JP3437020B2 - 取付金具 - Google Patents
取付金具Info
- Publication number
- JP3437020B2 JP3437020B2 JP27209095A JP27209095A JP3437020B2 JP 3437020 B2 JP3437020 B2 JP 3437020B2 JP 27209095 A JP27209095 A JP 27209095A JP 27209095 A JP27209095 A JP 27209095A JP 3437020 B2 JP3437020 B2 JP 3437020B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding
- reinforcing
- reinforcing ribs
- synthetic resin
- mounting
- Prior art date
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば繊維強化
プラスチックス(以下、これをFRPと略記する)製の
ユニットバスにおける壁面部材等の合成樹脂成形品に取
り付けられる取付金具に関し、特に、合成樹脂成形品の
裏面縦横に突設される補強リブへの取付けに工夫を施す
ことにより、合成樹脂成形品同士の接続作業及び補強部
材の取付作業の簡便化を図るようにしたものである。
プラスチックス(以下、これをFRPと略記する)製の
ユニットバスにおける壁面部材等の合成樹脂成形品に取
り付けられる取付金具に関し、特に、合成樹脂成形品の
裏面縦横に突設される補強リブへの取付けに工夫を施す
ことにより、合成樹脂成形品同士の接続作業及び補強部
材の取付作業の簡便化を図るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばFRP製のユニットバスに
おいては、図5に示すように、建物内の設置面G上に浴
槽ユニット1と洗い場ユニット2とを組合せ並設し、こ
れら浴槽ユニット1及び洗い場ユニット2上の周囲に壁
面部材3を周設してなる構成を有するものがある。
おいては、図5に示すように、建物内の設置面G上に浴
槽ユニット1と洗い場ユニット2とを組合せ並設し、こ
れら浴槽ユニット1及び洗い場ユニット2上の周囲に壁
面部材3を周設してなる構成を有するものがある。
【0003】このようなユニットバス、壁面部材3、防
水パン1、および2、天井等は、SMC(シートモール
ディングコンパウンド)成形法により成形されたものが
使用される場合があり、その裏面3aには、複数条の補
強リブ4が縦横に突設された補強構造となっている。
水パン1、および2、天井等は、SMC(シートモール
ディングコンパウンド)成形法により成形されたものが
使用される場合があり、その裏面3aには、複数条の補
強リブ4が縦横に突設された補強構造となっている。
【0004】そして、従来では、これらの補強リブ4に
よる壁面部材3の補強の不充分さを補うために、図6及
び図7に示すように、壁面部材3の裏面3a側に長尺な
L字形の金属製アングル素材からなる補強部材5を横方
向に沿って配設して補強リブ4の交点部位4aにてビス
6により固定したり、あるいは、図8に示すように、断
面コ字形の補強部材5を横方向の補強リブ4に挾着し
て、縦方向からビス6にて固定しているのが現状であ
る。
よる壁面部材3の補強の不充分さを補うために、図6及
び図7に示すように、壁面部材3の裏面3a側に長尺な
L字形の金属製アングル素材からなる補強部材5を横方
向に沿って配設して補強リブ4の交点部位4aにてビス
6により固定したり、あるいは、図8に示すように、断
面コ字形の補強部材5を横方向の補強リブ4に挾着し
て、縦方向からビス6にて固定しているのが現状であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来構造のものでは、図6及び図7に示すように、壁
面部材3に突設した補強リブ4の交点部位4aに補強部
材5をビス6にて直接タッピンネジ止めするような場
合、ビス保持強度が低いために、補強リブ4の交点部位
4aに駄肉部を形成する必要があり、しかも、設計変更
などにより補強リブ4の交点部位4a以外の部位にタッ
ピンネジ止めしたい場合には、駄肉部の形成位置を変更
しなければならず、これによって、壁面部材3の成形型
自体の改造が余儀なくされ、費用と時間が掛かるばかり
でなく、一度ビス6を取り外すと、再度のビス保持力が
弱くなるために、取付強度が低下する。
た従来構造のものでは、図6及び図7に示すように、壁
面部材3に突設した補強リブ4の交点部位4aに補強部
材5をビス6にて直接タッピンネジ止めするような場
合、ビス保持強度が低いために、補強リブ4の交点部位
4aに駄肉部を形成する必要があり、しかも、設計変更
などにより補強リブ4の交点部位4a以外の部位にタッ
ピンネジ止めしたい場合には、駄肉部の形成位置を変更
しなければならず、これによって、壁面部材3の成形型
自体の改造が余儀なくされ、費用と時間が掛かるばかり
でなく、一度ビス6を取り外すと、再度のビス保持力が
弱くなるために、取付強度が低下する。
【0006】また、図8に示すような取付構造のもので
は、補強リブ4に駄肉部を形成する必要がないが、ビス
止め作業に手間を要し、取付作業が面倒であるばかりで
なく、上述した従来例と同様に、補強リブ4に直接ネジ
止めしているために、一度ビス6を取り外すと、再度の
ビス保持力が弱くなり、取付強度が低下するという問題
があった。
は、補強リブ4に駄肉部を形成する必要がないが、ビス
止め作業に手間を要し、取付作業が面倒であるばかりで
なく、上述した従来例と同様に、補強リブ4に直接ネジ
止めしているために、一度ビス6を取り外すと、再度の
ビス保持力が弱くなり、取付強度が低下するという問題
があった。
【0007】この発明の目的は、合成樹脂成形品同士の
接続作業及び補強部材の取付作業の簡便化を図ることが
できるようにした取付金具を提供することにある。
接続作業及び補強部材の取付作業の簡便化を図ることが
できるようにした取付金具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、合成樹脂製成形品の裏面の縦横に
突設された補強リブに取り付けられる取付金具であっ
て、前記補強リブに打込み挾着される内側面に複数の逆
止爪がそれぞれ形成された内外両挾持片からなる断面コ
字形の挾着部と、この挾着部に一体に形成されたネジ孔
を有する支持部とを具備してなる構成としたものであ
る。
ために、この発明は、合成樹脂製成形品の裏面の縦横に
突設された補強リブに取り付けられる取付金具であっ
て、前記補強リブに打込み挾着される内側面に複数の逆
止爪がそれぞれ形成された内外両挾持片からなる断面コ
字形の挾着部と、この挾着部に一体に形成されたネジ孔
を有する支持部とを具備してなる構成としたものであ
る。
【0009】また、この発明は、合成樹脂製成形品の裏
面の縦横に突設された補強リブに取り付けられる取付金
具であって、前記縦横の補強リブに跨って打込み挾着さ
れる内側面に複数の逆止爪がそれぞれ形成された内外両
挾持片からなる断面コ字形の一対の挾着部と、これら挾
着部間に一体に形成されたネジ孔を有する支持部とを具
備してなる構成としたものである。
面の縦横に突設された補強リブに取り付けられる取付金
具であって、前記縦横の補強リブに跨って打込み挾着さ
れる内側面に複数の逆止爪がそれぞれ形成された内外両
挾持片からなる断面コ字形の一対の挾着部と、これら挾
着部間に一体に形成されたネジ孔を有する支持部とを具
備してなる構成としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1から図4に示す図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、この発明に係る図示の実施の形態において、図5
から図8に示す従来構造のものと構成が重複する部分は
同一符号を用いて説明する。
1から図4に示す図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、この発明に係る図示の実施の形態において、図5
から図8に示す従来構造のものと構成が重複する部分は
同一符号を用いて説明する。
【0011】図1から図2は、この発明に係る第1の実
施の形態を示すもので、図5に示すように、例えば設置
面G上に組合せ並設してなる浴槽ユニット1及び洗い場
ユニット2上の周囲に周設された壁面部材3の裏面3a
側に、長尺なL字形の金属製アングル素材からなる補強
部材5を補強リブ4に取り付けるにおいて、後述する取
付金具10を介して取り付けてなる構成を有するもので
ある。
施の形態を示すもので、図5に示すように、例えば設置
面G上に組合せ並設してなる浴槽ユニット1及び洗い場
ユニット2上の周囲に周設された壁面部材3の裏面3a
側に、長尺なL字形の金属製アングル素材からなる補強
部材5を補強リブ4に取り付けるにおいて、後述する取
付金具10を介して取り付けてなる構成を有するもので
ある。
【0012】そして、前記取付金具10は、前記補強リ
ブ4に打込み挾着される断面コ字形の挾着部11と、こ
の挾着部11に一体に形成された支持部21とで構成さ
れ、前記挾着部11は、内外両挾持片12,12と、こ
れら内外両挾持片12,12の内側面にそれぞれ切越し
形成された複数の逆止爪13,13とからなる一方、前
記支持部21は、支持片22と、この支持片22に打抜
き形成されたタップネジ孔23とからなっている。
ブ4に打込み挾着される断面コ字形の挾着部11と、こ
の挾着部11に一体に形成された支持部21とで構成さ
れ、前記挾着部11は、内外両挾持片12,12と、こ
れら内外両挾持片12,12の内側面にそれぞれ切越し
形成された複数の逆止爪13,13とからなる一方、前
記支持部21は、支持片22と、この支持片22に打抜
き形成されたタップネジ孔23とからなっている。
【0013】すなわち、前記取付金具10を補強リブ4
に取り付けるには、挾着部11を補強リブ4に打込み、
かつ、その内外両挾持片12,12の内側面にそれぞれ
切越し形成した複数の逆止爪13,13を補強リブ4に
喰い込ませて抜け防止を図ることにより行なわれ、この
ようにして取り付けられた取付金具10の支持部21の
タップネジ孔23にビス6をネジ込むことにより、補強
部材5を取り付けるようになっているものである。
に取り付けるには、挾着部11を補強リブ4に打込み、
かつ、その内外両挾持片12,12の内側面にそれぞれ
切越し形成した複数の逆止爪13,13を補強リブ4に
喰い込ませて抜け防止を図ることにより行なわれ、この
ようにして取り付けられた取付金具10の支持部21の
タップネジ孔23にビス6をネジ込むことにより、補強
部材5を取り付けるようになっているものである。
【0014】また、図3及び図4はこの発明に係る取付
金具10の他の実施の形態を示すもので、前記縦横の補
強リブ4,4に跨って打込み挾着される内側面に複数の
逆止爪13,13がそれぞれ切越し形成された内外両挾
持片12,12からなる断面コ字形の一対の挾着部1
1,11と、これら挾着部11,11間に一体に形成さ
れたタップネジ孔23を有する支持片22からなる支持
部21とで構成してなるものである。
金具10の他の実施の形態を示すもので、前記縦横の補
強リブ4,4に跨って打込み挾着される内側面に複数の
逆止爪13,13がそれぞれ切越し形成された内外両挾
持片12,12からなる断面コ字形の一対の挾着部1
1,11と、これら挾着部11,11間に一体に形成さ
れたタップネジ孔23を有する支持片22からなる支持
部21とで構成してなるものである。
【0015】なお、上記の実施の形態においては、取付
金具10をユニットバス等における壁面部材への補強部
材の取付けを例にして説明したが、例えば壁面部材同士
の接続などにも使用することが可能である。
金具10をユニットバス等における壁面部材への補強部
材の取付けを例にして説明したが、例えば壁面部材同士
の接続などにも使用することが可能である。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、合成樹脂製成形品の裏面の縦横に突設された補強
リブに取付金具を取り付け、この取付金具を補強リブに
打込み挾着される内側面に複数の逆止爪がそれぞれ形成
された内外両挾持片からなる断面コ字形の挾着部と、こ
の挾着部に一体に形成されたネジ孔を有する支持部とで
形成してなることから、従前のようなユニットバスの壁
面部材、防水パンへの補強部材等の取付けを簡便に行な
うことができる。
明は、合成樹脂製成形品の裏面の縦横に突設された補強
リブに取付金具を取り付け、この取付金具を補強リブに
打込み挾着される内側面に複数の逆止爪がそれぞれ形成
された内外両挾持片からなる断面コ字形の挾着部と、こ
の挾着部に一体に形成されたネジ孔を有する支持部とで
形成してなることから、従前のようなユニットバスの壁
面部材、防水パンへの補強部材等の取付けを簡便に行な
うことができる。
【図1】 この発明に係る取付金具の合成樹脂製成形品
への取付状態の第1の実施の形態を示す要部拡大断面
図。
への取付状態の第1の実施の形態を示す要部拡大断面
図。
【図2】 同じく取付金具の合成樹脂製成形品の補強リ
ブヘの取付状態を示す説明図。
ブヘの取付状態を示す説明図。
【図3】 この発明に係る取付金具の合成樹脂製成形品
への取付状態の第2の実施の形態を示す要部拡大断面
図。
への取付状態の第2の実施の形態を示す要部拡大断面
図。
【図4】 同じく取付金具の合成樹脂製成形品の補強リ
ブヘの取付状態を示す説明図。
ブヘの取付状態を示す説明図。
【図5】 従来のユニットバスを示す概略的説明図。
【図6】 図5のA部における補強部の要部拡大概略的
説明図。
説明図。
【図7】 図6のB−B線における補強部材の補強リブ
への取付状態を示す要部拡大断面図。
への取付状態を示す要部拡大断面図。
【図8】 同じく従来の他の補強部材の補強リブへの取
付状態を示す要部拡大断面図。
付状態を示す要部拡大断面図。
3……壁面部材(合成樹脂製成形品)、3a……裏面、
4……補強リブ、5……補強部材、6……ビス、10…
…取付金具、11……挾着部、12,12……挾持片、
13,13……逆止爪、21……支持部、22……支持
片、23……ネジ孔。
4……補強リブ、5……補強部材、6……ビス、10…
…取付金具、11……挾着部、12,12……挾持片、
13,13……逆止爪、21……支持部、22……支持
片、23……ネジ孔。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A47K 4/00
E04B 2/72
Claims (2)
- 【請求項1】 合成樹脂製成形品の裏面の縦横に突設さ
れた補強リブに取り付けられる取付金具であって、 前記補強リブに打込み挾着される内側面に複数の逆止爪
がそれぞれ形成された内外両挾持片からなる断面コ字形
の挾着部と、この挾着部に一体に形成されたネジ孔を有
する支持部とを具備したことを特徴とする取付金具。 - 【請求項2】 合成樹脂製成形品の裏面の縦横に突設さ
れた補強リブに取り付けられる取付金具であって、 前記縦横の補強リブに跨って打込み挾着される内側面に
複数の逆止爪がそれぞれ形成された内外両挾持片からな
る断面コ字形の一対の挾着部と、これら挾着部間に一体
に形成されたネジ孔を有する支持部とを具備したことを
特徴とする取付金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27209095A JP3437020B2 (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 取付金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27209095A JP3437020B2 (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 取付金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0984712A JPH0984712A (ja) | 1997-03-31 |
JP3437020B2 true JP3437020B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=17508950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27209095A Expired - Fee Related JP3437020B2 (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 取付金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3437020B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6851162B2 (ja) * | 2016-09-13 | 2021-03-31 | ブレクスプロダクツ株式会社 | パネル、パネル組立体、及びユニット式ルーム |
-
1995
- 1995-09-27 JP JP27209095A patent/JP3437020B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0984712A (ja) | 1997-03-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |