JP3436203B2 - 車両用二次電池の残存容量算出装置、エンジン自動停止始動装置及び電気回転機制御装置 - Google Patents

車両用二次電池の残存容量算出装置、エンジン自動停止始動装置及び電気回転機制御装置

Info

Publication number
JP3436203B2
JP3436203B2 JP28175199A JP28175199A JP3436203B2 JP 3436203 B2 JP3436203 B2 JP 3436203B2 JP 28175199 A JP28175199 A JP 28175199A JP 28175199 A JP28175199 A JP 28175199A JP 3436203 B2 JP3436203 B2 JP 3436203B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
secondary battery
engine
vehicle
remaining capacity
rotating machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28175199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001097150A (ja
Inventor
克英 菊地
哲郎 菊地
慎一 伊藤
晋二 岸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP28175199A priority Critical patent/JP3436203B2/ja
Application filed by Nippon Soken Inc, Toyota Motor Corp filed Critical Nippon Soken Inc
Priority to EP08002364A priority patent/EP1923710B1/en
Priority to DE60041706T priority patent/DE60041706D1/de
Priority to PCT/JP2000/006170 priority patent/WO2001018938A1/ja
Priority to US10/070,375 priority patent/US6621250B1/en
Priority to DE60045170T priority patent/DE60045170D1/de
Priority to DE60045169T priority patent/DE60045169D1/de
Priority to CNB008154473A priority patent/CN1230962C/zh
Priority to EP00957070A priority patent/EP1220413B1/en
Priority to EP08002365A priority patent/EP1923711B8/en
Priority to KR1020027003097A priority patent/KR100554241B1/ko
Publication of JP2001097150A publication Critical patent/JP2001097150A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3436203B2 publication Critical patent/JP3436203B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/36Arrangements for testing, measuring or monitoring the electrical condition of accumulators or electric batteries, e.g. capacity or state of charge [SoC]
    • G01R31/382Arrangements for monitoring battery or accumulator variables, e.g. SoC
    • G01R31/3842Arrangements for monitoring battery or accumulator variables, e.g. SoC combining voltage and current measurements

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両用
二次電池の残存容量算出装置、エンジン自動停止始動装
置及び電気回転機制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用バッテリの充電状態を表
す残存容量の算出装置としては、特開平10−3191
00号公報にて示すように、自動車の走行中のバッテリ
の電流を観測することで、局部的な電解液の濃度変化を
予測することにより、この濃度変化に起因して生ずる分
極の度合いを推定し、分極の影響の小さい時をねらって
測定した電圧−電流特性からバッテリの残存容量を算出
するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記残存容量
算出装置では、例えばバッテリに対し充電される状況が
長く続くというような自動車の走行状況が継続する場合
には分極の度合いを推定できないため、必要な時にバッ
テリの残存容量の精度のよい算出が難しいという問題が
ある。
【0004】そこで、本発明は、以上のようなことに対
処するため、二次電池からなるバッテリの充電状態に密
接な影響を与える当該バッテリ内の分極を有効に活用し
てなる車両用二次電池の残存容量算出装置、エンジン自
動停止始動装置及び電気回転機制御装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明に係る車両用二次電池の残存
容量算出装置は、エンジン(E)に連結される電気回転
機(10、10A)を搭載してなる車両に装備されて電
気回転機により充電される二次電池(B)の端子電圧を
検出する電圧検出手段(50)と、二次電池に流れる電
流を検出する電流検出手段(40)と、検出電流に基づ
き二次電池内の分極の指数を算出する指数算出手段(3
20)と、分極の指数が二次電池の充電状態に影響を与
える度合いを小さくする所定範囲内に維持されるように
電気回転機を制御する制御手段(340乃至351、4
30乃至451)と、分極の指数が上記所定範囲内に維
持されているとき、二次電池の開放電圧を表す検出端子
電圧に応じて二次電池の残存容量を算出する算出手段
(361)とを備える。
【0006】このように、電気回転機に対する制御手段
の制御により分極の指数が二次電池の充電状態に影響を
与える度合いを小さくする所定範囲内に維持されている
ときに、二次電池の残存容量が当該二次電池の開放電圧
を表す検出端子電圧に応じて算出される。換言すれば、
分極の指数の変化を打ち消して上記所定範囲にするよう
に電気回転機を積極的に制御した上で、二次電池に生ず
る開放電圧に応じて残存容量SOCを算出するので、二
次電池の開放電圧に応じた残存容量の算出が必要に応じ
てタイミングよくかつ精度よくなされ得る。
【0007】また、請求項2に記載の発明に係る車両用
エンジン自動停止始動装置は、請求項1に記載の二次電
池の残存容量算出装置と、車両の停止の際に二次電池の
残存容量が許容値未満のときエンジンの自動停止を禁止
する禁止手段(230)とを備える。
【0008】このように、エンジンの自動停止の禁止が
上記残存容量算出装置で算出される残存容量をもとにな
されるので、エンジンの自動停止を精度よく禁止するこ
とができ、その後の自動車の発進にあたりエンジンスト
ールの発生を確実に防止し得る。
【0009】また、請求項3に記載の発明に係る車両用
電気回転機制御装置は、請求項1に記載の二次電池の残
存容量算出装置を備え、かつ、電気回転機がモータジェ
ネレータであって、このモータジェネレータを、残存容
量が許容値以上のときに、エンジン助勢を行うように制
御する制御手段(431)を備える。
【0010】これにより、電気回転機に対する制御手段
のエンジン助勢制御が、上記残存容量算出装置の算出残
存容量に基づき精度よく行われる。その結果、二次電池
の充電電流の受け入れ性が良好に維持されて必要なタイ
ミングで効率よく二次電池を充電することが可能とな
り、効率のよいエネルギー回収が可能となる。
【0011】また、請求項4に記載の発明に係る車両用
電気回転機制御装置は、エンジン(E)に連結される電
気回転機(10、10A)を搭載してなる車両に装備さ
れて電気回転機により充電される二次電池(B)の端子
電圧を検出する電圧検出手段(50)と、二次電池に流
れる電流を検出する電流検出手段(40)と、検出電流
に基づき二次電池内の分極の指数を算出する指数算出手
段(320)と、分極の指数が二次電池の充電状態に影
響を与える度合いを小さくする所定範囲内に維持される
ように電気回転機を制御する制御手段(340乃至35
1、430乃至451)とを備える。
【0012】これにより、電気回転機に対する制御手段
のエンジン助勢制御が、上記分極の指数を上記所定範囲
内に維持することで、精度よく行われる。その結果、二
次電池の充電電流の受け入れ性が良好に維持されて必要
なタイミングで効率よく二次電池を充電することが可能
となり、効率のよいエネルギー回収が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明が自動車用エンジン自
動停止始動装置に適用された例を示している。当該自動
車は、図1に示すように、交流発電機10、整流器20
及びレギュレータ30を備えている。交流発電機10
は、当該自動車のエンジンEにより駆動されて発電し交
流電圧を出力する。整流器20は、交流発電機10の交
流電圧を整流して整流電圧を発生しバッテリB及びレギ
ュレータ30に供給する。レギュレータ30は、後述す
るマイクロコンピュータ80による制御のもと、交流発
電機10の出力を制御して、出力電圧が上限電圧以上に
ならないようにしている。
【0014】また、当該エンジン自動停止始動装置は、
電流センサ40、電圧センサ50、踏み込み量センサ6
0及び車速センサ70を備えている。電流センサ40は
バッテリBの充電電流或いは放電電流を検出する。電圧
センサ50はバッテリBの端子電圧を検出する。踏み込
み量センサ60は当該自動車のアクセルペダルの踏み込
み量を検出する。また、車速センサ70は、当該自動車
の車速を検出する。なお、バッテリBは、二次電池の一
種である鉛蓄電池により構成されている。
【0015】また、当該エンジン自動停止始動装置は、
マイクロコンピュータ80、エンジン自動停止始動制御
回路90及び不揮発メモリ100を備えている。マイク
ロコンピュータ80は、主制御プログラム及び割り込み
制御プログラムとしての副制御プログラムを図2乃至図
4にて示すフローチャートに従いそれぞれ実行する。
【0016】このマイクロコンピュータ80は、図2の
フローチャートによる主制御プログラムの実行中に、当
該自動車の停止時や発進時におけるエンジンEの自動的
な停止や始動の処理を行う。また、マイクロコンピュー
タ80は、図3及び図4のフローチャートによる副制御
プログラムの実行中に、電流センサ40の検出電流や電
圧センサ50の検出電圧等に基づきバッテリBの残存容
量の算出処理等を行う。
【0017】本第1実施形態では、副制御プログラムの
実行は、マイクロコンピュータ80に内蔵のタイマーの
所定時間の計時毎の割り込み処理でなされる。なお、マ
イクロコンピュータ80は、バッテリBから常時給電さ
れて、主制御プログラムを実行するとともに、当該自動
車のイグニッションスイッチIGのオンにより上記タイ
マーをリセット始動する。また、上記主制御プログラム
及び副制御プログラムはマイクロコンピュータ80のR
OMに予め記憶されている。
【0018】エンジン自動停止始動制御回路90は、踏
み込み量センサ60及び車速センサ70の各検出出力に
基づきエンジンEを自動的に停止或いは始動するように
制御する。不揮発メモリ100は、マイクロコンピュー
タ80の処理データを記憶する。
【0019】このように構成した本第1実施形態におい
て、イグニッションスイッチIGのオンのもと、当該自
動車をそのエンジンの始動に伴い発進させるものとす
る。このとき、マイクロコンピュータ80は、イグニッ
ションスイッチIGのオンにより、図2のフローチャー
トのステップ200にてYESとの判定をしステップ2
10以後の主制御プログラムの実行に移行するととも
に、上記タイマーをリセット始動し、当該タイマーの所
定時間の計時毎に副制御プログラムの実行を図3及び図
4のフローチャートに従い開始する。
【0020】副制御プログラムの実行中においては、ス
テップ300にて、電流センサ40の検出電流(以下、
バッテリ電流Iという)及び電圧センサ50の検出電圧
(以下、バッテリ電圧Vという)がマイクロコンピュー
タ80に入力される。すると、ステップ310におい
て、残存容量SOCが次の数1の式に基づきバッテリ電
流I及び前回容量SOCoに応じて算出される。なお、
当該前回容量SOCoは、上記イグニッションスイッチ
IGのオン直前において不揮発メモリ100に記憶され
ている残存容量SOCであって、上記イグニッションス
イッチIGのオンに伴う副制御プログラムの初回の実行
でのみステップ310での残存容量SOCの算出に使用
される。ここで、残存容量SOCとは、バッテリBの満
充電状態の充電容量に対するバッテリBの実際の容量の
比率を%で表したものである。
【0021】
【数1】SOC=SOCo+{I・t・100/C} 但し、この数1の式において、CはバッテリBの定格容
量(A・sec)を示し、tはサンプリングタイミング
(sec)を示す。
【0022】次に、ステップ320において、分極の指
数Pが次の数2の式に基づきバッテリ電流Iに応じて算
出される。
【0023】
【数2】 但し、数2の式において、γはバッテリBの充電効率の
変動に対する補正項(バッテリBの充電時に正となる)
である。tは時間(sec)である。また、Idはバッ
テリB内の電極近傍における電解液の拡散に起因する補
正項である。そして、Poをt1の直前における指数P
の値とし、a、bをそれぞれ定数(時間の逆数を表す)
とすると、Po>0のとき、Id=a・Poであり、P
o=0のとき、Id=0であり、P<0のとき、Id=
b・Poである。なお、数2の式は、マイクロコンピュ
ータ80のROMに予め記憶されている。
【0024】その後、ステップ330において、SOC
検出要求フラグF=1の成立の有無が判定される。ここ
で、図2のステップ261においてF=1とセットされ
ておればステップ330における判定はYESとなる。
これに伴い、ステップ340において、分極の指数Pが
所定の上限値Paと比較判定される。但し、上限値Pa
は、残存容量SOCの算出に対し分極の影響が小さいと
考えられる分極の指数の範囲の上限の値を表す。
【0025】現段階にて、P>Paであれば、ステップ
340におけるYESとの判定のもと、ステップ341
において、交流発電機10の出力電圧を所定電圧Vaま
で低下させる処理がなされる。この処理に基づき、交流
発電機10がその出力電圧を所定電圧Vaまで低下す
る。このことは、電流が分極の指数を上限値Pa以下に
小さくするようにバッテリBに流れることを意味する。
【0026】一方、上記ステップ340における判定が
NOとなる場合には、ステップ341での処理を行うこ
となく、ステップ350において分極の指数Pが所定の
下限値Pbと比較判定される。但し、下限値Pbは、残
存容量SOCの算出に対し分極の影響が小さいと考えら
れる分極の指数の範囲の下限の値を表す。
【0027】現段階にて、P<Pbであればステップ3
50における判定がYESとなる。これに伴い、ステッ
プ351において、交流発電機10の出力電圧を所定電
圧Vaまで上昇させる処理がなされる。この処理に基づ
き、交流発電機10がその出力電圧を所定電圧Vaまで
上昇する。このことは、電流が分極の指数を下限値Pb
以上に大きくするようにバッテリBに流れることを意味
する。
【0028】換言すれば、残存容量SOCを詳細に制御
する必要のない残存容量SOCの領域では、SOC検出
要求フラグF=1のもと、指数PをPa以上Pb以下に
すべく分極を打ち消すように交流発電機10の発電電圧
を制御する。
【0029】上記ステップ330における判定がNOで
ある場合、上記ステップ350での判定がNOである場
合、或いはステップ351での処理が終了された場合に
は、ステップ360(図4参照)において、分極の指数
Pが下限値Pb以上で上限値Pa以下であるか否かが判
定される。換言すれば、SOC検出要求フラグF=1と
セットされていない場合には、各ステップ340乃至3
51の処理を行うことなく、ステップ360の処理に移
行する。
【0030】ここで、Pb≦P≦Paが成立しておれ
ば、ステップ360での判定がYESとなり、次のステ
ップ361において、バッテリBの現段階における残存
容量SOCが、バッテリBの開放電圧Vopenと残存
容量SOCとの間の関係を表すデータ(以下、Vope
n−SOCデータという)に基づき現段階でのバッテリ
Bの開放電圧Vopenを表す電圧センサ50の検出出
力Vに応じて算出される。このVopen−SOCデー
タは、残存容量SOCが開放電圧Vopenにほぼ正比
例する関係を表すものとして、マイクロコンピュータ8
0のROMに予め記憶されている。
【0031】ステップ361での処理が終了すると、ス
テップ362において、SOC検出要求フラグがF=0
とリセットされる。そして、このステップ362での処
理がされた後或いは上記ステップ360でNOと判定さ
れた場合には、ステップ363において、現段階での残
存容量SOCがマイクロコンピュータ80のRAMに一
時的に記憶される。
【0032】上述のように主制御プログラムのステップ
200のおける判定がYESとなると、ステップ210
において、ステップ363での記憶データである残存容
量SOCが読み出される。ついで、ステップ220にお
いて、当該自動車のエンジンがアイドル状態か否かにつ
き踏み込み量センサ60及び車速センサ70の各検出出
力に基づき判定される。ここで、踏み込み量センサ60
の検出出力が当該自動車のアクセルペダルの解放状態を
表し、車速センサ70の検出出力が当該自動車の停止状
態を表せば、エンジンがアイドル状態にあることから、
ステップ220における判定がYESとなる。
【0033】すると、ステップ230において、現段階
での残存容量SOCが所定の残存容量SOCaと比較判
定される。この残存容量SOCaは、バッテリBのエン
ジンの再始動を可能とする残存容量の下限容量に相当す
る。ここで、SOC≧SOCaであれば、ステップ23
0においてYESと判定される。これに伴い、ステップ
240において、前回のステップ362における残存容
量SOCの算出からの経過時間tが所定時間Toと比較
判定される。なお、所定時間Toは残存容量SOCの信
頼性を確保できる時間をいう。
【0034】しかして、現段階にて、t≦Toであれ
ば、残存容量SOCの信頼性が確保されていることか
ら、ステップ240における判定がNOとなり、エンジ
ンEを停止する処理がなされる。このため、エンジンE
がエンジン自動停止始動制御回路90により自動的に停
止される。このことは、その後の当該自動車の再発進時
にエンジンEが適正な残存容量SOCのもとエンジンス
トールを招くことなく円滑に始動できることを意味す
る。一方、ステップ240における判定がYESとなる
場合には、残存容量SOCの信頼性を確保できないこと
から、ステップ250においてSOC検出要求フラグが
F=1とセットされる。
【0035】ステップ250における処理後或いはステ
ップ230における判定がNOとなった場合には、ステ
ップ260において分極の指数Pが上限値Paと比較判
定される。現段階にて、P≦Paならば、ステップ26
0における判定がYESとなり、ステップ261におい
てSOC検出要求フラグがF=1とセットされる。
【0036】このステップ261での処理が終了された
後、或いは上記ステップ241処理後、ステップ270
において、当該自動車のアクセルペダルが踏み込まれた
か否かが踏み込み量センサ60の検出出力に基づき判定
される。
【0037】ここで、アクセルペダルが踏み込まれてお
れば、ステップ270における判定がYESとなり、ス
テップ271においてエンジンEの始動処理がなされ
る。このため、エンジンEがエンジン自動停止始動制御
回路90により自動的に始動される。このことは、適正
な残存容量SOCのもと、エンジンEを円滑に始動され
ることを意味する。
【0038】上記ステップ220における判定がNOと
なる場合、上記ステップ270における判定がNOとな
る場合、或いはステップ271での処理後は、ステップ
280において、現段階では、イグニッションスイッチ
IGがオンされていることからNOと判定され、再びス
テップ210以降の処理が繰り返される。なお、イグニ
ッションスイッチIGがオフされれば、ステップ280
におけるYESとの判定に伴い、ステップ281におい
て、現段階における残存容量SOCが不揮発メモリ10
0に記憶保存される。
【0039】以上説明したように、SOC検出要求フラ
グF=1の成立のもと、数2の式に基づき算出される分
極の指数Pが上限値Paよりも大きい場合には交流発電
機10の出力電圧を所定電圧Vaまで低下させるように
制御し、また、分極の指数Pが下限値Pbよりも小さい
場合には交流発電機10の出力電圧を所定電圧Vaまで
上昇させるように制御することで、分極の指数PをPb
≦P≦Paの範囲に収束させる。これにより、例えばバ
ッテリBの充電状態が長く続くような当該自動車の走行
状態であっても、分極の指数PをPb≦P≦Paの範囲
内に積極的に維持できる。
【0040】換言すれば、このように分極の指数Pの変
化を打ち消してPb≦P≦Paの範囲内に維持するよう
に交流発電機10の出力電圧を積極的に制御した上で、
バッテリBに生ずる開放電圧に応じてSOC−Vope
nデータに基づき残存容量SOCを算出するので、バッ
テリBの開放電圧に応じた残存容量SOCの算出が必要
に応じてタイミングよくかつ精度よくなされ得る。これ
により、不意のバッテリ上がりを防止でき、さらに過充
電を防ぐ制御を可能としバッテリの寿命を延ばし得る。
【0041】また、このような残存容量SOCを用いて
エンジンEの自動停止の可否を判定するようにしたの
で、この判定精度をも向上できる。換言すれば、残存容
量SOCがエンジンEの再始動可能な下限容量以上であ
れば、エンジンEの自動停止を精度よく行うことがで
き、逆に、残存容量SOCがエンジンEの再始動可能な
下限容量未満であれば、エンジンEの自動停止を精度よ
く禁止することができ、エンジンストールの発生を確実
に防止し得る。 (第2実施形態)次に、本発明の第2実施形態を図5乃
至図9に基づいて説明する。図5は、本発明が自動車用
モータジェネレータ制御装置に適用された例を示してい
る。当該自動車は、モータジェネレータ10A(以下、
MG10Aという)を備えており、このMG10Aは、
エンジンEにより駆動されて発電し或いは当該エンジン
Eの助勢を行う。インバータ20Aは、MG10Aの出
力を電力制御して上記第1実施形態にて述べたバッテリ
Bを充電するとともに、バッテリBの出力を電力制御し
て上記第1実施形態にて述べた負荷Lに供給する。
【0042】MG制御回路90Aは、マイクロコンピュ
ータ80Aによる制御のもとエンジン制御用ECU90
Bにより制御されてインバータ20Aの制御を行う。エ
ンジン制御用ECU90Bは、MG制御回路90Aの制
御に加えて、エンジンEの制御を行う。
【0043】マイクロコンピュータ80Aは、主制御プ
ログラム及び割り込み制御プログラムとしての副制御プ
ログラムを図6乃至図8にて示すフローチャートに従い
それぞれ実行する。このマイクロコンピュータ80A
は、図6及び図7のフローチャートによる主制御プログ
ラムの実行中に、MG10Aによるエンジン助勢やMG
10Aの出力の制御等を行う。また、マイクロコンピュ
ータ80Aは、図8のフローチャートによる副制御プロ
グラムの実行中に、上記第1実施形態にて述べた電流セ
ンサ40の検出電流等に基づきバッテリBの残存容量の
算出処理等を行う。但し、図6及び図7のフローチャー
トは、図2のフローチャートにおいてステップ220乃
至ステップ271に代えてステップ400乃至ステップ
492を採用した構成を有している。また、図8のフロ
ーチャートは、図3及び図4のフローチャートにおいて
ステップ330乃至351及びステップ362を廃止し
た構成を有している。
【0044】本第2実施形態では、副制御プログラムの
実行は、マイクロコンピュータ80Aに内蔵のタイマー
の所定時間の計時毎の割り込み処理でなされる。なお、
マイクロコンピュータ80Aは、バッテリBから常時給
電されて、主制御プログラムを実行するとともに、当該
自動車のイグニッションスイッチIGのオンにより上記
タイマーをリセット始動する。また、上記主制御プログ
ラム及び副制御プログラムはマイクロコンピュータ80
AのROMに予め記憶されている。不揮発メモリ100
Aは、マイクロコンピュータ80Aの処理データを記憶
する。
【0045】このように構成した本第2実施形態におい
て、イグニッションスイッチIGのオンのもと、当該自
動車をそのエンジンの始動に伴い発進させるものとす
る。このとき、マイクロコンピュータ80Aは、イグニ
ッションスイッチIGのオンにより、図6のフローチャ
ートのステップ200にてYESとの判定をしステップ
210以後の主制御プログラムの実行を開始するととも
に、上記タイマーをリセット始動し、当該タイマーの所
定時間の計時毎に副制御プログラムの実行を図8のフロ
ーチャートに従い開始する。
【0046】副制御プログラムの実行中においては、上
記第1実施形態と同様にステップ300乃至ステップ3
20において残存容量SOC及び分極の指数Pが算出さ
れた後、上記第1実施形態にて述べたステップ330乃
至351の処理を行うことなく、上記第1実施形態にて
述べたと同様にステップ360乃至363において、分
極の指数PがPb≦P≦Paに属するか否かの判定、バ
ッテリBの開放電圧に基づく残存容量SOCの算出及び
残存容量SOCの記憶が行われる。
【0047】上述のように主制御プログラムのステップ
200における判定がYESとなると、ステップ210
において上記第1実施形態と同様にステップ363での
記憶データである残存容量SOCが読み出される。つい
で、ステップ400においてステップ320で算出済み
の分極の指数Pが読み出される。
【0048】その後、ステップ410において、図9に
て示す残存容量SOC及び分極の指数Pの条件を表すマ
ップに基づき、エンジン助勢フラグf、回生フラグg及
び発電抑制フラグhが、残存容量SOC及び分極の指数
Pに応じて以下のように設定される。
【0049】即ち、分極の指数Pが下限値Pb≦P≦上
限値Paであるとき、残存容量SOCがSOC1≦SO
C≦SOC2であればf=1、g=1、h=0と設定さ
れ、残存容量SOCがSOC<SOC1であればf=
0、g=1、h=0と設定され、また、残存容量SOC
がSOC2<SOCであればf=1、g=1、h=1と
設定される。
【0050】P<Pbであるとき、残存容量SOCがS
OC<SOC1或いはSOC1≦SOC≦SOC2であ
ればf=0、g=1、h=0と設定され、また、SOC
2<SOCであれば、f=1、g=1、h=1と設定さ
れる。
【0051】Pa<Pであるとき、残存容量SOCがS
OC<SOC1であればf=0、g=1、h=0と設定
され、残存容量SOCがSOC1≦SOC≦SOC2で
あればf=1、g=1、h=1と設定され、また、残存
容量SOCがSOC2<SOCであればf=1、g=
0、h=1と設定される。
【0052】但し、上記SOC1及びSOC2は、残存
容量SOCの許容範囲の下限容量及び上限容量である。
なお、図9のマップはマイクロコンピュータ80AのR
OMに予め記憶されている。
【0053】ついで、ステップ420において、当該自
動車が加速中か否かが判定される。ここで、エンジン制
御用ECUが当該自動車が加速中である旨の信号をマイ
クロコンピュータ80Aに入力しておれば、ステップ4
20においてYESとの判定がなされる。これに伴い、
ステップ430においてエンジン助勢フラグf=1か否
かが判定される。
【0054】ステップ410においてエンジン助勢フラ
グf=1と設定されていれば、このf=1はMG10A
によるエンジンEの助勢を要することを表すことから、
ステップ430においてYESとの判定がされる。これ
に伴い、ステップ431において、エンジンEを助勢す
るようにMG10Aを制御する処理がなされる。
【0055】ここで、分極の指数Pが残存容量SOC検
出のための下限値Pbよりも小さく、かつ残存容量SO
Cが上限容量SOC2よりも大きい場合には、数2の式
で用いる定数bを用いて、時定数(1/b)に対して十
分に短い時間間隔における放電電流の平均値が(b・P
b/γ)で表される電流値を超えないようにMG10A
を制御する。
【0056】この処理に基づき、MG10Aが、MG制
御回路90Aにより、インバータ20Aを介し、エンジ
ンEを助勢するように制御される。これにより、エンジ
ンEは出力電圧を増大させる。このことは、電流が分極
の指数Pを上限値Pa以下に小さくするようバッテリB
に流れ、その充電電流の受け入れ性を良好にしつつバッ
テリ上がりを防止することを意味する。
【0057】また、ステップ420における判定がNO
となる場合、或いはステップ430にてNOとの判定が
なされる場合には、ステップ440において、当該自動
車が減速中か否かが判定される。ここで、エンジン制御
用ECUが当該自動車が減速中である旨の信号をマイク
ロコンピュータ80Aに入力しておれば、ステップ44
0における判定がYESとなる。従って、ステップ41
0において回生フラグg=1と設定されていれば、この
g=1は、MG10Aの発電電圧の増大を要することを
表すことから、ステップ450における判定がYESと
なり、ステップ451において、MG10Aの発電電圧
を増大させる処理がなされる。この処理に基づき、MG
10Aが、MG制御回路90Aにより、インバータ20
Aを介し、発電電圧を増大させるように制御される。
【0058】ここで、分極の指数Pが下限値Pbより小
さく、かつ、残存容量SOCが上限容量SOC2よりも
大きい場合には、上述と同様に、数2の式で用いる定数
bを用いて、時定数(1/b)に対して十分に短い時間
間隔における放電電流の平均値が(b・Pb/γ)で表
される電流値を超えないようにMG10Aの発電電圧を
制御する。また、逆に、極の指数Pが上限値Paより大
きく、かつ、残存容量SOCが下限容量SOC1よりも
小さい場合には、数2の式で用いる定数aを用いて、時
定数(1/a)に対して十分に短い時間間隔における放
電電流の平均値が(a・Pa/γ)で表される電流値を
超えないようにMG10Aの発電電圧を制御する。
【0059】然る後、ステップ460において、図2の
ステップ220の処理と同様の判定処理がなされる。こ
こで、エンジンEがアイドル状態であれば、ステップ4
60における判定がYESとなり、ステップ470にお
いて、発電抑制フラグh=1か否かが判定される。そし
て、ステップ410においてh=1と設定されておれ
ば、このh=1は、MG10Aの発電電圧の抑制を要す
ることを表すことから、ステップ470においてYES
との判定がなされる。この判定に基づき、ステップ47
1において、MG10Aの発電電圧の抑制処理がなされ
る。この抑制処理に基づき、MG10Aが、MG制御回
路90Aにより、インバータ20Aを介し、発電電圧を
抑制するように制御される。このことは、電流が分極の
指数Pを下限値Pb以上に大きくするようにバッテリB
に流れることを意味する。
【0060】ここで、分極の指数Pが下限値Pbより小
さく、かつ、残存容量SOCが上限容量SOC2よりも
大きい場合には、上述と同様に、数2の式で用いる定数
bを用いて、時定数(1/b)に対して十分に短い時間
間隔における放電電流の平均値が(b・Pb/γ)で表
される電流値を超えないようにMG10Aの発電電圧を
制御する。
【0061】その後、ステップ480において、当該自
動車が加速中、減速中及びエンジンEのアイドル中のい
ずれでもないかが判定される。ここで、当該自動車が加
速中、減速中及びエンジンEのアイドル中のいずれでも
なければ、ステップ480における判定がYESとな
り、ステップ490において発電抑制フラグh=1か否
かがステップ470における判定と同様になされる。
【0062】このステップ490における判定がYES
となれば、ステップ491において、ステップ471の
処理と同様に、MG10Aの発電電圧の抑制処理がなさ
れる。この抑制処理に基づき、MG10Aが、MG制御
回路90Aによりインバータ20Aを介し、発電電圧を
抑制するように制御される。
【0063】ここで、分極の指数Pが下限値Pbより小
さく、かつ、残存容量SOCが上限容量SOC2よりも
大きい場合には、上述と同様に、数2の式で用いる定数
bを用いて、時定数(1/b)に対して十分に短い時間
間隔における放電電流の平均値が(b・Pb/γ)で表
される電流値を超えないようにMG10Aの発電電圧を
制御する。
【0064】なお、ステップ480に或いはステップ4
90におけるNOとの判定、又はステップ491におけ
る処理の後には、ステップ492にてf=0、g=0及
びh=0とクリアされて、ステップ280以後の処理が
上記第1実施形態と同様になされる。
【0065】以上説明したように、MG10Aの出力電
圧の制御によりバッテリB内の分極の指数PをPb≦P
≦Paの範囲に積極的に収束させるので、バッテリBの
開放電圧に基づく残存容量SOCの算出がタイミングよ
くかつ精度よくなされ得るのは勿論のこと、バッテリB
の充電電流の受け入れ性が良好に維持されて必要なタイ
ミングで効率よくバッテリを充電することが可能とな
り、効率のよいエネルギー回収が可能となる。
【0066】なお、本発明の実施にあたり、バッテリB
は、鉛蓄電池に限ることなく、各種の二次電池であれば
よい。また、バッテリBを構成するバッテリの数は、適
宜変更して実施してもよい。
【0067】また、本発明の実施にあたり、残存容量S
OCの記憶保存は、マイクロコンピュータ80や80A
内にするのではなく、ステップ280の処理の直前毎に
不揮発メモリに記憶保存するようにしてもよい。
【0068】また、本発明の実施にあたり、自動車に限
ることなくバス車両等の各種車両に本発明を適用して実
施してもよい。
【0069】また、本発明の実施にあたり、上記各実施
形態のフローチャートにおける各ステップの処理は、そ
れぞれ、機能実行手段としてハードロジック構成により
実行するようにしてもよい。
【0070】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のマイクロコンピュータが実行する主制御
プログラムを示すフローチャートである。
【図3】上記マイクロコンピュータが実行する副制御プ
ログラムを示すフローチャートの前段部である。
【図4】上記副制御プログラムを示すフローチャートの
後段部である。
【図5】本発明の第2実施形態を示すブロック図であ
る。
【図6】上記第2実施形態においてマイクロコンピュー
タが実行する主制御プログラムのフローチャートの前段
部である。
【図7】上記第2実施形態における主制御プログラムの
フローチャートの後段部である。
【図8】上記第2実施形態においてマイクロコンピュー
タが実行する副制御プログラムのフローチャートであ
る。
【図9】上記第2実施形態において分極の指数Pと残存
容量SOCの関係をマップにて示す図表である。
【符号の説明】
10…発電機、20…整流器、30…レギュレータ、4
0…電流センサ、50…電圧センサ、60…マイクロコ
ンピュータ、B…バッテリ。
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 慎一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 岸田 晋二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−319100(JP,A) 特開 平7−46772(JP,A) 特開 平4−229030(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/00 - 7/36 G01R 31/36

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(E)に連結される電気回転機
    (10、10A)を搭載してなる車両に装備されて前記
    電気回転機により充電される二次電池(B)の端子電圧
    を検出する電圧検出手段(50)と、 前記二次電池に流れる電流を検出する電流検出手段(4
    0)と、 前記検出電流に基づき前記二次電池内の分極の指数を算
    出する指数算出手段(320)と、 前記分極の指数が前記二次電池の充電状態に影響を与え
    る度合いを小さくする所定範囲内に維持されるように前
    記電気回転機を制御する制御手段(340乃至351、
    430乃至451)と、 前記分極の指数が前記所定範囲内に維持されていると
    き、前記二次電池の開放電圧を表す前記検出端子電圧に
    応じて前記二次電池の残存容量を算出する算出手段(3
    61)とを備える車両用二次電池の残存容量算出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の二次電池の残存容量算
    出装置と、 車両の停止の際に前記二次電池の残存容量が許容値未満
    のときエンジンの自動停止を禁止する禁止手段(23
    0)とを備える車両用エンジン自動停止始動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の二次電池の残存容量算
    出装置を備え、 かつ、前記電気回転機がモータジェネレータであって、
    このモータジェネレータを、前記残存容量が許容値以上
    のときに、エンジン助勢を行うように制御する制御手段
    (431)を備える車両用電気回転機制御装置。
  4. 【請求項4】 エンジン(E)に連結される電気回転機
    (10、10A)を搭載してなる車両に装備されて前記
    電気回転機により充電される二次電池(B)の端子電圧
    を検出する電圧検出手段(50)と、 前記二次電池に流れる電流を検出する電流検出手段(4
    0)と、 前記検出電流に基づき前記二次電池内の分極の指数を算
    出する指数算出手段(320)と、 前記分極の指数が前記二次電池の充電状態に影響を与え
    る度合いを小さくする所定範囲内に維持されるように前
    記電気回転機を制御する制御手段(340乃至351、
    430乃至451)とを備える車両用電気回転機制御装
    置。
JP28175199A 1999-09-09 1999-10-01 車両用二次電池の残存容量算出装置、エンジン自動停止始動装置及び電気回転機制御装置 Expired - Fee Related JP3436203B2 (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28175199A JP3436203B2 (ja) 1999-10-01 1999-10-01 車両用二次電池の残存容量算出装置、エンジン自動停止始動装置及び電気回転機制御装置
EP00957070A EP1220413B1 (en) 1999-09-09 2000-09-08 Apparatus for battery capacity measurement and for remaining capacity calculation
PCT/JP2000/006170 WO2001018938A1 (fr) 1999-09-09 2000-09-08 Appareil pour la mesure de la capacite d'une batterie et pour le calcul de la capacite restante
US10/070,375 US6621250B1 (en) 1999-09-09 2000-09-08 Battery capacity measuring and remaining capacity calculating system
DE60045170T DE60045170D1 (de) 1999-09-09 2000-09-08 System zum Messen der Batteriekapazität und Berechnen der verbleibenden Kapazität
DE60045169T DE60045169D1 (de) 1999-09-09 2000-09-08 System zum Messen der Batteriekapazität und Berechnen der verbleibenden Kapazität
EP08002364A EP1923710B1 (en) 1999-09-09 2000-09-08 Battery capacity measuring and remaining capacity calculating system
DE60041706T DE60041706D1 (de) 1999-09-09 2000-09-08 Vorrichtung zum messen der batterieladung und zur berechnung der verbleibenden ladung
EP08002365A EP1923711B8 (en) 1999-09-09 2000-09-08 Battery capacity measuring and remaining capacity calculating system
KR1020027003097A KR100554241B1 (ko) 1999-09-09 2000-09-08 배터리용량계측 및 잔존용량 산출장치
CNB008154473A CN1230962C (zh) 1999-09-09 2000-09-08 电池容量测量与剩余容量计算系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28175199A JP3436203B2 (ja) 1999-10-01 1999-10-01 車両用二次電池の残存容量算出装置、エンジン自動停止始動装置及び電気回転機制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001097150A JP2001097150A (ja) 2001-04-10
JP3436203B2 true JP3436203B2 (ja) 2003-08-11

Family

ID=17643478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28175199A Expired - Fee Related JP3436203B2 (ja) 1999-09-09 1999-10-01 車両用二次電池の残存容量算出装置、エンジン自動停止始動装置及び電気回転機制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3436203B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002345162A (ja) * 2001-05-11 2002-11-29 Toyota Motor Corp バッテリの満充電判定方法及び満充電判定装置
JP4731051B2 (ja) * 2001-06-20 2011-07-20 株式会社日本自動車部品総合研究所 鉛蓄電池の容量検出方法
JP4756786B2 (ja) * 2001-08-07 2011-08-24 株式会社日本自動車部品総合研究所 車両用バッテリ充電制御装置および車両用バッテリの充電制御方法
JP4097182B2 (ja) * 2001-12-27 2008-06-11 パナソニックEvエナジー株式会社 二次電池の分極電圧推定方法、二次電池の残存容量推定方法および装置、並びに電池パックシステム
US7317300B2 (en) * 2003-06-23 2008-01-08 Denso Corporation Automotive battery state monitor apparatus
JP4905728B2 (ja) * 2008-07-29 2012-03-28 三菱自動車工業株式会社 発電制御装置
JP5379672B2 (ja) * 2009-12-25 2013-12-25 プライムアースEvエナジー株式会社 二次電池の分極電圧演算装置及び充電状態推定装置
JP5288140B2 (ja) * 2010-10-08 2013-09-11 本田技研工業株式会社 蓄電器制御装置
JP7354586B2 (ja) * 2019-05-24 2023-10-03 株式会社Gsユアサ 推定装置、推定方法及びコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001097150A (ja) 2001-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3736268B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
KR100554241B1 (ko) 배터리용량계측 및 잔존용량 산출장치
EP1257033B1 (en) Refresh charge control device and method
JP2001078306A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP2001304008A (ja) 車両の制御装置
JP6548699B2 (ja) 電源システム
JP2004328906A (ja) ハイブリッド車両の充電制御装置
JP3436203B2 (ja) 車両用二次電池の残存容量算出装置、エンジン自動停止始動装置及び電気回転機制御装置
JP2004003460A (ja) 車両の制御装置および制御方法
JP3687463B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP7373113B2 (ja) 車両用電源制御装置
JP2001157306A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP2004263619A (ja) 車両用電源制御装置
JP2004190604A (ja) 蓄電池の寿命判定装置及び寿命判定方法
JP2001268707A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP3797242B2 (ja) 車両の発電制御装置
JP2006022710A (ja) アイドリングストップ車両の制御装置
JP2002097974A (ja) アイドリングストップ機能を有する車両、および、車両に搭載した蓄電池の残存容量算出方法と装置
JP2003209935A (ja) 車両用二次電池の充電制御装置
JP2004328934A (ja) バッテリの充電制御装置
JP2001211507A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP3436222B2 (ja) バッテリの充電状態判定装置
JP3791425B2 (ja) 電池の満充電容量計測装置、計測方法、その計測装置を搭載した車両の制御装置および制御方法
JP7192648B2 (ja) 電源装置、電源システム
JP2001157377A (ja) 車両用二次電池の満充電判定装置及び残存容量算出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030506

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100606

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100606

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees