JP3432978B2 - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和機の室
外ユニットに関し、特に、室外ユニット内に配置される
熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の室外ユニットとし
て、例えば特開平6−313587号公報に開示してい
るものがある。この室外ユニットの背面及び両側面には
空気吸込口を形成しており、上面には空気吹出口を形成
している。この空気吸込口の内側には室外熱交換器を配
置しており、室外ユニット内に収納している圧縮機、四
方弁、電磁弁、冷媒調節器等の機器と配管で連結して冷
凍回路の一部を構成している。そして空気調和機の運転
中は空気吸込口に対向して配設されたファンによって、
空気吸込口から外気を吸い込んで室外熱交換器に通風し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に室外熱交換器
は、室外ユニットの出力に応じて大きさ及び形状などを
設計する。そして例えば同じシリーズの室外ユニット
は、室外ユニットの出力が10馬力と8馬力のように異
なる場合でも、室外ユニット自体の大きさや形状は同じ
ものを用いている。一般に熱交換器の能力は、プレート
フィンや配管の太さが同じ場合には、表面積によって決
まる。そして同じ室外ユニットを利用した場合には、空
気吸込口の高さ方向の長さが同じになるため、能力の違
いは幅方向の長さで調節することになる。
【0004】図9は10馬力の室外ユニット100の内
部の熱交換器101の配置関係を示す横断面図であり、
図10は8馬力の室外ユニット110の内部の熱交換器
111の配置関係を示す横断面図であり、図11は6馬
力の室外ユニット120の内部の熱交換器121の配置
関係を示す横断面図である。熱交換器101、111、
121は表面積が同じ2つの熱交換部を2層に並べて構
成されており、2つの熱交換部は片端で冷媒吸込管及び
冷媒集合管に連結されている。
【0005】そして10馬力の場合は冷媒回路中の冷媒
量も多いため、熱交換器101は室外ユニット100の
背面及び両側面全体に配設され、空気吸込口103も背
面及び両側面全体に形成されている。そして前面は板金
102によって閉じられている。また8馬力の場合、熱
交換器111の長さは10馬力の熱交換器101の8割
で済むため、10馬力の熱交換器101よりも短くな
る。そのため、熱交換器111は1側面及び背面の全体
と1側面の一部に配設され、熱交換器110のない部分
は板金112をしている。そして空気吸込口113も1
0馬力の場合よりも小さくなる。また6馬力の場合、熱
交換器121の長さは室外ユニット120の背面と1つ
の側面に配設され、熱交換器120のない1側面は板金
122していた。そして空気吸込口123も8馬力の場
合よりも小さくなる。
【0006】このため、例えば8馬力や6馬力のように
短い熱交換器の場合は、熱交換器が配設されない部分に
板金を設ける必要があり、室外ユニットの価格が高くな
っていた。また実際にビルなどに室外ユニットを設置す
る場合、複数の出力の異なる室外ユニットを並べて配置
することが多い。このとき空気吸込口の大きさの異なる
室外ユニットを並べると、外観も余りよくなかった。
【0007】そこでこの発明は、安価で、複数台並べて
も外観のいい室外ユニットを提案することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、箱体の背面及び両側面に空気吸
込口を形成し、空気吸込口に沿って配設された熱交換器
を備えた空気調和機の室外ユニットである。そして熱交
換器は、空気吸込口全面に亘って設けられた第1熱交換
部と、第1熱交換部の内側に配設され且つ室外ユニット
の出力に応じて大きさを調整した第2熱交換部で構成さ
れている。
【0009】また請求項2の発明は、室外ユニットの背
面及び両側面全体に亘って空気吸込口を形成している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0011】図1は室外ユニットの上面図であり、図2
は室外ユニットの正面図であり、図3は室外ユニットの
背面図であり、図4は室外ユニットの側面図である。1
は室外ユニットの本体を構成する箱体であり、四方に柱
1aを有し、前面に取り外し可能な前面パネル2を取り
付けている。この前面パネル2は通常は取り付けられて
いるが、室外ユニットのメンテナンスなどの時に取り外
して前面を開口する。3は上面に配設されたファンガー
ドであり、その内側は空気吹出口4になっている。5は
背面及び両側面全体に亘って形成された空気吸込口であ
り、空気吸込口5には保護ネット6が掛けられている。
空気吸込口5の内側には後述する熱交換器7が配設され
ており、空気吸込口5から吸い込まれる外気と熱交換を
行う。
【0012】図5は前面パネル2を取り外した室外ユニ
ットの正面図であり、図6はこの室外ユニットの内部構
造を示す横断面図である。なお、この室外ユニットの出
力は10馬力である。8はファンガード3の内側に配設
されたファンであり、空気調和機の運転中はファン8を
駆動させて空気吸込口5から外気を吸い込んでいる。9
は能力可変型の圧縮機であり、10は定速型の圧縮機で
あり、収納庫11内に収納されている。圧縮機9、10
は接続する室内ユニットの要求能力に応じて出力を変え
ることができ、10馬力まで対応することができる。収
納庫11の前面は開口しており、前面パネル2によって
閉塞される。そして圧縮機9、10から発生する熱や騒
音、振動などが外部に漏れるのを低減している。また、
収納庫11の下部には室外ユニット内の空気を収納庫9
内に導く通風口が形成されており、運転中は収納庫9内
に導いた空気によって高温になる圧縮機9、10を冷却
している。室外ユニットには四方弁12、アキュムレー
タ13、オイルセパレータ14、ストレーナ15、ディ
ストロビュータ16が収納されており、各機器は配管に
よって圧縮機9、10や熱交換器7と連通して冷媒回路
の一部を構成し、バルブ17を介して室内ユニットと連
結している。
【0013】18は収納庫11内に設けられた電装パネ
ルであり、圧縮機9、10よりも前面側に取り付けられ
ている。電装パネル18には端子19、コンデンサ2
0、集中回路基板21等が取り付けられており、室外ユ
ニット内の各機器と電気配線によって接続されている。
【0014】熱交換器7は、空気吸込口5側に配置され
る第1熱交換部7aと第1熱交換部7aの内側に配置さ
れる第2熱交換部7bによって構成されている。第1及
び第2熱交換部7a、7bは、複数の挿入孔を有するプ
レートフィンを複数枚重ね、挿入孔に配管を通してい
る。そして配管の一端は隣の配管とUベンド22によっ
て接続され、反対側の一端はディストロビュータ16若
しくは集合管23と接続している。そして冷媒はディス
トロビュータ16を経て第2熱交換部7bの配管を通過
し、Uベンド22で隣の配管に移り再び第2熱交換部7
bを通過する。その後、Uベンド22によって第1熱交
換部7aの配管に移り、第1熱交換部7aを往復して集
合管23に流入する。
【0015】第1熱交換部7aは空気吸込口5全面に亘
って設けられており、空気吸込口5よりも若干大きくな
っている。つまり、第1熱交換部7aは空気吸込口5の
大きさに応じて、その大きさを設計している。この実施
の形態では、第1熱交換部7aが空気吸込口5よりも若
干大きくなっているが、空気吸込口5と同じ大きさでも
構わない。第2熱交換部7bは室外ユニットの総出力に
応じた大きさであり、室外ユニットの総出力に対し必要
な熱交換器7の表面積のうち、第1熱交換部7aで補え
ない分の表面積を有している。この実施の形態の場合、
室外ユニットが10馬力のときは第1熱交換部7aと第
2熱交換部7bは同じ表面積である。
【0016】図7は8馬力の室外ユニットの内部構造を
示す横断面図であり、図8は6馬力の室外ユニットの内
部構造を示す横断面図でる。図7及び図8は、第2熱交
換部以外の 構成及び符号が図6の室外ユニットと同じ
である。8馬力の室外ユニットの熱交換器7は、第1熱
交換器7aは10馬力の室外ユニットの場合と同じ大き
さであり、空気吸込口5と同じ大きさである。そして第
2熱交換器7cの大きさは第1熱交換部7aで補えない
分の表面積を有しており、10馬力の第2熱交換部7b
の6割の大きさである。また6馬力のときも第1熱交換
部7aは10馬力のときと同じ大きさであり、その分第
2熱交換部7dが小さくなっている。そのため6馬力の
第2熱交換部7dは10馬力の第2熱交換部7bの2割
の大きさになっている。
【0017】このため、室外ユニットの空気吸込口5が
室外ユニットの出力に関係なく同じ大きさにすることが
でき、出力の異なる室外ユニットを並べたときでも、外
観が統一できて見栄えがよくなる。また、空気吸込口5
をできるだけ大きくすることができるため、外装の板金
部分を少なくすることができ、室外ユニットのコストダ
ウンになる。さらに、たとえ8馬力や6馬力のように出
力の小さな室外ユニットでも空気吸込口が大きくできる
ため、室外ユニット内に多くの空気を吸い込むことがで
き、圧縮機など発熱部分の冷却効果が上がり、運転能力
が向上する。
【0018】
【発明の効果】この請求項1の発明によれば、空気吸込
口の大きさを室外ユニットの出力に関係なく統一できる
ので、異なる種類の室外ユニットの外観を統一でき、並
べて配設したときに見栄えがよくなる。
【0019】また請求項2の発明によれば、室外ユニッ
トの3面に空気吸込口を形成することができ、空気吸込
口を大きくすることができる。そのため、外装の板金部
分を少なくすることができ、コストダウンになる。さら
に、室外ユニット内に吸い込まれる空気の量を多くする
ことができるので、室外ユニットに収納された機器の冷
却効果が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の室外ユニットの上面図である。
【図2】 この発明の室外ユニットの正面図である。
【図3】 この発明の室外ユニットの背面図である。
【図4】 この発明の室外ユニットの側面図である。
【図5】 この発明の前面パネルを取り外した室外ユニ
ットの正面図である。
【図6】 この発明の10馬力の室外ユニットの内部構
造を示す横断面図である。
【図7】 この発明の8馬力の室外ユニットの内部構造
を示す横断面図である。
【図8】 この発明の6馬力の室外ユニットの内部構造
を示す横断面図である。
【図9】 従来の10馬力の室外ユニットの内部の熱
交換器の配置関係を示す横断面図である。
【図10】 従来の8馬力の室外ユニットの内部の熱交
換器の配置関係を示す横断面図である。
【図11】 従来の6馬力の室外ユニットの内部の熱交
換器の配置関係を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 箱体 5 空気吸込口 8 保護ネット 7 熱交換器 7a 第1熱交換器 7b 第2熱交換器 7c 第2熱交換器 7d 第2熱交換器 23 集合管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椎名 孝夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−331180(JP,A) 特開 平7−305867(JP,A) 特開 平6−313587(JP,A) 特開 平7−27370(JP,A) 実開 平4−70925(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体の背面及び側面に形成された空気吸
    込口と、空気吸込口に沿って箱体内に配置された熱交換
    器とを備えた空気調和機の室外ユニットにおいて、前記
    熱交換器は、空気吸込口全面に亘って設けられた第一熱
    交換部と、第一熱交換部の内側に配置され、且つ室外ユ
    ニットの総出力に応じた大きさの第二熱交換部によって
    構成されることを特徴とする空気調和機の室外ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記空気吸込口が背面及び両側面の全体
    に亘って形成されたことを特徴とする請求項1記載の空
    気調和機の室外ユニット。
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