JP3432987B2 - 充電器 - Google Patents

充電器

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JP3432987B2
JP3432987B2 JP02014496A JP2014496A JP3432987B2 JP 3432987 B2 JP3432987 B2 JP 3432987B2 JP 02014496 A JP02014496 A JP 02014496A JP 2014496 A JP2014496 A JP 2014496A JP 3432987 B2 JP3432987 B2 JP 3432987B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、2次電池の充電を
行う充電器に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の充電器は、図9に示す如
く、2次電池、例えばNi−Cd電池とサーミスタから
なる電池部の2次電池を充電するための、電源回路とス
イッチング回路、サイリスタとからなる充電器が一般的
に知られている。この種の充電器は、電池部に設けた3
つの端子に接続される3つの端子が設けられており、電
源回路からの出力が2端子(図中AとC)と、サーミス
タの温度を検出する端子(図中B)が設けられている。
この回路において、電池部が充電器に接続されたかどう
かをサーミスタによって検出しており、接続されたこと
を検出して電池部の温度が低くなればスイッチング回路
によってサイリスタをONし、充電を行うと共に2次電
池の温度が上昇し、所定の温度、即ち充電が完了すると
きの温度になったときにスイッチング回路によってサイ
リスタをOFFして充電を完了するという方法がある。 【0003】また、図10に示す如く、上述する電池部
と同様の電池部が接続される3つの端子を持つ充電器が
あり、2次電池のプラス極の端子には電源回路の電流を
ON、OFFするスイッチング素子が接続されており、
スイッチング素子の制御端子にはスイッチング素子をO
N−OFFするためのマイコンが接続されている。ま
た、前述する従来技術同様、サーミスタの温度を検出す
る端子が設けられており、この検出温度をマイコンによ
って検出し、温度が満充電時の温度になったときにスイ
ッチング素子をOFFするという方法がある。また、サ
ーミスタからの信号は、温度を検出する以外に電池部が
接続されたがどうかを検出することもでき、接続された
ことを検出してスイッチング素子をONして充電を開始
する。 【0004】以上の充電器は、電池部に設けたサーミス
タからの入力により、電池部が充電器に接続されたか否
かを判断するためにも使われており、接続状態を検出し
てから充電を開始するという制御になっている。また、
この入力によって充電中であることを表示するLEDを
駆動したり、マイコン内のタイマー回路の時間を設定し
たりする。 【0005】また、2次電池の接続状態を検出するため
に、小型の2次電池の充電器では充電器本体に2次電池
を設置する構成とし、充電器の2次電池が設置される部
分にスイッチを設け、2次電池が設置されたときに連動
してスイッチがONし、これを検出することで2次電池
が接続されていることを検出する充電器もある。 【0006】しかしながら、上記の様な構成であれば、
端子が3端子必要になって高価であったり、構成が複雑
になったりする。また、例えばマイコンが暴走したりし
たときに必要以上に充電が行われたりすることがあるの
で、電池寿命が短くなったりする。更に、スイッチによ
って検出する場合は、2次電池が大型化すればそれを設
置できるだけの大きな筐体の充電器となり、構成上限界
があったり、スイッチの接点不良などで正確に検出しに
くいといった問題が生じる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、簡単な構成で2次電池の接続状態
が検出でき、また電池の寿命を伸ばすことができる充電
器を提供することを課題とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、所定の特性で
出力する電源部と、該電源部と2次電池を接続する端子
との間に接続された第1スイッチング素子とを備え、前
記第1スイッチング素子のON時、OFF時の端子電圧
を検出し、端子電圧値に応じて充電制御を行う制御回路
を設け、前記第1スイッチング素子の入力端子と出力端
子間に、抵抗器を直列に接続した第2スイッチング素子
を接続し、前記制御回路は、第1スイッチング素子をO
FF時に第2スイッチング素子をON−OFFし、ON
時、OFF時の端子間の検出電圧に応じて充電制御し、
前記端子電圧を検出する際の第1スイッチング素子、或
いは第2スイッチング素子のON−OFF時間は、充電
時には第1スイッチング素子、或いは第2スイッチング
素子のOFF時間をON時間より短く、充電をしないと
きには第1スイッチング素子、或いは第2スイッチング
素子のON時間をOFF時間より短くしたことを特徴と
する充電器。 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】充電器が動作すると、電池の接続、未接続
状態に係わらず、2次電池の接続状態を検出するため
に、第1スイッチング素子をOFFした時に、第2スイ
ッチング素子をON−OFFする。この時のON時、O
FF時の端子電圧の変化を検出して2次電池が接続され
ていれば第2スイッチング素子をONし、抵抗器を介し
た小電流で充電を開始する。そして、端子電圧を検出
し、所定電圧に達すると第1スイッチング素子をONし
て所定の電流を流して急速充電する。充電開始後の端子
電圧の検出は、充電中は第1スイッチング素子のON状
態を長くして充電に近い状態を維持しながら端子電圧も
検出する。充電をしていない状態では、第1スイッチン
グ素子のOFF時間を長くすることで充電していない状
態に近い状態を維持しながら端子電圧を検出する。 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】 【0018】 【0019】 【0020】 【0021】 【0022】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
8に基づいて以下に詳述する。 【0023】まず、第1実施例について、図1に基づき
説明をする。 【0024】1は、満充電時24ボルトのNi−Cd電
池、ニッケル水素電池などの充電可能な2次電池で、該
2次電池1には2つの出入力端子A、Bを設けている。 【0025】2は、前記2次電池1の出入力端子A、B
に接続される出力端子A、Bを設けた充電器本体で、該
充電器本体2には交流100ボルトが入力される。 【0026】3は、前記充電器本体2に内蔵され交流1
00ボルトを変換し、所定の出力特性で出力する電源部
で、所定の電流で定電流特性、また、所定の電圧で定電
圧特性を持つ。 【0027】4は、後述するマイコン7への電力を供給
するための定電圧回路で、該定電圧回路4は電源部3の
入力電圧を降圧して出力している。 【0028】5は、充電中は点灯し、充電終了時には消
灯する表示用LEDで、該表示用LED5はマイコン7
からの出力信号によって駆動する。 【0029】6は、前記電源部3の出力と充電器本体2
の出力端子Aとの間で、電源部3には入力端子、出力端
子A側に出力端子が接続されているスイッチング素子、
例えばトランジスタで、該トランジスタ6はベースがマ
イコン7に接続されており、マイコン7からの信号でス
イッチングするようになっている。前記スイッチング素
子は、スイッチングできるものであれば何でも良く、F
ET、リレーなどを用いても構わない。 【0030】7は、定電圧回路4に接続されて電源供給
され、出力端子A、B間の端子電圧を入力し、トランジ
スタ6、表示用LED5と接続したマイコンで、該マイ
コン7は出力端子の端子電圧を検出し、検出電圧に応じ
て充電器の充電時間を設定したり、表示用LED5を駆
動したり、また充電終了を行ったりする充電制御を行
う。 【0031】次に、第2実施例について説明する。 【0032】本実施例は、第1実施例と同一部分につい
ては同一の図番を付与し説明を省略する。 【0033】8a、8bは、出力端子の電圧を分圧して
マイコン7に入力するための出力端子A、B間に直列接
続された2つの分圧抵抗で、2つの分圧抵抗8a、8b
の接続部分の電圧を直接マイコン7に入力することで信
号として入力する。 【0034】次に、第1実施例と第2実施例の動作につ
いて図3に基づき説明をする。図3(A)はトランジス
タ6の動作状態、図3(B)は端子電圧の変化を示して
いる。 【0035】充電器本体2に電源が投入され、充電器が
動作を始めると、2次電池1の接続、未接続に係わら
ず、図3(A)に示す如く、所定時間毎にマイコン7か
らトランジスタ6のベースに所定時間だけ信号出力し、
ON時とOFF時の電圧をマイコン7で検出する。この
時の電圧は、第1実施例の場合、端子電圧が入力され、
第2実施例の場合は端子電圧が分圧抵抗8a、8bによ
って分圧されることによって降圧して、マイコン7に入
力される。 【0036】この時、充電器本体2に2次電池1が接続
されていない場合、図3(B)に示す如く、A点、B
点、C点の状態、即ちトランジスタ6をONした時だけ
充電器本体2の無負荷出力電圧VOがマイコン7に入力
され、OFFした時は端子電圧の0ボルトが入力され
る。 【0037】次に、D点で2次電池1が接続されると、
トランジスタ6のOFF時は2次電池1の電圧VBがマ
イコン7に入力され、ON時にはE点に示すように、充
電器電圧によりわずかに上昇した電圧VBがマイコン7
に入力される。この時に、スイッチング素子のON−O
FFに係わらず端子電圧がほとんど変化しないことをマ
イコン7が検出して2次電池1が接続されたことを認識
し、トランジスタ6をONして急速充電を開始する。こ
の時、同時に表示用LED5を点灯する。 【0038】充電を継続していくと、F点で示すよう
に、満充電時には電池電圧がピークになったあと降下す
る特性があり、この降下電圧ΔVをマイコン7が検出し
てトランジスタ6をOFFして充電を停止する。 【0039】充電を継続する際のトランジスタ6のスイ
ッチング状態は、2次電池1が未接続状態とは逆に、O
N時を長くとり、OFF時を短くして端子電圧を検出し
ている。スイッチングのON時の長さは、例えば9ミリ
秒で、OFF時の長さは、19ミリ秒に設定してある。
充電をしていないときは、ON時の時間とOFF時の時
間は逆に設定してある。 【0040】次に実施例3について、図4に基づき説明
をする。 【0041】本実施例も上述した実施例同様、同一部分
については同一符号を付して説明を省略する。 【0042】9は、トランジスタ6のエミッタ、コレク
タ間に接続された通常充電用抵抗器で、前記トランジス
タ6がOFFされているときに電源部3からの電流はこ
の通電充電用抵抗器9を介して流れることになる。 【0043】次に、本実施例の動作について、図5に基
づき説明をする。図5(A)はトランジスタ6の動作状
態、図5(B)は端子電圧の変化を示す。 【0044】充電器本体2に電源が投入されると、上述
する実施例と同様、図5(A)に示す如く、マイコン7
からトランジスタ6のベースに所定時間だけ信号出力さ
れ、図5(B)に示す如く、この時の端子電圧の変化が
マイコン7に入力され、2次電池1の接続状態を検出す
る。接続されていない場合は負荷開放時の電圧VOが検
出され、2次電池1が接続されたことがマイコン7に入
力される端子電圧によって検出されると、所定の電圧V
1になるまでトランジスタ6はOFFの状態を継続し、
通常充電用抵抗器9を介して小電流が2次電池1に流
れ、徐々に充電を行う通常充電が行われる。そして、端
子電圧が所定値V1に達したことをマイコン7が検知す
ると、トランジスタ6をONして急速充電を開始する。 【0045】急速充電を継続していき、前述の実施例の
様に満充電になると、電池電圧がピークになったあと降
下し、この電圧降下分ΔVをマイコン7が検出してトラ
ンジスタ6をOFFし、急速充電を停止し、その後通常
充電用抵抗器9を介して小電流を流し、押し込み充電、
即ちトリクル充電を行う。この時の表示用LED5によ
る表示は、充電完了時と同じ消灯している。 【0046】トランジスタ6のON−OFFは、前述す
る実施例同様、トランジスタ6がONの時は少しのOF
F時間をとり、ON時、OFF時の端子電圧を検出して
2次電池1の接続状態を検出している。トランジスタ6
がOFFの時はその逆である。 【0047】次に実施例4について、図6に基づき説明
をする。 【0048】本実施例も上述した実施例同様、同一部分
については同一符号を付して説明を省略する。尚、前述
するスイッチング素子、即ちトランジスタ6は、第1ト
ランジスタと名称を変更して説明をする。 【0049】10は、一端を第1トランジスタ6のエミッ
タ側に接続した通常充電用抵抗器で、該通常充電用抵抗
器10の他端は第2スイッチング素子、即ち第2トランジ
スタ11のエミッタ側を接続してあり、第2トランジスタ
11のコレクタを第1トランジスタ6のコレクタと接続し
ている。そして、第2トランジスタ11のベースはマイコ
ン7に接続してあり、マイコン7からの出力によって第
2トランジスタ11をON−OFFするようになってい
る。 【0050】次に、動作について図7に基づき説明をす
る。図7(A)は第2トランジスタ11の動作状態、図7
(B)は第1トランジスタ6の動作状態、図7(C)は
端子電圧の変化を示している。 【0051】充電器本体2に電源が投入されると、マイ
コン7から第2トランジスタ11のベースに所定時間だけ
信号出力され(図7中A点)、この時のON時とOFF
時の端子電圧の変化をマイコン7に入力して、2次電池
1の接続状態を検出する。図7中B点で、2次電池1が
接続されたことがマイコン7で検出されると、端子電圧
が所定の電圧V1になるまで第1トランジスタ6はOF
Fの状態を継続し、第2トランジスタ11のみをONする
ことで小電流で充電を開始する(図7中C点)。時間が
経過し、図7中D点で端子電圧が所定値V1に達したこ
とをマイコン7が検知すると、第2トランジスタ11をO
FFすると同時に第1トランジスタ6をONして急速充
電を開始する。急速充電を継続していくと、前述の実施
例の様に、満充電になると端子電圧がピークになったあ
と降下し、この電圧降下ΔVをマイコン7が検出して第
1トランジスタ6をOFFすることで急速充電を停止
し、第2トランジスタ11をONして通常充電用抵抗器10
を介して電流を流し、押し込み充電、即ちトリクル充電
を行う(図7中E点)。トリクル充電の時間は、マイコ
ン7にあらかじめメモリした設定時間でおこなう。時間
が経過すると第2トランジスタ11をOFFし、充電を終
了する(図7中F点)。本実施例では、第1トランジス
タ6がONの時は第2トランジスタ11をOFFするよう
にしたが、第2トランジスタ11は常にONしても構わな
い。 【0052】次に実施例5について、2次電池1の構成
について図8(A)に基づき説明をする。 充電器につ
いては、上述する第4実施例と同様のものを用いること
ができるので説明を省略する。 【0053】12は、2次電池1近傍に設けられ、2次電
池1の温度が高いとOFFし、低いとONするサーモス
タットで、該サーモスタット12は2次電池1のプラス端
子側に直列に接続されている。サーモスタット12は、例
えば60度でOFFするものを使用する。 【0054】13は、前記サーモスタット12と充電側の端
子との間に接続されたダイオードで、該ダイオード13は
前記充電器本体2に2次電池1を接続したときの逆流防
止のために設けてある。 【0055】14は、前記サーモスタット12とダイオード
13とを直列接続した部分に並列に接続された電圧検出用
抵抗器である。 【0056】また、2次電池1のA、B端子は充電器に
接続される充電用端子、C、D端子は使用時に機器に接
続する出力端子である。 【0057】次に動作について説明をする。 【0058】60度以下の状態、即ち通常の温度状態の
2次電池1を充電器本体2に接続した場合、サーモスタ
ット12はONになっているため、図7と同様、所定の電
圧V1になるまでは通常充電用抵抗器10によって小電流
で通常充電が行われる。所定の電圧になると第2トラン
ジスタ11のONから第1トランジスタ6のONへと切り
替わり、急速充電が行われる。そしてこの時、電圧降下
ΔVがあったときに満充電であることを検出して急速充
電を停止し、第1トランジスタ6から第2トランジスタ
11へのONに切り替わり、小電流によるトリクル充電を
行う。この場合、ΔVの電圧降下を検出して急速充電か
らトリクル充電に切り換えたが、他の切り換えのタイミ
ングとして、急速充電を始めて所定時間が経過したと
き、またサーモスタット12がOFFになった時に切り換
わるようになっている。 【0059】次に、60度以上の2次電池1が接続され
た場合について説明をすると、温度が高いためサーモス
タット12はOFFの状態で接続される。この時、2次電
池1の電圧はサーモスタット12と並列に接続された電圧
検出用抵抗器14を介して流れることになるので、電圧検
出用抵抗器14による分圧が端子電圧として検出されるこ
とになる。この場合、2次電池1は温度が高いため、充
電不適な状態であるので充電電流は流さないが、端子電
圧によって2次電池1が接続されているという検出がで
きる。 【0060】2次電池1の温度が高い場合でも、低い場
合でも、接続しないときの端子電圧は、第2トランジス
タ11がONのときは充電器の出力電圧、OFFのときは
0ボルトになるので、接続されていないことが判断でき
る。 【0061】以上のように、サーモスタット12とダイオ
ード13との直列接続に対して電圧検出用抵抗14が並列接
続してあるが、これは充電器側で常に2次電池1の電圧
が検出できるように設けてある。即ち、サーモスタット
12がOFFの状態においても端子電圧を検出することが
できる。 【0062】以上の状態の2次電池1の充電状態の表示
について説明すると、2次電池1の温度が低いとき、即
ちサーモスタット12がONの時は、接続されると表示用
LED5を常時点灯させる。また、未接続のときは表示
用LED5は消灯させている。また、2次電池1の温度
が高いとき、即ちサーモスタット12がOFFのとき、未
接続のときは表示用LED5は消灯する。しかしながら
接続すると、接続しているが温度が高いため、低くなる
まで充電開始を待機するので、表示用LED5を点滅さ
せて使用者に充電の待機が行われていることを知らせ
る。 【0063】次に充電が行われ、満充電状態になると表
示用LED5をOFFし、マイコン7に内蔵されたタイ
マーによって所定時間、トリクル充電される。 【0064】その他の2次電池1の回路構成について、
図8(B)、図8(C)に示す。 【0065】図8(B)は、サーモスタット12を2次電
池1に接続し、サーモスタット12と並列に電圧検出用抵
抗14を接続している。また、図8(C)は、サーモスタ
ット12とダイオード13とが直列接続してあり、それぞれ
に電圧検出用抵抗14が接続されている。図8(B)、
(C)共に、図8(A)と同様の効果があり、電圧検出
用抵抗14を接続することでサーモスタット12のOFF時
にも電池電圧が端子で検出できるようになっている。 【0066】以上のように、トランジスタ6をON−O
FFした時のON時、OFF時の端子電圧を検出し、端
子電圧値に応じて充電制御、例えば通電を開始するか終
了するかを制御したり、検出電圧に応じて通電時間を設
定したり、通電状態を表示手段に表示したりするマイコ
ン7を設けたので、2次電池1側の構成が電池のみでよ
く、構成が簡単になると共に、2次電池1の接続状態を
検出するために特別な端子を設けることがなく、2つの
端子でよく、構成が簡単で、安価になる。 【0067】更に、トランジスタ6のコレクタ端子とエ
ミッタ端子間に通常充電用抵抗器9を接続し、端子電圧
値に応じてトランジスタ6をON−OFF制御するマイ
コン7を設けたので、電圧の低すぎる2次電池1が接続
された場合、最初は徐々に通常充電を行い、所定電圧に
なると急速充電を行うので、電池をいためることない。
また、満充電後もトリクル充電を行うので、十分な充電
が行える。 【0068】そして、第1トランジスタ6のコレクタ端
子とエミッタ端子間に、エミッタ端子に通常充電用抵抗
器10を接続した第2トランジスタ11を接続し、第2トラ
ンジスタ11をON−OFFした時のON時、OFF時の
端子間の検出電圧に応じて第1トランジスタ6と第2ト
ランジスタ11をスイッチングするマイコン7を設けたの
で、電圧の低すぎる2次電池1が接続された場合、最初
は通常充電用抵抗器10によって徐々に通常充電を行い、
所定電圧になると急速充電を行うので、電池をいためる
ことない。 【0069】更に、端子電圧が所定電圧になるまでと、
満充電を検出した後に、第2トランジスタ11のみをON
するマイコン7を設けたので、2次電池1の電圧が低す
ぎる時は通常充電、満充電後にはトリクル充電を、通常
充電用抵抗器10による小電流で充電を行うので、2次電
池1をいためること無く、十分な充電が行える。 【0070】そして、端子電圧を検出する際の第1トラ
ンジスタ6、或いは第2トランジスタ11のON−OFF
時間は、充電時には第1トランジスタ6、或いは第2ト
ランジスタ11のOFF時間をON時間より短く、充電を
しないときには第1トランジスタ6、或いは第2トラン
ジスタ11のON時間をOFF時間より短くしたので、充
電開始後の端子電圧の検出において、充電中は第1トラ
ンジスタ6のON状態を長くして充電に近い状態を維持
しながら端子電圧も検出する。充電をしていない状態で
は、第1トランジスタ6のOFF時間を長くすることで
充電していない状態に近い状態を維持しながら端子電圧
を検出する。 【0071】また、2次電池1の温度によって開閉する
サーモスタット12を充電端子側に接続し、サーモスタッ
ト12と並列に電圧検出用抵抗器14を接続した2次電池1
を充電器本体2に接続するので、高温でサーモスタット
12がOFFの状態の2次電池1を接続しても2次電池1
の電圧を端子電圧で検出することができ、接続状態と温
度を把握して充電を開始することができるので、充電に
適さない状態で充電を行うことがなく、2次電池1の寿
命を縮めることがない。 【0072】そして、通電状態を表示する表示用LED
5を設け、端子電圧の検出値に応じて表示内容を異なら
せるようにしたので、充電状態や充電停止状態のみなら
ず、2次電池1が高温の場合、2次電池1の温度が下が
るまで、使用者に充電開始待機中であることを知らせる
ことができる。 【0073】 【発明の効果】本発明は、所定の特性で出力する電源部
と、該電源部と2次電池を接続する端子との間に接続さ
れた第1スイッチング素子とを備え、前記第1スイッチ
ング素子のON時、OFF時の端子電圧を検出し、端子
電圧値に応じて充電制御を行う制御回路を設けたことを
特徴とするので、2次電池側の構成が電池のみでよく、
構成が簡単になると共に、2次電池の接続状態を検出す
るために特別な端子を設けることがなく、2つの端子で
よく、構成が簡単で、安価になる等の効果を奏する。 【0074】また、第1スイッチング素子の入力端子と
出力端子間に、出力端子に抵抗器を接続した第2スイッ
チング素子を接続し、第2スイッチング素子をON−O
FFし、それぞれの時の端子間の検出電圧に応じて充電
制御を行う制御回路を設けたことを特徴とするので、電
圧の低すぎる2次電池が接続された場合、最初は抵抗器
によって徐々に通常充電を行い、所定電圧になると急速
充電を行うので、電池をいためることない等の効果を奏
する。 【0075】そして、端子電圧を検出する際の第1スイ
ッチング素子、或いは第2スイッチング素子のON−O
FF時間は、充電時には第1スイッチング素子、或いは
第2スイッチング素子のOFF時間をON時間より短
く、充電をしないときには第1スイッチング素子、或い
は第2スイッチング素子のON時間をOFF時間より短
くしたので、充電開始後の端子電圧の検出において、充
電中は第1スイッチング素子のON状態を長くして充電
に近い状態を維持しながら端子電圧も検出することがで
きる。また、充電をしていない状態では、第1スイッチ
ング素子のOFF時間を長くすることで充電していない
状態に近い状態を維持しながら端子電圧を検出すること
ができる。 【0076】 【0077】 【0078】 【0079】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例を示す制御回路ブロック図
である。 【図2】同第2実施例を示す制御回路のブロック図であ
る。 【図3】同第1実施例と第2実施例の動作を示すタイム
チャートである。 【図4】同第3実施例を示す制御回路のブロック図であ
る。 【図5】同第3実施例の動作を示すタイムチャートであ
る。 【図6】同第4実施例を示す制御回路のブロック図であ
る。 【図7】同第4実施例の動作を示すタイムチャートであ
る。 【図8】同第5実施例を示す2次電池の回路である。 【図9】本発明の従来技術を示す制御回路のブロック図
である。 【図10】本発明の従来技術を示す制御回路のブロック
図である。 【符号の説明】 3 電源部 1 2次電池 6 スイッチング素子(トランジスタ) 7 制御回路(マイコン) 9 抵抗器(通常充電用抵抗器) 5 表示手段(表示用LED) 10 抵抗器(通常充電用抵抗器) 11 第2スイッチング素子(第2トランジス
タ) 12 サーモスタット 14 抵抗器(電圧検出用抵抗器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−269132(JP,A) 特開 平4−193034(JP,A) 特開 昭62−250830(JP,A) 特開 平4−325837(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/00 - 7/10 H01M 10/44

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 所定の特性で出力する電源部と、該電源
    部と2次電池を接続する端子との間に接続された第1
    イッチング素子とを備え、前記第1スイッチング素子の
    ON時、OFF時の端子電圧を検出し、端子電圧値に応
    じて充電制御を行う制御回路を設け、前記第1スイッチ
    ング素子の入力端子と出力端子間に、抵抗器を直列に接
    続した第2スイッチング素子を接続し、前記制御回路
    は、第1スイッチング素子をOFF時に第2スイッチン
    グ素子をON−OFFし、ON時、OFF時の端子間の
    検出電圧に応じて充電制御し、前記端子電圧を検出する
    際の第1スイッチング素子、或いは第2スイッチング素
    子のON−OFF時間は、充電時には第1スイッチング
    素子、或いは第2スイッチング素子のOFF時間をON
    時間より短く、充電をしないときには第1スイッチング
    素子、或いは第2スイッチング素子のON時間をOFF
    時間より短くしたことを特徴とする充電器。
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