて、バッグ本体の注出口具側からバッグ中央側にかけての部分が回り込むようになり、押し入れ手段の押しが行なわれる際に、バッグ本体における注出口具周りの部分がリテーナー内部で起きた傾斜で充填方向に沿った方向に簡単に移行し易くなる。
(請求項4の発明の効果)
請求項4の発明によれば、押し入れ手段は押し下げパットの面でバッグ本体を充填方向に沿う方向に押すようにしているので、リテーナー内部でバッグ本体をより確実に広がるようにすることができるという効果を奏する。
本発明に係るバッグインボックス製造装置の一例を概略的に示す説明図である。 フレキシブルバッグの開栓を示す説明図である。 フレキシブルバッグの閉栓を示す説明図である。 フレキシブルバッグの移し替えを示す説明図である。 フレキシブルバッグを取り付けるリテーナーを示す説明図である。 フレキシブルバッグ案内手段によるフレキシブルバッグの横移動を示す説明図である。 フレキシブルバッグをリテーナー上に配した状態を示す説明図である。 折り入れ手段によりバッグ本体を押す状態を示す説明図である。 フレキシブル案内手段と折り入れ手段の上昇を示す説明図である。 フレキシブル案内手段と折り入れ手段との待機位置への戻りを示す説明図である。 押し入れ手段でフレキシブルバッグのバッグ本体を押した状態を示す説明図である。 他の例において案内台の中央板を傾斜させた状態を示す説明図である。 他の例において案内台の中央板を戻した状態を示す説明図である。
つぎに本発明を図1から図13に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1はバッグインボックス製造装置で、該バッグインボックス製造装置1は、図1に示されているようにローラーコンベアからなる搬送手段2によって複数のリテーナー3を順次搬送して循環させる循環経路4の途中に、充填機5を介在させている。
(充填機への送り出し)
このバッグインボックス製造装置1では上述したように複数のリテーナー3を循環させていて、フレキシブルバッグ取付機6で空のリテーナー3にフレキシブルバッグaを取り付け、フレキシブルバッグaを取り付けたリテーナー3が充填機5に送られるようにしている。なお、図1においては、フレキシブルバッグ取付機6はその位置のみが概略的に示されていて、バッグインボックス製造装置1の構成を明瞭にするために、フレキシブルバッグ取付機6自体の構成は不図示とし、他図にて表現した。
(充填機)
充填機5ではフレキシブルバッグaに落差充填にて充填を行なう。そして充填機5からリテーナー3とともに送り出されるフレキシブルバッグaに対して閉栓を行ない、リテーナー3がフレキシブルバッグを外箱に移し替える箇所を経た後、空になったリテーナー3が再びフレキシブルバッグ取付機6の部分に戻る。ここで空のフレキシブルバッグaの取付を行ない、充填機5側に向けてリテーナー3が搬送されるようにしている。
バッグインボックス製造装置1における上記充填機5は、一斗缶にも落差充填を行なうロータリー式充填機を用いている。この充填機5では充填ノズルとフレキシブルバッグの注出口具(この注出口具の部分が充填口になる)との位置が対応した状態で充填ノズルとリテーナー3とが旋回移動し、旋回移動する間に充填ノズルから液状物をフレキシブルバッグaに落差充填する。
フレキシブルバッグaは連続形態にしてフィルム置き場gから引き出され、一単位の形態に切断分離してから上記フレキシブルバッグ取付機6によってリテーナー3に取り付けられる。本実施のバッグインボックス製造装置1において、このときのフレキシブルバッグaは注出口具bにキャップcを取り付けて閉栓している。
(注出口具の開栓 図2)
上記充填機5への前段階で、図2に示されているように栓抜き用のチャック7が設けられている箇所に、注出口具cが対応位置するように搬送手段2によりリテーナー3が移動してきたときに、ストッパー8でそのリテーナー3が一時的に停止する。そして、栓抜き用のチャック7によりキャップcが取り外され、フレキシブルバッグaは開栓される。取り外されたキャップcはキャップ搬送路9に移され、充填機5から充填済みのフレキシブルバッグaを送り出す搬送手段2側に向けて送るようにしている。
(注出口具の閉栓 図3)
上述したように充填済みのフレキシブルバッグaを配したリテーナー3が充填機5から搬送手段2により送り出され、フレキシブルバッグaの注出口具bと栓付け用のチャック10とが対応位置したときに、リテーナー3が不図示のストッパーによって一旦停止する。その停止後、栓付け用のチャック10が上記キャップ搬送路9からキャップcを取り出してフレキシブルバッグaの注出口具bに対応させ、挿入用プッシャー11によってキャップcを注出口具bに押し込んで閉栓する。(図3)
(フレキシブルバッグの移し替え 図4)
閉栓が完了するとリテーナー3はフレキシブルバッグを外箱に移し替える移し替え部12に送られて、この移し替え部12にて一旦停止する。移し替え部12における搬送手段2ではリテーナー3の底部に対応する部分が開放されていて、その開放部分の上にリテーナー3が位置する。
移し替え部12で停止するまでは、後述するようにリテーナー3にフレキシブルバッグaの注出口具bが支持されているが、移し替え部12に到達したときに、そのリテーナー3での注出口具支持部分(後述)から注出口具bが外されるとともに、リテーナー3の底部が開かれて、搬送手段2の前記開放部分の下方で待機する外箱dにフレキシブルバッグaが落とし込まれる。(図4)
(製函機)
図示されているように前記移し替え部12には製函機13が並設されている。この製函機13では、バックインボックスの外箱dを組み起こし、搬送手段2の開放部分の下方で、天面フラップを開いた状態にして前記外箱dを待機させ、充填済みのフレキシブルバッグaを落とし込みした後、外箱dを搬送しながら天面フラップを閉じ、天面をテープ止めするなどしてバッグインボックスeが得られる。
一方、上記移し替え部12においてフレキシブルバッグaが外箱eに移し替えられて空になったリテーナー3は、プッシャー12aで押し出されて搬送手段2により上記フレキシブルバッグ取付機6に向けて搬送され、その空のリテーナー3は、フレキシブルバッグ取付機6の近傍位置でその必要に応じてストッパー8により一旦停止するように設けられている。
フレキシブルバッグ取付機6が空のリテーナー3を受け入れる状態になったとき、即ち、フレキシブルバッグ取付済みのリテーナー3を充填機5に向けて送り出し、つぎの空のリテーナー3の受け入れが可能となったときに、停止していたリテーナー3が搬送手段2によってフレキシブルバッグ取付機6に送り込まれる。フレキシブルバッグ取付機6の位置に対して近傍での上流側にも、一旦停止させるためのストッパー8が設けられている。
そして、フレキシブルバッグ取付機6は、上記ストッカー側からの一単位のフレキシブルバッグaを、前述の送り込まれた空のリテーナー3に取り付けて、再びこれを充填機3に向けて送り出すように設けられている。なお、フレキシブルバッグ取付機6の動作等については後述する。
(リテーナー)
図5にはリテーナー3が示されている。このリテーナー3は一斗缶の形状に似せて、かつ内側にフレキシブルバッグを入れることができるように角筒状としている。そして、リテーナー3は図示されているように上面14を開放して開放部15を有するとともに、上面14に連続する一面である正面16も開放して開放部17を有している。
また、リテーナー3の正面16には、この正面16の下端から中段辺りの高さ位置にまでに及ぶ縦壁18を、筒壁の一部として備えている。さらにリテーナー3の底は一対の開閉板19で開閉可能にして構成されており、上記移し替え部12にリテーナー3が位置したときに、搬送手段2側の図示しない開閉機構と連携して開いて充填済みのフレキシブルバッグを落とし出すことができるようにしている。
(注出口具受けプレート)
さらに上記リテーナー3は上面14の位置であって正面16とは反対側に注出口具受けプレート20が位置している。この注出口具受けプレート20にはフレキシブルバッグaの注出口具bを着脱可能に支持する切り欠き21があり、フレキシブルバッグ取付機6によってフレキシブルバッグaの注出口具bが前記切り欠き21の部分に嵌め入れられる。
(フレキシブルバッグ取付機 図6〜11)
フレキシブルバッグ取付機6は循環経路4の途中に介在していて、上述したようにこのフレキシブルバッグ取付機6が位置する部分に搬送された空のリテーナー3に、一単位のフレキシブルバッグaを取り付けて、充填機5に向けて送り出すものである。そして、フレキシブルバッグ取付機6は、案内台22とフレキシブルバッグ案内手段23と折り入れ手段24と押し入れ手段25とを備えている。
(案内台)
上記案内台22は、一単位に分離されたフレキシブルバッグaを受ける部分から、このフレキシブルバッグ取付機6内での所定位置でリテーナー3が停止している部分に亘って板を渡して構成されていて、この案内台22の上をフレキシブルバッグaのバッグ本体fを横にして注出口具bを上向きにした姿勢で移動させることができる。
そして、案内台22は図示されているようにリテーナー3の上面14の高さ位置にしてリテーナー3の上面14の側辺部までに亘る二枚の側板26と、この二枚の側板26の間であってリテーナー3の上面14での前縁部分までに亘る中央板27とを並べてなるものであり、リテーナー3の上面14の三方には案内台22が近接するようにしている。
フレキシブルバッグaのバッグ本体fの平面状態での広さは、リテーナー3の上面14より広いが、案内台22の上を横移動するときはバッグ本体fの両側辺部(バッグ本体の移動方向に沿う辺部分)は案内台22からはみ出ることはない。また、リテーナー3の上面14に位置したときにも、リテーナー3の上面14の前縁部分(リテーナー3の正面16側)や側辺部分に案内台22が位置しているので、案内台22の上を横移動してリテーナー3の上面14の開放部15の上にあるときに、バッグ本体fの周辺をリテーナー3の周囲に張り出させず、バッグ本体fがリテーナー上面で不安定な状態とならないようにしている。
なお、フレキシブルバッグのバッグ本体の素材であるフィルムは柔軟性を備えるものの、厚手のフィルムであって強度を備えており、リテーナー上面にバッグ本体が位置したときにそのバッグ本体の周辺がリテーナーの周囲に垂れるように折り曲がることはない。そのため、案内台22の側板26を、リテーナー3の側部まで延設することは必要に応じて行なうようにする。
(フレキシブルバッグ案内手段)
フレキシブルバッグ案内手段23は一単位として上記案内台22に置かれたフレキシブルバッグaの注出口具bを保持し、バッグ本体fがリテーナー3の上面14に位置するように横移動するように設けられている。この横移動にってフレキシブルバッグaが上記案内台22の上を滑りながらリテーナー3の上面14に移る。
また、フレキシブルバッグ案内手段23は注出口具bをリテーナー3の注出口具受けプレート20の切り欠き21に嵌め入れて、注出口具bを注出口具受けプレート20に支持させてから、注出口具bを開放するようにしている。
(バッグ噛み込み防止ガイド)
さらにフレキシブルバッグ案内手段23には、上記バッグ本体fにおける注出口具側の前縁部(横移動時の最前方部分)を移動方向斜め下方に向けて傾斜させて、注出口具bが注出口具受けプレート20の切り欠き21に取り付けられるときに、その注出口受けプレート20の下位置に向けて案内するバッグ噛み込み防止ガイド28を有している。
図示の実施の例では上記バッグ噛み込み防止ガイド28は二片の可撓性のある板片からなるものであり、フレキシブルバッグ案内手段23が注出口具bを保持した時点で、前記板片がバッグ本体fの注出口具側の前縁部と接し、この注出口具側の前縁部を下方に向けて傾斜させている。そして、フレキシブルバッグ案内手段23が注出口具bを注出口具受けプレート20に嵌め付けて注出口具bに対する保持を解いて開放し、次動作に移行するときには、バッグ噛み込み防止ガイド28は注出口具受けプレート20の下位置から抜け出ることとなる。
なお、バッグ噛み込み防止ガイド28が注出口具受けプレート20の下から抜け出るときにバッグ本体fの表面に接触して移動することになるが、待機位置方向に戻るバッグ噛み込み防止ガイド28がバッグ本体fの表面と摺動する程度では、注出口具fが注出口具受けプレート20から外れることのないように設けられている。
(折り入れ手段)
上記折り入れ手段24は、フレキシブルバッグaのバッグ本体fをリテーナー3の内部に向けて折り入れて、そのバッグ本体fがリテーナー3の上部空間側で折り曲りを生じた状態で位置するようにしたものであり、注出口具bが注出口具受けプレート20に支持されているときに、リテーナー3の上面14に位置するバッグ本体fを上方から押して、リテーナー3の底に向けて凸となる形状に折り曲げるようにしている。
折り入れ手段24は、上記フレキシブルバッグ案内手段23とともに上記案内台22に沿って横移動し、その横移動方向での前方側を回転中心にして下方に回動可能とされている一対の回動アーム29からなるものである。そして回動アーム29それぞれの自由端に、下方に向けた凸形状であってバッグ本体fのフィルムに対して滑性を持つ材料からなる凸体30が設けられている。
折り入れ手段24の回動アーム29それぞれは、上述したように注出口具bが注出口具受けプレート20に支持されてバッグ本体fがリテーナー3の上面にあるときに下方に向けて回動し、リテーナー3の上面の上方となる部分から注出口具受けプレート20の下方となる部分へ旋回するように移動する凸体30が、前記バッグ本体fの上方からそのバッグ本体fを押し、この押しによってバッグ本体fがリテーナー3の底に向けて凸となって折り曲げられ、注出口具側からバッグ中央側にかけてのバッグ本体fがその注出口具bの下側に回り込むように位置するものとなる。
このように折り入れ手段24は、バッグ本体fを折り曲げながらリテーナーの内部に位置させ、かつバッグ本体fの注出口具側からバッグ中央側にかけての部分を注出口具bの下側に回り込むようにしてバッグ本体fに折り曲げを生じさせ、次の押し入れ手段25がバッグ本体fをリテーナー内で広げ易くなるようにしている。
(押し入れ手段)
押し入れ手段25は、上記折り入れ手段24によってリテーナー3の内部に折り入れてそのリテーナー3での上部空間側に折り曲げ状態で位置しているバッグ本体fを液状物の充填方向に沿う方向に押して、その押しによってバッグ本体fをリテーナー3の底部側に押し入れるものである。
図示されているように押し入れ手段25は、所定位置にあるリテーナー3の上方からそのリテーナー3の上面14の開放部15を通ってリテーナー3の底に向けて降りる一対の押し込みアーム31と、この押し込みアーム31の下端それぞれに取り付けられている面状の押し下げパット32とを備えている。
そして、押し入れ手段25の押し下げパット32は、上述したようにリテーナー3内の上部空間に折り曲げ状態で位置するバッグ本体fに、液状物の充填方向に沿う方向(即ち、本実施の例にあっては下方に向けて)当接する。押し下げパット32自体はフレキシブルバッグのバッグ本体を構成するフィルムとの滑性が良好な素材からなるものであり、押し下げに際してバッグ本体fに対して滑りを生じさせながらそのバッグ本体fをリテーナー3の底部に向けて押し下げる。
よって、この押し下げパット32の液状物の充填方向に沿った方向での押しにより、バッグ本体fをリテーナー3の内部の上部空間から下部空間に亘って広げるようになる。
また、押し込みアーム32と押し下げパット32とからなる押し入れ手段25は縦皺の形成手段でもある。押し入れ手段25でバッグ本体fがリテーナー3の上部空間から下部空間に亘って広がるように押し下げられると、注出口具の部分に及ぶ縦皺がバッグ本体fに形成される。特にリテーナー3の上面14の開放部15の幅に対してバッグ本体fの幅が広く、バッグ本体fに皺が生じた状態で幅狭のリテーナー3の内部へ収められ、リテーナー3の底に向けての押し下げでその皺が縦皺となる。
そして、注出口具bは注出口具受けプレート20に支持されているので、その縦皺は注出口具の部分にも及ぶ。さらにバッグ本体fの注出口具が取り付けられているフィルムと注出口具が取り付けられていないフィルムとは、少なくとも注出口具側の領域で離れて、その注出口具のあるフィルムと注出口具の無いフィルムとのそれぞれに縦皺が入るので、注出口具bからバッグ本体fの内部に通じる空間が確実に形成されることとなる。
以上のように押し入れ手段25による押し下げが行われれば、注出口具受けプレート20に支持された注出口具bの周りからバッグ本体fが液状物の充填方向に沿う状態でこのリテーナー3の内部に位置するものとなり、本実施の形態では、この状態でフレキシブルバッグaを取り付けたリテーナー3を充填機5側に送ることで、充填機5での落差充填でも各フレキシブルバッグaに適切に液状物が充填されるものとなる。
(フレキシブルバッグの案内 図6)
フレキシブルバッグ取付機6の動きが図6から図11に示されている。図6は上記フレキシブルバッグ案内手段23によるフレキシブルバッグaの横移動を示している。フレキシブルバッグ案内手段23は注出口具bを保持し、バッグ噛み込み防止ガイド28がバッグ本体fの前縁部を下方に傾斜させて、上記案内台22の上を滑らせながらフレキシブルバッグaをリテーナー3側に向けて横移動(矢印23a方向)させる。このとき上記回動アーム29の凸体30がバッグ本体fに接するように折り入れ手段24が案内台22側に降下していて、バッグ本体fの不用意なずれを防ぎながらフレキシブルバッグ案内手段23とともに移動する。
(注出口具の支持 図7)
リテーナー3の位置に到達するフレキシブルバッグ案内手段23は注出口具bを注出口具受けプレート20の切り欠き21に嵌め入れ、また上記バッグ噛み込み防止ガイド28は注出口具受けプレート20の下位置に入って、バッグ本体fの前縁部分を注出口具受けプレート20の下方に案内する。フレキシブルバッグ案内手段23は、注出口具bを注出口具受けプレート20に支持させた後に注出口具bに対する保持を解除して開放し、折り入れ手段24と共に上昇(矢印23b方向)して所定位置に移動する。このとき、バッグ噛み込み防止ガイド28も注出口具受けプレート20の下位置から抜け出て共に上昇する。
(バッグ本体の折り入れ 図8)
上昇した折り入れ手段24は回動アーム29が下方に向けて回動(矢印24a方向)する。回動アーム29の上方からの押しによってフレキシブルバッグaのバッグ本体fがリテーナー3の上部空間側に押し込まれ、そのバッグ本体fが乗っているリテーナー3の上面14の周辺や正面16での縦壁18の上辺がガイドとなってバッグ本体fの周辺が起き上がるようにしながら下方に凸の折り曲りをした状態で、リテーナー3の上部空間側に位置するようになる。なお、図8においては説明を容易にするためにバッグ本体fの折り曲りを単純化して図示している。
(折り入れ手段の戻り 図9)
折り入れ手段24の回動アーム29の回動は、折り入れたバッグ本体fが元の平板状に戻らずにリテーナー3の上部空間側に位置する形状となるように予め設定された範囲まで行われ、バッグ本体fを押す回動を行なったのちには、案内台22と平行な伏した状態に戻って待機姿勢となる。
(案内手段、折り入れ手段の移動 図10)
上記回動アーム29が待機姿勢となると、バッグ噛み込み防止ガイドを伴なうフレキシブルバッグ案内手段23と折り入れ手段24とが待機位置に戻るように案内台22の上を横移動(矢印23c方向)する。
(押し入れ手段 図11)
上記フレキシブルバッグ案内手段23と折り入れ手段24とが横移動してリテーナー3の上方が開放されると、上記押し入れ手段25の押し込みアーム31が降りて、押し下げパット32の充填方向(落差充填の方向)に沿った押しにより、リテーナー3の上部空間にあるフレキシブルバッグaのバッグ本体fをリテーナー3の底部側に押し入れて、フレキシブルバッグaのバッグ本体fをリテーナー3の上部空間から下部空間に亘り充填方向に沿うように広げる。矢印25aにて押し下げパット32の押し下げ方向をしてしている。
フレキシブルバッグ取付機6では以上のようにしてリテーナー3にフレキシブルバッグaを取り付けるようにしており、これが充填機5に向けて送り出される。
(他の例 図12、図13)
上記例では、フレキシブルバッグ案内手段23でフレキシブルバッグaを案内台22の上を滑らせながらリテーナー3の位置まで横移動させ、注出口具bが支持されたフレキシブルバッグaのバッグ本体fを折り入れ手段24で上方から押して折り曲りが生じるようにしているが、本発明はこの例に限定されるものではなく、バッグ本体fの横移動方向での折れ曲がりをより確実にするために、以下の例で示すフレキシブルバッグ取付機の構成で実施することが可能である。
(中央板の下方回動 図12)
図12はその他の例を示しており、フレキシブルバッグ取付機6における案内台22の中央板27が、横位置からバッグを案内する向きでの斜め下方の範囲で回動可能に設けられている。この例でも、フレキシブルバッグ案内手段23によってフレキシブルバッグaがリテーナー3の上面14の位置に案内され、上記実施の例と同じように注出口具bが注出口具受けプレート20に支持され、バッグ噛み込み防止ガイド28によりバッグ本体fの注出口具側の前縁部分が注出口具受けプレート20の下位置へ案内される。
フレキシブルバッグ案内手段23が注出口具bを開放し、折り入れ手段24とともに上方の所定位置に上昇したときや、上述のように注出口具bが注出口具受けプレート20に支持されたときのように、フレキシブルバッグaのバッグ本体fがリテーナー3の上面に安定して配置された状態の段階になると、案内台22の中央板27が図示されているように一旦、バッグ本体fの注出口具とは反対側の部分に対して離れるように下方に回動する。矢印27aにて下方への回動方向を示した。
(中央板の戻り 図13)
そして、上記折り入れ手段24が下方に向けて回動してバッグ本体fを押し下げるときに、図13に示すように上記中央板27が元の位置に戻る上方への回動を行なって、折り入れ手段24で押し下げられるバッグ本体fの注出口具とは反対側の部分を、上方に回動する中央板27で受けて持ち上げるようにする。これによってバッグ本体fを下方に凸の折り曲りの形状となるようにしている。矢印27bにて中央板27の上方への回動方向を示した。
このように折り入れ手段24の押しの動きと中央板27の持ち上げの動きとでバッグ本体fを折り曲げしており、より一層、確実にバッグ本体fをリテーナー3の内側にて入るように折ることができる。
なお、フレキシブルバッグ取付機6については上記案内台22、フレキシブルバッグ案内手段23、折り入れ手段24、押し入れ手段25は図示していないフレームなどの骨格材により支持されているものである。
上記実施のバッグインボックス製造装置においてロータリー式の充填機を組み入れたものとして説明しているが、本発明は実施の例に限定されるものではなく、縦型充填機を用いるものであってもよい。また、リテーナーの注出口具受けプレートにおいてはその長さ方向での中央部分に上記切り欠きを設けて、注出口具受けプレートの中央部分でフレキシブルバッグの注出口具を支持するようにした点を示しているが、注出口具受けプレートの中央部分から端部側に偏倚した位置に切り欠きを設けて、注出口具を注出口具受けプレートの端部側に寄った部分で支持するようにすることも可能である。
1…バッグインボックス製造装置
2…搬送手段
3…リテーナー
4…循環経路
5…充填機
6…フレキシブルバッグ取付機
9…キャップ搬送路
12…移し替え部
13…製函機
15…リテーナー上面の開放部
17…リテーナー正面の開放部
19…リテーナー底の開閉板
20…注出口具受けプレート
21…切り欠き
22…案内台
23…フレキシブルバッグ案内手段
24…折り入れ手段
25…押し入れ手段
26…案内台の側板
27…案内台の中央板
28…バッグ噛み込み防止ガイド
29…回動アーム
31…押し込みアーム
32…押し下げパット

Claims (4)

  1. それぞれ角筒状とされた複数のリテーナーが搬送手段によって順次搬送されて循環する循環経路の途中に充填機が介在していて、注出口具を有する未充填のフレキシブルバッグを取り外し可能に取り付けたリテーナーが循環経路上を移動して前記充填機に搬送されて、フレキシブルバッグに充填を行ない、充填後に閉栓したフレキシブルバッグをリテーナーから段ボール製の外箱に移し替えして箱詰めするとともに、空になったリテーナーが循環経路上を移動してフレキシブルバッグ取付機に搬送され、フレキシブルバッグ取付機で未充填のフレキシブルバッグを取り外し可能に取り付けたリテーナーが循環経路上を移動して再び前記充填機に搬送されるバッグインボックス製造装置において、
    前記リテーナーは、上面が開放され、フレキシブルバッグの注出口具を着脱可能に支持する注出口具受けプレートがリテーナーの上面に設けられていて、
    前記フレキシブルバッグ取付機は、
    未充填のフレキシブルバッグの注出口具を保持してこの未充填のフレキシブルバッグをリテーナーの上面に位置させ、注出口具をリテーナーの前記注出口具受けプレートに支持させるフレキシブルバッグ案内手段と、
    前記リテーナーの上面に位置した前記未充填のフレキシブルバッグのバッグ本体に上方からの押しによって折り曲りを生じさせて、前記バッグ本体をリテーナーの内部に向けて折り入れる折り入れ手段と、
    前記リテーナーの内部に折り入れたバッグ本体を充填物の充填方向に沿う方向での押しによってリテーナーの底部側に押し入れる押し入れ手段と
    を備えていることを特徴とするバッグインボックス製造装置。
  2. 上記フレキシブルバッグ案内手段は、バッグ本体の注出口具側の辺部を注出口具受けプレート下に向けて案内するバッグ噛み込み防止ガイドを有している請求項1に記載のバッグインボックス製造装置。
  3. 上記折り入れ手段は、注出口具がリテーナーの注出口具受けプレートに支持されているときに、リテーナーの上方から前記注出口具受けプレートの下方に向けて回動してリテーナーの上面で位置しているバッグ本体を上方から押して折り曲げして、バッグ本体をリテーナー内の上部空間に折り曲げ状態で位置させる回動アームからなるものである請求項1または2に記載のバッグインボックス製造装置。
  4. 上記押し入れ手段は、リテーナー内の上部空間に折り曲げ状態で位置するバッグ本体に充填物の充填方向に沿う方向で当接して押し入れをする押し下げパットを有していて、前記押し下げパットでバッグ本体を充填物の充填方向に沿う方向に向けて押して、バッグ本体をリテーナー内の上部空間から下部空間に亘って位置するように広げるものである請求項1から3の何れか一項に記載のバッグインボックス製造装置。
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