JP3086540B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3086540B2
JP3086540B2 JP04203881A JP20388192A JP3086540B2 JP 3086540 B2 JP3086540 B2 JP 3086540B2 JP 04203881 A JP04203881 A JP 04203881A JP 20388192 A JP20388192 A JP 20388192A JP 3086540 B2 JP3086540 B2 JP 3086540B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空調冷凍サイクルを
形成するために、サービスバルブを介して複数の室内機
を配管接続する構成の室外側の空気調和機(以下「室外
側の空気調和機」を「室外機」と略称する)に関する。
【0002】
【従来の技術】筺体の内部を仕切板で上下に区画した空
気調和機は、実公昭58ー44302号に記載されたも
のがあり、この公報に記載の空気調和機は、上部の室に
は熱交換器を配置し、下部の室には圧縮機を配置したも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したような空気調
和機では一般的に機械室側に圧縮機等の運転を制御する
ための電気部品が設けられており、電気部品の設置スペ
ースが機械室の横に必要となって、空気調和機の筐体が
横に拡がる原因の一つとなっていた。筐体が横に拡がる
と、設置スペースが大きくなるためベランダ等に設置さ
れた場合、邪魔になり易い。
【0004】この発明は、機器の構成が複雑化しても、
設置スペースを小さく保てる室外機を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、空調冷凍サ
イクルを形成するために、サービスバルブを介して複数
の室内機を配管接続する構成の室外側の空気調和機(室
外機)において、この室外機の筐体を偏平で縦長の略直
方体の形状とし、筐体の内部を仕切板で上下に区画した
上部の室に熱交換器及びこの熱交換器に空気を導入する
送風機を内蔵して熱交換室とし、同じく下部の室に圧縮
、アキュムレータ、ストレーナ等の冷凍機部品及び室
内側の熱交換器を接続するためのサービスバルブ等を
して機械室とするとともに、前記熱交換室にはその上
部から側部にわたって、空気調和機の運転を制御する
気部品を配置した電装室とし、電気部品が配置された筐
体の側部と同じ側の機械室の側部には室内熱交換器と機
械室内の圧縮機等の機器とを配管接続し制御するための
サービスバルブや冷媒流量調節用の電動膨張弁等を配置
し、かつ、これらの機器の配された機械室の側部と電気
部品が配置された熱交換室の側部との間には、機械室の
電気機器と電装室の電気部品とを接続する端子を有する
中継基板を設けたものである。
【0006】
【作用】この空気調和機では、電気部品が熱交換室の上
部から側部にわたって配置されているので、電気部品の
設置スペースが横に拡がりにくい。しかも、電気部品が
熱交換室の側部にわたって配置されているので、機械室
と電気部品との距離を近接させ、これらを筐体の側部の
中継基板を用いて簡便に接続することができる。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1ないし図3において、1は5台の室内機までを
接続することのできる室外機で、図に示すように、横幅
や奥行きよりも高さが大きい偏平で縦長の略直方体の
状であって、その高さは約1100mm[ベランダより
突出しない高さ]である。
【0008】この空気調和機1の筐体は、略平板状の底
板2と、前面板3と、右側のバルブ台〔支持板〕4や中
継基板5を覆う右側板6と、電装板7を覆う右上の側板
8と、背面がわ側板9aと左側板9bとが一体に形成さ
れた背面板9と、天板10とで構成されている。11は
前面板3に取付けられるファンガード、9cは背面がわ
側板9aや左側板9bに形成された吸込口である。
【0009】12は筐体の上部に形成された電装室で、
空気調和機1内の機器の運転を制御するための電気部品
13が配置されている。14はこの電装室の下に設けら
れた熱交換室で、背面板9に沿った略L字状の熱交換器
15やこの熱交換器に空気を導入するためのプロペラフ
ァン16やこのファンの駆動用ファンモータの取付台1
7や電気部品の放熱用のヒートシンク13aが配置され
ている。18は熱交換室14の下に設けられた機械室
で、圧縮機19やアキュームレータ20や冷媒分配用の
電磁弁21a,21b,21c,21d,21eや太管
側サービスバルブ22a,22b,22c,22d,2
2eや細管側サービス23a,23b,23c,23
d,23eや冷媒流量の調整用電動膨張弁24a,24
b〔他の弁24c,24d,24eは図7参照〕が配置
されている。尚、熱交換室14は機械室18と仕切板2
5で区切られていると共に、この熱交換室と側部には電
装室12からの配線と機械室18からの配線とを接続す
る中継基板5が配置されている。
【0010】尚、図2には都合により背面板9を2つ描
いているが、実際には1つしかないものである。
【0011】図4において、30は後述する電動膨張弁
からの配線が接続される端子で、上下に5つ並んでい
る。31は電磁弁21a〜21eからの配線が接続され
る端子で、同様に上下に5つ並んでいる。32は室内機
とつながれている信号線が接続される端子で、上下に5
つ並んでいる。33は電源からの配線が接続される端
子、34は中継基板5に配置されたヒューズである。
尚、図示していないが端子31,30は電装室12の電
気部品13と接続されている。また、電気部品13と端
子31とをつなぐ5本の配線の夫々は同一の長さに設定
され、電気部品13と端子33とをつなぐ5本の配線の
夫々は同一の長さに設定され、端子31と電磁弁21a
〜21eとをつなぐ5本の配線の夫々は同一に設定さ
れ、端子30と電動膨張弁24a〜24eとをつなぐ5
本の配線の夫々は同一に設定されている。13bは圧縮
機用コンデンサである。
【0012】尚、電気部品13は図4に示すように熱交
換室14の上方から側部にわたって配置されている。
【0013】図5及び図6において、35は転倒防止具
であり、2つの金具36,37から構成されている。金
具36には、建物等に固定される固定部36aと、この
固定部に設けられたねじ孔36bと、長さ調整用の調整
部36cと、この調整部に設けられた長孔36dと、引
掛部36eとが形成されている。他方の金具37には、
筐体に固定される固定部37aと、この固定部に設けら
れたねじ孔37bと、調整部37cと、スライド孔37
dと、このスライド孔の固定部側に設けられた取付部3
7eとねじ孔37fが形成されている。そして、引掛部
36eは取付部37eのみ通過し、スライド孔37dに
は引掛部36eが引掛かるようになっている。38は金
具36,37同志を組付けるねじである。
【0014】図7において、40はマフラー、41はス
トレーナー、42はモジュレータ、43はメインの電動
膨張弁、21a〜21eは電磁弁、24a〜24eは冷
媒流量調整用の電動膨張弁、44a〜44eは室内熱交
換器、45はマフラーである。
【0015】このように構成された空気調和機1では、
その圧縮機19が能力可変型であるため、しかも、室内
機が複数接続されるマルチ型であるため、電気部品13
もこれに応じて非常に多くなる。この空気調和機1では
電気部品13を熱交換室14の上部から側にわたって
配置したので、従来の室外機では死空間となっていた熱
交換室の上部、上隅部、側部の空間を有効に利用し、
気部品がその他の場所に配置されていた室外機に比べて
電気部品13の設置スペースが拡がる原因となりにく
く、筐体の横方向の大きさの増大を抑えることができ、
また、筐体の上隅部には放熱用のヒートシンクを配して
電気部品の冷却をしている等、室外機の電気部品の放熱
冷却も増大することができるものである。また、電気部
品13は熱交換室14の上部から側部わたって配置
機械室18電磁弁や電動膨張弁等の電気機器とこれ
らの電気機器を制御する電装室の電気部品13との距離
近接させることができるので、これらを接続する配線
作業はほとんど増大することはない。
【0016】また、この空気調和機1では特に中継基板
5を配置し、この中継基板に電気部品13につながれた
配線や、電磁弁21a〜21eや電動膨張弁24a〜2
4eにつながれた配線を接続するようにしたので、電気
部品13に接続する配線の接続作業と、電磁弁21a〜
21eや電動膨張弁24a〜24eに接続する配線の接
続作業とを別々に且つ同時に行うことができる。しか
も、近接する5本の配線の長さを揃え、且つ、最後にこ
れらの配線を中継基板5に接続するようにしたので、こ
れらの組立て作業を容易にすることができる。
【0017】更にまた、この空気調和機1は筺体が縦長
形状であって、転倒し易いため、転倒防止金具35でベ
ランダ壁面等に固定されるものである。
【0018】そして、この空気調和機1では、もし仮に
ねじ38が外れた場合は、前方側あるいは後方側に倒れ
易いものであるが、後方側には金具38が空気調和機1
に当たったり壁に当たったりするために、倒れてしまう
ことはない。また前方側へ倒れようとしても、スライド
孔37dに引掛部36eが引掛かって金具36,37同
志が外れないから、空気調和機1が倒れて損傷すること
も防止されている。
【0019】また、この空気調和機1では大口径のファ
ン16を1つ備えているので、必要風量を確保するに
も、小口径のファンを複数備えているもの比べて低速回
転で良く、騒音を低減できると共に、小口径のファンを
複数備えているものに比べて重量を軽減することができ
る。
【0020】また、側板6でバルブ台4や中継基板5の
端子32を覆っているので、この側板6を1枚取外せば
室内機との配管接続作業や配線接続作業を行えるから、
これらの作業を容易にすることができる。
【0021】
【発明の効果】この発明は、空調冷凍サイクルを形成す
るために、サービスバルブを介して複数の室内機を配管
接続する構成の室外側の空気調和機(室外機)におい
て、この室外機の筐体を偏平で縦長の略直方体の形状と
し、筐体の内部を仕切板で上下に区画した上部の室に熱
交換器及びこの熱交換器に空気を導入する送風機を内蔵
して熱交換室とし、同じく下部の室に圧縮機、アキュム
レータ、ストレーナ等の冷凍機部品及び室内側の熱交換
器を接続するためのサービスバルブ等を内蔵して機械室
とするとともに、前記熱交換室にはその上部から側部に
わたって、空気調和機の運転を制御する電気部品を配置
した電装室とし、電気部品が配置された筐体の側部と同
じ側の機械室の側部には室内熱交換器と機械室内の圧縮
機等の機器とを配管接続し制御するためのサービスバル
ブや冷媒流量調節用の電動膨張弁等を配置し、かつ、こ
れらの機器の配された機械室の側部と電気部品が配置さ
れた熱交換室の側部との間には、機械室の電気機器と電
装室の電気部品とを接続する端子を有する中継基板を設
けているので、電気部品を室外機の筐体の上部と側部に
配置して電気部品による設置スペースによって筐体が
方向に拡がるのを防ぎ、室外機の設置スペースを小さく
保つことができる。しかも、電気部品は筐体の側部にま
で配置され、電装室の一部にしているので、筐体の上方
に電装室を形成しても、機械室の電気機器と電装室の
気部品との距離を増大するおそれは少なく、また、電装
室と機械室との間の筐体の側部には、中継基板を設けて
いるので、これらをつなぐ配線の接続作業はほとんど増
大しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す空気調和機の斜視図
である。
【図2】同空気調和機の外側板を外した状態を示す斜視
図である。
【図3】同空気調和機の一部切欠き斜視図である。
【図4】同空気調和機の要部拡大斜視図である。
【図5】同空気調和機の転倒防止具の分解斜視図であ
る。
【図6】同空気調和機の転倒防止具の組み付け方を示す
斜視図である。
【図7】同空気調和機の冷媒回路図である。
【符号の説明】
1 空気調和機 13 電気部品 14 熱交換室 15 熱交換器 18 機械室 19 圧縮機 25 仕切板
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−106338(JP,A) 特開 昭61−101775(JP,A) 特開 平2−106636(JP,A) 実公 昭58−44302(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調冷凍サイクルを形成するために、サ
    ービスバルブを介して複数の室内機を配管接続する構成
    の室外側の空気調和機(室外機)において、この室外機
    の筐体を偏平で縦長の略直方体の形状とし、筐体の内部
    を仕切板で上下に区画した上部の室に熱交換器及びこの
    熱交換器に空気を導入する送風機を内蔵して熱交換室と
    し、同じく下部の室に圧縮機、アキュムレータ、ストレ
    ーナ等の冷凍機部品及び室内側の熱交換器を接続するた
    めのサービスバルブ等を内蔵して機械室とするととも
    に、前記熱交換室にはその上部から側部にわたって、
    気調和機の運転を制御する電気部品を配置した電装室と
    し、電気部品が配置された筐体の側部と同じ側の機械室
    の側部には室内熱交換器と機械室内の圧縮機等の機器と
    を配管接続し制御するためのサービスバルブや冷媒流量
    調節用の電動膨張弁等を配置し、かつ、これらの機器の
    配された機械室の側部と電気部品が配置された熱交換室
    の側部との間には、機械室の電気機器と電装室の電気部
    品とを接続する端子を有する中継基板を設けていること
    を特徴とする空気調和機。
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