JP3753930B2 - 袋詰め包装装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、油あげに代表されるような平たく腰のない被包装物、或いは転がりやすい肉だんご集合体などを平坦な状態のまま、能率よく袋詰めする包装装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
袋詰めについて考えると、原理的には被包装物をその重力で包袋内に充填するのが最も能率的であるから、従来の一般的な袋詰め包装機は、クランプに包袋を吊り下げて運搬し、その運搬軌道中で被包装物を包袋内に充填する構成のものが多い。しかし前記の油あげや、肉だんご集合体は重力の影響で袋底に団子重なりになる欠点がある。この点、特開平6−144403号公報に開示するものは、当初から包袋を横に寝かせ且つ水平円軌道に沿って運搬し、円運動する包袋の円周側から同包袋の開口部内に被包装物を充填するので、前記の被包装物の団子固まり現象は解決されている。しかしかかる包装機の場合、包袋の袋口は常に同じ軌道円に位置しなければならないから、使用する包袋の長さが変わる度に、円軌道円周側から水平に供給する包袋の送り込み量を調整しなければならず、その調整のための時間ロスが必然的に生ずるという問題がある。この点特開平2−32926は、円軌道を回転するクランプで包袋を吊り下げて運搬しながら被包装物を充填し、該包袋を、運搬中に下から回転するベット基板に載せて平たく寝かせたあと、振動を加え重力でもって被包装物を包袋内で平たく成形する構成を備える。かかる包装機では包袋の袋口を掴まえてクランプに供給するから、常に袋口が供給基準になり、仮に袋の長さが変化する場合でも、前記のような送り込み量の調整は不要である。しかし被包装物の充填は重力利用によって行なうので、油あげのような腰のないものは平たくなりにくいという問題が残り、両包装機とも一長一短がある。
【0003】
【その解決手段】
本発明は前記の各短所を除くために、移送基盤の周縁に一端を支持する2本のアームの開放端それぞれに、包袋を挟持するためのクランプを備える回転子本体をメインピンを介して枢支すると共に、前記各アームに沿って配置したロッドと前記回転子本体とをリンクを介して連結し、前記ロッドに作用するコイルばねの張力により、前記回転子本体に設けた前記クランプの噛着面を垂直に保持する一方、前記両ロッドに設けた垂下ピンそれぞれに係合する横長板の操作力で前記コイルばねを圧縮して、前記クランプの噛着面を水平方向に変位させることができる構成であり、前記移送基盤と一体に回転する前記横長板の、スライドピンの回転軌道にスラストカムを設置し、該カム形状に倣って前記クランプの噛着面を、垂直、水平両方向に変位するように前記回転子本体を回転させる手段と、 前記移送基盤の下面に設けたガイド棒に前記両アームを、これらアームの間隔がスライド自在に変化するように支持する一方、前記両ロッドにおける前記両垂下ピンを、前記横長板に沿って形成したスリット内に変位可能に係合し、前記両アームの間隔変位により前記両クランプで挟持した包袋の袋口を開閉させる手段と、 前記クランプの噛着面を水平に変化させる領域で、前記移送基盤に支持するベッド基盤を回転させて前記包袋を水平に横臥させ、開口しかつ横臥する該包袋内に被包装物を押し入れる装置を備える手段とにより構成する。
【0004】
斯かる構成によると、移動基板の回転運動によりスラストカムの圧力がロットを介して回転子本体に伝達する結果、該回転子本体に付設するクランプは、その噛着面が水平に、また垂直に変化し、挟持して吊り下げる包袋を、被包装物の充填を水平方向から行なうことが可能なように方向変換する。かかる装置はクランプに対する包袋の供給を、袋口を基準に行なう形式であるため、包袋の長さに変化があっても調整が不要であり、それでいて袋底での被包装物の団子現象を解消する。なお構成中の『スラストカム』なるものは、それをラジアルカムによって形成し、例えばクランクを用いてロットを操作することは可能なので、その表現によってカムの方向性を限定したものできない。かかる技術思想はその他のカムにも当て嵌めることは可能である。
【0005】
【発明の実施形態】
図1実施例での袋詰め包装機は、円形の移動基板10の周縁に設置した2個を1組とする、8組のクランプ11が前記移動基板10と一体に時計方向12に1ピッチ、つまり45度角づつ間欠移動する。1組のクランプ11が給袋セクション(I)に停止すると、給袋装置から供給される包袋13の両側縁をクランプ11は挟持して吊り下げる。前記包袋が印刷セクション(II)に移送されると、プリンタ14は包袋13の表面に製造日付などを印刷する。就床セクション(III)において1組のクランプ11は吊り下げた包袋13を水平にするように回転する。この場合クランクピンの動きをするしごき棒15は包袋の袋口から底側に向けてスライドして包袋を水平化し、同時に下からベット基板16が回転状に持ち上がって包袋を水平に支える。つまり後位セクションでの包袋13の状態である。この開口セクション(IV)において両側のクランプ11間隔が矢印方向に狭まり包袋の口を開口する。この場合上下一対の真空カップ17は袋口を上下に広げて開口助勢する。充填セクション(V)において上下一対の挟持板18で挟持した油あげ20を包袋13内に挿入し充填する。液充セクション(VI)で空気ノズル21は空気圧で包袋13の開口を保持する一方、メインノズル22が味付け液を補充する。緊張セクション(VII)で両側のクランプ11を離反して袋口を緊張する。この場合袋口を加熱シールバーで密封する。しかし後域で包装体を真空包装用のチャンバーに移す場合は当該位置での密封シール作用は見合わす。搬出セクション(VIII)において仲介クランプ23は包装体を機外、例えば真空チャンバー等に運び出す。なお以上各構成要素の詳細は下記に説明する。
【0006】
図2は前記袋詰め機の一部断面で、機台25に立設する軸受26に、既に説明した移動基板10の主軸27が支持され、断続回転装置28によって前記移動基板10を作動する。当該図面の平面視である図3に示すごとく1組のクランプ11はそれぞれ、一端を移動基板10に支持する2本のアーム29の解放端に設置している。該図を透視する図4のごとく、仮想線で示した移動基板10の下面に固定する一対の垂下片30の間に棒状ガイド31を架設し、両アーム29の上面に固定するそれぞれのスリーブ32を前記ガイド31にスライド自在に支持する一方、図3のごとく回転基板10の上面にピン34を介して支持した水平レバー35の両端と、前記両アーム29とをそれぞれリンク36、37で連結するので、前記水平レバー35が正逆転すると、図4における両アーム29はガイド棒31に沿って接近し、また離反する。これは両クランプ11に支持する包袋13を開口したり、緊張したりする作用に相当する。
【0007】
また図4のごとく両アーム29に固定したブラケット39の端にそれぞれ、姿勢バランス用の2個のコロ40を支持する。つまり図5のごとく移動基板10の下側に固定する2本のレール41に前記コロ40を接触させ、前記アーム29のバランスを保つための配慮をしている。
【0008】
側面図である図5及び平面図である図6に示すごとく、アーム29の解放端にはクランプの一部を構成するための回転子本体42をメインピン43を介し回転自在に支持し、該回転子本体にサブピン44を介して支持したクランプレバー45の可動爪46を、前記回転子本体42から突き出る固定爪47に対し、捻じりコイルスプリング48引っ張りによって圧接し、既に説明したクランプ11を形成する。なお外からの、前記コイルスプリング48の引っ張り力に対する抗力によって可動爪46は固定爪47から離れる。
【0009】
前記と同図で見られるように、アーム29の内部に沿って配置したロット50をリンク51を介して前記回転子本体42と連結し、ロット周囲のコイルばね52の張力を同ロット50に作用させる。該コイルばね52の張力は回転子本体42を仮想線42bの位置に保持し、前記ロット他端の垂下ピン53に係合する横長板54の操作力を前記コイルばね52に及ぼすことにより、回転子本体42は実線位置に復帰する。なお前記とは対称的にコイルばね52の引っ張りで回転子本体42を実線位置に保持する構成は勿論可能である。前記のごとき回転子本体42の回転は、図1の給袋セクション(I)及び就床セクション(III)等で実行する。
【0010】
図4及び図7には前記クランプにおける回転子本体の回転操作手段を開示する。すなわち移動基板10の下面に固定するスリーブ55に支持するスライド棒56は、その一端に既に述べた横長板54を備え、該横長板に形成する2個のスリット57が、既に述べた回転子本体操作ロットの垂下軸53を係合する。時計方向への移動基板10の動きにより、前記スライド棒他端の垂直ピン58がスラストカム59に接触している間、クランプ11の挟持面は垂直であるが、垂直ピン58がスラストカム59から離れるとクランプ11の挟持面は水平に方向を変化させる。
【0011】
前記の横長板に沿ったスリット57は、2本のクランプアーム29が接近、また離反して袋幅を変化させる上で重要である。図3はその袋幅調整手段について開示する。すなわち移動基板10の下面に軸受60を介して支持したクランク61は、その入力側クランクピン62を、移動基板中心軸と同芯配置のラジアルカム63に接触させる一方、同出力側クランクピン64を、既に説明した水平レバー35の一端に連接棒65を介して連結し、コイルスプリング66の引っ張りによって前記入力側クランクピン62をカム63に圧接する。移動基板10の移動に伴いラジアルカム63のカーブが入力側クランクピン62に作用すると、2本のアーム29の間隔は変化する。つまり図4において包袋13は開口し、また閉鎖する。かかる作用は図1における開口セクション(IV)及び緊張セクション(VII)等において実行する。なお図1においてラジアルカム63は、移動基板10と一体に移動12し且つ移動基板10が停止している間に逆時計方向に単独復帰150するので、開口セクション(IV)では停止する包袋13を開口できる。
【0012】
図8に示すごとく各アーム29の1組ごとに、移動基板10は包袋13を臥するためにベット基板16を備える。移動基板10から垂下するフレーム71に長さの異なる2本の、第1リンク72と、第2リンク73とを枢支すると共に、これら両リンクに前記ベット基板16を支持すると共に、前記フレーム71にガイド74を介して上下動自在に支持するリフト棒75を第1リンク72と連結し、同リフト棒下の車輪76を第2のラジアルカム78に負荷している。前記カム78上面のカーブによってベット基板16は上下に変位し、図1における就床セクション(III)附近でベット基板16は水平に支える。該ベット基板16は、包袋13から溢れる例えば液や団子を包袋内に充填する場合、僅かに下降して包袋13を傾斜させるような配慮がある。
【0013】
図9は、図1の充填セクション(V)での包袋に対する被包装物充填手段平面実施例である。すなわち袋詰め包装機と同期回転するベルトコンベヤ80の上に、4枚の油あげ20を並べて載置し間欠運搬すると、先ず片寄せ手段81は前記あげをガイド壁82に添わせ、次の加圧セクションで上からの加圧であげは嵩低く押さえられ、さらに次セクションの押し出し手段83はあげをコンベヤ80から、上下2枚の挟持板18の間に、一定の時間間隔で押し出す。
【0014】
図10及び図11のことく、機台85に立設する支柱86上の2本の平行なガイド棒87にスライドフレーム88を支持し、該フレームの上に固定する溝形板89の上にバネ90を介して配置する下板91と、前記フレームにおけるスリーブ92にスライド自在に設けたロット93の上の上板94とで、既に説明した挟持板18を構成する。また前記ロット92の下端に支持するコロ95は、機台85に支持するコンロット96上のカム板97のスリット98に係合する。そこで図10において押し出し手段83がベルトコンベヤ80上の油あげ20を矢印のごとく下板91上に押し出すと、ロット69、93から伝わる動力で上板94は下動し、下板91とで挟持する油あげ20をバネ90の弾力に抗して溝形板89の中に沈める。
【0015】
図12における正逆転水平揺動レバー100はリンク101を介し前記溝形板89と連結し、該溝形板を仮想線89bの位置まで変位させる。すなわち図13のごとく前記揺動板100の運動で溝形板89をガイド棒87に沿って押し出しすと、下板91と上板94とで挟持したあげ20を包袋13の中に挿入することができる。しかも前記上下両板の間に介在する押し込みブロック103は連結バー104を介し、図11及び図12のガイド棒87に支持するスライダ105と連結し、該スライダ105はスイングレバー106とリンク107を介して連結する。結局前記スイングレバー106の運動によって図13におけるブロック103は油あげ20を包袋13の中に押し込み、その後、同ブロック103及び挟持板並びに溝形板89は後退するので、油あげ20は包袋13内に残留することになる。なお斯かる充填作用は例えば多数の肉団子を平面的に包袋内に充填することが可能である。
【0016】
図1での搬出セクション(VIII)に設置する仲介クランプ23の具体的構造は例えば図14のごとくである。揺動腕110に設置するエアシリンダ112の、ピストンロット113先端の下動爪114は、前記揺動腕110に直接設置する固定爪115と対向し、かつシリンダ112でもって開閉する。図15に示すごとく前記揺動腕110の設置位置の対向部には、ロータ116に支持する真空チャンバーの下箱117が待機する。アーム29に支持して運ばれてくる包装体13を、揺動腕110の仲介クランプ23(図4の114、115)がキヤッチすると、レバー118は揺動腕110を回転して前記下箱117に搬入する。下箱117は水平であることよりも、包袋内の液の零れを防ぐために僅かに傾斜する。かかる傾斜に見合った重量が被包装物に働くので、包袋内での被包装物の分散に効果がある。ピン119を軸に上箱120が下箱117を密封するので、ロータ116の回転中に、前記包袋13の開口部は真空下で密封されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 袋詰め機の平面概略図
【図2】 前図の部分的垂直段面図
【図3】 前図の平面図
【図4】 前図の透視図
【図5】 クランプアームの側面図
【図6】 前図の平面図
【図7】 クランプの操作説明図
【図8】 ベット基板の操作説明図
【図9】 被包装物充填装置の平面図
【図10】 前図の正面図
【図11】 被包装物の充填装置側面図
【図12】 前図の平面図
【図13】 充填作用の説明図
【図14】 包装体搬出装置の側面図
【図15】 搬出セクションの側面図
【符号の説明】
10…移動基板
11…クランプ
13…包袋
15…しごき棒
16…ベット基板
17…知真空カップ
18…挟持板
20…被包装物
22…液充填ノズル
23…仲介クランプ
29…アーム
31…ガイド棒
32…スリーブ
35…水平レバー
36…リンク
40…コロ
41…レール
42…回転子本体
43…メインピン
44…サブピン
45…クランクレバー
46…下動爪
47固定爪
50…ロット
52コイルスプリング
53垂下軸
54…横長板
55…スリーブ
57…スリット
58…垂下ピン
59…スラストカム
60…軸受
61…クランク
63…ラジアルカム
71…フレーム
72…長いリンク
73…短いリンク
76…車輪
78…第2のラジアルカム
Claims (10)
- 移送基盤の周縁に一端を支持する2本のアームの開放端それぞれに、包袋を挟持するためのクランプを備える回転子本体をメインピンを介して枢支すると共に、前記各アームに沿って配置したロッドと前記回転子本体とをリンクを介して連結し、前記ロッドに作用するコイルばねの張力により、前記回転子本体に設けた前記クランプの噛着面を垂直に保持する一方、前記両ロッドに設けた垂下ピンそれぞれに係合する横長板の操作力で前記コイルばねを圧縮して、前記クランプの噛着面を水平方向に変位させることができる構成であり、前記移送基盤と一体に回転する前記横長板の、スライドピンの回転軌道にスラストカムを設置し、該カム形状に倣って前記クランプの噛着面を、垂直、水平両方向に変位するように前記回転子本体を回転させる手段と、
前記移送基盤の下面に設けたガイド棒に前記両アームを、これらアームの間隔がスライド自在に変化するように支持する一方、前記両ロッドにおける前記両垂下ピンを、前記横長板に沿って形成したスリット内に変位可能に係合し、前記両アームの間隔変位により前記両クランプで挟持した包袋の袋口を開閉させる手段と、
前記クランプの噛着面を水平に変化させる領域で、前記移送基盤に支持するベッド基盤を回転させて前記包袋を水平に横臥させ、開口しかつ横臥する該包袋内に被包装物を押し入れる装置を備える手段とにより構成する袋詰め包装装置。 - 両アームのガイド棒に沿う2本のアームの間隔調整は、移送基盤に回転自在に支持する水平レバーの両端と、前記両アームとをそれぞれリンクを介して連結する一方、前記移送基盤の軸受けに支持するクランクの入力側のクランクピンを、前記アームの運搬軌道に沿って設置したラジアルカムに沿って滑らせ、また同クランクの出力側クランクピンと前記水平レバーの一端とを連接棒を介して連結して構成した請求項1に記載の装置。
- 両アームそれぞれにおける回転子本体操作用ロットの一端と、前記アームの運搬軌道に沿って設置したスラストカムとの係合を、移動基盤に固定するスリーブに支持したスライド棒を介して行うものであり、同スライド棒一端の垂下ピンをスラストカムに係合する一方、同スライド棒多端の横長板のスリットに、前記両回転子本体操作用ロット一端の垂下軸を係合した請求項2に記載の装置。
- 両アームを間隔変更自在に支持する移送基盤固定のガイド棒と平行に、同移送基盤に固定してレールを配置し、両アームそれぞれが回転自在に備えるコロを前記各レールに接触させて、前記のアームのバランスを保つようにした請求項2又は3に記載の装置。
- クランプに吊り下げる包袋を水平に変位させるベッド基盤の据付は、移動基盤から垂下するフレームに、上部の長い第1リンク及び、下方の短い第2リンクそれぞれの一端を枢支すると共に、これら両リンク他端を前記ベッド基盤に連結し、前記リンクと連結するリフト棒他端の車輪を介し、前記ベッド基盤の重量を第2ラジアルカムに負荷する請求項1ないし請求項4いずれかに記載の装置。
- クランプに吊り下げる包袋を、その袋口から底側に横スライドするしごき棒で水平化すると共に、ほぼ同時回転するベッド基盤で前記包袋を水平に支えるようにした請求項1ないし請求項5いずれかに記載の装置。
- ベッド基盤で水平に支える包袋に向けて被包装物を挟持して送り込む上下2枚の挟持板は、前記包袋との対向位置において通常上下に開放し、同挟持板間に対する横からの被包装物の押し込み動作と、両挟持板の被包装物挟持動作と、被包装物と一体の両挟持板の包袋への挿入動作と、両挟持板間の押し込みブロックによる被包装物の包袋への押し出し動作と、前記押し込みブロック及び前記両挟持板の包袋からの退避動作とを、水平軌道における前記両アームの間歇移動にタイミングを合わせて行う請求項1ないし請求項6いずれかに記載の装置。
- 被包装物を充填した包袋にノズルを介して液体を補充する場合、ベッド基盤の高さを僅かに落とすように調整する請求項1ないし請求項7いずれかに記載の装置。
- 被包装物を充填した包袋の停止位置と対向して真空チャンバーの停止位置を形成し、当該停止位置に配置して往復動する仲介クランプで袋口を銜えた包袋を、同仲介クランプの動きでほぼ水平のまま前記真空チャンバー内に移動させるようにした請求項1ないし請求項8いずれかに記載の装置。
- 被包装物を充填した包袋の停止位置に、袋口を密封するシール手段を設置した請求項1ないし請求項8いずれかに記載の装置。
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