JPH0941452A - 床パンの補強構造 - Google Patents

床パンの補強構造

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Publication number
JPH0941452A
JPH0941452A JP22849095A JP22849095A JPH0941452A JP H0941452 A JPH0941452 A JP H0941452A JP 22849095 A JP22849095 A JP 22849095A JP 22849095 A JP22849095 A JP 22849095A JP H0941452 A JPH0941452 A JP H0941452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing
floor pan
pipe
rib
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP22849095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Moriki
啓之 森木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
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Publication of JPH0941452A publication Critical patent/JPH0941452A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な作業で床パンを補強することのできる補
強構造を提供する。 【解決手段】床パン裏面に補強リブを形成し、補強リブ
に補強パイプ等を連結する床パンの補強構造において、
補強リブの垂直な起立壁に横方向から貫通孔を穿設し、
該貫通孔へ締結材を挿通し、該締結材で補強パイプ等を
抱き抱えて緊締する。また補強リブの垂直な起立壁に横
方向から貫通孔を穿設し、該貫通孔へ締結材の一端側を
挿通すると共に、締結材の他端側を補強パイプ等を上下
に貫通して緊締する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床パン裏面に補強
リブを形成し、該補強リブに補強パイプ等を連結して補
強するようにした床パンの補強構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通常、床パン等は合成樹脂で製造される
ことが多く、浴室に使用される床パンでは洗場に使用者
の荷重がかかるとベコベコし、不安定であるので、床パ
ンの裏面側を補強パイプ等で補強するようにしている。
【0003】図3及び図4は、それぞれ従来の床パンの
補強構造を示すものである。図3に示す従来例にあって
は、床パン1の裏面側に縦横に交差する補強リブ2を立
設し、そのどちらか一方側の補強リブ2を近接に配置し
て平行に設け、補強パイプ3を嵌合させるための凹部4
を形成している。そして、該凹部4へ補強パイプ3を嵌
合させ、補強リブ2の側面側からビス5で固定してい
る。
【0004】また図4に示す従来例にあっては、床パン
1の裏面側の縦横に交差する補強リブ2の交差する部分
にボス部6を形成し、該ボス部6へ接着剤を介して高ナ
ット7を嵌合固着するか又は側面からビス5を螺子込ん
で固着している。そして、補強リブ2の上端面に載置し
た補強パイプ3に、上下に貫通するボルト孔8を設け、
該ボルト孔8へ挿通したボルト9を前記高ナット7へ螺
着し、補強パイプ3を固定して、床パン1の補強を行っ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記図3に
示す従来技術にあっては、補強リブ2の起立壁2aの側
面から螺子込むビス5の数が多く、補強パイプ3の取付
作業に手間取るという欠点があった。
【0006】また図4に示す従来技術にあっては、部品
点数が多く、しかも、ボス部6へ高ナット7を接着剤で
固着するか又はビス5で固定しなければならず、多くの
工数が必要であった。更に、前記ボス部6の形成は、ボ
ス部6の凹部が金型では凸部となり、その他の部分に比
較して放冷し易く、従って金型の温度が低く、成形時の
硬化時間が遅くなるという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、簡単な作業
で床パンを補強することのできる補強構造を提供せんと
するものである。
【0008】而して、前記課題を解決するために本発明
が採用した請求項1の手段は、床パン裏面に補強リブを
形成し、補強リブに補強パイプ等を連結する床パンの補
強構造において、補強リブの垂直な起立壁に横方向から
貫通孔を穿設し、該貫通孔へ締結材を挿通し、該締結材
で補強パイプ等を抱き抱えて緊締するようにしたことを
特徴とする床パンの補強構造である。
【0009】また本発明が採用した請求項2の手段は、
床パン裏面に補強リブを形成し、補強リブに補強パイプ
等を連結する床パンの補強構造において、補強リブの垂
直な起立壁に横方向から貫通孔を穿設し、該貫通孔へ締
結材の一端側を挿通すると共に、締結材の他端側を補強
パイプ等を上下に貫通して緊締するようにしたことを特
徴とする床パンの補強構造である。
【0010】更に、本発明が採用した請求項3の手段
は、補強リブが高さの異なるものを交差状に配置したも
のであり、補強リブが交差する部分で高さの高いリブに
補強パイプ等の幅に相当する切欠凹部を形成したことを
特徴とする前記請求項2に記載の床パンの補強構造であ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成を図面に示
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。図1は本発明の第1の実施の形態を示すものであ
り、図(a)は床パン1を裏面側から見た斜視図、図
(b)は同縦断面図である。同図に示す如く、この実施
の形態に係る床パン1の補強構造は、縦横に交差する補
強リブ2の起立壁2aに横方向から貫通孔を形成し、該
貫通孔へUボルト10を嵌合装着している。そして、補
強リブ2の上端面へ載置した補強パイプ3を、前記Uボ
ルト10で抱き抱え、平板プレート11で押さえてナッ
ト12で締結している。前記補強パイプ3は、縦横の補
強リブ2に高低差を設け、高いリブ側に補強パイプ3と
同幅の凹部を形成してこれに嵌合させるようにしてお
り、補強パイプ3が安定して補強リブ2と接するように
している。
【0012】このようにUボルト10及び平板プレート
11を押さえてナット12で締結することにより、補強
パイプ3を補強リブ2の上端面に垂直に緊締することが
可能であり、高さの高い補強リブ2側に設けた凹部によ
って補強パイプ3の横振れが防止されることと相俟って
補強パイプ3を安定した状態で緊締することができる。
しかも、緊締作業はナット12の締結であり、従来のよ
うにビス5を螺子込む場合に比較して極めて簡単であ
る。しかも、その数を低減することができ、作業負担の
著しい軽減が可能である。
【0013】図2は本発明の第2の実施の形態に係るも
のであり、図(a)は床パン1を裏面側から見た斜視
図、図(b)は同縦断面図である。同図に示す如く、こ
の実施の形態に係る床パン1の補強構造は、縦横に交差
する補強リブ2の起立壁2aに横方向から貫通孔を形成
し、該貫通孔へJボルト13のフック部13aを挿通
し、係止させている。そして、Jボルト13の螺子部1
3bを補強リブ2の上端面へ載置した補強パイプ3の上
下へ貫通して挿通し、ナット12で締結している。
【0014】このようにJボルト13を用いる第2の実
施の形態の場合であっても、補強パイプ3を補強リブ2
の上端面へ垂直に押し当てて緊締することができ、安定
した補強構造を得ることが可能である。しかも、締結は
ナット12を螺子込むだけであり、極めて簡単である。
その他の構成並びに作用効果は、前記第1の実施の形態
の場合と同じであり、ここでの説明は省略する。
【0015】ところで、本発明は上述した実施の形態に
限定されるものではなく、例えば補強パイプ3は丸パイ
プや木材、棒材等であってもよい。またこれらの補強部
材を固定する方法としては、Uボルト10やJボルト1
3に代えて線材で締結してもよく、またクイックワッシ
ャー等の締結部材を用いるようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
床パンの裏面側に形成される補強リブに横方向に貫通孔
を設けて締結部材を係合させ、該締結部材で補強パイプ
を補強リブへ垂直に押し当てて緊締するようにしたか
ら、安定した補強構造が得られる。しかも、緊締作業は
ナットを用いることが可能であり、従来のように沢山の
ビスを用いる必要がないので、取付作業の簡略化を図る
ことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るものであり、
図(a)は床パンを裏面側から見た斜視図、図(b)は
同縦断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るものであり、
図(a)は床パンを裏面側から見た斜視図、図(b)は
同縦断面図である。
【図3】従来例を示すものであり、図(a)は床パンを
裏面側から見た斜視図、図(b)は同縦断面図である。
【図4】他の従来例を示すものであり、図(a)は床パ
ンを裏面側から見た斜視図、図(b)は同縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1…床パン 2…補強リブ 2a…補強リブの起立壁 3…補強パイプ 10…Uボルト 11…平板プレー
ト 12…ナット 13…Jボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床パン裏面に補強リブを形成し、補強リブ
    に補強パイプ等を連結する床パンの補強構造において、
    補強リブの垂直な起立壁に横方向から貫通孔を穿設し、
    該貫通孔へ締結材を挿通し、該締結材で補強パイプ等を
    抱き抱えて緊締するようにしたことを特徴とする床パン
    の補強構造。
  2. 【請求項2】床パン裏面に補強リブを形成し、補強リブ
    に補強パイプ等を連結する床パンの補強構造において、
    補強リブの垂直な起立壁に横方向から貫通孔を穿設し、
    該貫通孔へ締結材の一端側を挿通すると共に、締結材の
    他端側を補強パイプ等を上下に貫通して緊締するように
    したことを特徴とする床パンの補強構造。
  3. 【請求項3】補強リブが高さの異なるものを交差状に配
    置したものであり、補強リブが交差する部分で高さの高
    いリブに補強パイプ等の幅に相当する切欠凹部を形成し
    たことを特徴とする前記請求項2に記載の床パンの補強
    構造。
JP22849095A 1995-08-01 1995-08-01 床パンの補強構造 Pending JPH0941452A (ja)

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JP (1) JPH0941452A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11343698A (ja) * 1998-05-30 1999-12-14 Noritz Corp 合成樹脂製の壁パネル及びジョイント金具
JP2007126911A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Hitachi Housetec Co Ltd 防水パン及びこの防水パンを備えた浴室ユニット
JP2007303216A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Inax Corp 防水パンの補強構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11343698A (ja) * 1998-05-30 1999-12-14 Noritz Corp 合成樹脂製の壁パネル及びジョイント金具
JP2007126911A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Hitachi Housetec Co Ltd 防水パン及びこの防水パンを備えた浴室ユニット
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