JP3434991B2 - ゲート装置 - Google Patents

ゲート装置

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JP3434991B2 JP27903696A JP27903696A JP3434991B2 JP 3434991 B2 JP3434991 B2 JP 3434991B2 JP 27903696 A JP27903696 A JP 27903696A JP 27903696 A JP27903696 A JP 27903696A JP 3434991 B2 JP3434991 B2 JP 3434991B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動改札機などに
用いられるゲート装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】今日、自動改札機などに使用されるゲー
ト装置は、図6及び図7に示すように、高さが約1m余
り、幅が約20cm程度にして、長さが2m足らずとさ
れる本体機11と補助機17とを平行に設置し、本体機11と
補助機17との間に約60cm程度の幅とした通路部を形
成して人の通行を可能とし、この通路部に本体機11及び
補助機17から突出するゲート部19を設けて通路部の通行
を禁止するようにしたものが多い。 【0003】このゲート部19は、通路部が一方通行型の
ものでは、多くの場合、本体機11及び補助機17から平板
状のゲート部19を突出させて通路部を閉じておくもので
あり、本体機11のチケット挿入口13にチケットなどを挿
入すると、本体機11及び補助機17に取り付けたゲート部
19をゲート部19の取付け部を中心に回動させ、本体機11
や補助機17の通路側側面に形成した凹部などに収納して
通路を開き、一人だけ通路部を通過させるゲート処理を
行うものである。 【0004】尚、ゲート部19は、本体機11と補助機17と
の両者に設ける場合のみでなく、本体機11のみにゲート
部19を設け、本体機11のゲート部19を本体機11の側面か
ら突出させて通路部を閉鎖し、チケットを確認したとき
はこのゲート部19を回動させて通路部を開放するものと
し、補助機17は通路部を規制する壁面を形成するための
単純な板状薄板などを用いるものもある。 【0005】更に、ゲート部19としては、平板状のもの
に限ることなく、棒状体を通路部に突出させておき、チ
ケットを確認したときは棒状体の取付け部を中心に下方
又は水平方向に棒状体を回動させて通路部を開放するも
のや、複数個の板状体又は棒状体を移動又は回動させて
一人づつ通路部を通過させるようにするものもある。
又、ゲート装置10は、多くの場合、補助機17又は本体機
11の一部に異常警告灯21を設け、ゲート装置10に機械的
異常が発生した場合や無理に押し開く操作など強い外力
がゲート部19に加えられた場合には、点灯して異常を知
らせるようにしているものがある。 【0006】そして、補助機17にも本体機11と同様にチ
ケット挿入口13やチケット取出口15を設けて内部にチケ
ット判別回路を組み込み、このチケット挿入口13を本体
機11のチケット挿入口13と逆側に設けた双方向通行型の
ゲート装置10もある。この双方向通行型のゲート装置10
は、図8に示すように、通常、全てのゲート部19を本体
機11及び補助機17の凹部などに収納するようにしてゲー
ト部19を本体機11や補助機17の側面と略同一平面として
通路部を開いておくものである。そして、人体検出手段
により人が通路部に入ったこと又は近づいたことを検出
すると、遠方のゲート部19を回動させて通路部を閉じる
と共に遠方のチケット挿入口13のシャッターを下ろし、
遠方のチケット挿入口13にチケットを挿入することがで
きないようにすると共に、通路部に侵入した人に近いチ
ケット挿入口13にチケットが挿入されると、このチケッ
トの確認を行ってゲート部19を開き、人を通過させるゲ
ート処理を行うものである。 【0007】又、今日使用されているゲート装置10の多
くのものは、本体機11のチケット挿入口13からチケット
が挿入されると、チケットを本体機11の内部に取り込
み、チケットの確認を行ってチケット取出口15に移送す
るものである。このようなゲート装置10では、磁気記録
を施した合成紙などのチケットに限るものでなく、近
年、ICカードなどをチケットとして取り扱うものもの
ある。 【0008】更に、ICカードをチケットとして取り扱
うゲート装置10では、アンテナなどを本体機11に設け、
本体機11から微弱な電磁波を出力し、ICカードなどを
本体機11の所定位置に近接させたとき、このICカード
の記録内容を確認してゲート部19の開閉を制御するもの
も使用されるようになっている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】前述のように、自動改
札機などに用いられるゲート装置は、省力化のために、
近年、その使用範囲が拡大されている。しかし、これら
のゲート装置は、通路部の幅が一般的な成人男子の体格
に合わされており、大きな荷物を持ってゲート装置を通
過するには困難を感じることがあった。 【0010】特に、手荷物の重量が大きく、両手で持た
なければならない荷物を所持している場合、チケットを
チケット挿入口に挿入するには、一旦手荷物を通路部の
入口付近で床に置き、チケットの挿入後に手荷物を持ち
上げて通路部を通過し、通路部の出口付近で再度手荷物
を床に置いてチケットをチケット取出口から抜き取り、
チケットをポケットなどに仕舞った後、手荷物を持ち上
げてゲート装置の通過を行うこととなり、ゲート装置の
通過に時間を要することになっていた。 【0011】又、チケットをチケット取出口から抜き取
った後、ポケットなどにチケットを入れて荷物を持ち上
げるのに時間を要した場合、ゲート装置の通路部から出
ない間にゲート部が閉じ、正規の通行人がゲート部に挟
まれてしまうこともあった。尚、アンテナなどによりI
Cカードのチケットを確認するゲート装置においても、
ゲート装置の誤動作を防止するためにチケットの確認範
囲が限定されており、チケットであるICカードを特定
された本体機の所定位置に近接させなければならず、手
荷物を一旦床に置いて本体機の動作、即ちゲート部を開
放させる動作を行わせてチケットをポケットなどに仕舞
った後、荷物を持ち上げてゲート装置を通り抜けるもの
とされているため、ゲート装置の通過に手間や時間を要
することは磁気記録を施した紙製のチケットと同様であ
った。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明は、補助機とチケ
ットの確認を行う本体機との間に通路部を形成し、少な
くとも本体機に通路部を閉鎖するゲート部を有すると共
に、本体機にチケットを確認してゲート部を開放制御す
る制御部を組み込んだゲート装置において、通路部の端
に沿って荷物を移動させる搬送手段を有するゲート装置
とするものである。 【0013】このように、通路部の端に沿って搬送手段
を有するゲート装置とする故、人が通路部を通過する
際、人と一緒に荷物もゲート装置を通過させることが容
易にできることになる。又、ゲート装置の入口側に搬送
手段の上方に物が置かれたことを検知する荷物検出手段
を設け、荷物検出手段が荷物を検知しないときはチケッ
ト抜取り後数秒でゲート部を閉じるタイマーと荷物検出
手段が荷物を検知するとチケット抜取り後5秒乃至10秒
程度の前記数秒よりも長いでゲート部を閉じるタイマー
との2種類のタイマーを本体機内に設けるものとする。 【0014】このように、ゲート装置の入口側に荷物検
出手段を設ければ、搬送手段に荷物が置かれたことを検
出することが可能となる。従って、本体機によりチケッ
トの確認を行い、ゲート部を開閉制御するゲート処理を
行うに際し、搬送手段に荷物が載置されている場合には
開放時間を長く、載置されていない場合は開放時間を短
くし、通行人に合わせたゲート処理を行うことができ
る。又、搬送手段に荷物が載置されている場合には、搬
送手段を駆動して荷物を出口側に移動させることも可能
となる。 【0015】そして、補助機の入口側である搬送手段の
上方前方には可動板を設け、この可動板は、その幅を搬
送手段の幅と略一致させ、補助機の通路部側面から略垂
直に突出させる板状体とし、補助機への取付け部とする
垂直軸を中心に回動自在とし、弾性体を用いてこの可動
板を補助機の側面に垂直として維持すると共に、ゲート
装置の入口側から軽く押したときは、容易に補助機の側
面に密着する方向に回動するようにしておくものであ
る。このように、搬送手段の上方前方に回動自在な可動
板を設けることにより、搬送手段の段差に足を取られる
ことを防止できる。 【0016】 【発明の実施の形態】本発明に係るゲート装置の実施の
形態は、図1及び図2に示すように、通路部の端に沿っ
て通路部の床にベルトコンベヤ31などの搬送手段を設け
たゲート装置10とするものである。そして、このゲート
装置10は、本体機11と補助機17との間を80cm乃至9
0cm程度として従来の通路部を形成していた間隔より
も広くし、補助機17の全長に近い長さにして、幅が30
cm程度のベルトコンベヤ31を補助機17の基部に沿って
通路部に設けるものである。 【0017】更に、本体機11の内部に組み込む制御回路
は、チケット挿入口13から挿入されたチケットの確認を
行ってゲート部19を開き、一人だけ通過させるゲート処
理を行う際、ゲート部19を開いて通路部を通行可能とし
たときに、搬送手段としたベルトコンベヤ31を駆動し、
ベルトコンベヤ31の入口側に載置された荷物をベルトコ
ンベヤ31の他端である出口側まで移動させる制御も行う
ものとしている。 【0018】尚、移動距離の制御を行うと共に、搬送手
段の出口側端部には、停止板33を設け、搬送手段から荷
物が落ちないようにすることもある。又、このようにゲ
ート部19を開き、搬送手段としたベルトコンベヤ31を駆
動する間、チケット挿入口13のシャッターを閉じて次の
人を通過させるためのゲート処理を行わないようにして
いるものである。 【0019】そして、チケットがチケット取出口15から
抜き取られた後、5秒間などの所要時間が経過するとチ
ケット挿入口13のシャッターを開き、ゲート部19を閉じ
て次のゲート処理が可能な状態となるものとしている。
このように、このゲート装置10は、従来のゲート装置10
と比較し、本体機11と補助機17との間隔を搬送手段とす
るベルトコンベヤ31の幅だけ広くして本体機11と補助機
17とを設置し、ゲート部19の長さを通路部を広くした分
だけ長くし、ゲート部19を開いて通路部を通行可能とす
る際、入口側で搬送手段に載置された荷物を出口側まで
移動させるように駆動する制御回路を制御部に付加して
通路部の床に搬送手段を設けるのみであり、極めて容易
に設置することができるものである。 【0020】又、この搬送手段とするベルトコンベヤ31
は、ゲート装置10の設置場所などにより多少その幅が異
なるとしても、ターミナル駅などでは、旅行用トランク
などの大きさに合わせ、幅を30cm程度とすれば足り
るものである。そして、このように通路部の端に沿って
床に搬送手段を設けることにより、大きな荷物を持った
人を素早く通過させることができることになる。 【0021】又、他の実施の形態としては、図3に示す
ように、搬送手段としたベルトコンベヤ31における入口
側の上方に近接センサなどの荷物検出手段35を設けるこ
とがある。このように、搬送手段の入口側上方に近接セ
ンサなどの荷物検出手段35を設けることにより、搬送手
段に荷物が載置されたか否かを検出することができる。
そして、荷物を検出したときは、チケット挿入口13に適
切なチケットが挿入されたとき、ゲート部19を開くと共
に搬送手段を駆動するも、荷物検出手段35が荷物を検知
しないときは、ゲート部19を開くのみで搬送手段を駆動
しないように制御することができる。 【0022】又、ゲート部19を開いても搬送手段を駆動
しないとき、チケット取出口15からチケットが抜き取ら
れてからゲート部19を閉じるまでの時間を数秒程度と
し、搬送手段を駆動したときはチケット取出口15からチ
ケットが抜き取られてからゲート部19を閉じるまでの時
間を5秒乃至10秒程度とするように2種類のタイマー
を本体機11に組み込んでゲート処理を異なる処理とす
る。 【0023】即ち、搬送手段の入口側に荷物検出手段35
を設ければ、荷物を持った人には荷物を搬送手段により
移動させてゲート装置10の通過を早く且つ容易に行わ
せ、荷物を持たない人にはチケットが抜き取られると直
ちにゲート部19を閉じて次のゲート処理を行うように
し、多数の人を短時間に通過させるようにすることがで
きる。 【0024】尚、荷物検出手段35としては、近接センサ
に限るものでなく、マイクロスイッチなどを用いること
や、ベルトコンベヤ31の支持ローラ支持部に重量センサ
を組み込むことにより、搬送手段の入口側端部近辺に荷
物が置かれたことを検出する荷物検出手段35とすること
もある。更に、近接センサやマイクロスイッチなどを第
2の荷物検出手段36として搬送手段の出口側に設けるこ
ともある。 【0025】このように、入口側に荷物検出手段35を設
けると共に、出口側にも第2の荷物検出手段36を設けて
出口側近辺で荷物が搬送手段としたベルトコンベヤ31の
上に存在することを検出することができるようにした場
合は、入口側の荷物検出手段35により搬送手段に載置さ
れた荷物を検知したとき、ゲート部19の開放に合わせて
搬送手段及び第2の荷物検出手段36を作動させ、第2の
荷物検出手段36が荷物を検知すると搬送手段の駆動を停
止し、第2の荷物検出手段36が荷物を検知しなくなると
ゲート部19を閉じて次のゲート処理を開始するシーケン
ス制御回路を本体機11の制御部に組み込むことができ
る。 【0026】従って、搬送手段に荷物が載置されたとき
は、ゲート部19を開くと共に確実に荷物を搬送手段の出
口側端部に移動させ、又、通行人が搬送手段から荷物を
取り上げて確実にゲート装置10を通過した後にゲート部
19を閉じ、次のゲート処理を行うようにすることができ
る。そして、本発明に係るゲート装置10の他の実施の形
態としては、図4に示すように、補助機17の入口側に可
動板39を設けるものである。 【0027】この可動板39は、その幅を搬送手段の幅と
略一致させ、補助機17の通路部側面から略垂直に突出さ
せる板状体とし、補助機17への取付け部とする垂直軸を
中心に回動自在とするものである。更に、この可動板39
は、弾性体を用いてこの可動板39を補助機17の側面に垂
直として維持すると共に、ゲート装置10の入口側から軽
く押したときは、容易に補助機17の側面に密着する方向
に回動するようにしておくものである。 【0028】従って、荷物を搬送手段に載置する場合
は、荷物が可動板39に接触すると可動板39は容易に回動
して補助機17の側面に密着し、荷物が搬送手段により出
口側に送られると、弾性体により回動して補助機17の側
面に対して略垂直の状態に戻るものである。このよう
に、搬送手段の上方の前方に可動板39を設ければ、搬送
手段を低くして荷物を搬送手段に載せやすくした場合、
この足元の小さな段差となる搬送手段の段差に不注意で
足を取られることを防止することができる。 【0029】尚、搬送手段は、ベルトコンベヤ31に限る
ものでなく、ローラーコンベヤとする場合や、レール上
を移動するトレーや台車とすることも可能である。又、
この搬送手段は、ゲート部19の開放に合わせて荷物を移
動させる駆動機構を有する場合のみでなく、ベルトやロ
ーラーを容易に滑動させることができる状態としてお
き、搬送手段に載置した荷物を手で押すことにより容易
に荷物を移動させることができる搬送手段とすることも
ある。 【0030】この場合においても、通路部を通るに際
し、軽く手で押しながら荷物と一緒にゲート装置10の通
路部を容易に通過できるものである。そして、このよう
に駆動機構を有しない搬送手段を補助機17の基部などに
沿って設ける場合においても、ゲート装置10の入口側に
荷物検出手段35を設けてゲート部19の開放時間を変化さ
せる制御を行うことや、更に出口側に第2の荷物検出手
段36を設けてゲート部19の閉鎖及び次のゲート処理の開
始を制御することもある。 【0031】又、このゲート装置10としては、ゲート部
19を通路部の出口側端部近くに設ける場合のみでなく、
図5に示すように、ゲート部19を本体機11などの中央に
近い位置に設けて搬送手段をゲート部19の回動範囲より
も出口側に大きく突出させることもある。このように、
搬送手段をゲート部19よりも大きく突出させておけば、
搬送手段の出口側に荷物を移動させ、人がゲート部19の
位置を通過するようにしてチケットをチケット取出口15
から抜き取ったとき、搬送手段から荷物を持ち上げると
きにはゲート部19を閉じて次のゲート処理を開始するよ
うにすることができる。 【0032】更に、上記各実施の形態は、一方向通行の
ゲート装置10であるも、人が通路部に立つと逆方向口の
ゲート部19が閉じ、チケットをチケット挿入口13に挿入
するとチケットの確認を行ってゲート部19を開く双方向
通行用のゲート装置10であっても、通路部の幅を広げて
通路部の床に搬送手段を設けることにより、大きな荷物
を持っている場合でも容易に且つ迅速にゲート装置10を
通過させることができる。 【0033】又、例えばコンタクトレスモジュールを用
いたICカードなどをチケットとしてチケット挿入口13
やチケット取出口15を有していないゲート装置10であっ
ても、同様に通路部の端に沿って搬送手段を設けてお
き、所定位置に接近させたチケットを確認したとき、タ
イマーにより設定するゲート部19の開放時間を荷物の取
り扱い時間に合わせて開閉制御を行ったり、入口側や出
口側に適宜荷物検出手段35,36を設け、荷物の有無及び
人や荷物の通過に合わせてゲート部19の開閉制御を行え
ば足りるものである。 【0034】尚、本体機11の上部に近接センサやフォト
インタラプタなどの人体検出手段を設け、ゲート部19を
比較的長時間開放する場合に通路部を人が二重通過する
ことを検知し、人が2度通過したときには、異常警告灯
21を作動させるようにすることが好ましい。又、図面に
示した実施の形態は、本体機11と補助機17とにゲート部
19を設けているも、従来と同様に、通路部の幅に合わせ
た長いゲート部19を本体機11のみに設け、補助機17は、
単に板状体などとしたものを用いて通路部の幅を規制す
る補助機17としたゲート装置10とすることもある。 【0035】更に、ゲート部19としては、図面に示した
ように板状体を用いる場合のみでなく、棒状体を用いる
ゲート装置10や、複数個の板状体又は棒状体を移動させ
て一人づつ通路部を通過させるゲート装置10とすること
もある。 【0036】 【発明の効果】本発明は、本体機と補助機との間に通路
部を形成し、この通路部を閉鎖するゲート部を有すると
共に、チケットを確認してゲート部を開放制御する制御
部を組み込んだゲート装置において、通路部の端に沿っ
て荷物を移動させる搬送手段を有するゲート装置とする
ものである。 【0037】従って、本体機にチケットの確認を行わせ
てゲート装置を通過するに際し、荷物を搬送手段に載せ
ることにより、大きな荷物や重い荷物を持っている場合
でも、チケットの取り出しやゲート装置からチケットの
抜き取りを行いつつ荷物と共に通路部を容易に通過する
ことができる。そして、この発明は、ゲート装置の入口
側で搬送手段に物が置かれたことを検知する荷物検出手
段を設けたゲート装置とするものである。 【0038】従って、通行者が荷物を持っていて搬送手
段を使用するか否かを検知することができ、搬送手段の
使用時にはゲート部の閉鎖を遅らせ、又、搬送手段を使
用しない通行人の場合はチケットの抜き取り後のゲート
部の閉鎖を短時間で行って次のゲート処理を行うことが
できる。 【0039】更に、この発明は、搬送手段の上方前方に
搬送手段の幅に合わせて突出する回動自在な可動板を設
けているものである。従って、荷物を搬送手段に載せる
ときには可動板を回動させて荷物を容易に足元の搬送手
段に載せることができ、且つ、足元の段差となる搬送手
段に足を取られることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るゲート装置の一例を示す正面図。 【図2】本発明に係るゲート装置の一例を示す上面図。 【図3】本発明に係るゲート装置の他の例を示す要部
図。 【図4】本発明に係るゲート装置のその他の実施の形態
を示す正面図。 【図5】本発明に係るゲート装置のその他の実施の形態
を示す上面図。 【図6】従来のゲート装置の一例を示す正面図。 【図7】従来のゲート装置の一例を示す上面図。 【図8】従来のゲート装置の他の例を示す上面図。 【符号の説明】 10 ゲート装置 11 本体機 13 チケット挿入
口 15 チケット取出口 17 補助機 19 ゲート部 21 異常警告灯 31 ベルトコンベヤ 33 停止板 35,36 荷物検出手段 39 可動板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 11/00 - 17/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 補助機とチケットの確認を行う本体機と
    の間に通路部を形成し、少なくとも本体機には前記通路
    部を閉鎖するゲート部を有すると共に、チケットを確認
    して前記ゲート部を開放制御する制御部を本体機に組み
    込んだゲート装置において、前記通路部の端に沿って荷
    物を移動させる搬送手段を有すると共に、ゲート装置の
    入口側において搬送手段の上方に物が置かれたことを検
    知する荷物検出手段を有し、荷物検出手段が荷物を検知
    しないときはチケット抜き取り後数秒でゲート部を閉じ
    るタイマーと、荷物検出手段が荷物を検知するとチケッ
    ト抜き取り後5秒乃至10秒程度の前記数秒よりも長い
    時間でゲート部を閉じるタイマーとの、2種類のタイマ
    ーを本体機内に有し、更に、搬送手段の上方前方には、
    搬送手段の幅と略一致した幅にして垂直軸を回動軸とす
    る板状体の可動板を回動自在として補助機から通路部側
    へ略垂直に突出させていることを特徴とするゲート装
    置。
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