JP3433387B2 - シークレットラベル貼着装置 - Google Patents

シークレットラベル貼着装置

Info

Publication number
JP3433387B2
JP3433387B2 JP08392893A JP8392893A JP3433387B2 JP 3433387 B2 JP3433387 B2 JP 3433387B2 JP 08392893 A JP08392893 A JP 08392893A JP 8392893 A JP8392893 A JP 8392893A JP 3433387 B2 JP3433387 B2 JP 3433387B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
postcard
label
roll
storage unit
postcards
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP08392893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06278731A (ja
Inventor
邦元 横塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lintec Corp filed Critical Lintec Corp
Priority to JP08392893A priority Critical patent/JP3433387B2/ja
Publication of JPH06278731A publication Critical patent/JPH06278731A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3433387B2 publication Critical patent/JP3433387B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、官製葉書或は枚葉状態
の私製葉書にホットメルトタイプのシークレットラベル
を貼るシークレットラベル貼着装置に関するものであ
り、特に貼着処理前の葉書を貯留する葉書貯留部から葉
書を所定の姿勢に修正しながら繰り出すようにしたもの
である。 【0002】 【従来の技術】近年、保険金額や税金等の通知などのよ
うに秘密事項を記載した部分にシークレットラベルを貼
着し、郵送途中においては記載事項を隠し、正規の受取
人が受け取った後はシークレットラベルを簡単に剥して
記載事項を見ることができるようにした葉書が開発され
ている。シークレットラベルには、裏面に形成した粘着
層の粘着力により貼着する粘着タイプと、加熱されると
溶融する接着剤を裏面に塗布しておき加熱圧着するホッ
トメルトタイプとがあるが、粘着タイプのものは剥離紙
から剥してから葉書に貼らなければならないので、機械
処理するには不適当である。また、粘着タイプのもの
は、剥離紙の廃棄の問題、剥離紙分のコスト上昇、コイ
ルに巻いた場合に同じ径ではラベル枚数が減少する問題
など様々な不都合が生じる。このため、短時間で多数の
処理を行なうためにホットメルトタイプのシークレット
ラベルが注目されている。このホットメルトタイプのシ
ークレットラベルを葉書に貼着する従来のラベル貼着装
置は、例えば特開平1−294419号公報に記載され
ているように、一連のシークレットラベルを巻いたコイ
ルを水平方向の軸により支承し、官製葉書の大きさに切
り離し可能な連続紙を水平方向に搬送し、コイルから解
いたシークレットラベルをカッタにより所定の長さに切
断し、このシークレットラベルを搬送途中の連続紙の所
定位置に重合し、加熱加圧装置間を通過させることによ
り葉書にシークレットラベルを貼着する構成を一般的に
採用していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記した従来のラベル
貼着装置は、被貼着材である葉書を連続紙の状態で送る
構造なので、官製葉書などのような枚葉紙にラベルを貼
着処理することができない。また、枚葉紙状態の葉書を
重ねて貯留部しておき、該貯留部の出口部分に設けた繰
出ロールの回転によって葉書を一枚ずつ繰り出す構成を
採ると、貯留部に葉書を投入する際に葉書の上下左右を
正確に揃えなければならず、揃っていない悪い場合には
繰出ロールにより繰り出した葉書の位置がズレてしま
い、所定の位置にラベルを貼着することができない。そ
して、搬送途中で葉書の位置を修正する装置を別途設け
ると、構造が複雑化するばかりでなく、装置全体が大型
になってしまう。このため、貯留部に葉書を投入する際
に多少上下左右の位置が揃っていなくても所定の位置に
ラベルを貼着でき、しかも小型化できるシークレットラ
ベル貼着装置の開発が望まれていた。また、貯留部に葉
書を重ねて貯留すると、特に葉書を立てた状態で貯留し
た場合、最先の葉書と繰出ロールとの接触圧力を適正に
保つことが困難であり、接触圧力が強すぎて葉書を損傷
したり、或は接触圧力が弱すぎて繰出操作が遅れてしま
うことがある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたもので、貼着処理する枚葉紙状の葉書を重ねて貯
留する第1葉書貯留部と、貼着処理した葉書を貯留する
第2葉書貯留部と、第1葉書貯留部の出口と第2葉書貯
留部の入口との間に形成した葉書搬送路の途中に配設さ
れ葉書を搬送する搬送機構と、葉書搬送路の途中に配置
した加熱加圧機構と、搬送路の途中でラベルを葉書に重
ねるラベル送り出し機構とを備え、第1葉書貯留部の出
口に配設した繰出ロールの回転により第1葉書貯留部内
の葉書を最先のものから搬送路に繰り出し、搬送途中で
葉書とラベルとを重合し、この状態で加熱加圧機構を通
過させることによりラベルを葉書に貼着するシークレッ
トラベル貼着装置において、第1葉書貯留部から送り出
された葉書が通過する搬送路の入口部分の一側に葉書の
一方の端縁が接触する基準面を形成し、第1葉書貯留部
の出口に設けた繰出ロールの軸を、上記基準面から遠い
方の端部を搬送方向に僅かに倒した傾斜状態で設置し、
第1葉書貯留部内の葉書を駆動源の駆動により出口側に
送る葉書送り機構を設け、繰出ロールを搬送路に交差す
る方向に移動可能とするとともに、スプリングにより搬
送路側に付勢し、繰出ロールが搬送路側に近付いた第1
状態と遠のいた第2状態とを検出する検出器を設け、該
検出器を葉書送り機構の駆動源に制御装置を介して電気
的に接続し、繰出ロールが搬送路に近付いた第1状態で
葉書送り機構の駆動源を作動し、遠のいた第2状態で駆
動源を停止するようにしたものである。 【0005】 【作用】第1葉書貯留部内の先頭の葉書が繰出ロールに
接触すると、この葉書は、回転するロールの周面との摩
擦力により横方向、即ち搬送路の搬送方向に送り出され
る力を受けるとともに、斜め方向の力を受けて搬送路の
基準面に押し下げられる。したがって、端縁が第1葉書
貯留部の底面から浮いた状態で葉書が最先まで送られる
と、この葉書は、繰出ロールが搬送路側の端部に圧接し
てこの端部が先ず基準面まで押し下げられ、繰出ロール
の回転によりこの葉書が移動すると、この移動に伴って
繰出ロールの圧接位置が次第に移動するので、この移動
とともに浮いている部分を送りながら押し下げていき、
繰出ロールが葉書の上流側端部に接する頃には、当該葉
書は下端縁のほぼ全長を基準面に当接した正規の姿勢に
修正される。したがって、繰出ロールにより繰り出され
た葉書は、端縁を基準面に接触させた所定の高さで正規
の姿勢で搬送が開始される。そして、この葉書が搬送路
に沿って搬送機構の作動により搬送されると、この搬送
途中でラベル送り機構がラベルを重ね、この重合状態で
加熱加圧機構を通過すると、ラベルが葉書に貼着され
る。また、繰出ロールが葉書を繰出す際に、検出器が繰
出ロールが搬送路側に近付いた第1状態と遠のいた第2
状態とを検出し、該検出器からの信号に基いて葉書送り
機構の駆動源が作動するので、最先の葉書と繰出ロール
との接触圧力を適正に保つことができる。 【0006】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1はシークレットラベル貼着装置1の斜視図
であり、図2はその平面図である。この図面に示すシー
クレットラベル貼着装置1は、本体2の上面の左右中央
の手前寄りに、一連のシークレットラベルを巻いたコイ
ルを軸方向を縦に向けた状態で載置するコイル載置部3
を形成し、該コイル載置部3の一側(図面では右側)に
貼着処理前の葉書を立てた状態で水平方向(前後方向)
に重ねて貯留する第1葉書貯留部4を、他側(図面では
左側)に処理後の葉書を立てた状態で水平方向(前後方
向)に重ねて貯留する第2葉書貯留部5を形成し、第1
葉書貯留部4の前端から第2葉書貯留部5の前端との間
に葉書搬送路6を形成し、第1葉書貯留部4の前端には
該貯留部4内の葉書を一枚ずつ送り出す繰出機構を、葉
書搬送路6には繰出機構により送り出された葉書を搬送
する搬送機構を、第2葉書貯留部5の先端には搬送され
てきた葉書を第2葉書貯留部5内に案内する案内機構を
それぞれ設け、コイル載置部3と葉書搬送路6との間に
はコイル7から解いたシークレットラベルを所定の長さ
に切断して葉書搬送路6の途中の重合位置に送出するラ
ベル送り出し機構を設け、上記重合部の下流側の葉書搬
送路6に加熱加圧機構を設けてなる。 【0007】なお、図1中、8はテーブル上に載置した
コイルを覆うカバーであり、このカバー8の右側面を塞
ぐ部分は第1葉書貯留部4のガイド板9として機能し、
左側面を塞ぐ部分は第2葉書貯留部5のガイド板10と
して機能する。 【0008】また、本シークレットラベル貼着装置1に
より貼着するシークレットラベル11は、図4に示すよ
うに、紙や合成樹脂シートなどの基材12の裏面に隠蔽
層13、剥離層14、ホットメルト層15を形成してな
り、ホットメルト層15が熱により溶融することにより
葉書16に貼着し、隠蔽層13が葉書16の記載事項の
視認を確実に阻止する。そして、葉書16を受け取った
正規の受取人がシークレットラベル11を剥離層14か
ら剥すと、透明なホットメルト層15を透視して記載事
項を読み取ることができる。なお、このシークレットラ
ベル11の表面には一枚毎の間隔で所定の位置に位置検
出用のアイマーク17を印刷し、或は所定位置に孔18
を開設してある。 【0009】一方、被貼着材である葉書16は、官製葉
書、或は所定の大きさに切断した私製葉書であり、いず
れも枚葉紙状である。 【0010】説明の都合上、先ず一連のシークレットラ
ベル11を一枚ずつに切断して送る機構について説明す
る。本体2の上面に形成したコイル載置部3には、コイ
ル7を載せて回転するテーブル19を設け、該テーブル
19を本体2内部のモータにより回転させてコイル7を
適宜に解くようにしてある。そして、解いた一連のシー
クレットラベル11…は、図2中矢印方向に移動可能な
テンションロール20やガイドロール21などによって
案内されてラベル送り出し機構に送られる。テンション
ロール20は解かれた一連のラベルの張力をほぼ一定に
保つばかりでなく、大きな張力が作用して所定位置まで
移動すると、テンションロール20を支持して揺動する
腕杆22に連動して作動するスイッチ(図示せず)をオ
ンにしてテーブル19のモータを起動せしめてコイル7
を解く。 【0011】なお、テーブル19は常態で回転可能と
し、後述するラベル送り出し機構が一連のラベル11…
を引っ張るとテーブル19が回転してコイル7が解け、
解かれた長さが十分であるときにはテンションロール2
0の腕杆22に連動して作動するブレーキにより機械的
に、或は上記腕杆22の位置でオン・オフするスイッチ
からの信号で電磁ブレーキを作動してテーブル19の回
転を停止させるように構成してもよい。 【0012】いずれの構成においても、載置するコイル
7のサイズ(シークレットラベル11の幅)を操作パネ
ルの操作部23…を操作することにより入力すると、コ
イル7のサイズに応じてテーブル19が上下動する。ま
た、操作パネルの操作部23…を操作することによりラ
ベル11の切断長さ、即ち葉書16に貼着した状態での
左右幅、ラベル11の貼着高さ、処理速度などを制御装
置に設定することができ、この設定によりラベル送り出
し機構のガイド24が所定高さに移動したり必要な調整
を自動的に行なう。例えば、ラベル11のサイズを設定
すると、これによりテーブル19とガイド24の下案内
部が上下動してラベル11の下端縁の位置を調整し、ま
た、ガイド24の上案内部が上下動してラベル11の上
端縁に対応した位置に移動する。更に、加熱機構の加熱
温度もラベル11のホットメルト層15の特性等の条件
に適した温度に設定することが出来る。 【0013】ラベル送り出し機構は、葉書搬送路6に対
して斜めに交差する方向に形成されたラベル走行路に沿
って配置されており、入口側から順に説明すると、二枚
の板材を対向させて間に一連のラベル11…を通して設
定された高さで案内するラベルガイド24、ラベル11
…に印刷したアイマーク17或は孔18を検知してラベ
ル11の位置を検出するラベル位置検出器25、一対の
ラベル送りロール26,26、カッタ27、該カッタ2
7により切断された一枚のラベル11を挟んで送る一対
のラベル送りベルト28,28などから構成されてい
る。そして、ラベル位置検出器25、ラベル送りロール
26,26の駆動モータ、カッタ27の駆動ソレノイ
ド、ラベル送りベルト28,28の駆動モータなどは、
マイクロコンピュータなどからなる制御装置に接続され
ており、この制御装置からの信号により作動する。 【0014】ラベル位置検出器25がアイマーク17を
検出することによりラベル11の位置を検知すると、制
御装置からの信号により回転しているラベル送りロール
26,26が一連のラベル11…を送り、ラベル11,
11の境目(即ち、切断位置)をカッタ27に合わせ
て、この位置で一連のラベル11…の送りが一旦停止さ
れる。そして、制御装置からの信号によりカッタ27が
作動して一連のラベル11…の先頭部分を所定の長さに
切断して一枚のシークレットラベル11に切り離す。こ
の様にして切断が行なわれると、この切り離されたラベ
ル11の先端部分はラベル送りベルト28,28に挟ま
れているので、制御装置からの信号によりラベル送りベ
ルト28,28が当該ラベル11を葉書搬送路6の重合
部に送り出す。なお、ラベル11は葉書16の所定位置
に重ね合わせなければならないので、ラベル送りベルト
28,28は後述する葉書の送り機構と共に制御装置の
制御の下で同期して作動する。 【0015】次に、ラベル11を貼る前の葉書16…を
ストックする第1葉書貯留部4について説明する。第1
葉書貯留部4は本体2の上面が葉書16…を載せる底面
として機能し、前記カバー8の右側のガイド板9が葉書
16…の左側の位置を規制し、本体2の右上縁に起立し
たガイド部29が葉書16…の右側の位置を規制し、葉
書押圧機構が葉書16…を逐次前方に送る構成である。
なお、本実施例に示す第1葉書貯留部4は約2000枚
の葉書16…をストックすることができる。 【0016】図面に示す葉書押圧機構は、第1葉書貯留
部4の底面のほぼ中央に長手方向に沿ってスリット穴3
0を開設し、該スリット穴30に通した脚部31の上端
に押圧部32を固定し、該押圧部32を前進させること
により葉書16…を前方に押圧する。なお、押圧部32
を駆動する機構はどのような構成でもよいが、例えば本
体2の内部に第1葉書貯留部4の長手方向に無端ベルト
を張設し、このベルトに脚部31の下端を接続し、ベル
トを駆動モータで回転することにより押圧部32を前後
動するように構成してもよいし、或はボールネジを前後
方向に設け、ボールナットに上記脚部31の下端を接続
して前後動するように構成してもよい。 【0017】また、葉書16…を押圧する圧力を適切に
調整するために、本実施例では後述する繰出ロールの移
動によって作動する検出器を設け、該検出器からの信号
に基づいて駆動モータのオン・オフを制御し、これによ
り葉書16…の押圧力を調整する。したがって、第1葉
書貯留部4内に貯留した葉書16…の最先の葉書16は
常に適度な力で前方に押圧され、繰出機構により一枚宛
葉書搬送路6に送り出される。 【0018】繰出機構は、第1葉書貯留部4の先端、即
ち出口に設けた繰出ロール33と、該繰出ロール33の
下流側に設けた一対の重なり防止ロール34a,34b
とからなる。また、第1葉書貯留部4の底面を出口から
葉書搬送路6の入口部分まで延設し、この葉書搬送路6
の入口部分の一側(本実施例では搬送路6の底面)を基
準面35に設定し、この基準面35に葉書16の一方の
端縁(本実施例では下端縁)が接触するように構成す
る。そして、繰出ロール33が葉書16の送り方向に回
転(正転)しながら第1葉書貯留部4内の先頭の葉書1
6に圧接し、この葉書16の姿勢を、下端縁が基準面3
5に接触する適正姿勢に修正しながら送り出す構成を採
る。なお、本実施例では葉書16を立てた状態で搬送
し、しかも搬送路6の底面を葉書16の高さの基準に設
定しているので搬送路6の底面を基準面35としたが、
基準面35はこれに限定されるものではなく、例えば、
葉書16を水平状態で搬送する場合には搬送路6の左右
何れか一側壁面を基準面35に設定してもよい。 【0019】本実施例では、図6に示すように、第1葉
書貯留部4の出口部分に搬送路6の方向に延在する板状
の支持部材36を軸37により軸着し、該軸37よりも
搬送方向の下流側に繰出ロール33の回転軸33′を取
り付け、且つこの回転軸33′は、上記基準面35から
遠い方の端部、即ち上端を搬送方向に僅かに倒した傾斜
状態(例えば約5度の傾斜状態)で取り付ける。なお、
繰出ロール33は、第1葉書貯留部4の出口部分の中央
ではなく、搬送路6側に近い端部に配設し、葉書16の
送出側端部に接する様にする。したがって、支持部材3
6の軸37は、回転軸33′よりも搬送路6の上流側に
位置する。 【0020】また、支持部材36には回転軸33′を挟
んで軸37とは反対側に延出する作用腕38を延設し、
該作用腕38の先端作用部38′の位置により作動する
フォトセンサ等の検出器39を本体2側に固定した状態
で設け、作用腕38とは反対側に延設した部分にスプリ
ング40を接続して繰出ロール33を第1葉書貯留部4
の出口側に付勢し、ストッパとして設けた雄ねじ杆41
の先端を上記延設部分の側縁に当接可能とする。したが
って、支持部材36は軸37を中心にして水平方向に揺
動可能であり、この支持部材36の揺動により繰出ロー
ル33が搬送路6に交差する方向、換言すると搬送路6
に対して前後動し、常態ではスプリング40の付勢によ
り前進し、最も前進するすると支持部材36の延設部分
が雄ねじ杆41に当接して停止する。したがって、雄ね
じ杆41の本体2側雌ネジ部42に対する螺合長さを調
整すると、繰出ロール33の最前進位置を微調整するこ
とができる。 【0021】また、支持部材36の揺動により繰出ロー
ル33が前後動すると、作用腕38の作用部38′が繰
出ロール33の前後移動量よりも増幅されて移動する。
即ち、作用腕38の作用部38′は、軸37から回転軸
33′までの長さと軸37から作用部38′までの長さ
の比にほぼ比例して大きく移動する。したがって、繰出
ロール33の移動量が葉書一枚の厚さという極く微量で
あっても作用部38′の移動量は数mmまで拡大されるこ
ととなり、このため、作用部38′によって作動する検
出器39を本体2側に固定した状態で設けると、該検出
器39により繰出ロール33が前進した第1状態と後退
した第2状態とを電気的に検出することができる。な
お、検出器39は、押圧機構の駆動モータを制御する制
御装置に電気的に接続している。 【0022】したがって、押圧機構は、検出器39から
の信号に基づいて作動、停止を繰り返して第1葉書貯留
部4内の葉書16…を適正な圧力で出口側に押圧するこ
とができる。即ち、第1葉書貯留部4内の葉書16…の
押し出し力が不足して繰出ロール33が前進した第1状
態であれば、この第1状態を検出した検出器39からの
信号にもづいて駆動モータが駆動し、これにより第1
葉書貯留部4内の葉書16…を出口側(繰出ロール33
側)に押し出す。この押し出し力により葉書16…が前
進して最先の葉書16が繰出ロール33を僅かに後退さ
せて適正な圧力まで押圧力が高まると、増幅されて移動
する作用部38′の作用により検出器39が第2状態を
検出して制御装置に信号を送り、この信号により制御装
置が駆動モータを停止し、この状態で押圧を停止する。
したがって、繰出ロール33には過不足のない摩擦力が
得られる圧力で最先の葉書16が圧接する。 【0023】前記したように繰出ロール33の上端が搬
送方向に僅かに傾斜し、また、搬送路6に対して前後動
したときの動きを検出器39により検出して押圧機構を
制御するので、第1葉書貯留部4内の先頭の葉書16が
繰出ロール33に接触すると、この葉書16は、回転す
るロール33の周面との過不足のない摩擦力により横方
向、即ち搬送路6の搬送方向に送り出される力を受ける
とともに、斜め下向きの力を受けて搬送路6の基準面3
5に押し下げられる。例えば、図7に示すように、下端
縁が第1葉書貯留部4の底面から浮いた状態で葉書16
が最先まで送られると、この葉書16は、繰出ロール3
3が搬送路6側の端部に圧接してこの端部が先ず基準面
35まで押し下げられる(図7(A))。そして、繰出
ロール33の回転によりこの葉書16が図中左側に移動
すると、この移動に伴って繰出ロール33の圧接位置が
次第に葉書16の右側に移動するので(図7(B))、
この移動とともに浮いている部分を送りながら押し下げ
ていき、図7(C)に示すように、繰出ロール33が葉
書16の上流側端部に接する頃には、当該葉書16は下
端縁のほぼ全長を基準面35に当接した正規の姿勢に修
正される。したがって、繰出ロール33により繰り出さ
れた葉書16は、図7(D)に示すように、下端縁を基
準面35に接触させた所定の高さで正規の姿勢で搬送が
開始される。 【0024】この様にして繰出ロール33が第1葉書貯
留部4内の最先の葉書16を送り出すと、この送り出さ
れた葉書16の厚さ分だけ積層葉書16の厚さが減少す
るので、これにより葉書16の繰出ロール33に対する
押圧圧力が低下する。したがって、繰出ロール33は、
送り出した葉書一枚分の厚さにほぼ相当する分だけ前進
して次の葉書の表面に接する。この状態で繰出ロール3
3が過不足のない圧力で葉書16に圧接していれば、当
該葉書16を前記と同様の作用により送り出す。そし
て、送り出しが繰り返されて繰出ロール33に対する葉
書16の接触圧力が不足するまで繰出ロール33が前進
すると、支持部材36の揺動により作用部38′が検出
器39に作用し、検出器39からの信号にもとづいて押
圧機構の駆動モータが作動する。したがって、第1葉書
貯留部4内の葉書16…全体が前進し、最先の葉書16
が繰出ロール33に過不足のない圧力で圧接する。 【0025】そして、繰出ロール33に十分な圧力が作
用すると、繰出ロール33がスプリング40の付勢に抗
して後退し、支持部材36が反対方向に揺動して作用部
38′が大きく移動する。したがって、この動きを検知
した検出器39からの信号に制御装置が押圧機構の駆動
モータを停止する。 【0026】この様にして、繰出ロール33に接する葉
書16の接触圧力が適正に調整されると、前記と同様
に、繰出ロール33の回転により最先の葉書16が姿勢
を適正に修正されながら搬送路6に送り出される。 【0027】なお、繰出ロール33は、葉書16の下部
に接するように比較的低い位置に設けてあるので、葉書
16を下方に押し下げすぎたり、葉書16が座屈或は彎
曲することを回避することができる。 【0028】次に、重なり防止ロール34a,34bに
ついて説明する。この重なり防止ロール34a,34b
は、繰出ロール33と並んだ一方のロール34aを葉書
16の搬送方向に回転させて正転ロールとし、この正転
ロール34aと搬送路6を挟んで反対側に設ける他方の
ロール34bを葉書16の搬送方向とは逆の方向に回転
する反転ロールとし、両ロール34a,34bの外周面
間隔を葉書16が一枚だけ通過し得る間隔に設定する。
この間隔は、使用する葉書16の厚さに調整することが
必要であり、このため本実施例では反転ロール34bの
軸を本体2側に固定し、正転ロール34aの軸を搬送路
6に交差する方向に移動できるように構成してある。な
お、本実施例では正転ロール34aを移動可能とし、反
転ロール34bを固定したが、正転ロール34aを固定
して反転ロール34bを移動可能としてもよい。 【0029】具体的には、図6に示すように、一端を支
軸43により軸着して揺動可能な横長な調整レバー44
を設け、この調整レバー44の途中に正転ロール34a
の軸を取り付け、該調整レバー44の自由端側にクラン
プ手段として固定ねじ45を設け、この自由端側の側面
を可動挟持部46とし、この可動挟持部46に対向した
位置に固定挟持部47を本体2側に固定した状態で設け
る。 【0030】固定ねじ45を緩めた状態では調整レバー
44が支軸43を中心にして揺動することができ、この
揺動により正転ロール34aと反転ロール34bとの間
隔が増減するとともに、可動挟持部46と固定挟持部4
7との間隔も増減する。そして、これらの間隔の増減
は、支軸43から正転ロール34aまでの距離と支軸4
3から可動挟持部46までの距離の比にほぼ比例する。
したがって、この比に応じた枚数の葉書16…を可動挟
持部46と固定挟持部47との間に挟んで固定ねじ45
を締め付けて調整レバー44を固定すると、両ロール3
4a,34b間の間隔を当該葉書一枚の厚さに最適な間
隔として設定することができる。 【0031】この様に複数枚の葉書16…を挟むことに
より重なり防止ロール34a,34bの間隔を設定でき
るように構成すると、最適間隔設定作業が容易であるこ
とは勿論のこと、貼着処理する葉書16があれば測定器
や調整用の工具、ゲージなどが不要であり、操作する者
の癖や測定誤差に影響されない。 【0032】なお、可動挟持部46と固定挟持部47と
により所定枚数の葉書16…を挟みつける力を一定にす
るために、本実施例では調整レバー44にスプリング4
8を接続し、該スプリング48の付勢により可動挟持部
46を固定挟持部47側に付勢している。また、本実施
例では可動挟持部46と固定挟持部47との間に葉書1
6…を10枚重ねて挟むと両ロール34a,34bの間
隔が最適なギャップに設定できるように支軸43、正転
ロール34a、可動挟持部46の間隔を設定してある。
上記した間隔の設定が終了したならば、挟んだ葉書16
…は抜きとって第1葉書貯留部4にストックする。 【0033】上記のようにして重なり防止ロール34
a,34bの間隔を設定すると、繰出ロール33の回転
により一枚の葉書16が繰り出された場合には、この葉
書16が両ロール34a,34bの間を通って搬送さ
れ、繰出ロール33の回転により葉書16…が重なって
繰り出された場合には、繰出ロール33及び正転ロール
34aに接触している葉書16、即ち第1葉書貯留部4
の先頭の葉書16は搬送方向にそのまま押し出されて正
転,反転両ロール34a,34b間を通過するが、この
葉書16に重なって繰り出された葉書16は反転ロール
34bに接触した時点で押し戻され、両ロール34a,
34b間に進入し得ない。したがって、両ロール34
a,34b間を通過する葉書16は先頭の葉書16だけ
に規制され、重なって繰り出された二枚目以降の葉書1
6は、先の葉書16が通過するまで押し戻され続け、先
の葉書16が通過すると繰出ロール33および正転ロー
ル34aの回転により搬送方向に送り出されて両ロール
34a,34b間を通過する。なお、繰出ロール33を
間歇回転させ、第1葉書貯留部4から葉書16を一枚分
送ると回転を停止し、反転ロール34bが上記二枚目の
葉書16の通過を阻止している間は繰出ロール33が二
枚目の葉書16に接触しても送り出し力を加えない様に
構成してもよい。この様にすると、二枚目の葉書16の
先端部分が反転ロール34bに強く押圧されないので、
当該葉書16の先端部分の損傷を防止することができ
る。 【0034】上記のようにして一枚ずつに分離された状
態で送り出された葉書16は、搬送路6に設けた搬送機
構の作用により重合位置まで立った状態で単独で搬送さ
れる。本実施例の搬送機構は、重なり防止ロール34
a,34bの下流側に設けた一対の送りロール49,4
9やその下流側に設けた一対の搬送ベルト50,50な
どからなり、送りロール49,49の搬送速度を繰出ロ
ール33や正転ロール34aの搬送速度よりも大きく設
定してある。したがって、重なり防止ロール34a,3
4bを通過した葉書16が送りロール49,49により
搬送されると、次に搬送されてくる葉書16との間に所
定の間隔が形成される。 【0035】また、搬送ベルト50の途中にはフォトセ
ンサ等からなる葉書検出器51を設け、該葉書検出器5
1により搬送されてきた葉書16を検出する。この葉書
検出器51が搬送されてきた葉書16(本実施例では葉
書16の後端)を検出すると制御装置に信号を送出し、
制御装置はこの信号にもとづいて搬送ベルト50,50
と前記したラベル送りベルト28,28の送りを制御す
る。したがって、搬送ベルト50,50が葉書16を重
合位置まで搬送すると、前記したラベル送りベルト2
8,28により送られてきたラベル11が当該葉書16
の所定位置に重合する。そして、重合位置には一対の送
りロール52,52を配設してあるので、重合した葉書
16とラベル11は重なり合った状態で当該送りロール
52,52の間を通過し、加熱加圧機構に送られる。 【0036】なお、葉書検出器51の位置を搬送方向に
沿って前後に移動すると、葉書16とラベル11の貼着
位置を左右に調整することができるが、本実施例では操
作パネルの操作により貼着位置を設定すると、制御装置
が搬送ベルト50,50とラベル送りベルト28,28
の送り量を自動的に調整して設定通りの位置に貼着でき
るように構成してある。また、葉書検出器51の位置は
搬送ベルト50の途中に限定されるものではなく、例え
ば図8に示すように、搬送ベルト50,50の上流側に
配置してもよい。 【0037】加熱加圧機構は、一対の板状ヒータ53
a,53bと該ヒータ53a,53bの下流側に設けた
一対の加圧ロール54,54とからなり、ヒータは一方
53aを本体2側に固定し、他方53bを搬送方向に対
して交差する方向に移動可能とするとともにスプリング
55により付勢してある。具体的には、ヒータ53bの
下流側に設けた軸56と上流側のリンク片とにより支持
された状態で搬送路に対して前後方向に移動可能にして
ある。したがって、送りロール52,52の作用により
重合状態の葉書16とラベル11が板状ヒータ53a,
53b間に進入すると、可動側のヒータ53bが葉書1
6とラベル11の厚みに応じて僅かに後退するが、スプ
リング55の付勢により固定側のヒータ53aがラベル
11側に、可動側のヒータ53bが葉書16側にそれぞ
れ面接触し、両側から均一に加熱することができる。 【0038】この様にして葉書16及びラベル11が加
熱されると、ラベル11のホットメルト層15が均一に
溶融し、この溶融状態で加圧ロール54,54に送られ
ると、加圧ロール54,54が葉書16とラベル11を
加圧して両者を密着するとともに冷却する。したがっ
て、ラベル11が過不足のない貼着力で葉書16に確実
に貼着する。 【0039】上記の様にしてラベル11を貼着された葉
書16は、案内機構の作用により第2葉書貯留部5に送
られて貯留される。図面に示す案内機構は、加圧ロール
54,54の下流側に設けた送りロール57,57と第
2葉書貯留部5の受入口側に設けた送りベルト58など
からなる。なお、送りロール57,57と送りベルト5
8の始端との距離は、葉書16の幅よりも短い距離に設
定する。 【0040】第2葉書貯留部5は本体2の上面が葉書1
6を載せる底面として機能し、前記カバー8の左側面の
ガイド板10が葉書16…の右側の位置を規制し、本体
2の左上縁から起立したガイド部59が葉書16…の左
側の位置を規制し、抑え機構により葉書16が倒れない
ように抑えて保持する構成である。また、葉書16が第
2葉書貯留部5に入る際に湾曲するので、入口部分にス
プリングにより付勢した抑えレバーを設け、該抑えレバ
ーの先端をラベルに圧接させることによりラベルの剥離
を防止している。なお、本実施例に示す第2葉書貯留部
5は、第1葉書貯留部4の貯留量に対応して約2000
枚の葉書16を保持することができる。 【0041】また、本実施例の抑え機構は、抑え部材6
0を第2葉書貯留部5の長手方向に移動可能に設け、該
抑え部材60から垂設した脚部を底面のスリット穴61
に通し、脚部の下端に接続した本体2内のスプリングに
よりほぼ一定の力で前方に付勢する構成を採っている。 【0042】送りロール57,57がラベル貼着の終了
した葉書16を第2葉書貯留部5に向かって送ると、こ
の葉書16が送りロール57,57から離れる前に当該
葉書16の先端部分が入口から第2葉書貯留部5内に入
って送りベルト58に接触し、葉書16の終端が送りロ
ール57,57から離れる頃になると、当該葉書16は
送りベルト58との摩擦により第2葉書貯留部5内に引
き込まれて抑え部材60と送りベルト58との間に進入
する。そして、送りベルト58の引き込み作用により十
分に入ると、葉書16の先端が壁部に当接して停止す
る。 【0043】この様にして第2葉書貯留部5内に送り込
まれた葉書16は抑え部材60により抑えられているの
で倒れることがない。そして、送りロール57,57が
次の葉書16を送ると、この葉書16は送りベルト58
の引き込み作用により先に引き込んだ葉書16と送りベ
ルト58との間に進入し、十分に進入すると先端が壁部
に当接して停止する。 【0044】送りロール57,57及び送りベルト58
は上記した動作を繰り返し行なうので、第2葉書貯留部
5内にはラベル貼着処理が終了した葉書16…が次々と
送り込まれ、これらの葉書16…は立った状態で前後方
向に重なり合い、その前後方向の厚さが増すと抑え部材
60がスプリングの付勢に抗して後退する。したがっ
て、第2貯留部内に貯留される葉書16…が増加して
も、これらの葉書16…は抑え部材60により立った状
態で保持される。そして、第1葉書貯留部4内にセット
した葉書16…が全て第2葉書貯留部5内に搬送された
ならば、或はある程度の量が貯留したならば手で取り出
すことができ、第2葉書貯留部5内の葉書16…を取り
出すと、抑え部材60がスプリングの付勢により前進
し、残った葉書16…の最後尾に圧接して倒れないよう
に抑える。 【0045】なお、上記した実施例では第1葉書貯留部
4内の葉書16…を押圧部32により前方に押圧するだ
けであるが、図10に示すように、第1葉書貯留部4の
底部にベルト62,62を設け、該ベルト62,62上
に葉書16…を載せて押圧部32と共に前方に送り出す
ようにしてもよい。また、この実施例では第1葉書貯留
部4の前端の一側に振動付与部材63を配置し、該振動
付与部材63の振動により先頭部分の葉書16…に振動
を与えて一枚ずつ分離し易くしてある。 【0046】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
貼着材が枚葉紙用の葉書であっても効率良くラベルを貼
着することができ、また、第1葉書貯留部から送り出さ
れた葉書が通過する搬送路の入口部分の一側に葉書の一
方の端縁が接触する基準面を形成し、第1葉書貯留部の
出口に設けた繰出ロールの軸を、上記基準面から遠い方
の端部を搬送方向に僅かに倒した傾斜状態で設置したの
で、第1葉書貯留部に葉書を重ねて投入する際に葉書の
上下左右の端縁が多少不揃いであっても、繰出ロールが
葉書を繰り出すときに当該葉書の端縁が搬送路の基準面
に当接する適正な姿勢に修正する。したがって、その後
の搬送路に葉書の位置調整機構を別途設けなくても葉書
を所定の姿勢で搬送することができ、これにより葉書の
所定の位置にラベルを貼着することができる。また、搬
送路の途中に葉書の位置調整機構を設ける必要がないの
で、装置全体を小型化することができる。また、第1葉
書貯留部内の葉書を駆動源の駆動により出口側に送る葉
書送り機構を設け、繰出ロールを搬送路に交差する方向
に移動可能とするとともに、スプリングにより搬送路側
に付勢し、繰出ロールが搬送路側に近付いた第1状態と
後退した第2状態とを検出する検出器を設け、該検出器
を葉書送り機構の駆動源に制御装置を介して電気的に接
続し、繰出ロールが搬送路に近付いた第1状態で葉書送
り機構の駆動源を作動し、遠のいた第2状態で駆動源を
停止するようにしたので、最先の葉書と繰出ロールとの
接触圧力を適正に保つことができる。したがって、貯留
部に葉書を立てた状態で貯留した場合であっても、最先
の葉書と繰出ロールとの接触圧力を適正に保つことがで
き、これにより葉書を損傷したり、或は繰出操作が遅れ
るなどの不都合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】シークレットラベル貼着装置の斜視図である。 【図2】シークレットラベル貼着装置の平面図である。 【図3】シークレットラベルを貼着した葉書の正面図で
ある。 【図4】シークレットラベルの断面図である。 【図5】(A),(B)はアイマークを印刷した一連の
シークレットラベルの正面図、(C),(D)は孔を開
設したシークレットラベルの正面図である。 【図6】繰出機構の平面図である。 【図7】繰出ロールにより葉書を送り出しながら姿勢を
修正する状態を示す説明図である。 【図8】葉書とラベルが合流する重合位置近傍の平面図
である。 【図9】第2葉書貯留部に設けた案内機構の平面図であ
る。 【図10】第1葉書貯留部の他の実施例の要部の平面図
である。 【符号の説明】 1 シークレットラベル貼着装置 2 本体 4 第1葉書貯留部 5 第2葉書貯留部 6 葉書搬送路 7 シークレットラベルのコイル 11 シークレットラベル 16 葉書 32 第1葉書貯留部内の葉書を押圧する押圧部 33 繰出ロール 34a 重なり防止ロールの正転ロール 34b 重なり防止ロールの反転ロール 35 基準面 36 繰出ロールの支持部材 37 支持部材の軸 38 作用腕 39 検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B65H 9/00 B65H 9/00 L (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65C 9/25 B42D 15/02 501 B65C 1/00 B65C 9/06 B65H 3/06 340 B65H 9/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 貼着処理する枚葉紙状の葉書を重ねて貯
    留する第1葉書貯留部と、貼着処理した葉書を貯留する
    第2葉書貯留部と、第1葉書貯留部の出口と第2葉書貯
    留部の入口との間に形成した葉書搬送路の途中に配設さ
    れ葉書を搬送する搬送機構と、葉書搬送路の途中に配置
    した加熱加圧機構と、搬送路の途中でラベルを葉書に重
    ねるラベル送り出し機構とを備え、第1葉書貯留部の出
    口に配設した繰出ロールの回転により第1葉書貯留部内
    の葉書を最先のものから搬送路に繰り出し、搬送途中で
    葉書とラベルとを重合し、この状態で加熱加圧機構を通
    過させることによりラベルを葉書に貼着するシークレッ
    トラベル貼着装置において、 第1葉書貯留部から送り出された葉書が通過する搬送路
    の入口部分の一側に葉書の一方の端縁が接触する基準面
    を形成し、第1葉書貯留部の出口に設けた繰出ロールの
    軸を、上記基準面から遠い方の端部を搬送方向に僅かに
    倒した傾斜状態で設置し、 第1葉書貯留部内の葉書を駆動源の駆動により出口側に
    送る葉書送り機構を設け、繰出ロールを搬送路に交差す
    る方向に移動可能とするとともに、スプリングにより搬
    送路側に付勢し、繰出ロールが搬送路側に近付いた第1
    状態と遠のいた第2状態とを検出する検出器を設け、該
    検出器を葉書送り機構の駆動源に制御装置を介して電気
    的に接続し、繰出ロールが搬送路に近付いた第1状態で
    葉書送り機構の駆動源を作動し、遠のいた第2状態で駆
    動源を停止するようにしたことを特徴とするシークレッ
    トラベル貼着装置。
JP08392893A 1993-03-19 1993-03-19 シークレットラベル貼着装置 Expired - Lifetime JP3433387B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08392893A JP3433387B2 (ja) 1993-03-19 1993-03-19 シークレットラベル貼着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08392893A JP3433387B2 (ja) 1993-03-19 1993-03-19 シークレットラベル貼着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06278731A JPH06278731A (ja) 1994-10-04
JP3433387B2 true JP3433387B2 (ja) 2003-08-04

Family

ID=13816266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08392893A Expired - Lifetime JP3433387B2 (ja) 1993-03-19 1993-03-19 シークレットラベル貼着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3433387B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5100364B2 (ja) * 2007-12-26 2012-12-19 旭紙工株式会社 冊子及び折り片の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06278731A (ja) 1994-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5503702A (en) High speed labeler
US20060237125A1 (en) Method and apparatus for applying labels to documents
JP2685551B2 (ja) タグスタック装置及び方法
JP3433387B2 (ja) シークレットラベル貼着装置
JP3409052B2 (ja) シークレットラベル貼着装置
JP3394992B2 (ja) シークレットラベル貼着装置における加熱加圧機構
JPH06278730A (ja) シークレットラベル貼着装置
JPH0710348A (ja) シークレットラベル貼着装置の葉書取込機構
JPH10250257A (ja) 冊子類の背貼り装置
JP3498860B2 (ja) シークレットラベル貼着装置
EP0515000B1 (en) Apparatus for delivering flat articles comprising one or more layers
JP2547049Y2 (ja) 給紙装置における重送防止機構
JP7074325B2 (ja) ラベル発行装置
JPH0336155A (ja) 券格納装置
JP2972706B2 (ja) 郵便物の分離供給装置
JPH09301577A (ja) 用紙搬送装置
JP2006182397A (ja) ラベル貼着装置
JPH05208742A (ja) 紙葉類の供給装置
JPH08258826A (ja) 印字貼付装置
JP4058435B2 (ja) 下敷き供給装置
JPH06506904A (ja) ペーパ・リールの改良巻出し装置
JP4420541B2 (ja) シート材の積層体の位置決め装置及びこれを用いた写真付きハガキの製造装置
JPH07199811A (ja) シークレットラベル貼着装置の葉書繰り出し制御方法
JPH07199810A (ja) シークレットラベルの貼り位置制御方法及び装置
JP2000118746A (ja) 給紙装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080530

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100530

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120530

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130530

Year of fee payment: 10