JP3433739B2 - 照射装置およびその照射装置を使用した基板検査装置 - Google Patents

照射装置およびその照射装置を使用した基板検査装置

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JP3433739B2
JP3433739B2 JP2001149059A JP2001149059A JP3433739B2 JP 3433739 B2 JP3433739 B2 JP 3433739B2 JP 2001149059 A JP2001149059 A JP 2001149059A JP 2001149059 A JP2001149059 A JP 2001149059A JP 3433739 B2 JP3433739 B2 JP 3433739B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置により撮
像された色相光別の反射光像を色相別の撮像パターンに
基づいて基板表面を検査する基板検査装置における基板
表面に複数の色相光を照射する照射装置およびこれを使
用する基板検査装置であって、特に、撮像装置で得られ
た撮像パターンに基づいて基板表面、例えば基板に実装
された部品の半田実装部位における半田の傾斜角度等を
検査する基板検査装置における照射装置およびこれを使
用した基板検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような基板検査装置は、基板
表面に2種類以上の色相光を照射する複数のLEDを備
えた照明装置と、基板表面上に照射された各色相光の反
射光像を色相光別に撮像する撮像装置とを有し、この撮
像装置で得られた色相光別の撮像パターンに基づいて基
板表面を検査するものである。
【0003】このような基板検査装置に使用される照射
装置として、本出願人は特開平11-295047号公
報に掲げるものを考案している。
【0004】図12は従来の照射装置を使用した基板検
査装置の概略構成を示す説明図である。
【0005】図12において基板検査装置100は、検
査対象である基板表面101に3色の色相光を照射する
赤色LED群111A、緑色LED群111B及び青色
LED群111Cを備えた照明装置110と、基板表面
101上に照射された各色相光の反射光像を色相光別に
撮像するCCDカメラ120と、このCCDカメラ12
0の撮像軸に配置し、基板表面101に対して斜視方向
からの反射光像をCCDカメラ120に撮像させる斜視
用光学ユニット130とを有し、このCCDカメラ12
0で得られた色相光別の撮像パターンに基づいて基板表
面101を検査するものである。
【0006】また、斜視用光学ユニット130は、その
基板表面101上の対象物(フィレット)の向きに応じ
て、CCDカメラ120の撮像軸を中心に回転する構成
としている。
【0007】この基板検査装置100においては、斜視
用光学ユニット130を使用することで、例えばQFJ
部品等の半田付けを検査するような、基板表面101に
対して斜視方向からの反射光像を撮像する斜視撮像機能
と、斜視用光学ユニット130を使用することなく、例
えば一般的なIC部品等の半田付けを検査するような、
基板表面101に対して直視方向からの反射光像を撮像
する直視撮像機能とを有している。
【0008】照明装置110は、CCDカメラ120の
撮像軸を中心にして基板表面101への照射角度が異な
るように同心円状に三段配置された赤色LED群111
A、緑色LED群111B及び青色LED群111C
と、これら赤色LED群111A、緑色LED群111
B及び青色LED群111Cの前面に配置され、これら
LED群111からの3色の色相光を拡散する拡散板1
12と、これら赤色LED群111A、緑色LED群1
11B、青色LED群111C及び拡散板112を収容
し、CCDカメラ120が基板表面101の反射光像を
撮像するためのカメラ穴113Aを形成した照明フード
113とを有している。
【0009】このような照明装置110によれば、赤色
LED群111A、緑色LED群111B及び青色LE
D群111Cから照射される高出力及び高輝度の3色の
色相光を、拡散板112を通じて拡散することで、その
基板表面101を広範囲かつ、均一な光照射を実現する
ことができる。
【0010】斜視用光学ユニット130は、CCDカメ
ラ120の撮像軸上に配置され、光路長変化に応じてカ
メラのピント合わせを行う光路長調整レンズ131と、
基板表面101に関わる斜視方向からの反射光像を、光
路長調整レンズ131を通じてCCDカメラ120に反
射する反射板ユニット132とを有し、この反射板ユニ
ット132は、基板表面101の斜視方向からの反射光
を反射する第1反射板132Aと、この第1反射板13
2Aで反射した反射光を、光路長調整レンズ131を通
じてCCDカメラ120に反射する第2反射板132B
とを有している。
【0011】また、照明フード113のカメラ穴113
Aは、斜視用光学ユニット130を照明装置110外部
に配置していることから、この斜視用光学ユニット13
0を使用してCCDカメラ120が基板表面101の反
射光像を撮像するためには、そのカメラ穴113Aの口
径を大きくしなければならず、しかも、そのカメラ穴1
13Aの口径が大きいことから、自ずと、赤色LED群
111A(緑色LED群111B)のLED数が少なく
なる。
【0012】例えば斜視用光学ユニット130の斜視角
度を15度とした場合には、赤色LED群111AのL
ED数が少なくなり、斜視角度を30度とした場合には
赤色LED群111A及び緑色LED群111BのLE
D数が少なくなる。
【0013】これらLED数が少なくなることは斜視撮
像時においては大きな問題とはならないものの、直視撮
像時においては非常に大きな問題となる。
【0014】そこで、基板検査装置100においては、
図13に示すように、LED数の減少に伴う照射光量の
減少を補償するため、例えば斜視用光学ユニット130
の斜視角度を15度とした場合には赤色LED群111
Aを補償するための補償用赤色LED群115Aを設け
ると共に、斜視用光学ユニット130の斜視角度を30
度とした場合には赤色LED群111A及び緑色LED
群111Bを補償するための補償用赤色LED群115
A及び補償用緑色LED群115Bを設けている。尚、
図13においては、その説明の便宜上、その左半分を斜
視角度15度とした場合と、その右半分を斜視角度30
度とした場合とを併せて図示している。
【0015】図14は従来の基板検査装置100の照明
装置110内部の概略構成を示すブロック図である。
【0016】図14に示す照明装置110は、赤色LE
D群111Aを駆動制御する赤色LED駆動制御回路1
41Aと、緑色LED群111Bを駆動制御する緑色L
ED駆動制御回路141Bと、青色LED群111Cを
駆動制御する青色LED駆動制御回路141Cと、この
照明装置110全体に電力を供給する電源回路142と
を有している。
【0017】赤色LED駆動制御回路141A、緑色L
ED駆動制御回路141B及び青色LED駆動制御回路
141Cは、夫々、電源回路142からの駆動電流に基
づいてLED群111を駆動制御する電流駆動回路14
3と、駆動制御されたLED群111の色相光を受光す
るフォトカプラ144と、このフォトカプラ144から
受光出力を増幅する増幅回路145と、この増幅した受
光出力に基づいて、LED群111の光出力が一定とな
るように、電源回路120からの駆動電流を制御する定
電流制御回路146とを有している。
【0018】次に、このような従来の基板検査装置10
0の動作について説明する。
【0019】先ず、直視撮像時における基板検査装置1
00では、図13に示すように、斜視角度15度の斜視
用光学ユニット130(斜視角度30度の斜視用光学ユ
ニット130)を退避して、補償用赤色LED群115
A(補償用赤色LED群115A及び補償用緑色LED
群115B)を所定位置に配置する。
【0020】基板検査装置100は、赤色LED群11
1A、緑色LED群111B及び青色LED群111C
から3色の色相光を基板表面101に照射すると共に、
補償用赤色LED群115A(補償用赤色LED群11
5A及び補償用緑色LED群115B)からの色相光を
基板表面101に照射する。
【0021】CCDカメラ120は、カメラ穴113A
を通して、直視方向からの反射光像を色相光別に撮像
し、この色相光別の撮像パターンに基づいて基板表面1
01を検査する。
【0022】また、斜視撮像時における基板検査装置1
00では、補償用赤色LED群115A(補償用赤色L
ED群115A及び補償用緑色LED群115B)を退
避し、斜視用光学ユニット130を所定位置に配置す
る。
【0023】基板検査装置100は、赤色LED群11
1A、緑色LED群111B及び青色LED群111C
から3色の色相光を基板表面101に照射する。
【0024】斜視用光学ユニット130内の反射板ユニ
ット132は、基板表面101に対する斜視方向からの
反射光を第1反射板132Aに反射すると共に、この第
1反射板132Aで反射した反射光を、第2反射板13
2Bで反射して光路長調整レンズ131を経由してCC
Dカメラ120に反射する。
【0025】CCDカメラ120は、カメラ穴113A
及び斜視用光学ユニット130を経由して、斜視方向か
らの反射光像を色相光別に撮像し、この色相光別の撮像
パターンに基づいて基板表面101を検査する。
【0026】このように従来の基板検査装置100によ
れば、斜視撮像時においては、補償用赤色LED群11
5A(補償用赤色LED群115A及び補償用緑色LE
D群115B)を退避して、図12に示すように斜視用
光学ユニット130を配置することで斜視方向からの反
射光像を撮像することができると共に、直視撮像時にお
いては斜視用光学ユニット130を退避して、図13に
示すように補償用赤色LED群115A(補償用赤色L
ED群115A及び補償用緑色LED群115B)を配
置することで直視方向からの反射光像を撮像することが
できる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の基板検査装置100によれば、直視撮像時には斜視
用光学ユニット130を退避する必要があるため、その
斜視用光学ユニット130を照明装置110の外部に配
置するようにしてあるが、例えば斜視撮像時に斜視用光
学ユニット130を使用する場合、基板表面101及び
CCDカメラ120間の光路長(L1+L2+L3)
は、直視撮像時に比較して長くなるのは当然であるが、
例えば斜視用光学ユニット130の斜視角度を大きくす
ると、基板表面101及び第1反射板132A間の光路
長L3と、第1反射板132A及び第2反射板132B
間の光路長L2とが長くなる。
【0028】例えば各LED群111の発光面及び基板
表面101間を250mm、直視撮像時における基板表
面101及びCCDカメラ120間の光路長を350m
mとした場合、例えば基板表面101から280mmの
位置で反射板ユニット132を配置し、その斜視用光学
ユニット130の斜視角度を15度とすると、斜視撮像
時の光路長(L1+L2+L3)は435mmとなる
が、その斜視用光学ユニット130の斜視角度を30度
とすると、斜視撮像時の光路長(L1+L2’+L
3’)は555mmとなり、その直視撮像時の光路長と
比較すると、その光路長は1.6倍となることで、CC
Dカメラ120で得られる反射光像は直視撮像時の約4
0%の明るさとなってしまうため、非常に暗くなり、その
信号対雑音比が低下して、その結果、検査性能が低下し
てしまう。
【0029】また、上記従来の基板検査装置100によ
れば、斜視用光学ユニット130の斜視角度を大きくす
ると、カメラ穴113Aの口径を大きくしなければなら
ず、その分、赤色LED群111A及び緑色LED群1
11BのLED数が減って、補償用赤色LED群115
A及び補償用緑色LED群115B等の補償用照射手段
を増設しなければならず、さらに、斜視撮像時において
は、これら補償用赤色LED群115A及び補償用緑色
LED群115Bを退避する機構もおおがかりとなり、
その製造コストも高くなる。
【0030】また、上記従来の基板検査装置100によ
れば、直視撮像時においては赤色LED群111A、緑
色LED群111B及び青色LED群111Cの他に、
補償用赤色LED群115A及び補償用緑色LED群1
15Bからの補償用の色相光を照射するようにしたが、
これら補償用LED群115及び照明用LED群111
間で色相光の継ぎ目が生じるため、図15に示すように
CCDカメラ120で投影された基板表面101のフィ
レットで継ぎ目101Aに見えることから、ユーザに違
和感を与えるおそれがある。
【0031】また、上記従来の基板検査装置100によ
れば、斜視撮像時においては補償用LED群115を退
避するようにしているため、赤色LED群111A(赤
色LED群111A及び緑色LED群111B)が不足
していることから、CCDカメラ120の撮像軸上の赤
色相光及び緑色相光が不足し、これら赤色相光及び緑色
相光の反射光が弱くなり、これら赤色相光及び緑色相光
の反射光が暗くなってしまうことから、その信号対雑音
比が低下し、その結果、検査性能が低下してしまう。
【0032】また、上記従来の基板検査装置100によ
れば、斜視撮像時においては基板表面101を垂直方向
に照射するLED群111がなかったため、その部分の
十分な反射光像が得られないことから、その部分、例え
ばランド部分が暗くなってしまう。
【0033】また、上記従来の基板検査装置100によ
れば、赤色LED駆動制御回路141A、緑色LED駆
動制御回路141B及び青色LED駆動制御回路141
C等の色相光毎にLED駆動制御回路141を有し、斜
視撮像時又は直視撮像時であっても、同一のLED駆動
制御回路141で駆動電流を制御するようにしたが、直
視撮像時及び斜視撮像時ではCCDカメラ120で得ら
れる反射光像の光量が異なるにも関わらず、斜視撮像時
及び直視撮像時で同一の駆動制御を行っていることか
ら、例えば斜視撮像時にCCDカメラ120で得られる
反射光像の光量が減衰したとしても、この光量減衰に十
分対処することができず、その信号対雑音比が低下し、
その結果、検査性能が低下してしまう。
【0034】本発明は上記点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、斜視用光学ユニットの斜
視角度を大きくしたとしても、斜視撮像時はもちろんの
こと、直視撮像時においても検査性能に優れ、かつ、そ
の製造コストが安価な照射装置およびこれを使用する基
板検査装置を提供することにある。
【0035】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、撮像装置により撮像された色相光別の反射
光像を色相別の撮像パターンに基づいて基板表面を検査
する基板検査装置における前記基板表面に複数の色相光
を照射する照射装置であって、該照射装置内に、前記撮
像装置の撮像軸上に配置し、前記基板表面に対して直視
方向又は斜視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像
させる光学用ユニットを設けて構成した。
【0036】複数の照射手段は、例えば撮像装置の撮像
軸を中心にして基板表面への照射角度が異なるように同
心円状に三段配置された赤色LED群、緑色LED群及
び青色LED群に相当するものである。
【0037】撮像装置は、基板表面上に照射された各色
相光の反射光像を色相光別に撮像する、例えばCCDカ
メラに相当するものである。
【0038】光学用ユニットは、撮像装置の撮像軸上に
配置し、基板表面に対して直視方向又は斜視方向からの
反射光像を撮像装置に撮像させるものであり、例えば第
1反射板及び第2反射板を備えた反射板ユニットで構成
し、斜視撮像時においては基板表面からの反射光像を第
2反射板及び第1反射板を経由して撮像装置に撮像させ
るユニットである。
【0039】従って、本発明によれば、前記撮像装置の
撮像軸上に配置し、基板表面に対して直視方向又は斜視
方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させる光学用
ユニットを前記照射装置内に設けるようにした、つま
り、光学用ユニット及び基板表面間の距離を短縮化する
ことで、例えば光学用ユニットの斜視角度を大きくした
としても、従来に比して、基板表面及び撮像装置間の光
路長を抑えることができ、さらには撮像装置で得られる
反射光像が暗くなることもないことから、その信号対雑
音比が低下することもなく、その結果、良好な検査性能
が得ることができる。
【0040】さらに、本発明によれば、光学用ユニット
を照射装置内に設けたことから、例えば光学用ユニット
の斜視角度を大きくしたとしても、カメラ穴の口径を大
きくする必要もなく、その分、照射手段の数が減ること
もなく、さらに補償用照射手段を設ける必要もない、そ
の結果、補償用照射手段を退避する機構も必要ないの
で、その製造コストを安価に抑えることができる。
【0041】さらに、本発明によれば、補償用照射手段
を必要としないため、従来のように照射手段である赤色
LED群及び補償用赤色LED群間に反射光像の継ぎ目
が生じるようなこともないことから、ユーザに違和感を
与えるおそれもない。
【0042】また、本発明は、前記光学用ユニットが、
前記斜視方向からの反射光を反射する反射板を備えた反
射板ユニットと、この反射板ユニットを前記撮像装置の
撮像軸の直交方向にスライドさせる駆動機構とを有し、
前記駆動機構にて前記反射板ユニットが第1所定位置に
スライドすると、前記反射板ユニット内部の反射板を経
由して前記斜視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮
像させると共に、前記駆動機構にて前記反射板ユニット
が第2所定位置にスライドすると、前記反射板ユニット
内部の反射板を経由せずに、前記直視方向からの反射光
像を前記撮像装置に撮像させるようにした。
【0043】反射板は、例えば基板表面からの反射光を
第2反射板に反射する第1反射板と、第1反射板からの
反射光を撮像装置に反射する第2反射板とで構成してい
る。
【0044】第1所定位置とは、例えば撮像軸の直交方
向における斜視撮像時のスライド位置であり、例えば第
1反射板が基板表面からの反射光を第2反射板に反射
し、この第2反射板が反射光を撮像装置に反射するよう
な反射板ユニットの位置に相当するものである。
【0045】第2所定位置とは、例えば撮像軸の直交方
向における直視撮像時のスライド位置であり、例えば基
板表面からの反射光が第1反射板及び第2反射板で反射
することなく、直接、撮像装置に反射するような反射板ユ
ニットの位置に相当するものである。
【0046】従って、本発明によれば、駆動機構にて前
記反射板ユニットが第1所定位置にスライドすると、前
記反射板ユニット内部の反射板を経由して前記斜視方向
からの反射光像を前記撮像装置に撮像させると共に、前
記駆動機構にて前記反射板ユニットが第2所定位置にス
ライドすると、前記反射板ユニット内部の反射板を経由
せずに、前記直視方向からの反射光像を前記撮像装置に
撮像させるようにしたので、直視撮像時であっても、前
記光学用ユニットは照明装置から搬出する必要がなく、
しかも、補償用照射手段を設ける必要もない。
【0047】また、本発明は、前記反射板ユニットが、
前記第1所定位置にスライドすると、前記基板表面に対
して垂直方向に所定色相光を照射する補助照射手段を有
するようにした。
【0048】補助照射手段は、例えば斜視撮像時に基板
表面に対して垂直方向に赤色相光を基板表面を照射する
補助赤色LED群に相当するものである。
【0049】従って、本発明によれば、第1所定位置に
スライドすると、前記基板表面に対して垂直方向に所定
色相光を照射する補助照射手段を反射板ユニットに設け
るようにしたので、斜視撮像時においては基板表面を垂
直に所定色相光を照射することができるため、例えばラ
ンド部分での十分な反射光像を得ることができる。
【0050】また、本発明は、前記光学用ユニットが、
前記斜視方向からの反射光を反射する反射板を備えた反
射板ユニットと、前記光学用ユニットの端部を支点にし
て、前記反射板ユニットを回動する駆動機構とを有し、
前記駆動機構にて前記反射板ユニットが第1所定位置に
回動すると、前記反射板ユニット内部の反射板を経由し
て前記斜視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像さ
せると共に、前記駆動機構にて前記反射板ユニットが第
2所定位置に回動すると、前記反射板ユニット内部の反
射板を経由せずに、前記直視方向からの反射光像を前記
撮像装置に撮像させるようにした。
【0051】反射板は、例えば基板表面からの反射光を
第2反射板に反射する第1反射板と、第1反射板からの
反射光を撮像装置に反射する第2反射板とで構成してい
る。
【0052】第1所定位置とは、例えば光学用ユニット
の端部を支点にして回動する回動方向の斜視撮像時にお
ける回動位置であり、例えば第1反射板が基板表面から
の反射光を第2反射板に反射し、この第2反射板が反射
光を撮像装置に反射するような反射板ユニットの位置に
相当するものである。
【0053】第2所定位置とは、例えば回動方向の直視
撮像時における回動位置であり、例えば基板表面からの
反射光が第1反射板及び第2反射板で反射することな
く、直接、撮像装置に反射するような反射板ユニットの位
置に相当するものである。
【0054】従って、本発明によれば、前記駆動機構に
て前記反射板ユニットが第1所定位置に回動すると、前
記反射板ユニット内部の反射板を経由して前記斜視方向
からの反射光像を前記撮像装置に撮像させると共に、前
記駆動機構にて前記反射板ユニットが第2所定位置に回
動すると、前記反射板ユニット内部の反射板を経由せず
に、前記直視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像
させるようにしたので、直視撮像時であっても、前記光
学用ユニットを照明装置から搬出する必要もなく、しか
も、補償用照射手段を設ける必要もない。
【0055】また、本発明は、前記照射装置が第1照明
装置と、第2照明装置とで構成し、前記照射装置を第1
照明装置及び第2照明装置に分割することで、前記照射
装置内部を開口すると共に、前記第1照明装置及び第2
照明装置を合併することで、前記照射装置内部の開口を
閉塞する照明開閉機構と、前記直視方向からの反射光像
を前記撮像装置に撮像させる場合、前記照明開閉機構を
通じて前記照射装置内部を開口することで、この照射装
置内部に収容した光学用ユニットを搬出すると共に、前
記斜視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させる
場合、前記照明開閉機構を通じて前記照明装置内部を開
口することで、前記照射装置内部に前記光学用ユニット
を搬入する搬出入機構とを有するようにした。
【0056】前記照射装置は、第1照明装置及び第2照
明装置で構成し、これら第1照明装置及び第2照明装置
を合併することで照射装置内部の開口を閉塞すると共
に、第1照明装置及び第2照明装置に分割することで照
射装置内部を開口するものである。
【0057】前記照射装置内部の閉塞とは、例えば照射
装置内部に収容した光学用ユニットが搬出できない状態
であり、前記照射装置内部の開口とは、例えば照射装置
内部に収容した光学用ユニットが搬出又は搬入可能な状
態である。
【0058】従って、本発明によれば、前記直視方向か
らの反射光像を前記撮像装置に撮像させる場合、前記照
明開閉機構を通じて前記照明装置内部を開口すること
で、この照明装置内部に収容した光学用ユニットを搬出
すると共に、前記斜視方向からの反射光像を前記撮像装
置に撮像させる場合、前記照明開閉機構を通じて前記照
射装置内部を開口することで、前記照射装置内部に前記
光学用ユニットを搬入するようにしたので、直視撮像及
び斜視撮像双方に対応可能であり、その上、補償用照射
手段を設ける必要もない。
【0059】また、本発明は、前記照射装置が、前記直
視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させる直視
用コマンドを検出すると、直視用出力レベルに基づい
て、前記照射手段の出力レベルを制御する直視用制御手
段と、前記斜視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮
像させる斜視用コマンドを検出すると、斜視用出力レベ
ルに基づいて、前記照射装置の出力レベルを制御する斜
視用制御手段とを有するようにした。
【0060】直視用コマンドは、直視方向からの反射光
像を撮像装置に撮像させるためのコマンドに相当するも
のである。
【0061】斜視用コマンドは、斜視方向からの反射光
像を撮像装置に撮像させるためのコマンドに相当するも
のである。
【0062】直視用制御手段は、直視撮像時における直
視用出力レベルに基づいて、前記照射装置の出力レベル
を制御する、例えば直視撮像時における定電流制御回路
の電流レベルを調整する直視時電流レベル回路に相当す
るものである。
【0063】斜視用制御手段は、斜視撮像時における斜
視用出力レベルに基づいて、前記照射装置の出力レベル
を制御する、例えば斜視撮像時における定電流制御回路
の電流レベルを調整する斜視時電流レベル回路に相当す
るものである。
【0064】尚、斜視用出力レベルは、直視用出力レベ
ルよりも高めに設定してある。
【0065】従って、本発明によれば、直視撮像時にお
いては直視用出力レベルに基づいて、前記照射装置の出
力レベルを制御する直視用制御手段と、斜視撮像時にお
いては斜視用出力レベルに基づいて、前記照射装置の出
力レベルを制御する斜視用制御手段とを別個に設けるよ
うにした、つまり、直視撮像時及び斜視撮像時に夫々適
した個別の駆動制御を行うようにしたので、例えば斜視
撮像時に撮像装置で得られる反射光像の光量が減衰した
としても、この光量減衰に十分対処することができ、そ
の信号対雑音比が低下することもなく、その結果、良好
な検査性能が得ることができる。
【0066】また、本発明は、前記斜視用制御手段が、
前記斜視用コマンドを検出すると、前記反射板ユニット
内部の反射板が正反射する側の照射手段を選択し、この
選択した照射手段の出力レベルをオフ、又は減衰制御す
るようにした。
【0067】従って、本発明の基板検査装置における照
射装置によれば、斜視撮像時に反射板ユニット内部の反
射板が正反射する側の照射手段を選択し、この選択した
照射手段の出力レベルをオフ、又は減衰制御するように
したので、例えば光沢のある基板表面からの不必要な反
射光が撮像装置に入光するのを防止することができる。
【0068】また、本発明は、前記撮像装置が、前記直
視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させる直視
用コマンドを検出すると、直視用カメラ露光時間を設定
する直視用露光時間設定手段と、前記斜視方向からの反
射光像を前記撮像装置に撮像させる斜視用コマンドを検
出すると、斜視用カメラ露光時間を設定する斜視用露光
時間設定手段とを有するようにした。
【0069】直視用露光時間設定手段は、例えば直視撮
像時に撮像装置の直視用カメラ露光時間を設定する直視
用露光時間設定回路に相当するものである。
【0070】斜視用露光時間設定手段は、例えば斜視撮
像時に撮像装置の斜視用カメラ露光時間を設定する斜視
用露光時間設定回路に相当するものである。
【0071】尚、斜視用カメラ露光時間は、直視用カメ
ラ露光時間よりも長めに設定してある。
【0072】従って、本発明によれば、直視撮像時に直
視用カメラ露光時間を設定すると共に、斜視撮像時に斜
視用カメラ露光時間を設定するようにした、つまり、直
視撮像時及び斜視撮像時に夫々適した個別のカメラ露光
時間を設定するようにしたので、例えば斜視撮像時にお
いてはカメラ露光時間を長くすることで画像を明るく
し、信号対雑音比の低下を防止することができる。
【0073】また、本発明は、前記撮像装置が、前記直
視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させる直視
用コマンドを検出すると、直視用カメラ入光量に基づい
てカメラ入光量を制御する直視用入光量制御手段と、前
記斜視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させる
斜視用コマンドを検出すると、斜視用カメラ入光量に基
づいてカメラ入光量を制御する斜視用入光量制御手段と
を有するようにした。
【0074】従って、本発明によれば、直視撮像時にお
いては直視用カメラ入光量に基づいてカメラ入光量を制
御すると共に、斜視撮像時においては斜視用カメラ入光
量に基づいてカメラ入光量を制御するようにした、つま
り、直視撮像時及び斜視撮像時に夫々適したカメラ入光
量を個別に制御するようにしたので、例えば斜視撮像時
においてはカメラ入光量を増大することで画像を明るく
し、信号対雑音比の低下を防止することができる。
【0075】また、本発明は、前記撮像装置が、前記直
視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させる直視
用コマンドを検出すると、直視用カメラ入光量を得るニ
ュートラルデンシティフィルタを、前記撮像装置の撮像
軸上に配置するフィルタ配置手段を有するようにした。
【0076】従って、本発明によれば、直視撮像時にお
いては直視用カメラ入光量を得るニュートラルデンシテ
ィフィルタを撮像装置の撮像軸上に配置するようにし
た、つまり、直視撮像時においてはニュートラルデンシ
ティフィルタを配置するようにしたので、例えば斜視撮
像時においてはカメラ入光量を増大することで画像を明
るくし、信号対雑音比の低下を防止することができる。
【0077】また、本発明は、前記撮像装置が、前記直
視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させる直視
用コマンドを検出すると、直視用カメラ入光量に基づい
てカメラレンズの絞りを調整すると共に、前記斜視方向
からの反射光像を前記撮像装置に撮像させる斜視用コマ
ンドを検出すると、斜視用カメラ入光量に基づいてカメ
ラレンズの絞りを調整するカメラレンズ絞り調整手段を
有するようにした。
【0078】従って、本発明によれば、直視撮像時にお
いては直視用カメラ入光量に基づいてカメラレンズの絞
りを調整すると共に、斜視撮像時においては斜視用カメ
ラ入光量に基づいてカメラレンズの絞りを調整するよう
にした、つまり、直視撮像時及び斜視撮像時に夫々適し
たカメラレンズの絞りを調整するようにしたので、例え
ば斜視撮像時においてはカメラ入光量を増大することで
画像を明るくし、信号対雑音比の低下を防止することが
できる。
【0079】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態に示す照射装置を使用した基板検査装置につい
て説明する。図1は第1の実施の形態に示す基板検査装
置の概略構成を示す説明図である。
【0080】図1において基板検査装置1は、直視撮像
機能及び斜視撮像機能を有し、基板表面101に色相光
を照射する照明装置10と、基板表面101上に照射さ
れた各色相光の反射光像を色相光別に撮像するCCDカ
メラ20と、照明装置10内において、CCDカメラ2
0の撮像軸上に配置し、基板表面101に対して直視方
向又は斜視方向からの反射光像をCCDカメラ20に撮
像させる光学用ユニット30とを有し、このCCDカメ
ラ20で得られた色相光別の撮像パターンに基づいて基
板表面101を検査するものである。
【0081】また、光学用ユニット30は、その基板表
面101上の対象物(フィレット)の向きに応じて、C
CDカメラ20の撮像軸を中心に回転する構成としてい
る。
【0082】照明装置10は、CCDカメラ20の撮像
軸を中心にして基板表面101への照射角度が異なるよ
うに同心円状に三段配置された赤色LED群11A、緑
色LED群11B及び青色LED群11Cと、これら赤
色LED群11A、緑色LED群11B及び青色LED
群11Cの前面に配置され、これらLED群11からの
3色の色相光を拡散する拡散板12と、これら赤色LE
D群11A、緑色LED群11B、青色LED群11C
及び拡散板12を収容し、CCDカメラ20が基板表面
101の反射光像を撮像するためのカメラ穴13Aを形
成した照明フード13とを有している。
【0083】光学用ユニット30は、CCDカメラ20
の撮像軸上に配置され、光路長変化に応じてカメラのピ
ント合わせを行う光路長調整レンズ31と、基板表面1
01に関わる斜視方向からの反射光を、光路長調整レン
ズ31を通じてCCDカメラ20に反射する反射板ユニ
ット32と、この反射板ユニット32をCCDカメラ2
0の撮像軸の直交方向にスライドさせる駆動機構33と
を有している。
【0084】反射板ユニット32は、基板表面101の
斜視方向からの反射光を反射する第1反射板32Aと、
この第1反射板32Aで反射した反射光を、光路長調整
レンズ31を通じてCCDカメラ20に反射する第2反
射板32Bとを有している。
【0085】この駆動機構33は、基板検査装置1の装
置フレーム2に取付けられ、反射板ユニット32及び光
路長調整レンズ31を撮像軸の直交方向にスライドさせ
るエアーシリンダ33Aと、後述する第1所定位置及び
第2所定位置に反射板ユニット32をスライド位置決め
するためのストッパ33Bと、照明装置10内部で反射
板ユニット32を周方向にベルト33Cで回転させるた
めの回転機構33Dとを有している。
【0086】駆動機構33が反射板ユニット32を第1
所定位置(実線)にスライドすると、光路長調整レンズ
31も撮像軸上に配置されることで、反射板ユニット3
2内部の第1反射板32Aは基板表面101の斜視方向
からの反射光を第2反射板32Bに反射すると共に、第
2反射板32Bは、その反射光を、光路長調整レンズ3
1を経由してCCDカメラ20に反射するものである。
【0087】駆動機構33が反射板ユニット32を第2
所定位置(点線)にスライドすると、光路長調整レンズ
31、第1反射板32A及び第2反射板32Bが撮像軸
上から外れることで、反射板ユニット32内部の第1反
射板32A及び第2反射板32B、及び光路長調整レン
ズ31を経由せずに、基板表面101の直視方向からの
反射光をCCDカメラ20に反射するものである。
【0088】また、赤色LED群11Aは、図2に示す
ように照射領域R−1、R−2,R−3及びR−4のよ
うに4方向から基板表面101に赤色相光を照射するも
のであり、緑色LED群11Bは、照射領域G−1、G
−2,G−3及びG−4のように4方向から基板表面1
01に緑色相光を照射するものであり、青色LED群1
1Cは、照射領域B−1,B−2,B−3及びB−4の
ように4方向から基板表面101に青色相光を照射する
ものである。
【0089】図3は第1の実施の形態に示す基板検査装
置1内部の概略構成を示すブロック図である。
【0090】図3に示す基板検査装置1は、CCDカメ
ラ20と、光学用ユニット30にて直視方向からの反射
光像をCCDカメラ20に撮像させる直視用コマンドや
斜視方向からの反射光像をCCDカメラ20に撮像させ
る斜視用コマンドを入力する制御入力部41と、この制
御入力部41からの直視用コマンド又は斜視用コマンド
に基づいて赤色LED群11A、緑色LED群11B及
び青色LED群11CをON/OFF制御するON/O
FF制御回路42と、照明装置10内部の赤色LED群
11Aを駆動制御する赤色LED駆動制御回路43A
と、照明装置10内部の緑色LED群11Bを駆動制御
する緑色LED駆動制御回路43Bと、照明装置10内
部の青色LED群11Cを駆動制御する青色LED駆動
制御回路43Cと、光学用ユニット30内部の反射板ユ
ニット32をスライドする駆動機構33と、この駆動機
構33を駆動制御する駆動制御回路44と、照明装置1
0及び光学用ユニット30全体に電力を供給する電源回
路45とを有している。
【0091】赤色LED駆動制御回路43Aは、照射領
域R−1、R−2,R−3,R−4毎の赤色LED群1
1Aと、この赤色LED群11Aの点灯駆動電流を制御
する点灯電流制御回路51と、直視撮像時の直視時電流
レベルを設定する直視時電流レベル回路52と、斜視撮
像時の斜視時電流レベルを設定する斜視時電流レベル回
路53と、これら直視時電流レベル回路52又は斜視時
電流レベル回路53を切換設定する切換設定回路54
と、直視時電流レベル回路52若しくは斜視時電流レベ
ル回路53にてレベル設定した駆動電流に基づいて各照
射領域の赤色LED群11Aを駆動制御する電流駆動回
路55と、電流駆動回路55から照射領域の赤色LED
群11Aへの駆動電流をON/OFFするスイッチ回路
56と、点灯中の赤色LED群11Aからの赤色相光を
受光するフォトカプラ57と、このフォトカプラ57か
ら受光出力を増幅する増幅回路58と、この増幅した受
光出力に基づいて、赤色LED群11Aの光出力が一定
となるように、電源回路45からの駆動電流を制御する
定電流制御回路59とを有している。
【0092】尚、斜視時電流レベルは、直視時電流レベ
ルよりも高めに設定してあるものとする。
【0093】また、緑色LED駆動制御回路43B及び
青色LED駆動制御回路43Cも同様に、夫々、照射領
域毎の各色LED群11、点灯電流制御回路51、直視
時電流レベル回路52、斜視時電流レベル回路53、切
換設定回路54、電流駆動回路55、スイッチ回路5
6、フォトカプラ57、増幅回路58及び定電流制御回
路59を有している。
【0094】CCDカメラ20は、カメラ露光時間を設
定制御する露光時間制御回路21と、直視撮像時におけ
る直視時カメラ露光時間を設定する直視時露光時間回路
22と、斜視撮像時における斜視時カメラ露光時間を設
定する斜視時露光時間回路23と、これら直視時露光時
間回路22若しくは斜視時露光時間回路23を切換設定
する切換設定回路24と、この切換設定回路24にて切
換設定したカメラ露光時間に基づいて撮像を行う撮像回
路25とを有している。
【0095】尚、斜視時カメラ露光時間は、直視時カメ
ラ露光時間よりも長めに設定してあるものとする。
【0096】次に第1の実施の形態に示す基板検査装置
1の動作について説明する。
【0097】まずは、直視撮像時の基板検査装置1の動
作について説明する。図5は直視撮像時における基板検
査装置1の動作状態を示す説明図である。
【0098】基板検査装置1は、制御入力部41を通じ
て直視用コマンドを検出すると、この直視用コマンドに
基づいて、赤色LED駆動制御回路43A、緑色LED
駆動制御回路43B、青色LED駆動制御回路43C、
ON/OFF制御回路42、CCDカメラ20及び駆動
制御回路44を制御する。
【0099】基板検査装置1の駆動制御回路44は、光
学用ユニット30内の駆動機構33を通じて、図5に示
すように反射板ユニット32を第2所定位置にスライド
する。この際、反射板ユニット32内の第1反射板32
A及び第2反射板32Bと、光路長調整レンズ31とは
CCDカメラ20の撮像軸から外れ、その撮像軸は第1
反射板32A及び第2反射板32B間となる。
【0100】ON/OFF制御回路42は、制御入力部
41からの直視用コマンドを検出すると、各色相光の照
射領域のLED群11を点灯すべく、各スイッチ回路5
6をON制御する。
【0101】赤色LED駆動制御回路43Aの点灯電流
制御回路51は、制御入力部41からの直視用コマンド
を検出すると、電源回路45からの駆動電流の供給を開
始すると共に、切換設定回路54を通じて直視時電流レ
ベル回路52を切換選択する。
【0102】さらに、点灯電流制御回路51は、電源回
路45からの駆動電流を、切換設定回路54を通じて直
視時電流レベル回路52に供給する。直視時電流レベル
回路52は、直視時電流レベルに基づいて駆動電流の出
力レベルを調整し、このレベル調整した駆動電流を定電
流制御回路59に供給する。
【0103】定電流制御回路59は、直視時電流レベル
回路52にてレベル調整した駆動電流を安定化し、この
安定化した駆動電流を電流駆動回路55に供給する。さ
らに電流駆動回路55は、レベル調整した駆動電流を照
射領域R−1,R−2,R−3,R−4毎の赤色LED
群11Aに供給する。
【0104】そして、各赤色LED群11Aは、照射領
域毎に赤色相光を照射することになる。また、緑色LE
D駆動制御回路43B及び青色LED駆動制御回路43
Cにおいても、制御入力部41からの直視用コマンドを
検出すると、同様に、直視時電流レベルに基づいて照射
領域毎の緑色LED群11B及び青色LED群11Cを
点灯制御することで、緑色LED群11B及び青色LE
D群11Cは、照射領域毎に緑色相光及び青色相光を照
射することになる。
【0105】さらに、CCDカメラ20の露光時間制御
回路21は、制御入力部41からの直視用コマンドを検
出すると、切換設定回路24を直視時露光時間回路22
に切換設定すると共に、この直視時露光時間回路22に
て設定したカメラ露光時間に基づいて、撮像回路25に
直視方向からの反射光像を撮像させる。
【0106】つまり、直視撮像時においては、図5に示
すように光学用ユニット30内の反射板ユニット32が
第2所定位置にスライドすることで、光路長調整レンズ
31、第1反射板32A及び第2反射板32BがCCD
カメラ20の撮像軸から外れるので、赤色LED群11
A、緑色LED群11B及び青色LED群11Cから照
射した各色相光は基板表面101上の照射領域に照射さ
れ、その直視方向からの反射光像を、光路長調整レンズ
31、第1反射板32A及び第2反射板を経由せずに、
CCDカメラ20が撮像することになる。
【0107】次に斜視撮像時における基板検査装置1の
動作について説明する。図4は斜視撮像時における基板
検査装置1の動作状態を示す説明図である。
【0108】基板検査装置1は、制御入力部41を通じ
て斜視用コマンドを検出すると、この斜視用コマンドに
基づいて、赤色LED駆動制御回路43A、緑色LED
駆動制御回路43B、青色LED駆動制御回路43C、
ON/OFF制御回路42、CCDカメラ20、駆動制
御回路44を制御する。
【0109】基板検査装置1の駆動制御回路44は、制
御入力部41を通じて斜視用コマンドを検出すると、光
学用ユニット30内の駆動機構33を通じて、図4に示
すように反射板ユニット32を第1所定位置にスライド
する。この際、反射板ユニット32内の第2反射板32
B及び光路長調整レンズ31は、CCDカメラ20の撮
像軸上に配置されたことになる。
【0110】ON/OFF制御回路42は、制御入力部
41からの斜視用コマンドを検出すると、各色相光の照
射領域のLED群11を点灯すべく、各スイッチ回路5
6をON制御する。
【0111】赤色LED駆動制御回路43Aの点灯電流
制御回路51は、制御入力部41からの斜視用コマンド
を検出すると、電源回路45からの駆動電流の供給を開
始すると共に、切換設定回路54を通じて斜視時電流レ
ベル回路53を切換選択する。
【0112】さらに、点灯電流制御回路51は、電源回
路45からの駆動電流を、切換設定回路54を通じて斜
視時電流レベル回路53に供給する。斜視時電流レベル
回路53は、斜視時電流レベルに基づいて駆動電流の出
力レベルを調整し、このレベル調整した駆動電流を定電
流制御回路59に供給する。
【0113】定電流制御回路59は、斜視時電流レベル
回路53にてレベル調整した駆動電流を安定化し、この
安定化した駆動電流を電流駆動回路55に供給する。さ
らに電流駆動回路55は、レベル調整した駆動電流を照
射領域毎の赤色LED群11Aに供給する。
【0114】そして、各赤色LED群11Aは、照射領
域毎に赤色相光を照射することになる。また、緑色LE
D駆動制御回路43B及び青色LED駆動制御回路43
Cにおいても、制御入力部41からの斜視用コマンドを
検出すると、同様に、斜視時電流レベルに基づいて照射
領域毎の緑色LED群11B及び青色LED群11Cを
点灯制御することで、緑色LED群11B及び青色LE
D群11Cは、照射領域毎に緑色相光及び青色相光を照
射することになる。
【0115】つまり、斜視時電流レベルは、斜視撮像時
に設定されるため、その光路長が長くなることから、直
視時電流レベルよりも高いレベルで設定することにな
る。
【0116】さらに、CCDカメラ20の露光時間制御
回路21は、制御入力部41からの斜視用コマンドを検
出すると、切換設定回路24を斜視時露光時間回路23
に切換設定すると共に、この斜視時露光時間回路23に
て設定したカメラ露光時間に基づいて、撮像回路25に
斜視方向からの反射光像を撮像させる。
【0117】つまり、斜視撮像時においては、図4に示
すように光学用ユニット30内の反射板ユニット32が
第1所定位置にスライドすることで、ひいてはCCDカ
メラ20の撮像軸上に第2反射板32B及び光路長調整
レンズ31を配置し、赤色LED群11A、緑色LED
群11B及び青色LED群11Cから照射した各色相光
は基板表面101上の照射領域に照射され、基板表面1
01の斜視方向からの反射光を第1反射板32Aに反射
すると共に、この第1反射板32Aで反射した反射光を
第2反射板32Bに反射し、この第2反射板32Bで反
射した反射光像をCCDカメラ20に撮像することにな
る。
【0118】第1の実施の形態によれば、CCDカメラ
20の撮像軸上に配置し、基板表面101に対して直視
方向又は斜視方向からの反射光像をCCDカメラ20に
撮像させる光学用ユニット30を照明装置10内に設け
るようにした、つまり、光学用ユニット30及び基板表
面101間の距離を短縮化することで、図6に示すよう
に、例えば光学用ユニット30の斜視角度を15度から
30度に傾けたとしても、従来に比して、基板表面10
1及びCCDカメラ20間の光路長を抑えることがで
き、CCDカメラ20で得られる反射光が暗くなること
もないことから、その信号対雑音比が低下することもな
く、その結果、良好な検査性能が得ることができる。
【0119】さらに、第1の実施の形態によれば、光学
用ユニット30を照明装置10内に設けたことから、例
えば光学用ユニット30の斜視角度を大きくしたとして
も、カメラ穴13Aの口径を大きくする必要はないた
め、その分、例えば上段に配置した赤色LED群11A
や緑色LED群11BのLED数が減ることもないこと
から、さらに補償用照射手段を増設する必要もなくな
る。その結果、補償用照射手段を退避する機構も必要な
いので、その製造コストを安価に抑えることができる。
【0120】さらに、第1の実施の形態によれば、補償
用照射手段を必要としないことから、従来のように赤色
LED群11A及び補償用赤色LED群間で色相光の継
ぎ目が生じることもなくなり、CCDカメラ120で投
影された基板表面101のフィレットで継ぎ目が見える
こともないため、ユーザに違和感を与えるおそれもな
い。
【0121】さらに、第1の実施の形態によれば、斜視
撮像時においては反射板ユニット32が第1所定位置に
スライドすると、反射板ユニット32内部の第1反射板
32A及び第2反射板32B、光路長調整レンズ31を
経由して斜視方向からの反射光像をCCDカメラ20に
撮像させると共に、直視撮像時においては反射板ユニッ
ト32が第2所定位置にスライドすると、反射板ユニッ
ト32内部の第1反射板32A及び第2反射板32B、
光路長調整レンズ31を経由せずに、直視方向からの反
射光像をCCDカメラ20に撮像させるようにしたの
で、直視撮像時であっても、光学用ユニット30を照明
装置10から搬出する必要はなく、しかも、補償用照射
手段を設ける必要もない。
【0122】また、第1の実施の形態によれば、直視撮
像時においては直視時電流レベルに基づいて、各色LE
D群11の出力レベルを制御する直視時電流レベル回路
52と、斜視撮像時においては斜視時電流レベルに基づ
いて、各色LED群11の出力レベルを制御する斜視時
電流レベル回路53とを別個に設けるようにした、つま
り、直視撮像時及び斜視撮像時に夫々適した個別の駆動
制御を行うようにしたので、例えば斜視撮像時にCCD
カメラ20で得られる反射光像の光量が減衰したとして
も、この光量減衰に十分対処することができ、その信号
対雑音比が低下することもなく、その結果、良好な検査
性能が得ることができる。
【0123】さらに、第1の実施の形態によれば、直視
撮像時においては、そのCCDカメラ20側で直視時カ
メラ露光時間を設定すると共に、斜視撮像時において
は、そのCCDカメラ20側で斜視時カメラ露光時間を
設定するようにした、つまり、直視撮像時及び斜視撮像
時に夫々適した個別のカメラ露光時間を設定するように
したので、例えば斜視撮像時においてはカメラ露光時間
を長くすることで画像を明るくし、信号対雑音比の低下
を防止することができる。
【0124】尚、上記第1の実施の形態においては、直
視撮像時又は斜視撮像時でカメラ露光時間を可変設定す
ることで、斜視撮像時での画像が暗くなる状態に対処す
るようにしたが、CCDカメラ20が、直視用コマンド
を検出すると、直視用カメラ入光量に基づいてカメラ入
光量を制御する直視用入光量制御手段と、斜視用コマン
ドを検出すると、斜視用カメラ入光量に基づいてカメラ
入光量を制御する斜視用入光量制御手段とを有するよう
にしても良く、この場合、直視撮像時及び斜視撮像時に
夫々適したカメラ入光量を個別に制御するようにしたの
で、例えば斜視撮像時においてはカメラ入光量を増大す
ることで画像を明るくし、信号対雑音比の低下を防止す
ることができる。
【0125】また、同様に、CCDカメラ20が、直視
用コマンドを検出すると、直視用カメラ入光量を得るニ
ュートラルデンシティフィルタを、CCDカメラ20の
撮像軸上に配置すると共に、斜視用コマンドを検出する
と、斜視用カメラ入光量を得るニュートラルデンシティ
フィルタをCCDカメラ20の撮像軸上に配置するフィ
ルタ配置手段を有するようにしても良く、この場合、直
視撮像時及び斜視撮像時に夫々適した個別のニュートラ
ルデンシティフィルタを配置するようにしたので、例え
ば斜視撮像時においてはカメラ入光量を増大することで
画像を明るくし、信号対雑音比の低下を防止することが
できる。尚、斜視撮像時においては、必ずしもニュート
ラルデンシティフィルタが必要もないことから、直視撮
像時においてのみ、ニュートラルデンシティフィルタを
撮像軸上に配置するようにしても良い。
【0126】さらに、CCDカメラ20が、直視用コマ
ンドを検出すると、直視用カメラ入光量に基づいてカメ
ラレンズの絞りを調整すると共に、斜視用コマンドを検
出すると、斜視用カメラ入光量に基づいてカメラレンズ
の絞りを調整するカメラレンズ絞り調整手段を有するよ
うにしても良く、この場合、直視撮像時及び斜視撮像時
に夫々適したカメラレンズの絞りを調整するようにした
ので、例えば斜視撮像時においてはカメラ入光量を増大
することで画像を明るくし、信号対雑音比の低下を防止
することができる。
【0127】また、上記第1の実施の形態おいては、斜
視用コマンドを検出すると、斜視用出力レベルに基づい
て各色LED群11の出力レベルを調整するようにした
が、図7に示すように反射板ユニット32内部の第1反
射板32Aが正反射する照射領域R−3,R−4側の赤
色LED群11Aを選択し、この選択した赤色LED群
11Aの出力レベルをオフ、又は減衰制御するようにし
ても良く、この場合には、例えば光沢のある基板表面1
01からの不必要な反射光がCCDカメラ20に入光す
るのを防止することができる。
【0128】また、上記第1の実施の形態においては、
斜視撮像時においては基板表面101に対して垂直方向
に赤色相光を照射することができなかったが、例えば図
8に示すように反射板ユニット32の下面に、例えば赤
色相光を照射する補助赤色LED群60を設け、反射板
ユニット32が第1所定位置にスライドすると、補助赤
色LED群60から赤色相光を基板表面101の垂直方
向にある照射領域R−5に照射するようにしても良く、
この場合には、斜視撮像時においては基板表面101を
垂直方向に照射することができるため、例えばランド部
分の十分な反射光像を得ることができる。
【0129】また、上記第1の実施の形態においては、
照明装置10内部に設けた光学用ユニット30の反射板
ユニット32を、駆動機構33を通じてスライドさせる
ことで、斜視撮像用若しくは直視撮像用に切換変更可能
としたが、図9に示すような構成としても良い。
【0130】では、第2の実施の形態に示す基板検査装
置における照射装置について説明する。図9(a)は第
2の実施の形態に示す基板検査装置1Aの斜視撮像時及
び直視撮像時における動作状態、図9(b)は基板検査
装置1Aの斜視撮像時における動作状態、図9(c)は
基板検査装置1Aの直視撮像時における動作状態を示す
説明図である。尚、第1の実施の形態に示す基板検査装
置1と重複する構成については同一符号を付すことで、
その構成及び動作の説明については省略する。
【0131】図9に示す基板検査装置1Aが第1の実施
の形態に示す基板検査装置1と異なるところは、光学用
ユニットの構成にある。
【0132】図9に示す光学用ユニット60は、基板表
面101の斜視方向からの反射光を反射する第1反射板
62A及び、この第1反射板62Aにて反射した反射光
を、光路長調整レンズ61を経由してCCDカメラ20
に反射する第2反射板62Bを備えた反射板ユニット6
2と、光学用ユニット60の端部60Aを支点にして、
反射板ユニット62を回動する駆動機構63とを有し、
図9(a)及び(b)に示すように、駆動機構63にて
反射板ユニット62が第1所定位置に回動すると、反射
板ユニット62内部の第1反射板62A、第2反射板6
2B及び光路長調整レンズ61を経由して斜視方向から
の反射光像をCCDカメラ20に撮像させると共に、駆
動機構63にて反射板ユニット62が第2所定位置に回
動すると、反射板ユニット62内部の第1反射板62
A、第2反射板62B及び光路長調整レンズ61を経由
せず、直視方向からの反射光像をCCDカメラ20に撮
像させるようにした。
【0133】次に第2の実施の形態に示す基板検査装置
1Aの動作について説明する。
【0134】まずは、直視撮像時における基板検査装置
1Aの動作について説明する。
【0135】基板検査装置1Aの駆動制御回路44は、
制御入力部41からの直視用コマンドを検出すると、図
9(c)に示すように駆動機構63を通じて反射板ユニ
ット62を第2所定位置に回動する。
【0136】さらに、反射板ユニット62が第2所定位
置に回動すると、反射板ユニット62内の第1反射板6
2A及び第2反射板62Bは畳まれることで、これら第
1反射板62A及び第2反射板62BはCCDカメラ2
0の撮像軸に影響を及ぼさない位置に配置されることに
なる。また、光路長調整レンズ61も撮像軸から外れた
位置に配置されることになる。
【0137】つまり、直視撮像時においては光学用ユニ
ット60内の反射板ユニット62が第2所定位置に回動
することで、反射板ユニット62内の第1反射板62A
及び第2反射板62Bは畳まれ、これら第1反射板62
A及び第2反射板62BはCCDカメラ20の撮像軸に
影響を及ぼさない位置に配置されるため、赤色LED群
11A、緑色LED群11B及び青色LED群11Cか
ら照射した各色相光は基板表面101上の照射領域に照
射され、その直視方向からの反射光像を第1反射板62
A、第2反射板62B及び光路長調整レンズ61を経由
せずに、CCDカメラ20が撮像することになる。
【0138】次に斜視撮像時における基板検査装置1A
の動作について説明する。
【0139】基板検査装置1Aの駆動制御回路44は、
制御入力部41からの斜視用コマンドを検出すると、図
9(b)に示すように駆動機構33を通じて反射板ユニ
ット62を第1所定位置に回動する。
【0140】さらに反射板ユニット62が第1所定位置
に回動すると、反射板ユニット62内の第2反射板62
BはCCDカメラ20の撮像軸上に配置されることにな
る。また、同様に、光路長調整レンズ61も撮像軸上に
配置されることになる。
【0141】つまり、斜視撮像時においては光学用ユニ
ット30内の反射板ユニット62が第1所定位置に回動
することで、CCDカメラ20の撮像軸上に第2反射板
62Bを配置し、赤色LED群11A、緑色LED群1
1B及び青色LED群11Cから照射した各色相光は基
板表面101上の照射領域に照射され、基板表面101
の斜視方向からの反射光を第1反射板62Aに反射する
と共に、この第1反射板62Aで反射した反射光を第2
反射板62Bに反射し、この第2反射板62Bで反射し
た反射光像を、光路長調整レンズ61を経由してCCD
カメラ20に撮像することになる。
【0142】第2の実施の形態によれば、反射板ユニッ
ト62が第1所定位置に回動すると、反射板ユニット6
2内部の第1反射板62A、第2反射板62B及び光路
長レンズ61を経由して斜視方向からの反射光像をCC
Dカメラ20に撮像させると共に、反射板ユニット62
が第2所定位置に回動すると、反射板ユニット62内部
の第1反射板62A、第2反射板62B及び光路長調整
レンズ61を経由せず、直視方向からの反射光像をCC
Dカメラ20に撮像させるようにしたので、直視撮像時
であっても、光学用ユニット30は照明装置10から搬
出する必要もなく、さらには補償用照射手段を設ける必
要もない。
【0143】尚、上記第1及び第2の実施の形態におい
ては、光学用ユニット30(60)を照明装置10内部
に配置することで、光学用ユニット30(60)の斜視
角度が大きくなったとしても、斜視撮像時での基板表面
101及びCCDカメラ20間の光路長を極力短くしな
がら、しかも、直視撮像時においては照明装置10内か
ら光学用ユニット30(60)を搬出する機構を必要と
しないとする技術的思想に着目して詳細に説明してきた
が、斜視角度が大きくなったとしても、斜視撮像時での
基板表面101及びCCDカメラ20間の光路長を極力
短くするという技術的思想にのみ着目するとすれば、次
に説明するような構成としても良い。
【0144】では、このような第3の実施の形態に示す
基板検査装置における照射装置について説明する。図1
0(a)は第3の実施の形態に示す基板検査装置の斜視
撮像時における動作状態、図10(b)は直視撮像時に
おける動作状態を示す説明図である。尚、第1の実施の
形態に示す基板検査装置1と同一の構成については同一
符号を付すことで、その構成及び動作の説明については
省略する。
【0145】図10に示す基板検査装置1Bが第1の実
施の形態に示す基板検査装置1と異なるところは、図1
1に示すように照明装置10が第1照明装置10Aと、
第2照明装置10Bとで構成し、照明装置10は、図1
1(b)に示すように照明装置10を第1照明装置10
A及び第2照明装置10Bに分割することで、照明装置
10内部を開口すると共に、図11(a)に示すように
第1照明装置10A及び第2照明装置10Bを合併する
ことで、照明装置10内部の開口を閉塞する照明開閉機
構71と、直視方向からの反射光像をCCDカメラ20
に撮像させる場合、照明開閉機構71を通じて照明装置
20内部を開口することで、この照明装置20内部に収
容した斜視用光学ユニット73を搬出すると共に、斜視
方向からの反射光像をCCDカメラ20に撮像させる場
合、照明開閉機構71を通じて照明装置20内部を開口
することで、照明装置20内部に斜視用光学ユニット7
3を搬入する搬出入機構72とを有する点にある。
【0146】照明装置10内部の閉塞とは、例えば照明
装置10内部に収容した斜視用光学ユニット73が搬出
できない状態であり、照明装置10内部の開口とは、例
えば照明装置10内部に収容した斜視用光学ユニット7
3が搬出又は搬入可能な状態である。
【0147】次に第3の実施の形態に示す基板検査装置
1Bの動作について説明する。
【0148】まず、斜視撮像時における基板検査装置1
Bの動作について説明する。
【0149】図10(a)及び図11(a)に示す基板
検査装置1Bは、斜視用コマンドを検出すると、第1照
明装置10A及び第2照明装置10Bで構成する照明装
置10内に斜視用光学ユニット73を配置した状態とな
る。
【0150】赤色LED群11A、緑色LED群11B
及び青色LED群11Cが各色相光を基板表面101に
照射する。この照明装置10内の斜視用光学ユニット7
3の反射板ユニット74は、その基板表面101からの
反射光を第1反射板74Aに反射すると共に、この反射
光を、第2反射板74Bに反射して光路長調整レンズ7
5を経由することで、斜視方向からの反射光像をCCD
カメラ20に反射する。
【0151】また、直視撮像時における基板検査装置1
Bの動作について説明する。
【0152】図10(b)に示す基板検査装置1Bの照
明開閉機構71は、直視用コマンドを検出すると、図1
1(b)に示すように照明装置10を第1照明装置10
A及び第2照明装置10Bに分割することで照明装置1
0内部を開口する。
【0153】さらに、搬出入機構72は、図11(c)
に示すように照明装置10内部に収容した斜視用光学ユ
ニット73を搬出すると共に、照明開閉機構71が第1
照明装置10A及び第2照明装置10Bを合併すること
で照明装置10内部の開口を閉塞する。
【0154】基板検査装置1Bは、赤色LED群11
A、緑色LED群11B及び青色LED群11Cからの
色相光を基板表面101に照射し、その基板表面101
の直視方向からの反射光像をCCDカメラ20に撮像さ
せる。
【0155】この後、基板検査装置1Bは、斜視用コマ
ンドを検出すると、照明開閉機構71で第1照明装置1
0A及び第2照明装置10Bを分割して照明装置10内
部を開口することで、搬出入機構72で照明装置10外
部に配置した斜視用光学ユニット73を照明装置10内
に配置し、照明開閉機構71で第1照明装置10A及び
第2照明装置10Bを合併することで照明装置10内部
の開口を閉塞する。
【0156】第3の実施の形態によれば、直視方向から
の反射光像をCCDカメラ20に撮像させる場合、照明
開閉機構71を通じて照明装置20内部を開口すること
で、この照明装置20内部に収容した斜視用光学ユニッ
ト73を搬出すると共に、斜視方向からの反射光像をC
CDカメラ20に撮像させる場合、照明開閉機構71を
通じて照明装置20内部を開口することで、照明装置2
0内部に斜視用光学ユニット73を搬入するようにした
ので、直視撮像及び斜視撮像双方に対応可能であり、そ
の上、斜視撮像時においては斜視用光学ユニット73を
照明装置10内部に配置することで、斜視角度が大きく
なったとしても、斜視撮像時における基板表面101及
びCCDカメラ20間の光路長を抑えることができ、ひ
いては補償用照射手段を設ける必要もない。
【0157】
【発明の効果】上記のように構成された本発明によれ
ば、撮像装置の撮像軸上に配置し、基板表面に対して直
視方向又は斜視方向からの反射光像を撮像装置に撮像さ
せる光学用ユニットを照明装置内に設けるようにした、
つまり、光学用ユニット及び基板表面間の距離を短縮化
することで、例えば光学用ユニットの斜視角度を大きく
したとしても、従来に比して、基板表面及び撮像装置間
の光路長を抑えることができ、さらには撮像装置で得ら
れる反射光像が暗くなることもないことから、その信号
対雑音比が低下することもなく、その結果、良好な検査
性能が得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施の形態に示す基板検
査装置の概略構成を示す説明図である。
【図2】第1の実施の形態に示す基板検査装置の照射領
域を端的に示す説明図である。
【図3】第1の実施の形態に示す基板検査装置内部の概
略構成を示すブロック図である。
【図4】第1の実施の形態に示す基板検査装置の斜視撮
像時における動作状態を示す説明図である。
【図5】第1の実施の形態に示す基板検査装置の直視撮
像時における動作状態を示す説明図である。
【図6】第1の実施の形態に示す基板検査装置の斜視撮
像時の光路長の比較関係を示す説明図である。
【図7】他の実施の形態に示す基板検査装置の斜視撮像
時の照射領域を端的に示す説明図である。
【図8】他の実施の形態に示す基板検査装置の斜視撮像
時の照射領域を端的に示す説明図である。
【図9】(a)第2の実施の形態に示す基板検査装置の
斜視撮像時及び直視撮像時における動作状態を示す説明
図である。 (b)第2の実施の形態に示す基板検査装置の斜視撮像
時の動作状態を示す説明図である。 (c)第2の実施の形態に示す基板検査装置の直視撮像
時の動作状態を示す説明図である。
【図10】(a)第3の実施の形態に示す基板検査装置
の斜視撮像時の動作状態を示す説明図である。 (b)第3の実施の形態に示す基板検査装置の直視撮像
時の動作状態を示す説明図である。
【図11】(a)第3の実施の形態に示す基板検査装置
の斜視撮像時における照明装置の動作状態を示す説明図
である。 (b)第3の実施の形態に示す基板検査装置の斜視又は
直視撮像切換時における照明装置の動作状態を示す説明
図である。 (c)第3の実施の形態に示す基板検査装置の直視撮像
時における照明装置の動作状態を示す説明図である。
【図12】従来技術における基板検査装置の斜視撮像時
の動作状態を示す説明図である。
【図13】従来技術における基板検査装置の直視撮像時
の動作状態を示す説明図である。
【図14】従来技術の基板検査装置内部の概略構成を示
すブロック図である。
【図15】従来技術の基板検査装置の直視撮像時におけ
る動作状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 基板検査装置 1A 基板検査装置 1B 基板検査装置 10 照明装置 11 LED群(照射手段) 11A 赤色LED群(照射手段) 11B 緑色LED群(照射手段) 11C 青色LED群(照射手段) 20 CCDカメラ(撮像装置) 22 直視時露光時間回路(直視用露光時間設定手段) 23 斜視時露光時間回路(斜視用露光時間設定手段) 30 光学用ユニット 32 反射板ユニット 32A 第1反射板(反射板) 32B 第2反射板(反射板) 33 駆動機構(スライド機構、回動機構) 52 直視時電流レベル回路(直視用制御手段) 53 斜視時電流レベル回路(斜視用制御手段) 60 補助赤色LED群(補助照射手段) 63 駆動機構 71 照明開閉機構 72 搬出入機構 73 斜視用光学ユニット 101 基板表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/84 - 21/958

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置により撮像された色相光別の反
    射光像を色相別の撮像パターンに基づいて基板表面を検
    査する基板検査装置における前記基板表面に複数の色相
    光を照射する照射装置であって、 該照射装置内に、前記撮像装置の撮像軸上に配置し、前
    記基板表面に対して直視方向又は斜視方向からの反射光
    像を前記撮像装置に撮像させる光学用ユニットを設けた
    ことを特徴とする照射装置。
  2. 【請求項2】 前記光学用ユニットは、 前記斜視方向からの反射光を反射する反射板を備えた反
    射板ユニットと、 この反射板ユニットを前記撮像装置の撮像軸の直交方向
    にスライドさせる駆動機構とを有し、 前記駆動機構にて前記反射板ユニットが第1所定位置に
    スライドすると、前記反射板ユニット内部の反射板を経
    由して前記斜視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮
    像させると共に、 前記駆動機構にて前記反射板ユニットが第2所定位置に
    スライドすると、前記反射板ユニット内部の反射板を経
    由せずに、前記直視方向からの反射光像を前記撮像装置
    に撮像させることを特徴とする請求項1記載の照射装
    置。
  3. 【請求項3】 前記反射板ユニットは、 前記第1所定位置にスライドすると、前記基板表面に対
    して垂直方向に所定色相光を照射する補助照射手段を有
    することを特徴とする請求項2記載の照射装置。
  4. 【請求項4】 前記光学用ユニットは、 前記斜視方向からの反射光を反射する反射板を備えた反
    射板ユニットと、 前記光学用ユニットの端部を支点にして、前記反射板ユ
    ニットを回動する駆動機構とを有し、 前記駆動機構にて前記反射板ユニットが第1所定位置に
    回動すると、前記反射板ユニット内部の反射板を経由し
    て前記斜視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像さ
    せると共に、 前記駆動機構にて前記反射板ユニットが第2所定位置に
    回動すると、前記反射板ユニット内部の反射板を経由せ
    ずに、前記直視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮
    像させることを特徴とする請求項1記載の照射装置。
  5. 【請求項5】 前記照射装置は、第1照明装置と、第2
    照明装置とで構成し、 前記照射装置は、 前記照射装置を第1照明装置及び第2照明装置に分割す
    ることで、前記照射装置内部を開口すると共に、前記第
    1照明装置及び第2照明装置を合併することで、前記照
    射装置内部の開口を閉塞する照明開閉機構と、 前記直視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させ
    る場合、前記照明開閉機構を通じて前記照射装置内部を
    開口することで、この照射装置内部に収容した光学用ユ
    ニットを搬出すると共に、前記斜視方向からの反射光像
    を前記撮像装置に撮像させる場合、前記照明開閉機構を
    通じて前記照射装置内部を開口することで、前記照射装
    置内部に前記光学用ユニットを搬入する搬出入機構とを
    有することを特徴とする請求項1記載の照射装置。
  6. 【請求項6】 前記照射装置は、 前記直視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させ
    る直視用コマンドを検出すると、直視用出力レベルに基
    づいて、前記照射装置の出力レベルを制御する直視用制
    御手段と、 前記斜視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させ
    る斜視用コマンドを検出すると、斜視用出力レベルに基
    づいて、前記照射装置の出力レベルを制御する斜視用制
    御手段とを有することを特徴とする請求項1、2、3、
    4又は5記載の照射装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の照射装置を使用する基板
    検査装置であって、前記斜視用制御手段が、 前記斜視用コマンドを検出すると、前記反射板ユニット
    内部の反射板が正反射する側の照射手段を選択し、この
    選択した照射手段の出力レベルをオフ、又は減衰制御す
    ることを特徴とする照射装置を使用する基板検査装置。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,3,4または5記載の照
    射装置を使用する基板検査装置であって、前記撮像装置
    が、 前記直視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させ
    る直視用コマンドを検出すると、直視用カメラ露光時間
    を設定する直視用露光時間設定手段と、 前記斜視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させ
    る斜視用コマンドを検出すると、斜視用カメラ露光時間
    を設定する斜視用露光時間設定手段とを有することを特
    徴とする照射装置を使用する基板検査装置。
  9. 【請求項9】 請求項1,2,3,4または5記載の照
    射装置を使用する基板検査装置であって、前記撮像装置
    が、 前記直視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させ
    る直視用コマンドを検出すると、直視用カメラ入光量に
    基づいてカメラ入光量を制御する直視用入光量制御手段
    と、 前記斜視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させ
    る斜視用コマンドを検出すると、斜視用カメラ入光量に
    基づいてカメラ入光量を制御する斜視用入光量制御手段
    とを有することを特徴とする照射装置を使用する基板検
    査装置。
  10. 【請求項10】 請求項1,2,3,4または5記載の
    照射装置を使用する基板検査装置であって、前記撮像装
    置が、 前記直視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させ
    る直視用コマンドを検出すると、直視用カメラ入光量を
    得るニュートラルデンシティフィルタを前記撮像装置の
    撮像軸上に配置するフィルタ配置手段を有することを特
    徴とする照射装置を使用する基板検査装置。
  11. 【請求項11】 請求項1,2,3,4または5記載の
    照射装置を使用する基板検査装置であって、前記撮像装
    置が、 前記直視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させ
    る直視用コマンドを検出すると、直視用カメラ入光量に
    基づいてカメラレンズの絞りを調整すると共に、 前記斜視方向からの反射光像を前記撮像装置に撮像させ
    る斜視用コマンドを検出すると、斜視用カメラ入光量に
    基づいてカメラレンズの絞りを調整するカメラレンズ絞
    り調整手段を有することを特徴とする照射装置を使用す
    る基板検査装置。
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